JPH0220176Y2 - - Google Patents

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JPH0220176Y2
JPH0220176Y2 JP4669385U JP4669385U JPH0220176Y2 JP H0220176 Y2 JPH0220176 Y2 JP H0220176Y2 JP 4669385 U JP4669385 U JP 4669385U JP 4669385 U JP4669385 U JP 4669385U JP H0220176 Y2 JPH0220176 Y2 JP H0220176Y2
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JP
Japan
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hair
wig
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bottle
attached
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JP4669385U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、日本髪かつらを結い上げる際に、
びん、前髪、たぼを容易に形成するための用具に
関するものである。
(従来の技術と問題点) 日本髪かつらを結いあげる際に、びん、前髪、
たぼを形成するため、髪に膨らみを持たせたり、
形を調えるため、髪の下に、髪の毛などを束ねた
かもじを使用し、その上に、髪を被せてびん等を
形成する。
しかし、かつらに多量の髪を必要とするため、
かつらが重くなるうえ、びん等を形成するには、
高度の熟練と長時間を要していた。又、かもじを
使用するため、形が崩れるなどの不都合があつ
た。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案は、面接着テープなどの係着部
材に、髪飾りの柄を挿着可能な、人髪、人髪状繊
維、又はシート或いは布でなる基材を取付けると
ともに、基材に、びん、前髪、たぼ等の形状を保
持可能に、糊又は接着剤でなる固定層を設けたも
のである。
これによつて、かつら本体側に取付けた係着部
材へ、形成用具側の係着部材を着脱自在に係着し
て、かつらの髪を被せるだけで容易に日本髪かつ
らのびん、前髪、たぼを形成することを目的とす
る。
以下、図示する実施例に基づいて、この考案を
詳説する。
(実施例の構成) まず、人髪(或いは人髪状の合成樹脂繊維)を
用いたびん形成用具A1について説明する。
第1図、第2図に於いて、1は基材で、人髪の
方向をそろえて薄く並べたうえ、端部は面接着テ
ープの係着部材2に縫い付けられている。基材1
に補強糸を縫い付けてもよい。
3は固定層で、基材1の裏面に、かつらの髪
や、前髪形成用具、たぼ形成用具など他の形成用
具とともに結われる部分を除き、基材の裏面に塗
布することにより形成された合成樹脂糊の固定層
で、基材1をびんの立体的形状に保持するもので
ある。固定層3は、髪油に耐性があり、かつ耐久
性のあるシリコン樹脂糊が望ましいが、同様の性
質を有する他の糊、接着剤を用いることは任意で
ある。
形成用具の形状は、かつらに使用される部分に
より、適宜形成される。例えば、第3図の実施例
は前髪用形成用具A2を、又、第4図はたぼ形成
用具A3を示すものである。
なお、基材1として、髪飾りの柄を挿着できる
ものであれば、軟質合成樹脂シート、布などを用
いることも可能である。
さらに、図示しないが、基材1の補強と、髪、
着用者の顔に合わせて基材を成形するため、基材
1、或いは係着部材2などの適宜個所に、可塑性
を有する材質のアルミ、合成樹脂製の板、針金等
を縫い付け或いは接着してもよい。
(作用) かつらBには、髪11が植え付け又は貼り付け
られているが、形成用具を取付ける部分、及び形
成用具に覆われる部分には、この髪11は取付け
る必要がない。形成用具を覆う髪だけを取付けて
おけばよい。そして形成用具を取付けるべき部分
の上に、接着剤により面接着テープの係着部材1
2を貼り付けておく。
そこで、第5図のように、びん形成用具A1
係着部材2を、かつらB側の係着部材12へ係着
し、びん形成用具をかつらBに取付ける。さら
に、前髪形成用具A2、たぼ形成用具A3をかつら
Bの所定部分に係着する。
基材1には、固定層3が設けられているため、
びん等の一定の形状を保持することができるの
で、髪11を「なかねり」と呼ばれる接着油を用
い、第6図に示すように薄く被せて粘着させるだ
けで、びんB1、前髪B2、たぼB3を形成できる
(第7図)。固定層3により、基材には復元力があ
り、したがつて、髪の成形が極めて容易である。
かつらルミ針金などを基材1に取付けておけ
ば、基材の補強となり、又、髪型、顔の形に応じ
た変形が容易である。
(効果) この考案の効果を列挙すれば、次のとおりであ
る。
(1) かつらの髪を被せるだけでよく、かつ復元力
があるので、かつらの成形(セツト)が容易で
あり、熟練者でなくても難しいかつらの成形を
行える。
(2) かつらに取付ける髪の量を大幅に減少させる
ことができるので、かつらを軽くできる。
(3) かもじを必要としないので、結い上げ時間が
少なくてすみ、型崩れしない。
【図面の簡単な説明】
第1図はびん形成用具の斜視図、第2図はその
展開図である。第3図は前髪形成用具の斜視図、
第4図はたぼ形成用具の斜視図である。又、第5
図は形成用具をかつらに取付ける状態を示す斜視
図、第6図はその取付後状態を示す側面略図、第
7図はかつらの側面略図である。 A1……びん形成用具、A2……前髪形成用具、
A3……たぼ形成用具、1……基材、2……係着
部材、3……固定層、B……かつら、11……
髪、12……係着部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. かつら本体側に取付けた係着部材へ着脱自在に
    係着可能な係着部材に、髪飾りの柄を挿着可能
    な、人髪、人髪状繊維、又はシート或いは布でな
    る基材を取付けるとともに、かつらの髪を被せる
    ことにより、びん、又は前髪、又はたぼを形成可
    能に、基材に糊又は接着剤でなる固定層を設け
    て、びん、又は前髪、又はたぼの形状を形成して
    なる日本髪かつらのびん等の形成用具。
JP4669385U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH0220176Y2 (ja)

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JP4669385U JPH0220176Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JPS61164218U JPS61164218U (ja) 1986-10-11
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JPS61164218U (ja) 1986-10-11

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