JPH02191401A - 靴カバー - Google Patents
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- JPH02191401A JPH02191401A JP978089A JP978089A JPH02191401A JP H02191401 A JPH02191401 A JP H02191401A JP 978089 A JP978089 A JP 978089A JP 978089 A JP978089 A JP 978089A JP H02191401 A JPH02191401 A JP H02191401A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、雨降りの際、水濡れから靴を保護する靴カバ
ーーに関する。
ーーに関する。
従来、雨降りの際、靴を水濡れから防止する靴カバーー
はアッパー部材に塩化ビニルのシート、靴底部材に硬質
のゴム等を用いたものが使われて来た。
はアッパー部材に塩化ビニルのシート、靴底部材に硬質
のゴム等を用いたものが使われて来た。
皮靴へのフィツト性を良くするため、ビニルの内側に伸
縮性のある布やゴム膜を張りっけて弾力性をもたせたア
ッパー部材を用いる方法や(特開昭60−5101号公
報)、携帯性をよく辷りにくくするための靴底の改良(
特開昭61−37101号公報)などが提案されている
。
縮性のある布やゴム膜を張りっけて弾力性をもたせたア
ッパー部材を用いる方法や(特開昭60−5101号公
報)、携帯性をよく辷りにくくするための靴底の改良(
特開昭61−37101号公報)などが提案されている
。
〔発明が解決しようとする課題1
従来の合成樹脂製シートをアッパー部材に用いた靴カバ
ーーは、通気性がないためムレ易く、特に梅雨時や夏季
などの如く、気温の高い気候条件では長時間着用すると
不惑浄泄や発汗のためカバ内部に水分がこもり、耐えが
たい不快感を与えるという問題点があった。
ーーは、通気性がないためムレ易く、特に梅雨時や夏季
などの如く、気温の高い気候条件では長時間着用すると
不惑浄泄や発汗のためカバ内部に水分がこもり、耐えが
たい不快感を与えるという問題点があった。
又、冬季などの気温の低い気候条件ではビニルが硬くな
り、折り畳みぐせが消えにくかったりして、フィツト性
が悪いという問題点、又、亀裂が生じ易く破れ易いなど
防水機能にも問題を生じるなどの課題があった。
り、折り畳みぐせが消えにくかったりして、フィツト性
が悪いという問題点、又、亀裂が生じ易く破れ易いなど
防水機能にも問題を生じるなどの課題があった。
本発明はアッパー部(1)と靴底部(2)とからなる靴
カバーーであって、アッパー部に撥水加工された不織布
を用いた靴カバーーである。
カバーーであって、アッパー部に撥水加工された不織布
を用いた靴カバーーである。
さらに詳しくは、本発明はすぐれた通気性および透湿性
と撥水性および水の滲み込みのない携帯性に優れた靴カ
バーーである。
と撥水性および水の滲み込みのない携帯性に優れた靴カ
バーーである。
本発明の靴カバーーは第1図に示すアッパー部(])と
靴底部(2)からなるものである。アッパー部とは靴の
底部より上の足の甲部を覆う部分の総称である。
靴底部(2)からなるものである。アッパー部とは靴の
底部より上の足の甲部を覆う部分の総称である。
本発明の靴カバーーのアッパー部に用いる不織布の素材
は、木綿、ヴイスコースレーコン、キュプラレーヨンな
ど親水性繊維およびポリオレフィン系繊維、ポリアミド
系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアクリルニトリル系
繊維などの疎水性繊維及びこれら繊維の混合のいかなる
繊維であっても任意に使用できる。
は、木綿、ヴイスコースレーコン、キュプラレーヨンな
ど親水性繊維およびポリオレフィン系繊維、ポリアミド
系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアクリルニトリル系
繊維などの疎水性繊維及びこれら繊維の混合のいかなる
繊維であっても任意に使用できる。
不織布の種類としては、スパンボンド法、メルトブロー
法、フラッシュ紡糸法による長繊維からなるもの、又ニ
ードルパンチ法、熱融着法による短繊維からなるものな
どの製法により得られる不織布の、いかなるものであっ
てもよく、任意に使用できる。
法、フラッシュ紡糸法による長繊維からなるもの、又ニ
ードルパンチ法、熱融着法による短繊維からなるものな
どの製法により得られる不織布の、いかなるものであっ
てもよく、任意に使用できる。
本発明のアッパー部に用いる不織布は水の滲み込みを防
ぐ出水性能が重要で、JIS L−1092、スプレ
ー法に基づいて測定した値が50以上の出水性を得る塩
水剤が付与されていることが好ましい。
ぐ出水性能が重要で、JIS L−1092、スプレ
ー法に基づいて測定した値が50以上の出水性を得る塩
水剤が付与されていることが好ましい。
本発明に使用する撥水剤はフッ素系、シリコン系など一
般的なものが任意に使用できる。不織布基材に対する塩
水剤の付着率は靴底材との接着強度を低下させないよう
接着方法との兼ね合いを考慮し、1〜10重量%の範囲
で処理するのが好ましい。
般的なものが任意に使用できる。不織布基材に対する塩
水剤の付着率は靴底材との接着強度を低下させないよう
接着方法との兼ね合いを考慮し、1〜10重量%の範囲
で処理するのが好ましい。
本発明のアッパー部に用いる不織布への撥水剤の付与方
法としてはスプレーで吹きつける方法、加工剤浴に浸漬
しマングルで絞る方法、コーティングによる方法、乾燥
方法としては熱風乾燥機、シリンダー乾燥機を用いる方
法など一般的方法が適用できる。いづれの場合も、これ
らの処理により不繊布の風合を硬化させないことが望ま
しい。
法としてはスプレーで吹きつける方法、加工剤浴に浸漬
しマングルで絞る方法、コーティングによる方法、乾燥
方法としては熱風乾燥機、シリンダー乾燥機を用いる方
法など一般的方法が適用できる。いづれの場合も、これ
らの処理により不繊布の風合を硬化させないことが望ま
しい。
本発明のアンバ一部に用いる不織布の物性はJIS
1109G、 6.27.1.A法に基づき測定した通
気度の値が50 cc/ cIa / sec以上、好
ましくは100cc/cd/sec以上が望ましく、破
れにくさについては、JIS L −1096,6,1
5,5,D法の引裂強さの値で0.5kg以上、好まし
くは0.75 kg以上が望ましい。靴カバーーの靴へ
のフィツト性の指標としての不織布の硬軟度はJIS
L4079.6,2.2A法の値で4.0co+以下で
あることが好ましい。
1109G、 6.27.1.A法に基づき測定した通
気度の値が50 cc/ cIa / sec以上、好
ましくは100cc/cd/sec以上が望ましく、破
れにくさについては、JIS L −1096,6,1
5,5,D法の引裂強さの値で0.5kg以上、好まし
くは0.75 kg以上が望ましい。靴カバーーの靴へ
のフィツト性の指標としての不織布の硬軟度はJIS
L4079.6,2.2A法の値で4.0co+以下で
あることが好ましい。
また、本発明の靴カバーーの靴底部材としては、弾力性
のある硬質ゴム材で辷りにくい接地面のものなら−i的
に用いられているものが任意に使用できる。
のある硬質ゴム材で辷りにくい接地面のものなら−i的
に用いられているものが任意に使用できる。
アッパー部材と靴底部材との接着方法は熱融着、超音波
接着、高周波接着や接着剤を用いる場合はポリウレタン
系、シリコーン系、ゴム系などの一般的方法が用いられ
、柔軟で耐水圧にすぐれたものなら任意に使用できる。
接着、高周波接着や接着剤を用いる場合はポリウレタン
系、シリコーン系、ゴム系などの一般的方法が用いられ
、柔軟で耐水圧にすぐれたものなら任意に使用できる。
本発明のアッパー部材に抱水加工された不織布を使用し
た靴カバーーの例を第2図で説明する。
た靴カバーーの例を第2図で説明する。
使用例(イ)は足甲部にファスナー(3)をもうけ上部
に折り返しく4)があるもの。使用例(1))は足の内
側部で粘着テープ(5)で貼り合わせて着用するもの。
に折り返しく4)があるもの。使用例(1))は足の内
側部で粘着テープ(5)で貼り合わせて着用するもの。
使用例(ハ)は足甲部にゴム(6)をつけて足首にフィ
ツトさせ、足首をひも(7)で結びつけるもの。使用例
(ニ)は足前部にマジックファスナー(8)をつけて貼
り合わせ、着用するもの。使用例(ネ)は、足すね部ま
で長くしたブーツタイプでゴム(6)で足にフイy I
□させたもの。使用例(へ)は靴だけをカバーするシゴ
ートタイブのもの等の例があげられるが、これに限定さ
れるものでない。
ツトさせ、足首をひも(7)で結びつけるもの。使用例
(ニ)は足前部にマジックファスナー(8)をつけて貼
り合わせ、着用するもの。使用例(ネ)は、足すね部ま
で長くしたブーツタイプでゴム(6)で足にフイy I
□させたもの。使用例(へ)は靴だけをカバーするシゴ
ートタイブのもの等の例があげられるが、これに限定さ
れるものでない。
〔実施例]
以下、実施例により、本発明の詳細な説明するが、本発
明のこれらの実施例に限定されるものではない。なお、
実施例に用いた測定法を次に示す。
明のこれらの実施例に限定されるものではない。なお、
実施例に用いた測定法を次に示す。
出水性: J S L−1092スプレー法耐水圧:
J S L−10925,1,I A法通気性:
J S L−10966,27,lΔ法引裂強さ:
J S L−1096G、15.5 [1法硬軟度:
J S L、−10796,2,2A法着用評価;
婦人用皮靴に靴カバーーを着用して2800 m/
Hrの速さで歩行訓練器上を15分間歩行しカバー内 気候を評価した。
J S L−10925,1,I A法通気性:
J S L−10966,27,lΔ法引裂強さ:
J S L−1096G、15.5 [1法硬軟度:
J S L、−10796,2,2A法着用評価;
婦人用皮靴に靴カバーーを着用して2800 m/
Hrの速さで歩行訓練器上を15分間歩行しカバー内 気候を評価した。
ムレ感−・・官能検査でムレを感じないものを温湿度
O、ムレを感しるものを×と判定
した。
コーディヒュームミニ超小型温湿
度計測装置くコーデックス社製)
を用いセンサーをカバー内の足甲
部に取りつけて測定し、通気透湿
性を表わす指標とした。
実施例1
ナイロン6繊維からなり目付が50 g / rdであ
るスパンボンド法により作られた不織布にフッ素系1發
水剤、エラスガードtJF−20、(第一工業製薬■製
)をスプレー法で付着率が5重世%となるよう付与し1
00°Cで1分間乾燥した後、160′Cで30秒間キ
ユアリングしアッパー部材を製作した。靴底部材として
は硬質ゴム材を用い、両者をポリウレタン系接着剤クリ
スボン旧60(大日木インキQl製)を用いて接合させ
、開閉部に超音波接着で粘着テープを取付けることによ
り、使用例第2図(II)の靴カバーーを得た。
るスパンボンド法により作られた不織布にフッ素系1發
水剤、エラスガードtJF−20、(第一工業製薬■製
)をスプレー法で付着率が5重世%となるよう付与し1
00°Cで1分間乾燥した後、160′Cで30秒間キ
ユアリングしアッパー部材を製作した。靴底部材として
は硬質ゴム材を用い、両者をポリウレタン系接着剤クリ
スボン旧60(大日木インキQl製)を用いて接合させ
、開閉部に超音波接着で粘着テープを取付けることによ
り、使用例第2図(II)の靴カバーーを得た。
このアッパー部材と靴カバーーの性能の測定、評価結果
は第1表に示す如く撥水性が完全で水の滲み込みがなく
、ムレ感は靴カバーーを着用しない場合と同等で通気性
、透湿性の優れたものであった。
は第1表に示す如く撥水性が完全で水の滲み込みがなく
、ムレ感は靴カバーーを着用しない場合と同等で通気性
、透湿性の優れたものであった。
実施例2
実施例1における撥水剤の付着率を0.5%にした以外
は実施例1と同様の条件でアッパー部材と靴カバーーを
製作した。
は実施例1と同様の条件でアッパー部材と靴カバーーを
製作した。
このアッパー部材と靴カバーーの性能の測定、評価結果
は第1表に示す如く、表面に僅かな水分の付着があるも
のの、内側への滲み込みがなく、ムレ怒が感じられない
通気性、透湿性にすぐれたものであった。
は第1表に示す如く、表面に僅かな水分の付着があるも
のの、内側への滲み込みがなく、ムレ怒が感じられない
通気性、透湿性にすぐれたものであった。
比較例1
市販の塩化ビニール製の靴カバーーを用い着用評価した
。その性能評価結果は第1表に示す如く、靴カバー内部
に汗がこもり耐えがたいムレ怒を感じるものであった。
。その性能評価結果は第1表に示す如く、靴カバー内部
に汗がこもり耐えがたいムレ怒を感じるものであった。
(以下余白)
〔発明の効果〕
本発明の靴カバーーは、撥水・i3?W性の不織布を用
いているため、雨降りや降雪時に靴の中に水が滲み込む
ことがなく靴を水濡れから保護する防水性能に優れ、且
つ不惑浄泄や発汗の水分が靴カバーの中にこもらず、足
がムレないので従来にない極めて快適な性能のものであ
る。
いているため、雨降りや降雪時に靴の中に水が滲み込む
ことがなく靴を水濡れから保護する防水性能に優れ、且
つ不惑浄泄や発汗の水分が靴カバーの中にこもらず、足
がムレないので従来にない極めて快適な性能のものであ
る。
さらに、引裂強さが大きく破れにくく柔軟で折り畳みも
自由にでき、軽量なので収納性が良く、透湿性で汗が靴
カバー内部に残らないため悪臭発生もなく携帯に便利で
ある。
自由にでき、軽量なので収納性が良く、透湿性で汗が靴
カバー内部に残らないため悪臭発生もなく携帯に便利で
ある。
第1図は本発明の靴カバーーの着用状態を示す図、第2
図(イ)〜(へ)は、本発明の靴カバーーの使用例を示
す図である。 1−アンバ一部、2−靴底部、3−ファスナ4−折り返
し、5−粘着テープ、6−ゴム、7 ひも、8 マジッ
クファスナ 特許出願人 旭化成工業株式会社 第 ■ 図 (イ) 第2図
図(イ)〜(へ)は、本発明の靴カバーーの使用例を示
す図である。 1−アンバ一部、2−靴底部、3−ファスナ4−折り返
し、5−粘着テープ、6−ゴム、7 ひも、8 マジッ
クファスナ 特許出願人 旭化成工業株式会社 第 ■ 図 (イ) 第2図
Claims (1)
- アッパー部(1)と靴底部(2)とからなる靴カバーで
あって、アッパー部に撥水加工された不織布を用いた靴
カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP978089A JPH02191401A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 靴カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP978089A JPH02191401A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 靴カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02191401A true JPH02191401A (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=11729755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP978089A Pending JPH02191401A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 靴カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02191401A (ja) |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP978089A patent/JPH02191401A/ja active Pending
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