JPH0219531A - 強化材用糸条の製造方法 - Google Patents
強化材用糸条の製造方法Info
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/40—Yarns in which fibres are united by adhesives; Impregnated yarns or threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、強化材用繊維糸条に集束加工を施し、射出成
形用品の強化材を得るようにした方法に関する。
形用品の強化材を得るようにした方法に関する。
(従来技術)
従来の射出成形品の強化材として、例えば強化材用繊維
糸条を細かく裁断したチ重ツプドファイバーを使用する
場合、先ず射出成形品の原材料と同一の樹脂を強化材用
繊維糸条にコーティングし、同樹脂を溶融付着させる方
法が一般的であるが、この場合の溶融付着方法として (1)樹脂を溶媒にて溶融付着させる方法(2)樹脂を
熱にて溶融、付着させる方法がある。
糸条を細かく裁断したチ重ツプドファイバーを使用する
場合、先ず射出成形品の原材料と同一の樹脂を強化材用
繊維糸条にコーティングし、同樹脂を溶融付着させる方
法が一般的であるが、この場合の溶融付着方法として (1)樹脂を溶媒にて溶融付着させる方法(2)樹脂を
熱にて溶融、付着させる方法がある。
上記(1)の場合は、例えばポリカーボネートの溶媒と
して一般に塩化メチレンが用いられるが、揮発し易いた
めに取扱いが困難であり、更に(2)については樹脂の
付着量コントロールが難しいなどの欠点があった。
して一般に塩化メチレンが用いられるが、揮発し易いた
めに取扱いが困難であり、更に(2)については樹脂の
付着量コントロールが難しいなどの欠点があった。
(問題を解決するための手段)
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであ
って、そのための具体的な手段として。
って、そのための具体的な手段として。
強化材用繊維糸条を多数本引き揃え、合糸して紐状強化
材用繊維糸条1を形成し、同糸条1を水溶性樹脂による
集束加工用溶液5内に浸漬、走行させ、乾燥させた後、
更に集束加工された糸条lを定寸に切断して強化材用糸
条を得るようにしたもので、紐状強化材用繊維糸条への
集束加工用溶液のコーティングが均一に行なわれ、しか
も強化材とマトリックスとのなじみが良好で、且つ強度
の優れた強化材用繊維糸条が得られるようにしたもので
ある。
材用繊維糸条1を形成し、同糸条1を水溶性樹脂による
集束加工用溶液5内に浸漬、走行させ、乾燥させた後、
更に集束加工された糸条lを定寸に切断して強化材用糸
条を得るようにしたもので、紐状強化材用繊維糸条への
集束加工用溶液のコーティングが均一に行なわれ、しか
も強化材とマトリックスとのなじみが良好で、且つ強度
の優れた強化材用繊維糸条が得られるようにしたもので
ある。
以下本発明について区側に基づいて説明する。
lは紐状強化材用繊維糸条で1強化材用繊維の単糸糸条
IAを多数本合糸して紐状の強化材用繊維糸条lを形成
したものであり、2は前記の紐状強化材用繊糸条lt−
巻付けたボビン、3は集束加工用容器で、4は同容器3
の上方位置に設けた糸ガイド、5は同容器3内に設けた
集束加工用溶液である。
IAを多数本合糸して紐状の強化材用繊維糸条lを形成
したものであり、2は前記の紐状強化材用繊糸条lt−
巻付けたボビン、3は集束加工用容器で、4は同容器3
の上方位置に設けた糸ガイド、5は同容器3内に設けた
集束加工用溶液である。
6.7は夫々容器3の底部に設けた回動自在なガイドロ
ーラ、8.9は容器3の上方位置に設け、且つ積極駆動
するようにした絞りローラであり、10は熱風循環式の
乾燥機で、側面には夫々糸条1の挿通ガイド用孔11.
12を設けてあり、13.14は積極駆動するようにし
だ糸条lの積極送り出しローラ、15はロータリー裁断
機でロータリーカッター16及び受はローラ17から構
成されており、18は裁断されたチョツプドファイバー
19.19・・・の収納容器である。
ーラ、8.9は容器3の上方位置に設け、且つ積極駆動
するようにした絞りローラであり、10は熱風循環式の
乾燥機で、側面には夫々糸条1の挿通ガイド用孔11.
12を設けてあり、13.14は積極駆動するようにし
だ糸条lの積極送り出しローラ、15はロータリー裁断
機でロータリーカッター16及び受はローラ17から構
成されており、18は裁断されたチョツプドファイバー
19.19・・・の収納容器である。
尚、前記集束加工用容器3、乾燥機lO及びロータリー
裁断機15は夫々直列状に配置しである。
裁断機15は夫々直列状に配置しである。
尚、前記の集束加工用溶液5としては、水溶性樹脂溶液
が好ましく、樹脂としては例えばナイロン系樹脂、アク
リル系樹脂、エチレン酢酸ビニール系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、酢酸ビニール系樹脂などエマルジョン化で
きる樹脂であればいずれでもよい。
が好ましく、樹脂としては例えばナイロン系樹脂、アク
リル系樹脂、エチレン酢酸ビニール系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、酢酸ビニール系樹脂などエマルジョン化で
きる樹脂であればいずれでもよい。
更に適切な溶媒をもつ樹脂、例えばメタノールに溶解可
能な変性ナイロン樹脂、塩化メチレンに溶解可能なポリ
カーボネート樹脂、テトラヒドロフランに溶解可能なエ
ポキシ樹脂なども使用回部である。
能な変性ナイロン樹脂、塩化メチレンに溶解可能なポリ
カーボネート樹脂、テトラヒドロフランに溶解可能なエ
ポキシ樹脂なども使用回部である。
また前記の強化材用糸条2としては、例えばアラミドa
mやガラス繊維、カーボン繊維、アルミナm維などのほ
か各種の合成繊維、鉱物性繊維、天然繊維などの単独又
は混成された繊維を用いてもよい。
mやガラス繊維、カーボン繊維、アルミナm維などのほ
か各種の合成繊維、鉱物性繊維、天然繊維などの単独又
は混成された繊維を用いてもよい。
尚、前記の強化材用糸条2のマルチフィラメント数は5
0〜100000本の範囲が好ましく、更にモノフィラ
メントやマルチフィラメント糸条の単繊411本当りの
太さが0.1〜5000デニールの範囲で、糸条全体の
太さは30〜100000デニールの範囲が好ましい。
0〜100000本の範囲が好ましく、更にモノフィラ
メントやマルチフィラメント糸条の単繊411本当りの
太さが0.1〜5000デニールの範囲で、糸条全体の
太さは30〜100000デニールの範囲が好ましい。
次に紐状強化材用繊維糸条lの集束加工方法について述
べると、先ず同繊維糸条lを積極送り出しローラ13.
14を介してボビン2から引出し、糸ガイド4を経てガ
イドローラ6.7で糸条1をガイドしながら集束加工用
溶液5内に走行。
べると、先ず同繊維糸条lを積極送り出しローラ13.
14を介してボビン2から引出し、糸ガイド4を経てガ
イドローラ6.7で糸条1をガイドしながら集束加工用
溶液5内に走行。
浸漬し、次いで絞りローラ8,9を介して糸条1に付着
した余分の溶液を絞り取り、更に同糸条1を乾燥機lO
内に走行させて糸条lにコーティングされた集束用溶液
5を乾燥させ、更にロータリー裁断機15を介して糸条
1を細かく裁断することにより、集束加工されたチョツ
プドファイバー19.19・・・が得られ、同ファイバ
ー19が収納容器18内に落下収納されるのである。
した余分の溶液を絞り取り、更に同糸条1を乾燥機lO
内に走行させて糸条lにコーティングされた集束用溶液
5を乾燥させ、更にロータリー裁断機15を介して糸条
1を細かく裁断することにより、集束加工されたチョツ
プドファイバー19.19・・・が得られ、同ファイバ
ー19が収納容器18内に落下収納されるのである。
尚、本発明において紐状強化材用繊維糸条lを多数本並
列状に送り出し、同時に集束加工処理を行なって乾燥し
た後、定寸切断するようにしてもよい。
列状に送り出し、同時に集束加工処理を行なって乾燥し
た後、定寸切断するようにしてもよい。
更に本発明の内容を充分に説明するために、以下実施例
を記載するが、これらの実施例はただ内容を説明するた
めのものであって、本発明を限定するものではない。
を記載するが、これらの実施例はただ内容を説明するた
めのものであって、本発明を限定するものではない。
(実施例1)
強化材用繊維糸条としてフィラメント数が12000本
で、糸条全体の太さが7200デニールのカーボン繊t
ill(住友バーキュレス株式会社製、商品名マグナマ
イ)As)を用い、該糸条を100本引き揃え、合糸し
たものを紐状強化材用繊維糸条1として用い、更に集束
加工用溶液として水溶性樹脂によるナイロン系樹脂(帝
国化学産業株式会社製、商品名トレジンFS−500、
有効成分20%)による見かけ濃度35重量%(有効成
分7重量%)溶液5を用いる。
で、糸条全体の太さが7200デニールのカーボン繊t
ill(住友バーキュレス株式会社製、商品名マグナマ
イ)As)を用い、該糸条を100本引き揃え、合糸し
たものを紐状強化材用繊維糸条1として用い、更に集束
加工用溶液として水溶性樹脂によるナイロン系樹脂(帝
国化学産業株式会社製、商品名トレジンFS−500、
有効成分20%)による見かけ濃度35重量%(有効成
分7重量%)溶液5を用いる。
次いで第1図の如く、積極送り出しローラ13.14を
介して前記の紐状強化材用m#I糸条1をポビン2から
引き出し、糸ガイド4を経てガイドローラ6.7で糸条
1をガイドしながら集束加工用溶液5内に走行、浸漬し
1次いで絞りローラ8.9を介して含水率的30%にて
糸条1を絞りながら同糸条1を乾燥機10内に走行させ
て糸条1にコーティングされた集束用溶液5を乾燥させ
、更にロータリー裁断機(フィンアンドフラム株式会社
製)15を介して定寸にカットされた集束加工糸即ちチ
ョツプドファイバー19.19・・(長さが約6mm)
が得られた。
介して前記の紐状強化材用m#I糸条1をポビン2から
引き出し、糸ガイド4を経てガイドローラ6.7で糸条
1をガイドしながら集束加工用溶液5内に走行、浸漬し
1次いで絞りローラ8.9を介して含水率的30%にて
糸条1を絞りながら同糸条1を乾燥機10内に走行させ
て糸条1にコーティングされた集束用溶液5を乾燥させ
、更にロータリー裁断機(フィンアンドフラム株式会社
製)15を介して定寸にカットされた集束加工糸即ちチ
ョツプドファイバー19.19・・(長さが約6mm)
が得られた。
次いで前記チョツプドファイバーとナイロン66樹脂(
東し株式会社製、商品名アミラン)とを重量比でl:9
となるようにペレタイザー(池貝鉄工株式会社製)にて
ベレットを作成した後、溶融温度的290℃(最高温度
)にて射出成形を行なった結果、強度など品質の優れた
成形品が得られた。
東し株式会社製、商品名アミラン)とを重量比でl:9
となるようにペレタイザー(池貝鉄工株式会社製)にて
ベレットを作成した後、溶融温度的290℃(最高温度
)にて射出成形を行なった結果、強度など品質の優れた
成形品が得られた。
(効果)
本発明は上述の如く1強化材用繊維糸条を多数本引き揃
え、合糸して紐状強化材用繊維糸条1を形成し、同糸条
1を水溶性樹脂による集束加工用溶液5内に浸漬、走行
させ、乾燥させた後、更に集束加工された糸条1を定寸
に切断して強化材用糸条を得るようにしたもので、紐状
強化材用繊維糸条への集束加工用溶液のコーティングが
均一にしかも簡率的に行なわれ、更に強化材とマトリッ
クスとのなじみが良好で、且つ強度の優れた強化材用繊
維糸条が得られるのである。
え、合糸して紐状強化材用繊維糸条1を形成し、同糸条
1を水溶性樹脂による集束加工用溶液5内に浸漬、走行
させ、乾燥させた後、更に集束加工された糸条1を定寸
に切断して強化材用糸条を得るようにしたもので、紐状
強化材用繊維糸条への集束加工用溶液のコーティングが
均一にしかも簡率的に行なわれ、更に強化材とマトリッ
クスとのなじみが良好で、且つ強度の優れた強化材用繊
維糸条が得られるのである。
図面は本発明の実施例を示したもので、第1図は装置全
体の一部断面による概要側面図、第2図は、紐状強化材
用繊維糸条の斜視図である。 1−m−組状強化材用繊維糸条 15−一一ロータリー裁断機
体の一部断面による概要側面図、第2図は、紐状強化材
用繊維糸条の斜視図である。 1−m−組状強化材用繊維糸条 15−一一ロータリー裁断機
Claims (1)
- (1)強化材用繊維糸条を多数本引き揃え、合糸して紐
状強化材用繊維糸条1を形成し、同糸条1を水溶性樹脂
による集束加工用溶液5内に浸漬、走行させ、乾燥させ
た後、更に集束加工された糸条1を定寸に切断して強化
材用糸条を得るようにしたことを特徴とする強化材用糸
条の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16525988A JPH0219531A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 強化材用糸条の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16525988A JPH0219531A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 強化材用糸条の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0219531A true JPH0219531A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15808925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16525988A Pending JPH0219531A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 強化材用糸条の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0219531A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0434060A (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-05 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | 熱可塑性樹脂補強用複合繊維束切断物 |
JPH04118211A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-20 | Mikuni Plast Kk | パラボラアンテナの製造方法 |
US6647875B2 (en) | 2000-04-14 | 2003-11-18 | Komori Corporation | Roller structure in printing press |
JP2009500531A (ja) * | 2005-07-08 | 2009-01-08 | テイジン・アラミド・ビー.ブイ. | 解砕されたアラミド繊維のフィラメントの凝集力を向上する方法 |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP16525988A patent/JPH0219531A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0434060A (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-05 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | 熱可塑性樹脂補強用複合繊維束切断物 |
JPH04118211A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-20 | Mikuni Plast Kk | パラボラアンテナの製造方法 |
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JP2009500531A (ja) * | 2005-07-08 | 2009-01-08 | テイジン・アラミド・ビー.ブイ. | 解砕されたアラミド繊維のフィラメントの凝集力を向上する方法 |
US8075820B2 (en) * | 2005-07-08 | 2011-12-13 | Teijin Aramid B.V. | Method for improving filament cohesiveness of chopped aramid fiber |
JP4925362B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2012-04-25 | テイジン・アラミド・ビー.ブイ. | 解砕されたアラミド繊維のフィラメントの凝集力を向上する方法 |
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