JPH02196920A - 変位検出装置 - Google Patents

変位検出装置

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JPH02196920A
JPH02196920A JP1856989A JP1856989A JPH02196920A JP H02196920 A JPH02196920 A JP H02196920A JP 1856989 A JP1856989 A JP 1856989A JP 1856989 A JP1856989 A JP 1856989A JP H02196920 A JPH02196920 A JP H02196920A
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signal
displacement
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Takashi Takebayashi
竹林 隆
Masayuki Watanabe
正幸 渡辺
Nobuhiro Fujiwara
伸広 藤原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は移動体あるいは回転体等の変位を検出する変位
検出装置に関し、−層詳細には、次コイルと電磁誘導状
態に配設された二次コイルと、例えば、1巻の間隔が徐
々に変化する螺旋状の磁性体部が形成された検知信号発
生用部材との間の相対変位を二次コイルから導出される
信号に基づき検出し、また当該変位検出装置がシリンダ
内のピストン位置を検出するように構成され、これによ
り多種の長さの検知信号発生用部材と二次コイルとの相
対変位が比較的正確且つ簡単な構成において検出される
と共に小型化が可能となり、また各種の長さのピストン
ロッドが取着されたピストン位置が比較的正確且つ簡単
な構成において検出されると共に一次の小型化が達成さ
れる変位検出装置に関する。
[発明の背景コ 近時、機械的変位を検出する手段として差動変圧器を採
用した変位検出装置が知悉され、また多用されている。
例えば、自動車エンジンの吸気管の負圧を計測する場合
に、ベローズに取着されたフェライトコアと当該フェラ
イトコアが軸通された一次コイルおよび一次コイルを挟
んで配設される二次コイルからなる差動変圧器が形成さ
れ、前記一次コイルに高周波信号が印加されると共に、
一次コイルと電磁誘導状態をとる二次コイルからはフェ
ライトコアの移動に伴う電圧、すなわち、前記透磁率の
変化に伴う信号が導出される。ここで導出された信号を
もとに、例えば、検波された整流信号を量子化してパル
ス列信号を生成せしめ、しかる後、計数器等を用いて時
間軸上で計数し、その変位を検出するように構成されて
いる。
ところで、このような差動変圧器は、周知のように、一
次コイルを挟んで配設される一方および他方の二次コイ
ルが差動接続され、それによりフェライトコアが一方お
よび他方の二次コイルに等しく係合した配置状態におい
てはその出力電圧が最小となる。そして、この出力電圧
の最小を示すフェライトコアの位置を境に一方の二次コ
イルとの係合状態に相応して導出される電圧と、他方の
二次コイルとの係合状態に相応して導出される電圧、す
なわち、出力電圧の最小点を境に上昇する夫々の電圧を
もってフェライトコアの移動方向を検出すると共に、そ
の絶対値により変位を検出するように構成されている。
それ故、検出可能な範囲、すなわち、一方および他方の
二次コイルの夫々の至端間長に対して短いものとなるフ
ェライトコアはその両側に別体の部材を接続して一方お
よび他方の二次コイルの全端間に係合するために移動す
るように構成される。従って、その全長は、例えば、フ
ェライトコア長の2倍以上の長さが必要となる。
さらに変位の検出範囲を拡大する際には差動変圧器のフ
ェライトコアの長手方向の幅をより大なる値に形成する
ことが必要となり、これにより変位検出装置が大型化す
る不都合を露呈する。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、第1の目的として、高周波信号が供給される一
次コイルと、当該一次コイルと電磁誘導状態に配置され
た二次コイルとからなる検知信号導出部と、当該検知信
号導出部に係合し単位長当たりの面積比が徐々に変化す
る検知信号発生用機能部、例えば、磁性体が形成された
検知信号発生用部材とを含み、前記検知信号導出部と検
知信号発生用部材との相対移動において二次コイルから
導出される信号に基づき前記相対移動の変位を示す検出
信号を導出する信号処理系とで構成され、これにより、
比較的小型、簡素化されると共に、且つ同一の検知信号
導出部において、多種の長さの検知信号発生用部材との
相対変位が比較的正確に検出される変位検出装置を提供
することにある。
さらに第2の目的として、シリンダと、当該シリンダの
内周面を摺動するピストンに連結されると共に単位長当
たりの面積比が徐々に変化する検知信号発生用機能部、
例えば、磁性体が形成されたピストンロッドと、当該ピ
ストンロッドが挿通され高周波信号が供給される一部コ
イルと、当該一次コイルと電磁誘導状態に配設された二
次コイルとからなる検知信号導出部と、前記ピストンロ
ッドの移動において二次コイルから導出される信号に基
づき前記移動の変位を示す検出信号を導出する信号処理
系とで構成され、これにより、比較的小型、簡素化され
ると共に、且つ同一の検知信号導出部において、多種の
長さのピストンロッドの変位が比較的正確に検出され、
ピストン位置の検出が可能となる変位検出装置を提供す
ることにある。
[目的を達成するための手段] 本発明は第1の目的を達成するための第1の態様として
、一次コイルと、当該一次コイルと電磁誘導状態に配設
される二次コイルと係合する検知信号発生用部材との相
対変位を検出する変位検出装置に右いて、高周波信号が
供給される一部コイルと当該一次コイルと電磁誘導状態
に配設された二次コイルとからなる検知信号導出部と、
当該検知信号導出部に係合し単位長当たりの面積比が徐
々に変化する検知信号発生用機能部が形成された検知信
号発生用部材と、前記検知信号導出部と検知信号発生用
部材との相対移動において前記二次コイルから導出され
る信号に基づき相対変位を示す検出信号を導出する信号
処理系とを具備することを特徴とする。
さらに前記第2の目的を達成するための第2の態様とし
て、一次コイルと、当該一次コイルと電磁誘導状態に配
設される二次コイルと係合するピストンロッドの変位を
検出する変位検出装置において、シリンダと、当該シリ
ンダの内周面を摺動するピストンに連結されると共に単
位長当たりの面積比が徐々に変化する検知信号発生用機
能部が形成されたピストンロッドと、当該ピストンロッ
ドが挿通され高周波信号が供給れさる一部コイルと当該
一次コイルと電磁誘導状態に配設された二次コイルとか
らなる検知信号導出部と、ピストンロッドの移動におい
て前記二次コイルから導出される信号に基づき前記移動
の変位を示す検出信号を導出する信号処理系とを具備す
ることを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る変位検出装置について好適な一実施
態様を掲げ、添付した図面を参照しながら以下詳細に説
明する。なお、図中、共通の構成要素には、文中および
図面の煩瑣を避けるため、共通の参照符号を付すと共に
その重複した説明は省略する。
先ず、第1の態様に係る一実施態様を説明する。第1図
に検知部10の構成を示す。検知部10はシールドを兼
ねる金属製の框体12内に一部コイル14と、当該一次
コイル14を挟み二次コイル機能を有した第1の二次コ
イル16と第2の二次コイル18が夫々ボビン20に巻
装されている。ボビン20は螺子部材22と同様に図示
しない螺子部材をもって框体12内に固着され、これに
より検知信号導出部23が形成されている。
なお、框体12は一部を図示した固定部材24に取着さ
れている。そして、一次コイル14の線部材の両端が絶
縁部材を介在して框体12に配設された信号供給端子2
5 a #よび25bに接続されている。また、第1お
よび第2の二次コイル16および18は框体12内で差
動接続された後、その線部材の両端が夫々信号導出端子
26 a #よび26bに接続されている。さらにボビ
ン20には検知信号発生用機能部である磁性体Pが表層
部に螺旋状で且つ1巻の間隔が長平方向にふいて徐々に
変化するように形成された検知信号発生用部材28が軸
通されている。なお、他の部分は非磁性体Nである。こ
の場合、検知信号発生用部材2Bは移動体30に固着さ
れ、その先端部が図示しない摺動機構に挿通されると共
に、図示される矢印方向V1あるいはV、に往復移動す
る。
次に、第2図に検知信号導出部の一部断面と共に、検知
信号発生用部材28を示し、さらに信号処理系34の要
部を示す。ここで、信号処理系34は、例えば、周波数
100 K Hzの搬送波信号S。
を生成して一部コイル14が接続される信号供給端子2
5aおよび25bに印加する高周波信号発生手段38が
備えられている。さらに信号導出端子26aおよび26
bに接続され検知信号S2が供給される検波回路40と
、当該検波回路40から導出される整流信号S、が供給
されるLPF (ローパスフィルタ)42とを備えてい
る。またLPF42で直流成分が抽出された検出信号S
、が供給されるA/D変換器44と、さらにA/D変換
器44から量子化したデジタル信号S5が導出される出
力端子T+を有している。
なお、前記検知信号発生用部材28に磁性体Pが形成さ
れているが、磁性体Pと置換して非磁性体Nを形成して
もよい。
ここで検知信号発生用部材28に配設される磁性体Pの
形成について説明する。磁性体Pは一例として、焼入に
より表面処理技術を用い透磁率の異なる金属組成を形成
する。また他の例として、345C(炭素鋼)を用いて
磁性体Pが形成される部分を連続して切除して溝を形成
する。
しかる後、磁性のメツキ、例えば、ユニクロームメツキ
等の処理を施して、切除した溝の部分を埋設せしめ、且
つ表面研摩を行って形成する。
また、非磁性体Nは部材の表面にコーティングを施した
後、非磁性体Nが形成される部分を連続して切除して溝
を形成し、しかる後、非磁性のメツキ、例えば、クロー
ムメツキを施して、切除した溝の部分を埋設せしめ、且
つ表面研摩を行うようにして形成する。
以上のように構成される変位検出装置の動作並びに当該
実施態様に係る効果について説明する。
第3図(a)乃至(C)に検知部lOにおける検知信号
発生用部材28の磁性体Pと一部コイル14、第1およ
び第2の二次コイル16および18との位置関係を示す
。検知信号発生用部材28の矢印方向V、の移動におい
て、第3図(a)は磁性体201巻の間隔1.が最小で
あり、且つ間隔ji12は次に大なる値である。また第
3図(ハ)は次なる大の値の間11i1f3 、第3図
(C)はまた次なる大の値の間隔I14と連続する。す
なわち、間隔It、 <間隔I!2〈間隔1.<間隔L
・・・く間隔l。の関係にある。
斯かる関係において、検知信号発生用部材28が矢印方
向V、に移動せしめられると、移動位置に相応して検知
信号導出部23内の第1および第2の二次コイル16お
よび18の透磁率が変化する。それにより、一次コイル
14と電磁誘導結合状態にある第1ふよび第2の二次コ
イル16および18の誘起電圧が変化して、信号導出端
子26aおよび26bに検知信号S2として導出される
ここで第4図に検知信号発生用部材28の変形例を示す
。この例は外周面に磁性体Pが至端361!から至端3
6rの方向において順次低減し、且つ非磁性体Nが順次
増大するように形成された例であり、このように形成さ
れる当該変形例は前記検知信号発生用部材28と同様に
機能する。
なあ、磁性体Pおよび非磁性体Nを反対に形成して用□
いることも可能である。
次に、第5図(a)は検知信号発生用部材28の表層部
に形成される磁性体Pの矢印方向V、に対する面積の比
率を示したものである。図から容易に理解されるように
、矢印方向V、に対し順次磁性体Pの面積は増大する。
さらに、第5図(b)は検知信号S2の出力レベルの一
実測例を示し、矢印方向V、に対して順次出力レベルが
増大する。なお、検知信号S、の出力レベルと磁性体P
の面積は等価的に増大する。
このようにして導出された検知信号S2は検波回路40
で整流され、整流信号Sコが導出される。当該整流信号
33はLPF42で高調波成分が除去され、ここで検知
信号S2の出力レベルに相対した直流電圧である検出信
号S、を得る。
当該検出信号S4は以後の計数、すなわち、変位の計数
処理を容易にするためA/D変換器44で量子化され、
デジタル信号S自として導出される。ここでデジタル信
号Ssは図示しない計数処理部等に供給され、形成され
たパルス列信号を時間軸上で計数せしめて検知信号発生
用部材28の変位を示す信号を導出する。当該信号は所
望の目的、例えば、移動体30の位置の微調整を行うフ
ィードバック制御等あるいは速度等の検出、さらにその
変位を視認すべくLCD等に供給される。
このように構成されることにより、検知信号導出部23
の形状は同一にかかわらず多種の長さの検知信号発生用
部材28の変位が検出可能となる。
次に、第2の態様に係る一実施態様を説明する。この例
はシリンダ50内のピストン位置を検出す条例とされ、
シリンダ50と位置検出信号導出部52とから概略構成
されている。
ここでシリンダ50は金属製円筒管のシリンダチューブ
54と、当該シリンダチューブ54の内周面を摺動する
ピストン56と、当該ピストン56にその一端が固着さ
れたピストンロッド58とを有している。当該ピストン
ロッド58は、第1の態様に係る=実施態様の検知信号
発生用部材28と同様に磁性体Pが螺旋状、且つ1巻の
間隔が徐々に変化するように形成されている。
さらに、ピストン56はシール部材56aおよび56b
が介装されると共にシリンダチューブ54内を摺動する
。当該ピストン56はピストンロッド58の一端581
が軸通され、螺子部材60aおよび60bで残着に緊締
されシリンダチューブ54内は気密状態を得ている。さ
らに、シリンダチューブ54の一端54rはその所定位
置までヘッドカバー62に外嵌している。一方、シリン
ダチューブ54の他端541はロッドカバー64にその
所定位置まで外嵌して固着され、またロッドカバー64
の中心開口部64pにピストンリッド58がシール部材
63を介在して軸通されている。そして、ロッドカバー
64内には検出部65が設けられている。
当該検出部65は前記第1の態様の一実施態様の検知部
lOと同様に機能する。すなわち、先ず、位置検出信号
導出部52から搬送波信号S1が供給される一部コイル
66と、当該一次コイル66を挾んだ第1の二次コイル
67aと第2の二次コイル6?bが夫々ボビン68に巻
装された後、ロッドカバー64に内装されている。そし
て、第1および第2の二次コイル67aおよび67bp
差動接続され、ここで導出される検知信号S、が位置検
出信号導出部52に供給されるように接続されている。
そして、ヘッドカバー62とロッドカバー64は螺子部
材5ga、613bおよび7Qa、70bと、さらに図
示しない螺子部材で残着固定されてシリンダチューブ5
4内が、密閉状態に維持される。さらにピストンロッド
58の頭部58hは図示しない各種装置等の駆動手段と
なる機構部に取着され、これにより往復部・動手段右よ
び回動手段等が形成され所望の目的に供されることにな
る。そして、このピストン位置、ド58の矢印方向V+
 あるいはV、の往復移動はポート74および76に、
例えば、圧力空気が第1室S□および第2室S、2に間
歇的に吸排されることにより達成される。
以上のように構成されるピストン位置を検出するための
変位検出装置の動作並びに当該実施態様に係る効果につ
いては、前記第1の実施態様と基本的に同様であり、そ
の重複した詳細な説明は省略する。
ここでピストンロッド58の矢印方向v1あるいはvl
の往復移動に伴い導出される検知信号S1は位置検出信
号導出部52にふいて第1の態様の一実施態様の信号処
理系34と同様に処理が施され、デジタル信号S、が導
出される。ここでデジタル信号S、は図示しない計数処
理部等に供給され、形成されたパルス列信号を時間軸上
で計数せしめてピストンロッド58の変位を算出すると
共に、ピストン56の位置を示す信号に変換されて導出
される。当該信号はピストン56の位置の微調整を行う
フィードバック制御等あるいはLCD等に視認用として
供給されて所望の目的に供される。
このように構成されることにより、検出部65における
一部コイル66および第1および第2の二次コイル67
a、6?bの形状は同一にかかわらず多種の長さのピス
トンロッド5Bの変位が検出出来る。
なお、ピストンロッド58に形成される磁性体Pは第1
の態様の一実施態様と同様に非磁性体Nを形成して用い
てもよく、また、その形成方法についても第1の態様の
一実施態様に示される作製の方法と同様に形成出来るこ
とは勿論である。
なお、第1および第2の態様にふいてはいずれも矢印方
向V、の移動においてその磁性体Pと非磁性体Nの面積
比が直線的であるがこれに限定されない。例えば、一部
区間の面積比を変更して当該区間の検知信号S2を増大
せしめると共に信号処理系に相応したマツプテーブル等
を装備し、当該区間の分解能をより精緻に形成すること
も本発明に含まれる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、第1の目的に対応して
、高周波信号が供給される一部コイルと、当該一次コイ
ルと電磁誘導状態に配置された二次コイルとからなる検
知信号導出部と、当該検知信号導出部に係合し単位長当
たりの面積比が徐々に変化する検知信号発生用機能部、
例えば、磁性体が形成された検知信号発生用部材とを含
み、前記検知信号導出部と検知信号発生用部材との相対
移動にふいて二次コイルから導出される信号に基づき前
記相対移動の変位を示す検出信号を導出する信号処理系
とで構成され、これにより、比較的小型、簡素化される
と共に、且つ同一の検知信号導出部において、多種の長
さの検知信号発生用部材との相対変位が可能となる効果
を奏する。
さらに第2の目的に対応して、シリンダと、当練シリン
ダの内周面を摺動するピストンに連結されると共に単位
長当たりの面積比が徐々に変化する検知信号発生用機能
部、例えば、磁性体が形成されたピストンロッドと、当
該ピストンロッドが挿通され高周波信号が供給される一
部コイルと、当該一次コイルと電磁誘導状態に配設され
た二次コイルとからなる検知信号導出部とを含み、前記
ピストンロッドの移動において二次コイルから導出され
る信号に基づき前記移動の変位を示す検出信号を導出す
る信号処理系とで構成され、これにより、比較的小型、
簡素化されると共に、且つ同一の検知信号導出部に右い
て、多種の長さのピストンロッドの変位が比較的正確に
検出され、ピストン位置の検出が可能となる効果を奏す
る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲にふいて種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の目的に係る変位検出装置の一実
施態様を示す斜視図、 第2図は第1図における変位検出装置の検知信号導出部
、検知信号発生用部材、信号処理系の要部を示す構成図
、 第3図(a)乃至(C)は第1図における変位検出装置
の動作説明に供され、検知信号導出部と検知信号発生用
部材に形成される磁性体との位置関係を示す構成図、 第4図は第1図における変位検出装置の検知信号発生用
部材の変形例を示す構成図、第5図(a)、わ)は第1
図における変位検出装置の検知信号発生用部材の長平方
向に形成される磁性体の比率、および二次コイルから導
出される出力レベルを示す特性図、 第6図はシリンダ内のピストン位置の検出を行う変位検
出装置を示す構成図である。 67a・・・第1の二次コイル 67b・・・第2の二次コイル 第1の実施態様に係る参照符号 10・・・検知部       14・・・一次コイル
16・・・第1の二次コイル  18・・・第2の二次
コイ28・・・検知信号発生用部材 34・・・信号処
理系38・・・高周波信号発生手段 40・・・検波回
路42・・・L P F        44・・・A
/D変換器P・・・磁性体       N・・・非磁
性体Sl・・・搬送波信号    S2・・・検知信号
S、・・・整流信号     S、・・・検出信号S、
・・・デジタル信号 ル 第2の実施態様に係る参照符号 50・・・シリンダ 52・・・位置検出信号導出部 54・・・シリンダチューブ 58・・・ピストンロッド 56・・・ピストン 66・・・一次コイル 一一一一一矢印方向vffI IIIIIl鴨比(P/N)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次コイルと、当該一次コイルと電磁誘導状態に
    配設される二次コイルと係合する検知信号発生用部材と
    の相対変位を検出する変位検出装置において、高周波信
    号が供給される一次コイルと当該一次コイルと電磁誘導
    状態に配設された二次コイルとからなる検知信号導出部
    と、当該検知信号導出部に係合し単位長当たりの面積比
    が徐々に変化する検知信号発生用機能部が形成された検
    知信号発生用部材と、前記検知信号導出部と検知信号発
    生用部材との相対移動において前記二次コイルから導出
    される信号に基づき相対変位を示す検出信号を導出する
    信号処理系とを具備することを特徴とする変位検出装置
  2. (2)請求項1記載の変位検出装置において、検知信号
    導出部は一次コイルと一次コイルを挟んで配置される二
    次コイルが差動接続されることを特徴とする変位検出装
    置。
  3. (3)請求項1記載の変位検出装置において、単位長当
    たりの面積比が徐々に変化する検知信号発生用機能部は
    検知信号発生用部材の外周部に形成され、1巻の間隔が
    徐々に変化する螺旋状の磁性体あるいは非磁性体、また
    は周囲に形成される単位長当たりの面積比が徐々に変化
    する磁性体あるいは非磁性体であることを特徴とする変
    位検出装置。
  4. (4)一次コイルと、当該一次コイルと電磁誘導状態に
    配設される二次コイルと係合するピストンロッドの変位
    を検出する変位検出装置において、シリンダと、当該シ
    リンダの内周面を摺動するピストンに連結されると共に
    単位長当たりの面積比が徐々に変化する検知信号発生用
    機能部が形成されたピストンロッドと、当該ピストンロ
    ッドが挿通され高周波信号が供給される一次コイルと、
    当該一次コイルと電磁誘導状態に配設された二次コイル
    とからなる検知信号導出部と、ピストンロッドの移動に
    おいて前記二次コイルから導出される信号に基づき変位
    を示す検出信号を導出する信号処理系とを具備すること
    を特徴とする変位検出装置。
  5. (5)請求項4記載の変位検出装置において、検知信号
    導出部は一次コイルと一次コイルを挟んで配置される二
    次コイルが差動接続されることを特徴とする変位検出装
    置。
  6. (6)請求項4記載の変位検出装置において、単位長当
    たりの面積比が徐々に変化する検知信号発生用機能部は
    検知信号発生用部材の外周部に形成され、1巻の間隔が
    徐々に変化する螺旋状の磁性体あるいは非磁性体、また
    は周囲に形成される単位長当たりの面積比が徐々に変化
    する磁性体あるいは非磁性体であることを特徴とする変
    位検出装置。
JP1018569A 1989-01-26 1989-01-26 変位検出装置 Expired - Lifetime JP2601538B2 (ja)

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