JPH02194747A - 負荷分散着信方式 - Google Patents

負荷分散着信方式

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JPH02194747A
JPH02194747A JP1014563A JP1456389A JPH02194747A JP H02194747 A JPH02194747 A JP H02194747A JP 1014563 A JP1014563 A JP 1014563A JP 1456389 A JP1456389 A JP 1456389A JP H02194747 A JPH02194747 A JP H02194747A
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JP
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computer
processing capacity
exchange
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computers
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JP1014563A
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Tokumitsu Tsumura
津村 徳光
Noboru Mizuhara
水原 登
Mikisuke Azeyanagi
幹介 畔柳
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信網における交換機からコンピュータへの
着信方式に関し、特にコンピュータへの負荷分散着信方
式、交換機とコンピュータとの通信方式、コンピュータ
への発信方式等に関する。
〔従来の技術〕
従来、通信網内では、トラヒックを複数ルートを用いて
分散する方法や交換機間で機能を分担する方法で、通信
網内のスループットを上げるようにしていた。この種の
方式としては、例えば、特開昭62−178048号公
報、同63−18899号公報に開示された技術を挙げ
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、通信網のスループットの向上
は考慮されているが、通信網に接続されるコンピュータ
のスループットの向上については配慮されていなかった
例えば、少なくとも2台以上のコンピュータと端末群を
結ぶ交換機を有する通信システム内におけるコンピュー
タ宛呼は、端末からコンピュータのアドレスを直接入力
し、交換機はそのアドレスへデータ呼を着信させるので
、そのコンピュータの処理能力不足等に関係なく、必ず
そのアドレスに着信していた。
従って、たとえ、同じ機能を有し、かつ、その時点で負
荷が小さいコンピュータが1通信システム内に他にあっ
たとしても、そのコンピュータへの転送は行うことがで
きなかった。このため、つのコンピュータに呼が集中し
、処理能力が落ちて、ユーザに対する応答時間が長くな
る等の問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、通信システム内の全コンピュータの負荷をできる
だけ平均化するような呼着信方式、すなわち、負荷分散
着信方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、同機能を有する少なくとも2台以
上のコンピュータと端末群を結ぶ交換機を有する通信シ
ステムにおいて、前記コンピュータと交換機間で通信制
御情報を送受信するための通信制御装置を設けるととも
に、前記コンピュータのアドレスを前記交換機で管理す
る如く構成し。
前記交換機は、前記通信制御装置を介して、前記コンピ
ュータの処理能力余裕を定期的に受信しており、コンピ
ュータ宛の呼発生時には、当該宛先コンピュータをも含
めて同機能を有するコンピュータ群の中から処理能力余
裕が最大のコンピュータへ前記呼を着信させることを特
徴とする負荷分散着信方式によって達成される。
〔作用〕
本発明に係る負荷分散着信方式においては、交換機は、
コンピュータ宛呼発生時に、宛先と同じ機能を有するコ
ンピュータのアドレスを検索し、また、コンピュータと
交換機間の通信制御装置を介して、コンピュータからの
定期的な通知、または、コンピュータへの定期的な問合
せにより、コンピュータの処理能力余裕を取得し、宛先
コンピュータも含めて、同じ機能を有し、かつ、処理能
力余裕が最大のコンピュータのアドレスに呼を着信させ
る如く動作するので、コンピュータの負荷を分散させる
ことができるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図は、本発明に係る負荷分散着信方式を適用するに
好適な通信システムを示すものであり、本システムは、
同じ機能を有する少なくとも2台以上のコンピュータ0
1〜Cnと、端末群T1〜Tnとを結ぶ交換機Sから構
成される。上述のコンピュータC1〜Cnは、データ通
信用の通信装置101.後述する通信用制御情報(第4
図参照)を送受する通信制御装置102.メモリ103
およびコンピュータを制御するCPU104から構成さ
れる。
また、端末T1〜Tnは、データ通信用の通信装置10
5.上記通信制御情報を送受する通信制御装置106.
メモリ1071通信宛名等の入力用キーボード108.
デイスプレィ109および端末を制御するCPUll0
から構成される。
交換機Sは、通信チャネル111を接続する交換スイッ
チ112.l5DNのDチャネル等の通信制御チャネル
113を介して、上述の通信用制御情報を送受する通信
制御装置114.後述する同機能を有し、かつ、処理能
力余裕最大のコンピュータを選択するのに用いるテーブ
ル(第3図参照)を保持するメモリ115および制御プ
ロセッサ116から構成される0本交換機Sは、コンピ
ュータ01〜Cnの負荷が分散するように、端末T1〜
Tnからの呼を着信させる。
第3図は、上述のメモリ115内に保持されている、同
機能を有するコンピュータのアドレステーブル202.
宛先コンピュータアドレスからこのコンピュータのアド
レステーブル202を見つけるための検索テーブル20
1.コンピュータ毎の処理能力余裕テーブル203を示
している。#御プロセッサ116は、これらのテーブル
を用い、以下に述べる手順により、同機能を有し、かつ
、処理能力余裕最大のコンピュータを選択する。すなわ
ち、まず、検索テーブル201を宛先コンピュータアド
レスで検索し、同機能を有するコンピュータのアドレス
テーブル202を求める。次に、コンピュータのアドレ
ステーブル202内のコンピュータアドレスで、処理能
力余裕テーブル203を検索し、処理能力余裕が最大で
あるアドレステーブル202内のコンピュータアドレス
を見つける。これは、宛先と同機能を有し、かつ、処理
能力余裕が最大のコンピュータアドレスである。
第4図は、端末と交換機間またはコンピュータと交換機
間で1通信制御チャネル113および通信制御装置を介
して送受される信号を示している。
但し、第4図には、本発明の実施に必須の情報のみを示
してあり、実際の制御信号の形式は、第4図にとられれ
る必要はない、@末からコンピュータへの信号には、コ
ンピュータのアドレスを指定する発信信号301.コン
ピュータ名を指定する発信信号302.コンピュータの
有する機能名を指定する発信信号303がある。交換機
からコンピュータへの信号には、処理能力余裕問合せ信
号304゜コンピュータへの着信信号306がある。ま
た、コンピュータから交換機への信号には、処理能力余
裕通知信号305があり、交換機から端末への信号には
、接続不可信号307がある。
第5図は、本実施例の負荷分散着信方式における交換機
の制御フローとコンピュータの制御フローとを、状態遷
移図を用いて示すものである。なお、上述の状態遷移図
中で用いた記号の説明は、第18図に示しである。
交換機の制御プロセッサ116は、端末の通信制御装置
106から送信されたコンピュータへの発信信号301
を受信する(ステップ401)と、アドレスが、コンピ
ュータ宛か、非コンピュータ宛かを判定するコンピュー
タ宛先分析(ステップ4o4)を実行する6非コンピユ
ータ宛の呼に対しては、通常の音声呼等の接続制御処理
(ステップ403)を行うが、ここではその説明は省略
する。宛先がコンピュータ宛の場合、まず、制御プロセ
ッサ116は、前述の方法で、宛先コンピュータアドレ
スを用いて同じ機能を有するコンピュータアドレスを検
索(ステップ405) L、更に、処理能力余裕が最大
のコンピュータアドレスを検索(ステップ406) I
、、宛先と同機能を有し、かつ、処理能力余裕が最大の
コンピュータのアドレスを見つける。
この後、交換機の制御プロセッサ116は、端末からの
発信をこのアドレスのコンピュータへ着信信号306を
送信(ステップ407) L、コンピュータはそれを受
信(ステップ409)する。次に、交換機とコンピュー
タの双方で接続動作(ステップ408)を行う。この結
果、通信システム内のコンピュータ群に対し、負荷が均
等分散される。また、端末ユーザは、処理能力余裕が最
大のコンピュータからサービスを受けるので、応答時間
が短くなり、仕事の効率が上がるという効果がある。
一方、コンピュータから交換機への処理能力余裕通知は
、次の如く行う、全コンピュータC1〜Cnにタイマを
設け、タイマがタイムアウトする(ステップ410)毎
に、通信制御チャネル111を介し、処理能力余裕通知
信号305で、コンピュータから交換機へ処理能力余裕
を送信(ステップ412)する。なお、タイマは、タイ
ムアウトする毎に、再スタート(ステップ411)させ
る。上述の通知信号305を受信(ステップ413) 
した制御プロセッサ116は、処理能力余裕テーブル2
03を、該通知信号305内のコンピュータアドレスで
検索し、ステップ414で、そのアドレスに対応する処
理能力余裕を更新する。これにより、交換機は、常に、
全コンピュータの最新の処理能力余裕を、処理能力余裕
テーブルの検索により知ることができる。
第1図は、第5図に示した交換機の制御フローとコンピ
ュータの制御フローを接続シーケンス図で示すものであ
る。
以上述べた如く、コンピュータと交換機間で通信制御情
報を送受信するための通信制御装置を設け、該通信制御
装置を介してコンピュータの処理能力余裕を知ること、
および、同機能を有するコンピュータのアドレスを交換
機で管理することにより、交換機は、宛先と同じ機能を
有し、かつ、処理能力余裕が最大のコンピュータへ呼を
着信させることが可能になる。
ここで、コンピュータの処理能力余裕について述べる。
本実施例においては、処理能力余裕は、コンピュータの
CPU使用率およびコンピュータの1秒当りの演算回数
を用いて表現する。第一の表現方法は、「1−コンピュ
ータのCPU使用率(百分率)」である。CPU使用率
は、コンピュータの負荷を表わしているから、その値を
1から引けば、その差はコンピュータの処理能力余裕と
なる。この処理能力余裕は、それぞれのコンピュータの
処理能力(CPU性能)に比例した値である。
例えば、この処理能力余裕を用いた負荷分散着信方式は
、コンピュータ1のCPU使用率(百分率)0.5.コ
ンピュータ2のCPU使用率(百分率)0.6とすれば
、それぞれ、コンピュータ1の処理能力余裕0.5.コ
ンピュータ2の処理能力余裕0.4となり、新たに発生
した呼は、コンピュータ1に着信させることになる。
第二の表現方法は、「1−コンピュータのCPU使用率
(百分率)」と「コンピュータの1秒当りの演算回数」
の積である。これは、個々のコンピュータのCPU性能
の違いによる処理能力の差を考慮したもので、この処理
能力余裕を用いれば、1秒当りの演算回数の余裕を、シ
ステム内のコンピュータ間で平均化することができる。
例えば、コンピュータ1は1秒当りの演算回数がlOO
万回で、かつ、CPU使用率(百分率) 0.5.コン
ピュータ2は1秒当りの演算回数が200万回で、かつ
、CPU使用率(百分率)0.6とすれば、それぞれ、
コンピュータ1の処理能力余裕50万、コンピュータ2
の処理能力余裕80万となり、新たに発生した呼は、コ
ンピュータ2に着信させることになる。
第6図は、本発明の他の実施例を示す交換機の制御フロ
ーとコンピュータの制御フローとを、状態遷移図を用い
て示すものである。本実施例は、コンピュータの処理能
力余裕がある一定値以下のときにのみ、負荷分散着信さ
せるものである。
端末から発信されたアドレスが、コンピュータ宛である
場合、まず、宛先コンピュータの処理能力余裕がある一
定値以上か否かを、前述の処理能力余裕テーブル203
を宛先コンピュータアドレスで検索して判定(ステップ
601)する。一定値以上の場合には、そのまま、発信
信号の中に含まれるアドレスのコンピュータへ着信させ
る。一方、−定値以下の場合には、第5図と同様の方法
で着信させる。これは、コンピュータの応答性能が、C
PU使用率に単純に比例するのではなく、CPU使用率
の高まりとともに、急激に悪化する特性に対処するため
のものである。
この方式により、交換機は、検索テーブルや全コンピュ
ータの処理能力余裕を5通常時は、検索する必要がなく
なり、端末とコンピュータとの接続時間を短縮すること
ができる。
第7図は、本発明の更に他の実施例を示す交換機の制御
フローとコンピュータの制御フローの、状態遷移図であ
る0本実施例は、コンピュータの処理能力余裕を、交換
機から問合せる場合の例である。
交換機にタイマを設け、交換機は、タイマがタイムアウ
トする(ステップ701)毎に、通信制御チャネルを介
し、前記処理能力余裕問合せ信号304を用いて、全コ
ンピュータC1〜Cnに処理能力を問合せる。なお、タ
イマは、タイムアウトする毎に、再スタータ(ステップ
702)させる。処理能力余裕問合せ信号を受信(ステ
ップ704) したコンピュータは、処理能力余裕通知
信号305で処理能力余裕を交換機に送信(ステップ4
12)する。該処理能力余裕通知信号305を受信した
制御プロセッサ116は、処理能力余裕テーブルを上記
処理能力余裕通知信号305内のコンピュータアドレス
で検索し、そのアドレスに対応する処理能力余裕を更新
(ステップ414)する、これにより、交換機は、常に
、全コンピュータの最新の処理能力余裕を、処理能力余
裕テーブルを検索することにより知ることができる。こ
の方式では、コンピュータ内に処理能力余裕通知タイミ
ング発生用のタイマを持つ必要がない。
第8図は、第7図に示した交換機の制御フローとコンピ
ュータの制御フローを接続シーケンス図で示すものであ
る。
第9図は、本発明の更に他の実施例を示す交換機の制御
フローとコンピュータの制御フローの、状態遷移図であ
る。本実施例は、コンピュータ宛の呼が発生する毎に、
コンピュータの処理能力余裕を、交換機から問合せる場
合の例である。
交換機は、コンピュータ宛の呼が発生すると、同機能を
有するコンピュータに対して、処理能力余裕の問合せを
行う(ステップ901)。処理能力余裕問合せを受信し
た(ステップ903)コンピュータは、前述の処理能力
余裕通知305で応答する。制御プロセッサ116は、
処理能力余裕通知を受信する(ステップ413)と、処
理能力余裕テーブルを上記処理能力余裕通知信号305
内のコンピュータアドレスで検索し、そのアドレスに対
応する処理能力余裕を更新(ステップ414)する。ス
テップ902で、問合せたすべてのコンピュータからの
通知が終了すると、処理能力余裕最大のコンピュータを
検索(ステップ406) L、そこに着信させる。この
方式によっても、交換機は、常に、全コンピュータの最
新の処理能力余裕を、処理能力余裕テーブルを検索する
ことにより知ることができる。この方式でも、コンピュ
ータ内に処理能力余裕通知タイミング発生用のタイマを
持つ必要がない。
なお、本方式と、前述の方式とを組合せて、交換機は、
最初に一定値以上の処理能力余裕通知を送信して来たコ
ンピュータに呼を着信させる方式%式% 第10図は、第9図に示した交換機の制御フローとコン
ピュータの制御フローを接続シーケンス図で示すもので
ある。
第11図は、本発明の応用例を示す、コンピュータ名を
指定した発信方式に使用するテーブルを示すもので、同
機能を有するコンピュータのアドレステーブル1102
.該アドレステーブル1102を宛先コンピュータ名か
ら見つけるための検索テーブル1101およびコンピュ
ータ毎の処理能力余裕テーブル1103から構成され、
交換機内のメモリ115に保持されている。制御プロセ
ッサ116は、これらのテーブルを用いて、以下に述べ
る手順により、端末からコンピュータ名を指定して着信
して来た呼に対し、同機能を有し、かつ、処理能力余裕
が最大のコンピュータを選択できる。まず、前記検索テ
ーブル1101を宛先コンピュータ名で検索し、同じ機
能を有するコンピュータのアドレステーブル1102を
求める。次に、コンピュータのアドレステーブル110
2内のコンピュータアドレスで、処理能力余裕テーブル
1103を検索し、処理能力余裕が最大であるアドレス
テーブル1102内のコンピュータアドレスを見つける
。これは、宛先と同機能を有し、かつ、処理能力余裕が
最大のコンピュータアドレスである。
第12図は、本発明の他の応用例を示す、コンピュータ
の有する機能名を指定した発信方式に使用するテーブル
を示すもので、同機能を有するコンピュータのアドレス
テーブル1202.該アドレステ−プル1202を宛先
コンピュータの機能名から見つけるための検索テーブル
1201およびコンピュータ毎の処理能力余裕テーブル
1203から構成され、交換機内のメモリ115に保持
されている。制御プロセッサ116は、これらのテーブ
ルを用いて、以下に述べる手順により、端末からコンピ
ュータの機能名を指定して着信して来た呼に対し、同機
能を有し、かつ、処理能力余裕が最大のコンピュータを
選択できる。まず、前記検索テーブル1201を宛先コ
ンピュータの有する機能名で検索し、同じ機能を有する
コンピュータのアドレステーブル1202を求める0次
に、コンピュータのアドレステーブル1202内のコン
ピュータアドレスで、処理能力余裕テーブル1203を
検索し、処理能力余裕が最大であるアドレステーブル1
202内のコンピュータアドレスを見つける。これは、
宛先と同機能を有し、かつ、処理能力余裕が最大のコン
ピュータアドレスである。
第13図は、先に説明した応用例の、コンピュータ名ま
たはコンピュータの有する機能名を指定した発信方式に
おける、交換機の制御フローとコンピュータの制御フロ
ーとを状態遷移図を用いて示したものである。以下、動
作を説明する。
端末からの発信において、コンピュータ名発信では前述
の発信信号302を、コンピュータの有する機能名によ
る発信では前述の発信信号303を用いる。交換機は1
発信信号を受信(ステップ401)すると、着信分析(
ステップ1301)を行う。発信がコンピュータ名発信
であることを判定すると、第11図に関して行った説明
により、宛先と同機能を有し、かつ、処理能力余裕が最
大のコンピュータアドレス1302を見つける。一方、
発信がコンピュータの有する機能名であることを判定す
ると、第12図に関して行った説明により、宛先と同機
能を有し、かつ、処理能力余裕が最大のコンピュータア
ドレス1303を見つける。この後、制御プロセッサ1
16は、宛先と同機能を有し、かつ、処理能力余裕が最
大のコンピュータへ呼を着信させる。
以上述べた如く、コンピュータ名またはコンピュータの
有する機能名による発信でも、負荷分散着信が可能であ
る。
第14図は、本発明の他の応用例を示すもので、同機能
を有する少なくとも2つ以上のゲートウェイ61〜On
で結ばれている複数の通信網N1〜Nmを示す。ゲート
ウェイ01〜Gnは、2つの通信網の通信手順の差を吸
収するプロトコル変換装置1401 、それぞれの通信
網の交換機と通信制御情報を送受信するための通信制御
装置1402 、プログラムやデータを記録するメモリ
1403 、ゲートウェイ全体を制御するC P U1
404から構成される。
以下、ゲートウェイへの負荷分散着信方式について述べ
る。
ゲートウェイ01〜Gnは、定期的に1通信網N1(i
 = 1〜m)の交換機に処理能力余裕を、通信制御チ
ャネルを介して通知する。一方、通信網Niの交換機の
制御プロセッサは、通知された処理能力余裕と、同じ機
能を有するゲートウェイアドレスを管理している。今、
通信網N、でゲートウェイへの発信があると、交換機は
同じ機能を有し、かつ、ゲートウェイアドレスの処理能
力余裕が最大のゲートウェイへ呼を着信させる。この場
合、ゲートウェイの処理能力余裕をゲートウェイから定
期的に交換機へ通知する方式を示したが。
前述の実施例と同様に、交換機からゲートウェイに対し
、定期的に処理能力余裕を問合せる方式も適用可能であ
る。また、上の説明では、処理能力余裕が最大のゲート
ウェイへ呼を着信させる方式を示したが、これも、前述
の如く、処理能力余裕が一定値以上のゲートウェイに着
信させる方式も適用可能である。
第15図は、コンピュータの処理能力余裕が一定値以下
の場合は、コンピュータ障害とみなし、障害コンピュー
タには呼を着信させない負荷分散着信方式(特請求の範
囲第5項に対応)における、交換機の制御フローとコン
ピュータの制御フローとを状態遷移図を用いて示したも
のである。以下、動作を説明する。
端末から発信されたアドレスがコンピュータ宛である場
合、第3図に示した方法で、宛先コンピュータアドレス
を用いて同機能を有するコンビュ−タアドレスを検索(
ステップ405) L、更に、処理能力余裕が最大のコ
ンピュータアドレスを検索(ステップ406) t、、
宛先と同じ機能を有し、かつ、処理能力余裕が最大のコ
ンピュータアドレスを見つける。次に、ステップ406
で見つけたコンピュータの処理能力余裕が、ある一定値
以上か否かを判定(ステップ1501) L、かつ、一
定値以上の場合は、交換機は、そのまま、呼をそのコン
ピュータへ着信させる。一方、一定値以下の場合は、交
換機は、コンピュータに障害が発生したとみなし、コン
ピュータへの呼の着信を中止し、端末へ前述の接続不同
信号307を用いて接続不可を通知(ステップ1502
)する0以上により、交換機は、処理能力余裕がある一
定値以下のコンピュータへの着信を中止し、不必要な接
続を省くことが可能となる。
第16図は、特請求の範囲第6項に対応する。−定時間
毎に、処理能力余裕を交換機に通知して来ないコンピュ
ータを障害コンピュータとみなし。
該コンピュータには呼を着信させない負荷分散着信方式
において用いる。同機能を有するコンピュータのアドレ
ステーブル202.該アドレステーブル202を宛先コ
ンピュータアドレスから見つけるための検索テーブル2
01.コンピュータ状態テーブル1601を示している
。制御プロセッサ116は、これらのテーブルを用い、
以下に述べる手順により、同機能を有し、かつ、処理能
力余裕が最大のコンピュータを選択することができる。
まず、検索テーブル201を宛先コンピュータアドレス
で検索し、同機能を有するコンピュータのアドレステー
ブル202を求める0次に、このアドレステーブル20
2内のコンピュータアドレスで、コンピュータ状態テー
ブル1601を検索し、処理能力余裕が最大であり、か
つ、コンピュータ障害フラグがセットされていないアド
レステーブル202内のコンピュータアドレスを見つけ
る。これは、宛先と同じ機能を有し、コンピュータが正
常で、かつ、処理能力余裕が最大のコンピュータアドレ
スである。
第17図は、上述の方式における、交換機の制御フロー
とコンピュータの制御フローとを状態遷移図を用いて示
したものである。以下、動作を説明する。
宛先アドレスがコンピュータ宛である場合、制御プロセ
ッサ116は、第16図に関して説明した方法を用いて
、同じ機能を有するコンピュータアドレスを検索(ステ
ップ405)する。次に、アドレステーブル202内の
コンピュータアドレスで、コンピュータ状態テーブル1
601を検索し、少なくとも1台の正常なコンピュータ
が存在するか否かを判定(ステップ1701)する、正
常なコンピュータが存在する場合は、上述のコンピュー
タ状態テーブル1601から、処理能力余裕が最大のコ
ンピュータアドレスを検索(ステップ406) L、宛
先と同機能を有し、かつ、処理能力余裕が最大のコンピ
ュータアドレスを見つける。正常なコンピュータが存在
しない場合、交換機は、コンピュータへの呼の着信を中
止し、端末へ前述の接続不同信号307を用いて接続不
可を通知(ステップ1502)する1以上により、交換
機は、障害コンピュータへの着信を省くことが可能とな
る。
ここで、第17図に基づいて、上述のコンピュータ状態
テーブル1601のコンピュータ障害と通知カウンタの
使用方法について説明しておく。処理能力余裕通知が一
定時間ないことの検出は、交換機内のタイマを用いて行
う。交換機のタイマは、コンピュータの処理能力通知用
のタイマのタイムアウト時間と同じにしておく、また、
初期設定として通知カウンタを、0にしてお(。交換機
は、交換機内タイマがタイムアウト(ステップ1703
)すると、ステップ1705で、通知カウンタ=2が否
かを判定する。通知カウンタ=2の場合、交換機は、コ
ンピュータに障害が発生したとして、コンピュータ障害
フラグをセット(ステップ1706)する。また、通知
カウンタ=2でない場合は、通知カウンタを+1(ステ
ップ1707) して、空状態へ戻る。なお、タイマは
再スタート(ステップ1704)させておく、一方、交
換機が、コンピュータから処理能力余裕通知を受信した
とき(ステップ413)は、コンピュータは正常動作を
行っているものとして、通知カウンタを0セツト(ステ
ップ170g)するとともに、ステップ1709で、コ
ンピュータ障害フラグをリセットする。すなわち、交換
機は、処理能力余裕通知なしに交換機内タイマが2回続
けてタイムアウトすると、コンピュータ内に障害が発生
したとみなし、コンピュータ障害フラグをセットするも
のである。
上述の如く、コンピュータ障害フラグと通知カウンタと
を用いて、一定時間毎に処理能力余裕を通知して来ない
障害コンピュータをチエツクすることができる。また、
上述の如く、一定時間毎に処理能力余裕を通知して来な
い障害コンピュータへの着信を中止することも可能であ
る。これとは逆に、−“定時間毎に処理能力余裕を通知
して来るコンピュータで、かつ、処理能力余裕が一定値
以上のコンピュータに対してのみ、呼を着信させる方式
も実現可能である。更に、呼発生時の問合せに対して、
一定値以下の処理能力余裕を通知して来たコンピュータ
に、呼を着信させない方式も考えられる。これらは、ゲ
ートウェイに応用して、障害ゲータウェイには呼を着信
させない方式とすることも可能である。
なお、以上述べたコンピュータあるいはゲートウェイの
処理能力余裕には、通信網からの着信呼に対する負荷の
みでなく、コンピュータをローカルに使用している端末
の負荷もすべて含めるようにしても良い。その場合、通
信網に接続されている全コンピュータの負荷を均等化し
、コンピュータのスループットを向上することができ、
端末に関しては5通信網を介して接続されている端末の
みでなく、ローカルに接続されている端末に対しても、
サービス能力が向上する。更に、ゲートウェイに応用さ
れることからも明らかな如く、一般に、通信網を介して
接続されるCPU制御の装置から交換機に処理能力余裕
を通知し、また、交換機は、同機能を有する装置のアド
レスを管理するようにすれば1着信呼をCPU制御の装
置に負荷分散させることが可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細に述べた如く、本発明によれば、コンピュータ
と交換機間で、通信制御情報を送受信するだめの通信制
御装置を介してコンピュータの処理能力余裕を通知する
こと、および、同機能を有するコンピュータのアドレス
を交換機で管理することにより、宛先と同じ機能を有し
、かつ、処理能力余裕が最大のコンピュータへ呼を着信
させることが可能な負荷分散着信方式を実現できるとい
う顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である負荷分散着信方式にお
ける交換機およびコンピュータの制御フローを示す接続
シーケンス図、第2図は本発明に係る負荷分散着信方式
を適用するに好適な通信システムを示す図、第3図はコ
ンピュータアドレスから同機能を有し、かつ、処理能力
余裕最大のコンピュータを見つけるための検索テーブル
の構成例を示す図、第4図は端末、交換機、コンピュー
タ間で送受される信号を示す図、第5図は実施例におけ
る交換機およびコンピュータの制御フローを示す状態遷
移図、第6図は本発明の他の実施例を示す交換機および
コンピュータの制御フローを・示す状態遷移図、第7図
は本発明の更に他の実施例を示す交換機およびコンピュ
ータの制御フローを示す状態遷移図、第8図は第7図に
示した交換機とコンピュータの制御フローの接続シーケ
ンス図、第9図は本発明の更に他の実施例を示す交換機
およびコンピュータの制御フローを示す状態遷移図、第
10図は第9図に示した交換機とコンピュータの制御フ
ローの接続シーケンス図、第11図は本発明の応用例を
示すコンピュータ名を指定した発信方式に使用するテー
ブルを示す図、第12図は本発明の他の応用例を示すコ
ンピュータの有する機能名を指定した発信方式に使用す
るテーブルを示す図、第13図はコンピュータ名または
コンピュータの有する機能名を指定した発信方式におけ
る交換機とコンピュータの制御フローを示す状態遷移図
、第14図は本発明の他の応用例を示す同機能を有する
複数の通信網N1〜Nmを結ぶゲートウェイ、第15図
は処理能力余裕が一定値以下のコンピュータには呼を着
信させない負荷分散着信方式における。交換機とコンピ
ュータの制御フローを示す状態遷移図、第16図はコン
ピュータの状態を管理するためのテーブルの構成例を示
す図、第17図は一定時間毎に処理能力余裕を交換機に
通知して来ないコンピュータには呼を着信させない実施
例における交換機とコンピュータの制御フローを示す状
態遷移図、第18図は状態遷移図の記号の説明図である
。 C1〜On=コンピユータ、T1〜Tn:端末群、S:
交換機、101.105:データ通信用の通信装置、1
02.106:通信制御装置、103.107:メモリ
、104.110 : CP U、111:通信チャネ
ル、112:交換スイッチ、113:通信制御チャネル
、114:通信制御装置、115:メモリ、116:制
御プロセッサ、201:検索テーブル、202:同機能
を有するコンピュータのアドレステーブル、203:処
理能力余裕テーブル。 /”、ン、! 第 図 C’Q 第 図(その1) すV !が 第 図 :状態 :処理

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同機能を有する少なくとも2台以上のコンピュータ
    と端末群を結ぶ交換機を有する通信システムにおいて、
    前記コンピュータと交換機間で通信制御情報を送受信す
    るための通信制御装置を設けるとともに、前記コンピュ
    ータのアドレスを前記交換機で管理する如く構成し、前
    記交換機は、前記通信制御装置を介して、前記コンピュ
    ータの処理能力余裕を定期的に受信しており、コンピュ
    ータ宛の呼発生時には、当該宛先コンピュータをも含め
    て同機能を有するコンピュータ群の中から処理能力余裕
    が最大のコンピュータへ前記呼を着信させることを特徴
    とする負荷分散着信方式。 2、前記交換機が、前記コンピュータの処理能力余裕を
    定期的に問合せることを特徴とする請求項1記載の負荷
    分散着信方式。 3、前記交換機が、コンピュータ宛の呼発生毎にすべて
    のコンピュータの処理能力余裕を問合せることを特徴と
    する請求項1記載の負荷分散着信方式。 4、前記交換機は、前記コンピュータの処理能力余裕が
    一定値以下の場合に、宛先コンピュータをも含めて同機
    能を有し、かつ、処理能力余裕が最大のコンピュータへ
    呼を着信させることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の負荷分散着信方式。 5、前記交換機は、前記コンピュータの処理能力余裕が
    一定値以下のコンピュータを、障害コンピュータとみな
    し、該コンピュータには呼を着信させないことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の負荷分散着信方式
    。 6、前記交換機は、一定時間毎に、処理能力余裕を交換
    機へ通知して来ないコンピュータを、障害コンピュータ
    とみなし、該コンピュータには呼を着信させないことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の負荷分散着
    信方式。 7、前記コンピュータの処理能力余裕が、「コンピュー
    タの単位時間当りの演算回数」と「1−コンピュータの
    CPU使用率」の積であることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の負荷分散着信方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028568A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線基地局管理システム
JP2013013004A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 呼接続装置およびその動作方法

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JP2010028568A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線基地局管理システム
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