JPH02192080A

JPH02192080A - 記憶装置

Info

Publication number: JPH02192080A
Application number: JP979089A
Authority: JP
Inventors: Shinji Sengoku; 千石　真治
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-01-20
Filing date: 1989-01-20
Publication date: 1990-07-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１この発明は、電子計算機又はその周辺機器等に用いられ
る記憶装置、特に記録媒体の記憶情報の消失事故を防止
できる記憶装置に関するものである。

［従来の技術］第３図は、例えば特開昭６０−１０１７７７号公報に記
載された一般的な磁気ディスク装置を示す正面図である
。図において、（１）はベースとなる支持台、（２）は
この支持台（１）の上に設けられた回転装置例えばスピ
ンドルモータ、（３）はこの回転装置（２）の回転軸に
取り付けられた記録媒体例えば磁気ディスク、（４）は
この記録媒体（３）の記録面例えば下面に対向して配置
されたヘッド、（５）はこのヘッド（４）を記録面に対
して付勢するための加圧ばね、（６）はこの加圧ばね（
５）の一端を支持するアーム、（７）はヘッド（４）を
記録媒体（３）の半径方向に移動させて位置決めするア
クチュエータであり、アーム（６）の一端を支持して固
定するキャリッジ（８）と、このキャリッジ（８）を支
持台（１）上で案内移動させるベアリング（９）と、キ
ャリッジ（８）の−・端に設けられた円筒状のコイル（
１０）と、このコイル（ｌＯ）に対向配置された磁石（
１１）と、この磁石（１１）を位置決めするヨーク（１
２）とから構成されている。（１３）はヘッド（４）の
位置を検出するためのセンサであり、支持台（１）に固
定された変換器（１４）と、キャリッジ（８）に設けら
れた光学的なリニアスケール（１５）とから構成されて
いる。

第４図は第３図の磁気ディスク装置に駆動制御部を付加
した従来の記゛ｌ装置を示すブロック図である。図にお
いて、（１６）はセンサ（１３）からの位置情報を微分
整形してヘッド（４）の位置決め速度を検出する速度復
調器、（１７）は電子計算機（１９）から位置決め命令
を受け、センサ（１３ｊからの位置情報及び速度復調器
（１６）からの速度情報を比較しながらアクチュエータ
（７）を駆動するサーボ回路、（１８）はヘッド（４）
を介して記録媒体（３）に情報を記録しく書き込み）又
は再生する（読み出す）ためのリードライト回路である
。なお、電子計算機（１９）はサーボ回路（１７）に移
動位置決め命令を出力すると共に、リードライト回路（
１８）に記録再生命令を出力する。

次に、第３図に示した磁気ディスク装置及び第４図に示
した従来の記憶装置の動作について説明する。回転装置
（２）により記録媒体（３）が回転させられると、記録
媒体（３）の面上の粘性空気流によってヘッド（４）に
浮力が生じる。この浮力が加圧ばね（５）の４４勢力と
平衡することにより、記録媒体（３）はヘッド（４）と
の間に微小な空隙を保ちながら回転を続ける。ここで、
電子計算１１ｉｆ１９１からサーボ回路（１７）に移動
位置決め命令を出力されると、コイル（１０）に電流が
流れ、磁石（１１）及びヨーク（１２）で構成される電
気回路に対してフレミングの左手法則による力が作用す
る。従って、キャリッジ（８）が駆動され、ヘッド（４
）は記録媒体（３）の同心円−トの所定の間隔で半径方
向に並んだ情報トラックをシーク動作しながら移動位置
決めされる。このとき、ナーポ回路（１７）は、センサ
回路（１３）からの位置情報及び速度復調器（１６）か
らの速度情報に基づいてアクチュエータ（７）を制御し
ながらヘッド（４）を命令位置に位置決めする６ヘツド
（４）の移動位置決めが完了した後、電子計算機（１９
）からリードライト回路（１８）に記録再生命令が出力
され、ヘッド（４）は記録媒体（３）に情報を記録した
り、記録媒体（３）から情報を再生したりする。ヘッド
（４）の位置決めは、サーボ回路（１７）、アクチュエ
ータ（７）、センサ（１３）、速度復調器（１６）から
構成されるサーボ機構によって行われる。

［発明が解決しようとする課題］従来の記・ｍ装置では、その内部から発生した塵埃がヘ
ッドと記録媒体の間の微小な空隙を出入りしたり、記憶
装置外部から強い振動や衝撃を受けたりすると、ヘッド
が記録媒体に接触し、ヘッド又は記録媒体が段ノアに傷
付き　長時間経つとヘッドが記録媒体上に墜落し、記録
媒体の記憶情報を消失するなどの問題点があった。

この発明は１、ヒ述したような問題点を解決するために
なされたもので、記録媒体の記憶情報の消失事故を防出
てきる記憶装置を得ることを目的とする。

Ｃ課題を解決するための手段］この発明に係る記憶装置は、ヘッドの移動位置決め行過
ぎ量が所定値よりも大きくなったことを検出する電気回
路を設けたものである。

［作用］この発明においては、ヘッド又は記録媒体が傷付いて、
ヘッドと記録媒体の間の摩擦抵抗が急増したり、記録媒
体の記録面上の傷にヘッドが引っ掛ったり、ヘッドが記
録媒体記録面上の特記に当たったりして、ヘッドの移動
位置決め行過ぎ量が大きくなることを検出し、検出信号
を電子計算機に送出し、ヘッドが記録媒体上に墜落する
前に情報を吸い上げることができる。

［実施例］以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、＋３
１　、　＋４１　、　＋７１　、　＋１３１　、　ｆ１
６１〜（Ｉ９）は前述したのと同様なものである。叉、
図示しない部分の構成は第３図と同様である。

（２０）は予め設定された基準電圧を出力する基準電圧
発生器例えば電池、　　＋２１＋はこの基準電圧発生器
（２０）に接続されると共にセンサ（１３）の出力側に
接続されたコンパレータであり、センサ（１３）の出力
（Ａ）と基準電「発生器（２０）の出力（Ｂ）とを比較
し、（Ａ）が（Ｂ）よりも高い（又は低い）時に正理論
（又は負理論）の出力（Ｃ）を出すようになっている。

第２図は第１図中のセンサ（１３）の出力（Ａ）、基準
電圧発生器（２０）の出力（Ｂ）コンパレータ（２１）
の出力（Ｃ）の波形を示す図であり、実線はヘッド（４
）や記録媒体（３）が傷付き始めた異常な状態を示しそ
して点線はヘッド（４）の浮上が正常な状態を示してい
る。

次に、第２図の波形図を参照しながら、第１図に示した
この発明の一実施例の動作について説明する。ヘッド（
４）の浮上が正常な状態の時には、ヘッド（４）と記録
媒体（３）の摩擦抵抗がヘッド（４）と記録媒体（３）
の間の粘性空気流とベアリング（９）の分だけ小さいた
め、点線で示されるようにヘッド（４）の移動位置決め
行過ぎ量が小さくなり、センサ（１３）の出力（Ａ）が
基準電圧発生器（２０）の出力（Ｂ）よりも低いため、
コンパレータ（２１）の出力（’Ｃ）は負論理となる。

ところが、ヘッド（４）又は記録媒体（３）が傷付き始
めると、ヘッド（４）と記録媒体（３）の間の摩擦抵抗
が引き摺りや引っ掛り、それに当りの分だけ急に増えて
大きくなるため、実線で示されるようにヘッド（４）の
移動位置決め行過ぎ量が大きくなり、゛センサ（１３）
の出力（Ａ）が基準電圧発生器（２０）の出力（Ｂ）よ
りも高くなるため、コンパレータ（２１）の出力（Ｃ，
）は正理論となる。

コンパレータ（２１）の出力（Ｃ）が電子計算機（１９
）に送られると、電子計算機（１９）は直ちに記憶装置
に指令を出し、ヘッド（４）が記録媒体（３）に墜落す
る前に記録媒体（３）から情報を再生し、他の記憶装置
に情報を記憶させることによって記憶情報の消失事故を
防止することができる。

なお１、上記実施例ではヘッド（４）の移動位置決め行
過ぎ量なセンサ（１３）と基準電圧発生器（２０）とコ
ンパレータ（２１）で検出する場合について説明したが
、アナログ・ディジタル変換器、マイクロコンピュータ
等で処理しても上記実施例と同様の効果を奏する。また
、上記実施例ではキャリッジ（８）が直線移動する場合
について説明したが、揺動又は回転移動時、他の位置決
め駆動方式でも上記実施例と同様の効果を奏する。さら
に、上記実施例ではヘッド（４）の位置なセンサ（１３
）で検出する場合について説明したが、ヘッド（４）そ
のもの又は他のヘッドで検出しても同じである。

また、上記実施例では磁気ディスク装置の場合について
説明したが、光学方式、光磁気方式、レーザ方式、電界
方式、電荷方式、その他の方式を応用した録音装置、録
画装置又は記憶装置であってもよい。

［発明の効果］以上、詳述したように、この発明は、ヘッドの移動位置
決め行過ぎ量が所定値よりも大きくなったことを検出す
る電気回路を設けたので、ヘッドの墜落事故に伴う記録
媒体の記憶情報の消失事故を防止できる記憶装置が得ら
れるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図に示した実施例の動作を説明するための波形図
、第３図は一般的な磁気ディスク装置を示す正面図、第
４図は従来の記憶装置を示すブロック図である。図において、（３）・・・・記録媒体、（４）・・・・
ヘッド、　（７）・・・・アクチュエータ、（１３）・
・・・センサ、（１６）・・・・速度復調器、　　＋１
７１・・・・サーボ回路、（２０）・・・・基準電圧発
生器、（２１）・・・コンパレータである。尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。代　　理　　人　　　曽　　　我　　　道】　０昭く（つ

Claims

【特許請求の範囲】

記録媒体を回転駆動させ、情報を記録又は再生するヘッ
ドを上記記録媒体の記録面と対向して配置したものにお
いて、上記ヘッドの移動位置決め行過ぎ量が所定値より
も大きくなったことを検出する電気回路を設けたことを
特徴とする記憶装置。