JPH02195866A - 滅菌装置の連結方法 - Google Patents

滅菌装置の連結方法

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Publication number
JPH02195866A
JPH02195866A JP1015171A JP1517189A JPH02195866A JP H02195866 A JPH02195866 A JP H02195866A JP 1015171 A JP1015171 A JP 1015171A JP 1517189 A JP1517189 A JP 1517189A JP H02195866 A JPH02195866 A JP H02195866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
sterile fluid
stationary
valve
sterile
Prior art date
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Pending
Application number
JP1015171A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Oi
大井 亨
Masakazu Nishimura
正和 西村
Hideo Suda
秀雄 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAASARII TECHNOL KK
Original Assignee
NAASARII TECHNOL KK
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Publication date
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Priority to JP1015171A priority Critical patent/JPH02195866A/ja
Publication of JPH02195866A publication Critical patent/JPH02195866A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、移動式の無菌雰囲気内で植物組織、精密機器
などを処理する場合の、滅菌装置の連結方法に関するも
のである。
〈従来の技術〉 植物組織体や精密な機器の組み立てを行う場合に、空気
中の塵埃の粒子や他の汚染物を取り除いた雰囲気内で作
業を行う必要がある。
そのためにはクリーンルーム内を完全に密閉する必要が
あるが、植物組織体の培養においては、給水や栄養分、
植物ホルモンの供給など種々の作業を行うための作業空
間が必要となり、大型のクリーンルームを建設する必要
があった。
こうした大型のクリーンルームでは関連する設備もまた
大型となり、不経済なものである。
そのような点を改善して、同様の作業を行うことを目的
として、移動容器を利用する方法が開発されている。
すなわち第5図に示すように、培養などの作業は移動容
器Cで行い、培養に必要となる液体、気体などは定置装
置Pから得る方法である。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 第5図の方法であると、複数の移動容器Cには最少限の
装置を設けておき、外部から供給するエネルギーなどは
すべて定置装置から得られるから、移動容器Cには目的
に合致した最少限の設備を備えることで足りる。
しかし移動容器Cも、これに培養液などを供給する定置
装置Pでも、接続部分の露出端が汚染する問題が発生す
る。
すなわち移動容器Cと定置装置Pとには各々連結用の弁
装置1が突出しているが、この弁装置の外気に触れる部
分は汚染されている。
したがって、そのまま連結して定置装置P側から培養液
などを供給することはできない。
〈本発明の目的〉 本発明は上記のような問題を解決するためになされたも
ので、弁装置を外部に露出した構造であっても、無菌状
態のちとに両者を接続することのできる方法を提供する
ことを目的とする。
ただし本明細書において「無菌」「減菌」と称する場合
には、厳密な意味を指すものではなく、完全な無菌状態
も含んではいるが、対象物に応じた相対的な意味で用い
るものである。
〈本発明の構成〉 次に本発明の方法の一実施例について説明する。
〈イ〉弁装置(第1図) 移動容器Cと、定置装置Pの弁装置1は、はぼ同一の構
造を有する。
すなわち、移動容器Cなどの容器の壁に筒体11を突設
し、この筒体11の内部に球状、円筒状の弁座を設ける
そしてこの弁座内には、回転体12を回転自在に内蔵さ
せる。
この回転体12には貫通した1本の貫通孔13を開孔す
る。
そして回転体12は外部に露出したハンドルによって筒
体11内で回転自在である。
そのために、ハンドルの操作によって貫通孔13は筒体
11の前後を貫通し、あるいは遮断することになる。
そして筒体11の外側には、フランジ14を取り付ける
なお図示の構造は一例であって、他の一般の弁装置もそ
のまま利用できる。
〈口〉減菌筒(第1図) 減菌筒2は、内部に貫通孔21を開孔した、両端開放の
筒体であり、定置装置Pの弁1先端に固定する。
減菌筒2の貫通孔21の内径は、内部のほぼ中央の内径
を両端の内径よりも大きく構成するのが望ましい。
すなわち貫通孔21の内部のほぼ中央の内径を最大とし
、両端の内径を最少として、その間の内径を直線状に変
化させた構造である。
そして、貫通孔21の最大直径部分には、貫通孔21と
ほぼ直交する方向に、2本の連通バイブ、すなわち上向
き連通バイブ22と、下向き連通バイブ23とを取り付
ける。
このときに上向き連通バイブ22は、エアー溜まりが生
じないように貫通孔21の最も高い位置に取り付ける。
また下向き連通バイブ23は、排液の際にデッドスペー
スを生じないように、貫通孔21の最も低い位置に取り
付ける。
〈使用方法〉 次に使用方法について説明する。
〈イ〉減菌筒の連結 定置装置Pの弁1の先端には減菌筒2が取り付けである
したがって、移動容器Cと定置装置Pとを接続する際に
、その中間に滅菌筒2が介在することになる。
この時に移動容器Cと定置装置Pの各弁装置1.1の回
転体12は閉止状態となっている。
〈口〉滅菌液の供給(第2図) 滅菌筒2の、下向き連通パイプ23に、滅菌液槽3から
のパイプを接続し、貫通孔21内部に充満させる。
さらに滅菌液の供給を続ければ、内部の空気と液は上向
き連通バイブ22から押し上げられ、上方に排除される
その結果、両側の弁装置1.1内に空気溜まりやデッド
スペースが生じることな(、外部に露出していたすべて
の面が滅菌される。
くハ〉滅菌液の排出(第3図) 次に滅菌液槽3からの供給を停止し、下向き連通バイブ
23から滅菌液を排出する。
排液をスムーズにするために上向き連通バイブ22より
空気を流入させるが、連通バイブ22の先端には高性能
のフィルタを取り付けておけば、外部の雑菌が侵入する
ことはない。
また、下向き連通バイブ23の先端にはトラップを形成
しておけば、排液時にも雑菌の逆流を防止できる。
こうして、減菌筒2の貫通孔21および弁装置1.1の
内部の滅菌が完了し、内部の空間が開放される。
なお以上の液体供給の切り替えは、供給パイプ、排液パ
イプに設けた電磁弁、電動弁を操作して行う。
また以上は滅菌液を使用した場合について説明してか、
液体ではな(蒸気などの気体を使用して同様の作業を行
うこともできる。
〈二〉定置装置からの供給(第4図) 各弁装置1.1の回転体12を回転して、弁装置1の内
部と減菌筒2の貫通孔21とを連通させる。
そして定置装置P側から必要とする液体、気体あるいは
ゲル状の流体を移動容器C側に供給するものである。
もちろん移動容器Cへの供給だけでなく、移動容器Cg
qからの排液、排気に使用することもできる。
〈ホ〉供給等の終了 供給、排出などが終了したら、両弁装置1.1を閉鎖す
る。
その後に下向き連通バイブ23を再び開放する。
その結果、閉鎖空間内に残留していた液体は排液タンク
内にもどり、内部は空間となるから、両者を解体した後
に外部へ残留液を流す心配がない。
このときに滅菌筒2の貫通孔21は、下向き連通バイブ
23に向けて傾斜した斜面を形成しているから、デッド
スペースを生じることなく、すべての残留液を排出する
ことができる。
〈本発明の効果〉 本発明は上記したように中間に介在させた滅菌筒によっ
て、移動容器Cと定置装置Pの弁の露出面をまず滅菌し
、その後に弁を開放して連通させる方法である。
したがって、移動容器Cも定置装置Pも特に滅菌されて
いない通常の環境下に設置したまま、必要に応じて滅菌
状態での流体の供給を行うことができる。
そのために滅菌状態の大空間を設置することなく、大量
、大規模の無菌下での処理を行うことが可能となった。
さらに、減菌筒の貫通孔は、上下の連通バイブに向けて
傾斜した斜面を形成しているから、その内部にデッドス
ペースを生じることなく、すべての残留気体、残留液体
を円滑に排出することができる。
さらに定置装置側からの供給だけでなく、移動容器側か
らの供給や排出も同様に行うことができる。
また供給、排出の対象は、液体、気体だけでなく、ゲル
状の流体などであっても同様に処理することが可能であ
る。
4、
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の連結方法に使用する装置の説明図 第2〜4図: 使用状態の説明図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部を滅菌された移動容器と、この移動容器に無
    菌状態の流体を供給する定置装置とよりなり、 移動容器側の弁装置と、定置装置側の弁装置の間に滅菌
    流体供給用の通路を介在させ、 まず両弁と滅菌流体供給通路とによって形成される内部
    空間に滅菌流体を供給し、 次にこの滅菌流体を排出し、 その後に両弁を開放して、 移動容器と定置装置とを連通して行う、 滅菌装置の連結方法
  2. (2)移動容器の弁と、定置装置の弁と、滅菌流体供給
    通路とによって形成される内部空間に滅菌流体を供給す
    るに際し、 滅菌流体を供給通路の下から供給して、内部の気体を上
    方に押し上げ、 滅菌流体を排出するに際して、 滅菌流体を下方に排出して行う、 特許請求の範囲第1項記載の発明
JP1015171A 1989-01-26 1989-01-26 滅菌装置の連結方法 Pending JPH02195866A (ja)

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