JPH0219399A - トロンビン結合ポリピペプチド - Google Patents

トロンビン結合ポリピペプチド

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JPH0219399A
JPH0219399A JP63278493A JP27849388A JPH0219399A JP H0219399 A JPH0219399 A JP H0219399A JP 63278493 A JP63278493 A JP 63278493A JP 27849388 A JP27849388 A JP 27849388A JP H0219399 A JPH0219399 A JP H0219399A
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JP
Japan
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thrombomodulin
polypeptide
amino acid
article
sequence
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Pending
Application number
JP63278493A
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English (en)
Inventor
T Esmon Charles
チャールズ ティー.エスモン
L Esumon Naomi
ナオミ エル.エスモン
J Sterns Deborah
デボラ ジェイ.スターンズ
Shinichiro Kurosawa
晋一郎 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oklahoma Medical Research Foundation
Original Assignee
Oklahoma Medical Research Foundation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は一般に合成ポリペプチドに関する。詳細には2
本発明はトロンビンの凝固活性を阻害し。
かつプロティンCの活性化を促進する能力を有するペプ
チド、およびプロティンCの活性化を促進せずにトロン
ビンの凝固活性を阻害する能力を有するペプチドに関す
る。
(発明の要旨) 本発明の合成ポリペプチドは1次の配列を有する: His  Trp  Ala  Arg  Glu  
Ala  Pro  Gly  AlaTrp   A
sp   Cys   Ser   Val   Gl
u   Asn   Gly   GlyCys   
Glu   His   Ala   Cys   A
sn   Ala   rle   Pr。
Gly  Ala  Pro  Arg  Cys  
Gin  Cys  Pro  AlaGly   A
la   Ala   Leu   Gln   Al
a   Asp   Gly   ArgSer  C
ys   Thr  Ala   Ser  Ala 
  Thr  Gln   5erCys   Asn
   Asp   Leu   Cys   Glu 
  flis   Phe”  CysVat   P
ro   Asn   Pro   Asp   Gi
n   Pro   Gly   5erTyr  S
er  Cys  Met  Cys  Glu  T
hr  Gly  TyrArg   Leu   A
la   Ala   Asp   Gin   Hi
s   Arg   CysGlu  Asn  Va
l  Asn  Asn  Cys  lie  Le
u  GluPro  Ser  Pro  Cys 
 Pro  Gin  Arg  Cys  ValA
sn  Thr  Gin  Gly  Gly  P
he  Glu  Cys  H45Cys  Tyr
  Pro  Asn  Tyr  Asp  Leu
  Val  GluAsp  Gly  Cys  
Val  Glu  Pro  Val  Asp  
Pr。
Cys  Phe  Arg  Ala  Asn  
Cys  Gly  Tyr  GlnCys   G
ln   Pro   Leu   Asn   Gl
n   Thr   Ser   TyrLeu  C
ys  Val  Cys  Ala  Glu  G
ly  Phe  AlaPro  Ile  Pro
  旧s  Glu  Pro  His  Arg 
 CysGin  Met  Phe  Cys  A
sn  Gin  Thr  Ala  CysPro
  Ala  Asp  Cys  Asp  Pro
  Asn  Thr  GinAla  Ser  
Cys  Glu  Cys  Pro  Glu  
Gly  Tyrlle  Leu  Asp  As
p  Gly  Phe  Tyr  Cys  Th
rAsp  rle  Asp  Glu  Cys 
 Glu  Asn  Gly  GlyPhe  C
ys  Ser  Gly  Val  Cys  H
is  Asn  LeuPro  Gly  Thr
  Phe  Glu  Cys  lie  Cys
  GlyPro   Asp   Ser   Al
a   Leu   Ala   Arg   His
   l1eGly  Thr  Asp  Cys 
 Asp  Ser  Gly  Lys  VatA
sp。
本発明の他の合成ポリペプチドは2次の配列を有する: Cys  Glu Asp  Gin Asn  Cys Pro  Gin Gly  Phe Tyr  Asp Glu  Pr。
Asn  Cys 八sn   Gln Ala  Glu Glu   Pr。
Asn   Gin 八sp   Pr。
Cys  Pr。
Gly  Phe Cys  Glu Val  Cys Glu  Cys Leu   Ala Thr His 1e Arg Glu Leu Val G[u Thr Gly His Thr 八sn Glu Tyr Asn His Is Arg Gly Arg Leu Cys Cys Val Asp Tyr Ser Phe Arg Ala Thr ty Cys Gly ^sn Cys His Tyr Cys Glu Val His 1u Pr。
Gin Tyr 八1a Cys Cys Gin Tyr Thr ty Leu Gly Ile 八rg 1u Pr。
八sn Cys Asp Cys Cys Leu Pr。
1n Pr。
Ala Ile Asp Phe Pr。
Pr。
ty Asp  Ser  Gly  Lys  Val  
Asp。
本発明のさらに他の合成ポリペプチドは1次の配列を有
する: Phe   Cys   Asn   Gin   T
hr   Ala   Cys   Pro   Al
aAsp  Cys  Asp  Pro  Asn 
 Thr  Gin  Ala  5erCys  G
lu  Cys  Pro  Glu  Gly  T
yr  Ile  LeuAsp  Asp  Gly
  Phe  Tyr  Cys  Thr  Asp
  []eAsp  Glu  Cys  Glu  
Asn  Gly  Gly  Phe  CysSe
r  Gly  Val  Cys  H4s  As
n  Leu  Pro  GlyThr   Phe
   Glu   Cys   lie   Cys 
  Gly   Pro   八5pSer   Al
a   Leu   Ala   Arg   1li
s   Ile   Gly   ThrAsp−Cy
s  Asp  Ser  Gly  Lys  Va
l Asp。
本発明のさらに他の合成ポリペプチドは、トロンボモジ
ュリンの234番目から486番目のアミノ酸残基に相
当するアミノ酸配列および該配列の類似物を有する。
本発明のさらに他の合成ポリペプチドは、トロンボモジ
ュリンの310番目から486番目のアミノ酸残基に相
当するアミノ酸配列および該配列の類似物を有する。
本発明のさらに他の合成ポリペプチドは、トロンボモジ
ュリンの407番目から486番目のアミノ酸残基に相
当するアミノ酸配列および該配列の類似物を有する。
本発明のトロンボモジュリンのフラグメントは234番
目から486番目のアミノ酸残基を有する。
本発明の他のトロンボモジュリンのフラグメントは、3
10番目から486番目のアミノ酸残基を有する。
本発明の他のトロンボモジュリンのフラグメントは 4
07番目から486番目のアミノ酸残基を有する。
本発明の物品は、上記配列を有する合成ポリペプチドで
その表面が被覆されている。
本発明の他の物品は、トロンボモジュリンの234番目
から486番目のアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列
および該アミノ酸配列の類似物を有する合成ポリペプチ
ドで表面を被覆した。哺乳動物の血液を接触させるのに
適した表面を有する。
本発明の他の物品は、トロンボモジュリンの310番目
から486番目のアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列
および該アミノ酸配列の類似物を有する合成ポリペプチ
ドで表面を被覆した2哺乳動物の血液を接触させるのに
適した表面を有する。
本発明の他の物品は、トロンボモジュリンの407番目
から486番目のアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列
および該アミノ酸配列の類似物を有する合成ポリペプチ
ドで表面を被覆した。哺乳動物の血液を接触させるのに
適した表面を有する。
本発明の他の物品は、トロンボモジュリンの234番目
から486番目のアミノ酸残基のフラグメントを有する
ポリペプチドで表面を被覆した、哺乳動物の血液を接触
させるのに適した表面を有する。
本発明の他の物品は、トロンボモジュリンの310番目
から486番目のアミノ酸残基のフラグメントを有する
ポリペプチドで表面を被覆した。哺乳動物の血液を接触
させるのに適した表面を有する。
本発明の他の物品は、トロンボモジュリンの407番目
から486番目のアミノ酸残基のフラグメントを有する
ポリペプチドで表面を被覆した、哺乳動物の血液を接触
させるのに適した表面を有する。
本発明の薬剤組成物は、上記配列を有する合成ポリペプ
チドまたは該ポリペプチドの類似物、および受容可能な
担体を含有する。
本発明の薬剤組成物の投与方法は、哺乳動物被検体のト
ロンビンの凝固活性を阻害し、かつプロティンC活性化
を増大するための方法であって。
上記配列のポリペプチドまたは該ポリペプチドの類似物
、および受容可能な担体を含有する薬剤組成物の有効量
を該被検体に投与する方法である二辺上をまとめると1
本発明は、それぞれ234〜486番目、310〜48
6番目および407〜486番目の残基を含有するトロ
ンボモジュリン分子の選択されたポリペプチドフラグメ
ント、これらのアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列を
含有するポリペプチド、およびこれらの類似物に関する
本発明はさらに2本発明のポリペプチドで被覆した表面
を有する物品に関する。
本発明は、このようなポリペプチドを含有する薬剤組成
物を包含する。
さらに1本発明はトロンビンの血液凝固活性を阻害する
ためのこのような組成物を用いた方法。
ならびにトロンビンの血液凝固活性を阻害し、かつプロ
ティンCの活性化を増大するための方法を包含する。
(発明の構成) トロンボモジュリンは、トロンビンと高度に親和性の複
合体を形成する内皮細胞表面のグリコプロティンである
。トロンビンがトロンボモジュリンに結合するとプロテ
ィンCの活性化速度を少なくとも1 、000倍増大し
、これによってプロティンCで活性化される抗凝血性の
酵素が形成される。
さらに、トロンビンがトロンボモジュリンに結合すると
、トロンビンはもはやプロ抗凝血性酵素として働かなく
なる。特に、トロンビンが触媒するフィブリン形成、第
V因子活性化および血小板活性化、これらは全てトロン
ボモジュリンの存在下で阻害される。このように、トロ
ンボモジュリンはトロンビンを生理的な抗凝血剤に変え
る。
トロンボモジュリンは、最初にC,T、Esmonら。
心臓潅流システム(Proc、 Natl、 Acad
、 Sci、 U、S、A、。
邦:2249−2252 (1981) )により19
80年に同定された。トロンボモジュリンはウサギの肺
(Esmonら、 J、 Biol、Chem、 26
1 : 859−864(1982) ) 、ウシの肺
(Jakubowskiら、 J、 Biol、 Ch
em、261 :3876 3882(1986) H
5uzukiら、 Biochim、 Biophys
、 Acta、、882 :343−352(1986
)) 、およびヒト胎盤(Salemら。
J、 Biol、 Chem、、259:12246−
12251(1984) ; Kurosawaら、 
Thromb、 Res、37 : 353・−364
(1985) )から単離および精製されている。最近
、ヒトのトロンボモジュリンのcDNAが報告されてお
り、トロンボモジュリンの構造図が提供されている。(
Suzukiら。
EMBOJ、 6 : 1891−1897(1987
) ; Wenら、 Biochem。
26 : 4350−4357(1987) HJac
kmanらProc、 Natl。
Acad、 Sci、U、S、A、 84 : 642
5−6429 (1987) )。
ウシのトロンボモジュリンの部分的cDNA配列も報告
されており(Jackmanら、 Proc、Natl
、 Acad。
Sci、 U、S、A、 82:8834 8838 
(1986)) 、ヒトのトロンボモジュリンに構造が
非常によく似ている。
このように、ヒトおよびウシのトロンボモジュリンは構
造および機能に関して研究され、特徴付けられている。
しかし、トロンボモジュリン分子の特異的機能部位はこ
れまで知られていなかった。
以前の報告が示すように、トロンボモジュリン分子は5
つの領域から構成される。つまり、アミノ末端の1〜2
44番目の残基の疎水性領域;245〜480番目の残
基のシスティンに冨む領域;481〜514番目の残基
の潜在的0−グリコジル化部位を有するセリン/スレオ
ニン/プロリンに富む領域;515〜537番目の残基
の疎水性膜通過領域;および残りの38残基を含存する
細胞質ゾルの連部(cy toso l 1ctail
)から構成される。
234〜480番目の246アミノ酸残基からなるシス
ティンに富んだ領域は3表皮成長因子の前駆体と類似の
6つの繰り返し構造を有することが示されている。従っ
て、これらはEGF様またはEGF類似ドメインと呼ば
れる。我々の研究は、第6図に示されるようにトロンボ
モジュリンの機能的部分はこの領域内に含まれることを
示す。
より詳細には、我々はトロンビンに結合する能力を 有
し、プロティンC活性化を有意に増大する234〜48
6番目の残基および310〜486番目の残基を有する
ポリペプチド、ならびに407〜486番目の残基を有
する小さな80残基のポリペプチドを(このポリペプチ
ドはプロティンC活性化に効果がなく、トロンビンに結
合してその凝血活性阻害することがないけれども)示す
我々は、これらのトロンビンの機能的フラグメントは種
特異的ではないということを示している。
我々が単離したフラグメントは、ウシのトロンビンとよ
く反応した。さらに、アミノ酸組成分析およびこれらの
フラグメントの配列決定は、ウシ。
ヒトおよびウサギのトロンボモジュリンのシスティンに
冨んだ領域の構造的類似性の程度が高いことを示した。
それゆえ2本発明の種々の面を実施する場合に。
いくつかの例ではそうするのが好ましいことであり得る
が、トロンビンの種に対応する機能的フラグメントと構
造的に等しいポリペプチドを使用する必要はない。しか
しながら、あるひとつの以前の研究は、ウサギのトロン
ボモジュリンはヒトのトロンボモジュリンよりもヒトの
トロンビンに対してより高い親和性を有することを示す
ような報告をしていることは、特筆すべきである(Ku
madaら、 Blood 71 : 728−733
 (1987)) 、このように。
含まれているトロンビンがヒトであるいくつかの適用に
おいて、ウサギのフラグメントとは少し異なる構造を有
するポリペプチドを使用するのが好ましいことであり得
る。
従って9本発明はトロンボモジュリンの選択されたフラ
グメント、すなわち234〜486’m目、310〜4
86番目、および407〜486番目の残基に相当する
構造を有する合成ポリペプチドに関する。これらのフラ
グメントを、ここではそれぞれCCB1−2−3(el
−T ) 、 CB2−3 、およびCB3と呼ぶ。な
ぜならば、これらは臭化シアンで分解したからである。
本発明のポリペプチドは、臨床的応用に対して多くの実
際的に有利な点を提供する。なぜならば。
これらは比較的小さなサイズ(それぞれ253.176
および80残基)であり、これらのペプチドを生産する
のは非常に容易であるからである。トロンボモジュリン
とは異なり、これらのフラグメントは緩衝液に可溶であ
り、従って該フラグメントを生産する細胞により分泌さ
れる。さらに、これらのフラグメントの活性は該フラグ
メントの糖鎖に依存しないので、遺伝的に改変された細
菌により効果的に生産することができる。
これらは生体自身のタンパクに由来するので。
これらのペプチドは免疫応答を引き起こさない。
このように、薬剤組成物中のこれらのポリペプチドは、
ヘパリン、ワルファリンまたはヒルジンのようなタンパ
クの抗凝血剤に普通に起こる困ったまたは不利な副作用
なしに天然の抗凝血剤物質を提供する。
本発明のポリペプチドの好適な適用は1人工弁。
人工心臓などのような血液に接触する物品の表面の被覆
である。以下に述べるように、これらのペプチドの構造
は該ペプチドを合成物の表面に容易に結合するのを可能
にする。このように、血液がポリペプチドで被覆された
表面と接触する場合トロンビンは表面に結合し、該表面
上の凝血を阻害する。換言すれば3本発明のポリペプチ
ドで被覆した表面は、血管の内皮細胞の非血栓形成性の
表面に似ている。
さらに、これらのポリペプチドの最も小さいものである
80残基のCB3は、トロンビンの結合は必要とするが
プロティンCの活性化は必要としないという特別な臨床
的適用を有する。このような場合には、プロティンCの
レヘルが減少している血管的凝血異常が広められる。
ポリペプチドのれ1 本発明に従って、まず、ここで定義したトロンボモジュ
リンの機能的フラグメントの一つの配列に相当するアミ
ノ酸残基の配列を含有する合成ポリペプチドが調製され
る。以下に記述するように。
本発明のポリペプチドは天然には存在しないが。
天然の材料源、すなわちトロンボモジュリンから得られ
得るか、または人工的に生産され得る。
トロンボモジュリンからのポリペプチドの調製方法をこ
こに記述する。これらのポリペプチドはまた。遺伝子工
学の結果としても得られ得るということが理解される。
これらの技術により、細菌または哺乳動物の細胞系のよ
うな生体を該生体が自然には産生じない物質を継続的に
産生ずるように遺伝的に改変される。これらの方法は公
にされており、ここでは詳細には記述しない。さらに。
公知のアミノ酸構造を有する本発明のポリペプチドは、
ペプチド合成により製造し得る。このように、ここで用
いる”合成ポリペプチド゛°とは、これらまたはその他
の手法のいずれかにより生産されるポリペプチドを示す
ということが理解される。
天然源からこれらのポリペプチドを調製するためには、
まず、好ましくはヒト、ウシまたはウサギの組織由来で
ある哺乳動物の組織からトロンボモジュリンを単離・精
製する。あるひとつの適当な方法は、界面活性剤による
抽出を用いたウサギ肺組織からのトロンボモジュリンの
単離、および固定化した抗ウサギトロンボモジュリン抗
体を用いた該トロンボモジュリンの精製を包含する。こ
れはGa1vinら(J、 Biol、 Chem、、
262 : 2199 2205(1987) )に記
載されている。
得られた実質的に純粋なトロンボモジュリンを用いて、
活性なエラスターゼによるタンパク分解産物、または“
’el−TM ”を次に生産し得る。これは、以下の実
施例2で論じるようなKurosawaら〔J、 Bi
ol、 Chem、、 262 : 2206−221
2 (1987) )により教示されている方法により
達成し得る。
el−TMをより小さなフラグメントにするためには、
以下の実施例4に記述するようにel−TMを臭化シア
ンで分解し得る。CNBr分解により産生された活性な
フラグメントは1次いで以下の実施例5で記述するよう
に2分解物をDIP−1−ロンビンカラムにかけること
により好適に同定し得る。
DIP−トロンビンカラムに結合したフラグメントを分
離するために、以下の実施例7に記述するように該カラ
ムから溶出したフラグメントをゲル濾過に供し得る。こ
れは、 el−TMおよびCB2−3  (両方ともプ
ロティンCを活性化できる)の、CB3(プロティンC
を活性化できない)からの分離を可能にする。
ゲル濾過により得られたCBS、 CB2−3.および
CB1−2−3  (el−TM )を含む単離された
機能的フラグメントは、別々に、または選択された組合
せでプールされる。次いで、セファデックスG−10カ
ラム(0,9cm X30cm、 0.2%N−エチル
モノホリンアセテートpH7,5)で脱塩される。次い
でフラグメントは凍結乾燥され、4°Cにて保存される
された 0のれ1 本発明は、前述したように、その表面のひとつまたはそ
れ以上を本発明の合成ポリペプチドで被覆した物品を包
含する。物品の被覆された表面は。
血液と接触させた場合比較的非血栓形成性である。
なぜならば、ポリペプチドはトロンビンと結合し。
そのことによって凝固機構を不活性化するからである(
そうでなければ、この凝固機構は“異種の°”表面上で
誘引される)。
本発明のポリペプチドで被覆した物品は、哺乳動物の身
体に移植するのに特に適している。ここで用いたように
、移植は一時的または恒久的であり得、物品の全てまた
は一部のみを含み得る。このように1本発明の目的のた
めの移植可能な物品は、針、カテーテルおよびチューブ
、ならびに人工の弁、管および器官を包含する。
生体外で血液を導くかまたは入れるのに用いる管の内空
または他の導管は、これらのポリペプチドで被覆され得
る。この性質の好適な適応は、血液透析および人工心肺
装置で使用される導管を包含する。
いくつかの理由のため2本発明の比較的小さなポリペプ
チドはより大きなトロンボモジュリン分子そのものより
も、物品の表面に結合するのにより適している。第一に
、前述したようにトロンボモジュリンの大きな膜結合ド
メインは緩衝液に可溶性ではないが、これらのポリペプ
チドは緩衝溶液に可溶性である。さらに、トロンボモジ
ュリンは単一の化学的結合部位を持っていないが、これ
らの小さなポリペプチドでは、リジン残基の数が限られ
ているので結合は簡単にされているやリジン残基数が限
られているので1本発明のポリペプチドでの物品の表面
の被覆は、いくつかの公知技術のいずれによっても実施
し得る。適切な技術は、カルボジイミド架橋結合または
ヒドロキシコハク酸イミド反応のような一部アミノ基と
カルボキシル基との間の共有結合の架橋結合を利用する
技術を包含する。これらの方法は、結合されるポリペプ
チドの領域が、最も小さなCB3フラグメントまたはよ
り大きなel−TMエラスターゼ産物(CB1−2−3
 >の、アミノ末端またはカルボキシ末端に対応するか
どうかに利用することができる。
架橋結合するための他の適切な方法は、配列の適当な位
置でのシスティン残基の置換を包含する。
この位置は、典型的にはEGF  ドメインのアミノ末
端またはカルボキシ末端もしくはその近辺である。
これは、ポリペプチドの化学合成におけるcDNAまた
は介在物の部位特異的突然変位処理により実施し得る。
選択された残基の挿入についていくつかの技術が記述さ
れている。このような技術のひとつは。
Zollerら(Meth、 Enzywol、、 1
00 : 468−500(1983) )により記載
されており1M13でクローニングし。
次いで所望の変異が起こったものをアニーリングするこ
とを包含する。
物品を被覆するのに用いられるポリペプチドの特異的構
造に関して2本発明のポリペプチドは種特異的ではない
ということに注意すべきである。
このように2例えば、ウサギのトロンボモジュリンの機
能的フラグメントと同じ構造を有するポリペプチドは、
ヒトのトロンビンと効果的に結合する。実際、前述した
ように、含まれるトロンビンがヒト由来である場合、物
品はウサギのトロンボモジュリンのフラグメントに対応
するポリペプチドで被覆されるのが好ましいということ
がいくつか示されている。
二″ 、  および几  法 本発明のポリペプチドは、薬剤組成物に使用し得る。本
発明に従った薬剤組成物は、静脈内投与に用いるのに適
している。このように、上述のポリペプチドは、好まし
くは5%デキストロース水溶液、乳酸加すンガー液3通
常生理食塩溶液、滅菌水、または静脈内輸注のために考
案されたその他のいずれの市販の調製された生理的緩衝
溶液のような、受容可能な滅菌した担体と結合される。
担体溶液の選択ならびに組成物の用量および投与は、被
検体および各々の臨床的環境で変化し、標準の医療方法
により決定されると理解される。
本発明の方法に従って、 CB3の場合には、これらの
薬剤組成物は被検体におけるトロンビンの凝固活性を阻
害するのに効果的な量で投与され得る。
そして、 CB2−3またはCB1−2−3の場合には
、プロティンCの活性化も増大するのに効果的な量で投
与され得る。このような療法は、全凝固時間、 APT
Ts 、フィブリノーゲンレベルおよび血小板数のよう
な凝固パラメーターを参照することによって調節される
(以下余白) (実施例) 以下の実施例は1本発明のポリペプチドの製造方法およ
び該ポリペプチドの活性を確かめる方法を説明する。
叉詣炭土 精製トロンボモジュリンの調製 まず、トロンボモジュリン(TM″°)を実質的に精製
された形で調製した。このタンパクは凍結したウサギ肺
組織から界面活性剤により単離し。
ウサギのトロンボモジュリンに対するモノクローナル抗
体および固定化DIP〜トロンビンカラム(実施例5を
参照のこと)でのアフィニティクロマトグラフィーを用
いて精製した。これらは全て、 Ga1vinら(J、
 Biol、 Chem、262:2199−2205
 (1987) )により以前に記述されている。
1施±1 エラスターゼによるトロンボモジュリンの活性なタンパ
ク分解産物の調製 TMのエラスターゼによるタンパク分解産物である”e
l−TM’を、 Kurosawaら(J、 Biol
、 Chem、262 :2206−2212 (19
87) )により記載されているようにして、精製され
たウサギのTMから調製した。この方法により得られる
el−7Mフラグメントは界面活性剤がなくても緩衝液
に可溶性であり、リン脂質と相互作用しない。このこと
およびアミノ酸組成および配列分析は、以下に述べるよ
うに、膜結合領域はエラスターゼ反応の結果として失わ
れることを示す。報告したように、 el−7Mフラグ
メントはトロンビンに結合し、 el−TM / )ロ
ンビン複合体は有意にプロティンC活性化を増大させる
裏旌炭主 el−TMのアミノ末端配列決定 el−TMのアミノ酸配列決定を、 Model 12
0八PTI+分析装置(Applied Biosys
tems、 Analytical Division
5anta C1ara、 Ca1ifornta )
によるオンラインのPTHアミノ酸同定装置を装備した
Applied BiosystemsMode 47
0A気相配列決定装置を用いて行った。
これらの決定は、 Tulsa Medtcal Re
5earch InstiLute(Oklahoma
 C1ty、Oklahoma)の5aint Fra
ncisHospitalのMo1ecular Bi
ology Re5ource Facilityで行
った。
この分析の結果を第1図の“ウサギel−TM/CBI
’”に示す。一つの文字は以下のようなアミノ酸を示す
:アラニン、゛A゛° :アルギニン、“lR1+、ア
スパラギン、 “N゛;アスパラギン酸、 ゛D゛;シ
スティン、 ′C″ :グルタミン酸、゛E”;グルタ
ミン、“Q°゛ ;グリシン、“Gパ;ヒスチジン l
lu I+ 、イソロイシン 11111.ロイシン。
゛L゛;リシン、゛に゛;メチオニン IIM I+ 
 。
フェニルアラニン、“F”° ;プロリン、゛P゛;セ
リン、 S°゛ :スレオニン、 “T ”  i l
−リプトファン、 −°” ;チロシン、 °“Y゛°
 ;およびバリン、 ”J l”。
前に示したように、ウシのトロンボモジュリンのcDN
Aの部分的配列が報告されており、ウシのタンパクのア
ミノ酸構造の推測を可能にしている。
さらに、ヒトのトロンボモジュリンのcDNAからヒト
のトロンボモジュリンのアミノ酸配列が推測されている
。この情報を用いて2次に我々は、我々のウサギel−
TMフラグメントのアミノ末端の配列をウシおよびヒト
のタンパク配列とともに並べた。
このことは、 el−TMが234番目の残基から始ま
ることを示した。
第1図に示したように、トロンボモジュリンの対応する
部分は実質的に似ている。図中、同じ残基は枠で囲んで
ある。ウシおよびヒトのトロンボモジュリンにおけるシ
スティン残基に相当する部位を示す空白部分(“?゛°
)も、同様に枠で囲んである。番号(234,245な
ど)は、ヒトのトロンボモジュリン残基の番号に相当す
る。
夫施貫土 el−TMのCNBr分解 el−TMを臭化シアン(CNBr)で分解し、 el
−TMをメチオニン結合部位で開裂した。タンパクを分
解するのに一般的な方法は、すでに記述されている(S
teersら、 J、 Biol、 Chem、240
:2478−2484(1965))。
el−TMを分解するために、70%ギ酸に溶解した1
〜1.3B /mlのel−TMを室温で24時間、 
50mg/mlのCNBrで分解した。以下の実施例9
で示すように。
より大きなCB2−3フラグメントを単離するためには
、この分解操作をCNBrの濃度を10mg/mlに減
らして繰り返した。次いで1分解液を凍結乾燥した。
実施■ニ トロンビンに結合するCNBrフラグメントの選択トロ
ンビンに結合する能力を有するこれらのCNBrフラグ
メントを選択するために1分解物をDIP−トロンビン
カラムにかけた。このカラムを調製するために、まずウ
シのトロンビンをOwenら[:J、 Bi。
1、 Chem、249 : 594 605 (19
74) )により記載されているように精製した。精製
したウシのトロンビンは、 Kurosawaら(J、
Biol、 Chem、 262 : 2206−22
12(1987) )により記載されているように、 
Affi−Ge110 (Bio−Rad )  (0
,9X11.5cm、 5mg /ml)カラムに固定
化し、ジイソプロピルフルオロホスフェ−) (Beh
ring Dtagnostics )で不活性化した
このように、このカラムをDIP−)ロンビンカラムと
呼ぶ。
凍結乾燥したCNBr分解物を1mlの0.IM Na
C1。
0.05Mトリス塩酸(pH7,5)に溶解した。カラ
ムは0.IM NaC1、0,02M  )リス塩酸(
pH7,5)で平衡化した。次いで、この分解物の溶液
をDIP−)ロンビンカラムにかけた。
添加した試料中またはカラムの両分中には、沈澱物質は
観察されなかった。添加したA280の37%〜70%
がカラムに結合しなかった。非結合画分をプールし、0
.2%N−エチルモルホリノアセテート(pH7,5)
に対して透析し2凍結乾燥させた。
添加したA280の31%〜41%にあたる結合したタ
ンパクは、 2.OM NaC1,1,5Mグアニジン
塩酸、 1mMEDT八、 0.へ2M  トリス塩酸
(pH7,5)で溶出した。
次いで、溶出画分をセファデックスG−10カラム(0
,9X30cm、 0.2%N−エチルモルホリノアセ
テート(pH7,5) )で脱塩し、凍結乾燥した。
実施■旦 非結合画分の補因子活性についての試験カラムに全ての
活性物質が保持されたことを証明するために、DIP−
)ロンビンカラムからの非結合または通過フラグメント
を、トロンビンが触媒するプロティンCの活性化を5m
M Ca”+中で促進する能力について試験した。これ
は、 Ga1vinら(J。
Biol、 Chem、 %泗: 2199−2205
 (1987) )により記載されているようにして行
った。これらの画分は補因子活性を全く示さなかった。
30nM )ロンビンまで力価測定した試料の0.2の
At1l。は、 <0.07nM活性化プロティンC/
minを与えた。通過画分もまた。ウェスタンプロット
で12SI−トロンビンに結合しなかった。
これらのフラグメントの同一性を、逆相クロマトグラフ
ィーおよびアミノ末端配列分析により調べた。非結合フ
ラグメントの配列は、 CBIおよびCB2に相当した
。これらの配列を第1図に示す。
使用した方法は、すでに公開されているものである。 
(kurosawaら、 J、 Biol、Chem、
263 : 5993−5996(1988) )。
災廉拠工 結合フラグメントのゲル濾過 DIP−トロンビンカラムに結合したフラグメントを分
離するため、およびフラグメントのサイズを前もって見
積るために、溶出したフラグメントを3Mグアニジン塩
酸、 0.02M  )リス塩酸(pH7,5)でもど
し、ゲル濾過を行った。ゲル濾過は、 FPLCポンプ
(Pharmacia LKB Biotechnol
ogy Corp、 )に連結したTSK−125HP
LCカラム(300X 7.5mm 。
Bio−Rad)で行った。カラムは3Mグアニジン塩
酸。
0.02M  トリス塩酸(pH7,5)で平衡化した
。使用したゲル濾適用の標準物質は、オバルブミン(4
4kDa)、  ミオグロビン(17,5kDa ) 
、チトクロームC(12,6kDa)、およびインスリ
ン(5,7kDa)であった。
それぞれ25μmの試料を注入し、 0.5mlの両分
を1分間あたり0.7n+1の流速で集めた。吸光度は
G11sonl16 UV検出器で280nmにてモニ
ターした。
ゲル濾過の結果を第2図に示す。点線は49kDaのタ
ンパクとして溶出されたel−TMのクロマトグラムを
示す。矢印は4つの標準物質の溶出容量を示し、これら
の標準物質の公知の分子量を矢印の隣に示す。
1つの主要ピークおよび4つの小さなピークが観察され
た。kDaでの分子量は、標準物質の分子量の対数に対
するVe/Voの標準曲線に従って、?8出容量からグ
ラフ的に計算した。ここで、 Ve−溶出容量、そして
Vo=排除容M(ここでは5.32m1)である。主要
ピークは10kDaに相当した。他の4つの小さなピー
クが観察され、それぞれvo、 45kDa。
29kDa 、およびV、に相当した。
実施1 最も小さいトロンビン結合フラグメント(CB3 )の
逆相クロマトグラフィー 10kDaタンパクまたはCB3に相当するゲル濾過カ
ラムからの主要ピークを、逆相クロマトグラフィーによ
りさらに分析した。このことにより調製物の純度を確か
めた。
この分析のためには、 Pro RPC5/10 C+
−Cmカラム(Pharmacia LKB Biot
echnology、 Inc、 )を用いた。カラム
は0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で平衡化した。TS
K−125カラム(濾過を参照のこと)からの10kD
aタンパクの試料は、全容量が50μlとなるように0
.1%トリフルオロ酢酸水溶液でもどした。これらの試
料をカラムに注入し、0.1%トリフルオロ酢酸中のア
セトニトリルの直線勾配を用いて、 0.2ml /m
inの流速にて溶出した。10kDaフラグメントの逆
相クロマトグラフィーの結果を、第3図に示す。
裏上五1 29kDaのCNBrフラグメントの単離29kDaの
CNBrフラグメントまたはCB2−3を、 CNBr
の濃度をLong/mlに減らしたことを除いては、実
施例4で詳述したように、 CB3フラグメントを単離
した方法と本質的に同様の方法で単離した。この方法は
、全て上述したようなCNBr分解、 DIP−トロン
ビンカラムでの分解物のアフィニティクロマトグラフィ
ー、およびTSK−125カラムでのトロンビン結合種
のゲル濾過を包含する。
TSK−125カラムは計グアニジン塩酸、 0.02
M  トリス塩酸(pH7,5)で平衡化した。凍結乾
燥したDIP−トロンビン?容出物は、同じグアニジン
緩衝液200μlに溶解し、カラムに注入した。第4図
に示したように、流速は0.7ml /minであり、
 0.25m1の両分を集めた。
補因子の活性について分析するために、 0.IM N
aC1゜0.1%ゼラチン、 0.02M  l−リス
塩酸(pH7,5)でこれらの両分の20μlをそれぞ
れi  :1,000に希釈した。これらを1μ台プロ
ティンC,10nMl−リス塩酸および5mM CaC
l2とともに20分間インキュベートした。反応は、抗
トロンビン■を終濃度が7.1 μ台になるまで添加す
ることにより停止させた。次いで、活性化したプロティ
ンCをGa1vtnら(J、 Biol、 Chem、
262 : 2199−2205(19B?) )によ
り記載されているように分析した。
第4図に示すように、2つのはっきりした補因子の活性
のピークがある。最初のピークはCNBr分解で残った
el−TMである45kDaの物質と関係がある。2番
目の活性ピークは29kDaの物質と関係がある。補因
子活性を全く持たない3番目の大きなAze。吸光度ピ
ークは、 CB3フラグメントである。
実施斑刊 CB3フラグメントのアミノ末端配列の決定逆相カラム
からのCB3の試料(上記第8節)を実施例12に示す
ように還元し、カルボキシアミドメチル化した。そして
、これを実施例3に上述したようにアミノ末端配列分析
にかけた。次いで。
決定された配列をヒトおよびウシの推測された公知の配
列と比較した。これを第1図に示す。CB3は4070
7番目基から始まる。
1隻斑旦 CB2−3のアミノ末端配列の決定 CB2−3フラグメントのアミノ末端配列の決定は。
本質的にel−TM  (実施例3)およびCB3  
(実施例10)について記述したようにして行った。配
列決定のために、上述のゲル濾過クロマトグラフィーか
らのCB2−3の試料を、 4Mグアニジン塩酸、 1
mMBDTAおよび0.IMFリス塩酸(pH8,5)
で懸濁することにより調製した。これらの試料をシステ
ィンの50倍過剰のモル数のジチオスレイトール(Ca
lbi。
chew )で、37°Cにて3時間、N2存在下で還
元した。
ヨードアセタミド(Sigma )をジチオスレイトー
ルのモル数の2.6倍過剰量で添加し、この溶液をN2
存在下で37°Cにて2時間インキュベートした。
この溶液中の過剰量の試薬は、 HPLCEconos
phere300C4カラム(4,6X 250mm、
八1ltech As5ociates。
Inc、 )での逆相クロマトグラフィーにより除去し
た。このカラムは0,1%トリフルオロ酢酸水溶液で平
衡化した。物質は0.1%トリフルオロ酢酸中のアセト
ニトリルの0%〜70%の直線勾配で、 1ml/ll
l1nの流速にて溶出し、 220nraで検出した。
次いで、ペプチドのアミノ末端配列を実施例3で上述し
たように決定した。アミノ末端配列の分析の結果は、 
CB2−3が310番目の残基から始まり。
以前にCB2  (実施例6)で観察されたのと同じ結
果であることを示した。
このフラグメントの分子量(29kDa ) 、アミノ
末端配列およびDIP−トロンビンカラムに結合する能
力は、該フラグメントがCB2およびCB3の両方を含
有することを示した。ここで、 el−TMは3090
9番目基の後でのみCNBrで分解されていた。従って
、この活性なフラグメントをCB2−3と呼ぶ。
1隻炭旦 アミノ酸組成の分析 4Mグアニジン塩酸、 1mM EDTAおよび0.I
MFリス塩酸(pH8,5)の溶液に懸濁したCB3フ
ラグメントを、システィンよりも50倍多いモル数のジ
チオスレイトール(Calbiochem)で、 N2
下、37°Cにて1時間還元した。ヨードアセタミド(
Sigma )をジチオスレイトールよりも2.6倍多
いモル数で添加した。この溶液を+ L下、37°Cに
て1時間インキュベートした。
CB3については、過剰の試薬を4.6mm X 75
mmの寸法を有する肝LCC,カラム(Beckman
 Instrumentsof Berkeley、 
Ca1ifornia )での逆相クロマトグラフィー
により除去した。二〇カラムは0.1%トリフルオロ酢
酸(Pferce)水溶液で平衡化した。
次いで試料を、0.1%トリフルオロ酢酸(Burdi
ckand Johnson Laboratorie
s)中のアセトニトリルの0%〜50%直線勾配を用い
て溶出した。次いでこの溶出液を、真空中、110°C
にて24時間、 6N塩酸中で加水分解した。
アミノ酸組成は、 Dionex D−500アミノ酸
分析器を製造業者の指示に従って用いて決定した。アミ
ノ酸分析もMo1ecular Biology Re
5ource Facilityに従って行った。CB
3についての結果を表Iに示す。
CB2−3については、アミノ酸組成の分析のための試
料を、上述の実施例11の配列決定のためと同様の方法
で調製した。CB2−3のための残りの分析方法は、上
述のCB3と同じ方法で行った。CB2−3の分析の結
果を表■に示す。
CB2−3のアミノ酸組成は、26個の予想されるシス
ティン残基および全部で177残基を仮定することの両
方に基づいて計算した。
この組成は177残基に基づいた場合予想された組成に
よく一致し、やや不完全な還元およびカルボキシアミド
エチル化を示唆している。
(以下余白) 表■ ウサギの付のトロンビン結合ドメインのアミノ酸組成の
、 TMの5番目および6番目のEGF様領域の比較。
d)グルタミンおよびグルタミン酸残基を含む。
e)検出せず。
表■ 310〜486番目のトロンビンの残基を有する活性な
CNBrフラグメントのアミノ酸組成の比較。
実11帽J CB3  (ならびにCB2−3およびel、−TM 
)のカルボキシ末端の同定 次に、我々はCB3のカルボキシ末端を同定し。
該カルボキシ末端はCB2〜3およびel−TMのカル
ボキシ末端を推論により与えた。CB3は1個のアルギ
ニン残基を含有し、かつリシン残基を含有しないので、
還元し、カルボキシアミドメチル化したCB3を、 T
PCK−トリプシンと共にインキュベートした。分解物
から単離したペプチドを配列決定し。
6番目のEGF i領域における457番目の残基(ア
スパラギン)で始まることを見い出した(第6図)。
ペプチド全体を配列決定した: 5ム“S’+4龜−た−隙−5et−分一ムーク窮は一
五−Ω勾ば一年冑h−葎−3−Pro−ムd」〜0妙θ
細Vat−Ser−Thr−G 1 u−$−Tyr−
Pro −Tow −Gin −MiSer4116゜
斜体字の残基はウシのTMと同じであり。
下線を施した残基はヒトの耐と同じである。このウサギ
のペプチドの最後の残基であるセリン(486)は、予
測されるエラスターゼ切断部位であり、この残基はCa
3 、 CB2−3およびel−TMOカルボキシ末端
残基であることを示唆している。配列決定から予測され
る80残基のペプチドは、総残基数が77と計算された
。報告したCa3のアミノ酸組成(表I)を含む。
実施拠■ 補因子活性についてのCa3フラグメントの試験CB3
  (10kDa )フラグメントを、ヒトのプロティ
ンCを活性化する能力について試験した。この試験は、
 Vigano−D’Angeloら(J、 Cl1n
、 1nvest、。
u: 416−425 (1986) 〕により記載さ
れているように1μ門のヒトプロティンCを用いて、 
Ga1vinら(J、 Biol、 Cher6.26
2: 2199−2205(19B?) :lに記載の
方法に従って行った。Ca3の補因子活性(1モルあた
り)は、 el−THの活性の0.06%であることが
見い出された。このように、 Ca3フラグメントはト
ロンビンに結合するにもかかわらず、 Ca3フラグメ
ントのみではプロティンCの有意な活性化に不十分であ
ることが結論された。
尖施斑艮 プロティンC活性化を阻害する能力についてのCBSフ
ラグメントの試験 プロティンCの活性化速度を阻害するCa3の能力は、
プロティンCの活性化を触媒するel−TM /トロン
ビンを阻害するCa3の能力を調べることにより測定し
た。プロティンC(1μM)は、 0.IMNaCl、
 0.1%ゼラチン、 5mM Ca”、 0.02M
  トリス塩酸(pH7,5)および0.16nMウシ
トロンビンを含有する溶液中で37℃にて活性化した。
活性化は。
4種類のCB3濃度: OnM、 26nM、 52n
Mおよび1104n。
および第5図に示したような種々のel−TM濃度で試
験した。20分後1反応を抗トロンビンIII (7,
1μ旧を添加することにより停止し、 Ga1vinら
(J、 Biol。
Chem、 262 : 2199−2205(198
7) )により記載されているようにして分析した。結
果を第5図に示す。
第5図において、棒線は二連測定の標準偏差を表す。デ
ータの非線形回帰分析は、 C1eland (Adv
Enzymol、  Re1at、  八reas  
Mo1.  Biol、29 :  1−32(196
7))により記載されているような競争阻害および非競
争阻害の分析のためのプログラムを用いて、 Hew1
6ttPackard 9B26Aコンピユータで行っ
た。分析は。
el−TMに関しては阻害が事実上競争的であることを
示した。
尖立甜匹 Ca3およびel−TMのトロンビンの凝固活性を阻害
する能力の測定 示されるように、 Ca3はプロティンCの活性化を促
進しない。フィブリノーゲンを凝固するトロンビンをこ
のフラグメントが阻害するかどうかを決定するために、
 Ca3の存在下および不在下で遊離されるフィブリノ
ペプチドによりフィブリンの形成をモニターした。
使用したフィブリノーゲンはヒト血漿から精製し、フィ
ブロネクチンおよび第X■因子を含有しないヒトフィブ
リノーゲンを用いた。このフィブリノーゲンは、 Ok
lahoma Medical Re5earch F
oun−dation (Oklahoma C1ty
、Oklahoma)のBunei And。
博士から入手した。還元条件下でのドデシル硫酸ナトリ
ウムポリアクリルアミドゲル電気泳動は。
フィブリノーゲンのα、βおよびT鎖に相当するひとつ
のタンパクバンドを示した。フィブリノーゲンを0.I
M NaC1、0,1%ポリエチレングリコール600
0.0.02%NaN+、 0.02M  )リス塩酸
(pH7,5)に対して透析し、 −80″Cで保存し
た。
ヒトフィブリノーゲン(0,1mg /ml)を、 0
.IMNaCl、 0.1%ポリエチレングリコール6
000.0.02%NaN5.0.02M  )リス塩
酸(pH7,5’)に溶かした50nM el−TMお
よび50nM Ca3のそれぞれと、37°Cにて混合
した。3番目の混合液にはel−TMとCa3のいずれ
も加えなかった。反応を開始するために゛ウシのトロン
ビン(終濃度0.2M)を添加し、各試料の総容量が0
.5mlとなるようにした。第7図に示した時間で50
μlの試料を採取し、ジイソプロピルフルオロホスフェ
ート(終濃度40mM )を添加した。
これらの試料を、フィブリノペプチドA(“FPA” 
)およびフィブリノペプチドB (“FPB”)の含有
量について、後述のtlPLc C,、tカラムでのク
ロマトグラフィーにより分析した。
各実験について、フィブリノーゲン(0,1mg/ml
)を10nMのトロンビンと共に37°Cにて60分間
インキユベートすることにより、フィブリノペプチドの
総数出量を測定した。凝固物はガラス棒にからみつき、
その上清をフィブリノペプチド含有量について分析した
。これらの条件下で得たFPAおよびFPBのピーク面
積を、100%とみなした。標準曲線(ピーク面積対ナ
ノモルFP^またはFPB )は。
4.4 pHフィブリノーゲンおよび7BM トロンビ
ンのインキュベーション(90分、37°C)の結果か
ら作成した。放出された試料の総量についての実験値は
1通常、標準曲線を参照すると予想した値の10%〜1
4%以内であった。
フィブリノペプチドの分離のために、25μlの試料を
Vydac HPLCC18カラム(10ミクロン、 
4,6X259mm )に注入した。緩衝液は10mM
 KHzPO4(pH5,8)を含有していた。緩衝液
Aは2%アセトニトリルを含有し、緩衝液Bは25%ア
セトニトリルを含有していた。
濃度勾配の概要は公開されている(Hofsteeng
eら、 Biochem、 J、 237 : 243
−2501986)  )  :0分ニア5%緩衝液A
、25%緩衝液B10分:56%緩衝液A、44%緩衝
液B20分:30%緩衝液A、70%緩衝液B流速は1
ml /minであり、ペプチドは215nmで検出し
た。クロマトグラムは、以前に報告されたクロマトグラ
ムと本質的に同じであった。フィブリノペプチドAは、
典型的には11.9分で溶出され。
フィブリノペプチドBは18.7分で溶出された。
これらの実験から得られたデータは第7A図および第7
B図のグラフに示す。これらのデータは、全反応混合液
から測定されるピーク面積に対する。
時間TにおけるFPAまたはFPBのピーク面積の比と
して示されている。このデータは、 el−TMとCB
3の両方が、トロンビンによりフィブリノーゲンからフ
ィブリノペプチドが放出される速度を阻害することを示
している。このように、トロンビンの凝固活性はこれら
のフラグメントの存在下で減少させられる。
ス11汁U Kd値の決定のためのCB2−3のドロンビン力価測定
ヒトのプロティンC(1μM)を、 2BM el−T
MおよびCB2−3とそれぞれ別にインキュベートした
各反応は、 0.1M NaCl 、 0.1%ゼラチ
ン、 5mM CaC1,。
0.02Mトリス塩酸(pH7,5)中で37°Cにて
行った。
反応はトロンビン(終濃度θ〜1100n )を添加す
ることにより開始した。この溶液を7分間インキュベー
トし、抗トロンビン■を7.1 μ門まで添加すること
により反応を停止させた。次いで、活性化されたプロテ
ィンCをGa1vinら(J、 Biol、 Chew
%招: 2199−2205(1987) )により記
載されているようにして分析した。
CB2−3の2つに分けた試料を二連で測定したKd値
は、 13.2±2.4BMおよび8.9±0.9BM
であった。
el−TMについて測定したKd値は、7.4±2.7
BM  (1つの調製物について二連で測定)であった
。Kd値は、データの非線形回帰分析により定量した。
これは、複合体中に化学量論的に1 :1であると仮定
し、結合したトロンビンについてEnzfitterソ
フトウェア(Elsevier 5ciencePub
lishers BV+Amsterdam+ the
 Netherlands)を用いて補正した後に行っ
た。
結果を第8図に示す。この図に示すように、 CB2−
3はプロティンCの活性化を支持できる。トロンビンに
ついてのKd値は、 el−TMについて観察されるK
d値と同様である。しかし、 CB2−3 / l−ロ
ンビン複合体による活性化の最大速度はかなり低い。
実施拠」 KIII値決定のためのプロティンCの力価測定それぞ
れ終濃度80nMのCB2−3およびel−TMを。
0、IMNaCl、 0.1%ゼラチン、 0.3mM
 CaC1z、 0.02Mトリス塩酸(pH7,5)
中で0〜10μ門のヒトプロティンCとともに37°C
にてインキュベートした。
トロンビン(終濃度0.1BM )を添加し、この溶液
を8分間インキュベートした。反応を抗トロンビン■を
7.1 pHまで添加することにより停止した。
活性化されたプロティンCは、以前にGa1vinら〔
J、 Biol、 Chei、262 : 2199−
2205(19B?) )により記載されているように
して分析した。
CB2−3の2つの別々の調製物で測定したKm値は。
1.9±0.3μHおよび1.6±0.2μ拘であった
el−THの1つの調製物で測定したKm値は、0.8
±0.009μ台であった。Km値は、上述のソフトウ
ェア゛を用いてデータを非線形回帰分析することにより
測定した。CB2−3調製物について計算したkca 
を値は、それぞれ103および159mol / mt
n / molであった。el−TMについては、 k
cat値は212mol / 11in /molであ
った。結果を第9図に示す。
尖指斑旦 Ca3のN−結合オリゴ糖はトロンビン結合に必要では
ないということの証明 Ca3の409番目の位置は、配列決定において一貫し
てブランクサイクルを与えること、およびAsn−X−
Thr配列(N−グリコジル化のコンセンサス配列)は
種間で保存されているということの観察に基づいて、我
々はCa3がグリコジル化されていることを信じる理由
を持った。この成分がトロンビンの結合に必要かどうか
を決定するために、 Ca3を脱グリコジル化した。
Ca3を、製造者の指示に従ってEnzymobead
s  (Bio−Rad)を用いてヨウ素化した。”J
−Ca3 (4,5X109cpm )を、 0.1M
 NaC1、1mM CaC1g 、 0.02Mトリ
ス塩酸(pH7,5)で平衡化した2mlのコンカナバ
リンAレクチンカラム(Pharmacia LKB 
Bi。
technology Corp、 )  (5,18
Bタンパク/n+1)にかけk (0,5ml/mtn
、 0.25m1画分)。結合した1251−Ca3は
、 0.5Mエチル−α−D−マンノピラノシド(Si
gma )で溶出し、第10八図の矢印で示した。溶出
ビーク画分(斜線で囲んだ部分)は、 0.IMNaC
l。
0、IMFリス塩酸(pH8,6) ニ対シテ透析した
。5ICB3は、ガンマカウンターで両分をカウントす
ることによって検出した。
透析物質の50μmを、終濃度が1200/mlのN−
グリカナーゼ(Genzyme Company of
 Boston+Massachusetts)。
10mM 1.10−フェナントロリン、 0.03M
 NaC1,0,1M トリス塩酸(pH8,6)の総
容量150μl中で、37°Cにて一晩インキユベート
した。+2Sl−Ca3を含有するがN−グリカナーゼ
を含有しない対照のチューブを、平行してインキュベー
トした。
(以下余白) 第10図Bに示されたデータは、第10図Aで示される
ように溶出したサンプルを、上記のようにN−グリカナ
ーゼで処理したときのデータである。第10図Cは、N
−グリカナーゼで処理しないコントロールサンプルを示
す。第10図りに示すのは、N−グリカナーゼで処理し
たCa3を[これはもはやCon Aカラム(第10図
Bの斜線を施したピーク)には結合しない]をDTP−
1−ロンビンカラム(0,9X11cm、 0.5m1
1分、 0.25mf画分)にかけて得られたデータで
ある。カラムは、 0.I M NaC1、0,02M
 Tris IIcI、 pH7,5で平衡化した。結
合した脱グリコジル化+zSl−(:B3は、  2M
 NaC1、1,5MグアニジンHCI 、  5mM
 EDTA 、 pH7,5で溶出した。これは、第1
0図りにおいて矢印で示す。
これらのデータにより、 Ca3に存在するN−結合オ
リゴ糖は、ペプチドがトロンビンに結合するためには必
要ではないことが示される。このように、遺伝子的に変
化した細菌(これは糖を生産し得ない)が本発明のポリ
ペプチドを生産するために使用され得る。
本発明の特許請求の範囲に記載された内容および範囲か
ら逸脱することなく、ここに示された種々の構成要素の
性質9組成、操作および改変;工程および手順の変更が
行なわれ得る。
(以下余白) (発明の要約) 本0発明によれば、トロンボモジュリンの234番目か
ら486番目の残基、310番目から486番目のの残
基、および407番目から486番目の残基に対応する
アミノ酸構造を有する小さな、緩衝液に可溶なポリペプ
チドおよびその類似物が提供される。
これらのポリペプチドは哺乳動物の血液を接触させるの
に適した物品の表面に結合し得る。これらのポリペプチ
ドで被覆することにより、該物品の表面における凝血が
阻害される。本発明の薬剤組成物においては、これらの
ポリペプチドは天然の抗凝血剤物質として作用する。
4、°  の  なi゛口 第1図は、ウサギ、ウシ、およびヒトのトロンボモジュ
リン由来の、 el−TMのアミノ末端領域およびCB
I 、 CB2 、およびCB3のCNBrのフラグメ
ントのアミノ酸配列を示す図である。番号は、ヒトトロ
ンボモジュリンの残基に対応する。
第2図は、 CNBrフラグメントのゲル濾過の結果を
示すグラフである。トロンビンに結合し得るフラグメン
トは実線で、そしてel−TMに結合し得るフラグメン
トは破線で示す。
第3図は、 CBSについて行なわれた逆相クロマトグ
ラフィーの結果を示すグラフである。
第4図は、 CB2−3を単離するために行なわれたゲ
ル濾過の結果を示すグラフである。
第5図は、 CB3がel−TMと競合してトロンビン
の結合部位に結合する能力を4つの異なる濃度について
示した図である。
第6図は、トロンボモジュリンの234番目から486
番目の残基に相当する。ヒトel−TMのアミノ酸構造
の概略図である。
第7図は、 CB3およびel−TMの存在下において
トロンビンによりフィブリノペプチドが遊離される速度
を示す図である。
第8図は、 Kd値の決定結果を示す図である。
第9図は、 Km値の決定結果を示す図である。
第10図A〜Dは、コンカナバリンAおよヒDIPトロ
ンビンカラムにおける脱グリコジル化CB3の挙動を示
す図である。
FIG、3 工面の;う書()・1部ニー7万なし)容 量 (ml) FIG、4 FIG、7A 叶r4(分) ・1→・ Foンし/のb O−Oca3 Δ−へ El−TM 〔←Qン己ンJnM ・ −El−TM −CB2−3 FIG、8 FIG、7B 0   20   LO60 U+間 (9) 膳−■ ト0/L/のみ D−Oc口3 A(El−TM 図面の浄書(内容に変更ない [プロティンC1 1M ・ −El−TM X  −CB2−3 FIG、9 FI G、l0A FIG、l0B FIG、l0C FIG、l○D 界i 1m1)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の配列を有する合成ポリペプチド: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 2、次の配列を有する合成ポリペプチド: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 3、次の配列を有する合成ポリペプチド: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 4、トロンボモジュリンの234番目から486番目の
    アミノ酸残基に相当するアミノ酸配列および該配列の類
    似物を有する合成ポリペプチド。 5、トロンボモジュリンがヒト由来である、特許請求の
    範囲第4項に記載のポリペプチド。 6、トロンボモジュリンがウサギ由来である、特許請求
    の範囲第4項に記載のポリペプチド。 7、トロンボモジュリンの310番目から486番目の
    アミノ酸残基に相当するアミノ酸配列および該配列の類
    似物を有する合成ポリペプチド。 8、トロンボモジュリンがヒト由来である、特許請求の
    範囲第7項に記載のポリペプチド。 9、トロンボモジュリンがウサギ由来である、特許請求
    の範囲第7項に記載のポリペプチド。 10、トロンボモジュリンの407番目から486番目
    のアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列および該配列の
    類似物を有する合成ポリペプチド。 11、トロンボモジュリンがヒト由来である、特許請求
    の範囲第10項に記載のポリペプチド。 12、トロンボモジュリンがウサギ由来である、特許請
    求の範囲第10項に記載のポリペプチド。 13、234番目から486番目のアミノ酸残基を有す
    るトロンボモジュリンのフラグメント。 14、トロンボモジュリンがヒト由来である、特許請求
    の範囲第13項に記載のフラグメント。 15、トロンボモジュリンがウサギ由来である、特許請
    求の範囲第13項に記載のフラグメント。 16、310番目から486番目のアミノ酸残基を有す
    るトロンボモジュリンのフラグメント。 17、トロンボモジュリンがヒト由来である、特許請求
    の範囲第16項に記載のフラグメント。 18、トロンボモジュリンがウサギ由来である、特許請
    求の範囲第16項に記載のフラグメント。 19、407番目から486番目のアミノ酸残基を有す
    るトロンボモジュリンのフラグメント。 20、トロンボモジュリンがヒト由来である、特許請求
    の範囲第19項に記載のフラグメント。 21、トロンボモジュリンがウサギ由来である、特許請
    求の範囲第19項に記載のフラグメント。 22、次の配列を有する合成ポリペプチドで表面を被覆
    した物品: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 23、次の配列を有する合成ポリペプチドで表面を被覆
    した物品: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 24、次の配列を有する合成ポリペプチドで表面を被覆
    した物品: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 25、トロンボモジュリンの234番目から486番目
    のアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列および該アミノ
    酸配列の類似物を有する合成ポリペプチドで表面を被覆
    した、哺乳動物の血液を接触させるのに適した表面を有
    する物品。 26、血液がヒト由来であり、かつトロンボモジュリン
    がウサギ由来である、特許請求の範囲第25項に記載の
    物品。 27、トロンボモジュリンおよび血液が同じ種に由来す
    る、特許請求の範囲第25項に記載の物品。 28、前記種がヒトである、特許請求の範囲第27項に
    記載の物品。 29、トロンボモジュリンの310番目から486番目
    のアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列および該アミノ
    酸配列の類似物を有する合成ポリペプチドで表面を被覆
    した、哺乳動物の血液を接触させるのに適した表面を有
    する物品。 30、トロンボモジュリンおよび血液が同じ種に由来す
    る、特許請求の範囲第29項に記載の物品。 31、前記種がヒトである、特許請求の範囲第31項に
    記載の物品。 32、血液がヒト由来であり、かつトロンボモジュリン
    がウサギ由来である、特許請求の範囲第29項に記載の
    物品。 33、トロンボモジュリンの407番目から486番目
    のアミノ酸残基に相当するアミノ酸配列および該アミノ
    酸配列の類似物を有する合成ポリペプチドで表面を被覆
    した、哺乳動物の血液を接触させるのに適した表面を有
    する物品。 34、トロンボモジュリンおよび血液が同じ種に由来す
    る、特許請求の範囲第33項に記載の物品。 35、前記種がヒトである、特許請求の範囲第34項に
    記載の物品。 36、血液がヒト由来であり、かつトロンボモジュリン
    がウサギ由来である、特許請求の範囲第33項に記載の
    物品。 37、トロンボモジュリンの234番目から486番目
    のアミノ酸残基のフラグメントを有するポリペプチドで
    表面を被覆した、哺乳動物の血液を接触させるのに適し
    た表面を有する物品。 38、トロンボモジュリンおよび血液が同じ種に由来す
    る、特許請求の範囲第37項に記載の物品。 39、前記種がヒトである、特許請求の範囲第38項に
    記載の物品。 40、血液がヒト由来であり、かつトロンボモジュリン
    がウサギ由来である、特許請求の範囲第37項に記載の
    物品。 41、トロンボモジュリンの310番目から486番目
    のアミノ酸残基のフラグメントを有するポリペプチドで
    表面を被覆した、哺乳動物の血液を接触させるのに適し
    た表面を有する物品。 42、トロンボモジュリンおよび血液が同じ種に由来す
    る、特許請求の範囲第41項に記載の物品。 43、前記種がヒトである、特許請求の範囲第42項に
    記載の物品。 44、血液がヒト由来であり、かつトロンボモジュリン
    がウサギ由来である、特許請求の範囲第41項に記載の
    物品。 45、トロンボモジュリンの407番目から486番目
    のアミノ酸残基のフラグメントを有するポリペプチドで
    表面を被覆した、哺乳動物の血液を接触させるのに適し
    た表面を有する物品。 46、トロンボモジュリンおよび血液が同じ種に由来す
    る、特許請求の範囲第45項に記載の物品。 47、前記種がヒトである、特許請求の範囲第46項に
    記載の物品。 48、血液がヒト由来であり、かつトロンボモジュリン
    がウサギ由来である、特許請求の範囲第45項に記載の
    物品。 49、次の配列を有する合成ポリペプチドまたは該ポリ
    ペプチドの類似物、および受容可能な担体を含有する薬
    剤組成物: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 50、次の配列を有する合成ポリペプチドまたは該ポリ
    ペプチドの類似物、および受容可能な担体を含有する薬
    剤組成物: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 51、次の配列を有する合成ポリペプチドまたは該ポリ
    ペプチドの類似物、および受容可能な担体を含有する薬
    剤組成物: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 52、哺乳動物被検体のトロンビンの凝固活性を阻害し
    、かつプロテインC活性化を増大するための方法であっ
    て、次の配列のポリペプチドまたは該ポリペプチドの類
    似物、および受容可能な担体を含有する薬剤組成物の有
    効量を該被検体に投与する方法: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 53、哺乳動物被検体のトロンビンの凝固活性を阻害し
    、かつプロテインC活性化を増大するための方法であっ
    て、次の配列のポリペプチドまたは該ポリペプチドの類
    似物、および受容可能な担体を含有する薬剤組成物の有
    効量を該被検体に投与する方法: 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 54、哺乳動物被検体のトロンビンの凝固活性を阻害す
    るための方法であって、次の配列のポリペプチドまたは
    該ポリペプチドの類似物、および受容可能な担体を含有
    する薬剤組成物の有効量を該被検体に投与する方法: 【遺伝子配列があります】
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