JPH1115996A - 仮想空間視線制御装置 - Google Patents

仮想空間視線制御装置

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JPH1115996A
JPH1115996A JP9167768A JP16776897A JPH1115996A JP H1115996 A JPH1115996 A JP H1115996A JP 9167768 A JP9167768 A JP 9167768A JP 16776897 A JP16776897 A JP 16776897A JP H1115996 A JPH1115996 A JP H1115996A
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JP9167768A
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Inventor
Mitsuhide Shima
光秀 島
Hitoshi Ookashi
仁司 大樫
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1装置の利用者が第2装置の利用者(他の
利用者)の視線を制御できる仮想空間視線制御装置を提
供する。 【解決手段】 第1装置10が、他操作コマンドに応じ
て第2装置11の第2視線情報8を変更し、第2視線情
報で決定される仮想3次元空間内の位置に第2装置の利
用者の分身であるアバタを生成し、第1視線情報3に基
く視線から見た仮想3次元空間と第2装置の利用者のア
バタとを表示し、また第2装置が、第1視線情報で決定
される仮想3次元空間内の位置に第1装置の利用者のア
バタを生成し、第2視線情報に基く視線から見た仮想3
次元空間と第1装置の利用者のアバタとを表示するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンピュータ内部
に3次元コンピュータグラフィックスモデル群や2次元
画像群によって構成される仮想的な3次元空間を構築
し、この仮想空間内を入力手段を用いて視線を更新しな
がらウォークスルーする事ができるリアルタイムコンピ
ュータグラフィックスを行う際に、他の利用者の視線を
制御する事ができる仮想空間視線制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の仮想空間視線制御装置の
ブロック構成図であり、図において、10はコンピュー
タ内部に3次元コンピュータグラフィックスモデル群や
2次元画像群によって構成される仮想的な3次元空間を
構築し、利用者Aがその3次元空間内を、入力手段10
1を用いて視線を更新しながらウォークスルーするリア
ルタイムコンピュータグラフィックスを実現する第1装
置、11は第1装置と同機能を有すると共に第1装置と
接続され、他の利用者Bが使用する第2装置である。
【0003】101はジョイスティック等のポインティ
ングデバイスと操作切替え用スイッチデバイスなどによ
るものであり、それらデバイスの入力操作に応じた座標
データ信号(例えば変位量を表す電気信号)を出力する
入力手段、102は入力手段101から出力される座標
データ信号を仮想空間表示手段106で用いる事ができ
る形に変換する機能を有し、例えば座標データ信号を直
交座標系における3次元座標データに変換し、このデー
タを視点位置及び視線方向を定義する視線情報103と
してコンピュータの図示せぬ記憶装置に記憶する視線設
定手段である。
【0004】106は第2装置11の仮想空間表示手段
106aから、他の利用者の視線情報103aを受け取
り、視線情報103aで定義された視点位置と視線方向
から決定される仮想3次元空間中の位置に、他の利用者
Bの分身(アバタ)となる物体をアバタ情報109に基
いて生成し、また、視線情報103で定義される視点位
置から、同じく視線情報103で定義される視線方向
に、前記アバタを含む、空間情報105により定義され
る仮想3次元空間を見た時の画像を生成し、これを出力
手段107に表示する仮想空間表示手段、107はCR
T(Cathode-Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Displa
y)等による出力手段である。
【0005】また、視線設定手段102、仮想空間表示
手段106は、例えば具体的には、それぞれコンピュー
タ内の中央演算装置(CPU:Central Processing Uni
t )によって実行される所定のプログラムである。ま
た、空間情報105、アバタ情報109も、視線情報1
03と同様、通常コンピュータの記憶装置に格納され、
必要に応じて読み出されて使用される。なお、第2装置
11の構成要素101a〜103a、105a〜107
a、109aは、第1装置10の構成要素と同様なので
その説明を省略する。
【0006】次に動作について説明する。図2は仮想空
間表示手段106により生成される画像と、仮想3次元
空間との例を示す模式図である。図2(a)は、仮想3
次元空間に置かれた2つの物体(さいころ形状の物体1
11と、球形状の物体112)と、利用者Aの視線11
3及び他の利用者Bの視線114とが配置されている例
を示している。
【0007】ここで、座標系は出力手段107であるデ
ィスプレイのブラウン管面に対応した管面座標系として
いる。例えばx軸が画面の垂直方向、y軸が画面の水平
方向に対応し、z軸は奥行き方向に対応する。視線と画
面とは正対するので、この座標系では、利用者Aの視線
113のベクトル方向はz軸に平行となる。
【0008】図2(d)は、物体111、112を利用
者Aの視線113からz軸方向に見た時のディスプレイ
に表示される画像である。この時、他の利用者Bを示す
アバタ115が、仮想3次元空間の該当する位置に表示
される。同様に、図2(e)は、物体111、112を
利用者Bの視線114からz軸方向に見た時のディスプ
レイに表示される画像である。この時、利用者Aを示す
アバタ116が、仮想3次元空間の該当する位置に表示
される。
【0009】図15は入力手段101の操作例を説明す
る模式図である。図15(a)に示すように、入力手段
101であるジョイスティック121を前(手前)・後
(奥)・左・右に移動させたり、ボタン122,123
の操作と組合せる事により、これに対応して、視点位置
と視線方向が変更される。
【0010】図15(b)は、ジョイスティック121
を前後に動かした場合の視点位置と視線方向124の変
化の例を示している。例えば、ジョイスティック121
を手前に動かすと、その移動量に応じた速さで、視点位
置124は画面手前方向(z軸の−方向)に移動する。
この時、手前に倒す角度が大きい程、早く移動する事が
できる。但し、この時、視線方向124には変化はな
い。また、ジョイスティック121を奥に動かすと、そ
の移動量に応じた速さで、視点位置124は画面奥方向
(z軸の+方向)に移動する。この時、奥に倒す角度が
大きい程、早く移動する事ができる。
【0011】図15(c)は、ジョイスティック121
を左右に動かした場合の視点位置と視線方向124の変
化の例を示している。例えば、ジョイスティック121
を左に動かすと、その移動量に応じた速さで、視線方向
124は画面の垂直方向(x軸)を中心として左回転す
る。この時、左に倒す角度が大きい程、早く回転する事
ができる。但し、この時、視点位置124には変化はな
い。
【0012】図15(d)は、ボタン122を押しなが
らジョイスティック121を前後左右に動かした場合の
視点位置と視線方向124の変化の例を示している。例
えば、ボタン122を押しながらジョイスティック12
1を奥に動かすと、その移動量に応じた速さで、視点位
置は画面下方(x軸の−方向)に移動する。この時、奥
に倒す角度が大きい程、早く移動する事ができる。但
し、この時、視線方向124には変化はない。
【0013】図15(e)は、ボタン123を押しなが
らジョイスティック121を前後に動かした場合の視点
位置と視線方向124の変化の例を示している。例え
ば、ボタン123を押しながらジョイスティック121
を奥に動かすと、その移動量に応じた速さで、視点位置
124は画面の水平方向(y軸)を中心として下回転す
る。この時、奥に倒す角度が大きい程、早く回転する事
ができる。但し、この時、視点位置124には変化はな
い。
【0014】図15(f)は、ボタン123を押しなが
らジョイスティック121を左右に動かした場合の視点
位置と視線方向124の変化の例を示している。例え
ば、ボタン123を押しながらジョイスティック121
を右に動かすと、その移動量に応じた速さで、視線方向
124の画面に対する傾きは画面の奥行き方向(z軸)
を中心として右回転する。即ち、人間の動きに例える
と、首を右に傾ける動きに相当する。この時、右に倒す
角度が大きい程、早く回転する事ができる。但し、この
時、視点位置124には変化はない。これらの入力手段
1での操作を組合せる事により、仮想3次元空間を自由
にウォークスルーする事ができる。
【0015】この種の従来の仮想空間視線制御装置とし
て、例えば特開平7−262400号公報に記載の「コ
ンピュータグラフィックス表示装置」がある。この例
は、前進したい場合には、前進の指示だけで、階段の上
り下りやスロープに沿った移動や壁に沿った移動を可能
とし、簡便な操作で実世界的なウォークスルーを行う事
を目的とするリアルタイムコンピュータグラフィック表
示装置である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の仮想空間視線制
御装置は以上のように構成されているので、同一の仮想
3次元空間をウォークスルーする利用者のアバタを見る
事はできても、各々の利用者は独自に視線を操作するた
め、他の利用者の視線を制御することができないなどの
課題があった。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、現実感溢れ優れたユーザインタフ
ェースを有する仮想3次元空間操作型の仮想空間視線制
御装置において、他の利用者の視点位置や視線方向や表
示範囲や表示効果による視線を制御することを可能とす
る仮想空間視線制御装置を得ることを目的とする。
【0018】また、この発明は他の利用者の視点位置や
視線方向による視線を制御する処理を出来る限り共通化
し、開発部分を少なくできる仮想空間視線制御装置を得
ることを目的とする。
【0019】さらに、この発明は仮想3次元空間の情報
や、各々の利用者を表すアバタに関する情報等、共有で
きる情報をまとめて一人が所有し、必要に応じて他の利
用者が取出して利用する事により、多くの情報を記憶で
きない装置であっても、同様の仮想空間視線制御装置を
得ることを目的とする。
【0020】さらに、この発明は他の利用者の動きを自
分の動きとリンクさせる事により、自分と同じ映像を他
の利用者にも見せる事を可能とする仮想空間視線制御装
置を得ることを目的とする。
【0021】さらに、この発明は他の利用者が操作に不
慣れな場合等に、別の人がその人の操作を代って行う事
を可能とする仮想空間視線制御装置を得ることを目的と
する。
【0022】さらに、この発明は他の利用者を構築して
いる仮想3次元空間へ誘導する仮想空間視線制御装置を
得ることを目的とする。
【0023】さらに、この発明は他の利用者の視線方向
がどこを向いているかに関わらず、視線方向を向けたい
地点または物体に向ける事を可能とする仮想空間視線制
御装置を得ることを目的とする。
【0024】さらに、この発明は他の利用者を構築して
いる仮想3次元空間に移動させる、例えば、街を構築し
ていてその中をウォークスルーさせたい場合に、構築し
ている街の境界に来た時に街の反対側の境界に移動させ
る事により、無限に街が広がるように感じさせる仮想空
間視線制御装置を得ることを目的とする。
【0025】さらに、この発明は他の利用者が乗り物に
乗車しているように、構築している仮想3次元空間だけ
を移動していく事を可能とする仮想空間視線制御装置を
得ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る仮想空間視線制御装置は、第1装置が、他操作コマン
ドに応じて第2装置の第2視線情報を変更し、第2装置
の情報で決定される仮想3次元空間内の位置に、第2装
置の利用者の分身であるアバタを第1アバタ情報に基い
て生成し、第1空間情報に基き、第1出力手段に、第1
装置の第1視線情報に基く視線から見た仮想3次元空間
と第2装置の利用者のアバタとを表示し、また、第2装
置が、第1装置の情報で決定される仮想3次元空間内の
位置に、第1装置の利用者のアバタを第2アバタ情報に
基いて生成し、第2空間情報に基き、第2出力手段に、
第2視線情報に基く視線から見た仮想3次元空間と第1
装置の利用者のアバタとを表示するものである。
【0027】請求項2記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、第1及び第2入力手段に入力され、第1及び
第2視線設定手段に記憶された第1及び第2視線情報に
おける表示範囲及び表示効果の情報に基づき、第1仮想
空間表示手段が第1視線情報に基く視線から見た仮想3
次元空間と第1装置の利用者のアバタとを表示し、第2
仮想空間表示手段が第2視線情報に基く視線から見た仮
想3次元空間と第2装置の利用者のアバタとを表示する
ものである。
【0028】請求項3記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、第1制御手段に代え、第1入力手段からの視
点位置及び視線方向の情報と、表示範囲及び表示効果の
情報とを、第2視線設定手段へ送出する第2制御手段を
設け、第2制御手段からの情報を第2視線情報とするも
のである。
【0029】請求項4記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、第2装置の第2仮想空間表示手段が、第2視
線情報に基く視線から見た仮想3次元空間と第1装置の
利用者のアバタとを第2出力手段に表示する際に、第2
アバタ情報及び第2空間情報に代え、第1アバタ情報及
び第1空間情報を用いて行うものである。
【0030】請求項5記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、他操作コマンドが、第2装置の利用者の視点
位置を第1装置の利用者の視点位置に移動させ、第2装
置の利用者の動きを上記第1装置の利用者の動きと同調
させ、第2装置の利用者の視点位置及び視線方向を第1
装置の利用者の視点位置及び視線方向と同一とし、第2
装置の利用者の表示範囲及び表示効果を第1装置の利用
者の表示範囲及び表示効果と同一とするものである。
【0031】請求項6記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、他操作コマンドが、第2装置の利用者の動き
を第1装置の利用者の動きとは別に操作し、第2装置の
利用者の視点位置及び視線方向と、表示範囲及び表示効
果とを指定するものである。
【0032】請求項7記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、他操作コマンドが、第2装置の利用者の動き
を第1装置の利用者の動きとは別に操作し、第2装置の
利用者の視点位置と、表示範囲及び表示効果とを指定す
るものである。
【0033】請求項8記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、他操作コマンドが、第2装置の利用者の動き
を第1装置の利用者の動きとは別に操作し、第2装置の
利用者の視線方向を第1装置の利用者が向けたい点また
は物体を指定するものである。
【0034】請求項9記載の発明に係る仮想空間視線制
御装置は、他操作コマンドが、第2装置の利用者の動き
を第1装置の利用者の動きとは別に操作し、第2装置の
利用者の視点位置を第1装置の利用者が移動させたい地
点に変更するものである。
【0035】請求項10記載の発明に係る仮想空間視線
制御装置は、他操作コマンドが、第2装置の利用者の動
きを第1装置の利用者の動きとは別に操作し、第2装置
の利用者の視点位置を第1装置の利用者が移動させたい
経路または経路を示す複数の地点に変更するものであ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による仮
想空間視線制御装置のブロック構成図である。図1にお
いて、10は演算手段、記憶手段、入出力手段を有する
コンピュータを用いて構成され、コンピュータ内部に3
次元コンピュータグラフィックスモデル群や2次元画像
群によって構成される仮想的な3次元空間を構築し、利
用者Aがその3次元空間内を、入力手段(第1入力手
段)1を用いて視線を更新しながらウォークスルーする
リアルタイムコンピュータグラフィックスを実現する第
1装置、11は第1装置と同機能を有すると共に第1装
置と接続され、他の利用者Bが使用する第2装置であ
る。
【0037】1はジョイスティック、トラックボール等
のポインティングデバイス及び操作切替え用スイッチデ
バイスと、キーボード等のコマンドを入力できるコマン
ドデバイスによるものであり、ポインティングデバイス
とスイッチデバイスとからは例えば、ポインターの変位
量を表す電気信号である座標データ信号を出力し、コマ
ンドデバイスからはコマンド信号を出力する入力手段で
ある。
【0038】2は入力手段1からの座標データ信号を、
本装置10上に構築される仮想3次元空間における視点
位置と視線方向を表す情報に変換するとともに、コマン
ド信号を、表示範囲と表示効果と他操作コマンドとを表
す情報に変換し、自らの視線(ここでは、視点位置と視
線方向と表示範囲と表示効果とを合せて、以降、視線と
呼ぶ)に関する情報であれば視線情報(第1視線情報)
3として記憶手段に記憶し、他の利用者Bが操作する第
2装置11を制御する情報であれば制御手段4に渡す視
線設定手段(第1視線設定手段)である。
【0039】4は前記した他操作コマンドに基いて、前
記した視線の内、指定された視線情報を他の第2装置1
1に送り込み、第2装置11の視線情報(第2視線情
報)8に記憶された視線を変更する事により第2装置1
1を制御する制御手段(第1制御手段)である。
【0040】5は仮想3次元空間内の仮想物体のID、
形状、色や配置、また光源が点光源か平行光源かといっ
た種類やその配置などの情報であり、通常は、コンピュ
ータ上の記憶手段に格納され、必要に応じて読み出され
て使用される空間情報(第1空間情報)である。
【0041】9は各々の利用者A,Bを仮想3次元空間
で表す場合の分身(アバタ)のID、形状、色などの情
報で、例えば、アバタの形状を人の形にしたり、アバタ
の前面に利用者の顔を取込んだイメージデータを貼り付
けたりする事により、その利用者の視線方向が判るよう
にする情報であり、通常は、コンピュータ上の記憶手段
に格納され、必要に応じて読み出されて使用されるアバ
タ情報(第1アバタ情報)である。
【0042】6は自分以外の利用者Bが使用する第2装
置11の仮想空間表示手段6aより送り込まれた視点位
置と視線方向とを受け取り、定義される視点位置と視線
方向から決定される仮想3次元空間中の位置に、自分以
外の利用者Bのアバタとなる物体をアバタ情報9に基い
て生成し、仮想的な3次元空間を示す空間情報5に基
き、出力手段7に、前記作成された視線情報3に基く視
線から見た仮想的な3次元空間と自分以外の利用者Bの
アバタとを前記視線情報3における表示範囲と表示効果
とに基き表示する仮想空間表示手段(第1仮想空間表示
手段)、7はCRT、LCD等による出力手段(第1出
力手段)である。
【0043】6aは利用者Aが使用する第1装置10に
よる仮想空間表示手段6と同様に、自分以外の利用者A
の仮想空間表示手段6より送り込まれた視点位置と視線
方向とを受け取り、定義される視点位置と視線方向から
決定される仮想3次元空間中の位置に、自分以外の利用
者Aのアバタとなる物体をアバタ情報(第2アバタ情
報)9aに基いて生成し、仮想的な3次元空間を示す空
間情報(第2空間情報)5aに基き、出力手段(第2出
力手段)7aに、前記作成された視線情報8に基く視線
から見た仮想的な3次元空間と自分以外の利用者のアバ
タとを前記視線情報8における表示範囲と表示効果とに
基き表示する仮想空間表示手段(第2仮想空間表示手
段)である。
【0044】2aは入力手段(第2入力手段)1aから
の座標データ信号とコマンド信号との内、座標データ信
号を第2装置11の装置上に構築される仮想3次元空間
における視点位置と視線方向を表す情報に変換し、視線
情報8として記憶手段に記憶する視線設定手段(第2視
線設定手段)である。
【0045】また、仮想空間表示手段6aが使用する空
間情報5aとアバタ情報9aとは、それぞれ空間情報5
とアバタ情報9と同じものであり、記憶される場所が第
1装置10と第2装置11との違いだけである。また、
入力手段1aと出力手段7aとは、入力手段1と出力手
段7と同じものであり、接続されている場所が第1装置
10と第2装置11との違いだけである。
【0046】次に動作について説明する。まず、第1装
置10から制御される第2装置11における動作につい
て説明する。第1装置10の入力手段1により、コンピ
ュータ上の仮想3次元空間における座標データ信号とコ
マンド信号とが入力される。視線設定手段2は、入力手
段1からの座標データ信号を、本装置10上に構築され
る仮想3次元空間における視点位置と視線方向を表す情
報に変換するとともに、コマンド信号を、表示範囲と表
示効果と他の利用者を制御するコマンドとを表す情報に
変換し、自らの視線に関する情報であれば視線情報3と
して記憶し、第2装置11を制御する情報であれば制御
手段4に渡す。
【0047】制御手段4は、前記した第2装置11を制
御するコマンドに基いて、前記した視線の内、指定され
た視線情報3を指定された第2装置11に送り込み、第
2装置11の視線情報8に記憶された視線を変更する。
【0048】第2装置11の仮想空間表示手段6aは、
自分以外の利用者Aが使用する第1装置10の仮想空間
表示手段6より送り込まれた視点位置と視線方向とを受
け取り、定義される視点位置と視線方向から決定される
仮想3次元空間中の位置に、自分以外の利用者Aのアバ
タとなる物体をアバタ情報9aに基いて生成し、仮想的
な3次元空間を示す空間情報5aに基き、出力手段7a
に、前記作成された視線情報8に基く視線から見た仮想
的な3次元空間と自分以外の利用者Aのアバタとを前記
視線情報8における表示範囲と表示効果とに基き表示す
る。
【0049】次に、第1装置10における動作について
説明する。第1装置10の入力手段1での入力から視線
設定手段2により視線情報3に視線が記憶されるまで
は、前記利用者Bが使用する第2装置11の場合と同じ
である。
【0050】仮想空間表示手段6は、自分以外の利用者
Bの仮想空間表示手段6aより送り込まれた視点位置と
視線方向とを受け取り、定義される視点位置と視線方向
から決定される仮想3次元空間中の位置に、自分以外の
利用者Bのアバタとなる物体をアバタ情報9に基いて生
成し、仮想的な3次元空間を示す空間情報5に基き、出
力手段7に、前記作成された視線情報3に基く視線から
見た仮想的な3次元空間と自分以外の利用者Bのアバタ
とを前記視線情報3における表示範囲と表示効果とに基
き表示する。
【0051】図2は仮想空間表示手段6において入力手
段1の操作と出力手段7で描画される仮想3次元空間と
の関係の例を示す模式図である。
【0052】図2(a)は、仮想3次元空間における利
用者Aの視線113と利用者Bの視線114との関係、
及び、仮想3次元空間を構成する仮想物体111と仮想
物体112とを示している。
【0053】仮想3次元空間に仮想物体111と仮想物
体112とが図2(a)に示すように配置され、それを
挟んで利用者Aの視線113と利用者Bの視線114と
がある。この状況で、利用者Aが利用者Bの視線114
を制御するものとする。
【0054】図2(b)は、入力手段1の操作例を示し
ている。例えば、ボタン122とボタン123とは操作
せず、ジョイスティック121のみを左に動かして、か
つ、キーボード131から、視点位置をそのままで視線
方向のみを変化させ、表示範囲は標準で表示効果は無し
とのコマンドXをコマンドキー132により入力したと
する。
【0055】図2(c)は、前記入力操作を行った場合
の、利用者Bの視線の変化状況を示している。前記入力
操作に対しては、利用者Bの視線方向114のみが、x
軸を中心として左回転する事になる。
【0056】図2(d)は、利用者Aの出力手段7での
画面映像を示している。入力手段1の操作によらず、画
面映像は変化しない。
【0057】図2(e)は、利用者Bの出力手段7aで
の画面映像を示している。利用者Aの入力手段1の操
作、即ちジョイスティック121を左に移動する操作に
より、画面全体の映像が右に移動するように見える。こ
れは、描画の範囲が左に移動している事を示している。
【0058】図3は、表示範囲の例を示す模式図であ
る。例えば、通常は図3(a)に示すように、表示画面
141全体を表示範囲とし、描画範囲として描画範囲
(近点)143から描画範囲(遠点)142で指定され
ていた場合には、実線で示した範囲が描画され、表示画
面141に投影される。
【0059】入力手段1から、表示範囲を画面中央付近
に狭めるコマンドが入力されると、図3(b)に示すよ
うに、表示画面141中の表示範囲144に投影される
範囲に描画範囲142aが狭められる。このように、描
画範囲142aを狭めた場合、画面上で表示される大き
さが小さくなるため、ウォークスルーする効果は減少す
るが、描画の処理性能の劣るコンピュータであっても描
画範囲の空間が狭いため、より滑らかな描画が可能とな
る。
【0060】また、描画範囲(遠点)142aを、利用
者Aの視点113に近づける事によっても、同様の効果
があり、この場合、表示画面141上の描画範囲144
を狭める事なく実現できるが、利用者Aの視点113か
ら遠い物体を描画しないため、見かけ上の描画された画
面が異なってしまう問題が残る。
【0061】図4は、表示効果の例を示す模式図であ
る。例えば、図4(a)に示すような画面が表示されて
おり、指定場所151が、マウスやキーボードからの座
標によって指定され、指定場所151を中心とした範囲
をはっきりと表示し、他の部分はぼんやりと表示するよ
うに指定された場合、図4(b)で示すように、はっき
り見える範囲152と、ぼんやり見える範囲153とに
表示される。このように、指定範囲のみをはっきりと表
示させた場合、その範囲を注目させる事が可能となる。
【0062】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、第2装置11が、自分以外の利用者Aが使用する第
1装置10より送り込まれた視点位置と視線方向とから
決定される仮想3次元空間中の位置に、自分以外の利用
者Aのアバタを生成し、空間情報5aに基き、出力手段
7aに、第2装置11の視線情報8に基く視線から見た
仮想的な3次元空間と利用者Aのアバタとを視線情報8
における表示範囲と表示効果とに基き表示し、第1装置
10が、第2装置11より送り込まれた視点位置と視線
方向とから決定される仮想3次元空間中の位置に、自分
以外の利用者Bのアバタを生成し、空間情報5に基き、
出力手段7に、第1装置10の視線情報3に基く視線か
ら見た仮想的な3次元空間と自分以外の利用者Bのアバ
タとを視線情報3における表示範囲と表示効果とに基き
表示するようにしたので、利用者Aが他の利用者Bの視
線を制御できる効果が得られる。
【0063】また、描画の処理性能が劣るコンピュータ
であっても、描画の範囲を狭める事で、より滑らかな描
画を実現でき、更に、指定した範囲を注目させる事がで
きる効果が得られる。
【0064】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による仮想空間視線制御装置のブロック構成図であ
る。本実施の形態3において上記実施の形態1,2と同
一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の符号を
付し説明を省略する。24は他操作コマンドに基いて座
標データ信号とコマンド信号とを第2装置11の視線設
定手段2aに送り込み、他の第2装置11の視線情報8
の視線を変更させる事により第2装置11を制御する制
御手段(第2制御手段)である。
【0065】つまり、実施の形態1では他の利用者の視
線情報を生成した上で直接他の利用者に視線情報として
送付していた。この実施の形態2では、より処理を共通
化し開発部分を少なくするために入力手段1からの情報
をそのまま他の利用者に送付している。
【0066】次に動作について説明する。実施の形態1
では、視線情報3が第1装置10の制御手段4により、
第1装置10の視線設定手段6から第2装置11の視線
情報8に送り込まれていたが、本実施の形態2では、座
標データ信号とコマンド信号が第1装置10の制御手段
24の制御により、第1装置10の視線設定手段2から
第2装置11の視線設定手段2aに送り込まれており、
前記視線設定手段2aでの処理が、第1装置10の視線
設定手段2aと同様の処理となる。
【0067】つまり、実施の形態1では他の利用者の視
線情報を生成した上で直接他の利用者に視線情報として
送付していたが、実施の形態2では、より処理を共通化
し開発部分を少なくするために入力手段からの情報をそ
のまま他の利用者に送付している。
【0068】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、第1及び第2装置10,11において、他の利用者
の視点位置や視線方向による視線を制御する処理を共通
化したので、開発部分を少なくできる効果が得られる。
【0069】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3による仮想空間視線制御装置のブロック構成図であ
る。この実施の形態3において上記実施の形態1,2と
同一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の符号
を付し説明を省略する。
【0070】36aはまとめて記憶している第1装置1
0から取出したアバタ情報9を利用して、第1装置10
の仮想空間表示手段(第1仮想空間表示手段)36より
送り込まれた視点位置と視線方向とを受け取り、定義さ
れる視点位置と視線方向から決定される仮想3次元空間
中の位置に、自分以外の利用者Aのアバタとなる物体を
生成し、空間情報5を利用して、出力手段7aに、視線
情報8に基く視線から見た仮想的な仮想3次元空間と自
分以外の利用者Aのアバタとを視線情報8における表示
範囲と表示効果とに基き表示する仮想空間表示手段(第
2仮想空間表示手段)である。
【0071】36は実施の形態1で説明した仮想空間表
示手段6と同様に、視線情報3に基く視線から見た仮想
的な仮想3次元空間と自分以外の利用者Bのアバタとを
視線情報3における表示範囲と表示効果とに基き表示す
るが、他の第2装置11からの要求に応じてアバタ情報
9と空間情報5とを送出する点が仮想空間表示手段6と
異なる仮想空間表示手段である。
【0072】即ち、実施の形態1では各々の利用者A,
Bが記憶していた空間情報5,5aやアバタ情報9,9
aを用いて仮想空間の描画をしていたが、実施の形態3
では、より情報を記憶できない装置であっても同様の仮
想空間での視線制御を可能とするために、空間情報とア
バタ情報との共有できる情報をまとめて一人が所有し、
必要に応じて他の利用者が取出して利用できるようにし
ている。
【0073】次に動作について説明する。実施の形態1
では、第2装置11による仮想空間表示手段6aは第2
装置11に記憶されたアバタ情報9aと空間情報5aと
を利用していたが、本実施の形態3では、第2装置11
による仮想空間表示手段36aは、第1装置10の装置
に記憶されたアバタ情報9と空間情報5とを、仮想空間
表示手段36を介して取込んで利用する。
【0074】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、空間情報とアバタ情報との共有できる情報をまとめ
て一人が所有し、必要に応じて他の利用者が取出して利
用できるので、より情報を記憶できない装置であっても
同様の仮想空間での視線制御が可能となる効果が得られ
る。
【0075】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4による仮想空間視線制御装置のブロック構成図であ
る。この実施の形態4において、上記実施の形態1〜3
と同一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の符
号を付し説明を省略する。
【0076】41は座標データ信号を出力する機能に関
しては前記入力手段1と同じであるが、出力するコマン
ド信号の内、指定した他の利用者Bの動きを自分の動き
とリンクさせて、他の利用者Bの視線を変更するコマン
ドが追加された入力手段(第1入力手段)である。
【0077】即ち、実施の形態1では他の利用者Bの視
線情報を直接指定していたが、実施の形態4では、自分
と同じ映像を他の利用者Bにも見せる事を可能とするた
めに、他の利用者Bの動きを自分Aの動きとリンクさせ
ている。
【0078】次に動作について説明する。実施の形態1
では、他の利用者Bの視線を直接指定して変更する例を
示していたが、この実施の形態4では、自分Aの視線の
動きと指定した他の利用者Bの視線の動きが同じである
ため、第1装置10の視線情報3と同じものが第2装置
11に送られる事になる。
【0079】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、他の利用者の動きを自分の動きとリンクさせる事に
より、自分と同じ映像を他の利用者にも見せる事が可能
となる効果が得られる。
【0080】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5による仮想空間視線制御装置のブロック構成図であ
る。この実施の形態5において、上記実施の形態1〜4
と同一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の符
号を付し説明を省略する。
【0081】51は座標データ信号を出力する機能に関
しては前記入力手段1と同じであるが、出力するコマン
ド信号の内、指定した他の利用者Bの動きを自分Aの動
きとは別に操作し、他の利用者Bの視線を変更するコマ
ンドが追加された入力手段(第1入力手段)である。
【0082】即ち、実施の形態1では他の利用者の視線
情報を直接指定していたが、この実施の形態5では、他
の利用者Bが操作に不慣れであってもウォークスルーで
きるようにするために、別の人がその人Bの操作を代っ
て行う事を可能としている。
【0083】次に動作について説明する。実施の形態1
では、他の利用者Bの視線を直接指定して変更する例を
示していたが、この実施の形態5では、自分Aの動きと
は別に他の利用者Bの動きを操作するため、第1装置1
0の視線情報3にはデータが送られず、第2装置11の
視線情報8にのみ座標データ信号とコマンド信号による
視線が送られる事になる。以上のように、この実施の形
態5によれば、他の利用者Bが操作に不慣れな場合等
に、別の人がその人Bの操作を代って行う事が可能とな
る効果が得られる。
【0084】実施の形態6.図9はこの発明の実施の形
態6による仮想空間視線制御装置のブロック構成図であ
る。この実施の形態6において、上記実施の形態1〜5
と同一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の符
号を付し説明を省略する。
【0085】61は座標データ信号を出力する機能に関
しては前記入力手段1と同じであるが、出力するコマン
ド信号の内、指定した他の利用者の動きを自分の動きと
は別に操作し、他の利用者の視点位置のみを変更するコ
マンドが追加された入力手段(第1入力手段)である。
【0086】即ち、実施の形態1では他の利用者Bの視
線情報8を直接指定していたが、この実施の形態6で
は、より限られた空間しか構築していなかった場合でも
ウォークスルーできるために、他の利用者Bを誘導する
事を可能としている。
【0087】次に動作について説明する。実施の形態1
では、他の利用者Bの視線を直接指定して変更する例を
示していたが、この実施の形態6では、第1装置10の
視線情報3にはデータが送られず、第2装置11の視線
情報8にのみ座標データ信号とコマンド信号による視点
位置と表示範囲と表示効果とが送られる事になる。以上
のように、この実施の形態6によれば、第1装置10の
利用者Aを他の利用者Bが使用する第2装置11を構築
している仮想3次元空間へ誘導することができる効果が
得られる。
【0088】実施の形態7.図10はこの発明の実施の
形態7による仮想空間視線制御装置のブロック構成図で
ある。この実施の形態7において、上記実施の形態1〜
6と同一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の
符号を付し説明を省略する。
【0089】71は座標データ信号を出力する機能に関
しては前記入力手段1と同じであるが、出力するコマン
ド信号の内、指定した他の利用者Bの動きを自分Aの動
きとは別に操作し、他の利用者Bの視線方向を向けたい
地点または物体を指定し、他の利用者Bの視線方向を変
更するコマンドが追加された入力手段(第1入力手段)
である。
【0090】即ち、実施の形態1では他の利用者Bの視
線情報8を直接指定していたが、この実施の形態7で
は、他の利用者Bの視線方向がどこを向いていても、視
線方向を向けたい地点または物体に向ける事を可能とし
ている。
【0091】次に動作について説明する。実施の形態1
では、他の利用者Bの視線を直接指定して変更する例を
示していたが、この実施の形態7では、第1装置10の
視線情報3にはデータが送られず、第2装置11の視線
情報8にのみ座標データ信号とコマンド信号による視線
方向と表示範囲と表示効果と他の利用者Bの視線方向を
向けたい地点または物体とが送られる事になる。
【0092】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、他の利用者Bの視線方向がどこを向いているかに関
わらず、他の利用者Bの視線方向を向けたい地点または
物体に向ける事を可能とする効果が得られる。
【0093】実施の形態8.図11はこの発明の実施の
形態8による仮想空間視線制御装置のブロック構成図で
ある。この実施の形態8において、上記実施の形態1〜
7と同一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の
符号を付し説明を省略する。
【0094】81は座標データ信号を出力する機能に関
しては前記入力手段1と同じであるが、出力するコマン
ド信号の内、指定した他の利用者Bの動きを自分Aの動
きとは別に操作し、他の利用者Bを移動させたい地点を
指定し、他の利用者Bを指定した地点に移動させ、他の
利用者Bの視点位置を変更するコマンドが追加された入
力手段(第1入力手段)である。
【0095】即ち、実施の形態1では他の利用者Bの視
線情報8を直接指定していたが、この実施の形態8で
は、他の利用者Bが構築している仮想3次元空間内をウ
ォークスルーできるようにするために、他の利用者Bの
視点位置を、指定した仮想3次元空間が存在する場所に
移動している。
【0096】次に動作について説明する。実施の形態1
では、他の利用者Bの視線を直接指定して変更する例を
示していたが、この実施の形態8では、第1装置10の
視線情報3にはデータが送られず、第2装置11の視線
情報8にのみ座標データ信号とコマンド信号による視点
位置と表示範囲と表示効果と他の利用者Bを移動させた
い地点とが送られる事になる。
【0097】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、第1装置10の利用者Aを第2装置11を構築して
いる仮想3次元空間に移動させる、例えば、街を構築し
ており、その中をウォークスルーさせたい場合に、構築
している街の境界に来た時に街の反対側の境界に移動さ
せる事により、無限に街が広がるように感じさせること
ができる効果が得られる。
【0098】実施の形態9.図12はこの発明の実施の
形態9による仮想空間視線制御装置のブロック構成図で
ある。この実施の形態9において、上記実施の形態1〜
9と同一又は相当の機能を有する構成要素には、同一の
符号を付し説明を省略する。
【0099】91は座標データ信号を出力する機能に関
しては前記入力手段1と同じであるが、出力するコマン
ド信号の内、指定した他の利用者Bの動きを自分Aの動
きとは別に操作し、他の利用者Bを移動させたい経路ま
たは複数の地点を指定し、他の利用者Bを指定した経路
で移動させ、他の利用者Bの視点位置を変更するコマン
ドが追加された入力手段(第1入力手段)である。
【0100】即ち、実施の形態1では他の利用者Bの視
線情報8を直接指定していたが、この実施の形態9で
は、他の利用者Bが、構築された仮想3次元空間だけを
見ていけるように、他の利用者Bのたどる経路または複
数の地点を指定するようにしている。
【0101】次に動作について説明する。実施の形態1
では、他の利用者Bの視線を直接指定して変更する例を
示していたが、この実施の形態9では、第1装置10の
視線情報3にはデータが送られず、第2装置11の視線
情報8にのみ座標データ信号とコマンド信号による視点
位置と表示範囲と表示効果と他の利用者を移動させたい
経路または複数の地点とが送られる事になる。
【0102】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、他の利用者Bが、例えば乗り物に乗車しているよう
に、構築している仮想3次元空間だけを移動していく事
を可能とする効果が得られる。
【0103】なお、上記実施の形態1〜9ではポインテ
ィングデバイスとしてジョイスティックによる例を示し
たが、マウスやトラックボールなどの2つの座標を変更
できる手段であっても良く、この場合も上記実施の形態
1〜9と同様の効果が得られる。
【0104】また、ポインティングデバイスとスイッチ
デバイスとの組合せによる操作切替えの例を示したが、
必要となる操作の分だけポインティングデバイスを用意
しても良く、この場合も上記実施の形態1〜9と同様の
効果が得られる。
【0105】さらに、上記の表示範囲を指定する例で
は、描画範囲を特定コマンドで指定される例を示した
が、表示画面141上での表示範囲144の大きさを画
面上の座標で指定しても良いし、マウス等の2次元座標
を指定するデバイスで直接画面上の位置を指定しても良
く、どちらの場合であっても、上記実施の形態1〜9と
同様の効果が得られる。
【0106】さらに、第1装置10から第2装置11を
制御する例を示したが、第2装置11の構成を第1装置
10と同じにしておく事により、第2装置11から第1
装置10を制御する事もでき、この場合も上記実施の形
態1〜9と同様の効果が得られる。
【0107】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、第1装置が、他操作コマンドに応じて第2装置の
第2視線情報を変更し、第2装置の情報で決定される仮
想3次元空間内の位置に、第2装置の利用者の分身であ
るアバタを第1アバタ情報に基いて生成し、第1空間情
報に基き、第1出力手段に、第1装置の第1視線情報に
基く視線から見た仮想3次元空間と第2装置の利用者の
アバタとを表示し、また、第2装置が、第1装置の情報
で決定される仮想3次元空間内の位置に、第1装置の利
用者のアバタを第2アバタ情報に基いて生成し、第2空
間情報に基き、第2出力手段に、第2視線情報に基く視
線から見た仮想3次元空間と第1装置の利用者のアバタ
とを表示するように構成したので、第1装置の利用者が
第2装置の利用者の視線を制御できる効果がある。
【0108】請求項2記載の発明によれば、第1及び第
2入力手段に入力され、第1及び第2視線設定手段に記
憶された第1及び第2視線情報における表示範囲及び表
示効果の情報に基き、第1仮想空間表示手段が第1視線
情報に基く視線から見た仮想3次元空間と第1装置の利
用者のアバタとを表示し、第2仮想空間表示手段が第2
視線情報に基く視線から見た仮想3次元空間と第2装置
の利用者のアバタとを表示するように構成したので、描
画の処理性能が劣るコンピュータであっても、描画の範
囲を狭める事で、より滑らかな描画を実現でき、更に、
指定した範囲を注目させる事ができる効果がある。
【0109】請求項3記載の発明によれば、第1制御手
段に代え、第1入力手段からの視点位置及び視線方向の
情報と、表示範囲及び表示効果の情報とを、第2視線設
定手段へ送出する第2制御手段を設け、第2制御手段か
らの情報を第2視線情報とするように構成したので、第
1及び第2装置において、開発部分を少なくできる効果
がある。
【0110】請求項4記載の発明によれば、第2装置の
第2仮想空間表示手段が、第2視線情報に基く視線から
見た仮想3次元空間と第1装置の利用者のアバタとを第
2出力手段に表示する際に、第2アバタ情報及び第2空
間情報に代え、第1アバタ情報及び第1空間情報を用い
て行うように構成したので、空間情報とアバタ情報をま
とめて一装置が所有し、必要に応じて他装置が取出して
利用できるので、より情報を記憶できない装置であって
も同様の仮想空間での視線制御が可能となる効果があ
る。
【0111】請求項5記載の発明によれば、他操作コマ
ンドが、第2装置の利用者の視点位置を第1装置の利用
者の視点位置に移動させ、第2装置の利用者の動きを上
記第1装置の利用者の動きと同調させ、第2装置の利用
者の視点位置及び視線方向を第1装置の利用者の視点位
置及び視線方向と同一とし、第2装置の利用者の表示範
囲及び表示効果を第1装置の利用者の表示範囲及び表示
効果と同一とするように構成したので、第2装置の利用
者の動きを第1装置の利用者の動きとリンクさせる事に
より、第1装置の利用者と同じ映像を第2装置の利用者
にも見せる事が可能となる効果がある。
【0112】請求項6記載の発明によれば、他操作コマ
ンドが、第2装置の利用者の動きを第1装置の利用者の
動きとは別に操作し、第2装置の利用者の視点位置及び
視線方向と、表示範囲及び表示効果とを指定するように
構成したので、第2装置の利用者が操作に不慣れな場合
等に、別の人がその第2装置の利用者の操作を代って行
う事が可能となる効果がある。
【0113】請求項7記載の発明によれば、他操作コマ
ンドが、第2装置の利用者の動きを第1装置の利用者の
動きとは別に操作し、第2装置の利用者の視点位置と、
表示範囲及び表示効果とを指定するように構成したの
で、第1装置の利用者を第2装置を構築している仮想3
次元空間へ誘導することができる効果がある。
【0114】請求項8記載の発明によれば、他操作コマ
ンドが、第2装置の利用者の動きを第1装置の利用者の
動きとは別に操作し、第2装置の利用者の視線方向を第
1装置の利用者が向けたい点または物体を指定するよう
に構成したので、第2装置の利用者の視線方向がどこを
向いているかに関わらず、第2装置の利用者の視線方向
を向けたい地点または物体に向ける事を可能とする効果
がある。
【0115】請求項9記載の発明によれば、他操作コマ
ンドが、第2装置の利用者の動きを第1装置の利用者の
動きとは別に操作し、第2装置の利用者の視点位置を第
1装置の利用者が移動させたい地点に変更するように構
成したので、第1装置の利用者を第2装置を構築してい
る仮想3次元空間に移動させる、例えば、街を構築して
おり、その中をウォークスルーさせたい場合に、構築し
ている街の境界に来た時に街の反対側の境界に移動させ
る事により、無限に街が広がるように感じさせることが
できる効果がある。
【0116】請求項10記載の発明によれば、他操作コ
マンドが、第2装置の利用者の動きを第1装置の利用者
の動きとは別に操作し、第2装置の利用者の視点位置を
第1装置の利用者が移動させたい経路または経路を示す
複数の地点に変更するように構成したので、第2装置の
利用者が、例えば乗り物に乗車しているように、構築し
ている仮想3次元空間だけを移動していく事を可能とす
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による仮想空間視線
制御装置のブロック構成図である。
【図2】 入力手段と出力手段とによって描画される仮
想3次元空間との関係例を示す模式図である。
【図3】 表示範囲の例を示す模式図である。
【図4】 表示効果の例を示す模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による仮想空間視線
制御装置のブロック構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による仮想空間視線
制御装置のブロック構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による仮想空間視線
制御装置のブロック構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による仮想空間視線
制御装置のブロック構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6による仮想空間視線
制御装置のブロック構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7による仮想空間視
線制御装置のブロック構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態8による仮想空間視
線制御装置のブロック構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態9による仮想空間視
線制御装置のブロック構成図である。
【図13】 従来の仮想空間における仮想空間視線制御
装置のブロック構成図である。
【図14】 従来の仮想空間視線制御装置の動作を説明
するための模式図である。
【図15】 従来の仮想空間視線制御装置の入力手段の
操作例を説明する模式図である。
【符号の説明】
1,41,51,61,71,81,91 入力手段
(第1入力手段)、1a入力手段(第2入力手段)、2
視線設定手段(第1視線設定手段)、2a視線設定手
段(第2視線設定手段)、3 視線情報(第1視線情
報)、4 制御手段(第1制御手段)、5 空間情報
(第1空間情報)、5a 空間情報(第2空間情報)、
6,36 仮想空間表示手段(第1仮想空間表示手
段)、6a,36a 仮想空間表示手段(第2仮想空間
表示手段)、7 出力手段(第1出力手段)、7a 出
力手段(第2出力手段)、8 視線情報(第2視線情
報)、9アバタ情報(第1アバタ情報)、9a アバタ
情報(第2アバタ情報)、10第1装置、11 第2装
置、24 制御手段(第2制御手段)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想3次元空間内を利用者の視線を更新
    しながらウォークスルーする第1装置に、仮想3次元空
    間における視点位置及び視線方向の情報と上記第1装置
    以外の第2装置を操作指示する他操作コマンドとが入力
    される第1入力手段と、上記第1入力手段からの視点位
    置及び視線方向の情報を第1視線情報として記憶する第
    1視線設定手段と、上記第1視線情報のうち上記他操作
    コマンドに応じた視線情報によって、上記第2装置の第
    2視線情報を変更する第1制御手段と、上記第2装置か
    ら受け取った視点位置及び視線方向から決定される仮想
    3次元空間内の位置に、上記第2装置の利用者の分身で
    あるアバタを第1アバタ情報に基いて生成し、仮想3次
    元空間を示す第1空間情報に基き、第1出力手段に、上
    記第1視線情報に基く視線から見た仮想3次元空間と上
    記第2装置の利用者のアバタとを表示する第1仮想空間
    表示手段とを備え、上記第2装置に、仮想3次元空間に
    おける視点位置及び視線方向の情報が入力される第2入
    力手段と、上記第2入力手段からの視点位置及び視線方
    向の情報を上記第2視線情報として記憶する第2視線設
    定手段と、上記第1装置から受け取った視点位置と視線
    方向から決定される仮想3次元空間内の位置に、上記第
    1装置の利用者のアバタを第2アバタ情報に基いて生成
    し、仮想3次元空間を示す第2空間情報に基き、第2出
    力手段に、上記第2視線情報に基く視線から見た仮想3
    次元空間と上記第1装置の利用者のアバタとを表示する
    第2仮想空間表示手段とを備えた仮想空間視線制御装
    置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2入力手段に入力する情報と
    して、仮想3次元空間の表示範囲及びその表示範囲を明
    暗領域に区分けする表示効果を指示する情報を加え、第
    1及び第2視線設定手段に、上記表示範囲及び表示効果
    を指示する情報を第1及び第2視線情報に加えて記憶す
    る機能を備え、第1仮想空間表示手段に、上記第1視線
    情報に基く視線から見た仮想3次元空間と第1装置の利
    用者のアバタとを上記第1視線情報における表示範囲及
    び表示効果の情報に基き第1出力手段に表示する機能を
    備え、第2仮想空間表示手段に、上記第2視線情報に基
    く視線から見た仮想3次元空間と第2装置の利用者のア
    バタとを上記第2視線情報における表示範囲及び表示効
    果の情報に基き第2出力手段に表示する機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の仮想空間視線制御装置。
  3. 【請求項3】 第1制御手段に代え、第1入力手段から
    の視点位置及び視線方向の情報と、表示範囲及び表示効
    果の情報とを、第2視線設定手段へ送出する第2制御手
    段を設け、上記第2視線設定手段が、第2制御手段から
    の情報を第2視線情報として記憶するようにしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の仮想空間視線
    制御装置。
  4. 【請求項4】 第2仮想空間表示手段が、第2視線情報
    に基く視線から見た仮想3次元空間と第1装置の利用者
    のアバタとを第2出力手段に表示する際に、第2アバタ
    情報及び第2空間情報に代え、第1アバタ情報及び第1
    空間情報を用いて行うようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の仮想空間視線制御装置。
  5. 【請求項5】 他操作コマンドが、第2装置の利用者の
    視点位置を第1装置の利用者の視点位置に移動させ、上
    記第2装置の利用者の動きを上記第1装置の利用者の動
    きと同調させ、上記第2装置の利用者の視点位置及び視
    線方向を第1装置の利用者の視点位置及び視線方向と同
    一とし、上記第2装置の利用者の表示範囲及び表示効果
    を上記第1装置の利用者の表示範囲及び表示効果と同一
    とするコマンドであることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の仮想空間視線制御装置。
  6. 【請求項6】 他操作コマンドが、第2装置の利用者の
    動きを第1装置の利用者の動きとは別に操作し、上記第
    2装置の利用者の視点位置及び視線方向と、表示範囲及
    び表示効果とを指定するコマンドであることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の仮想空間視線制御装
    置。
  7. 【請求項7】 他操作コマンドが、第2装置の利用者の
    動きを第1装置の利用者の動きとは別に操作し、上記第
    2装置の利用者の視点位置と、表示範囲及び表示効果と
    を指定するコマンドであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の仮想空間視線制御装置。
  8. 【請求項8】 他操作コマンドが、第2装置の利用者の
    動きを第1装置の利用者の動きとは別に操作し、上記第
    2装置の利用者の視線方向を上記第1装置の利用者が向
    けたい点または物体を指定するコマンドであることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の仮想空間視線制
    御装置。
  9. 【請求項9】 他操作コマンドが、第2装置の利用者の
    動きを第1装置の利用者の動きとは別に操作し、上記第
    2装置の利用者の視点位置を上記第1装置の利用者が移
    動させたい地点に変更するコマンドであることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の仮想空間視線制御装
    置。
  10. 【請求項10】 他操作コマンドが、第2装置の利用者
    の動きを第1装置の利用者の動きとは別に操作し、上記
    第2装置の利用者の視点位置を上記第1装置の利用者が
    移動させたい経路または経路を示す複数の地点に変更す
    るコマンドであることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の仮想空間視線制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000049579A1 (fr) * 1999-02-16 2000-08-24 Sega Enterprises, Ltd. Dispositif d'affichage et de traitement d'image et procede d'affichage d'image

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