JPH02195771A - 原稿走査読取り装置 - Google Patents

原稿走査読取り装置

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JPH02195771A
JPH02195771A JP1014620A JP1462089A JPH02195771A JP H02195771 A JPH02195771 A JP H02195771A JP 1014620 A JP1014620 A JP 1014620A JP 1462089 A JP1462089 A JP 1462089A JP H02195771 A JPH02195771 A JP H02195771A
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JP1014620A
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Masaharu Nishikawa
正治 西川
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リニアイメージセンサアレイにより原稿を走
査して画像を読取る原稿走査読取り装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、被走査原稿を読取り画素単位で主走査方向お
よび副走査方向に走査して画像を読取り、この読取った
画信号をプリンタに入力してハードコピーを作成する原
稿走査読取り装置が知られており、例えば特公昭60−
52408号公報、特開明59−79683号公報に開
示されている。
特に、特開昭59−79683号公報には、読取り素子
を多数列状に配列したりニアシメージセンサアレイによ
り画像を読取る構成のものが開示されており、装置の簡
略化が図られている。
ところで、上記装置ではプリンタの最大記録幅以上の寸
法を有するプリントを作成することができないため、大
画面のプリントを必要とする場合にはその要求に十分こ
たえきれていなかった。
大画面のプリントを作成する方法としては、プリンタの
最大記録幅以下の幅を有する帯状の記録紙に原画像を複
数領域に分割した拡大された各領域のプリントを作成し
、これをつなぎ合せて一枚の大画面のプリントを作成す
る方法が知られている。
このような方法を適用した原稿走査読取り装置について
第6図を参照して説明する。同図に示す1は被走査原稿
であり、幅方向がリニアイメージセンサアレイ2による
主走査方向となる。なお、被走査原稿1の全幅X、)が
リニアイメージセンサアレイ2の走査幅と一致するよう
に撮像レンズ3が配置されている。リニアイメージセン
サアレイ2は自己走査型の素子であり、主走査方向の走
査は電気的に行なわれ、副走査方向への走査は被走査原
稿1または走査光学系のメカニカルな移動によって行な
われる。リニアイメージセンサ2で読取られた画信号は
読み取り回路4に入力され、被走査原稿1の全幅X。の
画信号であるアナログ信号■に変換される。5はゲート
回路であり、被走査原稿1の全幅xy @n分割した各
領域に対応する読取り画信号n、m、ivの中から一つ
の領域を指定して取出す。したがって、リニアイメージ
センサアレイ2の全素子数をTとすると、ゲート回路5
を介して取出される領域x1の主走査方向の画素数はT
 / nとなる。ゲート回路5から出力される画信号は
A/D変換回路6でデジタル信号に変換された後、画像
信号処理回路7に入力する。
画像信号処理回路7は入力した画信号に対し、エツジエ
ンハンス、階調補正、圧縮、カラーマスキング、色調補
正、ネガポジ変換、(R,G、B)信号から(C,M、
Y)信号への変換等の処理が施される。画像信号処理回
路7から出力された画信号はプリント信号処理回路8に
入力される。プリント信号処理回路8ではプリンタ9の
記録方式に対応して階調記録を行なうために、例えばパ
ルス幅変換、デイザ変換等の処理が施される。プリンタ
9は記録紙としてロール紙が用いられており、記録幅方
向に対し直交する方向には寸法制限をかさないようにさ
れている。プリント信号処理回路8から出力された画信
号に基づきプリンタ9から所定領域のプリントが出力さ
れる。すなわち、ゲート回路5で取出された領域たとえ
ばabcf領域の拡大されたプリントが得られるものと
なる。
第7図に示すプリントABFEは、上記abcf領域の
拡大画プリントを示している。同様に、プリントBCG
Fは被走査原稿1のbcgf領域の拡大画プリントを示
し、プリントCDHGはcdhg領域の拡大画プリント
を示している。このようにして作成される複数枚の拡大
画プリントをつなぎ合せることにより、プリンタ9の最
大記録幅以上の幅を有する大画面のプリントを得ること
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、リニアイメージンサアレイ2で読取った画信
号に基づいてプリンタ9でプリント画像を作成する上記
原稿走査読取り装置は、プリンタ9の主走査方向の総印
字ドツト数に対してリニアイメージセンサアレイ2の読
取りドツト数が略等しい値を有しているときに、プリン
タ9の能力を損わずに良好な精細度のプリントを作成で
きる。
大画面のプリント作成装置としては、例えばAO幅で1
6ドツト/ミリの画素密度を有する静電カラーブロック
−等が知られているが、その主走査方向の記録ドツト数
は約1万4千ドツトである。
それに対して、現在商品化されているリニアイメージセ
ンサアレイは素子数の多いものでも約4000程度であ
る。従って、リニアイメージセンサアレイの全素子から
の画信号をプリンタに送り込んでも読取り側の読取りド
ツト数が全く不足しているので、画質の低下を招いてし
まう。しかも、上述したように、n分割したT/nの信
号によりプリントを行なった場合にはさらに読取りドツ
ト数が不足しプリンタの性能が著しく損われたプリント
画像しか得ることができないものとなる恐れがある。さ
らに、この種の装置にはプリント画像のサイズを可変に
して、任意拡大率のプリントを得るといった強いニーズ
もある。
そこで本発明の目的は、プリンタの能力を損うこなく良
好な精細度のプリント画像を作成でき、しかもプリンタ
の最大記録幅以上の幅を有するプリント画像を得ること
ができる原稿走査読取り装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決し目的を達成するために次のよ
うな手段を講じた。すなわち、多数の読取り素子を列状
に配列してなるリニアイメージセンサアレイ上に撮像レ
ンズを介して投影される被走査原稿を主走査方向および
副走査方向に走査して画像を読取る原稿走査読取り装置
において、その最大走査幅に応じた被走査原稿の分割領
域が投影されるリニアイメージセンサと、前記被走査原
稿の分割領域を副走査する如く被走査原稿とリニアイメ
ージセンサアレイとの相対位置を移動させる走査手段と
、前記被走査原稿の各分割領域が順次前記リニアイメー
ジセンサアレイに投影される如く上記被走査原稿とリニ
アイメージセンサアレイとの相対位置を移動させる移動
手段とを備えるようにした。
なお、上記手段を別の観点から捕えると、次のとおりに
なる。すなわち、リニアイメージセンサアレイの最大幅
が被走査原稿の最大幅まではカバーしないが、被走査原
稿をn分割した1 / nの幅(n≧2)はカバーする
ようにリニアイメージセンサアレイと被走査原稿とを撮
像レンズを介して対向配置する手段と、被走査原稿の1
 / nの幅の主走査を行ない、被走査原稿の全長にわ
たる副走査を行なって被走査原稿の1 / nの幅を有
する帯状領域を走査して読取る手段と、被走査原稿幅の
1 / nの単位で被走査原稿とリニアイメージセンサ
アレイとの相対位置を主走査方向に移動させる手段とを
具備し、 被走査原稿をn回に別けてn分割した各帯状領域を読取
るモードと、 被走査原稿の最大幅をリニアイメージセンサアレイの最
大走査幅でカバーするようにリニアイメージセンサアレ
イと被走査原稿を対応配置し、副走査が被走査原稿の最
大幅をカバーする走査手段により被走査原稿の全面を一
回の主走査で読取るモードとを選択的にとり得るように
した。
〔作用〕
上記手段を講じたので、リニアイメージセンサアレイの
全素子数に近い画素信号が取出されるものとなり、例え
ば大サイズのプリントを作成するような場合であっても
読取り素子数の低下を伴なわないので、画質の低下が防
止されるものとなる。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1実施例である原稿走査読取り装置
の構成を示す図である。この原稿走査読取り装置は、照
明系10.撮像光学系209画信号処理系30.プリン
タ(不図示)等とから構成されている。
照明系10は、ハロゲンランプと反射鏡とを一体化した
光源ランプ11と、R,G、Bフィルタからなり光源ラ
ンプ11から照射される照明光の集光スポット近傍に配
置された回転フィルタ枠12に保持されたフィルタ13
と、光源ランプ11からの光束がその入射端にフィルタ
13を介して入射されるライトガイドユニット14と、
このライトガイドユニット14の出射端14b側に対向
配置されたロッドレンズ15と、このロッドレンズ15
を通った光束を所定の位置に集光させるコンデンサレン
ズ16とから構成されている。
なお、回転フィルタ枠12は、モータ(不図示)に連結
された回転軸17の回転に伴い回転する。
また、フィルタ14は一走査ライン毎または一走査面毎
に切換えられ、R,G、Bの線順次または面順次信号が
読取られる。ライトガイドユニット14はオプティカル
ファイバー束からなり、入射端14aはこのオプティカ
ルファイバー束の先端部が円形状または正方形状をなす
如く配置されており、出射端14bはオプティカルファ
イバー束の先端部が線形状をなす如く配置されている。
撮像光学系20は、フィルム保持枠21a。
21bに保持されている被走査原稿フィルム22と、撮
像レンズ23と、リニアイメージセンサアレイ24とか
ら構成されている。被走査原稿フィルム22としては、
35ミリ、6X6,6X9゜4 # x 5 #等の各
サイズのトランスバレンシイが用いられる。なお、被走
査原稿22の主走査ラインに沿った細い帯状の領域がリ
ニアイメージセンサアレイ24の素子列上に投影される
ように撮像レンズ23が配置されている。
画信号処理系30は、リニアイメージセンサアレイ24
の駆動クロックパルスの送出およびリニアイメージセン
サアレイ24から送られてくる画信号の増幅、シェーデ
ィング補正等を行なう走査読取り回路31と、この走査
読取り回路31からの出力信号をA/D変換するA/D
変換回路32と、このA/D変換回路32から出力され
るデジタル化された画素信号数の若干の圧縮、伸長等を
行なうドツト数伸長・圧縮回路33とから構成されてい
る。ドツト数伸長・圧縮回路33は、被走査原稿21の
配置位置が01 + 02.03のようにステップ状に
設定されている場合に、プリンタから出力されるプリン
ト画像がステップ状に変化するのを防止する目的で備え
られている。
第3図(a)(b)は被走査原稿を副走査方向へ移動さ
せるための原稿支持台の構成を示す側面図および上面図
である。この原稿支持台40は、下部フレーム41と上
部フレーム42から構成されている。下部フレーム41
は窓43が設けられた枠状体をなしており、その各コー
ナーには下側に突出した突起4・48〜44dが設けら
れている。
そして、突起44a、4bのいずれか一方には締めねじ
が設けられており、リードスクリュー45と噛合ってい
る。また、突起44c、44dにはスライドベアリング
が埋め込まれていて固設の軸46と係合している。すな
わち、下部フレーム41は軸46とリードスクリュー4
5に支持されていて、リードスクリュー45の回転によ
り図中左右方向(副走査方向)に移動可能な構成をして
いる。このリードスクリュー45による。下部フレーム
41の移動により被走査原稿21の副走査が行なわれる
。一方、上部フレーム42には窓47が設けられている
。この窓47のエツジ部には原稿保持枠21a、21b
を保持するための1段差部48が形成されている。なお
、上部フレーム41は下部フレームの窓43の両側に沿
って設けられたアリ溝49a、49bに係合され、リー
ドスクリュー45による下部フレーム41の移動方向と
直交する方向に移動可能な構成となっている。
リードスクリュー45はパルスモータにより駆動され、
高精度の副走査が行なわれる。上部フレーム42の移動
により帯状走査領域の切換えが行なわれる。すなわち、
n分割した被走査原稿22の帯状領域をn回に別けて選
択的に読取るモードAと、全画像領域を一回の走査で読
取るモードBとの切換えを行なう。なお、モードAによ
る走査可能な構成とするためには、上部フレーム42の
移動を多段階に変更し得るように、リードスクリュー4
5による移動機構やラックピニオンによる移動機構を設
け、移動量を制御するためのパルスモータを駆動源とし
、さらにスタート位置および停止位置の検出を行なうセ
ンサ等を設ける必要がある。また、モードBによる走査
可能な構成とするためには、上部フレーム42を手動で
移動させ、クリック停止機構で停止位置を決める如き構
成とすることができ、装置を簡易化することができる。
上記のように構成された原稿走査読取り装置において、
光源ランプ11の照明光はR,G、Bのフィルタ13に
よりR,G、Bの線順次信号または面順次信号が読取ら
れ、ライトガイド14の入射端14aに入射される。そ
して、ライトガイド14の出射端14bから出射されロ
ッドレンズ15で平行光に変換される。平行光に変換さ
れた光束は、被走査原稿22を透過してコンデンサレン
ズ16で撮像レンズ23の瞳位置に集光され、さらにリ
ニアイメージセンサアレイ24の素子列上に主走査ライ
ンに沿った細い帯状の領域が投影される。
このとき、例えば6×9ミリの大サイズの被走査原稿2
2をO5の位置に置き、帯状分割数nを3にした場合の
走査を第2図を用いて説明する。
同図に示すxlは被走査原稿22を主走査方向にn分割
した幅を示している。この幅x1が主走査幅になる位置
に撮像レンズ23が配置されている。
このような設定において、xlに沿った主走査はリニア
イメージセンサアレイ24の自己走査により電気的に行
なわれる。また、Y方向の副走査は被走査原稿22の移
動、すなわち、第3図に示すリードスクリュー45の回
転による下部フレーム41の移動により行なわれる。こ
のような主走査および副走査により三分割された被走査
原稿22の帯状領域abfeの走査読取りが終了する。
次に、原稿支持台40を移動させて被走査原稿22を主
走査方向に距離X1だけ移動する。そして、上記同様に
して帯状領域bcgfの走査読取りを行なう。さらに、
帯状領域cdhgの走査読取りを行ない全領域の読取り
を終了する。。
このようにして読取られた画信号は走査読取り回路31
に入力し、増幅、シェーディング等の処理が施される。
そして、走査読取り回路3.1から出力されるアナログ
信号IがA/D変換回路32でデジタル化され、ドツト
数伸長・圧縮回路33に入力される。そして、分割数等
に応じて圧縮された画信号■または伸長された画信号■
として出力され、プリンタより分割領域のそれぞれ拡大
された拡大画プリントが出力される。
なお、n画素に1個の割合いで画素データを演算補間し
た処理を行なえば、プリント画像・は(n+1)/nの
倍率で拡大される。また、n画素に1個の割合いで画素
データを間引けば(n−1)/nの倍率でプリント画像
が縮小される。
また、被走査原稿22の主走査方向の走査幅x1に対し
て、リニアイメージセンサアレイ24の最大走査幅を一
致させたときに最も無駄のない良質の画信号を得ること
ができるのは上述したとおりであるが、実際には異なる
サイズの被走査原稿22を受は入れなければならない場
合や、限定されたステップ数(分割数)で被走査原稿2
2の撮像倍率を変えなければならない場合、さらには読
取り情報の端部での欠落防止等の理由から、リニアイメ
ージセンサアレイ24の最大走査幅に比して、より狭い
主走査幅x1に分割する必要が生じる。すなわち、現実
的には所望の読取り走査幅より広い分割領域を読取るよ
うに設定することも考えられる。
ただし、このときにリニアイメージセンサアレイ24の
素子数の172以下の素子数しか使用しないように設定
するのは好ましくない。すなわち、リニアイメージセン
サアレイ24の最大走査幅が被走査原稿22の最大幅は
カバーしなくとも、1/n(n≧2以上)の幅はカバー
し、より好ましくは1 / nの走査幅がリニアイメー
ジセンサアレイ24の走査幅の172より大となるよう
に、撮像レンズ23を用いてリニアイメージセンサアレ
イ24と被走査原稿22とを対応づける。
このように本実施例によれば、原稿支持台40の上部フ
レーム42を移動させることにより、被走査原稿22の
大きさ、拡大率等に応じて分割読取りモードAとワンシ
ョット読取りモードBを選択することができ、最適な読
取り走査を行なうことができる。また、分割読取りモー
ドAにおいては、n分割した被走査原稿22の1 / 
nの走査幅がリニアイメージセンサアレイ24の走査幅
の172より大となるようにリニアイメージセンサアレ
イ24と被走査原稿22とを撮像レンズ23により対応
させたので、リニアイメージセンサアレイ24の画素数
に近い画素信号を取出すことができ、良質で高精度な拡
大画プリントを得ることができる。また、ワンショット
読取りモードBにおいても、リニアイメージセンサアレ
イ24の画素数に近い画素信号を取出すことができ、良
質で高精度なプリントを得ることができる。
次に本発明の第2実施例を説明する。本実施例は走査読
取りを行なうときの装置パラメータ設定をコントロール
パターンを読取って行なうようにしたことに特徴がある
。なお、設定されるパラメータは、撮像レンズのオート
フォーカス、主走査方向のシェーディング補正、原稿支
持台の帯状分割走査に伴う位置決め等を行なうためのも
のである。
第4図は本実施例で用いられる原稿支持台の上面を示す
図である。なお、この原稿支持台の基本的な構成は第3
図(a)(b)に示す原稿支持台と同様の構成をしてい
る。原稿支持台の上部フレーム51には被走査原稿読取
り用の窓52が設けられており、この窓52に近接した
位置であって主走査方向に沿って窓53が設けられてい
る。この窓53の枠内には所定ピッチの標線を書いたラ
ダーパターン部55と全透過部54とからなるコントロ
ールパターンMが設けられている。このコントロールパ
ターンMは被走査原稿と同一面上に設けられており、こ
のコントロールパターンMの撮像レンズ23による撮影
像を光電的に読取り、パラメータを設定する。そのため
、受光部にリニアイメージセンサ24に近接した位置に
単一の受光部からなる1ビツトセンサ60を配置してい
る。
そして、読取り走査のスタート時に原稿支持台が位置し
ているホームポジションで、1ビツトイメージセンサ6
0がコントロールパターンMの投影像上にくるように設
定しておく。なお、同図に示すx2は分割走査領域を移
動させるときの原稿支持台の移動方向を示している。
次に第2実施例の作用について第5図を参照して説明す
る。
スタート指令を受けて原稿支持台がホームポジションに
移動すると、コントロールパターンMが撮像レンズによ
りリニアイメージセンサアレイ24上に投影される。リ
ニアイメージセンサアレイ24はラダーパターン55を
読取り、走査読取り回路31へ出力する。走査読取り回
路31に入力された信号はさらにフォーカス回路61に
入力される。フォーカス回路61では、ラダーパターン
55の読取り画信号の波形がシャープな矩形波となるよ
うに入力信号を監視する。フォーカス回路61からは監
視結果に基づいてフォーカス信号をフォーカスドライブ
回路62へ出力し、フォーカスドライブ回路62を動作
させてフォーカスモータを回転させる。フォーカスドラ
イブ回路62によるフォーカス経過は連続的にリニアイ
メージセンサ24で読取られ、ベストフォーカス位置で
フォーカス設定を終了させる。したがって、撮像レンズ
と被走査原稿間距離が別の手段により設定されると自動
的にフォーカシングが行なわれる。
次に、原稿支持台を若干量移動させてリニアイメージセ
ンサアレイ24がコントロールパターンMの全透過部5
4との対向位置に、また1ビツトセンサ60がラダーパ
ターン55との対向位置になるように設定する。また、
被走査原稿の大きさ。
被走査原稿の帯状分割数n、撮像倍率等の操作条件をコ
ントローラ63より入力する。コントローラ63より入
力された操作条件基づいて原稿位置演算回路64が原稿
支持台の位置を算出し、その算出結果をカウンタ65に
出力する。次いで、原稿支持台の上部フレーム51をx
2方向へ移動させ、このときに1ビツトセンサ60で読
取られるラダーマーク55の画信号がラダーカウント回
路66へ入力される。ラダーカウント回路66では、1
ビツトイメージセンサ60を横切ったラダーマーク55
の線数を読取り、その線数値をラダーカウント信号とし
てカウンタ65に出力する。カウンタ65ではラダーカ
ウント回路66から送られてくるラダーカウント信号が
コントローラ63ら入力された設定値と一致したときに
、モータ停止指令信号を移動モータドライプロ路67に
出力する。移動モータドライブ回路67ではモータ停止
指令信号が入力されると上部フレーム51を移動させて
いるモータの駆動を停止させる。
一方、全透過部54部分を読取ったリニアイメージセン
サ24の画信号はシェーディング回路68に入力され、
照明ムラ、センサ感度ムラ等の補正が施される。この補
正値はメモリ69に記憶される。原稿支持台を副操作方
向に移動させ、被走査原稿が走査位置に達すると原稿読
取りが開始される。このとき読取られる画信号は走査読
取り回路31を介してシェーディング補正回路70に入
力される。シェーディング補正回路70では、入力した
画信号に対してメモリ69に記憶されているシェーディ
ング信号によりシェーディング補正を施す。シェーディ
ング補正量は、撮像倍率により大きく変化するので、走
査前に走査時の撮像条件に応じた補正データを揃えてお
くようにすることが好ましい。なお、シェーディング信
号は全透過部54で得るが、この部分の透過率はハイラ
イト補正を重視する場合は透過率の高いパターンとし、
シャドウ部の出力を重視する場合には透過率の低いパタ
ーンとし、両者の補正をするときは並列に異なった透過
率部分を並べておくようにする。あるいは、被走査原稿
がネガである場合とポジである場合とでそのシェーディ
ングの算出方法を変えるようにすることが好ましい。シ
ェーディング補正の施された画信号はA/D変換器71
を介して例えばドツト数伸長・圧縮回路等に入力されプ
リント画像形成用の処理を施された後、プリンタに出力
される。
このように本実施例によれば、ラダーパターン55と全
透過部54とからなるコントロールパターンMを原稿支
持台の上部フレーム51に設け、このコントロールパタ
ーンMを1ビツトセンサ60で読取り、このコントロー
ルパターンMから読取れる情報に基づいてフォーカス位
置を調整するようにしたので、複雑な位置決め機構を用
いることなく容易に焦点合せを行なうことができる。
また、リニアイメージセンサ24で読取った画信号から
シェーディング信号を生成し、このシェーディング信号
を用いてシェーディング補正回路70において画信号に
対してシェーディング補正を施すようにしたので、極め
て良好な画質有するプリント画像を得ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
(発明の効果〕 本発明によれば、被走査原稿をリニアイメージセンサア
レイの最大走査幅に応じて分割し、この分割した各領域
をリニアイメージセンサアレイで順次走査するようにし
たので、リニアイメージセンサアレイの全素子数に近い
画素信号が取出されるものとなり、例えば大サイズのプ
リントを作成するような場合であっても読取り素子数の
低下を伴うことなく、良好な高精細度のプリント画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示す図であり、
第1図は原稿走査読取り装置の構成を示す図、第2図は
分割した被走査原稿の走査手順を示す図、第3図(a)
(b)は原稿支持台の側面図および上面図である。第4
図および第5図は本発明の第2実施例を示す図であり、
第4図は原稿支持台の上面図、第5図はコントロールパ
ターンを用いたパラメータ設定を行なうための制御回路
の構成を示すブロック図である。第6図は従来の原稿走
査読取り装置の構成を示す図、第7図は拡大画プリント
の作成工程を示す図である。 22・・・被走査原稿、23・・・撮像レンズ、24・
・・リニアイメージセンサアレイ、40・・・原稿支持
台、41・・・下部フレーム、42・・・上部フレーム
、45・・・リードスクリュー 第511!J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の読取り素子を列状に配列してなるリニアイ
    メージセンサアレイ上に撮像レンズを介して投影される
    被走査原稿の投影像を主走査方向およびこれと直交する
    副走査方向に走査して画像を読取る原稿走査読取り装置
    において、 その最大走査幅に応じた被走査原稿の分割領域が投影さ
    れるリニアイメージセンサアレイと、前記被走査原稿の
    分割領域を副走査する如く被走査原稿とリニアイメージ
    センサアレイとの相対位置を移動させる走査手段と、前
    記被走査原稿の各分割領域が順次前記リニアイメージセ
    ンサアレイに投影される如く上記被走査原稿とリニアイ
    メージセンサアレイとの相対位置を移動させる移動手段
    とを具備したことを特徴とする原稿走査読取り装置。
  2. (2)被走査原稿を保持する原稿支持台上であって被走
    査原稿の主走査方向に沿った位置にコントロールパター
    ンを設け、前記原稿支持台をホームポジションに位置さ
    せたときに前記コントロールパターンが撮像レンズによ
    りイメージセンサ上に投影される如く構成し、前記イメ
    ージセンサで読取られる前記コントロールパターンの読
    取り信号に基づいて装置のパラメータ制御を行なうよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の原稿走査読取
    り装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04150552A (ja) * 1990-10-13 1992-05-25 Fuji Photo Film Co Ltd 画像読取記録装置
EP0494635A2 (en) * 1991-01-07 1992-07-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Pattern recognition method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04150552A (ja) * 1990-10-13 1992-05-25 Fuji Photo Film Co Ltd 画像読取記録装置
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