JPH02195087A - 溶融ポリマー用遮断弁 - Google Patents

溶融ポリマー用遮断弁

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Publication number
JPH02195087A
JPH02195087A JP1303989A JP1303989A JPH02195087A JP H02195087 A JPH02195087 A JP H02195087A JP 1303989 A JP1303989 A JP 1303989A JP 1303989 A JP1303989 A JP 1303989A JP H02195087 A JPH02195087 A JP H02195087A
Authority
JP
Japan
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valve
heat
valve stem
polymer
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1303989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Naka
中 義彦
Minoru Yamachika
山近 実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02195087A publication Critical patent/JPH02195087A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は溶融ポリマー用の遮断弁、特に合成繊維の溶融
紡糸装置への送給ラインに使用される遮断弁に関する。
(従来技術) 一般に合成繊維の溶融紡糸においては1台の押出機と2
錘以上の複数錘を有するスピンブロックを含んで構成さ
れるが、押出機から出た溶融ポリマーは主管から+’+
jf記複数錘に対応した数に分岐した分配管を通ってそ
れぞれ計量ポンプ(ギアポンプ)に至り、ここから各錘
に送られ紡糸される。
このような装置において、例えば長い間生産を続けてい
るとギアポンプに故障などの不都合が生じてギアポンプ
を整備済みのギアポンプと交換しなければならないこと
が発生ずる。このため各分配管にはギアポンプの上流に
溶融ポリマーの流れを止める遮断弁が設けられている。
かかる不都合が発生すると、その都度、生産中にもかか
わらずギアポンプ上流位置の遮断弁を■めて不調ギアポ
ンプの交換を行っているが、従来、上記のような溶融ポ
リマーの遮断弁は通常弁棒(スピンドル)を回転し弁棒
を上下させて弁の開田を行う型式のもの、例えばニード
ル弁(針型弁)が使われている。
(発明が解決しようとする課題) この場合、遮断弁はポリマーを流している間は弁棒を回
転して外方に引出し、弁体を弁座から離して通路を解放
した状態で使っている。
しかしながら、弁蓋等と螺合している弁棒のねじ部は保
温され高温雰囲気に曝されており、この部分の焼き付き
を防ぐため焼付防止剤を塗布してはいるものの乾燥が激
しく、いざ弁を閏止しようと弁棒を回転させようとして
もねじ部の焼付等のトラブルが生じ弁が閑まらないとい
う不都合が発生している。
弁が故障すると暫くの間、押出機を停止して故障した弁
を新品に取替えなければならない、このように押出機を
止めると他の関係のない正常な錘まで紡糸をすることが
できなくなる。
また一方、押出機とギアポンプ間のポリマー圧力は高圧
であり、このため弁棒部のグランドパツキンからのポリ
マー洩れを防止するなめグランドパツキンは強く締め付
けられている。従って弁棒を回すなめには大きな力を必
要とし、その結果弁棒頭部のハンドル連結部となる矩形
部分を変形あるいは破損させている。
このようなトラブルを解決するため弁棒のネジ部の材質
を異種、例えば弁棒を鋼、雌ネジ側を黄銅等にして焼付
き防止を試みたが、成功するまでには至らなか−)な、
また、ネジ部の付近は加熱手段からの伝熱により高温と
なっており、潤滑油をネジ部に塗布すると発煙、着火等
の問題が生じ、無潤滑の状態で弁棒を回さざるを得ない
のが現状である。
そこで、本発明者はこのような問題点を解消すべく鋭意
検討を重ねた結果、弁棒を動かさなくても溶融ポリマー
を凝固させる方法を利用することにより容易に遮断を行
えることを見出だし本発明に至ったのである。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明は溶融ポリマーの流れを閑IFする遮
断弁であって、弁座および該弁座に対応して弁棒の先端
に設けた弁体を含んで構成され、前記弁棒の内部に先端
から後端部に互ってヒートパイプが設けられるとともに
、弁棒の後端部にフィンを有する放熱キャップが着脱自
在に取付けられていることを特徴とする溶融ポリマー用
遮断弁である。
(作用) 本発明はこのような構成を有するため溶融ポリマーの遮
断時は保温材等で囲まれた遮断弁の−L部(後端部)を
露出し、ここに放熱キャップを収り付ければヒートパイ
プの作用により弁体が冷却されこの部分に位置するポリ
マーは急速に温度を降下する。このなめポリマーは凝固
、成長して弁体部分の通路を速かにかつ容易に17N塞
することになる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。第1図は本発
明の実施例を示す断面図で、合成繊維の溶融紡糸装置の
スピンブロックに設けた例である。
図において、1はスピンブロックであり、該スピンブロ
ック1には下部に段部4を有する弁本体2を構成する取
付は用の穴3が設けられており、その下端部(面)は弁
体非接触の弁座5を形成している。
段部4の直下位置となる弁座5の側面には押出機等の溶
融ポリマー供給手段に連なる導入孔6が、また弁座5の
下端(1厖面でもよい)にはギアポンプなどの計礒ポン
プに連なる導出孔7がそれぞれ導管24.25を介して
設けられている。
段部4の上方にはパツキン8を挾んで弁棒を支持するス
タフイングボックス9が装着されている9このスタフイ
ングボックス9の固定はねじでも或はボルト等の手段に
よるものでもよい。
又、スタフイングボックス9の中心部を軸方向に挿通す
る弁棒10は弁座5に対応して先端に弁体11を有し、
該弁体11の上部には弁体11と弁座5との間に溶融ポ
リマ〜の通路13を確保するために前記段部4(パツキ
ン8)をストッパー面とするフランジ12が設けられて
おり、通常はこの通路13を介してポリマーは流れる。
通路13の間隙は溶融ポリマーの流通のスムズさやポリ
マーの固化時間等を考慮して適宜に決められる。
14はグランドパツキン、15はパツキン押え、16は
カバー、17は押しボルト、18は取付はボルトである
19は弁棒10の上端部に挿着された放熱フィン20を
多段に設けた放熱キャップで、該放熱キャップ19は保
温キャップ21により密閏されているか、或は放熱キャ
ップ19は抜取られるかまたは弁棒10の先端部に対応
する大きさの保温キャップ(図示せず)が取付けられて
いる。
更に、弁棒10にはその内部に軸方向に先端から後端部
にかけて少量の熱媒としてエチレングリコールを真空封
入したヒートバイブ22が内設されている。
このような構成からなる装置において、通常は弁棒10
の先端部は保温キャップ21により保温された状態にさ
れ、溶融ポリマーは導入孔6から弁体11と弁座5退間
の通路13を通って流れている。
ここで、何等かのトラブルあるいはギアポンプ等の不調
などにより、ギアポンプの上流で溶融ポリマーの流れを
止める必要が生じた場合、上記保温キャップ21を取除
いて(その他必要に応じて被覆された保温材がある場合
はこれら保温材23も収り除くほうが好ましい)、弁上
部、特に弁棒10の上部を露出させる。放熱キャップ1
9が取付けられていないときはこれを弁棒10の上部に
装着する。
これにより弁棒10は放熱キャップ1つの放熱フィン2
0で放熱作用が生じ、ヒートバイブ22の作用と併せて
弁体部分の熱を急激に奪いその温度を降下させる。
このためこの部分のポリマーは次第に凝固し初め、つい
には通路部分もポリマーで固化されるに至り、この部分
で流れは遮断される。
この場合、冷却速度を速くするため放熱キャップ1つを
冷空気等の流体で強制冷却してもよく、また弁棒の材質
を銅などの熱伝導の良いものにしてもよい。
なお、ヒートバイブ22の熱媒としては、例えばトリエ
チレングリコールのような沸点の高いものを使えば弁棒
内圧力は高温でも低圧となり強度上有利となる。
次にトラブルが解消し溶融ポリマーを流通させる場合に
は、弁棒先端の放熱キャップ1つを取外すかあるいはそ
のままの状態でこの部分に保温キャップ21を被せ弁全
体を保温材で包むと、スピンブロック1からの熱伝導に
より昇温し通路部分の固化ポリマーが溶は流れ始める。
この際、保温部分、特に保温キャップ21に電気ヒータ
等の強制加熱手段を付設しておけば通路部分のポリマー
溶融が速く行われて好ましい。
以上の例はスピンブロック1に一体として設置したもの
について説明したが、スピンプロ1ツク外にあるいはポ
リマー配管部分に単独もしくは一体に設けてもよい9 (効果) 本発明は以上のように構成されているなめ、次のような
効果を奏する。
(1)弁棒の開田操作が不要なため、ねじ部の焼付きに
よる損傷がなくなり、弁の交換作業、上流の押出機等の
停止による生産休止がなくなる。
(2)作業環境の悪い場所での弁棒を回すなどの面倒な
仕事が不要となり安全性が向上する。
(3)弁の闇111時、弁棒を動かす必要がないなめポ
リマーの漏洩が完全になくなる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示す断面図である。 1−・・・・・・・・スピンブロック 2−・・・−・・・・弁体 5・・・−・・・・・弁座 10・・・・・・・・・弁棒 11・・・・・・−・・通路 19・・・−・・・・・放熱キャップ 21・・・・・・・・・保温キャップ 22・・・・・・・・・ヒートパイブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶融ポリマーの流れを閉止する遮断弁であつて、弁座お
    よび該弁座に対応して弁棒の先端に設けた弁体を含んで
    構成され、前記弁棒の内部に先端から後端部に互つてヒ
    ートパイプが設けられるとともに、弁棒の後端部にフィ
    ンを有する放熱キャップが着脱自在に取付けられている
    ことを特徴とする溶融ポリマー用遮断弁
JP1303989A 1989-01-24 1989-01-24 溶融ポリマー用遮断弁 Pending JPH02195087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303989A JPH02195087A (ja) 1989-01-24 1989-01-24 溶融ポリマー用遮断弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303989A JPH02195087A (ja) 1989-01-24 1989-01-24 溶融ポリマー用遮断弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02195087A true JPH02195087A (ja) 1990-08-01

Family

ID=11821972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1303989A Pending JPH02195087A (ja) 1989-01-24 1989-01-24 溶融ポリマー用遮断弁

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JP (1) JPH02195087A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132096A (ja) * 2003-05-08 2005-05-26 Mold Masters Ltd 取り出し可能なチップ及びチップリテーナを備えたホットランナーノズル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132096A (ja) * 2003-05-08 2005-05-26 Mold Masters Ltd 取り出し可能なチップ及びチップリテーナを備えたホットランナーノズル

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