JPH02199580A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH02199580A
JPH02199580A JP1017745A JP1774589A JPH02199580A JP H02199580 A JPH02199580 A JP H02199580A JP 1017745 A JP1017745 A JP 1017745A JP 1774589 A JP1774589 A JP 1774589A JP H02199580 A JPH02199580 A JP H02199580A
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vidual
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Yoji Furuya
陽二 古谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像表示装置、特に三次元構造物の表示を行う
画像表示装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、三次元構造物をディスプレイ表示して様々な角度
から見ようとする場合、構造物が単独の物体のときは、
「物体を画面内である固定軸回りに回転させる」と言う
概念で行っていた。
また、平面状に広がる構造ビル群など単独の物体でない
場合は、視点の位置データをあらかじめキーボードから
入力しておいて、それぞれの視点からのビル群の像をそ
の都度作成する方法をとっていた。しかし上記従来例の
ように、キーボードから視点データをいちいち入力する
方法では、指定方法が繁雑なために、平面状に広がりの
ある三次元構造物群を自由に移動しながら自由な方向か
ら見ることはむずかしいという欠点があつた。
この欠点を解決するためには、航空機の操縦室のシミュ
レーションの方法を取り入れて、操縦桿やその他の操縦
装置の動きにもとづき、外部の風景をフロントガラスに
見たてたディスプレイに表示することが可能である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記シミュレーションの方法では操縦方
法が難しいばかりでなく、進行方向以外は視野に入らず
、進行方向とは異なる方向を見ながら、例えば三次元構
造物群の間を脇見をしながら飛行・通過すると言うよう
なことはできない。
本発明は、前記従来の欠点を除去し、構造物を進行方向
に関係なくあらゆる方向から自由にみることが可能な画
像表示装置を提供する。
更に、表示が見やすく操作性を向上させた画像表示装置
を提供する。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、
視点の位置に対応した画像を表示する画像表示装置にお
いて、 視点及び/又は視線の移動を指示する指示手段と、該指
示手段の指示に従って、前記視点及び/又は視線を移動
する移動手段と、現視点から現視線で見た三次元構造物
の像をディスプレイ上に表示する表示手段とを備える。
更に、視野の傾きを変更する変更手段を備える。
又、前記指示手段は無段階に指示可能なタッチパネルで
ある。
[作用] かかる構成において、構造物の存在する三次元空間内の
視点の移動と共に、視線あるいは視野の移動をも制御し
、又この移動を指示する方法とし・てタッチパネルを設
けることにより、自由な方向から見た三次元構造物の画
像を連続的にディスプレイ表示できるようにしたもので
ある。
[実施例] 以下、添付図面に従って本発明の一実施例を説明する。
第1図は本実施例の画像表示装置のブロック概略図であ
る。1はプログラムに従って演算・制御する中央処理装
置(以下C’PUと言う)、2はメモリで、ランダムア
クセスメモリ(以下RA−Mと言う)3とビデオRAM
 (以下VRAMと言う)4等で構成される。
RAM5内にはCPU 1のプログラムが格納されるば
か補助記憶としても使用され、本実施例では視点座標記
憶部3aと視線ベクトル記憶部3bと天頂ベクトル記憶
部3cとを有している。
ここで、天頂ベクトルとは、視線方向の視野の傾きを定
めるものだが、詳細は後述する。VRAM4はCRTデ
ィスプレイ7への表示用として用いるが、さらに第lV
RAM5と第2VRAM6(7)ふたつに分かれている
。ある時点で、第1 VRAM5の内容をCRTディス
プレイ7に表示している間に第2VRAM6の内容を変
更し、次の時点で第2VRAM6の内容をCRTディス
プレイ7に表示するように切り変えて表示している間に
第lVRAM5の内容を変更するという動作を繰返すこ
とで、VRAM4の書き変え途中の工程をユーザに見え
ないようにしている。
8はデータ入力やコマンド入力に用いるキーボード、9
はデータ入力用マウス、10は印字出力用のプリンタ、
11は各種のプログラムや大量のデータを貯えておくた
めの外部記憶装置である。
12は視点/視線移動装置で、タッチパネル13、前進
ペダル20.後退ペダル21.演算器22等で構成され
る。タッチパネル13の上には、さらにカーブ円14.
脇見円15.静止時の視点移動方向変更ボタン16.視
点移動方向の視野の天頂矯正ボタン17.脇見視野の天
頂矯正ボタン18.視点移動方向の視野の回転円19等
が配置されている。各部の働きについては後述する。又
、演算器22は視点移動演算部22aと視線移動演算部
22bと天頂矯正演算部22cとを有している。尚、視
点座標記憶部3a、視線ベクトル記憶部3b、天頂ベク
トル記憶部3cは視点/視線移動装置12内にあっても
よい。
第2図はタッチパネル13の詳細図であり、上述の各種
ボタン等が同じ参照番号で示されている。第3図はタッ
チパネル13の表面上にカーブ円14等の各部が浮き彫
り状に線刻されていることを示す図である。これによっ
て、ユーザはタッチパネル13を直接見ずに軽く振れる
だけで、どの部分にタッチしているかがわかる。
タッチパネル13はやや感度を落としてあり、ユーザは
軽くタッチパネル13に触れてどの部分であるか確かめ
てから、少し強くブツシュすることでタッチパネル13
にブツシュ位置を知らせる形になる。もちろん、指でタ
ッチパネル13をブツシュしたまま指をずらして移動す
ることも可能である。
第4図は前進ペダル20と後退ペダル21との外観図で
あり、ユーザは足でそれぞれのペダルを踏むことで視点
の前進及び後退を指示する。踏み込めば踏み込むほど前
進速度及び後退速度が大きくなる。これは、電動ミシン
のペダルと同様である。
第5図は視点及び視線の移動の一例を示す図である。視
点32a〜Cは、軌道31に沿って建物30の回りを緩
いカーブを描いて上空へ昇ろうとしている。本例では、
視線ベクトル34axcは、視点の軌道31から直角の
方向を向いて建物30を見ている。また、この各瞬間に
おける視点の移動方向33axcとは、視点の軌道31
の接線方向である。又、各視点32a−cのそれぞれで
の天頂ベクトル35aNcは、天頂矯正されてないもの
を点線で天頂矯正されたものを実線で示しである。尚、
天頂ベクトルとは、視線方向の視野の傾きを表わすもの
で、視線ベクトルと天頂ベクトルとは直交するよう定義
される。
第5図における建物30は以下の8つの座標値を頂点と
する直方体として定義さる。
座標を(x、y、z)とすると、 A (100,40,O) B (100,40,,25) C(100,60,25) D (100,60,O) E (0,40,’O) F (0,40,25) G (0,60,25) H(0,60,O) である。尚、建物の窓等の座標は簡素化のため、ここで
は省略する。
各視点の座標及び視線ベクトル、天頂ベクトルは例えば
次のように表される。
視点32aの座標は(150、110、30)であって
、視線ベクトル34aは(−0,6,−0,4,−0,
1)である。又、天頂ベクトル35aは矯正されない場
合は(−0,16、−0,2,0,7) 、矯正された
場合は(−0,16、−0,08、0,74)である。
次の視点32bの座標は(125,140、50)であ
って、視線ベクトル34bは(−0,4,−0,5゜−
0,2)である。又、天頂ベクトル35bは矯正されな
い場合は(−0,06、−0,04、−0,5) 、矯
正された場合は(−〇、32、−0.4..0.4’)
である。
次の視点32cの座標は(105、150、130)で
あって、視線ベクトル34cは(−(1,2,−0,7
゜−0,3)である。又、天頂ベクトル35cは矯正さ
れない場合は(−0,5,1、0,) 、矯正された場
合は(−〇、04.−0.14 、0.76)である。
尚、本例では表示範囲を視線方向から上下に300づつ
、左右に45t′づつと定義している(天頂ベクトルの
傾きを持つ)。又、視線ベクトル及び天頂ベクトルの値
は整数値で記憶されてもよい。上記値は本実施例の視線
及び天頂を示すための概略的なものであって必ずしも正
確ではなく、これに限定はされない。
第6A図〜第6C図は、第5図における視点及び視線の
移動により三次元構造物を見た画像のCRTディスプレ
イ7上における連続的移動表示を示す図である。ここで
、第6A図は視点32aからの表示画像、第6B図は視
点32bからの表示画像、第6C図は視点32cからの
表示画像である。尚、点線枠は天頂矯正をしない場合の
表示画面、実線枠は天頂矯正をした場合の表示画面であ
る。
次にタッチパネル13及び前退ペダル20゜後退ペダル
21の操作に対応する、視点座標。
視線ベクトル、天頂ベクトル等の変化と表示画面の変化
との本実施例の座標表示装置により達成された特徴を示
す数例を挙げる。
第7図は、木や建物等が存在する三次元空間において、
視点が水平面上にあり視点の移動方向が水平線上の“木
”に向かっている状態を示している。四角はCRTディ
スプレイ7上の画面表示枠を表わしている。この状態か
らユーザが前進ペダル20を踏めば、視点が“木°°の
方向に少しづつ移動して“木゛′が徐々に近づく表示に
なり、後退ペダル21を踏めば視点が“°木°゛と逆の
方向に少しづつ移動して゛木゛°が徐々に遠ざかる表示
になる。以下の動作でも視点の移動が伴っているが、繁
雑なので説明は省く。
カーブ円14の左方向を押しながら前進ペダル20を踏
めば、水平線上の“木°゛や゛建物゛に近づきながら徐
々に左カーブして行く表示をする。このとき、カーブ円
14の左方向の同じ部分を押したまま後退ペダル21に
踏みかえれば、同じ左カーブの軌跡を逆にたどってもと
の位置に戻ることができる。同様のことは、カーブ円1
4のブツシュ位置により、右カーブの前進・後退。
上昇カーブの前進・後退、下降カーブの前進・後退が可
能である。また、カーブ円14は、カーブ方向を上下左
右だけでなく中間の斜め方向も無段階に指定できるので
、右上約30°方向へカーブの前進・後退することも可
能である。
なお、カーブ円14は、より外側の円をブツシュするほ
どカーブの度合いが強くなり、内側の円をブツシュする
ほどカーブの度合いは弱くなる。
これも無段階指定である。
また、前進・後退せず静止したまま視点の移動方向だけ
を変更することができる。静止時の視点移動方向の変更
ボタン16を押しながらカーブ円14を押せば、カーブ
円14のブツシュ位置方向に徐々に視点の移動方向が変
化する。同時にCRTディスプレイ7上の表示も新しい
視点移動方向の表示に変化する。これも、上下左右ある
いは任意の斜め方向に変更可能で、カーブ円14の外側
の円をブツシュするほど変化の度合いは大きい。
一方、脇見口15をブツシュすれば、視点移動方向を中
心に上下左右あるいは斜め方向に視線を移動することが
できる。方向は無段階に決めることができ、移動の角度
についても脇見口15の中心点が06で、最外口が90
6を示しており、途中任意に無段階に指定できる。なお
、脇見口15は視点移動方向の変更にはまったく無関係
であって、カーブ円14だけが視点移動方向の変更作業
にかかわっている。それで、カーブ円14と前進・後退
ペダル20.21とによって各種カーブ軌道上を視点3
2が移動中でも、脇見口15によって脇見ができる。つ
まり“脇見運転°゛が可能である。
第8図は視点の移動方向が中天を指している場合である
。ここで、第8図での原点は視点座標位置にあたり、三
次元空間そのものの原点ではない。原点からは、視点の
移動方向を示す矢印が天球40上の一点41を示してい
る。視点の移動方向の視野の上下左右は第8図の矢印の
ように定義されていて、この場合゛上°゛方向は天頂4
2つまりZ軸と天球40の交点につながっている。
X軸とY軸を含む平面が水平面である。左方向あるいは
右方向に天球40の上に線を引くと、原点を含む円板4
3を形成する。
第9図は、静止時の視点移動方向変更ボタン16を押し
ながらカーブ円14の左あるいは右の位置をブツシュし
て視点座標固定のまま、第8図の視点移動方向を左ある
いは右に変更していった場合を示す。四角はCRTディ
スプレイ7の画面枠を示している。視点移動方向が水平
面に達すると、表示画面44.45の傾きつまり視点移
動方向の視野の傾きは水平線に対して斜めになる。これ
では困る場合は、視点移動方向の視野の天頂矯正ボタン
17を押す。これによって、視点移動方向の視野つまり
画面の上方向が天頂42につながるように傾きが矯正さ
れて表示画面46.47となる。
一方、脇見口15の左あるいは右をブツシュして横向き
の視線方向の□視野を画面表示した場合も、第9図と同
じく視野が傾く。この場合も、脇見視野の天頂矯正ボタ
ン18を押せば、視野の“′上“方向が天頂42につな
がるように傾きが矯正される。ただし、脇見視野の天頂
矯正ボタン18は、押すごとに天頂矯正モードが0N1
0FFされる仕組になっており、ONの場合には脇見口
15のどんな位置をブツシュしても、表示する視線方向
の視野つまり脇見の画面ば索に゛上゛方向が天頂42に
つながるように表示される。この仕組によって、どんな
に視点の移動方向が斜めでも、どんなに視点移動方向の
視野が傾いていても、脇見の画面に関しては常に゛上゛
°が天頂になる見やすい表示画面が得られる。
第10図は、視線移動方向の視野の傾きを視点移動方向
の視野の回転円19を用いて、90’左回転させた図で
ある。操作方法としては、回転円19を指で押したまま
90’左回りの円周方向になぞるだけで良い。
第11図は、視点移動方向の視野の回転円19の角度の
割り振りを示した図である。演算器22による処理のと
きに用いるもので、実際には数値は刻印されていない。
第12図は、長方形の建物30沿いに直線的に移動しな
がら、建物30を観察する時の操作を示す。脇見口15
は“°左°′をブツシュしておいて前進ペダル20を踏
む。
第13図は、円筒上の建物30の周りをまわりながら、
建物30の表面を観察する時の操作を示す。脇見口15
は“左をブツシュし、カーブ円14も゛左°゛をブツシ
ュしておいて前進ペダル20を踏む。
次に、フローチャートを用いて本実施例の動作を説明す
る。
第14図は、本装置が視点/視線移動装置12を使用し
ながら、三次元構造物の像をCRTディスプレイ7上に
表示するルーチンである。
ステップS1では、変数nにO゛′をセットし、視点情
報(視点座標、視線方向、視線方向の視野の傾き)の初
期設定すなわち、視点座標記憶部3a、視線ベクトル記
憶部3b、天頂ベクトル記憶部3Cに初期値を設定する
次にステップS2で、キーボード8から終了キーが入力
されたか否かをチエツクし、入力されたならこのルーチ
ンからリターンする。入力されていないならばステップ
S3に進み、nが“0°′か否かチエツクする。” o
 ”の場合は、ステップS4でnに1°′をセットして
から、ステップS6に進む。ステップS3でnが“0゛
°でないならば、ステップS5で視点/視線移動装置1
2から視点情報の変更指令が入ったか否かを調べ、入っ
てないならステップS2に戻ってループを形成する。ス
テップS5で変更指令が入ったならステップS6に進む
ステップS6で、nが°“1゛°ならば、ステップS7
で第lVRAMに各記憶部3a、3b、3cに記憶され
た視点情報に基づいて三次元構造物の像を展開し、ステ
ップS8で第lVRAMをCRTディスプレイ7に表示
する。そして、ステップS9でnを“2°°にセットし
てから、ステップS2に戻りループを形成する。
ステップS6でnが1′°でなければ、ステツ7”S1
0で第2VRAMに視点情報に基づく三次元構造物の像
を展開し、ステップSllで第2VRAMをCRTディ
スプレイ7上に表示する。
そして、ステップS12でnに1°°をセットし、ステ
ップS2に戻りループを形成する。
第15A図〜第15E図は、演算器22の視点移動演算
部22a、視線移動演算部22b1及び天頂矯正演算部
22c内で行われる、視点情報を得るための処理ルーチ
ンの動作を示すフローチャートである。このルーチンは
本装置の電源ONと同時にスタートする。
ステップS20では、視点移動方向と視点移動方向の視
野の傾きを初期化し、続いてステップS21では、視点
情報(視点座標、視線方向。
視線方向の視野の傾き)を初期化する。さらに、視線方
向は視点移動方向に一致させ、視線方向の視野の傾きは
視点移動方向の視野の傾きに一致させる。ステップS2
2では、変数a、b、c、dc:=”o”をセットする
ステップS23に移り、静止時の視点移動方向変更ボタ
ン16が押されているか否かをチエツクする。押されて
いるならステップS24に移り、カーブ円14が押され
ているかチエツクし、押されていないなら、ステップS
23の前に戻りループを形成する。
カーブ円14が押されているなら、ステップ325に進
み、視点座標を固定したままカーブ円14で指示された
方向及び大きさの分だけ視点移動方向をずらし、さらに
ステップS26で、視線方向を視点移動方向に一致させ
、視線方向の視野の傾きを視点移動方向の視野の傾きに
一致させる。次にステップS27で、視点情報に変更の
あったことをCPU1に知らせ、視点情報データなC,
P、 U 1に送る。そして、ステップS23の前に戻
りループを形成する。
ステップS23でNoの場合は、ステップS28に移り
、視点移動方向の視野の天頂矯正ボタン17が押された
か否かをチエツクし、押された場合はステップS29で
、視点移動方向の視野の傾きを天頂が必ず上になるよう
に矯正する。そして、ステップS30に移り視線方向を
視点移動方向に一致させ、視線方向の傾きを視点移動方
向の視野の傾きに一致させる。次にステップS31で、
脇見臼15が押されていなければ、ステップS27以降
の処理を続ける。押されていればステップS50に移る
ステップS28でNOの場合は、ステップS32に移り
、脇見視野の天頂矯正ボタン18が押されているかチエ
ツクし、押されていればステップS33で変数aが“O
゛かどうかチエツクする。a=Oならaに1”を代入し
ておいて、ステップS30以降の処理に移る。ステップ
S33でaがo ”でないなら、ステップS35でaに
1゛を代入してステップS36に移る。
つまり、a=Oで脇見視野の天頂矯正のモードがOFF
であり、a=1でモードがONの状態であることを示し
ている。
ステップS32でNOの場合はステップ336に進み、
前進ペダル20が踏まれたか否かをチエツクする。踏ま
れているならステップS37でカーブ円14が押されて
いるかどうか調べ、押されているならステップS38に
進み、カーブ円14で押されている方向及び大きさを考
慮し、視点移動方向を延長したカーブした軌道を設定す
る。そして、ステップS40で視点座標を軌道にそって
移動させる。移動量は前進ペダル20の踏み量に比例す
る。同時に、視点移動方向を新しい視点座標位置におけ
る軌道の接線方向に再設定する。次にステップS41に
移り、視点移動方向の視野の回転円19の処理を行う。
この処理の詳細は、第16図のフローチャートで説明す
る。その後は、ステップS30以降の処理を行う。なお
、ステップS37でNOの場合は、ステップS39に移
り、視点移動方向を延長した直線上の軌道を設定した後
、ステップS40以降の処理を続ける。
ステップS36でNOの場合は、ステップS42で後退
ペダルが踏まれているか否かをチエツクし、踏まれてい
るならステップS43に移りカーブ円14が押されてい
るかチエツクする。YESならステップS44でカーブ
円14で押されている方向及び大きさを考慮し、視点移
動方向を延長したカーブした軌道を設定する。
更に後の方向にも設定する。次にステップ346に移り
、視点座標を軌道にそって後方に移動させる。このとき
移動量は、後退ペダル21の踏み量に比例する。同時に
、視点移動方向を新しい視点座標位置における軌道の接
線方向に再設定する。
続いてステップS47で、視点移動方向の視野の回転円
の処理を行う。この処理の詳細は第16図のフローチャ
ートで説明する。その後は、ステップS30以降の処理
を続ける。なお、ステップS43でNOの場合はステッ
プS45に移り、視点移動方向を延長した直線上の軌道
を設定する。同時に後の方向にも設定する。その後は、
ステップS46以降の処理を続ける。
ステップS42でNoの場合はステップS48に移り、
脇見臼15が押されているか否かをチエツクする。YE
SならばステップS49に移り、視線方向を視点移動方
向に一致させると同時に、視線方向の視野の傾きを視点
移動方向の視野の傾きに一致させる。次にステップS5
0で、視線方向を視点移動方向からずらす。ずらす量は
脇見臼15で示される方向及び角度分である。ステップ
S51に移り、変数aが1゛のときだけステップS52
で視線方向の視野の傾きを天頂が必ず上になるように矯
正しでおいて、ステップS27以降の処理を続ける。ス
テップS48でNoの場合は、ステップS53で視点移
動方向の視野の回転Hの処理を行う。この処理の詳細は
第16図のフローチャートで説明する。
その後は、ステップS54で視点移動方向の視野の回転
円19が押されているか否かをチエツクし、押されてい
るならステップS30以降の処理を行う。押されていな
ければステップS23の前に戻りループを形成する。
第16図は、第15A図〜第15E図のステップS41
.S47.S53で示した視点移動方向の視野の回転円
の処理ルーチンを説明するためのフローチャートである
。変数a、b、c、dは、第15A図のステップS22
で°°O°°をセットした変数である。ステップS60
で視点移動方向の視野の回転円19が押されているか否
かをチエツクし、押されていないならステップS66で
変数す、cに°O°°をセットしてリターンする。押さ
れているならステップS61に移り、変数すが°O”か
どうか調べる。bがO°°ならステップS62でbに1
″をセットし、変数Cに視点移動方向の視野の回転円1
9が押されている部分の角度の値をセットしてリターン
する。
ステップS61で、変数すが0″でないなら、ステップ
S63で視点移動方向の視野の回転円19の円周上の押
されている部分の角度の値から変数Cの値を引いた結果
を、変数dにセットする。次に、ステップS64で視点
移動方向の視野の傾きをdの値の分だけ回転させる。
そして、ステップS65で、変数Cに視点移動方向の視
野の回転円19の円周上の押されている部分の角度の値
を、新たにセットしてリターンする。
尚、前述の実施例では、CRTディスプレイと視点移動
装置とを別々の装置としたが、CRTディスプレイの前
面を覆う形でタッチパネルを設けておいて、CRTディ
スプレイに三次元構造物の画像と共に視点移動装置の操
作装置も表示しておけば、画面をタッチする感覚で視点
移動の操作が可能である。つまり、特別に視点移動装置
を作成する必要はなくなる。
又、前述の実施例では、三次元構造物をひとつの二次元
画面に単純に表示する場合を例としたが、液晶シャッタ
を用いた立体映像として表示することもできる。この場
合、左眼用画面のVRAMと右眼用画面のVRAMとに
それぞれ左眼と右眼の距離だけ視点を離した位置から見
た三次元構造物の像を展開することになる。
以上説明したように、パソコンあるいはワークステーシ
ョンにおいて、ある視点から見た三次元構造物の像をデ
ィスプレイ表示する場合、タッチパネルを使用した視点
の移動を指示する装置を設けたことにより、自由な方向
から見た三次元構造物の画像を連続的にディスプレイ表
示できると言う効果がある。
[発明の効果] 本発明により、構造物を進行方向に関係なくあらゆる方
向から自由にみることが可能な画像表示装置を提供です
る。
更に、表示が見やすく操作性を向上させた画像表示装置
を提供できる。  ゛
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の画像表示装置のブロック概略図、 第2図は画像表示装置のタッチパネルの詳細図、 第3図は画像表示装置のタッチパネル表面の線刻説明図
、 第4図は画像表示装置の前進ペダル後退ペダルの概観図
、 第5図は画像表示装置の視点移動の説明図、第6A図〜
第6C図は画像表示装置の三次元構造物の連続表示の説
明図、 第7図は画像表示装置の視点移動操作の説明図、。 第8図は画像表示装置の視点移動方向と天球の関係の説
明図、 第9図は画像表示装置の天頂矯正の説明図、第10図は
画像表示装置の回転円の説明図、第11図は画像表示装
置の回転円の角度割り振り説明図、 第12図は画像表示装置の直進軌道の操作説明図、 第14図は画像表示装置の三次元構造物の画面表示のフ
ローチャート、 第15A図〜第15E図は画像表示装置の視点移動装置
の演算器の動作を示すフローチャート、第16図は第1
5A図〜第15E図のステップS41.S47.S53
の詳細フローチャートである。 図中、1・・・CPU、2・・・メモリ、3・・・RA
M。 3a・・・視点座標記憶部、3b・・・視線ベクトル記
憶部、3c・・・天頂ベクトル記憶部、4・−V RA
 M 。 5・・・第lVRAM、6・・・第2VRAM、7・・
・CRTディスプレイ、8・・・キーボード、9・・・
マウス、10・・・プリンタ、11・・・外部記憶装置
、12・・・視点/視線移動装置、13・・・タッチパ
ネル、14・・・カーブ円、15・・・脇見臼、16・
・・静止時の視点移動方向の変更ボタン、17・・・視
点移動方向の視野の天頂矯正ボタン、18・・・脇見視
野の天頂矯正ボタン、19・・・視点移動方向の視野の
回転円、20・・・前進ペダル、21・・・後退ペダル
、22・・・演算器、22a・・・視点移動演算部、2
2b・・・視線移動演算部、22c・・・天頂矯正演算
部である。 告 介

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)視点の位置に対応した画像を表示する画像表示装
    置において、 視点及び/又は視線の移動を指示する指示手段と、 該指示手段の指示に従つて、前記視点及び/又は視線を
    移動する移動手段と、 現視点から現視線で見た三次元構造物の像をディスプレ
    イ上に表示する表示手段とを備えることを特徴とする画
    像表示装置。
  2. (2)更に、視野の傾きを変更する変更手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. (3)前記指示手段は無段階に指示可能なタッチパネル
    であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
JP1017745A 1989-01-30 1989-01-30 画像表示装置 Pending JPH02199580A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995001630A1 (fr) * 1993-06-30 1995-01-12 Sega Enterprises, Ltd. Dispositif et procede de traitement d'images et dispositif electronique dote dudit dispositif

Cited By (3)

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