JPH02202371A - スイツチング素子への電流供給バランス方法 - Google Patents
スイツチング素子への電流供給バランス方法Info
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- JPH02202371A JPH02202371A JP1017768A JP1776889A JPH02202371A JP H02202371 A JPH02202371 A JP H02202371A JP 1017768 A JP1017768 A JP 1017768A JP 1776889 A JP1776889 A JP 1776889A JP H02202371 A JPH02202371 A JP H02202371A
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- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract 1
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000005496 tempering Methods 0.000 description 1
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- Inverter Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば部材の焼入れ,焼戻等用高周波誘導加
熱電源として使用されるフルブリッジインバータに関し
、詳しくは各アームを並列する複数のスイッチング素子
で構成するとともに、ハーフブリッジを複数のモジュー
ルタイプ回路,即ち各アームのスイッチング素子どおし
を直列接続して一体化したモジュールやスイッチング素
子どおしを直列接続した回路で構成する場合を対象とし
た、スイッチング素子の電流供給バランス方法に関する
。
熱電源として使用されるフルブリッジインバータに関し
、詳しくは各アームを並列する複数のスイッチング素子
で構成するとともに、ハーフブリッジを複数のモジュー
ルタイプ回路,即ち各アームのスイッチング素子どおし
を直列接続して一体化したモジュールやスイッチング素
子どおしを直列接続した回路で構成する場合を対象とし
た、スイッチング素子の電流供給バランス方法に関する
。
(従来の技術)
各種形式のインバータでは、アームに複数のスイッチン
グ素子(以下単に素子と云う)を並列させる場合には、
素子の電流分布のバランスを確保するための方策として
、従来から直流給電源から負荷までの配線インダクタン
スが一定となるように等距離配線9機械的対称配置等の
措置を講じている。
グ素子(以下単に素子と云う)を並列させる場合には、
素子の電流分布のバランスを確保するための方策として
、従来から直流給電源から負荷までの配線インダクタン
スが一定となるように等距離配線9機械的対称配置等の
措置を講じている。
(従来技術に存する問題点)
各アームそれぞれを単数の素子で構成する比較的小出力
のフルブリッジインバータの需要は多(、当該場合のハ
ーフブリッジ用として2個の素子を直列接続して一体化
したモジュールが使用の便利さから賞用されるので、大
量に市販され、従って廉価でもある。
のフルブリッジインバータの需要は多(、当該場合のハ
ーフブリッジ用として2個の素子を直列接続して一体化
したモジュールが使用の便利さから賞用されるので、大
量に市販され、従って廉価でもある。
然し乍ら、大出力を得るためには各アームそれぞれに複
数の素子を並列させなければならない。
数の素子を並列させなければならない。
かかる場合に、複数のモジュールを並列させてハーフブ
リッジを形成すると、当該モジュールの一体化形状に起
因して上述従来の等距離配線1機械的対称配置等の措置
をとることが極めて困難であり、電流分布のバランスが
崩れやすい。その理由を以下に述べる。
リッジを形成すると、当該モジュールの一体化形状に起
因して上述従来の等距離配線1機械的対称配置等の措置
をとることが極めて困難であり、電流分布のバランスが
崩れやすい。その理由を以下に述べる。
まず、この種フルブリッジインバータの基本回路を1例
えば素子としてトランジスタを用いた場合として第1図
に示す。
えば素子としてトランジスタを用いた場合として第1図
に示す。
同図において、A−Dそれぞれは負荷Loにフルブリッ
ジ接続されたアーム、Sat〜Sa3は並列してアーム
Aを、Sbl〜Sb3は並列してアームBを、SCI〜
Sc3は並列してアームCを、またSdl〜Sd3は並
列してアームDをそれぞれ構成する素子であり、公知の
如くアームA内の素子5al−3a3およびアームD内
の素子Sdl〜Sd3の同時導通と、アームC内の素子
Scl〜Sc3およびアームB内の素子sbt〜Sb3
の同時導通とを交互に繰り返すことにより、直流電源電
流を負荷Loへ交流出力する。
ジ接続されたアーム、Sat〜Sa3は並列してアーム
Aを、Sbl〜Sb3は並列してアームBを、SCI〜
Sc3は並列してアームCを、またSdl〜Sd3は並
列してアームDをそれぞれ構成する素子であり、公知の
如くアームA内の素子5al−3a3およびアームD内
の素子Sdl〜Sd3の同時導通と、アームC内の素子
Scl〜Sc3およびアームB内の素子sbt〜Sb3
の同時導通とを交互に繰り返すことにより、直流電源電
流を負荷Loへ交流出力する。
而して、例えば素子Salとsbiとを直列接続して一
体化したモジュール、或いは素子SatとSblとを直
列接続した回路(以下両者をあわせて単にモジュールと
称する)の複数を給電バーおよび出力バーへ接続配置す
る場合の従来法は第4図に示とおりであった。
体化したモジュール、或いは素子SatとSblとを直
列接続した回路(以下両者をあわせて単にモジュールと
称する)の複数を給電バーおよび出力バーへ接続配置す
る場合の従来法は第4図に示とおりであった。
図において、SBeおよびSBeそれぞれは図示しない
給電電源に接続する+および一給電バOBIおよびOB
2それぞれは出力バー、Loは負荷、MA 1−MA
3それぞれは一方側ハーフブリッジを構成するモジュー
ル、MDI〜MD3それぞれは他方側ハーフブリッジを
構成するモジュールである。
給電電源に接続する+および一給電バOBIおよびOB
2それぞれは出力バー、Loは負荷、MA 1−MA
3それぞれは一方側ハーフブリッジを構成するモジュー
ル、MDI〜MD3それぞれは他方側ハーフブリッジを
構成するモジュールである。
当該モジュール接続配置構成は、給電バーの直流電源側
と出力バーの負荷Lo側とを逆位置とし。
と出力バーの負荷Lo側とを逆位置とし。
かつMA側とMD側とを対称配置することによって、少
なくとも等距離配線に可及的に近づこうとしている。然
し乍ら、本発明者が本願発明を完成する過程で実施した
考察では、個々の素子を流れる電流はバランスがとれて
いるとは言い難い。以下これを説明する。
なくとも等距離配線に可及的に近づこうとしている。然
し乍ら、本発明者が本願発明を完成する過程で実施した
考察では、個々の素子を流れる電流はバランスがとれて
いるとは言い難い。以下これを説明する。
まず素子Salに着目し、当該素子Salを流れる電流
ia1が作るループは、給電バーSBe−素子5al−
出力バー0BI−負荷Lo−出力バー0B2−素子5d
l−給電バーSBeからなるループ、略してMAL−M
DIと、当該ループのうちで負荷Loからの帰還径路上
にあって経由する素子のみを異にするループ、即ち素子
Sd2経由のMAL→MD2と、素子Sd3経由のMA
1→MD3の3ループとなる。而して各モジュールを等
間隔で配置した場合、給電電源と負荷り。
ia1が作るループは、給電バーSBe−素子5al−
出力バー0BI−負荷Lo−出力バー0B2−素子5d
l−給電バーSBeからなるループ、略してMAL−M
DIと、当該ループのうちで負荷Loからの帰還径路上
にあって経由する素子のみを異にするループ、即ち素子
Sd2経由のMAL→MD2と、素子Sd3経由のMA
1→MD3の3ループとなる。而して各モジュールを等
間隔で配置した場合、給電電源と負荷り。
までの回路は必須であるので当該回路の線路インダクタ
ンスは省略するとして、素子Salの配置位置を基準と
すれば、各配置位置間の配線インダクタンスをLとして
、各ループの配線インダクタンスは M A 1− M D 1−−−−−−−− I LM
AI−M、D2−・−・−・2L MA 1−MD 3・−・−3L である。ところで、配線インダクタンスは電流径路面積
に比例するので、電流は可及的に電流径路面積が小であ
る径路を辿って流れようとする。この場合、MALを介
してMD’l、MD2およびMD3へとループを作って
流れる電流1al−*d1゜1a1−*d2およびfa
t−*d3それぞれは、電流1a1−*d1の電流値を
1とすれば、1a1−=d1=1 iat→d2−〃 ia1→d3=% となる。
ンスは省略するとして、素子Salの配置位置を基準と
すれば、各配置位置間の配線インダクタンスをLとして
、各ループの配線インダクタンスは M A 1− M D 1−−−−−−−− I LM
AI−M、D2−・−・−・2L MA 1−MD 3・−・−3L である。ところで、配線インダクタンスは電流径路面積
に比例するので、電流は可及的に電流径路面積が小であ
る径路を辿って流れようとする。この場合、MALを介
してMD’l、MD2およびMD3へとループを作って
流れる電流1al−*d1゜1a1−*d2およびfa
t−*d3それぞれは、電流1a1−*d1の電流値を
1とすれば、1a1−=d1=1 iat→d2−〃 ia1→d3=% となる。
同様にMA2が含む素子Sa2について言えば、MA
2−MD 1・−−−−−−−−2LMA 2−MD
2・−・−・−3L MA2−MD3−−一・−−−−−4L而して電流1a
1−*d1の電流値を1として、1a2−*dt=% 1a2−d2=3A ia2−+d3=% またMA2が含む素子Sa3について言えば、M A
3− M D 1−−−−−−−−−・3LMA3−M
D2・−・・−−−−−4LMA 3− M D 3−
−−−−−−−一・ 5L而して電流1a1−+d1の
電流値を1として、1a3−dl=に 1a3−+d2=% 1a3−*d3=托 となる。ここで、帰還径路側モジュールMDI〜MD3
の各素子、即ちSdl〜Sd3を流れる電流を積算する
と、 素子Sd l ; 1 +!4+3A=1.83ffi
子sd2;%十%+!4#1.08素子Sd3;に+A
十托#0.75 となり、電流分布に大きな差−−−−−−−この場合で
は略41%の差−・−・・−が見られ、かつ内側のモジ
ュールMDIに集中して電流が流れることが判る。
2−MD 1・−−−−−−−−2LMA 2−MD
2・−・−・−3L MA2−MD3−−一・−−−−−4L而して電流1a
1−*d1の電流値を1として、1a2−*dt=% 1a2−d2=3A ia2−+d3=% またMA2が含む素子Sa3について言えば、M A
3− M D 1−−−−−−−−−・3LMA3−M
D2・−・・−−−−−4LMA 3− M D 3−
−−−−−−−一・ 5L而して電流1a1−+d1の
電流値を1として、1a3−dl=に 1a3−+d2=% 1a3−*d3=托 となる。ここで、帰還径路側モジュールMDI〜MD3
の各素子、即ちSdl〜Sd3を流れる電流を積算する
と、 素子Sd l ; 1 +!4+3A=1.83ffi
子sd2;%十%+!4#1.08素子Sd3;に+A
十托#0.75 となり、電流分布に大きな差−−−−−−−この場合で
は略41%の差−・−・・−が見られ、かつ内側のモジ
ュールMDIに集中して電流が流れることが判る。
上記計算は、モジュールMA 1−MA 3を帰還径路
とする場合、即ち素子Scl〜Sc3に対する素子Sb
l〜Sb3についても当てはまることであり、かつモジ
ュール数が多ければ多い程、それぞれのループが形成す
る配線インダクタンスLの些少の相違が積算され、最も
内側に位置する素子に電流の集中が生起されるので、電
流分布のバランスを大きく崩してしまうることが明白と
なった。
とする場合、即ち素子Scl〜Sc3に対する素子Sb
l〜Sb3についても当てはまることであり、かつモジ
ュール数が多ければ多い程、それぞれのループが形成す
る配線インダクタンスLの些少の相違が積算され、最も
内側に位置する素子に電流の集中が生起されるので、電
流分布のバランスを大きく崩してしまうることが明白と
なった。
電流分布のバランスが不均一であると、電流の集中する
素子は負担増となって開放や短絡故障する。而して一個
の素子が例えば開放故障した場合、アーム内の他の素子
が故障素子の機能を肩代わりして出力電力を維持するの
で、インバータの運転は継続され、故障は発見されない
。しかし−個の素子の開放故障はアーム内の他の素子を
過負荷に追い込むこととなり、これに起因した連鎖的故
障が招来される。また−個の素子が短絡故障すれば、イ
ンバータの運転は不安定となるが、もし当該故障に気付
かずに放置すれば、故障素子が介挿された回路の加熱断
線が生じ、その結果としてアーム内の他の素子に上記同
様な連鎖的故障を招来することとなる。従っていずれの
場合でも損害の拡大は免れず、問題視されるところであ
った。
素子は負担増となって開放や短絡故障する。而して一個
の素子が例えば開放故障した場合、アーム内の他の素子
が故障素子の機能を肩代わりして出力電力を維持するの
で、インバータの運転は継続され、故障は発見されない
。しかし−個の素子の開放故障はアーム内の他の素子を
過負荷に追い込むこととなり、これに起因した連鎖的故
障が招来される。また−個の素子が短絡故障すれば、イ
ンバータの運転は不安定となるが、もし当該故障に気付
かずに放置すれば、故障素子が介挿された回路の加熱断
線が生じ、その結果としてアーム内の他の素子に上記同
様な連鎖的故障を招来することとなる。従っていずれの
場合でも損害の拡大は免れず、問題視されるところであ
った。
(発明の目的)
本発明は、フルブリッジインバータを各アームに複数の
素子を並列させ、かつハーフブリッジを複数のモジュー
ル構成とする場合に生ずる上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、電流分布のバランスを可及的に
均一化し、特定接続配置位置の素子みのが負担増となっ
て早期に故障し、かつ当該故障が引金となってアーム内
の素子が連鎖的に故障するが如き事態の発生を防止する
ことを目的とする。
素子を並列させ、かつハーフブリッジを複数のモジュー
ル構成とする場合に生ずる上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、電流分布のバランスを可及的に
均一化し、特定接続配置位置の素子みのが負担増となっ
て早期に故障し、かつ当該故障が引金となってアーム内
の素子が連鎖的に故障するが如き事態の発生を防止する
ことを目的とする。
(発明の構成)
本発明の要旨は、
(1)給電バーの給電電源側と出力バーの負荷側とを相
逆方向とするとともに、 (2)上記複数のモジュールタイプ回路を上記給電バお
よび出力バーへ接続配置するに際し2両外側から順次中
央寄りに給電電源および負荷までの回路長比が大から小
へとなる関係と、 (3)最外側を除き、相隣るものどうしの電流の向きの
いずれか一方が逆方向、他方が同方向となる関係とを共
に満足する設定とする ことを特徴とするスイッチング素子の電流供給バランス
方法にある。
逆方向とするとともに、 (2)上記複数のモジュールタイプ回路を上記給電バお
よび出力バーへ接続配置するに際し2両外側から順次中
央寄りに給電電源および負荷までの回路長比が大から小
へとなる関係と、 (3)最外側を除き、相隣るものどうしの電流の向きの
いずれか一方が逆方向、他方が同方向となる関係とを共
に満足する設定とする ことを特徴とするスイッチング素子の電流供給バランス
方法にある。
(実施例)
本発明を第2図に示す実施例に従って詳述する。
但し、本発明の原理を明瞭に示すため、図では一方向電
流回路のみを表示しである。
流回路のみを表示しである。
同図において、SBeおよびSBeそれぞれは+側およ
び一側の給電バー、OBIおよびOB2それぞれは出力
バー、Loは負荷である。而して本発明では、各モジュ
ールを給電バーSB■、SBeおよび出力バーOBI、
OB2へ接続配置するに際し、図示の如く両性側から順
次中央寄りに給電電源および負荷までの回路長比が大か
ら小へとなる関係と、最外側を除き、相隣るものどうし
の電流の向きのいずれか一方が逆方向、他方が同方向と
なる関係とを共に満足するように考慮する。
び一側の給電バー、OBIおよびOB2それぞれは出力
バー、Loは負荷である。而して本発明では、各モジュ
ールを給電バーSB■、SBeおよび出力バーOBI、
OB2へ接続配置するに際し、図示の如く両性側から順
次中央寄りに給電電源および負荷までの回路長比が大か
ら小へとなる関係と、最外側を除き、相隣るものどうし
の電流の向きのいずれか一方が逆方向、他方が同方向と
なる関係とを共に満足するように考慮する。
これを個々のモジュールごとに以下説明する。
モジュールMAI、MA4それぞれは8個のモジュール
中で給電電源および負荷LOまでの回路長比が最大であ
る。
中で給電電源および負荷LOまでの回路長比が最大であ
る。
モジュールMDI、MD4それぞれは回路長比が上記M
AL、MA4よりやや小であり、またMDIについて言
えば相隣る一方のMALとは電流の向きが逆方向、後述
する他方のMD2とは電流の向きが同方向、MD4につ
いて言えば相隣る一方のMA4とは電流の向きが逆方向
、l&述する他方のMD3とは電流の向きが同方向で、
上記二つの関係を共に満足している。
AL、MA4よりやや小であり、またMDIについて言
えば相隣る一方のMALとは電流の向きが逆方向、後述
する他方のMD2とは電流の向きが同方向、MD4につ
いて言えば相隣る一方のMA4とは電流の向きが逆方向
、l&述する他方のMD3とは電流の向きが同方向で、
上記二つの関係を共に満足している。
モジュールMD2.MD3それぞれは回路長比が上記M
DI、MD4より小であり、またMD2について言えば
相隣る一方のMDIとは電流の向きが同方向、後述する
他方のMA2とは電流の向きが逆方向、MD3について
言えば相隣る一方のMA4とは電流の向きが同方向、後
述する他方のMA3とは電流の向きが逆方向で、上記二
つの関係を共に満足している。
DI、MD4より小であり、またMD2について言えば
相隣る一方のMDIとは電流の向きが同方向、後述する
他方のMA2とは電流の向きが逆方向、MD3について
言えば相隣る一方のMA4とは電流の向きが同方向、後
述する他方のMA3とは電流の向きが逆方向で、上記二
つの関係を共に満足している。
モジュールMA2.MA3それぞれは回路長比が上記M
D2.MD3より小であり、またMA2について言えば
相隣る一方のMD2とは電流の向きが逆方向、他方のM
A3とは電流の向きが同方向、M A 3について言え
ば相隣る一方のMA2とは電流の向きが同方向2他方の
MD3とは電流の向きが逆方向で、上記二つの関係を共
に満足している。
D2.MD3より小であり、またMA2について言えば
相隣る一方のMD2とは電流の向きが逆方向、他方のM
A3とは電流の向きが同方向、M A 3について言え
ば相隣る一方のMA2とは電流の向きが同方向2他方の
MD3とは電流の向きが逆方向で、上記二つの関係を共
に満足している。
而して、−見すると乱雑な配置と見えるものの、モジュ
ールMAL〜MA4で一方側ハーフブリッジが、またM
DI〜MD4で他方側ハーフブリッジが構成される。
ールMAL〜MA4で一方側ハーフブリッジが、またM
DI〜MD4で他方側ハーフブリッジが構成される。
上記実施例のモジュール接続配置における電流分布を、
前掲従来例を考察した場合同様に、各モジュールは等間
隔配置であり、間隔ごとの線路インダクタンスをLとし
、かつ給電電源および負荷Loまでの線路インダクタン
スは省略することとして以下に示す。
前掲従来例を考察した場合同様に、各モジュールは等間
隔配置であり、間隔ごとの線路インダクタンスをLとし
、かつ給電電源および負荷Loまでの線路インダクタン
スは省略することとして以下に示す。
素子Salを含むモジュールMAIをとおる電流ia1
が作る各ループの配線インダクタンスはMA 1−MD
1−・−−−−−−I LMA 1−MD 2・・−
一−−−−21−MA 1−MD 3・−−−−−5L MA 1−MD 4−・−・−6L である。前述の如く配線インダクタンスは電流径路面積
に比例し、従って電流は可及的に電流径路面積が小であ
る径路を辿ることとなり、MALを介してMDIへ流れ
る電流1a1−+dtの電流値を1とすれば、 1al−+dl=1 ia1→d2−V2 ial−+d3二托 ial→d4=% となる。
が作る各ループの配線インダクタンスはMA 1−MD
1−・−−−−−−I LMA 1−MD 2・・−
一−−−−21−MA 1−MD 3・−−−−−5L MA 1−MD 4−・−・−6L である。前述の如く配線インダクタンスは電流径路面積
に比例し、従って電流は可及的に電流径路面積が小であ
る径路を辿ることとなり、MALを介してMDIへ流れ
る電流1a1−+dtの電流値を1とすれば、 1al−+dl=1 ia1→d2−V2 ial−+d3二托 ial→d4=% となる。
同様にモジュールMA2が含む素子Sa2について言え
ば、 M A 2− M D I−−−−−−−2LMA2−
MD2−・−−−一−−−・ILM A 2−M D
3−−−−2 LM A 2− M D 4−−−−−
−−−・3L而して電′E、、1a1−d1の電流値を
1として、1a2−=dt=% 1a2−+d2=1 ia2−*da=!4 ia2→d4=に またモジュールMA3が含む素子Sa3について言えば
、 MA 3−MD 1・−−−−−−−−3LMA 3−
MD 2・・−−−−一・−2LM A 3− M D
3−−−−−−−−− I LM A 3− M D
4−−−−−−−−−・2L而して電流1a1−>d
lの電流値を1として、ia3→dl=% 1aa−−d2=% 1a3−da=1 ia3→d4=!4 またモジュールMA4が含む素子Sa4について言えば
、 MA 4−MD 1−・−6L MA4−MD:L−−・−−−−−5LMA 4−MD
3−・−・・−2L MA4−MD4−・−・・・IL 而して電流1a1−dlの電流値を1として、ia4→
dl=% ia4→42=托 1a4−+d3 =H ia4−*d4 =1 となる。ここで、帰還径路側モジュールMD1〜MD4
の各素子、即ちSdl〜Sd4を流れる積算電流値を求
めると、 素子Sd1;1+!4+%+3A # 2. OO素子
Sd2 ;%+1+%+34=2.20素子Sd3 ;
3’++!4+1+%#2.20素子S d 3 ;
% 十% 十% +1 #2−00となり、電流分布に
些少の差はあるものの、従来に比べて遥かに僅少−・一
実施例の場合10%となる。
ば、 M A 2− M D I−−−−−−−2LMA2−
MD2−・−−−一−−−・ILM A 2−M D
3−−−−2 LM A 2− M D 4−−−−−
−−−・3L而して電′E、、1a1−d1の電流値を
1として、1a2−=dt=% 1a2−+d2=1 ia2−*da=!4 ia2→d4=に またモジュールMA3が含む素子Sa3について言えば
、 MA 3−MD 1・−−−−−−−−3LMA 3−
MD 2・・−−−−一・−2LM A 3− M D
3−−−−−−−−− I LM A 3− M D
4−−−−−−−−−・2L而して電流1a1−>d
lの電流値を1として、ia3→dl=% 1aa−−d2=% 1a3−da=1 ia3→d4=!4 またモジュールMA4が含む素子Sa4について言えば
、 MA 4−MD 1−・−6L MA4−MD:L−−・−−−−−5LMA 4−MD
3−・−・・−2L MA4−MD4−・−・・・IL 而して電流1a1−dlの電流値を1として、ia4→
dl=% ia4→42=托 1a4−+d3 =H ia4−*d4 =1 となる。ここで、帰還径路側モジュールMD1〜MD4
の各素子、即ちSdl〜Sd4を流れる積算電流値を求
めると、 素子Sd1;1+!4+%+3A # 2. OO素子
Sd2 ;%+1+%+34=2.20素子Sd3 ;
3’++!4+1+%#2.20素子S d 3 ;
% 十% 十% +1 #2−00となり、電流分布に
些少の差はあるものの、従来に比べて遥かに僅少−・一
実施例の場合10%となる。
このことは図示しないモジュールMAL〜MA4が帰還
径路側となる場合の各素子、即ちSbl〜Sb4につい
ても全く同様である。
径路側となる場合の各素子、即ちSbl〜Sb4につい
ても全く同様である。
(応用例)
上記実施例では、各アームに4個の並列する素子を用い
た場合であるが、さらに多くの素子で各アームを構成す
る場合にも、モジュールに前述の関係を維持させつつ接
続配置すればよい。
た場合であるが、さらに多くの素子で各アームを構成す
る場合にも、モジュールに前述の関係を維持させつつ接
続配置すればよい。
特に多数のモジュールを使用する場合には、これを2群
に分け、それぞれの群を出力バーの両側から接続配置す
る第3図の如き構成をとる。
に分け、それぞれの群を出力バーの両側から接続配置す
る第3図の如き構成をとる。
図は12個のモジュールMAL〜MD6を用いた場合で
あるが、5B1e)、SB2■はSBeを分岐させた十
給電バー、5B1e、5B2eはSBeを分岐させたー
給電バー、OBI、OB2は出力バー、MAI〜MA6
は一方側ハーフブリッジを、MDI−MD6は他方側ハ
ーフブリッジを構成する。この場合、使用するモジュー
ル数の如何に拘わらず半分割すればよい。分割した一方
の群に属するモジュールn個を給電バーSBI■。
あるが、5B1e)、SB2■はSBeを分岐させた十
給電バー、5B1e、5B2eはSBeを分岐させたー
給電バー、OBI、OB2は出力バー、MAI〜MA6
は一方側ハーフブリッジを、MDI−MD6は他方側ハ
ーフブリッジを構成する。この場合、使用するモジュー
ル数の如何に拘わらず半分割すればよい。分割した一方
の群に属するモジュールn個を給電バーSBI■。
SBI、eOBlおよびOB2に接続配置する場合、ま
た他方の群に属するモジュールn個を給電バー5B2e
、5B2e、OBIおよびOB2に接続配置する場合に
は、それぞれ上記実施例で説明したと同様に、両性側か
ら順次中央寄りに給電電源および負荷Loまでの回路長
比が大から小へとなる関係と、最外側を除き、相隣るも
のどうしの電流の向きのいずれか一方が逆方向、他方が
同方向となる関係とを共に満足する設定とされる。
た他方の群に属するモジュールn個を給電バー5B2e
、5B2e、OBIおよびOB2に接続配置する場合に
は、それぞれ上記実施例で説明したと同様に、両性側か
ら順次中央寄りに給電電源および負荷Loまでの回路長
比が大から小へとなる関係と、最外側を除き、相隣るも
のどうしの電流の向きのいずれか一方が逆方向、他方が
同方向となる関係とを共に満足する設定とされる。
(発明の作用)
本発明は、各アームに多数のスイッチング素子を並列さ
せる場合であっても、スイッチング素子の電流分布のバ
ランスを可及的に均一化する作用がある。
せる場合であっても、スイッチング素子の電流分布のバ
ランスを可及的に均一化する作用がある。
(発明の効果)
本発明によれば、各スイッチング素子を流れる電流は従
来に比し飛躍的に均一化されるので、従来の如き特定配
置位置の素子みのが負担増となって早期に故障し、かつ
当該故障が号令となってアム内素子が連鎖的に故障する
事態の発生が確実に防止され、これによりインバータを
長期にわたり安定して運転することが可能となるので、
了される効果は甚大である。
来に比し飛躍的に均一化されるので、従来の如き特定配
置位置の素子みのが負担増となって早期に故障し、かつ
当該故障が号令となってアム内素子が連鎖的に故障する
事態の発生が確実に防止され、これによりインバータを
長期にわたり安定して運転することが可能となるので、
了される効果は甚大である。
第1図は本発明が対象として例示するフルブリッジイン
バータの基本回路図、第2図は本発明方法の一実施例接
続配置回路図、第3図は本発明方法の一応用例接続配置
回路図、第4図は従来方法による接続配置回路図である
。
バータの基本回路図、第2図は本発明方法の一実施例接
続配置回路図、第3図は本発明方法の一応用例接続配置
回路図、第4図は従来方法による接続配置回路図である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)フルブリッジインバータとして、各アームに複数の
スイッチング素子を並列させ、かつハーフブリッジを両
アームのスイッチング素子どおしを直列接続してなる複
数のモジュールタイプ回路で構成する場合において、給
電バーの給電電源側と出力バーの負荷側とを相逆方向と
するとともに、上記複数のモジュールタイプ回路を上記
給電バーおよび出力バーへ接続配置するに際し、両外側
から順次中央寄りに給電電源および負荷までの回路長比
が大から小へとなる関係と、最外側を除き、相隣るもの
どうしの電流の向きのいずれか一方が逆方向、他方が同
方向となる関係とを共に満足する設定としたことを特徴
とするスイッチング素子への電流供給バランス方法。 2)モジュールタイプ回路が2個のスイッチング素子を
直列接続して一体化してなるモジュール、または2個の
スイッチング素子を直列接続した回路である請求項1記
載のスイッチング素子への電流供給バランス方法。 3)出力バーに複数のモジュールタイプ回路が含まれる
2群を振り分け対応させ、それぞれの群ごとに設けられ
る給電バーおよび上記出力バーに群内複数モジュールタ
イプ回路を接続配置する場合に適用される請求項1記載
のスイッチング素子への電流供給バランス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1017768A JP2816692B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | スイツチング素子への電流供給バランス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1017768A JP2816692B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | スイツチング素子への電流供給バランス方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02202371A true JPH02202371A (ja) | 1990-08-10 |
JP2816692B2 JP2816692B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=11952894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1017768A Expired - Fee Related JP2816692B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | スイツチング素子への電流供給バランス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2816692B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013027257A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | インバータ装置および画像診断装置 |
JP6251838B1 (ja) * | 2017-09-11 | 2017-12-20 | 高周波熱錬株式会社 | 出力電流合成装置及び電力供給装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019201510A (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1017768A patent/JP2816692B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013027257A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | インバータ装置および画像診断装置 |
JP6251838B1 (ja) * | 2017-09-11 | 2017-12-20 | 高周波熱錬株式会社 | 出力電流合成装置及び電力供給装置 |
TWI642266B (zh) * | 2017-09-11 | 2018-11-21 | 日商高周波熱錬股份有限公司 | 輸出電流合成裝置及電力供給裝置 |
JP2019050682A (ja) * | 2017-09-11 | 2019-03-28 | 高周波熱錬株式会社 | 出力電流合成装置及び電力供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2816692B2 (ja) | 1998-10-27 |
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