JPH02200135A - クラゲ等の吸上げ装置 - Google Patents

クラゲ等の吸上げ装置

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JPH02200135A
JPH02200135A JP1691489A JP1691489A JPH02200135A JP H02200135 A JPH02200135 A JP H02200135A JP 1691489 A JP1691489 A JP 1691489A JP 1691489 A JP1691489 A JP 1691489A JP H02200135 A JPH02200135 A JP H02200135A
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JP
Japan
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conduit
sea water
fish
elevating
pump
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JP1691489A
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Shigeru Kayano
茂 茅野
Chuya Takahashi
高橋 忠也
Toshiyuki Kumagai
熊谷 俊之
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば、発電所等の海水、湖水、河川水を
利用する設備において、取水口のスクリーンに目詰まり
を起こすクラゲ等の固形物を迅速にかつ破損せずに除去
することができるようなりラゲ等の吸上げ装置に関する
[従来の技術] 石油プラント、発電所等において、熱交換器の冷却水と
して海水を用いる場合がある。そこで、取水中にごみや
魚などを取り込まないように、取水口を覆うようにスク
リーンが設備されている。
しかしながら、海水中にまれに大量発生するクラゲは、
海水の流れに沿って流入し、スクリーン全面に付着して
取水効率を大幅に低下させてしまうので早急に除去する
ことが必要となる。従来は人間が船上から網により収集
し、これを運搬して適当な場所まで移送した後、廃棄処
理していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の技術においては、詰
まりによる取水量の低下の都度取水口に赴いて手間のか
かる作業を行うため、迅速な対応が採れず、設備の稼動
に支障をきたすこと、作業の安全性に問題があること、
収集したクラゲが死んだ場合にこれを廃棄物として処理
するのに手間がかかるなどの解決すべき課題を残してい
た。
[課題を解決するための手段] 上記のような課題を解決するために、この発明は、一端
にフィッシュポンプが連結された立上り導管と、この立
上り導管を、前記フィッシュポンプを流体中に浸漬させ
た状態で支持する支持部と、この支持部に設けられ前記
立上り導管を水平方向に旋回させる旋回装置とを設けた
構成としたものである。
[作用コ このような構成のクラゲ等の吸上げ装置においては、固
形物が流体とともにフィッシュポンプから吸い上げられ
て他の場所に移送される。このため、前記固形物が破損
せずに移送され、クラゲのような生物が傷付けられたり
殺されることなく移送される。しかも、立上り導管を水
平方向に旋回することにより、たとえば発電所の取水口
付近のクラゲ等が全体に亙って吸引されて除去される。
[実施例コ 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図は、吸上げ装置Sの全体の構成を示
すもので、この吸上げ装置Sは、網目状のスクリーンC
で囲まれた取水0八を有する岸壁B上に立設された支持
柱(支持部)lに支持されている。すなわち、支持柱l
には、クラゲ等を含む海水を排出箇所まで移送し、ある
いは貯槽へと送るための移送管2に連通ずる垂直管3が
支持柱lの内側においてそれと同軸心位置に固定されて
おり、この垂直管3の上端には水平回動継手4、エルボ
管5及び第1の垂直回動継手6を介して俯仰導管7が水
平面内及び垂直面内に回動自在に接続されている。この
俯仰導管7は補強部材8により補強され、この補強部材
8の支持柱lの逆側に延びた端部にはバランスウェイト
9が取り付けられている。また、支持柱1の上端には、
俯仰導管7を水平面内で回動する旋回装置10及び俯仰
導管7を垂直面内で回動する俯仰装置1Fが設けられて
いる。
旋回装置10は、支持柱lの上端部において水平回動継
手4によって水平旋回するエルボ管5に一体に設けられ
た補強部材12と、支持柱1の下部周面に内輪が固定し
て設けられた下部転がり軸受13と、補強部材12と下
部転がり軸受13の回転外輪とを連結する連結体15と
、シリンダチューブ側が前記支持柱lに連結され、ロッ
ドの先端部が上記連結体15に連結された旋回用油圧シ
リンダ16とを備えたものである。
俯仰装置11は、シリンダチューブ側が補強部材8に連
結され、ロッドの先端部が第1の垂直回動継手6の固定
側外周面(またはエルボ管5)に連結された俯仰用油圧
シリンダ17によって構成されている。
上記俯仰導管7の先端には、立上り導管21がエルボ管
18、第2の垂直回動継手19、エルボ管20を介して
垂直方向に吊り下げられた状態で俯仰導管7との間で垂
直面内で相対回動自在なるごと(連結されており、この
立上り導管21と前記下部転がり軸受13とには俯仰導
管7と平行に支持部材22が掛は渡されている。支持部
材22は、棒状に形成されたものであり、−i部が下部
転がり軸受13の回転輪にピン結合され、他端部が立上
り導管21の長手方向の中間部にピン結合されている。
また、この立上り導管21の下端には水平回動継手23
を介して吸引手段24が設けられている。
吸引手段24は、第4図に示すように、水平回動継手2
3の下側に設けられたT型継手25を介して二股に分岐
された一対の分岐管26と、各分岐管26の先端に連結
されたフィッシュポンプ27とを備えたものである。フ
ィッシュポンプ27は、遠心ポンプ(ボリュートボンブ
)で構成されたものであり、半径方向に配置された複数
の翼を備えた翼車(図示路)を有するものであり、該翼
車を回転した際の遠心力によって、回転中心部から前記
質に沿って半径方向の外側に流体を移動するようになっ
ている。また、前記T型継手25の下端部には回動支持
部材28が連結されており、この回動支持部材28の下
側にはフロート29が連結されている。回動支持部材2
8は、球面状の内周面を有する軸受外輪30と、この軸
受外輪30の内周面に摺動自在に嵌合する軸受内輪31
と、前記軸受外輪30を保持してT型接手25の下部に
設けた取付座25aに取り付けられている軸受ケ−ス3
1aと、軸受外輪30を軸受ケース31aに固定するた
めの軸受押さえ3.1 bとを備えたものであり、軸受
内輪31に前記フロート29が連結されている。フロー
ト29は、中空の気密室を水平方向に細長に形成したも
のである。
上記水平回動継手23と上記T型継手25の上側の部分
には、立上り導管21に対して吸引手段24を水平面内
で揺動させるための揺動装置32が設置されている。こ
の例では、減速機付きのモータ33とチェーン34及び
スプロケット(図示略)から構成されたものが示されて
いるが、適宜の手段が採用されてよい。
また、上記吸引手段24は、揺動装置22に代えて、旋
回装置によって水平面内で回転させるようにしてもよい
以下、上記のように構成されたクラゲ等の吸上げ装置S
の作用を説明する。
まず、俯仰装置11を作動させることにより、吸引手段
24を上下方向に移動して、海水中におけるフィッシュ
ポンプ27の位置を設定する。この際、立上り導管21
は、支持部材22によって支持され、常に垂直方向に保
持された状態で上下方向に移動する。次いで、遠心ポン
プ27を作動すると、海水が遠心ポンプ27の下面から
垂直方向の上方に吸引され、翼車によって水平方向に吐
き出される。そして、分岐管26、T壁継手25、立上
り導管21、俯仰導管7、垂直管3および移送管2を通
り、適当な位置で海へ戻される。この際、小径の固形物
も海水とともに移送される。また、フィッシュポンプ2
7を作動させながら旋回装置lOを作動すると、俯仰導
管7は水平回動継手4を中心にして水平面内で回動され
、吸引手段24も水平方向に移動する。ここで、スクリ
ーンCを支持柱1を中心とする円弧板状に形成しておく
と、吸引手段24はスクリーンCに沿って移動するよう
になる。また、俯仰装置11を作動することにより、俯
仰導管7が垂直面内で回動され、立上り導1!21が上
下して吸引手段24の深さが調整される。さらに、揺動
装置32を作動させて、吸引手段24を回動させること
によって、フイ・ソシュポンプ27の周りに分布する固
形物が海水とともに満遍なく吸引される。
この実施例においては、フィッシュポンプ27によって
、遠心力を用いて海水を吸い上げるので、該海水に含ま
れるクラゲ等を傷つけることなく吸引して、生きたまま
他の海へ移送することができる。このため、クラゲ等を
廃棄物とし処理する必要がないという利点がある。
また、吸引手段24を揺動装置32により回動すること
ができ、しかも該吸引手段24を旋回装置10および俯
仰装置llによって上下方向および水平方向に移動する
ことができるので、フィッシュポンプ27の近傍に分布
するクラゲ等を満遍なく吸引しながら、上下および水平
方向の広範囲に亙ってクラゲ等を効率よく除去すること
ができる。したがって、従来のように人力に頼ってクラ
ゲ等を除去する場合に比べて、安全にかつ短時間でクラ
ゲ等を除去することができる。
さらに、フロート29やカウンターウェイト9の作用に
より、俯仰導管7および立上り導管21等を上昇させる
ための力を軽減し、これにより俯仰装置11の俯仰用油
圧シリンダ17の負荷を低く抑えることができる利点が
ある。
さらにまた、細長のフロート24を吸引手段24に回動
自在に取り付けているので、吸引手段24を水平方向に
移動すると、該フロート24の長手方向の向きが常に移
動方向に向くようになる。
したがって、吸引手段24がフロート29に案内されて
移動するようになり、このため例えば吸引手段24が海
水中を移動することによって海水の相対的な流れが乱れ
、これにより吸引手段24が水平方向に振られるような
場合でも、該吸引手段24の振れを抑制して、立上り導
管21等に異常な力がかかることを防止することができ
るという効果がある。
なお、上記実施例においては、支持部材22によって、
立上り導管21を常に垂直に保つようにしたが、該支持
部材22により立上り導管21を傾斜された状態に保つ
ようにしてもよい。また、支持部材22を伸縮自在に構
成したり、立上り導管21を第2の垂直回動継手19を
中心にして回動させる回動手段を設けたりすることによ
って、立上り導管22を自由に傾けることができるよう
に構成してもよい。この場合には、より広範囲に亙って
フィッシュポンプ27を移動することができるという効
果がある。
また、フィッシュポンプ27は、上下方向に段差をもっ
て複数設けるように構成してもよいことはいうまでもな
い。
そして、この実施例はクラゲの移送のための装置である
が、養殖魚の移送など適宜の流体の移送に用いてよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明は、−iにフィッシュポ
ンプが連結された立上り導管と、この立上titを、前
記フィッシュポンプを流体中に浸漬させた状態に支持す
る支持部と、この支持部に設けられ前記立上り導管を水
平方向に旋回させる旋回装置とにより流体を移送するも
のであるから、フィッシュポンプによって吸引した固形
物を含む流体をその固形物を損傷することなく移送する
ことができる。従って、取水口のスクリーンの近傍のク
ラゲを除去する場合に、クラゲを傷付けずに移送できる
ので、クラゲの死がいの始末も不要であり、従来人手で
行ってきた手間のかかる作業を機械化することができる
とともに、取水口の詰まりを未然に防ぎあるいは迅速に
回復させることにより設備の稼動率を向上させることが
できる。また、その他の固形物を含む流体の移送、例え
ば、養殖魚の移送などに用いることができるという優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例として示した吸上げ装置の
正面図、第2図は同吸上げ装置の平面図、第3図は第1
図の■矢視図、第4図は第1図の■矢視図である。 l・・・・・・支持柱(支持部)、lO・・・・・・旋
回装置、21・・・・・・立上り導管、27・・・・・
・フィッシュポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一端にフィッシュポンプが連結された立上り導管と、こ
    の立上り導管を、前記フィッシュポンプを流体中に浸漬
    させた状態に支持する支持部と、この支持部に設けられ
    前記立上り導管を水平方向に旋回させる旋回装置とを備
    えていることを特徴とするクラゲ等の吸上げ装置。
JP1016914A 1989-01-26 1989-01-26 クラゲ等の吸上げ装置 Expired - Lifetime JPH0655091B2 (ja)

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JP1016914A JPH0655091B2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 クラゲ等の吸上げ装置

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JP1016914A JPH0655091B2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 クラゲ等の吸上げ装置

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JPH02200135A true JPH02200135A (ja) 1990-08-08
JPH0655091B2 JPH0655091B2 (ja) 1994-07-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003013619A1 (en) 2001-08-03 2003-02-20 S.T. Chemical Co., Ltd. Liquid-absorbing core

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015365A (ja) * 1983-07-04 1985-01-26 Kyoei Zoki Kk 魚ポンプのホ−ス操作装置

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JPH0655091B2 (ja) 1994-07-27

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