JPH02193609A - 枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は枕高を調整可能とした枕に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の寝装具として用いられる枕は頭部を冷やし、かつ
安眠できる適当な高さ及び柔らかさを有するものとして
、布地でもって袋状に縫製した枕木体内にそば殻、パン
型９羽毛１合成繊維綿等を充填している。また季節に応
じ、あるいは好みに応じて装用感を変えられるよう１つ
の枕の表側と裏側を異なる充填材を充填したものもある
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

充填材の異なる枕であってもその高さは一定で、好みに
応じて調整することはできない。また１つの枕に一種又
は二種の充填材を充填しているので、異なった感触を得
るためには枕を変える必要がある。

本発明ではこれに謹みて、　１つの枕でその高さを調整
でき、かつ異なる感触をも得られるようになした枕を提
供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

大きさを同じくするものその高さ（厚さ）を夫々異にし
た３つの枕袋をその一端にて連結し、３枕袋を任意に組
み合わせて高さを調整可能とするど共！こ、この各枕袋
内に異なる材質の充填材を充填し、かつこの各枕袋の外
表を取り外し可能にして枕カバーを装着し、さらには必
要に応じて３つの枕袋のうちその１つを取り外し可能と
する。

〔作　用〕

枕を３つの状袋をその一端にて互いに連結して三層式と
し、かつ各状袋の高さ（厚さ）を異にしているので、枕
の高さを２等３枕袋を自由に組み合わせることにより任
意に変えられ枕高を好みあるいは気分１体調に合わせて
容易に調整できる。また各状袋内の充填物は異なってい
るので、同一の枕でも頭部にあたる状袋を組み合わせて
変えることにより、装用感を変えることができる。

〔実施例〕

以下本発明枕を図示の実施例にもとづいて説明する。

図において１．　２．　３は夫々同じ大きさに、しかも
枕として適した好みの表材をもって縫製したる状袋で、
この各状袋１．　２．　３は幅、長さはほぼ等しくする
も、その厚さを夫々異にし、この３つの状袋１．　２．
　３を互いに重ねた時、枕として使用される許容される
最も高い厚さとなるようにして各状袋１．　２．　３の
厚さが予め定められる。

図示の実施例では状袋１が経も厚く、次いで状袋２が厚
く、状袋３が最も薄いものとなっている。そして状袋１
．　２．　３の端縁にはファスナー１ａ、　　２ａ、　
　３ａを縫製し、状袋内に所要の充填材を充填するよう
になっている。またこの状袋のうち１つ又は２つ以上に
内ポケット４を形成し、この内ポケット４に前記ファス
ナーと別に内ポケツト開閉用のファスナー５を設ける。

この内ポケット４及びファスナー５は状袋内に形成され
、充ｔ！４物出入用のファスナーを閉じた時、抗外部よ
り視認不可能な状態となし、貴重品入れとして使用でき
るようになっている。

さらに最も薄い状袋３は取外可能なように状袋１と２の
連結部分に取り外し可能なファスナー（オープンファス
ナー）６を介して連結している。

各状袋１．　２．　３には夫々異なった充填材が予め定
めた量を充填し、状袋の高さが定められる。充填材とし
てはそば殻、パンヤ１羽毛１合成繊維綿、羊毛、木綿、
薬草その他枕の充填材として適した材質が使用される。

図示の実施例では状袋１には羽毛（羽根）、状袋２には
薬草（中国名エンブリカ）、状袋３にはやしの実の繊維
（パーム）を絡めて接着剤で繊維間を接着した所要厚の
マット状としたものを用いたが、この材質は限定される
ことはない。

さらに充填材が枕の使用時、状袋内において一箇所にか
たまらないように小袋状にして収納することもあると共
に、２等充填材は直接各枕袋内に充填することも可能で
あるが、状袋の洗濯等を可能とするため、充填材を予め
内袋に充填し、これを各状袋内に挿入するようになす。

このように充填材を各状袋毎に異ならせることにより同
じ高さの枕であっても３通りの使用感を得られるように
なす。

また状袋ｌ、　　２．　３が汚れないように枕カバー７
．８が各状袋に膜着自在に着用される。こ用い、各状袋
の連結部を除いた周面を覆うような長方形の布地で、そ
の両端部にファスナー９゜ｌＯが取り付けられ、このフ
ァスナー９．１０と対向し互いに係着するファスナー１
１．１２を状袋に設ける。枕カバー７は連結される２つ
の状袋１．２の外表を覆うようになっており、この場合
、枕カバー７の中央部分にもファスナーを設け、−枚の
枕カバー７にて２つの状袋１゜２をその連結部の表裏に
おいてファスナーにて係着されるようになす。枕カバー
８は状袋３の外周を覆い、両端を状袋３の連結ｆｌ１１
４部にて係着される。

〔発明の効果〕

上述のように構成される枕においては３つの状袋１．　
２．　３を任意に組み合せ、又は取り外すことによりそ
の高さが使用する人の好みの高さに任意に調整されると
共に、使用感が得られる。

なお、２つの状袋を重ね、　１つの状袋を敷布の枕カバ
ーは従来使用されている材質の織布を団上に伸ばして背
中上部位置にあてるようにして使用することによりベツ
ドを少し起立した状態での使用ができる等の利点を有す
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明枕の一実施例を示し、第１図は外観Ｍ、第
２図は展開図、第３図は断面図、第４図は各種の使用態
様を示す説明図である。 １、　２．　３は状袋、　ｌａ、　　２ａ、　　３ａは
ファスナー　４は内ポケット、５はファスナー、７゜８
は枕カバー、９．１０はファスナー 第１・図 φＪ 第２・図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）大きさを同じくするものその高さ（厚さ）を夫々
   異にした３つの枕袋をその一端にて連結し、３枕袋を任
   意に組み合わせて高さを調整可能とすると共に、この各
   枕袋内に異なる材質の充填材を充填したことを特徴とす
   る枕。