JPH0220053Y2 - - Google Patents
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- JPH0220053Y2 JPH0220053Y2 JP12181584U JP12181584U JPH0220053Y2 JP H0220053 Y2 JPH0220053 Y2 JP H0220053Y2 JP 12181584 U JP12181584 U JP 12181584U JP 12181584 U JP12181584 U JP 12181584U JP H0220053 Y2 JPH0220053 Y2 JP H0220053Y2
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- dust
- arm
- tip
- dust collection
- dust collecting
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- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 66
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005367 electrostatic precipitation Methods 0.000 description 1
- 239000012717 electrostatic precipitator Substances 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は含塵空気中の粉塵を捕集除去すること
により空気を浄化する所謂空気清浄機に関するも
のであり、更に詳しくは空気清浄機における粉塵
捕集用部材の寿命を検知することに関するもので
ある。
により空気を浄化する所謂空気清浄機に関するも
のであり、更に詳しくは空気清浄機における粉塵
捕集用部材の寿命を検知することに関するもので
ある。
従来の技術
一般に空気中の粉塵除去を目的とした空気清浄
機には細孔で構成されたフイルター(メカニカル
フイルター)によつて粉塵を捕集する所謂メカニ
カルフイルター方式と、粉塵を帯電せしめてこれ
を集塵電極上に捕集する所謂電気集塵方式とがあ
るが、いずれの方式においても粉塵捕集用部材で
あるメカニカルフイルターや集塵電極の捕集粉塵
量が或る値を超すとその性能が急速に低下するの
でこれ等の寿命を検知することが必要である。
機には細孔で構成されたフイルター(メカニカル
フイルター)によつて粉塵を捕集する所謂メカニ
カルフイルター方式と、粉塵を帯電せしめてこれ
を集塵電極上に捕集する所謂電気集塵方式とがあ
るが、いずれの方式においても粉塵捕集用部材で
あるメカニカルフイルターや集塵電極の捕集粉塵
量が或る値を超すとその性能が急速に低下するの
でこれ等の寿命を検知することが必要である。
従来、メカニカルフイルター方式の空気清浄機
にあつてはフイルターの前後の圧力差が粉塵の堆
積によつて変化することを利用してその寿命を検
知する方法がとられていた。
にあつてはフイルターの前後の圧力差が粉塵の堆
積によつて変化することを利用してその寿命を検
知する方法がとられていた。
一方、電気集塵方式にあつては粉塵の堆積によ
つて放電回路のキヤパシタンスが変化することを
利用して集塵電極の寿命を検知する方法が提案さ
れていた。
つて放電回路のキヤパシタンスが変化することを
利用して集塵電極の寿命を検知する方法が提案さ
れていた。
また、卓上載置型や壁掛型等の小型空気清浄機
にあつては捕集粉塵による粉塵捕集用部材の変色
によつてその寿命を検知する方法が用いられてい
た。
にあつては捕集粉塵による粉塵捕集用部材の変色
によつてその寿命を検知する方法が用いられてい
た。
本考案が解決しようとする問題点
前述した従来技術において、フイルター前後の
圧力差の変化を利用して寿命を検知する方法は圧
力差の少ない電気集塵方式には使用することがで
きず、取扱いが厄介であるという問題点を有し、
放電回路のキヤパシタンスの変化を利用する方法
はメカニカルフイルター方式に利用することは難
しく更に装置が複雑になり、且つ温湿度の影響を
受けるという問題点があつた。
圧力差の変化を利用して寿命を検知する方法は圧
力差の少ない電気集塵方式には使用することがで
きず、取扱いが厄介であるという問題点を有し、
放電回路のキヤパシタンスの変化を利用する方法
はメカニカルフイルター方式に利用することは難
しく更に装置が複雑になり、且つ温湿度の影響を
受けるという問題点があつた。
また、粉塵捕集用部材の変色を利用する方法は
電気集塵方式の様に粉塵が集塵電極の内面に捕集
される場合は変色が視認しにくく、従つて寿命の
検知が不正確になるという問題点があつた。
電気集塵方式の様に粉塵が集塵電極の内面に捕集
される場合は変色が視認しにくく、従つて寿命の
検知が不正確になるという問題点があつた。
本考案は従来の技術におけるかかる諸問題を解
決し、集塵方式に関係なく粉塵捕集用部材の寿命
を正確に且つ簡単に検知する機能を備えた空気清
浄機を提供することを目的とするものである。
決し、集塵方式に関係なく粉塵捕集用部材の寿命
を正確に且つ簡単に検知する機能を備えた空気清
浄機を提供することを目的とするものである。
次に本考案の構成について説明する。
実施例
第1図は本考案の一実施例の空気清浄機の縦断
面図である。
面図である。
該図に示す空気清浄機は、その内部に集塵装置
1を有し、矢印方向から送入された含塵空気中の
粉塵は集塵装置1に捕集され、浄化された空気が
送風機10によつて外部に排出される様になつて
いる。
1を有し、矢印方向から送入された含塵空気中の
粉塵は集塵装置1に捕集され、浄化された空気が
送風機10によつて外部に排出される様になつて
いる。
集塵装置1は複数個の筒状集塵部材を一体に成
型した集塵電極8と該集塵電極8の前記筒状部材
のそれぞれの内部に配設した放電極7より成る所
謂電気集塵装置であつて、放電極7から放射され
るコロナイオンによつて帯電した粉塵は放電極7
に連設している反撥電極12の反撥を受けて集塵
電極8の内壁に付着する様になつている。
型した集塵電極8と該集塵電極8の前記筒状部材
のそれぞれの内部に配設した放電極7より成る所
謂電気集塵装置であつて、放電極7から放射され
るコロナイオンによつて帯電した粉塵は放電極7
に連設している反撥電極12の反撥を受けて集塵
電極8の内壁に付着する様になつている。
集塵用部材である集塵電極8は、一端を空気清
浄機本体11に固定したコイルバネ3によつて支
えられており、集塵電極8の重量増加に伴つてコ
イルバネ3を圧縮して変位する様になつている。
浄機本体11に固定したコイルバネ3によつて支
えられており、集塵電極8の重量増加に伴つてコ
イルバネ3を圧縮して変位する様になつている。
支点4に対して一方のアーム5が他方のアーム
6よりも長い鈎手状の部材13が本体11に固定
した支点4を軸に回動自在に設けられ、アーム6
の先端部19は集塵電極8に設けた小孔20に係
合されている。
6よりも長い鈎手状の部材13が本体11に固定
した支点4を軸に回動自在に設けられ、アーム6
の先端部19は集塵電極8に設けた小孔20に係
合されている。
部材13の他方のアーム5の先端部17に対向
する本体11の壁体には孔18が設けられて先端
部17と共に表示部16を形成して、アーム5の
先端部17の変位を孔18を通して検知し得る様
になつている。
する本体11の壁体には孔18が設けられて先端
部17と共に表示部16を形成して、アーム5の
先端部17の変位を孔18を通して検知し得る様
になつている。
第2図は本考案の他の一実施例の空気清浄機の
縦断面図である。
縦断面図である。
該図に示す空気清浄機も、その内部に集塵装置
1を有し、矢印方向から送入された空気中の粉塵
を集塵装置1で捕集し、清浄化された空気を下端
から外部に排出する様になつている。
1を有し、矢印方向から送入された空気中の粉塵
を集塵装置1で捕集し、清浄化された空気を下端
から外部に排出する様になつている。
集塵装置1の集塵電極8は、一方の端を本体1
1に固定した弧状バネ3によつてその重量をフラ
ンジ22において支えられ、重量の増加と共に弧
状バネ3を押圧してその先端部23を左方に変位
せしめる様になつている。
1に固定した弧状バネ3によつてその重量をフラ
ンジ22において支えられ、重量の増加と共に弧
状バネ3を押圧してその先端部23を左方に変位
せしめる様になつている。
本体11に固定された支点4に回動自在に取付
けられた短柵状の部材13は、一方のアーム5が
他方のアーム6よりも長く、アーム6の先端には
弧状バネ3の先端部23が係合されている。
けられた短柵状の部材13は、一方のアーム5が
他方のアーム6よりも長く、アーム6の先端には
弧状バネ3の先端部23が係合されている。
部材13の他方のアーム5の先端部24は本体
11の壁面に設けたスリツト25より壁面に沿つ
て外部に露出し、壁面に設けた標線26と共に表
示部16を形成して、アーム5の先端部24の変
位を標線26によつて検知し得る様になつてい
る。
11の壁面に設けたスリツト25より壁面に沿つ
て外部に露出し、壁面に設けた標線26と共に表
示部16を形成して、アーム5の先端部24の変
位を標線26によつて検知し得る様になつてい
る。
問題点を解決するための手段
さきに述べた従来技術における問題点を解決す
るために、本考案の空気清浄機は実施例に示した
様に、粉塵を捕集するための集塵部材の寿命検知
装置を有する空気清浄機において、一方の端を固
定したバネ3によつて集塵部材8の重量を支え、
支点4に対して一方のアーム5が他方のアーム6
よりも長い部材13を支点4を軸に回動自在とな
し、アーム6の先端を集塵部材8又はバネ3の他
端に係合し、アーム5の先端に該アームの変位を
検知する表示部16を設けた構成となつている。
るために、本考案の空気清浄機は実施例に示した
様に、粉塵を捕集するための集塵部材の寿命検知
装置を有する空気清浄機において、一方の端を固
定したバネ3によつて集塵部材8の重量を支え、
支点4に対して一方のアーム5が他方のアーム6
よりも長い部材13を支点4を軸に回動自在とな
し、アーム6の先端を集塵部材8又はバネ3の他
端に係合し、アーム5の先端に該アームの変位を
検知する表示部16を設けた構成となつている。
作 用
かかる構成の本考案の空気清浄機において時間
の経過と共に粉塵を捕集して重量を増した集塵部
材8は、該集塵部材8の重量を支えているバネ3
を圧縮して自ら変位すると同時にバネ3の先端を
も変位せしめる。
の経過と共に粉塵を捕集して重量を増した集塵部
材8は、該集塵部材8の重量を支えているバネ3
を圧縮して自ら変位すると同時にバネ3の先端を
も変位せしめる。
従つて、集塵部材又はバネ3の先端に一方のア
ーム6の先端を係合している部材13は支点4を
軸に回動して他方のアーム5の先端部をも変位せ
しめるが、アーム5はアーム6に比べて長いの
で、集塵部材8又はバネ3の先端の変位量が小さ
くともアーム5の先端は充分大きく変位すること
になる。
ーム6の先端を係合している部材13は支点4を
軸に回動して他方のアーム5の先端部をも変位せ
しめるが、アーム5はアーム6に比べて長いの
で、集塵部材8又はバネ3の先端の変位量が小さ
くともアーム5の先端は充分大きく変位すること
になる。
かくして、アーム5の変位を検知する表示部1
6によつて該アーム5の変位を検知することがで
きるから、集塵部材8の寿命限界における重量に
応じて予め表示部16を設定しておけば該集塵部
材8の寿命を視認によつて検知することができ
る。
6によつて該アーム5の変位を検知することがで
きるから、集塵部材8の寿命限界における重量に
応じて予め表示部16を設定しておけば該集塵部
材8の寿命を視認によつて検知することができ
る。
考案の効果
次に本考案の効果について説明する。
前述した様に本考案では集塵部材の重量増加に
よつてその寿命を検知しているので、メカニカル
フイルター方式において集塵部材の圧力差を利用
する方法の様に大きな圧力差を必要とせず、また
電気集塵法においてキヤパシタンスの変化を利用
する方法の様に温湿度の影響を受けることもな
く、更に集塵部材の変色を視認する方法の様に粉
塵の付着場所によつて寿命検知が不正確になるこ
ともない。
よつてその寿命を検知しているので、メカニカル
フイルター方式において集塵部材の圧力差を利用
する方法の様に大きな圧力差を必要とせず、また
電気集塵法においてキヤパシタンスの変化を利用
する方法の様に温湿度の影響を受けることもな
く、更に集塵部材の変色を視認する方法の様に粉
塵の付着場所によつて寿命検知が不正確になるこ
ともない。
また、本考案は電気回路等を一切使用しないの
で構造が極めて簡単であり、且つ取扱いも簡単で
ある。
で構造が極めて簡単であり、且つ取扱いも簡単で
ある。
第1図aは本考案の一実施例の縦断面図であ
り、bはその側面図である。第2図は本考案の他
の一実施例の縦断面図である。 1……集塵装置、2……流路、3……バネ、4
……支点、5……アーム、6……アーム、7……
放電極、8……集塵部材又は集塵電極、9……空
気清浄機、10……送風機、11……本体、12
……反撥電極、13……部材、14……端子、1
5……端子、16……表示部、17……先端部、
18……孔、19……先端部、20……小孔、2
1……固定用ビス、22……フランジ、23……
先端部、24……先端部、25……スリツト、2
6……標線、27……金網、28……フランジ。
り、bはその側面図である。第2図は本考案の他
の一実施例の縦断面図である。 1……集塵装置、2……流路、3……バネ、4
……支点、5……アーム、6……アーム、7……
放電極、8……集塵部材又は集塵電極、9……空
気清浄機、10……送風機、11……本体、12
……反撥電極、13……部材、14……端子、1
5……端子、16……表示部、17……先端部、
18……孔、19……先端部、20……小孔、2
1……固定用ビス、22……フランジ、23……
先端部、24……先端部、25……スリツト、2
6……標線、27……金網、28……フランジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 集塵部材の寿命検知装置を有する空気清浄機
において、一方の端を固定したバネ3によつて
集塵部材8の重量を支え、支点4に対して一方
のアーム5が他のアーム6よりも長い部材13
を支点4を軸に回動自在となし、アーム6の先
端を集塵部材8又はバネ3の他端に係合し、ア
ーム5の先端に該アームの変位を検知する表示
部16を設けたことを特徴とする空気清浄機。 (2) 表示部16がアーム5の先端部17と該先端
部17を視認し得る如く空気清浄機本体11に
設けた孔18より成る表示部である実用案登録
請求の範囲第1項記載の空気清浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12181584U JPS6137251U (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12181584U JPS6137251U (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 空気清浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137251U JPS6137251U (ja) | 1986-03-07 |
JPH0220053Y2 true JPH0220053Y2 (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=30680593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12181584U Granted JPS6137251U (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137251U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017673U (ja) * | 1983-07-16 | 1985-02-06 | 株式会社 吉田養鶏機具製作所 | 養鶏ケ−ジの餌樋 |
-
1984
- 1984-08-08 JP JP12181584U patent/JPS6137251U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137251U (ja) | 1986-03-07 |
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