JPH02191412A - 多位置式折りたたみ可能アームチェア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、背もたれの傾斜及び座部レベルが調整可能な
多位置式の折りたたみ可能７−ムチＩアに１ｍｌする。

従来の技術とその問題点 本出願人が開発したこの種の公知の７−ムチエアは、座
部及び背もたれの両側において、−前脚と後脚とが略中
央部分で軸支ピンにより互いに接合されてなる交差支持
体と、 前部が軸支ピンによりｔａｎの上部に接合され、後部に
前脚の上部より突出するフィンガと協働するラックが設
けられてなる座部と、 背もたれの下部を前脚の上部に接合し、座部のラックと
協働する前部のフィンガより高い位置にある軸支ピンを
中心に回動すφ後腕と、ラックと１ｙｊＩＩＩの軸支ピ
ンとの間に介装された軸支ピンにより座部に接続される
前腕とを有するコンパス部材と、 一軸支ピンにより背もたれの中■部に接続される１１ｔ
ｓと、コンパス部材の前腕から２つの腕の軸支どンより
＾く突出するフィンガと協働するラックが設けられる前
部とをｈするひじ掛けとからなる。

この公知の７−ムチエアにおいては、各コンパス部材の
後腕の端は弾性的にクリップ可能なフックとなっている
ため、アームチェアの使用位置では背もたれの傾斜の調
整中フックＬｔ前脚上背もたれの軸支ピンを中心に１転
し、アームチェア折りたたみ時にはフックはアームチェ
アから係合離脱しなければならない。

従って一人でアームチェアを折りたたむのは比較的困難
である。また折り拡げるには一定の慣れを必要とし、両
側において、座部＾さを調整する各側方ラックの５つの
切欠けから選択される切欠は及び背もたれの傾斜を肩整
する各側方ラックの４つの切欠けが選択された切欠きに
おいて６決めが完全でなければならない。

この公知の７−ムチエアには、背もたれを座部に重ね、
交差したｗｔＢをまっすぐにし、各」ンバスｌＢ材上の
フックの係合を解除し、各ひじ掛けを対応するコンパス
部材の前腕上で平らにすることによる折りたたみに起因
する第２の欠点がある。

このようにして折りたたまれたアームチェアは、その形
状のため基部上不安定であり、横方自互いにもたせか番
プるのが困難であるため物置又は販売店で貯蔵するのが
難かしい。経済的見地からいってさらに重要なことであ
るが、直方形状のボール紙包装中に収容されるこれらの
折りたたまれたアームチェアについては、車両の収容間
が減少し、１立方メートル当りアームチェア５乃至６個
程度となる。

ほかには、ケトラーが販売するアームチェアが公知であ
る。このアームチェアは、上記のアームチェアと同様 万いに対し目動するよう取付けられた背もたれ及び座部
と、 −８側に位置し互いに対し軸支された座部に結合される
２本の脚を有する交差支持体とよりなるが、＃Ｊｍは座
部の後部上で軸支される一方、後脚は座部の＃ｉ部部側
プラック協働４るものであって、さらに 一背もたれに軸支され、座部より高く延在するひじ掛け
であって、各々が、頂部は当該のひじ掛は上の前方ラッ
クと協働する突出フィンガからなり底部はレバーの助け
により異なる傾斜に対しロックされる回動ハブにより座
部に結合される支柱により支持されるひじ掛けとからな
る。

この７−ムチエアを折りたたむのは、３木の手が必要で
あるから、−人で折りたたむのは前記の例よりさらに難
かしい。また、傾斜機構及びレバーは比較的脆弱であり
、強い応力を加えられるとしばしば破損するため、アー
ムチェアを使用することが危険になる。

さらに、このアームチェアも折りたたんだものは貯蔵が
難しく、車両の積載容損が減少して、輸送豊川が比較的
高くなる。

３番目の公知のアームチェアは、イタリア特許出願ｋ　
５２０８＾／８２に記載されているがこれは前記の例に
類似し、 両側において交差支持体を構成するように後脚に軸支さ
れる前脚上口勤するよう取付けられた背もたれと、 一対応する後脚の各側で軸支される前部と、前脚の頂部
に位置する突出フィンガと協働するラックを各側に有す
る後部とを有する座部と、−背もたれに軸支され座部よ
り高く延在するひじ掛けであって、各々は頂部で互いに
軸支されフィンガにより当該のひじ掛は上の前方ラック
に結合される２本の腕を有するコンパス部材により支持
されるひじ掛けと、 ｍ＝室長の〕ンバス前腕と、７−ムブ１ア折りたたみ時
に作ｌｌＪされて後腕の良さを変更せしめるＤツクプッ
シャーにより互いに接続される２つの部分を有する伸縮
式後腕とからなる。

この３番目の公知のアームチェアは２番目の公知の７−
ムチエアと同じ欠点を有する。つまり一人でアームヂｌ
アをａ単に折りたたむことはできず、２つの側部ロック
が弱いためアームチェアを使用することに危険性があり
、折りたたんだアームチＩ７を貯蔵するのが難しく、ま
た輸送手段の積載容積が１１１１限される。

本発明の目的は、アームチェアの折りたたみ及び無包装
の貯蔵を単純かつ容易とし、嵩高性を大幅に改善して折
りたたまれ包装されたアームチェアに必要なスペースを
減らして輸送車両の収容能力を相当に増大せしめ、それ
に応じて輸送コス、トを引下げることで公知のアームヂ
Ｉアの前述の欠点を１８１することにある。

問題点を解決するための手段 前記の目的のため、本発明によれば、前記の１番目の公
知のアームチェアと類似し、座部及び背もたれの両側に
おいて、 一前脚と後脚とが略中央部分で軸支ピンにより互いに接
続されてなる交差支持体と、 前脚が軸支ピンにより後脚の上部に接続され、後部にｆ
ｔＪｗの上部より突出するフィンがと協働するラックが
設けられてなる座部と、 −背もたれの下部を前脚の上部に接続し、前脚のフィン
ガにより高い位置にある軸支ピンを中心に回動する後腕
と、軸支ピンにより座部に接続される＃ｉ腕とが１端に
おいて軸支ピンにより互いに接続されてなるコンパス部
材と、 一軸支ピンにより背もたれの中１９部に接続されるＷＩ
Ｎと、コンパス部材の一部から突出するフィンガと協働
しうるラックが設けられる前部とを有するひじ掛けとか
らなり、両側において座部のラックは＃ｉＨのフィンガ
から係合離脱可能であり、ひじ掛けのラックはコンパス
部材のフィンガに対し相対的に離脱可能であって、アー
ムチェアの折りたたみの際背もたれ４ｊ前脚と一直株を
なすようにされ、同時にひじ掛けは背もたれ上に折りた
たまれる一方、コンパス部材は平らにされ、座部は平ら
になった背もたれ／＊ｍの組み合わせ上に押し付けられ
、後脚Ｇｉ前脚上に折りたたまれるようにされる７−ム
チエアが提供される。

特に有利な実施例においては、座部の各後部ラックは、
座部の＾さ調整中に対応するＦｊｌｌＤのフィンガを閉
じ込めたままとし、また当該ラックが係合離脱するよう
フィンガの下降後部通路を形成する案内？Ａ材上方で開
いている。

各ひじ掛けの前部ラックは、背もたれの傾斜調整中対応
するコンパス部材のフィンガを閉じ込めたままとする案
内［４上方で聞き、前記ラック及び案内部材は、アーム
チェアが折りたたまれている際にフィンガが当該のひじ
掛けから離別することなく後退するようにするスライダ
により後方へ延長される。

座部のラックと協働する前脚のフィンガは、この前０を
背またれ上で軸支するためのピンより低く位置する。

ひじＩＩ）けのラックと協働するコンパス部材のフィン
ガは、このコンパス部材の前腕において後腕上で前腕の
軸支用のピンより低い位置に設けられる。

コンパス部材を座部上軸支するためのピンは、座部のラ
ックと座部を後脚上で軸支するだめのピンとの間に設け
られる。

発明の効果 前記の特徴より、アームチェアは〜人だけで非常に容易
に苦労なく折りたたむことができ、折りたたむと平らに
なってスペースの必要性が大幅に減り、壁にたてかける
のみで例えば物置に容易に貯蔵しえ、かかる包装された
アームプＩアに対する貴重その他の輸送１段の積載能力
は増大して輸送コストが低下する。さらにこのアームチ
ェアは非常に美的であり、また２０個所の位置のどれに
Ｊ３いても快適であり、ある位置から他の位置への移動
は容易であって熟練を要さない。さらにアームチｌ７Ｌ
１非常に頑丈で堅固である。

実施例 以下図面を参照するに、第１図乃至第４図は一横所方向
羽根板３と一体的な側り部材２を有する１部１と、 一槙断方向羽根板６と一体的な側方部材５を有する背も
たれ４と、それぞれが前脚８及び１１１１９からなり揚
台により筋かい横材（図示せず）によりｎいに接続され
る２つの交差支持体７よりなる台秤と、 一側方ひじ掛け１０と、 一前記ひじ掛けを支持し、前腕１２及び後腕１３の２つ
の軸支された腕を有する］ンバス部材１１とからなる７
−ムチエアを示す。

アームチェアのこれらの構成要集及びそれらの接続は、
以下ではアームヂＩアの右側について説明するが、成型
プラスチックス材料製である。

ｗ１１図を参照するに、背もたれ４の右側部材５の下端
と前脚８の１喘は、それぞれ並置された目１４及び１５
により延長され、また軸支ピン１６により横切られる。

右側交差支持体７のｍｍＢ及び後ｌＩ９はそれぞれその
略中央部で脚８及び９を横斯する軸支ピン１７により互
いに接続される。

後ｍ９の上端を延長する０１８は、座部１の６１１品４
１１２の前方部下側へ突出する１１９に当接され、２つ
の１１８と１９は目１８及び１９を横斯する軸支ピンに
より互いに接続される。

座席１の右側部材の後部は、略水平な案内傾斜路２３上
方で翻いている５つの切欠け２２を有するラック２１か
らなる。ラック２１の切欠け２２は、前脚の上端の内面
から突出し前記ラック２１及び前記傾斜路２３により画
成される空洞２３内にあるフィンガ２４と選択的に協−
する。フィンガ２４は、＃ｉｎ８を背もたれ４土軸支せ
しめる軸支ピン１６より僅かに低く位置する。このフィ
ンガは空洞２５内に閏じ込められているが、ラックから
傾斜路への距離がフィンガの直径より大きいため、序Ｆ
ｌｌを持ち上げ交差支持体７の開口を変更することでロ
ックする切欠け２２を変更してこの座部の高さを１Ｊ１
５することができる。

右側ひじ掛け１０の後端は、背もたれ４の対応する側方
部材５に、ピン１６上に位置する軸支ピン２６により接
続される。ひじ掛け１０は、座部１に略平行な方向に延
在する。ひじ掛け１０の前部には、側方案内傾斜路２９
上で開いている４つの切欠け２８を有する内部ラック２
７が形成されており、前記ひじ掛番ノを支持するフィン
ガ３１が閉じ込められる空洞３０を画成する。

右側コンパス部材１１の後腕１３は、背もたれ４を前脚
Ｊ８に接続する軸支ピン１６を中心に回動するよう取付
けられる。コンパス部材の前腕１２は、座ｗ５１の右１
１１ｇ部材２に、ピン２０とラック２１との閂に位置す
る軸支ピン３２により接続される。前記」ンバス部材の
２本の腕１２と１３とは、その上端で軸支ピン３３によ
りＵいに接続される。

コンパス部材の前腕１２の上端の屈曲延長部３４は、右
側ひじ掛け１０の傾斜路２９間に延在して、ラック２７
が位置する空１ｉ３０内へ進込する。延長部３４は、前
記傾斜路２９より＾く側方から突出しているフィンガ３
１を支持する。従ってフィンガは空洞３０内に閉じ込め
られ、ラック２７の選択された切欠け２８との協働して
コンパスＡ［ＨＪｌｌにより支持する。この切欠けを変
更するには、ひじ掛けを持ち上げて前方又は後方へ変位
せしめればよく、そうすることで背もたれの傾斜を変え
ることができる。

第１図は高い着座位置に一節されたアームチェアを示す
。両側で前１ｌ１８のフィンガ２４は、座部１のラック
２１萌方に位置する最初の切欠け２２内に収容されるた
め、交差支持体７＆ｉ最も上背し、コンパス部材１１０
ノインガ３１は、ひじ掛け１０のラック後方に位置する
最後の切欠け２８内に収容されるため、背もたれ４は最
も直立する。

第２図は、低い着座位置にｉ節されたアームチ１アを示
す。両側で２インガ２４は、ラック２１襖方に位置する
最後の切欠け２２内に収容されるため、交差支持体１は
最も平らになり、コンパス部材１１のフィンガ３１はラ
ック２７後方に位置する最後の切欠け２８内に収容され
たままなので、背もたれ４は最も直立するが、その傾斜
はめ記の位置の場合より小さい。

第３図は低いリクライニング位置にｖＡ節された７−ム
チＩ７を示す。両側でフィンガ２４はラック２１後方に
位置する最後の切欠け２２内に収容されるため、交差支
持体７ｋｔ最も平らになり、交差部材のフィンガ３１は
ひじ掛け１０のラック２７前方に位置する第１の切欠け
２８内に収容されるので、背もたれ４は最も低くなり座
部１と略同一直線上に延在するようになる。

第１図に明示される如く、座部１の各ラック２１は館８
Ｂのフィンガ２４から係合ｌ１ＩＩＩ１１シうる。

実際案内傾斜路２３は中断していて下方に開いた後部通
路３５を形成し、この後部通路３５を通ってフィンガ２
４が抜は出て座部１を後Ｗ！Ｊ９に対し相対的にｊ１脱
せしめる。

また各ひじ掛け１０のラック２７は、対応するコンパス
部材１１のフィンガに対し相対的にｗｉ説可能である。

この目的のため第１図に示された特（有利な実施例では
、ラック２７及び傾斜路２９が、後方に延在するスライ
ダ３６により延長される。このようにしてフィンガ３１
は、後述の如くアームチェアを折りたたむのに必要なだ
けピン２６に接近しうる。その前にラック２７は、ラッ
ク２１がフィンガ２４に対し相対的に係合１ｍ＋１１１
するのと同様にしてフィンガ３１から保合離脱しうろこ
とを注意しておく。

アームチェアを第４図に示される姐く折りただ七には、
次のことが必要である。

一ラック２１をフィンガ２４から係合離脱ヒしめて座部
１を解放し、 一背もたれ４をＩｙｌｌｌＩ８と一直線上にあるように
し、 一交差支持体７及びコンパス部材１１を平らにし、ｋ４
時に軸２６を中心にひじ掛け２６の前端を背もたれの頂
部方向へｐ妨せしめることでひじ掛け１０を背もたれ４
に沿うよう折りたたむ一方、！！ｖ５１の後端を軸１９
を中心に回ｖＪせしめることで座部１を背もたれ４上へ
折りたたむ。

本発明を別の仕方で定めるならば、両側において、 一前１１８と、後＃９と、！５ｉｌｌとを辺とする変形
可能な三角形が形成され、角はピン１７及び１９とフィ
ンガ２４であり、 −５つの辺が座部１と、コンパス部材の前腕１２と、ひ
じ掛け１０と、背もたれ４と、鈴即８とからなる変形可
能な６五角形が形成され、角はピン３２．フィンガ３１
．ピン２６及び１６及びフィンガ２４かうなり、コンパ
ス部材の後腕１３はピン１６と３３との間を略対角的に
延在する。

従ってラック２１及び２７の離１１Ｒ後は、三角形と五
角形は、辺が座部１．コンパス部材の前腕１２、」ンバ
ス郡材の後腕１３．前脚８及び後脚９からなり、角がピ
ン３２，３３．１６．１７及び１８からなる単一の五角
形に変化し、変換した多角形がつぶれると、対応するひ
じ掛け１ｏは前腕１２のフィンガ３１に押されて背もた
れ４のピン２６を中心に背もたれ４に当接するまで回動
する。

第５図に示されるアームチェアの第１変形例では、座１
のラック２１と協働するフィンガは、背もたれ４を前脚
８に接続する軸支ピンと同軸に突出延在する軸受３７で
ある。

第６図に示されるアームチェアの第２変形例では、コン
パス部材の鐙腕１２の下端の軸支ピン３２は、座部１を
後脚９上で軸支せしめる軸支ピン２０と融合している。

第７図に示されるアームチェアの第３変形例では、コン
パス部ｕ１１のＭ１２及び１３の軸支ピン３３が、ひじ
掛けのラック２７と協働するフィンガ３１を構成する。

以上を要約するに本発明は、鍔もたれの傾斜及び座部の
＾さのｇ４ｆＩＢ可能であり、両側で座部の前部の下で
軸支ピンを中心として軸支される後脚と、フィンガーラ
ック構成により座部の後にＩｌ続される前部とを有する
交差支持体からなる多４装置式の折りたたみ可能アーム
ヂエアに困する。また７−ムチエ７は、軸支ピンを中心
にｔｙｒｅにより軸支される背もたれを有する。さらに
アームチｌアは、ピンを中心に背もたれにより軸支され
、ピン−ラック構成により、ピンを中心として座部に軸
支される前腕とピンを中心に前腕に軸支される後腕とを
有するコンパス部材に接続されるひじ掛けを有する。本
発明によれば座部のラックは＋！脚のフィンガから保合
離脱可能であり、ひじ掛けのラックはコンパス部材のフ
ィンガから離脱可能であるため、アームチェアは平らに
折りたためられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は２０個所ある調節位置のうち高い着座位置にあ
る本発明のアームヂエアの側面図、第２図は低い着座位
置の場合の第１図と同様な図、第３図は低いリクライニ
ング位置の場合の第１図と同様な図、第４図は折りたた
まれたアームチェアを示す第１図と同様な図、第５図乃
至第７図はそれぞれアームチェアの３つの変形例を示す
図である。 １・・・座部、２．５・・・側方部材、３・・・横断方
向羽根板、４・・・背もたれ、７・・・交差支持体、８
・・・前脚、９・・・後脚、１０・・・ひじ掛け、１１
・・・コンパス部材、１２・・−１１３１１，１３・・
・１１１１．１４．１５．１８゜１９・・・目、１６，
１７，２０．２６．３２．３３・・・軸支ピン、２１．
２７−・・ラック、２２．２８・・・切欠け、２３．２
９・・・傾斜路、２４．３１・・・フィンガ、２５．３
０・・・空洞、３４・・・延長部、３５・・・後部通路
、３６・・・スライダ、３７・・・軸受。 特許出願人　グロスフィレ　ニス　ニー７−ル　エル

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）座部及び背もたれの両側において、 −前脚（８）と後脚（９）とが略中央部分で軸支ピン（
   １７）により互いに接続されてなる交差支持体（７）と
   、 −前部が軸支ピン（２０）により後脚（９）の上部に接
   続され、後部に前脚（８）の上部より突出するフィンガ
   （２４）と協働するラック（２１）が設けられてなる座
   部（１）と、 −背もたれ（４）の下部を前脚（８）の上部に接続する
   軸支ピン１６を中心として回動するよう取り付けられる
   後腕（１３）と、軸支ピン（３２）により座部（１）に
   接続される前腕（１２）とが上端において軸支ピン（３
   ３）により互いに接続されてなるコンパス部材（１１）
   と、 −軸支ピン（２６）により背もたれ（４）の中間部に接
   続される後部と、コンパス部材の一部から突出するフィ
   ンガ（３１）と協働しうるラック（２７）が設置けらる
   前部とを有するひじ掛け（１０）とからなる背もたれの
   傾斜及び座部レベルが調整可能な多位置式の折りたたみ
   可能アームチェアであって、両側において座部（１）の
   ラック（２１）は前脚（８）のフィンガ（２４）から結
   合離脱可能であり、ひじ掛け（１０）のラック（２７）
   はコンパス部材 （１１）のフィンガ（３１）に対し相対的に離脱可能で
   あって、アームチェアの折りたたみの際背もたれ（４）
   は前脚（８）と一直線をなすようにされ、同時にひじ掛
   け（１０）は背もたれ（４）上に折りたたまれる一方、
   コンパス部材（１１）は平らにされ、座部（１）は平ら
   になった背もたれ／前脚の組み合わせ上に押し付けられ
   、後脚（９）は前脚（８）上に折りたたまれるようにさ
   れる多位置式折りたたみ可能アームチェア。 （２）座部（１）の各後部ラック（２１）は、座部の高
   さ調節中に対応する前脚（８）のフィンガ（２４）を閉
   じ込めたままとし、また当該ラックが係合離脱するよう
   フィンガの下降後部通路（３５）を形成する案内部材（
   ２３）上方で開いていることを特徴とする請求項１記載
   の多位置式折りたたみ可能アームチェア。 （３）各ひじ掛け（１０）の前部ラック（２７）は、背
   もたれの傾斜調節中に対応するコンパス部材（１１）の
   フィンガ（３１）を閉じ込めたままとする案内部材（２
   ９）上方で開き、前記ラック及び案内部材は、アームチ
   ェアが折りたたまれている際にフィンガ３１が当該のひ
   じ掛けから離別することなく後退するようにするスライ
   ダ（３６）により後方へ延長されることを特徴とする請
   求項１記載の多位置式折りたたみ可能アームチェア。 （４）座部（１）のラック（２１）と協働する前脚（８
   ）のフィンガ（３７）は、該前脚（８）を背もたれ（４
   ）上で軸支するためのピン（１６）より低く位置するこ
   とを特徴とする請求項１記載の多位置式折りたたみ可能
   アームチェア。 （５）ひじ掛け（１０）のラック（２７）と協働するコ
   ンパス部材（１１）のフィンガ（３１）は、該コンパス
   部材の前腕（１２）において後腕（１３）上での前腕の
   軸支用のピン（３３）より高い位置に設けられることを
   特徴とする請求項１記載の多位置式折りたたみ可能アー
   ムチェア。 （６）コンパス部材（１１）を座部（１）上軸支するた
   めのピン（３２）は、座部のラック （２１）と座部を後脚（９）上で軸支するためのピン（
   ２０）との間に設けられることを特徴とする請求項１記
   載の多位置式折りたたみ可能アームチェア。 （７）座部（１）のラック（２１）と協働する前脚（８
   ）のフィンガ（３７）は、該前脚（８）上での背もたれ
   の回動軸（１６）と融合することを特徴とする請求項１
   記載の多位置式折りたたみ可能アームチェア。 （８）ひじ掛け（１０）のラック（２７）と協働するコ
   ンパス部材（１１）のフィンガ（３１）は、コンパス部
   材（１１）の２本の腕（１２、１３）の回動軸（３３）
   と融合することを特徴とする請求項１記載の多位置式折
   りたたみ可能アームチェア。 （９）後脚（９）を座部（１）上で軸支するためのピン
   （２０）は、該座部（１）上でのコンパス部材（１１）
   の回動軸（３２）と融合することを特徴とする請求項１
   記載の多位置式折りたたみ可能アームチェア。