JPH021973Y2 - - Google Patents
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- JPH021973Y2 JPH021973Y2 JP19393684U JP19393684U JPH021973Y2 JP H021973 Y2 JPH021973 Y2 JP H021973Y2 JP 19393684 U JP19393684 U JP 19393684U JP 19393684 U JP19393684 U JP 19393684U JP H021973 Y2 JPH021973 Y2 JP H021973Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- band
- output
- signal
- broadcast
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 32
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、シンセサイザ方式のチユーナに関
し、特にFM放送バンドとテレビ音声放送バンド
とを受信することが出来るチユーナの選局回路に
関する。 (ロ) 従来の技術 現在、例えば特公昭59−37609号公報に記載さ
れる如きシンセサイザ方式のチユーナが多数存在
する。前記チユーナはワンタツチで希望の放送局
を受信出来るプリセツト選局等の機能を設けやす
く、使い勝手が良い。第2図はその様なチユーナ
の選局回路を示す回路図で、1はフロントエン
ド、2は受信する放送局を選択する為の入力手
段、3は該入力手段2で選択された放送局に応じ
てデータ信号を発生する制御信号発生回路、及び
4は基準カウンタ5、プログラマブルカウンタ
6、位相比較回路7、及びローパスフイルタ8か
ら成るフエーズロツクドループ回路(PLL回路)
である。 前記制御信号発生回路3は、マイクロコンピユ
ータで構成され、予め放送局の受信周波数に対応
した種々のデータ信号がメモリに記憶されてい
る。 今、入力手段2を操作すると、それに応じて前
記制御信号発生回路3から記憶されたデータ信号
のうち所望のデータ信号が出力される。すると、
プログラマブルカウンタ6は前記データ信号に応
じて分周比が設定される。その為、フロントエン
ド1の局部発振回路の発振周波数は、前記プログ
ラマブルカウンタ6を介して分周された後、位相
比較回路7で基準カウンタ5から発生される基準
発振周波数と位相比較される。前記位相比較回路
7は位相差に応じて出力電圧を発生し、該出力電
圧はローパスフイルタ8でリツプル成分が除去さ
れた後、前記局部発振回路に供給され、該局部発
振回路の可変容量ダイオードの容量を変化させ
る。そして、前記プログラマブルカウンタ6を介
した前記局部発振回路の発振周波数が基準発振周
波数と一致した時、すなわち該発振周波数が所望
の周波数(受信信号の周波数より中間周波数だけ
高い、または低い周波数)になつた時、前記位相
比較回路7からの出力電圧が一定となり、PLL
回路4はロツクされることになる。したがつて、
受信信号はフロントエンド1で中間周波数に変換
されることになる。 ところで、最近、テレビ放送の音楽番組の増加
に伴い、テレビ音声放送バンドが受信出来るFM
チユーナが増えてきている。前記チユーナは、一
般に同一バンドでFM放送バンドとテレビ音声放
送ローバンドとが受信出来、該バンドと異なるバ
ンドでテレビ音声放送のハイバンドが受信出来る
様に成されている。前記両バンドを受信する場
合、従来、フロントエンドをそれぞれ別個に設け
て行つていた。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、フロントエンドを別個に設ける
方法は、製造コストが高価となり好ましくない。
そこで、例えば特公昭48−2506号公報に記載され
る如く、同調回路を可変容量ダイオードと、該可
変容量ダイオードに並列接続され、互いに直列接
続される2つの共振コイルとで構成し、選択され
たバンドに応じて前記共振コイルの両方または一
方を使用する様にすることにより一つのフロント
エンドでFM放送バンド及びテレビ音声放送のロ
ーバンドとテレビ音声放送のハイバンドとを受信
することが考えられるが、シンセサイザ方式のチ
ユーナでテレビ音声放送のハイバンドを受信する
場合、現在のところ、プログラマブルカウンタ6
の最高動作周波数が100AHz程度であるのに対し、
テレビ音声放送(VHF)の一番高い周波数の放
送局(12ch)の周波数が221.75MHzであるので、
テレビ音声放送のハイバンドの受信時において、
フロントエンド1の局部発振回路の出力信号はプ
リスケーラ等で分周した後にプログラマブルカウ
ンタ6に入力する必要がある。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、選択されたバンドに応じて切換え信
号を、選択された放送局に応じてデータ信号を発
生する制御信号発生回路と、該制御信号発生回路
の切換え信号に応じて選択的にFM放送バンド及
びテレビ音声放送のローバンドとテレビ音声放送
のハイバンドとが切換えられ、受信された受信信
号の周波数を中間周波数に変換するフロントエン
ドと、前記制御信号発生回路の切換え信号に応じ
て、前記フロントエンドに有する局部発振回路の
出力信号を選択的に出力する第1出力回路及び前
記局部発振回路の出力信号を分周するプリスケー
ラを有し、該局部発振回路の出力信号を選択的に
出力する第2出力回路を備え、前記制御信号発生
回路のデータ信号に応じて前記局部発振回路の出
力信号を希望の周波数にロツクする為のフエーズ
ロツクドループ回路とを設けたことを特徴とす
る。 (ホ) 作用 本考案は、選択されたバンド及び放送局に応じ
て制御信号発生回路から切換え信号及びデータ信
号を発生させ、該切換え信号に応じてフロントエ
ンドのバンド切換えを行うと共に、フエーズロツ
クドループ回路の第1及び第2出力回路を選択的
に使用する様にし、FM放送バンド及びテレビ音
声放送のローバンドとテレビ音声放送のハイバン
ドとのどちらのバンドの放送局の受信信号も前記
データ信号に応じてフロントエンドで中間周波数
に変換される様にしている。 (ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、1
0は選局釦で構成され、受信するバンド及び放送
局を選択する為の入力手段、11は制御信号発生
回路、12は水晶振動子13を備え、基準発振信
号を発生する基準カウンタ、14は前記制御信号
発生回路11から出力されるデータ信号が入力さ
れるプログラマブルカウンタ、15は前記基準カ
ウンタ12から発生される基準発振信号と前記プ
ログラマブルカウンタ14から発生される出力信
号とを位相比較する位相比較回路、16は該位相
比較回路15から発生される出力電圧のリツプル
成分を除去するローパスフイルタ、17はFM放
送バンド及びテレビ音声放送のローバンドとテレ
ビ音声放送のハイバンドとが受信出来るフロント
エンド、18は第1ゲート19を有し、前記フロ
ントエンド17に有する局部発振回路の出力信号
を選択的に出力する第1出力回路、及び20は第
2ゲート21及びプリスケーラ22を有し、前記
局部発振回路の出力信号を選択的に出力する第2
出力回路である。 尚、前記基準カウンタ12、プログラマブルカ
ウンタ14、位相比較回路15、ローパスフイル
タ16、第1及び第2出力回路18及び20はフ
エーズロツクドループ回路(PLL回路)23を
構成する。 前記制御信号発生回路11は、マイクロコンピ
ユータで構成され、予め放送局の受信周波数に対
応した種々のデータ信号がメモリに記憶されてお
り、入力手段10で選択されたバンドに応じて出
力端aから切換え信号を、選択された放送局に応
じて出力端bからデータ信号を発生する様に成さ
れている。 今、入力手段10を操作し、FM放送バンドと
テレビ音声放送のローバンドとが受信出来るバン
ドの放送局を選択すると、それに応じて制御信号
発生回路11の出力端aからは「H」の切換え信
号が出力され、該制御信号発生回路11の出力端
bからはメモリに記憶されたデータ信号のうち所
望のデータ信号が出力される。すると、前記切換
え信号の為にフロントエンド17が前記バンドに
切換えられると共に、第1出力回路18の第1ゲ
ート19が導通状態になり、第2出力回路20の
第2ゲート21が非導通状態になり、また、プロ
グラマブルカウンタ14は前記データ信号に応じ
て分周比が設定される。その為、フロントエンド
17の局部発振回路の出力信号は、前記第1出力
回路18を介して前記プログラマブルカウンタ1
4に供給され、該プログラマブルカウンタ14で
分周された後、位相比較回路15で基準カウンタ
12から発生される基準発振周波数と位相比較さ
れる。前記位相比較回路15は位相差に応じて出
力電圧を発生し、該出力電圧はローパスフイルタ
16を介した後、前記局部発振回路に供給され、
該局部発振回路の可変容量ダイオードの容量を変
化させ、発振周波数を変化させる。そして、前記
プログラマブルカウンタ14を介した前記局部発
振回路の発振周波数が基準発振周波数と一致し、
位相差がなくなると、前記位相比較回路15から
の出力電圧が一定となり、PLL回路23はロツ
クされることになる。 また、入力手段10により、テレビ音声放送の
ハイバンドの放送局を選択すると、それに応じて
制御信号発生回路11の出力端aから「L」の切
換え信号が出力される。すると、今度は、フロン
トエンド17が前記バンドに切換えられると共
に、第1ゲート19が非導通状態になり、第2ゲ
ート21が導通状態になる。その為、フロントエ
ンド17の局部発振回路の出力信号は、プリスケ
ーラ22を有する第2出力回路20を介してプロ
グラマブルカウンタ14に供給される。この結
果、前記局部発振回路の出力信号は前記プリスケ
ーラ22で分周され、該出力信号の発振周波数が
前記プログラマブルカウンタ14の最高動作周波
数以下に成された後、該プログラマブルカウンタ
14に入力されることになる。そして、その後は
FM放送バンドとテレビ音声放送のローバンドと
が受信出来るバンドの場合と同様に位相比較回路
15で前記プログラマブルカウンタ14から出力
される出力信号と、基準カウンタ12から出力さ
れる出力信号との位相比較が行われ、その位相差
に応じて局部発振回路の発振周波数を変化させる
ので、やがてPLL回路23はロツクされること
になる。 したがつて、上述の回路は、FM放送バンドと
テレビ音声放送のローバンドとが受信出来るバン
ド及びテレビ音声放送のハイバンドの両バンドに
おいて、フロントエンド17で受信信号を中間周
波数に変換することが出来る。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案は、選択されたバンド
に応じて制御信号発生回路から発生される切換え
信号で、フロントエンドのバンドを切換えると共
に、フエーズロツクドループ回路の第1及び第2
出力回路を選択的に使用する様にし、テレビ音声
放送のハイバンドの受信時に使用される第2出力
回路にプリスケーラを設けているので、FM放送
バンド及びテレビ音声放送のローバンドとテレビ
音声放送のハイバンドとのどちらのバンドの放送
局の受信信号も前記フロントエンドで中間周波数
に変換することが出来、そして、その場合、出力
回路を2個設ける以外、フエーズロツクドループ
回路を構成する回路としては、従来と同様のもの
が、それぞれ一つずつで事足りるので、バンドご
とに独立に設けたものに比べ、製造コストが安価
になるという利点を有する。
し、特にFM放送バンドとテレビ音声放送バンド
とを受信することが出来るチユーナの選局回路に
関する。 (ロ) 従来の技術 現在、例えば特公昭59−37609号公報に記載さ
れる如きシンセサイザ方式のチユーナが多数存在
する。前記チユーナはワンタツチで希望の放送局
を受信出来るプリセツト選局等の機能を設けやす
く、使い勝手が良い。第2図はその様なチユーナ
の選局回路を示す回路図で、1はフロントエン
ド、2は受信する放送局を選択する為の入力手
段、3は該入力手段2で選択された放送局に応じ
てデータ信号を発生する制御信号発生回路、及び
4は基準カウンタ5、プログラマブルカウンタ
6、位相比較回路7、及びローパスフイルタ8か
ら成るフエーズロツクドループ回路(PLL回路)
である。 前記制御信号発生回路3は、マイクロコンピユ
ータで構成され、予め放送局の受信周波数に対応
した種々のデータ信号がメモリに記憶されてい
る。 今、入力手段2を操作すると、それに応じて前
記制御信号発生回路3から記憶されたデータ信号
のうち所望のデータ信号が出力される。すると、
プログラマブルカウンタ6は前記データ信号に応
じて分周比が設定される。その為、フロントエン
ド1の局部発振回路の発振周波数は、前記プログ
ラマブルカウンタ6を介して分周された後、位相
比較回路7で基準カウンタ5から発生される基準
発振周波数と位相比較される。前記位相比較回路
7は位相差に応じて出力電圧を発生し、該出力電
圧はローパスフイルタ8でリツプル成分が除去さ
れた後、前記局部発振回路に供給され、該局部発
振回路の可変容量ダイオードの容量を変化させ
る。そして、前記プログラマブルカウンタ6を介
した前記局部発振回路の発振周波数が基準発振周
波数と一致した時、すなわち該発振周波数が所望
の周波数(受信信号の周波数より中間周波数だけ
高い、または低い周波数)になつた時、前記位相
比較回路7からの出力電圧が一定となり、PLL
回路4はロツクされることになる。したがつて、
受信信号はフロントエンド1で中間周波数に変換
されることになる。 ところで、最近、テレビ放送の音楽番組の増加
に伴い、テレビ音声放送バンドが受信出来るFM
チユーナが増えてきている。前記チユーナは、一
般に同一バンドでFM放送バンドとテレビ音声放
送ローバンドとが受信出来、該バンドと異なるバ
ンドでテレビ音声放送のハイバンドが受信出来る
様に成されている。前記両バンドを受信する場
合、従来、フロントエンドをそれぞれ別個に設け
て行つていた。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、フロントエンドを別個に設ける
方法は、製造コストが高価となり好ましくない。
そこで、例えば特公昭48−2506号公報に記載され
る如く、同調回路を可変容量ダイオードと、該可
変容量ダイオードに並列接続され、互いに直列接
続される2つの共振コイルとで構成し、選択され
たバンドに応じて前記共振コイルの両方または一
方を使用する様にすることにより一つのフロント
エンドでFM放送バンド及びテレビ音声放送のロ
ーバンドとテレビ音声放送のハイバンドとを受信
することが考えられるが、シンセサイザ方式のチ
ユーナでテレビ音声放送のハイバンドを受信する
場合、現在のところ、プログラマブルカウンタ6
の最高動作周波数が100AHz程度であるのに対し、
テレビ音声放送(VHF)の一番高い周波数の放
送局(12ch)の周波数が221.75MHzであるので、
テレビ音声放送のハイバンドの受信時において、
フロントエンド1の局部発振回路の出力信号はプ
リスケーラ等で分周した後にプログラマブルカウ
ンタ6に入力する必要がある。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、選択されたバンドに応じて切換え信
号を、選択された放送局に応じてデータ信号を発
生する制御信号発生回路と、該制御信号発生回路
の切換え信号に応じて選択的にFM放送バンド及
びテレビ音声放送のローバンドとテレビ音声放送
のハイバンドとが切換えられ、受信された受信信
号の周波数を中間周波数に変換するフロントエン
ドと、前記制御信号発生回路の切換え信号に応じ
て、前記フロントエンドに有する局部発振回路の
出力信号を選択的に出力する第1出力回路及び前
記局部発振回路の出力信号を分周するプリスケー
ラを有し、該局部発振回路の出力信号を選択的に
出力する第2出力回路を備え、前記制御信号発生
回路のデータ信号に応じて前記局部発振回路の出
力信号を希望の周波数にロツクする為のフエーズ
ロツクドループ回路とを設けたことを特徴とす
る。 (ホ) 作用 本考案は、選択されたバンド及び放送局に応じ
て制御信号発生回路から切換え信号及びデータ信
号を発生させ、該切換え信号に応じてフロントエ
ンドのバンド切換えを行うと共に、フエーズロツ
クドループ回路の第1及び第2出力回路を選択的
に使用する様にし、FM放送バンド及びテレビ音
声放送のローバンドとテレビ音声放送のハイバン
ドとのどちらのバンドの放送局の受信信号も前記
データ信号に応じてフロントエンドで中間周波数
に変換される様にしている。 (ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、1
0は選局釦で構成され、受信するバンド及び放送
局を選択する為の入力手段、11は制御信号発生
回路、12は水晶振動子13を備え、基準発振信
号を発生する基準カウンタ、14は前記制御信号
発生回路11から出力されるデータ信号が入力さ
れるプログラマブルカウンタ、15は前記基準カ
ウンタ12から発生される基準発振信号と前記プ
ログラマブルカウンタ14から発生される出力信
号とを位相比較する位相比較回路、16は該位相
比較回路15から発生される出力電圧のリツプル
成分を除去するローパスフイルタ、17はFM放
送バンド及びテレビ音声放送のローバンドとテレ
ビ音声放送のハイバンドとが受信出来るフロント
エンド、18は第1ゲート19を有し、前記フロ
ントエンド17に有する局部発振回路の出力信号
を選択的に出力する第1出力回路、及び20は第
2ゲート21及びプリスケーラ22を有し、前記
局部発振回路の出力信号を選択的に出力する第2
出力回路である。 尚、前記基準カウンタ12、プログラマブルカ
ウンタ14、位相比較回路15、ローパスフイル
タ16、第1及び第2出力回路18及び20はフ
エーズロツクドループ回路(PLL回路)23を
構成する。 前記制御信号発生回路11は、マイクロコンピ
ユータで構成され、予め放送局の受信周波数に対
応した種々のデータ信号がメモリに記憶されてお
り、入力手段10で選択されたバンドに応じて出
力端aから切換え信号を、選択された放送局に応
じて出力端bからデータ信号を発生する様に成さ
れている。 今、入力手段10を操作し、FM放送バンドと
テレビ音声放送のローバンドとが受信出来るバン
ドの放送局を選択すると、それに応じて制御信号
発生回路11の出力端aからは「H」の切換え信
号が出力され、該制御信号発生回路11の出力端
bからはメモリに記憶されたデータ信号のうち所
望のデータ信号が出力される。すると、前記切換
え信号の為にフロントエンド17が前記バンドに
切換えられると共に、第1出力回路18の第1ゲ
ート19が導通状態になり、第2出力回路20の
第2ゲート21が非導通状態になり、また、プロ
グラマブルカウンタ14は前記データ信号に応じ
て分周比が設定される。その為、フロントエンド
17の局部発振回路の出力信号は、前記第1出力
回路18を介して前記プログラマブルカウンタ1
4に供給され、該プログラマブルカウンタ14で
分周された後、位相比較回路15で基準カウンタ
12から発生される基準発振周波数と位相比較さ
れる。前記位相比較回路15は位相差に応じて出
力電圧を発生し、該出力電圧はローパスフイルタ
16を介した後、前記局部発振回路に供給され、
該局部発振回路の可変容量ダイオードの容量を変
化させ、発振周波数を変化させる。そして、前記
プログラマブルカウンタ14を介した前記局部発
振回路の発振周波数が基準発振周波数と一致し、
位相差がなくなると、前記位相比較回路15から
の出力電圧が一定となり、PLL回路23はロツ
クされることになる。 また、入力手段10により、テレビ音声放送の
ハイバンドの放送局を選択すると、それに応じて
制御信号発生回路11の出力端aから「L」の切
換え信号が出力される。すると、今度は、フロン
トエンド17が前記バンドに切換えられると共
に、第1ゲート19が非導通状態になり、第2ゲ
ート21が導通状態になる。その為、フロントエ
ンド17の局部発振回路の出力信号は、プリスケ
ーラ22を有する第2出力回路20を介してプロ
グラマブルカウンタ14に供給される。この結
果、前記局部発振回路の出力信号は前記プリスケ
ーラ22で分周され、該出力信号の発振周波数が
前記プログラマブルカウンタ14の最高動作周波
数以下に成された後、該プログラマブルカウンタ
14に入力されることになる。そして、その後は
FM放送バンドとテレビ音声放送のローバンドと
が受信出来るバンドの場合と同様に位相比較回路
15で前記プログラマブルカウンタ14から出力
される出力信号と、基準カウンタ12から出力さ
れる出力信号との位相比較が行われ、その位相差
に応じて局部発振回路の発振周波数を変化させる
ので、やがてPLL回路23はロツクされること
になる。 したがつて、上述の回路は、FM放送バンドと
テレビ音声放送のローバンドとが受信出来るバン
ド及びテレビ音声放送のハイバンドの両バンドに
おいて、フロントエンド17で受信信号を中間周
波数に変換することが出来る。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案は、選択されたバンド
に応じて制御信号発生回路から発生される切換え
信号で、フロントエンドのバンドを切換えると共
に、フエーズロツクドループ回路の第1及び第2
出力回路を選択的に使用する様にし、テレビ音声
放送のハイバンドの受信時に使用される第2出力
回路にプリスケーラを設けているので、FM放送
バンド及びテレビ音声放送のローバンドとテレビ
音声放送のハイバンドとのどちらのバンドの放送
局の受信信号も前記フロントエンドで中間周波数
に変換することが出来、そして、その場合、出力
回路を2個設ける以外、フエーズロツクドループ
回路を構成する回路としては、従来と同様のもの
が、それぞれ一つずつで事足りるので、バンドご
とに独立に設けたものに比べ、製造コストが安価
になるという利点を有する。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、及び
第2図は従来のチユーナの選局回路を示す回路図
である。 主な図番の説明、11……制御信号発生回路、
12……基準カウンタ、14……プログラマブル
カウンタ、15……位相比較回路、16……ロー
パスフイルタ、17……フロントエンド、18…
…第1出力回路、19……第1ゲート、20……
第2出力回路、21……第2ゲート、22……プ
リスケーラ、23……PLL回路。
第2図は従来のチユーナの選局回路を示す回路図
である。 主な図番の説明、11……制御信号発生回路、
12……基準カウンタ、14……プログラマブル
カウンタ、15……位相比較回路、16……ロー
パスフイルタ、17……フロントエンド、18…
…第1出力回路、19……第1ゲート、20……
第2出力回路、21……第2ゲート、22……プ
リスケーラ、23……PLL回路。
Claims (1)
- FM放送バンドとテレビ音声放送バンドとを受
信することが出来るチユーナにおいて、選択され
たバンドに応じて切換え信号を、選択された放送
局に応じてデータ信号を発生する制御信号発生回
路と、該制御信号発生回路の切換え信号に応じて
選択的にFM放送バンド及びテレビ音声放送のロ
ーバンドとテレビ音声放送のハイバンドとが切換
えられ、受信された受信信号の周波数を中間周波
数に変換するフロントエンドと、前記制御信号発
生回路の切換え信号に応じて、前記フロントエン
ドに有する局部発振回路の出力信号を選択的に出
力する第1出力回路及び前記局部発振回路の出力
信号を分周するプリスケーラを有し、該局部発振
回路の出力信号を選択的に出力する第2出力回路
を備え、前記制御信号発生回路のデータ信号に応
じて前記局部発振回路の出力信号を希望の周波数
にロツクする為のフエーズロツクドループ回路と
から成り、前記制御信号発生回路の切換え信号に
応じて前記フロントエンドのバンド切換えを行う
と共に、FM放送バンド及びテレビ音声放送のロ
ーバンドを選択した時に前記フエーズロツクドル
ープ回路の第1出力回路が使用され、テレビ音声
放送のハイバンドを選択した時に第2出力回路が
使用される様にしたことを特徴とするチユーナの
選局回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19393684U JPH021973Y2 (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19393684U JPH021973Y2 (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61109241U JPS61109241U (ja) | 1986-07-10 |
JPH021973Y2 true JPH021973Y2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=30751369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19393684U Expired JPH021973Y2 (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021973Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP19393684U patent/JPH021973Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61109241U (ja) | 1986-07-10 |
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