JPH0219234Y2 - - Google Patents

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JPH0219234Y2
JPH0219234Y2 JP1632183U JP1632183U JPH0219234Y2 JP H0219234 Y2 JPH0219234 Y2 JP H0219234Y2 JP 1632183 U JP1632183 U JP 1632183U JP 1632183 U JP1632183 U JP 1632183U JP H0219234 Y2 JPH0219234 Y2 JP H0219234Y2
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JP
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guide rail
mold
die
press
heater
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JP1632183U
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (従来技術) 従来よりホツトスタンピング装置が知られてい
る。このものは、文字や図形等を膨出させた製版
を押型に取付け、そして機械的圧力と200℃程度
の加熱とによつて、合成樹脂製フイルムを製品に
圧着し、以て文字や図形を製品に付着させるもの
である。
このものは、押型を200℃程度に加熱してこれ
に機械的圧力を加える関係上、押型の上面をヒー
タの下面に密接させ、これによつてヒータの熱が
押型に均一に伝達される様にすると共に、ヒータ
側からの圧力が押型に均一に加わる様にしなけれ
ばならない。
この様に押型をヒータに密接させた状態にセツ
トするにあたつては、従来より重量ある押型を逐
一手指等で持つことによつて行なつているが、こ
れでは押型は重量がかなりあることから不便であ
る。
また手指でじかに押型を持つ関係上、押型は冷
えたままの状態でセツトするしかなく、従つて押
型をセツトした後に予熱を始めるしかなく、予熱
時間に20〜30分程度必要とし、押型セツト後直ち
にスタンピング作業に入れず能率が悪かつた。か
といつて、能率をあげるために押型セツト前に押
型を予熱しておき、予熱された熱い押型をホツト
スタンピング装置にセツトすることも考えられる
が、この場合にはセツト後に直ちに生産を開始で
きる反面、200℃程度と熱く予熱された押型に手
指でじかに触れることから火傷の危険がある。
(目的) 本考案は上記した従来技術に鑑みなされたもの
であり、従つてその目的は、押型をホツトスタン
ピング装置にセツトするにあたり、押型を手指で
持つといつた不便な作業を不要ならしめ、よつて
予熱された熱い押型ですらホツトスタンピング装
置にそのままセツトすることのできるセツテイン
グ装置を提供するにある。
(構成) 本考案は、並設した取外し用ガイドレール及び
並設した取付用ガイドレールを具備し、それぞれ
のガイドレールをホツトスタンピング装置の押型
セツト位置に交互に挿入するものであり、取付用
ガイドレールの上方に押型予熱用のヒータを設
け、取付用ガイドレールにのせられた押型の下面
を持ち上げて押型の上面をヒータに溶接させる押
圧装置を設け、そして、取外し用ガイドレールを
ホツトスタンピング装置の押型セツト位置に挿入
したときに、セツトが解除された押型の両端を取
外し用ガイドレールにのせてこれに沿つて摺動さ
せて押型セツト位置から取り払い、取付用ガイド
レールをホツトスタンピング装置の押型セツト位
置に挿入したときに、取付用ガイドレールにのせ
られている押型を押型セツト位置へ向けて摺動さ
せて成ることを特徴とするものである。
図面は、ホツトスタンピング装置に押型をセツ
トするセツテイング装置に本考案を適用した代表
的な例を示したものである。以下この例をもとに
して本考案を説明し、併せてホツトスタンピング
装置も含めて説明する。
まず説明の便宜上()でホツトスタンピング
装置2を説明し、()でセツテイング装置につ
いて説明する。
() 1はヒータであつて、これはホツトスタ
ンピング装置2の取付板3に取付けられてお
り、ホツトスタンピング装置2を作動させるこ
とによつてロツド23により上下動される。ヒ
ータ1は電気加熱することが望ましい。4は押
型であつて、これは文字や図形等を脹出させた
薄板状の製版5を有する。押型4は金属で形成
することが望ましく、特に図面に示す例におい
ては第1図に示す様に幅広な上押型4aと幅狭
な下押型4bとから構成されている。特に図面
に示す本例においては、第3図及び第4図に示
すように押型4のうち上押型4aの両端部に傾
斜面6を設けている。傾斜面6としては第3図
に示す様に直状傾斜面とすることが望ましい。
7は押型4の両わきに設けられた取付具であつ
て、これは押型4を取付けるものである。取付
具7は図面に示す例においては第3図に示す様
に押型4の右外方へ設けた受具8と、押型4の
左外方へ設けた締付クランプ9と、締付クラン
プ9下方の載置板22と、締付クランプ9を作
動させるエアシリンダ10とからなり、そして
エアシリンダ10を作動させることによつて締
付クランプ9を押型4へ向けてつまり矢印A方
向へ移動させる構成としている。そして第3図
に示す様に受具8の内面及び締付クランプ9の
先端面の双方に傾斜面11が形成されている。
() 次に押型4のセツテイング装置について
説明する。第1図において12は押型のセツテ
イング装置であり、これは並設した取外し用ガ
イドレール13と、並設した取付用ガイドレー
ル14と、取付用ガイドレール14の上方に設
けられた押型予熱用ヒータ15と、押圧装置と
してのエアシリンダ16及び昇降テーブル18
とから構成されている。而して取外し用ガイド
レール13と取付用ガイドレール14とを交互
にホツトスタンピング装置2の押型セツト位置
に挿入するものである。尚第1図は取付用ガイ
ドレール14をホツトスタンピング装置2の押
型セツト位置に挿入した状態を示すものであ
る。又第2図は取外し用ガイドレール13をホ
ツトスタンピング装置2の押型セツト位置に挿
入した状態を示すものである。取外し用ガイド
レール13及び取付用ガイドレール14は、図
面に示す例の様に合計四本のレールを平行に並
設することによつて構成することが望ましい。
このようにすれば取外し用ガイドレール13と
取付用ガイドレール14が隣接された状態とな
るから、取付用ガイドレール14を押型セツト
位置に挿入してから取外し用ガイドレール13
を押型セツト位置に挿入する作業が、また逆の
作業も簡単で済む。押型予熱用のヒータ15は
電気ヒータが望ましいが、要するに押型予熱用
ヒータ15は取付用ガイドレール14の上方に
設けられておれば足り、尚図面に示す本例にお
いてはヒータ操作盤17を有している。押圧装
置としてのエアシリンダ16及び昇降テーブル
18は、エアシリンダ16の作動に伴つて昇降
テーブル18が上下動するものである。尚図面
に示す例のセツテイング装置12においては、
ヒータ15、取外用ガイドレール13及び取付
用ガイドレール14を備えた台車19が設けら
れており、台車19は、第1図及び第5図に示
す様に左右方向へ移動し得る構造とされてお
り、右方へ移動した場合には第1図に示す様に
昇降テーブル18の上方に取外し用ガイドレー
ル13が位置し、左方へ移動したときには第5
図に示す様に昇降テーブル18の上方に取付用
ガイドレール14が位置する構造である。
さてセツテイング装置12を使用して押型4を
ホツトスタンピング装置2にセツトする手順につ
いて説明する。まず押型4を予熱するために、第
5図に示す様に取付用ガイドレール14に載せら
れた押型4の下面4cを押圧装置で押し上げ、こ
れにより押型4の上面4dをヒータ15に密接さ
せる。特に図面に示す場合には、第5図に示す様
に台車19を右方へ移動して昇降テーブル18の
上方に取付用ガイドレール14を位置させ、この
状態で押圧装置としてのエアシリンダ16を作動
させて昇降テーブル18を上昇させ、これによつ
て取付用ガイドレール14に載せられた押型4の
下面4cを持ち上げ、以て第5図に示す様に押型
4の上面4dをヒータ15に密接させる。この様
に押型4の上面4dをヒータ15に密接させた状
態では、押型予熱用のヒータ15の熱は押型4に
伝達され、これによつて押型4は予熱される。所
定温度まで予熱が完了したら、押圧装置としての
エアシリンダ16を作動させて昇降テーブル18
を下降し、押型4の上面4dをヒータ15から離
し、これにより押型4を再び取付用ガイドレール
14上に戻す。
この様に押型4が戻つたならば、二本の取付用
ガイドレール14を第1図に示す様にホツトスタ
ンピング装置2の押型セツト位置に挿入し、この
状態で取付用ガイドレール14にのせられている
押型4(第1図において二点鎖線で示す)を押型
セツト位置へ向けて摺動させる。特に図面に示す
例においては、第1図のごとく台車19を左方へ
移動させた状態で、二本の取付用ガイドレール1
4を押型セツト位置である受具8及び締付クラン
プ9に近接させ、第1図に二点鎖線で示す様に棒
体21を押型4の嵌具20に嵌め込み、この状態
でこの棒体21を矢印B方向へ押すことによつて
押型4を取付用ガイドレール14に載せたまま押
型セツト位置へ向けて摺動させるものである。
この様に押型セツト位置まで摺動させたなら
ば、今度は、第4図に示す様に取付具7の締付ク
ランプ9を押型4へ向けてつまり矢印A方向へ移
動させ、これによつて締付クランプ9の傾斜面1
1で押型4の傾斜面6を押圧する。すると、締付
クランプ9の傾斜面11で押型4の傾斜面6を押
圧することから、押型4は上方へ向けてつまり矢
印C方向へ押し上げられ、この結果、押型4の上
面4dはヒータ1に密接し、以て押型4の取付を
完了する。この様に密接すれば、ヒータ1の熱は
押型予熱用のヒータ15の熱と同様に効率よくか
つ均一に押型4に伝達され、又、ホツトスタンピ
ング装置2を作動させてヒータ1及びヒータ1に
取付けられた押型4を上下動させる際にも、押型
4に加圧力が均一に加わる。
一方、ホツトスタンピング装置2に取付けた押
型4を外すにあたつての手順について説明する。
まずエアシリンダ10を作動させて締付クランプ
9を反矢印A方向へ移動させ、以て押型4の取付
を解除する。解除した状態では、第3図に示す様
に押型4の上面4dはヒータ1から離れ、押型4
の両端部は締付クランプ9直下の載置板22及び
受具8に載置される。
次に、第2図に示す様にセツテイング装置12
の二本の取外し用ガイドレール13を受具8及び
締付クランプ9に近接させ、これにより取外し用
ガイドレール13をホツトスタンピング装置2の
押型セツト位置に挿入する。そして第2図に二点
鎖線で示す押型4の嵌具20に棒体21を嵌めて
手指などで第2図に示す矢印D方向へ引つ張れ
ば、押型4は第2図に二点鎖線で示す位置から実
線で示す位置へと取外し用ガイドレール13上を
摺動し、この結果押型4はホツトスタンピング装
置2の押型セツト位置から取り払われる。
尚図面に示す例においては押型4を持ち上げる
押圧装置は、エアシリンダ16及び昇降テーブル
18から構成されているが、他の構造であつても
よく、要するに押型4を持ち上げてヒータ15に
密接させれば足りるものである。
(効果) 以上説明した様に本考案に係るセツテイング装
置は、並設した取外し用ガイドレール及び並設し
た取付用ガイドレールを具備し、それぞれのガイ
ドレールをホツトスタンピング装置の押型セツト
位置に交互に挿入するものであり、取付用ガイド
レールの上方に押型予熱用のヒータを設け、取付
用ガイドレールにのせられた押型の下面を持ち上
げて押型の上面をヒータに密接させる押圧装置を
設け、そして、取外し用ガイドレールをホツトス
タンピング装置の押型セツト位置に挿入したとき
に、セツトが解除された押型の両端を取外し用ガ
イドレールにのせてこれに沿つて摺動させて押型
セツト位置から取り払い、取付用ガイドレールを
ホツトスタンピング装置の押型セツト位置に挿入
したときに、取付用ガイドレールにのせられてい
る押型を押型セツト位置へ向けて摺動させて成る
ことを特徴とするものである。従つて本考案にあ
つては取付用ガイドレールあるいは取外し用ガイ
ドレールに押型をのせて摺動させるといつた簡単
な作業で、押型ホツトスタンピング装置の押型セ
ツト位置まで移動させることができ、従つて従来
とは異なり重量ある押型を逐一手指で持ち上げる
といつた不便な作業は必要としない。
又押圧装置によつて押型を押型予熱用のヒータ
に密接させることにより、押型を簡単に予熱で
き、予熱して熱くなつた押型をそのままホツトス
タンピング装置の押型セツト位置に挿入すること
にすれば、押型をホツトスタンピング装置に取付
けた後直ちにスタンピング作業に入ることができ
るから、作業能率がよい。
勿論、予熱されて熱くなつた押型を直接に手指
で持つ必要がないことから、手指の火傷のおそれ
もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の代表的な例を示したものであ
り、第1図はセツテイング装置の取付用ガイドレ
ールをホツトスタンピング装置に近接した状態の
斜視図であり、押型をホツトスタンピング装置に
取付ける状態を示すものである。第2図はセツテ
イング装置の取外し用ガイドレールをホツトスタ
ンピング装置に近接した状態の斜視図であり、押
型をホツトスタンピング装置から取り外す状態を
示すものである。第3図及び第4図はそれぞれ押
型をヒータに密接させる手順を示す正面図であ
る。第5図はセツテイング装置の正面図であり、
これは押圧装置で押型をヒータに密接させている
状態を示す。 図中、13は取外し用ガイドレール、14は取
付用ガイドレール、15は押型予熱用のヒータ、
16及び18はエアシリンダ及び昇降テーブル
(押圧装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並設した取外し用ガイドレール及び並設した取
    付用ガイドレールを具備し、それぞれのガイドレ
    ールをホツトスタンピング装置の押型セツト位置
    に交互に挿入するものであり、取付用ガイドレー
    ルの上方に押型予熱用のヒータを設け、取付用ガ
    イドレールにのせられた押型の下面を持ち上げて
    押型の上面をヒータに密接させる押圧装置を設
    け、そして、取外し用ガイドレールをホツトスタ
    ンピング装置の押型セツト位置に挿入したとき
    に、セツトが解除された押型の両端を取外し用ガ
    イドレールにのせてこれに沿つて摺動させて押型
    セツト位置から取り払い、取付用ガイドレールを
    ホツトスタンピング装置の押型セツト位置に挿入
    したときに、取付用ガイドレールにのせられてい
    る押型を押型セツト位置へ向けて摺動させて成る
    ことを特徴とする、ホツトスタンピング装置にセ
    ツトする押型のセツテイング装置。
JP1632183U 1983-02-07 1983-02-07 ホツトスタンピング装置にセツトする押型のセツテイング装置 Granted JPS59122230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1632183U JPS59122230U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ホツトスタンピング装置にセツトする押型のセツテイング装置

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JP1632183U JPS59122230U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ホツトスタンピング装置にセツトする押型のセツテイング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122230U JPS59122230U (ja) 1984-08-17
JPH0219234Y2 true JPH0219234Y2 (ja) 1990-05-28

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ID=30147614

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JP1632183U Granted JPS59122230U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ホツトスタンピング装置にセツトする押型のセツテイング装置

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JPS59122230U (ja) 1984-08-17

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