JPH02192859A - 連続鋳造における清浄鋼の製造方法 - Google Patents

連続鋳造における清浄鋼の製造方法

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JPH02192859A
JPH02192859A JP854989A JP854989A JPH02192859A JP H02192859 A JPH02192859 A JP H02192859A JP 854989 A JP854989 A JP 854989A JP 854989 A JP854989 A JP 854989A JP H02192859 A JPH02192859 A JP H02192859A
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Nobuyuki Higaki
檜垣 伸之
Toshiro Kusaba
草場 寿郎
Hiromi Inoue
博美 井上
Kunihide Idemitsu
出光 国英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は連続鋳造鋳片内の非金属介在物を低減した清浄
鋼の製造方法に関するものである。
従来の技術 従来、連続鋳造における取鍋からタンディツシュへの溶
鋼注入による清浄鋼の製造方法については、特開昭80
−92054号公報に示されたように、タンディツシュ
内に、上堰、下部を設け、タンディツシュ固溶#4流を
上下に偏流させ、不純物である非金属介在物を浮上させ
る方法が一般的である。
しかし上記の方法では、取鍋交換昨に、後鍋からの溶鋼
を注入する際、タンディツシュ内溶鋼のににスラグがあ
り、このスラグは同一タンディツシュで連々鋳する程厚
みが大きくなり(5〜10連鋳で5〜10c11程度)
、シかも取鍋内溶鋼ヘッドは320ton鍋の場合的5
mであるので、初期の溶鋼流は約10m/see (Φ
Cコ(丁]−ヌ”li’−m/5ee)と高流速で、曲
調までのタンディツシュ内スラグをタンディツシュ下部
までたたきつけ、溶鋼内に分散させてしまう、そのため
に、上堰、下部を設けたタンディツシュも清浄鋼の製造
には充分でない。
又、特公昭59−4889E1号公報で示すように、「
ロングノズルにスラグブレーカ−を装着し、該スラグブ
レーカーの筒部下端をタンディツシュ湯面下20騰m以
上溶湯内に位置するよう浸漬させて注入を行う連続鋳造
における清浄鋼の製造方法」がある。
すなわち、第8図にト記特公昭59−48698号の実
施例を示す、1は取鍋で、2はロングノズルである。ロ
ングノズルの形状はストレート型であって、−に部、下
部の内径は、はぼ回等である0円筒3はロングノズル2
の下端に浸漬するまでの時間1分以上は溶けない厚みを
もつアスベストを用いている。棚4は丸棒でつくられて
おり、円筒3を係11二している。薄鉄板5は、厚み0
.3〜2.Olで、スラグ6が混入しないための密閉型
薄鉄板である。
しかしながら、この方法においてもロングノズルはスト
レート型で初期の溶鋼流は高流速で、密閉型の薄鉄板5
に溶鋼流が当たった後、上方に逆流して溶鋼流の突沸現
象が生じることがあり、その結果取鍋1とロングノズル
2との間より溶鋼が流出し、溶鋼の空気酸化、取鍋とロ
ングノズルとの接続部の損傷によってその後の注入が不
可能となることがある。
又、実開昭81−8987号公報にはロングノズル−1
−部に比べ下部の内径が大きい漸次拡大型ロングノズル
が開示されている。これは溶湯の再酸化を防止するもの
であるが、ノズル下部が開放状態であるため、ノズル浸
漬の際、ロングノズル下部内部にタンディツシュ内溶鋼
上に浮遊しているスラグが混入するおそれがある。
発明が解決しようとする課題 本発明は従来技術の問題点を改良するもので、連続鋳造
鋳片内の非金属介在物を低減した清浄鋼の製造法を提供
するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、溶鋼の連続鋳造において、前回取鍋に引き続
き次回取鍋内溶鋼をタンディツシュに供給するにあたり
、ロングノズルを上端より下端に向けて漸次拡大せしめ
、下部開口部の内径を本体の内径の1.5倍以上とし、
該ロングノズルの下部に、逆錐体形状の内部が中空状態
で、頂部に2〜2011層φ相当の溶鋼注出孔を有する
スケールブレーカ−を挿着した後、ロングノズルの下端
がタンプイー2シユ内下堰の上端より下方に位置するよ
うロングノズルをタンディツシュ溶鋼内に浸漬し、その
後次回取鍋内溶鋼をタンディツシュに供給することを特
徴とする連続鋳造における清浄鋼の製造方法である。
以下、図面にもとづいて本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す全体概要図で、取鍋l中
の溶鋼はロングノズル6を経由して、スケールブレーカ
−7の頂部にある溶鋼注出孔5よリタンディツシュ11
内に注入される。溶鋼はタンディツシュの下部9の上方
、L堰10の下方を経由して、タンディツシュ11の吐
出口22より図外の鋳型へ注入される。
A部へロングノズル6近傍の拡大図を第2図に示す、ロ
ングノズル6の下端部の内径は上端側に比べて1.5倍
以上となっており、鋼製のスケールブレーカ−は逆錐体
状で2〜20鵬騰φの中空状態である。錐体としては円
錐又は角錐が代表的である。
見、Il”は通常の取鍋交換時におけるタンディツシュ
ll内の溶鋼面高さを示す上限及び下限ラインであって
、例えば80 tonタンディツシュでは約35ton
 、 25tanのレベルに相当する。
第3図は本発明で用いるロングノズルの一実施例を示す
立面断面図である。たとえば、上部の内径(a)は11
0Iφ、下部の内径(b)は220mmφであって、下
部の内径は上部に比べて2倍を有している。
第4図にはロングノズル下部に取付ける逆錐体形状のス
ケールブレーカ−7と、スケールブレーカ−とロングノ
ズル6とを係止するための止め具8を示した。止め具8
は9■層φの丸棒を4本取付けているものである。
第5図は、スケールブレーカ−7の斜視M要因である。
第6図は、ロングノズル6にスケールブレーカ−7をl
Lめ具8を介して係止したときの図であリ、第7図はタ
ンディツシュ11内溶鋼12の湯面に接触しているとき
の図である。スラグ13が流れてきても既に鉄板が溶け
てノズル2内には溶鋼が充満しスラグは入ってこない。
作用 以下本発明の作用について説明する。
曲調の溶鋼がタンディツシュ内に約50ton程度あっ
た状態から注入し、注入が完γした後、ターレットが1
−昇し曲調が−に昇する0次いでターレットが旋回して
後鍋がタンディツシュ上部に位置される。このときに、
ロングノズル下部に鋼製中空円錐状のスケールブレーカ
−7を取付けた状y島で、後鍋とロングノズルが挿着さ
れ、浸漬鋳造位置まで下降して、後鍋の溶鋼がタンディ
ツシュ内に注入ネれる。
この際用いるロングノズルは、上部に比べ下部の内径を
 1.5倍以上とすることが必要である。
1.5倍未満であると溶鋼の流速はロングノズル下部で
0.7倍(〒P丁)以上となり、溶鋼流がタンディツシ
ュ湯面にたたきつける衝突エネルギーはストレート型ロ
ングノズルに比べて0.5倍(:0.7’ )以上とな
る。溶鋼ヘットが3m以−Lあるとき、溶鋼流の衝突エ
ネルギーを0.5倍(最)以下に押えないと溶鋼の突沸
現象が生じるため、1.5倍を下限値とする0本発明の
実施例では、ロングノズルの1部の内径を上部に比べて
2倍とし衝突エネルギーを属以下として溶鋼ヘッドが5
mあっても突廓現象を完全に押えることができた。
次に、鋼製のスケールブレーカ−は、ロングノズルとと
もに下降する際、タンディツシュ固溶鋼面に浮いている
スラグを排除する役割を有する。
そのため形状は逆錐体状が有効である。
さらに錐体の頂部に2〜20腸■φの溶鋼吐出孔を設け
たのは、2mmφ未満だと後鍋の溶鋼が注入される初1
71に、溶鋼の逆流現象が生じるため好ましくない。
20ff1mφを越えると、溶#1tILはスムーズに
流tするが、タンディツシュ内湯面−Lのスラグが中空
穴より浸入してくるため、スラグ排除の目的が達せられ
ない。
ロングノズルの長さは、注入時に、タンディツシュ内溶
鋼面高さ文°(下限)より−ド方で、下部の上端より下
方に位置させることによってスラグの混入が防止できる
ロングノズル下部とスケールブレーカ−下部との暇直距
離(c)は、スラグ厚以−ヒが必要であり、スラグJ’
XIQOm程度とすると、タンデインシュ内湯面の変動
域を考慮すると 100〜20h−程度が必要となる。
後鍋がタンディツシュ上部に致R後、漸次拡大型のロン
グノズル下部に鋼製中空のスケールブレーカ−を挿着後
、後鍋およびロングノズルが一体となってタンディツシ
ュ浸漬位置までド降する。
下降する際、スケールブレーカ−がタンディツシュ内ス
ラグを押し分けて排除する。
後鍋から溶鋼を注入する際、ロングノズルの下端部は上
端部に比べて1.5倍以上拡大しているため、溶鋼流は
ロングノズル上部に比べ下部では0.7倍以下の流速に
なるため、スケールブレーカ−に衝突する衝突エネルギ
ーは%以下に緩和される。しかもスケールブレーカ−は
中空になっているため、溶鋼流の逆流等が生じなく、ス
ムーズにクンデイツシュ内に注入されて、タンディツシ
ュ溶鋼上部のスラグをたたきつけることもないため、清
浄鋼の製造に極めて有利である。
発明の効果 本発明のロングノズルは漸次拡大型なので、後鍋からの
注入時の流速は緩和され、しかも鋼製中空の逆錐体状の
スケールブレーカ−を用いているため、緩和された溶鋼
流は逆流することもなく、タンディツシュ内溶鋼中に注
入される。又、スケールブレーカ−および止め具は鋼製
なので、注入中に溶けて溶鋼内に入るため、スラグ生成
を助長する欠点も解決されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例を示す図、第2図は第1図
   A部の拡大図、第3図は本発明で用いるロングノ
ズルの一実施例を示す図、第4図は本発明で用いるスケ
ールブレーカ−の一実施例を示す図、第5図は第4図 
 の斜視概要図、第6図は本発明で用いるロングノズル
とスケールブレーカ−との組合せ図で、第7図は第6図
  をタンディツシュ内に挿入したときの図、第8図は
従来技術による実施例を示す図である。 1−φ・取鍋、2会・会ロングノズル(従来技術)、3
・・・円筒(従来技術)、4・・・棚(従来技術)、5
・◆・薄鉄板(従来技術)、6e・・ロングノズルC本
発明)、7・拳・スケ−ルブレーカー(本発明)、8・
・・止め具(本発明)、9−−赤下部、1011拳・上
堰、11・―・タンプイー、シュ、12#e−溶鋼、1
3・・拳スラグ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  溶鋼の連続鋳造において、前回取鍋に引き続き次回取
    鍋内溶鋼をタンディッシュに供給するにあたり、ロング
    ノズルを上端より下端に向けて漸次拡大せしめ、下部開
    口部の内径を本体の内径の1.5倍以上とし、該ロング
    ノズルの下部に、逆錐体形状の内部が中空状態で、頂部
    に2〜20mmφ相当の溶鋼注出孔を有するスケールブ
    レーカーを挿着した後、ロングノズルの下端がタンディ
    ッシュ内下堰の上端より下方に位置するようロングノズ
    ルをタンディッシュ溶鋼内に浸漬し、その後次回取鍋内
    溶鋼をタンディッシュに供給することを特徴とする連続
    鋳造における清浄鋼の製造方法。
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