JPH02195894A - ガラクトオリゴ糖の製造方法 - Google Patents

ガラクトオリゴ糖の製造方法

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JPH02195894A
JPH02195894A JP1569889A JP1569889A JPH02195894A JP H02195894 A JPH02195894 A JP H02195894A JP 1569889 A JP1569889 A JP 1569889A JP 1569889 A JP1569889 A JP 1569889A JP H02195894 A JPH02195894 A JP H02195894A
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JP
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membrane
lactose
galactooligosaccharide
galactosidase
reaction
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JP1569889A
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Takeshi Okada
猛 岡田
Masaaki Ito
雅章 伊藤
Rikako Yoshii
吉井 理佳子
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業との利用分野〉 本発明はガラクトオリゴ糖の製造方法に関し。
詳しくは、乳糖またはその一部分解物からなる基質にβ
−ガラクトシダーゼを作用させ、所謂転移反応によって
生成し之ガラクトオリゴI!ヲ反応系から限外濾過膜に
て分離して、高生産性にてガ、ラクトオリゴ糖f:製造
する方法に関する。
〈従来の技術〉 ガラクトオリゴ糖は、乳糖のガラクトース残基にガラク
トースが結合し几3〜6糖類である。ガラクトース−ガ
ラクトース間の結合様式は主にβ−1−6結合であるが
、β−1−3−?β−1−4結合のものも一部ある。
このガラクトオリゴ糖で最も代表的な構造の6′−ガラ
クトフルラクトースは1人乳中に存在することが知ら几
ている。ガラクトオリゴ糖の特徴は。
非吸収性の糖としてf部消化管に達し、乳児型から大人
型までの全てのビフィズス菌ヲ増殖させることができる
点にある。このオリゴ糖の投与により、ビフィズス菌の
増殖と、バクテロイデス菌のような腸内腐敗菌−?腸内
腐敗代謝産物の減少が認められている( Bifido
bacteria Microflora、 2.17
〜24゜(1983)、フードケミカル、6.87〜9
4.(1987)。
したがって、ガラクトオリゴMri腸内腐敗を抑制する
ため、肝機能の改善f老化の抑制につながると考えられ
ている。また、ガラクトオリゴmはう蝕と密接に関係す
る口腔内細菌のストレプトコカス・ミニ−タンスによっ
て資化さAないし、歯垢形成の基質としても利用されな
い。これらのことからガラクトオリゴmは非う蝕原性糖
質と考えらル、虫歯対*J:からも優れた甘味料である
と言える。さらに、ガラクトオリゴ穂d、シW@に比べ
て甘味度は低いが、淡泊でクセのない上品な甘味ltを
有している。
従来、に+ieガラクトオリゴ糖は高濃度乳糖溶液にβ
−ガラクトシダーゼを作用させて、この酵素の持つガラ
クトシル基転移能を利用して製造されている。しかし、
この製造方法では1回分式反応であるために、得られ几
反応液中のガラクトオリゴ糖の含有率が低く、′また1
反応液からガラクトオリゴ糖を分離するのに煩雑な操作
?必要とする。
さらに、上記の方法によれば、転移率の制御が困難であ
るほか、高価なβ−ガラクトシダーゼ倉多量に消費する
ので、ガラクトオリゴ糖を低廉に得ることができない。
また、1バツチ毎に5〜8時間もの長い時間を必要とす
るので、生産性に著しく劣るものである。
そこで、上記のような従来のガラクトオリゴ糖の製造及
びその分離における問題を解決するために、β−ガラク
トシダーゼを担体結合法、架橋法。
包括法等の方法によって不醪性の担体に固定化して固定
化酵素とし、こ7′?、全周いてガラクトオリゴ糖を製
造する方法が提案されている( Appl 、 M 1
cro −biol、Biotechnol、、 25
.224〜228. (1986) )。しかし、この
方法によっても1反応液中のガラクトオリゴ糖@M率は
高くならず、ま友、ガラクトオリゴ糖の分離も容易でな
い。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明者ら(ケ、上記したような従来のガラクトオリゴ
貼の製造及びその分離VCおける問題を解決するために
鋭意研究し^結果、生成し次ガラクトオリゴ糖’i=m
分離して、迅速に反応系外に取り出すとき、その収率が
著しく向上し、特に、限外濾過膜にβ−ガラクトシダー
ゼを固定化し、この限外濾過膜、すなわち、酵素固定膜
リアクターに乳*1次はその一部分解物を含有する乳m
t含む基質液を透過させることによって、基質をガラク
トオリゴ糖に変換すると同時に、これを反応系外に分離
することができ、かくして、高い収率にて高純度のガラ
クトオリゴ糖を得ることができることを見い出し6本発
明に至り九ものである。
く課題を解決する之めの手段〉 本発明によるガラクトオリゴ糖の製造方法は。
乳糖またはその一部分解物を含有する乳糖溶液からなる
基質にβ−ガラクトシダーゼを作用させて。
生成したガラクトオリゴ糖を限外濾過膜にて分離するこ
とを特徴とする 特に1本発明による好ましいガラクトオリゴ塘のfs造
方法は、β−ガラクトシダーゼが固定化さAた限外濾過
膜に乳糖またはその一部分解物を含有する。7+L糖溶
液からなる基質を透過させて、基質をガラクトオリゴ糖
に変換すると同時に、膜透過液としてガラクトオリゴ糖
を含む溶液を得ることt!I徴とする。
本発明においては、基質となる乳糖またはその一部分解
物を含有している乳糖の濃度(分解物濃度も含む)ri
、10〜60改Ik%、好ましくri30〜50重量%
である。こ几らの基質濃度は、β−ガラクト7ダーゼに
よる転移反応活性に大きく影響するためIC眞要である
。何故ならば、β−ガラクトシダーゼによる乳糖からガ
ラクトオリゴ糖の生成反応は、まず、β−ガラクトシダ
ーゼによって一部の乳糖の刀口水分解が起こってグルコ
ースとガラクトースとなり、引き続き同じ酵素ICよっ
て残存乳糖とガラクトースが結合してガラクトオリゴ糖
が生成される。したがって、最終的にはこのガラクトオ
リゴ糖生成反応は、β−ガラクトシダーゼの逆反応全利
用したものなので、基質濃度を高くする必要があるから
である。
本発明において用いるβ−ガラクトシダーゼは何ら限定
されるものではないが、微生物の起源によってガラクト
オリゴ糖の生成量が異なり1例えばAsp6rgill
ua類、 LactobacH1us類、 Bacil
lus類。
S treptococcus類等の由来β−ガラクト
シダーゼが好ましく用いられる。
本発明による第1の方法においては、低分子蓋反応生■
りであるガラクトオリゴ$11!r反応系から迅速に取
り出すために、限外濾過膜が用いられる。
即ち、基質溶液を適宜の反応槽内にて遊離のβ−ガラク
トシダーゼと反応させ1反応生成物ガラクトオリゴ糖を
含む反応層液lr、限外濾過膜倉備えた膜モジュールに
て処理して、ガラクトオリゴ穂が選択的に反応系から取
り出される。他方、酵素を含む膜不透過液は、再び1反
応槽に戻される。
特に、好ましい方法においては、基質−t−適宜に反応
槽に補充しつつ、基質と酵素を含む溶液を反応槽と膜モ
ジュールの間を連続的に循環させ、ガラクトオリゴ穂を
含む溶液が膜透過液として膜モジュールから連続的に取
り田される。このような方法によnば、酵素反応を連続
的に行うことがでキ、シかも、生成したガラクトオリゴ
糖を反応系から迅速に且つ連続的に取り出すことができ
る。
かかる第1の方法Vこおいて用いる限外濾過膜は。
後述する第20方法において用いらlしる限“外線過膜
と同じである。
本発明による第2の方法においては、限外は過膜は、こ
nKβ−ガラクトシダーゼ會固定化してなる所謂膜リア
クターとして用いらnる。
この限外濾過膜としては、多数の微孔をMする緻vBな
多孔・貫層からなる緻密ノーととnを支持する比較的大
きい孔径の微孔を多数有する多孔質層からなる異方性構
造を有する限外は過膜の多孔質層にβ−ガラクトシダー
ゼが固定化されてなるものが好ましい。このような異方
性構造を有する限外濾過Iigは、既に知ら几ており、
市販品として入手することができる。
更に、このように、異方性構造を有する限外濾過膜の多
孔質層に酵素を固定化する方法も、特に限定されるもの
ではなく1例えば、一般に酵素固定化の技術分野におい
てよく知らnているように、酵素は、窃理吸看法、共有
結合法、架橋法等にて固定化されていてもよい。しかし
、酵素が安定であると共に、酵素でその担体である限外
濾過膜から容易には脱離しないように、共有結合法にて
固定化さルていることが好ましい。
特に好ましい方法は1例えば、特開昭62−83885
号公報に記載されているように2分子内に少なくとも2
個の官能基を有する水浴性高分子の水溶液を0.1〜1
.OKg/c4の加圧条件下に限外濾過膜の多孔質ノー
から、透過、含浸させ、洗浄した後、と配水浴性高分子
の架橋剤、即ち、上記水浴性高分子の有する官能基と反
応し得る基を分子内に2個以上Mする化合物の水IJ液
を前記加圧条件内にて多孔質側から透過、含浸させて、
h配水m性高分子を架橋させ、限外濾過膜の緻密ノーか
らの逆洗浄によって、未架橋の水浴性高分子を膜から除
去し。
次いで、酵素溶液を膜の多孔質側から前記加圧条件内で
透過させて、前記架橋高分子の有する官能基を介して、
共有結合にて酵素を架橋高分子に結合させ、かくして、
酵素を固定化し几限外濾過膜を得る方法である。
上述した方法に2いて、用いる限外濾過膜は。
分画分子量が1ooo−10000LILIの範囲でめ
る緻靜1−と、孔径が数μ鴨乃至100Attaの微孔
を有する多孔質層とからなるものが好ましいが、その形
状は何ら制限されるものではなく1例えば、平板状。
管状、中空糸状等、任意である。有効膜面積が大きく、
且つ、固定化された酵素と基質との接M面積が大きい膜
リアクターを得る次めには、限外濾過膜として中空糸状
膜を用いることが好ましい。
を記限外濾過膜を構成する重合体としては1例エバ、ポ
リスルホン ポリエーテルスルホン、ポリアミド、ポリ
イミド、酢酸セルロース ポリアクリロニトリル等が好
ましく用いられる。これら重合体は、後述する水浴性高
分子と反応する官能基を特に有する必要はなく、異方性
構造をMする限外濾過膜に製膜し得るものであれば、特
に、限定されるものではない。しかし、上記した重合体
のなかでも1食品ヤ医薬品の製造に要求される厳格な分
画分子量を満足するものとして、ポリスルホン、ポリア
ミド又はポリイミドを用いることが好ましく、特に、ポ
リスルホンが好適である。
上記し几ような異方性構造を有する限外濾過膜は、既に
知られている方法によって製造することができる1例え
ば、上記重合体をその溶解性に応じて、水混和性の有機
浴剤1例えば、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、フェノール クレゾー
ル エチレンクロルヒドリン エチレングリコール、プ
ロピレングリコール。セロソルブ、グリセリン、メタノ
ール エタノール グロパノール、ブタノールアセトン
、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の1種又は2種以
上の混合物にm解させて製膜溶液を調製し0次いで、こ
の製膜溶液を主として水からなる凝固溶剤に接触させる
ことによって、接触界面に緻密層を有する種々の形状の
限外濾過膜を得ることができる。
前記水浴性高分子としては1例えば、ポリエチレンイミ
ン ボリグロピレンイミン、ポリブチレンイミン等のポ
リアルキレンイミン、ポリエチレングリコール ポリプ
ロピレングリコール等のポリアルキレングリコール、ポ
リリジン、ポリアルギニン等のボリアきノ酸、ボリアリ
ールアミン等を挙げることができる。これら水浴性高分
子は。
通常、その重量平均分子量が約1001)〜20000
0の範囲にあり、官能基を分子内に数十乃至数i!する
ものが好ましい。
更に、かかる水d性高分子の水m液を異方性限外濾過膜
の多孔質1g!ilに含浸させるに際しては、その−度
は0.05〜0.25重量%の範囲が望ましい。濃度が
0.25直盪%を超えるときは、溶液粘度が高く。
含浸した溶液が限外濾過膜を閉塞して、基質溶液の4透
過流速を低下させ、延いては、tイクロデキストリンの
生産速度を低下させるからである。
また、前記架橋剤としては、グリオキサールグルタルア
ルデヒド、アジピンアルデヒド、マロンジアルデヒド、
ジアルデヒドデンプン等のようなジアルデヒド類、ヘキ
サメチレンジイソ7アネート、トルエンジイソ7アネー
ト等のようなジイソ7アネート類、ヘギサメチレンジイ
ンチオシアネート等のようなジイソチオシアネート類を
挙げることができる。水浴性高分子が官能基としてアミ
ノ基を有するときは、水溶性カルボジイミド等のような
縮合試薬ヤシアルデヒドのような架橋試薬を用いること
ができる。こ几らの”l>′G)、特に。
ジアルデヒド類ヤシイソシアネート類は水溶液中で比較
的安定であり1反応性も高いために6本発明において架
橋剤として好適に用いられる。
このような架橋剤は、水溶液として膜透過させて、水溶
性高分子を架橋させ、他方、この架橋後も、架橋高分子
が分子内に遊離の官能基を有する工うに、用いる水d液
のa度f膜透過量を適宜に選定することが好ましい。
限外濾過膜の多孔質ノーへのβ−ガラクト7ダーゼの固
定化ikは、膜面積11当り1通常、0.3〜15.0
gの範囲であり、特に、3.0〜8.0gの範囲が好ま
しい。θ−ガラクトクダーゼの固定化tが膜面積11当
り、0.3.9よりも少ないときは、酵素反応率が低く
、膜リアクターによるガラクトオリゴ糖の生産速度、即
ち、単位時間当り。単位面積当りに膜を透過するガラク
トオリゴ糖量が実用上。
少なすき゛る。他方、15.0gよりも多いと@は、ガ
ラクトオリゴ糖を含有する反応液の透過流束が低下シ、
同様に、ガラクトオリゴ塘の生産速度が低くなる。
本発明による第1及び第2のいずれの方法に2いても9
反応温度は用いる酵素の種類にもよるが。
通常、40〜70℃の範囲であり、好ましくは、50〜
55℃の範囲である。更に、基質溶gは、膜モジュール
の入口と出口の平均圧力にて0.1〜1.0klI/c
m程度の圧力にて、膜モジュールに供給し、且つ。
膜面線速を0.1〜2.0m/秒程度として1反応を行
なうのが好ましい。しかしながら、操作圧力及び膜面線
速は1反応時間−?膜の目詰まり等に影響を与えるため
、第1の方法においては遊離酵素濃度を考慮し、ま之、
第2の方法においては、膜への酵素固定化量を考慮して
、最適に決定される。
尚、膜が目詰まりして透過流束が低下し之ときは、 p
Hを調節した水溶液(pHはβ−ガラクトンダーゼの安
定pHに調節する。)にて限外濾過膜を逆洗することに
よって、透過流束を回復することができる。
本発明の方法によれば、膜透過液として、ガラクトオリ
ゴ糖を35〜50重量%程度含有する無色透明の水溶液
を得ることができる、この水m液は。
必要に応じて、適宜の濃縮手段によってd縮することが
できる。濃縮手段としては0例えば1m熱蒸発法等の一
般的な手段も採用し得るが、逆浸透法によって、容易且
つ効率的に濃縮することができる。
従って1例えば、ガラクトオリゴ糖を含有する粉末を得
る場合には、膜透過液を上記のようにして適宜に濃縮し
友後、噴霧乾燥等の手段によって粉末化する。更に、ガ
ラクトオリゴ糖の単品を得る場合は、膜透過液を濃縮し
次後、イオン交換樹脂等で分離、精製すればよい。
〈発明の効果〉 以上のように1本発明の方法によれば、乳糖ま九はその
一部分解物を含有する乳糖m液からなる基質にβ−ガラ
クトシダーゼを作用させ、生成し之ガラクトオリゴ糖を
限外濾過膜にて分離することによって、効率よくガラク
トオリゴ糖を製造することができる。特に2反応槽と限
外濾過膜モジュールとの間に基質と酵素を含む溶液を循
環させることによって、生成したガラクトオリゴ糖を迅
速に且つ連続的VC取り出すことができるので、高生産
性にて高純度のガラクトオリゴ糖を容易に得ることがで
きる。
更に1本発明に従って、β−ガラクトシダーゼが固定化
された限外濾過膜に基質を透過させて。
基質をガラクトオリゴ糖に変換すると同時に、膜透過液
としてガラクトオリゴ糖を含む溶液を得nば、連続的に
、しかも、高純度のガラクトオリゴ糖を反応系から容易
に分離することができるので。
生産効率が著しく高められる。
また、上記した方法によれば、β−ガラクト/ダーゼが
限外濾過膜に固定化されている沈めに2酵素が長期間に
わたって安定に保持され、かぐして、酵素を反応のごと
に消費することがなく、繰り返して反応を行なうことが
できるので、ガラクトオIJ コ糖を低置に製造するこ
とができる。
実施例 以FK実施例を挙げて本発明を説明するが1本発明はこ
れら実施例により回ら限定されるものではない。
実施例1 30重量%の乳糖m液(pHs、o)を基質として用い
、第1図に示す装置によって反応を行っ之。
即ち、ヒーター11にて50℃に保持した反応槽12に
上記基質を適宜に補給しながら、基質とAapergi
llua or)rzaa由米のβ−ガラクトシダーゼ
(反応溶液1−あ几りIOUになるように添刀口)とを
反応槽と限外濾過膜を備えた族モジュール13(日東−
工■製NTU−3250CIR)との間をポンプ14に
て循環させ1gモジュールから膜透過gL15を連続的
に得つつ、膜不透過液16は1反応槽に戻し次。膜処理
条件は、操作−ロ圧力o、sky/c4−膜面線速、0
..5 m、/秒:とL−次。
このようにして、ガラクトオリゴ糖46.3屯量%を含
む溶液を得た。
実施例2 実施例1において、β−ガラクト7ダーゼとして、Ba
cillus cireulans由来の酵素を用いる
以外は。
実施例1と同様にして、ガラクトオリゴ糖45.5重量
%を含む溶液を得た、 実施例3 多孔質内部にアミノ基を含有するポリスルホン系異方性
限外濾過膜(日東電工■製NTE−370)にAsPe
rgi l lug offzae由来のβ−ガラクト
シダーゼを膜面積lWI当り3.5g固定化した。
この酵素固定化限外濾過膜を組み込んだ膜モジュールと
これを含むガラクトオリゴ糖製造装mt−第2図に示す
基質m液として、25重量%乳糖溶液を用い、ヒーター
21にてfT定の温度に保持し次基質溶液22をポンプ
23にて所定量を膜モジエール24に循環供給して、2
4時間反応を行った。反応条件は。
反応@I!150℃、操作出ロ圧力0.5 kg/c4
 、4面線速1.0 m/秒とし友。このようにして、
この膜モジュールから膜透過液としてガラクトオリゴ糖
を含む膜透過g25を得、膜不透過液26は基質容器2
7に循環させ次。この間、リザーバー28から基質容器
に基質を適宜に補給した。
このようにして得られ皮膜透過液中のガラクトオリゴ糖
の含有率は43.8償量%であった。
実施例4 実施例3にひいて、乳糖に代えて一部分解物を含む乳糖
を基質として用いた以外は、実施例1と同様にして、ガ
ラクトオリゴ$47.0暇量%を含む溶液を得友。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明による@1の方法において用いる膜モ
ジュールを含むガラクトオリゴ糖製造装置の一例を示す
装置構成図、第2図は1本発明の方法にpいて用いる膜
リアクターを含むガラクトオリゴm製造装置の一例を示
す装置構成図である。 11・・・ヒーター  12・・・反応槽、13・・・
膜モジュール  14・・・ポンプ、15・・・膜透過
液。 16・・・膜不透過液、   21・・・ヒーター  
22・・・基質溶液、23・・・ポンプ、24・・・膜
モジュール25・・・膜透過液、26・・・膜不透過液
、27・・・基質容器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乳糖またはその一部分解物を含有する乳糖溶液か
    らなる基質にβ−ガラクトシダーゼを作用させ、生成し
    たガラクトオリゴ糖を限外ろ過膜にて分離することを特
    徴とするガラクトオリゴ糖の製造方法。
  2. (2)β−ガラクトシダーゼが固定化された限外濾過膜
    に乳糖またはその一部分解物を含有する乳糖溶液からな
    る基質を透過させて、基質をガラクトオリゴ糖に変換す
    ると同時に、膜透過液としてガラクトオリゴ糖を含む溶
    液を得ることを特徴とするガラクトオリゴ糖の製造方法
JP1569889A 1989-01-24 1989-01-24 ガラクトオリゴ糖の製造方法 Pending JPH02195894A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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