JPH02190211A - 切断ダイセット用剪断刃取付台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、管を切断するプレスと組み合わせて使用する
形式の切断ダイセットおよび該切断ダイセットが作られ
たときの製造形状に関する。更に詳しくは、本発明は、
剪断刃の設置および交換を容易にするダイセットの剪断
刃組立体の改良に向けられている。

［従来の技術］ 切断ダイセットでは、剪断刃を使用して製管ミルから出
る連続長さの管を有用で扱いやすい形材に剪断する。剪
断装置は、代表的には、下部プラテンに対して移動でき
るようにピンに取付けられている上部プラテンに固定さ
れ又は取付けられた剪断刃である。ダイセットを閉じる
と、剪断刃は管を所定長さに切断する。−段および二段
切断ダイセットの両方が知られている。

現在では、剪断刃の上端は、小ねじによって上部プラテ
ンに固定された刃取付ブロックに締付けて固定されてい
る。刃は取付ブロックの面の凹部に収容されている。刃
と取付ブロックとの間には種々の厚さのスペーサが配置
されている。これらのスペーサを用いて剪断刃を整合さ
せる。剪断刃を刃取付ブロックに固定するためにクラン
プ板が使用される。クランプ板は、該クランプ板と剪断
刃の両方を通して延びるねじ付留め具によって刃取付ブ
ロックに固定されている。ねじ付留め具は、取付ブロッ
クにあるねじ穴に受は入れられている。

［発明が解決しようとする課題］ 切断作業中、剪断刃の切断面は遂には鈍くなる。

剪断刃が鈍くなったとき、ダイセットが最大効率で作動
し続けるために剪断刃を研ぐか或いは交換しなければな
らない。剪断刃の交換は時間のかかる手順である。作業
員は、クランプ板と刃を取付ブロックに固定するねじと
を緩めて取り外すことを要求される。クランプ板を取り
外したなら、作業員は古い刃を取り外して新しい刃を取
付ブロックの正しい位置に挿入しなければならない。最
後に、作業員は、クランプ板を元の位置に置いてねじを
再び締め、それによって、新しい刃を取付ブロックに固
定しなければならない。

作業員は又、異なる寸法の管に順応するため刃を交換し
たり、或いは切断作業中刃が破損したときにも同じ時間
のかかる手順を踏まなければならない。剪断刃の交換生
得られるいかなる時間の節約もミルの操作時間を増加さ
せる。上記のように、管が高速で製管ミルから連続的に
出る管切断工業では時間が最も重要である。かくして、
切断装置の修理又は交換によって生じるいかなる問題、
遅れ或いは停止よっても生産量および管製造者の収入が
損失する。それゆえ、部品の保守および／又は交換の容
易さから生じるいかなる時間の節約もミルが操作可能な
時間を増加させ、か（して生産量を増加させる。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、切断ダイセットの剪断刃の改良取付装置の提
供に向けられている。本発明によれば、取付ブロックが
ダイセットのプラテンの１つに固定され、剪断刃が剪断
刃カートリッジに設けられ、次いで、カートリッジ組立
体は取付ブロックに保持される。

好ましい形態では、この構成は、切欠き刃と切欠き刃カ
ートリツジ組立体が、二段切断ダイセットのプラテンに
固定された取付ブロックに挿入される。保持装置により
、剪断刃と刃カートリッジを結合したものを、取付ブロ
ックに解放自在に保持することができる。

本発明のもう１つの観点は、剪断刃を剪断刃カートリッ
ジに固定するためのクランプ板を備える。

剪断刃を剪断刃カートリッジ内に適当に位置決めするた
めに、スペーサ板が更に備えられる。この観点により、
異なる幅の刃を刃カートリッジに挿入することができ、
かくして異なる方寸法を保持するのに単一の刃カートリ
ッジを使用することができる。

本発明のもう１つの観点は、取付ブロックに固定された
ジブから成る保持装置を備える。取付ブロックにはまた
、剪断刃カートリッジをジブに押し当てるためのカム係
止組立体が取り付けられている。好ましい形態では、剪
断刃カートリッジは取付ブロックに挿入され、ジブに接
して設置される。次いで、カム係止組立体が回転され、
刃カートリッジをジブに押し当てて刃カートリッジを取
付ブロックに適所に固定する。カム係止組立体は取付ブ
ロックに設けられた軸を備え、軸は剪断刃カートリッジ
と回転自在に係合するためにこの軸に固定された偏心輪
を有する。カム係止組立体はまた、偏心輪が剪断刃カー
トリッジに接して設置されたときに、軸を適所に固定す
るための装置を有する。

本発明の別の観点は、ジブの支持面に配置された保持部
材を備え、この保持部材は、刃カートリッジの支持面に
配置された相補的な切欠きと組み合わされて働き、刃カ
ートリッジを更に適所に固定する。

［実施例コ 図示の切断ダイセットｌＯは、管切断プレス（図示せず
）で用いられるようになっており、プレスペースの一部
分である一組のレール１１に沿って摺動的に移動可能で
ある。このプレスは、揺動あるいは往復動するラム機構
（図示せず）を含み、このラム機構は、上部プラテン１
２に当たり、切断ダイセット１０を作動させるのに役立
つ。本発明が関係する一般形式のグイセットでは、切断
ダイセットは製作ミルから出る管を受は入れるように位
置決めされ、ラム機構は、グイセット内のクランプジョ
ーによりグイセットを急速移動管に締付けるように作動
する。移動管に締付けられたグイセットは、レール１１
に沿って管と共に移動する。次いで、ラム機構は、切欠
き刃により、管の上部周囲に切欠きを作り、その後剪断
刃は、移動管から一定の長さを切り離すために下げられ
る。

次いで切断ダイセットがレール１１の動程の端に近ずく
と、最後の切り離し切断に続いて、ラム機構は逆の仕方
で作動し、初めに剪断刃と切欠き刃を引き込み、次いで
管部分からグイセットの締付けを解除する。次いで切断
ダイセットは、新しい切断サイクルの開始の準備として
、レールセット１１の初期位置に戻される。このフライ
ング二段切断操作の説明にもかかわらず、本発明は又、
固定切断および一段切断の用途にも有益である。

切断ダイセットｌＯは、上部プラテン１２と下部プラテ
ン１４を含む。

上部プラテン１２は、管路１６の上に位置し、プラテン
１２の下面の間隔を隔てた位置から下方に延びる３つの
ガイドロッド１８．２０．２２を有する。ガイドロッド
１８は、管路１６の左手、すなわち左側に位置決めされ
、ガイドロッド２０．２２は、管路１６の右手、すなわ
ち遠い方の側で、夫々、切断ダイセットの前後に位置決
めされている。グイのジョーカム２４が、ガイドロッド
２０．２２のほぼ中間で上部プラテン１２から下方に延
び、カムガイド２６が、管路１６の左側、すなわち左手
で、上部プラテン１２からその後縁に隣接して下方に延
びる。

複数のガイドスリーブ、すなわちブツシュ２８３０．３
２が、下部プラテン１４から直立し、これらは、管切断
作業中、下部プラテン１４に対して往復動する上部プラ
テン１２を案内するために、夫々、ガイドロッド１８．
２０．２２の下端を入れ予成に受入れる。

製管ミルから出る管３４は、各々が管の断面形に一致す
る相補的な内径輪郭４０．４２を持つ２対のダイジョー
３６．３８によってダイセットＩＯに締付けられる。ダ
イジョー３６．３８の往復締付けおよび解除移動は、互
いに摺動できる、上部ダイジョーホルダー４４と下部ダ
イジョーホルダー４６との摺動運動によってもたらされ
る。

ダイ締付はジョー３６．３８は、上部ダイジョーホルダ
ー４４と下部ダイジョーホルダー４６によって夫々支持
されている一対のクランプローラ４８．５０の間を通る
ダイジョーカム２４の共働作用によって、下部プラテン
に対する上部プラテンの移動と同期して、互いに向かっ
たり、遠ざかるように往復動されるようになっている。

カム２４がローラ４８．５０と共働し、ダイジョー３６
．３８を管３４と締付は係合させたり、これを解除させ
る仕方は、かかる機構が周知であり、本発明の要素では
ないので、これ以上説明しない。

この種の機構の詳細は、本出願の譲受人に譲渡された米
国特許第４１０８０２９号及び第４２９４１４７号でわ
かるであろう。参考のため、その開示をここに記載する
。

切欠きプレート保持器５２と切欠き刃５４とを有する切
欠き用組立体（全体的に参照符号５６で示す）が、剪断
刃の下方切断運動より前に、管の上部周囲に切欠き切断
を行うように作動する。この切欠き切断は、切断作業に
続く切断管部分の追加作業の必要性をなくす。スラスト
かつ「横引き」　（“ｐｕｌｌ　ａｃｒｏｓｓ”）切欠
き用組立体は、周知である。（例えば、米国特許第４．
１０９゜５５５号及び米国特許第４，２９４，１４７号
参照）。これら米国特許の開示を、それら米国特許の引
用によって、本明細書に組込むこととする。

切欠き用組立体５６は、クロススライド組立体６８に支
持されており、クロススライド組立体６８は、支持ブラ
ケット５８、支持ブラケット６０、支持ブラケット６２
、上部ガイドシャフト６４及び下部ガイドシャフト６６
とを備えている。

カムフォロワー２７が、クロススライド組立体６８に固
定されており、カムフォロワー２７は、曲線状のカムト
ラック２６ａを有するカムガイド２６に従動する。上部
プラテン１２の運動により、カムガイド２６はクロスス
ライド組立体６８に往復動６９を与える。この形式のク
ロススライド機構の詳細は、本出願人の米国特許第４，
７６６゜７９２号により知ることができるので、これを
引用することにより、該米国特許の開示を本明細書に組
込むこととする。

第３図及び第４図には、好ましい形態の切断刃組立体が
示されている。取付ブロック８４が切断ダイセットｌＯ
の上部プラテン１２に固定されている。孔１２ａを貫通
するねじ付留め具が、取付ブロック８４に配置された孔
８４ａに螺入される。

本例においては、取付ブロック８４を上部プラテン１２
に固定するのに、ねじ付留め具を用いているが、取付ブ
ロックを上部プラテン１２に固定するのに、他の留め方
、例えば、リベット留め、溶接、或いは、ろう付などを
用いることができよう。

所望ならば、取付ブロック８４を、プラテン１２の一体
的部材として形成しても良い。取付ブロック８４は、管
の進路と直角に設けられたスロット８４ｃを有し、スロ
ット８４ｃは、切断刃カートリッジ組立体６９を受は入
れるのに十分な寸法のものである。

切断刃７０は、横孔７２ａを貫通して、クランプ板７４
に螺入するねじ付留め具７６によって、切断刃カートリ
ッジ７２に取付けられる。本例においては、ねじ付留め
具を用いているが、切断刃７０を切断刃カートリッジ７
２に固定するのに、他の留め方、例えば、リベット、溶
接、ろう付などを用いることができよう。所望ならば、
刃カートリツジ全体を、一体的に形成し、これによって
、任意の形式の留め手段の使用を除去しても良い。

切断刃７０は、刃カートリッジの反対側に鋭利な切断面
を有する高速度鋼で作られている。

切断される管３４のサイズ又は肉厚が変わるこにより、
様々なサイズの剪断刃を使用して管３４を適切に切断す
る必要が生じる。スペーサ板８６をクランプ板７４と組
み合わせて使用し、剪断刃カートリッジ７２内に剪断刃
７０を適当に保持する。スペーサ板８６により、標準サ
イズの剪断刃カートリッジ７２に様々なサイズの剪断刃
７０を使用することが可能になる。剪断刃７０の幅又は
厚さが変われば、剪断刃カートリッジ７２の所定の位置
に剪断刃７０を固定するのに、様々な形状、サイズ又は
組合せのスペーサ板８６が必要になることは明らかであ
る。

剪断刃カートリッジ７２は、取付ブロック８４に固定さ
れたＶ形ジブ７８によって、取付ブロック８４の所定の
位置に保持される。カム係止組立体８２を用いて、剪断
刃カートリッジ７２をジブ７８に対して付勢している。

剪断刃カートリッジ７２は、ジブ７８に形成されたＶ形
切欠き７８ｃに補完的に受は入れられるようになったＶ
形突出部７２ｃを備えている。ジブ７８は、横断ボア７
８ａを通して延び且つ取付ブロック８４に位置決めされ
たねじ孔８４ｄに螺着されたねじ締結手段８８によって
、取付ブロック８４に固定されている。ジブ７８は、横
断ボア７８ｂを通して延び且つ取付ブロック８４に位置
決めされたボア８４ｅに受は入れられた合せピン８Ｇに
よって、取付ブロック８４に整合するように固定されて
いる。

合せピン８０が、ジブ７８に形成されたボア７８ｃを貫
通している。合せピン８０は、剪断刃カートリッジ７２
のＶ形ガイド面７２ｃに位置決めされた切欠き７２ｂに
補完的に受は入れられる突出部を形成している。剪断刃
カートリッジ７２が切断位置に固定され、ダイセットが
往復動作をしているとき、すなわち管を切断した後剪断
刃が後退運動をしているとき、剪断刃が障害作用又は拘
束作用を受けた場合には、合せピン８０と切欠き７２ｂ
とが協働して剪断刃が取付ブロックから引き出されない
ようにする。

刃カートリッジのＶ形突出部７２ｃをジブ７８のＶ形切
欠き７８ｃ内に押し込むのに使用されるカム係止組立体
８２は、取付はブロック８４上に配置された横断ボア８
４ｂを貫通するシャフト８２ａを有する。カム係止組立
体はシャフト８２ａに固定された偏心部材８２ｂを有す
る。カム係止組立体は、シャフト８２ａのねじ山付部分
上に受は入れられるようになったナツト８２ｃで固定位
置に係止される。

好ましい実施例によれば、剪断刃７０を刃カートリッジ
７２に取付けることができ、かくして剪断刃−カートリ
ッジ組立体６９を形成する。次いで、この剪断刃−カー
トリッジ組立体を取付はブロック８４に挿入して支持面
７２ｃをジブ７８ｃの相補的な支持面と係合させ、切欠
き７２ｂを合せピン８０と係合させる。次いで、カム係
止組立体８２を回転させてカートリッジ組立体６９を固
定位置に係止する。刃カートリツジ組立体６９を取り外
す必要がある場合には、作業者は、カム係止組立体８２
を緩めて刃カートリツジ組立体６９を取付はブロック８
４から取り外せるようにするだけでよい。

上述の剪断刃用取付は装置は、剪断行程を行うのに使用
される刃の往復運動に亘って刃を堅固に積極的に支持す
るということは理解されよう。特に、上述の剪断刃用支
持機構により、剪断刃を取付はブロックのところで迅速
に且つ効率的に取り外すことができ且つ交換することが
できる。

本発明の好ましい実施例を図示し且つ詳細に説明したが
、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく上述の実
施例に種々の変更を加えることができるということは明
らかである。更に、「垂直」という用語及び「水平」と
いう用語は、本明細書中、相対的な方向について使用さ
れており、上述の機構及び実際に使用される機構の所定
の方向を示唆するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による切断ダイセットの端面図であり
、 第２図は、２−２断面線におけるダイセットの断面図で
あり、 第３図は、剪断刃取付は構造の分解斜視図であり、 第４図は、剪断刃カートリッジ取付はブロックを取付け
るための装置の別の分解斜視図である。 １０、、　　切断ダイセット、１１．　、　、　　レー
ル、１２．１．上部プラテン、１２ａ０．、ボア、１４
．　、　、下部プラテン、１６．１．管路、１８．２０
．２２．、、　　ガイドロッド、２４、、、ジョーカム
、２６．、、カムガイド、２６ａ０４．カムトラック、 ２８．３０．３２．、、ブツシュ、 ３４、、、管、３６．３８．０．ダイジョー４０．４２
．０．内径輪郭、 ４４．４６．、、　　ジョーホルダ、 ４８．５０．１．ローラ、５４．、、切欠き刃、５６、
、、切欠き用組立体、 ５８．６０．６２．、、支持ブラケット、６４、、、上
部ガイドシャフト、 ６６．６．下部ガイドシャフト、 ６９、、、往復動作、８４．、、取付ブロック、７０、
、、剪断刃、７２．、、剪断刃カートリッジ、７４．、
、クランプ板、 ７８、、、　　ジブ、８０，１．スペーサ板、８６０．
、合せピン。 図面の浄書（内容に変更なし） 手 続 補 正 書 （方式） ％式％ １、事件の表示 平成１年特許願第２７０５４４号 ２、発明の名称 切断ダイセラ ト用剪断刃取付台 ３、補正をする者 事件との関係

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）剪断刃を切断ダイセットのプラテンに取付けるた
   めに使用する剪断刃組立体であって、 プラテンと、 該プラテンに固定された取付けブロックと、剪断刃と、 剪断刃カートリッジと、 上記剪断刃を上記剪断刃カートリッジに取付けるための
   第一手段と、及び 上記剪断刃カートリッジを上記取付ブロックに保持する
   ための第二手段と、 からなる剪断刃組立体。
2. （２）前記第一手段が、上記剪断刃を剪断刃カートリッ
   ジに固定するための締付板と、該締付板を上記剪断刃カ
   ートリッジに留めるための手段とからなる請求項第（１
   ）項に記載の剪断刃組立体。
3. （３）上記剪断刃を上記剪断刃カートリッジ内の適所に
   配置するためのスペーサ板をさらに包含する請求項第（
   ２）項に記載の剪断刃組立体。
4. （４）前記第二手段が、上記取付けブロックに固定され
   たジブと、上記剪断刃カートリッジを前記ジブに押圧す
   るために上記取付けブロックに固定されたカム係止組立
   体とからなる請求項第（３）項に記載の剪断刃組立体。
5. （５）前記カム係止組立体が、上記取付けブロックに取
   付けられた軸と、該軸に固定された偏心輪と、上記軸を
   取付け位置に固定するための手段とからなる請求項第（
   ４）項に記載の剪断刃組立体。
6. （６）前記第二手段がさらに、上記ジブの支持面上に配
   置された保持部材と、前記保持部材と係合させるために
   上記剪断刃カートリッジの相補形支持面上に配置された
   切欠きを有する刃カートリッジとを包含する請求項第（
   ５）項に記載の剪断刃組立体。
7. （７）ダイセットプラテンに取付けるようになっていて
   、下向きに開口したギャップによって分離された第一お
   よび第二の平行で垂下した板部分を有する取付ブロック
   と、 一方の側で上記取付ブロックに取付けられ、前記ギャッ
   プと整合しかつ隣接してそこに形成された内側Ｖ形ガイ
   ド面を有するジブ板と、剪断刃を間に挟むようになった
   背板及び締付板を有し、前記板の一方が上記ジブ板の内
   側Ｖ形ガイド面に摺動的にはまり込む外部Ｖ形ガイド部
   を有する剪断刃カートリッジと、及び 前記取付ブロックに取付けられて上記外部Ｖ形ガイド部
   と反対側の剪断刃カートリッジの縁に選択的に接触して
   上記外部Ｖ形ガイド部を上記ガイド面に押圧する回転偏
   心カムと、 からなる切断ダイセットのための剪断刃取付台。