JPH02203196A - ヒートパイプの製造方法 - Google Patents

ヒートパイプの製造方法

Info

Publication number
JPH02203196A
JPH02203196A JP1022527A JP2252789A JPH02203196A JP H02203196 A JPH02203196 A JP H02203196A JP 1022527 A JP1022527 A JP 1022527A JP 2252789 A JP2252789 A JP 2252789A JP H02203196 A JPH02203196 A JP H02203196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
heat pipe
tube
liquid
lot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1022527A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0754236B2 (ja
Inventor
Masahiko Sasaki
正彦 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
OCC Co Ltd
O C C CO Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
OCC Co Ltd
O C C CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, OCC Co Ltd, O C C CO Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP1022527A priority Critical patent/JPH0754236B2/ja
Publication of JPH02203196A publication Critical patent/JPH02203196A/ja
Publication of JPH0754236B2 publication Critical patent/JPH0754236B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体輸送用のウィックを構成する極く狭い通
路を有するヒートパイプを効率的に製造する方法に関し
、更に詳しくは、正確な通路を管状体の軸方向に長く形
成することによって液体の輸送距離が増加されたヒート
パイプを製造する方法を提供するものである。
〔従来技術とその゛問題点〕
ヒートパイプは、パイプ中に液体の表面張力を利用した
輸送通路と蒸気の輸送通路を形成したものであり、液体
輸送用ウィックによって長距離まで液体を輸送すること
ができれば効率の良いヒートパイプを製造することが可
能である。
前記液体の輸送用ウィックの形式としてパイプの軸方向
に延長された溝を形成したものがあるが、この形式のヒ
ートパイプにおいてはウィックの溝巾を狭くすればする
程、表面張力による液体の輸送量及び輸送距離が増加す
ることになるので、溝巾の狭いウィックを製造すること
が望まれている。
現在製造されているヒートパイプは、アルミニウムや黄
銅等の軟質の金属を押出しプレスによってその内面に狭
い溝部を形成する押出しプレス法と、機械加工によって
パイプの内面に狭い溝を形成する切削法や引抜き法があ
る。
しかし、押出しプレス法においては、口金にパイプの内
部に溝部を形成するための多数の薄い突起部に対して流
動化した金属の高い圧力を受けるために、これに十分に
抵抗する必要があり、余り薄い突起部を形成することが
できない。
従って、従来の押出しプレス法は溝部の巾を液体通路に
適した極細に狭くすることが困難なために液体の輸送効
率の良いヒートパイプを製造することが困難である。ま
た、引抜き法も口金部分に押出しプレス法と同様な問題
点がある。
更に押出しプレスによるヒートパイプの製造方法は、金
型の構造上の問題から、長いヒートパイプの製造には適
さないものである。また、引抜き法は薄いバイブに引張
力を作用させる関係で前記方法と同様に長いヒートパイ
プを製造するのには適さないものである。
一方、機械加工の場合には溝部を切削する刃物の長さに
大きな制限を受けるために、長いヒートパイプを製造す
ることが困難であると共に、繊細な溝部を有するものを
製造することは実質的に困難である。
前記技術とは別に、比較的長いヒートパイプを製造する
方法として、金属バイブの内部に金属製のフェルト状の
含液性のものを充填する方法が提案されている。しかし
、小径のバイブの内部にフェルト状物を充填する際には
、内部までフェルト状物を押込む圧力が伝達されないた
めに極めて困難な作業を伴い、この方法もヒートパイプ
にも長さに制限があり、余り長いものは製造することが
できないと言う問題があった。
また、無理にフェルト状物をバイブの内部に押込むと充
填密度が変化する上に、特に最も力が作用する入口部に
おいては必要以上に充填密度が増加してヒートパイプと
しての機能を著しく低下させると言う問題がある。
本発明は、従来から採用されている前記押出法、機械加
工法、引抜き法及び充填法の問題点を一挙に解消する方
法を提供するものであって、加熱鋳型式連続鋳造方法を
採用することによって繊細な溝部を連続的に形成し、液
体の輸送効率に優れた、ヒートパイプを連続的に、しか
も効率的に製造する方法を提供することを目的とする。
〔課題の解決するための手段〕
前記目的を達成するための本発明は、内部に多数のフィ
ンを長さ方向に形成した管状体を加熱鋳型式鋳造法によ
って鋳造する工程と、前記管状体のフィンを隣りのフィ
ンに接近するように倒してフィンの間に狭い通゛路を形
成する工程からなるヒートパイプの製造方法である。
〔作゛用〕
連続鋳造によって内部にフィンを有するバイブを製造し
た後、このフィンを互いにその先端部が接触ないしは接
近するように倒すことによって繊細な液体の通路を形成
することができるので、かなり長く、効率の良いヒート
パイプを製造することができる。
〔実 施 例〕
次に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は加熱鋳型式連続鋳造装置の概略図であって、こ
の鋳造装置は、例えば特開昭58−97463号公報に
よって提案されている。
この鋳造装置は、断熱材1により被覆されたタンプッシ
ュ2の一方に融解管3を設け、底部に外型4と中子5か
らなる加熱鋳型6が設けられている。
前記装置において、例えば銅やアルミニウムあるいは黄
銅等の金属素材7を融解管3内においてヒーター8によ
り溶融して溶湯9としてタンプッシュ2内に貯え、この
溶湯9を中子5と外型4との間から連続して引出装置1
0により引出すとともに冷却ノズル11から冷却水を噴
出させて冷却しながら引出して金属管12を連続して製
造するものである。
第2図は加熱鋳型6の1例を示すもので、外型4は円筒
状で上部に段部15を有し、この段部15に中子5の支
持部16を支持させ、胴部17の周囲に多数の突、起部
18(フィンの間の溝部を形成する部分)を突出して設
けている。
第3図は前記鋳造装置によって得られた金属管12(ヒ
ートパイプの素材)の1例を示す断面図であって、管状
部12aの内部に多数のフィン12bを一方向に傾斜し
て突出させ、このフィン12bの先端部に空間部12c
を形成している。また、フィン12bの間には狭い巾の
溝部12dが形成されている。
前記構造の金属管12、即ちヒートパイプの素材は加熱
鋳型式鋳造法によって連続的に鋳造されるがこれを所定
の寸法、例えば500■に切断される。
そして前記空間部12c内に棒状の成形体をフィン12
bが倒れている方向に回転させながら圧入すること、あ
るいは所定の直径のボールを貫通させることによってこ
のフィン12bに変形を与える。このように加工して製
造したヒートパイプHを第4図に示すが、フィン12b
は一方向に倒れてその先端部は隣りのフィン12bの側
面に接触している。この構造になると溝部12dは第3
図に示したようにフィン12bの先端が開口した状態か
ら閉鎖されて閉鎖溝部12eとなる。
前記のように閉鎖溝部12eが形成されると金属管12
の内部に封入される液体、(例えば水、アルコール等)
の毛細管現象によって一方より他方に移動が可能となる
前記のように加熱鋳型式連続鋳造方法によって鋳造され
、所定の寸法に切断され、そしてフィン12bを加工さ
れた金属管12は一方の端部が閉鎖され、その内部に液
体が充填され、そして内部を真空にし、他端部が閉鎖さ
れることによってヒートパイプが製造される。
前記のように構成されたヒートパイプは閉鎖溝部12e
が液体の通路(ウィック)となり、そしてこの閉鎖溝部
12eで囲まれた空間部12cが無気の通路となる。
第5図は別の形式のヒートパイプHの一部の断面を示す
もので、(a)図はフィン12bの先端部に太肉部12
gを形成して閉鎖溝部12eが必要以上に潰れるのを防
止したものである。
℃)図はフィン12bの先端部に太肉部12gを形成し
、更にこのフィン12bの中間部に技部12hを突出さ
せたものである。このように技部12hを形成すること
によって液体の通路を複数個に分けて設けることができ
る。
〔発明の効果〕
加熱鋳型式鋳造方法は、従来の方法のように溶湯の表面
より冷却する方法ではなく、溶湯の横断面方向に冷却し
て鋳造品を製造する方法であり、繊細な鋳造品を製造す
ることが可能である。
本発明は、この特性を利用して管状部の内部に多数の繊
細なフィンを突出させた金属管を製造してこれをヒート
パイプの素材とし、前記フィンを倒すように変形させて
2枚のフィンの間に閉鎖溝部を形成し、この溝部を液体
の通路、即ちウィックとしたものである。
従って、鋳造工程において薄い多数のフィンをその軸方
向に有する正確な寸法の金属管を連続的に製造すること
が可能となる。
そしてこのフィンを変形させることによって正確な閉鎖
溝部を形成することができ、液体の通過性に優れた閉鎖
溝部を有するヒートパイプを製造することが可能となる
鋳造法によって特殊断面形状の金属管を製造する方法は
、プレス法、引抜き法に比較して高精度で微細なフィン
を有する小径の金属管(ヒートパイプ素材)を製造する
ことができる。
例えば、プレス法によって得られた金属管のフィンは互
いに非接触状態で溝部が開口されているので、ヒートパ
イプのウィックとしての液体の輸送効率が低いものしか
できなかった。特に、フィンの高さと厚さはヒートパイ
プの機能を発揮させる上に重要であるが、押出プレス法
では金属の流動性と金型と金型との摩擦抵抗等が起因し
てフィンの厚さと同程度の高さのフィンしか製造するこ
とができなかった。
しかし、本発明によれば前記と同様な外径を有する金属
管であればフィンの高さが従来の方法によって得られた
ものよりも長く、1.2 mmで厚さが0.3 mta
ものを連続的に製造することが可能である。しかし、こ
のようにして管状部の内部に突出して形成されたフィン
は、単に機械的に倒すように加工するのみで閉鎖溝部を
形成することができるのに極めて加工性に優れている。
また、中子は繊細な突起部を有するものの製作が可能で
ある。具体的には、ヒートパイプの閉鎖溝部の巾をミク
ロンオーダーとすることが可能となる。
このことは、従来の方法では別置製造することができな
い、長く、薄いフィンを高密度に配置した金属管の製造
が可能であり、このフィンを加工して液体の輸送通路を
形成するようにしたので、液体の輸送量、輸送距離がと
もに増大された、高い液体の輸送効率を有するヒートパ
イプを高効率で製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は加熱
鋳型式連続鋳造方法の概略説明図、第2図は加熱鋳型の
1例を示す断面図である。 第3図は前記加熱鋳型によって製造される金属管(ヒー
トパイプの素材)の断面図、第4図は本発明によって得
られたヒートパイプの断面図である。 第5図(a)、 (b)は金属管の内部に設けたフィン
の他の断面形状を示す要部断面図である。 1・・・断熱材 3・・・融解管 5・・・中子 7・・・金属素材 9・・・溶湯 11・・・冷却ノズル 12a・・・管状部 12c・・・空間部 12e・・・閉鎖溝部 12h・・・技部 15・・・段部 17・・・胴部 2・・・タンプッシュ 4・・・外型 6・・・加熱鋳型 8・・・ヒータ 10・・・引取装置 12・・・金属管 12b・・・フィン 12d・・・溝部 12g・・・太肉部 16・・・支持部 18・・・突起部。 代理人 弁理士  小 川 信 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部に多数のフィンを長さ方向に形成した管状体を加熱
    鋳型式鋳造法によって鋳造する工程と、該フィンを隣り
    のフィンに接近するように倒してフィンの間に狭い通路
    を形成する工程とからなるヒートパイプの製造方法。
JP1022527A 1989-02-02 1989-02-02 ヒートパイプの製造方法 Expired - Lifetime JPH0754236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1022527A JPH0754236B2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 ヒートパイプの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1022527A JPH0754236B2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 ヒートパイプの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02203196A true JPH02203196A (ja) 1990-08-13
JPH0754236B2 JPH0754236B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=12085266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1022527A Expired - Lifetime JPH0754236B2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 ヒートパイプの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0754236B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168326A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Furukawa Electric Co Ltd:The 金属細線、ウイック構造体およびそれを用いたヒートパイプ
CN102353290A (zh) * 2011-08-10 2012-02-15 中电联大(大连)照明有限公司 一种具有散热片的沟槽式热管

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5897463A (ja) * 1981-12-02 1983-06-09 Atsumi Ono 金属管の連続鋳造法
JPH01203894A (ja) * 1988-02-09 1989-08-16 Hitachi Cable Ltd ヒートパイプ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5897463A (ja) * 1981-12-02 1983-06-09 Atsumi Ono 金属管の連続鋳造法
JPH01203894A (ja) * 1988-02-09 1989-08-16 Hitachi Cable Ltd ヒートパイプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168326A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Furukawa Electric Co Ltd:The 金属細線、ウイック構造体およびそれを用いたヒートパイプ
CN102353290A (zh) * 2011-08-10 2012-02-15 中电联大(大连)照明有限公司 一种具有散热片的沟槽式热管

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0754236B2 (ja) 1995-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101961747B (zh) 热胀成形装置
US7069760B2 (en) Device and method for manufacturing a curved metal tube or rod
NO892807D0 (no) Fremstilling av tixotrope metall-produkter ved kontinuerlig stoeping.
JPH02203196A (ja) ヒートパイプの製造方法
EP1437300A1 (en) System for embossing carrier tape and method for producing carrier tape
KR920002387B1 (ko) 관형 또는 원주형 제품을 사출성형하기 위한 금형 및 그것을 사용하여 얻은 성형품
JP7116769B2 (ja) ヒートパイプを用いた冷却装置の製造方法
KR101496500B1 (ko) 히터, 수지 성형 장치, 수지 성형 방법, 및 수지 성형체
JP2004082141A (ja) 中空段付軸の製造方法及びその装置
TWI250913B (en) Method of manufacturing heat pipes
US4052189A (en) Apparatus for inhibiting checks and cracks in the moil or yoke area of tv funnels
KR20030036161A (ko) 열처리용 장치 및 방법
JP5103772B2 (ja) 光学レンズ射出成形用金型
US7232307B2 (en) Internally heated nozzle for close cavity spacing injection molding applications
KR100329659B1 (ko) 파이프식 연속기공의 윅 구조를 형성한 히트파이프의제조방법
JP5809529B2 (ja) 焼結ヒートパイプの製造方法
JPH0339892A (ja) ヒートパイプ
JPS5756117A (en) Manufacturing method and apparatus for double inner butted pipe
JPH10137880A (ja) Uベンドの製造方法及び製造装置
KR920005945B1 (ko) 라이터용 가스유출밸브의 t형 부재관 제조방법
JPH06293528A (ja) ガラスレンズ成形装置の型内加熱冷却装置
JP2723139B2 (ja) 光学素子の成形方法及び成形装置
SU1632598A1 (ru) Способ изготовлени полых деталей с внутренним фланцем
JPS59174244A (ja) 中空ラツク軸の製造方法及びそれを実施するための装置
CN114506041A (zh) 筒状产品用注塑模具及筒状产品注塑成型工艺