JPH0219784Y2 - - Google Patents

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JPH0219784Y2
JPH0219784Y2 JP1982174021U JP17402182U JPH0219784Y2 JP H0219784 Y2 JPH0219784 Y2 JP H0219784Y2 JP 1982174021 U JP1982174021 U JP 1982174021U JP 17402182 U JP17402182 U JP 17402182U JP H0219784 Y2 JPH0219784 Y2 JP H0219784Y2
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JP
Japan
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movable part
reflecting mirror
optical deflection
deflection element
supported
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JP1982174021U
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JPS5979824U (ja
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁オツシログラフ等に用いて有効な
光偏向素子に関するものである。
第1図は本願考案者らが先に特願昭55−44383
号で提案したこの種の光偏向素子の一例を示す構
成斜視図である。
この光偏向素子は、フレーム1に可動部2を細
くなつたバネ部31,32を介して支持するとと
もに、可動部2に、反射鏡4とコイルパターン5
とを形成したものである。フレーム1,可動部2
およびバネ部31,32は、例えば厚さが5×
10l-5m程度のひとつの水晶基板で構成され、こ
れらの形状、反射鏡やコイルパターンの作成はホ
トリソグラフイ(写真食刻)の技術とエツチング
の技術とを利用して行なわれる。
このように構成した光偏向素子は、コイルパタ
ーン5を図示する矢印方向の磁界(基板の平面方
向と同一方向の磁界)中に配置させ、コイルパタ
ーンに電流を流すことによつて、可動部2をバネ
部31,32を軸として偏位させ、反射鏡4に入
射する光ビームを偏向することができる。
ところで、このような構成の光偏向素子は、高
性能で品質の揃つた素子を一度に多数生産するこ
とができるという特長がある反面、反射鏡4をそ
の上下端で支持しているため、可動部2が回転し
た場合に反射鏡4にトルクが作用し、バネ部31
と反射鏡4のねじり剛性比に対応して反射鏡4が
第2図に示すようにねじれるという問題があつ
た。反射鏡4が第2図に示すようにねじれると、
反射光のビームは横に拡がつてしまい、スポツト
をしぼることができなくなつてしまう。
本考案はこのような、可動部が回転した場合の
反射鏡のねじれによる問題点を解決することを目
的としてなされたものである。
本考案は一つの絶縁基板にホトリソグラフイ技
術とエツチング技術を用いてバネ部とこのバネ部
を介してその上下端が固定端に支持される可動部
とを形成するとともに前記可動部に反射鏡とコイ
ルパターンとを形成した光偏向素子に係るもの
で、その特徴とするところは前記反射鏡はその一
端のみが可動部の他の部分に接続して片持ちばり
を構成した点にある。
以下図面にもとずいて本考案を説明する。
第3図および第4図は、本考案に係る光偏向素
子の正面図である。
第3図の実施例は、光偏向素子の可動部2内の
反射鏡4の周囲にスリツト6を設けることにより
反射鏡4を片持ちばりとして支持させるような構
造にしたものである。可動部2はバネ31,32
を介して固定端7で支持されている。
第4図の実施例は、2つの反射鏡4のそれぞれ
の一端を可動部2内のコイル部(コイル5のある
部分)に接続した構造のもので、2つの反射鏡を
前記同様片持ちばりとして支持させるようにした
ものである。
このように構成される光偏向素子によれば、可
動部2が回転した場合にも反射鏡4にはトルクが
加わらないので、反射鏡がねじれることはない。
この結果反射光ビームが拡がることもなくなり、
スポツトをしぼることが可能となる。
なお、第3図および第4図に示す光偏向素子は
ひとつの絶縁基板から、ホトリソグラフイの技術
とエツチングの技術を利用して、同一工程で形成
できるものなので、第1図の場合に比べて工程が
複雑になるようなことはない。また可動部は上下
端支持構造なので、片持ちばり型の可動部に比べ
て横方向の外部振動等に対して強く、安定性が優
れている。
以上述べたように本考案によれば、可動部が回
転した場合に反射鏡のねじれの生じない光偏向素
子を簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案者らが先に提案した光偏向素
子の一例を示す構成斜視図、第2図はその問題点
を説明するための動作状態における構成説明図、
第3図および第4図は本考案に係る光偏向素子の
正面図である。 2……可動部、31,32……バネ部、4……
反射鏡、5……コイルパターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一つの絶縁基板にホトリソグラフイ技術とエツ
    チング技術を用いてバネ部とこのバネ部を介して
    その上下端が固定端に支持される可動部とを形成
    するとともに前記可動部に反射鏡とコイルパター
    ンとを形成した光偏向素子において、前記反射鏡
    はその一端のみが可動部の他の部分に接続して片
    持ちばりを構成したことを特徴とする光偏向素
    子。
JP17402182U 1982-11-17 1982-11-17 光偏向素子 Granted JPS5979824U (ja)

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JP17402182U JPS5979824U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 光偏向素子

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JP17402182U JPS5979824U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 光偏向素子

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Publication Number Publication Date
JPS5979824U JPS5979824U (ja) 1984-05-30
JPH0219784Y2 true JPH0219784Y2 (ja) 1990-05-31

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ID=30378952

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3926552B2 (ja) * 2000-10-25 2007-06-06 日本信号株式会社 アクチュエ−タ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734462A (en) * 1980-08-11 1982-02-24 Yokogawa Hokushin Electric Corp Deflecting element of light

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5486146U (ja) * 1977-11-29 1979-06-18
JPS55113509U (ja) * 1979-02-05 1980-08-09

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JPS5734462A (en) * 1980-08-11 1982-02-24 Yokogawa Hokushin Electric Corp Deflecting element of light

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JPS5979824U (ja) 1984-05-30

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