JPH02189093A - アナログ映像信号伝送位相差補正装置 - Google Patents

アナログ映像信号伝送位相差補正装置

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JPH02189093A
JPH02189093A JP910589A JP910589A JPH02189093A JP H02189093 A JPH02189093 A JP H02189093A JP 910589 A JP910589 A JP 910589A JP 910589 A JP910589 A JP 910589A JP H02189093 A JPH02189093 A JP H02189093A
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JP
Japan
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phase difference
signal
analog video
transmission
video signal
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Application number
JP910589A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Arai
荒井 靖博
Hiroaki Awane
粟根 弘明
Masato Sato
正人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は映像を構成するR、G、Bなどの色別のアナロ
グ映像信号を伝送ケーブルを介し遠方へ伝送する際に伝
送回路のバラツキなどによって生ずる前記色別アナログ
映像信号間の位相差を補正する装置としてのアナログ映
像信号伝送位相差補正装置に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
【従来の技術】
第7図は、この種のアナログ映像信号を伝送する装置の
構成図である。同図において点線で囲まれた部分6は伝
送ケーブル、H3は水平同期信号、vSは垂直同期信号
、Rはアナログ映像信号(赤)、Gはアナログ映像信号
(緑)である。なおアナログ映像信号には、この他に青
信号B等があるが、簡単のためここでは省略して説明す
る。 第8図は、第7図に示す装置を説明するための各部信号
波形図である。第8図においてR3,VS、R,Gは前
述の信号の送信側での信号波形であり、H3I、VSl
、R1,G1はそれぞれ前記送信側の信号に対応する受
信側での信号波形である。 次に第8図を参照しつつ第7図の動作を説明する。各信
号H3,VS、R,Gは図外の映像信号出力機器から取
り込むが、ここでは第8図のようにアナログ映像信号R
,Gを仮に同位相とした場合を説明する。この信号R,
Gが伝送ケーブル6を介して遠方へ伝送された際の受信
側でのアナログ映像信号は、第8図のR1,Glとなり
、映像信号の位相に差が生じることになる。これは、信
号の伝搬速度が次の式(1)により求められ、各々の信
号が個別のケーブルにより伝送されるため、ケーブルの
LとCのバラツキにより信号の伝搬速度が異なるためで
あり、伝送距離が長くなるほどこの位相差は大きくなる
。 ■ocj「7で−−−−−−−(1) 但し、v:信号の伝搬速度 L:伝送ケーブルのインダクタンス (分布定数系) C:伝送ケーブルの容量 (分布定数系)
【発明が解決しようとする課題】
従来の映像信号伝送装置では、上述のように映像信号を
遠方へ伝送した場合、映像信号相互間の位相がずれる事
により、例えばこの信号をCRTデイスプレィに接続し
た場合、色ずれが生じるという欠点があった為に、送信
側の装置と受信装置としてのCRTデイスプレィ間の距
離は、例えば約1.5m以上伸ばせない状態にあった。 そこで本発明は、受信側でのアナログ映像信号相互間の
位相を送信時の位相と同位相とするアナログ映像信号伝
送位相差補正装置を提供することにより、CRTデイス
プレィ等に色ずれが生じないようにすることを課題とす
る。
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために本発明の装置は、r映像を
構成する色別のアナログ映像信号(RGなと)を伝送ケ
ーブル(6など)を介し伝送することによって生ずる前
記色別アナログ映像信号間の位相差を補正する装置であ
って、 前記映像の非表示期間に、前記伝送ケーブル内の前記色
別アナログ映像信号ごとの各伝送ラインへそれぞれ同相
のパルスを注入するパルス注入手段(ワンショットパル
ス発生器1、ANDゲート01.02など)と、 前記伝送ケーブルによって伝、送された前記パルス間の
位相差を求める位相差検出手段(ANDゲート7〜9.
カウンタ10.11など)と、前記の伝送の前または後
の前記色別アナログ映像信号間に、(該信号の伝送前に
おけるD/A変換前、またはその伝送後におけるA/D
変換後の状態などにおいて)前記の伝送に基ずく前者の
位相差を打消すように、前記位相差検出手段によって検
出された後者の位相差に等しい位相差を付加する位相差
付加手段(シフトレジスタ13〜15.17〜19.デ
ータセレクタ20.21など)と、を備えたjものとす
る。
【作 用】
本発明は、送信側または受信側にて各色別のアナログ映
像信号を伝送する個別の伝送ラインへそれぞれ同位相の
パルスを注入し、ケーブルを介して遠方へ伝送し、受信
側または送信側にてこのパルス間の位相差を検知し、位
相差が生じていれば、伝送後または伝送前の各色別アナ
ログ映像信号間に該位相差に等しい位相差を付加して色
別アナログ映像信号の伝送に基ずく位相差を補正するも
のである。
【実施例】
次に第1図ないし第6図に基づいて本発明の詳細な説明
する。第1図は本発明の第一の実施例としての構成図で
ある。同図において、lはワンショットパルス発生器、
2.3はORゲート、4゜5、25.26はD/Aコン
バータ、点線で囲まれた部分6は伝送ケーブル、7,8
,9,23.24はANDゲート、10.11はカウン
タ、12.16はA/Dコンバータ、13.14.15
.1?、 18.19はシフトレジスタ、20.21は
データセレクタ、22はNOT素子である。 第2図は第1図の動作を説明するための各部信号波形図
であり、図外のアナログ映像信号出力機器が出力する水
平同期信号H3,垂直同期信号■S、伝送前アナログ映
像信号R,Gを遠方へ伝送し、伝送後の水平同期信号H
31,伝送後の垂直同期信号VSI、最終アナログ映像
信号RO,Goを出力するまでの過程を示している。 次に第2図を参照しつつ第1図の回路動作を説明する。 第2図H3,VS、RDO〜RD7. G Do〜GD
7に示される信号は、それぞれ映像信号出力機器におけ
る水平同期信号、垂直同期信号、入力ディジタル映像信
号(赤)1人カディジタル映像信号(緑)であるが、簡
単のためRDO−RD7とGDO−GD7は全く同様な
信号としである。なお垂直同期信号vSがハイレベル時
は非表示期間であるから、この垂直同期信号■Sの立上
り時にワンショットパルス発生器1により、ワンショッ
トパルス1aを発生させ、これをORゲート2゜3によ
り、入力ディジタル映像信号RD7. CD7に付加し
である。この入力ディジタル映像信号RDO−RD7.
 G DO−G D7はそれぞれD/Aコンバータ4,
5によりアナログ信号に変換され、第2図(A) 、 
(11)伝送前アナログ映像信号R1Gのような波形と
なる。これらの信号H3,VS。 R,Gは、伝送ケーブル6により遠方へ伝送されると、
第2図(^)、0り〜θつのHSL V St、 RL
 C1のような波形となり、伝送前はアナログ映像信号
R,G内に付加されているワンショットパルス1aがそ
れぞれ同位相であったが、伝送後は位相差が生じる。 次にこの位相差を検知し、同位相となるように補正する
回路動作を説明する。図外のクロック発生回路により、
第2図(A)、(16)のようなりロックパルスCLK
を発生させ、このクロックパルスCLKに同期してA/
Dコンバータ12により伝送後アナログ映像信号(赤)
R1@AID変換して得られるディジタル信号のうち、
最上位ビット、つまり出力端子Q7の出力信号12−C
7(第2図(A)。 (33) )を取出し、このA/Dコンバータ出力信号
12−C7と、前記のクロック信号CLKと、転送後垂
直同期信号■S1との論理積をANDゲート8を介して
求めることにより、 またクロック信号CLKに同期して、A/Dコンバータ
16により伝送後アナログ映像信号(緑)GlをA/D
変換して得られるディジタル信号のうち、最上位ビット
、つまり出力端子Q7の出力信号16−C7(第2図(
B) 、 (49) )を取出し、このA/Dコンバー
タ出力信号16−C7と、前記クロック信号CLKと、
転送後垂直同期信号VSIとの論理積をANDゲート9
を介して求めることにより、 それぞれ伝送後アナログ映像信号R1,Gl内に付加さ
れているワンショットパルス1aの波形内に含まれるク
ロック数がANDゲート8.9から求められて、それぞ
れ第2図(A)の07)、 08)の信号1O−CLK
、1l−CLKが出力され、この出力信号がそれぞれカ
ウンタ10.11の入力信号となる。 またANDゲート7は、転送後垂直同期信号VSlと、
A/Dコンバータ12および16の各最上位ビット出力
信号12−Q?および16−C7とのAND演算を行い
、各伝送後アナログ映像信号R1,Gl中のワンショッ
トパルスが互いに重なり合う部分を抽出した第2図(^
)、側の信号10.11−Rを出力する。そしてこの信
号がカウンタ10および11に対するリセット信号とな
る。 カウンタ10.11はこのリセット信号10.11− 
Rの立上りで今迄の計数値をクリヤし、同信号の立下り
から改めて入力パルス数をカウントする。そしてその計
数結果をその3 bitの出力端子QO,Ql。 C2に出力するからカウンタ10の出力端子QO。 Ql、C2はそれぞれは第2図(八)、(20)〜(2
2)の各信号1O−Qo、1O−Ql、1O−C2のよ
うに初めの計数値はクリヤされて最終的に“′0゛を出
力し、他方、カウンタQ8の出力端子QO,Ql、Q2
はそれぞれ第2図(A) 、 (23)〜(25)の信
号11− Qo、11Q1.1l−C2を出力する。即
ちカウンタ11は“3″を出力することになる。このよ
うにして伝送された映像信号R1,Glの位相関係は信
号R1O方が信号G1より3クロック進んでいることを
検知できる。 一方では、前述のように伝送後アナログ映像信号R1,
GlがA/Dコンバータ12.16の入力端子りにそれ
ぞれ入力され、このA/Dコンバータ12および16の
出力端子QO−Q7には、それぞれ第2図(八) 、 
(26)〜(33)の信号12−QO,〜、12−G7
および同図(B) 、 (42)〜(49)の信号16
− QO,〜、16−Q7のようなA/D変換された8
 bitのディジタル信号が出力される。これらの信号
はシフトレジスタ13および170入力端子Do−07
にそれぞれ入力される。このシフトレジスタ13.17
は取り込んだ入力信号を次のクロックパルスCLKの立
上りでその出力端子QO−Q7に出力する。以下同様に
この出力信号が次のシフトレジスタ14.18にそれぞ
れ入力され、さらにこのシフトレジスタ14.18の出
力信号が次のシフトレジスタ15.19にそれぞれ入力
される。つまり各シフトレジスタ13〜I5および17
〜19は、入力信号を1クロツクずつ遅延させて出力す
ることになるから、例えばシフトレジスタ15の出力端
子QO−Q7の出力信号波形は、第2図(A) 、 (
34)〜(41)の信号15−QO,〜15−Q7のよ
うに、A/Dコンバータ12の出力信号を基準に3クロ
ツク分遅延されており、また同様にシフトレジスタ19
の出力端子QO−Q7の出力信号波形は、第2図(B)
 、 (50)〜(57)の信号19−QO,〜、19
−Q7のように、A/Dコンバータ16の出力信号を基
準に3クロツク分遅延されている。 これらA/Dコンバータ12.シフトレジスタ13゜1
4、15の各出力端子QO−Q7の出力信号は、データ
セレクタ20の入力端子D40〜D47.  D30〜
D37、  D20−D27.  DIO〜D17にそ
れぞれ入力され、また同様にA/Dコンバータ16. 
 シフトレジスタ17、18.19の各出力端子QO−
Q7の出力信号は、データセレクタ210入力端子D4
0〜D47.  D30〜D37.  D20〜D27
.  DIO〜D17にそれぞれ入力される。 データセレクタ20のセレクト端子30. Sl、 S
2には前記のカウンタ10の出力信号1O−Qo、1O
−Ql、1O−G2が入力され、同様にデータセレクト
21のセレクト端子SO,Sl、S2には前記のカウン
タ11の出力信号1l−Qo、1l−Ql、1l−G2
が入力される。 従ってデータセレクタ20では、入力端子DIO〜D1
7からの入力信号、つまりA/Dコンバータ12の出力
信号を3クロツク遅延させた信号が選択され、データセ
レクタ21では、入力端子D40〜D47からの入力信
号、つまりA/Dコンバータ16の出力信号そのものが
選択される。これにより、データセレクタ20および2
1の各出力端子QO−Q7からはそれぞれ第2図(A)
 、 (34)〜(41)の信号15−QO,〜、15
−Q7および同図(B) 、 (42)〜(49)の信
号16− QO,〜、16−Q7のように互に位相、波
形の等しい信号がそれぞれ出力されるから、伝送後アナ
ログ映像信号R1,G1相互間の位相差を取除くことが
できる。データセレクタ20.21の出力信号は、さら
にD/Aコンバータ25.26の入力端子に接続される
が、データセレクタ20および21のG7から出力され
る最上位bit信号、つまり第2図(A) 、 (41
)の信号15− Q?、および第2図(B) 、 (4
9)の信号16−G7は転送後垂直同期信号VSI t
−N。 T素子22により反転させた第2図(B) 、 (58
)の信号7丁とANDゲート23.24によりそれぞれ
AND演算されることにより、信号15−G7.16−
G7内に前述のように付加されているワンショットパル
ス1aの部分が除去された第2図(B) 、 (59)
 、 (60)の信号25−D7.26−D7がD/A
コンバータ25゜26の入力端子D7にそれぞれ入力さ
れて、このD/Aコンバータ25.26の各出力端子Q
からは、第2図(B)の(61) 、 (62)の信号
RO,Goのようなアナログ信号に変換されたこの回路
の最終的なアナログ映像信号が得られる。この最終アナ
ログ映像信号RO,Goはアナログ映像信号出力機器か
ら出力された第2図(A) 、 (11)の伝送前アナ
ログ映像信号R,Gと同様に互に位相関係が一致するこ
とが明らかである。 尚、上述のように伝送後アナログ映像信号R1゜G1相
互間の位相差は補正できたが、第2図かられかるように
伝送直後のアナログ映像信号R1と位相補正後のアナロ
グ映像信号ROとの間に遅延が生じていることが明らか
である。この遅延時間が大きくなりすぎると、例えばC
RTデイスプレィに接続した場合、画面の位置関係が乱
れることもあり得るが、これは水平同期信号H3にも上
述のような遅延回路を付加することにより解決できる。 また伝送後、映像信号相互間の位相差が伝送前に付加し
たワンショットパルス1aのパルス幅以上となれば、カ
ウンタ10,11に対するリセット信号10.11−R
が得られず位相を補正することができないため、位相差
を見込んだ上でワンショットパルス1aのパルス幅を調
整する必要がある。 逆に、位相差がクロックパルスCLKのパルス幅より小
さくなれば位相ずれを検知できない場合があるため、必
要とする位相補正の精度によりクロックパルスCLKの
周波数を調整する必要がある。 従って本実施例では、シフトレジスタ13〜15および
17〜19の遅延能力はそれぞれ総計3クロツクまでで
あるが、上述のワンショットパルスのパルス幅やクロッ
クパルスの周波数によっては、カウンタ、シフトレジス
タ、データセレクタをそれぞれいくつか接続し、カウン
タの計数範囲やシフトレジスタの遅延能力を向上させる
必要がある。 また、この実施例では伝送前に、入力ディジタル映像信
号の最上位bit信号RD7. G D7にワンショッ
トパルスIaを付加し、伝送後の遅延検出の際、A/D
コンバータ12.16の出力信号のうち最上位bit信
号からワンショットパルスを検出しているが、これは、
伝送前と比較し伝送後でもアナログ映像信号の電圧降下
が起きないと仮定した場合であり、もしも電圧降下が起
きる場合は、それを見込んだ上で、A/Dコンバータ1
2.16の出力信号のうち、どの信号から伝送前に付加
したワンショットパルスを検出するかを決定する必要が
ある。 第3図は本発明の第二の実施例としての構成図である。 同図は第1図のワンショットパルス発生器1に代わり、
水平同期信号H3と垂直同期信号■Sとを入力信号とす
るANDゲート01が用いられている点以外は第3図と
同じ構成となっている。 第4図は第3図の動作を説明するための各部信号波形図
であり、第2図(A)に対応するものである。第4図の
第2図(八)に対する相違は第4図(2A)に示される
ようなANDゲート01の出力)ISOの波形が新たに
付加されていること、および第4図(10)〜(12)
、(14)、(15)、 (17)〜(21) 、 (
23) 、 (24)の波形が第2図(A)の同番号の
波形と一部異なることのみで、その他の波形は全て第2
図(八)の同番号の波形と同じである。また第2図CB
)は本実施例にもそのまま適用される。 次に第4図を参照しつつ第3図の回路動作を第1図との
相違を主体に説明する。第4図H3,VS、RDO〜R
D7. G DO〜GD7に示される信号は回外の映像
信号出力機器における水平同期信号、垂直同期信号、入
力ディジタル映像信号(赤)。 入力ディジタル映像信号(緑)であるが、この実施例で
も簡単のためRDO〜RD7 とGDO〜GD7は全く
同様な信号としである。尚、伝送前アナログ映像信号R
,Gの伝送遅れの位相差を検出するために、垂直同期信
号vSのハイレベル時(非表示期間)において、第1図
ではORゲート2.3により入力ディジタル映像信号R
D7. G D7にワンショットパルス1aが付加され
たが、第3図ではANDゲー)IAにより垂直同期信号
■Sがハイレベル時の水平同期信号H5のパルスHSO
が取出されてORゲート2,3により入力ディジタル映
像信号RD7. G D7に付加される。従って第4図
では第2図(八)に比べ非表示期間にワンショットパル
スと類偵のパルスが複数個(この場合2個)、入力ディ
ジタル映像信号RD7. G D7に付加される形にな
る。 従ってANDゲー)8,9.7の出力波形も第4図07
)、 Qll)、 0!u)ように第2図(A) (7
)07)、 08)、 09)のそれぞれの波形がAN
Dゲー)01の出力信号H3Oの出力画数分、(この場
合2回)繰返される形になる。 またこの結果、カウンタ10.11も第2図(八)の場
合と同様な計数とリセットを繰返すことになるが、最終
的には第4図(20)〜(25)のように非表示期間中
の最後の信号H3Oによる計数が有効となってカウンタ
lOは“′0”′を出力し、カウンタ11は“3”を出
力することになる。 従って以後は第1図と全く同様の動作で伝送映像信号R
1,G1の位相差の補正を行うことができる。 第5図は本発明の第三の実施例としての構成図である。 同図において13〜15.17〜19はシフトレジスタ
、20.21はデータセレクタ、25.26はD/Aコ
ンバータであり、これらの相互接続は第1図。 第3図の対応部分と同様である。また7〜9.02はA
NDゲート、10.11はカウンタ、点線で囲まれた部
分6は伝送ケーブル、37.38はトライステートのバ
ッファ、40〜43は抵抗である。 第6図は第5図の動作を説明するための各部信号波形図
であり、図外のアナログ映像信号出力機器が出力する水
平同期信号H3,垂直同期信号vS、入力アナログ映像
信号R,Gを補正した補正・伝送前アナログ映像信号R
1,G1を遠方へ伝送し、前記の各信号に対応する信号
H3I、VSI。 RO,Goを出力するまでの過程を示している。 次に第6図を参照しつつ第5図の回路動作を説明する。 第6図のH3,VS、RDONRD7.GDo−GD7
に示される信号はそれぞれ映像信号出力機器における水
平同期信号、垂直同期信号。 入力ディジタル映像信号(赤)2人カディジタル映像信
号(緑)であるが、2の実施例でも簡単のためRDO−
RD7とGDO〜GD7は全く同様な信号としである。 前述のように人力ディジタル映像信号RDO〜RD7.
 G DO〜GD7をD/Aコンバータによりアナログ
信号に変換して伝送ケーブルにより遠方に伝送すると、
伝送前回位相であったものが伝送後には位相差を生ずる
が、本実施例では位相差を伝送前に検知して、伝送後回
位相となるように予め補正する回路動作を行うものであ
る。 即ち水平同期信号H3,垂直同期信号VSを一度、伝送
ケーブル6で遠方へ伝送する。垂直同期信号vSがハイ
レベルの時は非表示期間であるのでANDゲート02に
より垂直同期信号■Sがハイレベルの時の水平同期信号
H3のパルスH3Oを取出す。そしてこのパルスH3O
でトライステートバッファ37.38を制御し、前記パ
ルスl−l3つと同波形で同じタイミングを持つパルス
を作り、このパルスをふたたび各アナログ映像信号を送
信する伝送ケーブル6を介して送信側に伝送する。これ
をアナログ映像信号(赤)の伝送ケーブルを介して伝送
したものをH3P、同じくアナログ映像信号(緑)の伝
送ケーブルを介して伝送したものをH2Cとして第6図
(6)、 C力にそれぞれ示す。 次に図外のクロック発生回路により、第6図(8)のよ
うなりロックパルスCLKを発生させ、このクロックパ
ルスCLKと、前記信号H3Rおよび垂直同期信号VS
との論理積をANDゲート8で求め、同様にクロックパ
ルスCLKと、前記信号H3Gおよび垂直同期信号■S
との論理積をANDゲート9で求めることにより、それ
ぞれ信号H3R,H3G、パルス中のクロック数が求め
られ、各ANDゲート8.9からは第6図(9)、 G
o)の信号1O−CLK、1l−CLKが出力され、こ
の信号がそれぞれカウンタ10.11への入力信号とな
る。 またANDゲート7により信号HSR,HSG、 VS
のAND演算を行うことにより、パルスH3R。 H2C,が互いに重なり合う部分を抽出した第6図(1
1)の10.11−Rのような信号が得られ、この信号
がカウンタ10および11に対するリセット信号となる
。なお垂直同期信号VSをそれぞれの信号H3R,H3
GとAND演算しているのは、表示期間中にリセットお
よびカウントさせないためである。 カウンタ10.11はリセット信号10.11−Hの立
下りから新たに入力パルス数をカウントし、その結果を
3bitの出力端子QO,Q1.Q2に出力するから、
最終的にカウンタ10は第6図θり〜(14)の信号1
O−Qo、1O−Ql、lo−G2のように“°0”を
出力し、カウンタ11は第6図051〜G7)の信号1
1− Qo、 1l−Ql、1l−G2のように“3”
を出力する。つまり伝送された時のアナログ映像信号の
位相関係は、赤の映像信号の方が緑の映像信号より3ク
ロック進んでいることを検知できる。 一方では入力ディジタル映像信号RDO〜RD7゜GD
O〜GD7へそれぞれシフトレジスタ13.17の入力
端子DO〜D7に入力され、このシフトレジスタ13.
17はその出力端子QO−Q7へ前記の入力信号を取り
込んだ後、クロックパルスの立上りで出力し、以下同様
にこの出力信号がそれぞれ次段のシフトレジスタ14.
18に入力され、さらにこのシフトレジスタ14.18
の出力信号が、それぞれ次段のシフトレジスタ15.1
9に入力される。 つまり、各シフトレジスタ13〜19は、それぞれ入力
信号を1クロツクづつ遅延させて出力することになる。 従って例えばシフトレジスタ15の出力端子QO−Q7
の出力信号波形は第6図(26)〜(33)の信号15
−QO,〜、15−Q7のような波形になり、これは入
力ディジタル映像信号RDO−RD7を基準に3クロツ
ク遅延されている。 また同様にシフトレジスタ19の出力端子QO〜Q7の
出力波形も第6図(26)〜(33)の信号19−QO
。 〜、19−Q7のような波形になり、入力ディジタル映
像信号GDO〜GD7を基準に3クロツク遅延されてい
る。 前述のようにこれら、入力ディジタル映像信号RDO〜
RD7.シフトレジスタ13〜15の出力端子QO−Q
7の出力信号は、データセレクタ20の入力端子D40
〜D47. D30〜D37. D20〜D27. D
lO〜D17にそれぞれ入力され、また入力ディジタル
映像信号GDO〜G D7.シフトレジスタ17〜19
の出力端子QO〜Q7の出力信号はデータセレクタ21
の入力端子D40〜D47.  D3Q〜037. 0
20〜D27.  DIO−D17にそれぞれ入力され
る。データセレクタ20のセレクト端子So、S1.8
2には、前述の映像信号相互間の位相差を示す第6図0
2)〜04)の1O−Qo、1O−Ql、1O−G2の
ような(つまり計数値“0°゛の)セレクト信号が入力
され、同様にデータセレクタ21のセレクト端子SO,
Sl、32には、第6図05)〜07)の1l−Qo、
1l−Ql、1l−G2のような(つまり計数値゛3°
゛の)信号が入力される。 従ってデータセレクタ20では、入力端子DIO〜D1
7からの入力信号、つまり入力ディジタル映像信号RD
O−RD7を3クロツク遅延させた信号が選択され、デ
ータセレクタ21では、入力端子D40〜D47からの
入力信号、つまり入力ディジタル映像信号GDO−CD
?そのものが選択される。 このことによりデータセレクタ20.21の各出力端子
QO−Q7からは、それぞれ第6図15−QO。 〜、15−Q?、GDO−GD7と同様の信号が出力さ
れる。この信号をそれぞれD/Aコンバータ25゜26
によりアナログ信号に変換すると第6図(35) 。 (36)の補正・伝送前アナログ映像信号R1,Glの
ような波形になり、このアナログ映像信号R1゜G1を
それぞれの伝送ケーブル6を介して遠方に伝送すると、
出力信号波形は、それぞれ第6図(37) 、 (38
)の最終アナログ映像信号RO,GOのような波形にな
る。 このように、映像信号を伝送する前に補正することによ
って、伝送後出力される映像信号相互間の位相を一敗さ
せることができる。 尚、上述のようにアナログ映像信号相互間の伝送による
位相差は補正できたが、第6図(34)の入力時のアナ
ログ映像信号(即ち入力ディジタル映像信号RDO−R
D7の変換前のアナログ映像信号)Rと位相補正後の伝
送前アナログ映像信号R1との間に遅延が生じているこ
とが明らかである。 この遅延時間が大きくなりすぎると、例えばCRTデイ
スプレィに接続した場合、画面の位置関係が乱れること
もあり得るが、これは水平同期信号H3にも上述の遅延
回路を付加することにより解決できる。 また、アナログ映像信号相互間の位相差がクロックパル
スCLKのパルス幅より小さくなければ位相のずれを検
知できなくなるため必要とする位相補正の精度により、
クロックパルスの周波数を調整すれば良い。 従って本実施例では、シフトレジスタの遅延能力は3ク
ロツクまでであるが、上述のパルスISOのパルス幅、
クロックパルスCLKの周波数によっては、カウンタ、
シフトレジスタ、データセレクタをそれぞれ複数個接続
し、カウンタの計数範囲やシフトレジスタの遅延能力を
増大させて対応することができる。
【発明の効果】
本発明によれば、アナログ映像信号の色別の伝送ライン
へ、映像の非表示期間にパルスを注入して、この伝送ラ
イン別の信号伝送の位相差を検出し、前記伝送ラインの
伝送後または伝送前のアナログ映像信号に相当するデジ
タル値にクロック信号を介して前記位相差に相当するク
ロック数の位相シフトを行って前記の位相差を補正する
こととしたので、 伝送によって生じるアナログ映像信号相互間の位相のず
れを補正できるため、例えばアナログ映像信号を入力信
号としてCRTデイスプレィに接続した場合、色ずれが
生じない映像信号伝送装置を提供できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1回は本発明の第一の実施例としての構成を示す回路
図、第2図は第1図の動作説明用の各部信号波形図、第
3図は本発明の第二の実施例としての構成を示す回路図
、第4図は第3図の動作説明用の各部信号波形図、第5
図は本発明の第三の実施例としての構成を示す回路図、
第6図は第5図の動作説明用の各部信号波形図、第7図
は従来のアナログ映像信号伝送装置の構成例を示す図、
第8図は第7図の動作説明用の各部信号波形図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)映像を構成する色別のアナログ映像信号を伝送ケー
    ブルを介し伝送することによって生ずる前記色別アナロ
    グ映像信号間の位相差を補正する装置であって、 前記映像の非表示期間に、前記伝送ケーブル内の前記色
    別アナログ映像信号ごとの各伝送ラインへそれぞれ同相
    のパルスを注入するパルス注入手段と、 前記伝送ケーブルによって伝送された前記パルス間の位
    相差を求める位相差検出手段と、 前記の伝送の前または後の前記色別アナログ映像信号間
    に、前記の伝送に基ずく前者の位相差を打消すように、
    前記位相差検出手段によって検出された後者の位相差に
    等しい位相差を付加する位相差付加手段と、 を備えたことを特徴とするアナログ映像信号伝送位相差
    補正装置。
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