JPH02196136A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

Info

Publication number
JPH02196136A
JPH02196136A JP32568488A JP32568488A JPH02196136A JP H02196136 A JPH02196136 A JP H02196136A JP 32568488 A JP32568488 A JP 32568488A JP 32568488 A JP32568488 A JP 32568488A JP H02196136 A JPH02196136 A JP H02196136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
rotor
pressure head
combustion
combustion chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32568488A
Other languages
English (en)
Inventor
Saram Ahmed
アーメッド セイラム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP32568488A priority Critical patent/JPH02196136A/ja
Publication of JPH02196136A publication Critical patent/JPH02196136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関に関するものである。特に、本発明
は、燃焼により住じるエネルギーを、高速の排気ガスの
形の運動エネルギーに変換し、この排気ガスによりロー
ターを駆動させる内燃機関に関するものである。
〔従来の技術・発明が解決しようとする課題〕従来の内
燃機関では、排気ガスを大気圧よりも相当に高い圧力で
外気へ排出しているため、燃焼工程で発生するエネルギ
ーの大部分が失われていた。また、燃焼ガスは、膨張可
能な燃焼室の内部で1脹するので、ピストンを燃焼室に
対してシールして、燃焼室内の圧縮力を維持する必要が
あるが、シールすることにより相当な摩擦が発生ずるた
め、効率の低下につながるだけでなく、相当量の摩耗を
生じることになる。
1951年4月3日付で、J、Brodzinsky氏
に付与された特許第2,547,560号により、エン
ジンが開示されているが、このエンジンでは、各燃焼室
に極めて近接して設けたポンプにより、燃料を燃焼室に
吸い上げている。このポンプは、燃料を燃焼室内に吸い
込むために用いられているのであって、圧力ヘッドを一
定にするためのものではない、相当な容量を有する圧力
ヘッドを設けるという思想は、Brodz in!Ik
y氏により開示されていないし、示唆されてもいない。
同氏の教示内容の中には、燃料の一回の供給分を燃焼室
に投入する以外の目的にポンプを用いることを示唆する
記述は見当らない。さらに、同氏は、燃焼生成物が排出
される燃焼室に直接連通ずる先細部分を有し、この部分
により圧力エネルギーを運動エネルギーに変換するノズ
ルを、燃焼室とローターとの間に設けて使用する、とい
うことも開示していないし、それについての示唆も与え
ていない。
)loss氏に付与された特許第820,238号では
、ローターの回りに形成された燃焼室が、点火の前にガ
スを圧縮するための圧縮室として用いられている。しか
し、このような構成では、各圧縮室に、相当に?j!雑
で費用の掛かる圧縮機構が必要となる。
また、圧縮室の出口にあるバルブが、先細部分である唯
一の排出部の下流に位置しているため、燃焼室の下流に
は先細ノズルは全く設けられていない。また、燃焼室の
円錐形状の上方端部は、ノズルとして働かない、なぜな
ら、この端部は、燃焼室と一体的に形成されており、バ
ルブによってこの燃焼室から分離されていないからであ
る。燃焼室のこの端部には、圧力エネルギーを運動エネ
ルギーに変換する効果はない、なぜなら、ガス体が排出
されている時、このガスが、ノズルを通り先細流となっ
て流れないからである。
〔課題を解決するための手段〕
上述のような問題は、次のような工夫を施すことにより
、相当程度解決されることが分った。すなわち、一つの
バルブによって燃焼室から分離されているノズルを介し
て、燃焼ガスを燃焼室より排出させ、また、このバルブ
は、高速噴流をローターに向けて送るように設け、ロー
ターをローター室内で回転させて出力軸を駆動させるの
である。
本発明の従供する内燃機関は、次のものより成る。すな
わち、 (a)内部にローター室が形成されているハウジング。
(ト))燃焼が所定の燃焼圧力で行われる燃焼室、この
燃焼室は所定の容量を有するものであって、前記ロータ
ー室に極めて接近して位置しており、またこの燃焼室に
は吸入路と排出路があり、これらには、それぞれ吸入流
量制御手段と排出流量制御手段とが設けられている。
(c)使用される可燃性燃料に点火するための、前記燃
焼室内に設けられた点火手段。
(d)前記燃焼室の前記排出路に連通ずる吸入端と前記
ローター室にほぼ接線方向で連通ずる排出端とを有する
ノズル、このノズルは前記吸入端より延びる先細部分を
備えており、この部分は、燃焼ガスの圧力をほぼ大気圧
まで低下させながら、排出速度を最大にするような形状
を有している。
(e)前記ローター室内で動力取出軸に回転するように
取り付けられているローター、このローターは、その外
周部より内側に延びかつその外周部の回りに間隔を置い
て設けられたの複数ポケット部を備えている。
(f)前記ローター室から開口し、かつ前記ノズルの前
記排出路から円周方向に間隔を置いて設けられている排
出口。
(6)空気もしくは空気/燃料混合物の加圧ガス体をた
くわえるための、内部に圧力ヘッド貯蔵室を備えた圧力
ヘッド貯蔵用リザーバー、この圧力ヘッド貯蔵室は、燃
焼室へと通じる吸入路を介して、燃焼室と連通しており
、またこの圧力ヘッド貯蔵室の容量は、燃焼室の所定容
量に比べて、圧力ヘッド貯蔵室の圧力ヘッドを前記の所
定燃焼圧力より低くすることなく、圧力ヘッド貯蔵室よ
り送られるガス体の一回の供給分を燃焼室に満たすこと
を可能にする量だけ、大きい。
(k)ガス体の最初の供給分が圧力ヘッド貯蔵室から燃
焼室へ送られる以前に、圧力ヘッド貯蔵室内に前記圧力
ヘッドを生ぜしめ、かつ燃焼室にガス体を連続的に充填
させている間、圧力ヘッド貯蔵室の圧力ヘッドを一定に
保つための手段。
(1)前記吸入流量制御手段と前記排出流量制御手段を
選択的に開閉するための手段であって、前記排出流量制
御手段が閉じている時に前記吸入流量制御手段を開いて
前記ガス体の一回の供給分を前記圧力ヘッド貯蔵室から
前記燃焼室へ導き入れ、そのあと前記吸入流量制御手段
を閉じるための手段。
(jl前記ガス体に点火する手段。
(k)前記の吸入流量制御手段と排出流量制御手段の選
択的開閉手段は、ガス体が点火されたあと、前記排出流
量制御手段を開いて、排出ガスを前記ノズルを介して前
記ローター室へ高速の噴流として排出し、この噴流は、
ローターの外周部に激突してローターを回転させ、ロー
ターは、前記動力取出軸を駆動させ、前記ノズルから排
出された排出ガスの一部を受け取る位置に連続するポケ
ット部の位置を定め、そのあと、工程Iと■を反復する
〔実施例〕
以下に本発明を添付図面と関連させつつ、より詳細に説
明する。
まず第1図について述べる。第1図の番号10により、
本発明の、一つの実施例による内燃機関が、全体的に示
されている。このエンジン10は、ローター室14と共
に形成されているハウジング12から成うている。ロー
ター室は、円筒状の周囲壁16と、対向して設けられた
端壁18とを備えている。排気口20は、ローター室1
4から開口して外気へと通じている。
燃焼ハウジング21は、ハウジング12に固定され、こ
のハウジング12と協働して、燃焼室22を形成してい
る。燃焼室22は、吸入路24と排出路26を有してい
る。吸入流量調節パルプ28が、吸入路24の中に位置
し、また排出流!調節バルブ30が、排出路26の中に
位置している。
これらのバルブ28と30は、必要に応じて動作し、そ
れぞれ吸入路24と排出路26とを、開閉する0点火プ
ラグ32は、燃焼室22と連通している。この点火プラ
グ32により、使用時に燃焼室32に入れられる可燃性
燃料が点火される。
ノズル34が、ハウジング12の中に形成されており、
これらのノズルは、燃焼室22からローター室14の内
部へと延びている。ノズル34は、燃焼室22の排出路
26に連通ずる吸入端36と、ローター室14にほぼ接
線方向で連通ずる排出端38とを有している。ノズル3
4は、燃焼ガスの圧力をほぼ大気圧まで低下させながら
排出速度を最大にするような形状に形成するのが望まし
く、このようにすれば、ローター室14の動力取出軸4
2に回転するように取り付けられているローター40に
、排出流の運動エネルギーが激突する。
ガスの全てがノズルを介して大気圧に達するまで、充分
に膨張するわけではないが、ノズルを通った後で膨張す
るガスの少なくとも一部は、効果的にローターを駆動し
、それゆえ無駄に失われない。
複数のポケット部44は、ローターの外周部の回りに、
円周方向に間隔をおいて形成されており、これらのポケ
ット部44は、仕切壁46により互いに分離されている
ここで留意すべきことは、仕切壁46の外縁部48が、
ローター室の円筒状の周囲壁16から距離を置いて位置
しており、そのため、この周囲壁と摩擦を生じるような
係合状態にはない、という点である。
圧力ヘッド貯蔵用リザーバー50は、その中に設けられ
ている圧力ヘッド貯蔵室51と共に形成されている。圧
力ヘッド貯蔵室51は、圧縮されたガス体の一回分の供
給量を貯蔵するものである。
ガス体は、空気とガス燃料の可燃性混合物であってもよ
いし、空気であってもよい、圧力ヘッド貯蔵室51は、
導管52を介して、燃焼室の吸入路24に連通している
。圧力ヘッド貯蔵室の貯蔵容量は、燃焼室の少くとも一
つの所定容量よりも大きい、どれだけ大きいかと言えば
、圧力ヘッド貯蔵室内の圧力ヘッドを燃焼室内で必要と
される所定の燃焼圧力より低くすることなしに、圧力ヘ
ッド貯蔵室から送られるガス体を、燃焼室p−つに満た
すことができる量だけ、大きいのである。−例をあげよ
う、かりに所定の燃焼圧力が250PSIに設定されて
いるとすると、圧力ヘッド貯蔵室は、燃焼室22のサイ
ズに対応させて、圧力が約350PSIになるまでガス
体をあらかじめ充填しておいてもよく、また、圧力へン
ド貯蔵室は、充填ガスが圧力ヘッド貯蔵室から燃焼室へ
送られたとき、圧力ヘッド貯蔵室内の圧力が約250P
SIまで低下するように形成する。
コンプレッサー54は、ガス体を圧縮し、これを導管5
6と逆止め弁58とを介して、圧力ヘッド貯蔵室51に
供給するために、設けられている。
コンプレッサー54は、ピストンポンプ式のものであっ
て、使用時にガス体が燃焼室へ送り出される割合と少な
くとも同じ割合で圧力ヘッドを補充するのに充分なだけ
の容量を有しているものが好ましい、以下に述べるよう
に、このポンプは、エンジンが動いているとき、ロータ
ーの動力取出軸より直接駆動される。燃焼室22を二つ
設けた第1図の実施例では、ポンプ式コンプレッサー5
4は、ローターにより、ローターの速度の2倍の速度で
、駆動させてもよい、また、別の実施例では、燃焼室を
3つ、4つもしくはそれ以上設けてもよいが、このよう
な場合、ポンプは、設けた燃焼室の数に対応させてロー
ターの速度の3倍、4倍もしくはそれ以上の倍数の速度
で駆動させてもよい。
導管52の内部に、過剰な圧力が発生するのを防ぐため
に、フィードバックバルブ60を設けている。このバル
ブは、コンプレッサー54へ至る供給管64に連通して
いる。またこのフィードバックバルブには、チエツクバ
ルブ62が設けられている。供給管64には、逆止め弁
66が設けられている。
実際の使用において、コンプレッサー54が動作すると
、貯蔵室50内の圧力は、燃料供給システムが必要とす
る作動圧力まで増大する。吸入流量調節バルブ28の一
方もしくは双方が開くと、可燃性燃料の一回の供給分が
燃焼室22に送られる0次にバルブ28の一方もしくは
双方が閉じられる。このあと、点火プラグ32により燃
料が点火される。排出流量11節バルブ30が開いて、
燃焼ガスがノズル34内へ膨脹する。この膨脹しつつあ
る燃焼ガスは、ノズルを介して膨脹して、大気圧近くま
でその圧力を下げ、また音速もしくは超音速近くまでそ
の速度を増加させる。このため、排出ガスの噴流は、ロ
ーターの方向へ向けられて、ローターの外周部に激突し
、その結果、ローターが回転して動力取出軸42を駆動
させる。
第3図は、本発明のエンジンが、オツトーサイクルで動
作する場合の、作動周期を示している。
まず、空気/燃料混合物が、はぼ一定の圧力で、ポンプ
式コンプレッサー54に送られる。この工程は、図上で
、l51−2により示されている。空気/燃料混合物は
、次に、コンプレッサー54により圧縮される。この工
程は、図上で線2−3により示されている。このあと、
空気/燃料混合物は、燃焼室22に送られて、先述した
ように点火される0図上で、この工程を示すのは線3−
4である。この工程においては、体積はほぼ一定のまま
、圧力が相当に増加する。燃料は、次に、ノズル34を
通り抜けるや、大気圧よりわずかに高い圧力になるまで
、膨脹する。この工程は、図」二の線4−5により示さ
れている。このあと、排出ガスが外気へと排出される。
この工程は、図上の線5−6により示されている。ノズ
ルを通り抜けることにより、燃焼ガスのエネルギーが運
動エネルギーに変換されるため、往復ピストンエンジン
により達せられる圧力よりも相当に低い圧力まで、ガス
を膨脹させることが可能になり、著しい効率の改善が実
現できる。
第4図は、本発明のエンジンがディーゼル機関サイクル
で動作する場合の作動周期を示したものである。この図
では、線3−4で示された点火工程は、はぼ一定の圧力
下で起るが、第3図に示されたオツトーサイクルでは、
点火工程3−4が、ほぼ一定の体積で起っている点が、
両サイクルの主な相違点である。一定圧力での点火は、
発火点でパルプ30を開くことにより達成され、一定体
積での点火は、点火時にパルプ30を閉じておくことに
より達成される。
第5図は、動力取出軸42とポンプ式コンプレッサー5
4との伝動連結を示している。歯車70は、動力取出軸
42に取り付けられている。歯車72は、ポンプ式コン
プレッサー54の軸74に取り付けられている。圧縮ば
ね76は、歯車72を、歯車70とかみ合う位置へ付勢
している。可動のアーム80を備えたソレノイド78が
設けられている。ソレノイド78が作動すると、歯車7
2が動いて、歯車70とのかみ合い係合よりはずれるた
め、ばね76が圧縮される。このようにして、ポンプ式
コンプレッサー54とエンジンの動力取出軸42との接
続が断たれる。始動モーター82は、出力軸84を有し
、この軸に歯車86が取り付けられている。始動モータ
ーが作動すると、歯車86が、軸74に取り付けられて
いる歯車88にかみ合う、始動モーター82は、自動車
等のモーターを始動させるのに用いられている既存の始
動モーターであってもよい、このような始動モーターは
、通常、エンジンのはずみ車のスプロケットと係合して
いない第1の位置との間で、始動とニオンをあちこちに
動かすための機構を内蔵している0本発明においては、
始動モーターが作動すると、歯車86が動いて歯車88
に係合し、始動モータが停止すると歯車86と歯車88
との係合が断たれる。
使用時においてエンジンを始動させる時には、ソレノイ
ド78が作動して歯車72と歯車70の係合を断ち、こ
れによってポンプ式コンプレッサー54の軸74と動力
取出軸42との連結が断たれる。そして、始動モーター
が作動すると、ポンプ式コンプレッサーが駆動して、圧
力ヘッド貯蔵用リザーバー50内の圧力を所要の圧力ヘ
ッドまで増大させる。所要の圧力ヘッドに達すると、ソ
レノイドは作動を止めて歯車72を歯車70にかみ合せ
る。そして、始動モーター82を作動させることにより
、動力取出軸42が駆動して、ローター40を回転させ
る。
吸入流量調節パルプ28と排出流量調節パルプ30の開
閉を行うために、カム90が動力取出軸42に取り付け
られている0本発明のエンジンは、過熱する危険のない
ものではあるが、冷却水ジャケットを設けるのが好まし
い、このジャケットは、端壁18の中で、燃焼室22の
回りに設けてもよい、また、このジャケットを介して水
を循環させるために、滑車92を動力取出軸42に取り
付けている。この滑車92は、従来型の水ポンプと同期
発電機に接続してもよい、さらに、カム94を軸42に
取り付けている。このカム94は、従来型の燃料ポンプ
を駆動するのに用いてもよい、液体燃料を燃料室に注入
する応用例にあっては、従来型の燃料ポンプは、カム9
4により駆動させてもよい、また、歯車96が、動力取
出軸42に取り付けられており、この歯車96を用いて
デイストリビューターもしくは電子点火用のトリガー回
路を駆動させてもよい、あるいはまた、カム90を用い
て点火システムを起動(トリガー)させてもよい。
第6図と第7図は、パルプ28とパルプ30の開閉に適
切に使用できる機構を示している。カム90には、その
外周部にカム軌道92が形成されている。またカム90
は、この外周部から内側に位置するカム軌道94を備え
ている。カム軌道92は、パルプ28の開閉を制御する
のに用いられる。またカム軌道94は、パルプ30の開
閉を制御するのに用いられる。パルプ30を開閉するた
めの機構は、従動節96を含んでいる。この従動節86
は、ロッド98に取り付けられている。このロッド98
は、もう一つのロッド100に接続されている。ロッド
100は、軸102に接続されており、この軸102に
は、歯車104が動力を伝えるように取り付けられてい
る。歯車104は、軸108に担持されている歯車10
6とかみ合っている。軸108には、パルプ30が取り
付けられている。従動節96が、willoにより係合
すると、パルプ30は開放位置へと動き、従動節96が
カム軌道94の谷111に戻ると、バルブ30は閉鎖位
置へ帰る。
同じような作動機構が、カム軌道92の節120との係
合に応答してバルブ24を開閉するために、設けられて
いる。この作動機構は、ロッド112と従動節114と
揺り腕116と弁棒118とから成っている。弁棒11
8はバルブ28に接続されており、往復運動をして、軸
112の運動に応答して開閉する。いうまでもなく、バ
ルブ28と30の開閉を行うには、様々な機構が考えら
れる。上記の機構はその一例にすぎない。
次に第9図について説明する0番号200は、電力源(
たとえばバッテリー)を、全体的に指している。また番
号202により従来型の点火回路が全体的に示されてい
る。この回路は接触点火キースイッチ204を介して、
バッテリーと直列に接続されている。また、この回路は
、リレー206を含んでおり、リレー206は接点20
8と210を備えている。ソレノイド78は、リレース
イッチ210に接続されている。始動モーターアセノブ
9826図示されている。この始動モーターアセンブリ
は、ソレノイド212と始動モーター214とを含んで
いる。スイッチ216はソレノイド78とソレノイド2
12との間に位置している。
圧力変換器(P、T)53により開始(トリガー)され
る回路制御整流器(SCR)218が設けられている。
この圧力変換器53は第1図にも示されている。
使用時においては、接点スイッチが作動すると、接点ス
イッチを介して、回路がつながる。この結果、クラッチ
のソレノイド78が作動して歯車72と歯車70の係合
が断たれる。これらの歯車の係合が断たれたあと、ソレ
ノイドはさらに作動してスイッチ216を閉じる。これ
により電力が始動ソレノイドに供給され、始動ソレノイ
ドにより始動ビニオン86が駆動させられて、歯車88
と係合する。ピニオン86が歯車88に係合していると
き、始動モーター214が作動して出力軸84を駆動さ
せ、これによりポンプ式コンプレッサー54を勅かして
、圧力ヘッド貯蔵室51の圧力ヘッドを増大させる。圧
力ヘッド貯蔵室51の圧力ヘッドが、あらかじめ設定し
ておいた所要の圧力ヘッドのレベルに達すると、圧力変
換器53が電子パルスを発し、電子パルスはSCRを開
始し、SCRはリレー206を作動し、リレー206は
スイッチ208を閉じかつスイッチ210を開く。
これにより、ソレノイド78が作動を止め、その結果、
歯車72が仙いて、歯車70と駆動状態で係合する。こ
のため、ポンプ式コンプレッサー54が、ローターの出
力駆動軸に、駆動できるように、接続される。この状態
において、始動モーター82がローター440に、ポン
プ式コンプレッサーを介して接続しており、ローターは
回転する。
次に、点火が起きて、その後ローターは自動回転する。
オペレーターが、この状態を確認するやいなや、点火キ
ーをゆるめると、キーは自動的に、始動回路の作動を止
める位置に戻る。エンジンを停止させたいときには、点
火キーをもう一つの位置へ動かせば、バッテリ・−が、
従来の仕方で、点火回路から絶縁される。使用時には、
すでに述べたように、まずポンプ式コンプレッサー54
と動力取出軸42の接続を断つ。次に始動モーター82
を作動させてポンプ式コンプレッサー54を動かし、圧
力ヘッド貯蔵用リザーバー50内の圧力ヘッドを、エン
ジンを作動させるのに必要なレベルまで、増大させる。
この所要の圧力ヘッドに達すると、制御システム(図示
していない)により、ソレノイド78の作動が自動的に
停止され、その結果、ばね76が働いて歯車72を動か
し、歯車70に係合させる。これにより、動力取出軸4
2がポンプ式コンプレッサーの駆動軸74に接続される
。そして、始動モーター82によりローターが駆動され
る。動力取出軸42が駆動されると、バルブ28と30
の開閉が、すでに述べたように、カム90により制御さ
れ、燃焼シーケンスが歯車96もしくは滑車92もしく
はカム90により制御される。まず最初にバルブ28が
開くが、その間バルブ30は閉じているため、可燃性燃
料混合物が燃焼室22に入る。この後、カム90がさら
に回転して、バルブ28が閉じる0次に、点火システム
が作動して燃料混合物に点火し、この直後、バルブ30
が開くため、燃焼ガスがノズル34を通って、噴流とな
って膨張し、この噴流がローター40に激突して、ロー
ター40を駆動させる。
そして、始動モーター82の作動が停止し、このモータ
ーと軸74との係合状態が解除される0次にエンジンは
、作動しつづけて、動力取出軸42を動かし、動力取出
軸42はどのような負荷をも駆動させる。この負荷は、
番号43で概略的に示されている。また、動力取出軸4
2により、ポンプ式コンプレッサー54が駆動して、圧
縮ガスを圧力ヘッド貯蔵用リザーバー50に連続的に供
給する。歯車70と歯車72の間には、適切な歯数比を
設定し、ポンプ式コンプレッサー54が所要の作業圧力
を維持できるだけの充分な量の圧縮ガスを圧力ヘッド貯
蔵用リザーバー50に供給できるようにする。
第1図に示すように、燃焼室22とノズル34とをそれ
ぞれ2個設けてもよい、また言うまでもなく、エンジン
の出力を高めるために、燃焼室とノズルとはいくつ追加
してもよい。
第8a図は、第1図のエンジンに設けられた燃焼室の一
つに関する一連の作業行程を示すダイヤグラムであり、
第8b図は、もう一つの燃焼室に関する一連の作業行程
を示すダイヤグラムである。
まず第8b図について述べる。第1燃焼室のバルブ30
(第1図)は、点P1で閉じ始め、点P2で完全に閉じ
る0点P2において、第1燃焼室のバルブ28が開き始
め、加圧空気もしくは空気と燃料の混合物が、圧力ヘッ
ド貯蔵用リザーバー50から燃焼室に導入される。バル
ブ28は、点P4で閉じ始め、点P5で完全に閉じる0
点P5から点P6の間で、空気燃料混合物が点火され、
その燃焼は点P6でほぼ完了する1点P6で、バルブ3
0が開き始め、点P7で完全に開く0点P6から点P7
までの停止時間は、バルブ30ができるだけ速く開くよ
うに、最小にするのが好ましい。
点P7から点P1まで、バルブ30は開たままであり、
ガスの圧力エネルギーが、ノズルを介して、運動エネル
ギーに変るのを可能にする。この時の燃焼生成物により
、厖大な運動量が得られ、これが直接回転運動としてロ
ーターへ送られる。というのも、燃焼生成物が、比較的
ゆっくりと動いているローターと相互に働きあうとき、
ガスの速度が突然変化するからである0点7から点2へ
向う行程の終点近くで、排気ガスが、排出口20より排
出される。
第2燃焼室で行われる作業行程も、上記とまっく同じで
あり、その各行程は、第8b図と同じ番号にダッシュを
付して第8a図に示されている。
点PIから点P7まで、また点P7’から点P1′まで
により示されている各行程は、いずれも、ローターが一
回転するうちに行われるものである。
言うまでもなく、当業者であれば本発明の様々な変形例
を工夫することができる。たとえば、燃焼シーケンスと
燃焼タイミングを制御するために、電子式の点火装置を
用いてもよい、また、バルブ28とバルブ30を開閉す
るのに、別の型のバルブ開閉機構を用いてもよい、コン
プレッサー54により圧縮し、貯蔵用リザーバー50に
貯蔵する圧縮ガスは、圧縮空気であってもよく、この場
合、可燃性燃料は、従来型のディーゼルエンジンで使用
されているのと同じ仕方で使用する必要がある燃焼室2
2の中に、従来型の燃料噴射ノズルを用いて噴射する。
エンジンをディーゼルサイクルで作動させるとき、もし
くは、燃料噴射システムを用いるときには、圧力ヘッド
貯蔵用リザーバーに吸い上げられるガス体が、燃料の加
えられていない空気であってもよい、当業者であれば、
熱論上記以外の変形例を工夫することはたやすいであろ
う。
〔効果〕
本発明により、内燃機関の作動効率が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に従って構成したエンジン
の断面を示す線図。 第2図は、第1図の線2−2に沿って示した断面図。 第3図は、第1図のエンジンの作動周期の様々な行程を
示す図であって、この場合エンジンは、オツトーサイク
ルに等しいサイクルで作動している。 第4図は、ディーゼルザイクルで作動する、本発明のエ
ンジンの作動シーケンスを示す、第3図と類似の図。 第5図は、ローターの駆動軸をポンプと始動モータに接
続するために用いられる伝動装置を示す部分断面図。 第6図は、バルブを開閉するのに用いられる機構を示す
側面図。 第7図は、第6図の機構の端面図。 第8a図は、第1図のエンジンの燃焼室の一つに関する
一連の作業行程を示すダイヤグラム。 第8b図は、もう一つの燃焼室に関する一連の作業工程
を示す図。 第9図は、エンジンの始動・点火シーケンスのための電
子回路を示すダイヤグラム。 20・・・・・・排気口、   22・・・・・・燃焼
室、32・・・・・・点火プラグ、  40・・・・・
・ローター46・・・・・・仕切壁、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下のものから成る内燃機関。 (a)内部にローター室が形成されているハウジング。 (b)燃焼が所定の燃焼圧力で行われる燃焼室、この燃
    焼室は所定の容量を有するものであって、前記ローター
    室に極めて接近して位置しており、またこの燃焼室には
    吸入路と排出路があり、これらには、それぞれ吸入流量
    制御手段と排出流量制御手段とが設けられている。 (c)使用される可燃性燃料に点火するための、前記燃
    焼室内に設けられた点火手段。 (d)同前記燃焼室の前記排出路に連通する吸入端と前
    記ローター室にほぼ接線方向で連通する排出端とを有す
    るノズル、このノズルは前記吸入端より延びる先細部分
    を備えており、この部分は、燃焼ガスの圧力をほぼ大気
    圧まで低下させながら、排出速度を最大にするような形
    状を有している。 (e)前記ローター室内で動力取出軸に回転するように
    取り付けられているローター、このローターは、その外
    周部より内側に延びかつその外周部の回りに間隔を置い
    て設けられたの複数ポケット部を備えている。 (f)前記ローター室から開口し、かつ前記ノズルの前
    記排出路から円周方向に間隔を置いて設けられている排
    出口。 (g)空気もしくは空気/燃料混合物の加圧ガス体をた
    くわえるための、内部に圧力ヘッド貯蔵室を備えた圧力
    ヘッド貯蔵用リザーバー、この圧力ヘッド貯蔵室は、燃
    焼室へと通じる吸入路を介して、燃焼室と連通しており
    、またこの圧力ヘッド貯蔵室の容量は、燃焼室の所定容
    量に比べて、圧力ヘッド貯蔵室の圧力ヘッドを前記の所
    定燃焼圧力より低くすることなく、圧力ヘッド貯蔵室よ
    り送られるガス体の一回の供給分を燃焼室に満たすこと
    を可能にする量だけ、大きい。 (h)ガス体の最初の供給分が圧力ヘッド貯蔵室から燃
    焼室へ送られる以前に、圧力ヘッド貯蔵室内に前記圧力
    ヘッドを生ぜしめ、かつ燃焼室にガス体を連続的に充填
    させている間、圧力ヘッド貯蔵室の圧力ヘッドを一定に
    保つための手段。 (i)前記吸入流量制御手段と前記排出流量制御手段を
    選択的に開閉するための手段であって、前記排出流量制
    御手段が閉じている時に前記吸入流量制御手段を開いて
    前記ガス体の一回の供給分を前記圧力ヘッド貯蔵室から
    前記燃焼室へ導き入れ、そのあと前記吸入流量制御手段
    を閉じるための手段。 (j)前記ガス体に点火する手段。 (k)前記の吸入流量制御手段と排出流量制御手段の選
    択的開閉手段は、ガス体が点火されたあと、前記排出流
    量制御手段を開いて、排出ガスを前記ノズルを介して前
    記ローター室へ高速の噴流として排出し、この噴流は、
    ローターの外周部に激突してローターを回転させ、ロー
    ターは、前記動力取出軸を駆動させ、前記ノズルから排
    出された排出ガスの一部を受け取る位置に連続するポケ
    ット部の位置を定め、そのあと、工程 I とIIを反復す
    る。
  2. (2)前記圧力ヘッド貯蔵リザーバ−が、前記燃焼室よ
    り離れている請求項(1)記載の内燃機関。
  3. (3)複数の燃焼室が、前記ローター室の周囲に円周方
    向に間隔を置いて設けられており、前記圧力ヘッド貯蔵
    室が、並行状態にある前記燃焼室のそれぞれと連通して
    いる請求項(1)記載の内燃機関。
  4. (4)前記ノズルは、その吸入端から延びる変換部と、
    ノズルの吸入端と燃焼室との間に位置するバルブ手段と
    を備え、このバルブ手段が開くと、燃焼のあと、燃焼ガ
    スが、ノズルの先細部分に、またこの先細部分を通って
    、流れる請求項(1)記載の内燃機関。
  5. (5)さらに、以下のものを備えた請求項(1)記載の
    内燃機関。 a)前記ローター室の中で回転するようにローターが取
    り付けられている第1駆動軸、この第1駆動軸には第1
    歯車手段が取り付けられている。 b)第2駆動軸を備えたポンプ、この第2駆動軸には第
    2歯車手段が取り付けられている。 c)前記第2歯車手段を、前記第1歯車手段を駆動する
    ように係合する第1位置と前記第1歯車手段との係合を
    断たれた第2位置との間で、あちこちへ動かすための手
    段、前記第2駆動軸には第3歯車手段が取り付けられて
    いる。 d)始動モーター、この始動モーターは、出力軸と、こ
    の出力軸に取り付けられている始動ピニオンと、第3歯
    車手段との係合を断たれた第1位置と第3歯車手段を駆
    動するように係合する第2位置との間で前記始動ピニオ
    ンをあちこちへ動かすための始動クラッチ手段とを備え
    、それにより、前記ポンプ手段が前記モーターにより最
    初に駆動されるとき、前記第1、第2歯車手段が係合を
    断たれて、前記圧力ヘッド貯蔵用リザーバーに圧力ヘッ
    ドが生じ、圧力ヘッドが生じた後、第2歯車手段を動か
    すための手段が作動して、第2歯車手段を第1歯車手段
    と係合駆動する位置へ動かし、そして、始動クラッチ機
    構の作動が停止すると、始動ピニオンと第3歯車手段の
    係合が解除されて、ポンプが、自動推進モードで動いて
    いるエンジンにより、直接駆動される。
JP32568488A 1988-12-22 1988-12-22 内燃機関 Pending JPH02196136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32568488A JPH02196136A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32568488A JPH02196136A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 内燃機関

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02196136A true JPH02196136A (ja) 1990-08-02

Family

ID=18179564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32568488A Pending JPH02196136A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 内燃機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02196136A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08144929A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka ガス放電電動機およびこれを有する機械システム
JPH08144931A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka 発電システム
JPH08144933A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka プラズマエンジン駆動乗り物
JPH08144930A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka プラズマエンジンおよびこれを有する機械システム
JP4938903B1 (ja) * 2011-06-28 2012-05-23 輝男 西原 発電システム
JP5004373B1 (ja) * 2011-10-28 2012-08-22 佳行 中田 回転型内燃機関
WO2013126125A3 (en) * 2011-12-15 2013-11-14 Siemens Energy, Inc. Radial inflow gas turbine engine with advanced transition duct
WO2015159956A1 (ja) * 2014-04-18 2015-10-22 大石 光江 燃焼ガスを駆動力として噴出するエンジン
WO2020096033A3 (ja) * 2018-11-09 2020-07-02 グエン チー カンパニー リミテッド タービン装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08144929A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka ガス放電電動機およびこれを有する機械システム
JPH08144931A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka 発電システム
JPH08144933A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka プラズマエンジン駆動乗り物
JPH08144930A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Takeshi Hatanaka プラズマエンジンおよびこれを有する機械システム
JP4938903B1 (ja) * 2011-06-28 2012-05-23 輝男 西原 発電システム
JP5004373B1 (ja) * 2011-10-28 2012-08-22 佳行 中田 回転型内燃機関
WO2013126125A3 (en) * 2011-12-15 2013-11-14 Siemens Energy, Inc. Radial inflow gas turbine engine with advanced transition duct
CN103998746A (zh) * 2011-12-15 2014-08-20 西门子能源有限公司 具有改进的过渡部管道的向心式燃气涡轮发动机
US8978389B2 (en) 2011-12-15 2015-03-17 Siemens Energy, Inc. Radial inflow gas turbine engine with advanced transition duct
WO2015159956A1 (ja) * 2014-04-18 2015-10-22 大石 光江 燃焼ガスを駆動力として噴出するエンジン
JPWO2015159956A1 (ja) * 2014-04-18 2017-04-13 アムネクスト・テクノロジ株式会社 燃焼ガスを駆動力として噴出するエンジン
JP2017122578A (ja) * 2014-04-18 2017-07-13 アムネクスト・テクノロジ株式会社 燃焼ガスを駆動力として噴出するエンジン
WO2020096033A3 (ja) * 2018-11-09 2020-07-02 グエン チー カンパニー リミテッド タービン装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4807440A (en) Internal combustion engine
CN101375035B (zh) 分开循环空气混合发动机
US3998049A (en) Steam generating apparatus
US6431146B1 (en) Free piston engine and self-actuated fuel injector therefor
US7591129B2 (en) Rotary piston engine
WO2008014399A2 (en) Hydraulic engine
US3975914A (en) Implosion engine
WO2012050541A1 (ru) Двигатель внутреннего сгорания
JP2010523883A (ja) 迅速点火迅速応答動力変換システム
US4807579A (en) Turbocompounded two-stroke piston engines
US4057961A (en) Pulse-jet water propulsor
JPH02196136A (ja) 内燃機関
US5144917A (en) Free-piston engine
JP2017521604A (ja) 回転モータ
US6213097B1 (en) Engine working according to the method of pulsating combustion
US3878680A (en) Heat injection engine apparatus
US6725646B2 (en) Rotary pulse detonation engine
US3820337A (en) Primary fuel burning apparatus
JPH09505122A (ja) エンジン
JP5020092B2 (ja) 動的質量移送迅速応答動力変換システム
CN1197159A (zh) 双转子反动式旋转内燃机
WO2005042942A1 (ja) 原動機
CN112228213A (zh) 一种高压换气二冲程多缸发动机
WO2009019718A1 (en) Rotary jet engine
US2957305A (en) Free piston injection engine