JPH02188215A - 自動車用樹脂外板の製造方法 - Google Patents
自動車用樹脂外板の製造方法Info
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- JPH02188215A JPH02188215A JP764189A JP764189A JPH02188215A JP H02188215 A JPH02188215 A JP H02188215A JP 764189 A JP764189 A JP 764189A JP 764189 A JP764189 A JP 764189A JP H02188215 A JPH02188215 A JP H02188215A
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- rim
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- thermosetting resin
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- Pending
Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車用樹脂外板の製造方法に関し、更に詳し
くは、強化材入り反応射出成形法(以下R−RIMとい
う)で、剛性が高く、表面外観も良好な自動車用樹脂外
板を製造する方法に関する。
くは、強化材入り反応射出成形法(以下R−RIMとい
う)で、剛性が高く、表面外観も良好な自動車用樹脂外
板を製造する方法に関する。
(従来の技術)
自動車の軽量化技術の一環として、フロントエンド、リ
ヤエンド、バンパ類、フード、ドアパネル、フェンダ等
の外板を樹脂製品で構成することが行なわれている。
ヤエンド、バンパ類、フード、ドアパネル、フェンダ等
の外板を樹脂製品で構成することが行なわれている。
その場合、これら樹脂外板としては、RIMウレタンの
外板の採用が試みられている。このRIMウレタンの外
板は、それぞれが独立する貯槽にストックされているA
液(ポリオールなど)とB液(ジイソシアネートなど)
を高圧で混合させるミキシングヘッドに導入し、ここを
通過させる過程で高圧混合し、その混合液を、所定温度
の密閉金型内に注入し、型内で両液を反応させてポリウ
レタンを形成させ、所定形状の成形体にすることによっ
て得られている。
外板の採用が試みられている。このRIMウレタンの外
板は、それぞれが独立する貯槽にストックされているA
液(ポリオールなど)とB液(ジイソシアネートなど)
を高圧で混合させるミキシングヘッドに導入し、ここを
通過させる過程で高圧混合し、その混合液を、所定温度
の密閉金型内に注入し、型内で両液を反応させてポリウ
レタンを形成させ、所定形状の成形体にすることによっ
て得られている。
ところで、従来、上記したRIMウレタンの外板はRI
Mウレタンのみから成る1枚板構造のものである。しか
しながら、RIMウレタンは、軽量であるとはいえ、そ
の弾性率が15000〜20000kg/ej程度であ
って、必ずしも剛性が高いとはいえず、外観と並んで強
度が要求される自動車用の外板(水平部位)として好適
であるわけではない。
Mウレタンのみから成る1枚板構造のものである。しか
しながら、RIMウレタンは、軽量であるとはいえ、そ
の弾性率が15000〜20000kg/ej程度であ
って、必ずしも剛性が高いとはいえず、外観と並んで強
度が要求される自動車用の外板(水平部位)として好適
であるわけではない。
そのため、金型中にフィラーを配置することによりこれ
らフィラーで強化されたRIMウレタン(R−RIMウ
レタン)の外板が試作されはじめている。
らフィラーで強化されたRIMウレタン(R−RIMウ
レタン)の外板が試作されはじめている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このR−RIMウレタンの外板の場合、
含有されているガラス短繊維などフィラーのパターン(
ファイバーパターン)が外板表面に浮き出て表面外観の
不良を招(という問題が生じてくる。このようなファイ
バーパターンは、外板表面に塗装処理を施したのちであ
っても視認されることがある。
含有されているガラス短繊維などフィラーのパターン(
ファイバーパターン)が外板表面に浮き出て表面外観の
不良を招(という問題が生じてくる。このようなファイ
バーパターンは、外板表面に塗装処理を施したのちであ
っても視認されることがある。
本発明は、このような問題を解消し、剛性が高く、しか
も表面外観も良好な自動車用樹脂外板の製造方法の提供
を目的とする。
も表面外観も良好な自動車用樹脂外板の製造方法の提供
を目的とする。
<misを解決するための手段)
上記した目的を達成するために、本発明においては、R
−RIMによりフィラー30〜50重量%と残部が熱硬
化性樹脂とから成る複合芯材を成形し、得られた芯材の
表面にRIMにより熱硬化性樹脂から成る表皮層を形成
することを特徴とする自動車用樹脂外板の製造方法が提
供される。
−RIMによりフィラー30〜50重量%と残部が熱硬
化性樹脂とから成る複合芯材を成形し、得られた芯材の
表面にRIMにより熱硬化性樹脂から成る表皮層を形成
することを特徴とする自動車用樹脂外板の製造方法が提
供される。
本発明方法で得られる樹脂外板は、後述する複合芯材と
この芯材の表面を被覆して形成される表皮層の2層構造
体である。そして、これら芯材はR−RIMにより形成
され、表皮層はRIMによって形成される。
この芯材の表面を被覆して形成される表皮層の2層構造
体である。そして、これら芯材はR−RIMにより形成
され、表皮層はRIMによって形成される。
上記芯材は、熱硬化性樹脂をマトリックスとしガラスマ
ット、長繊維ガラスを強化材とする複合材であって、外
板全体の剛性を高めその形状保持に資する。この芯材に
おいて、強化材としては、ガラス繊維、ガラスフレーク
、炭素繊維などの無機繊維の外に、アラミド繊維などの
有機繊維をあげることができる。またマット、織布、不
織布などの形態で用いてもよい、これら強化材はR−R
lMに先立ち、予め金型内に配置して用いればよい。
ット、長繊維ガラスを強化材とする複合材であって、外
板全体の剛性を高めその形状保持に資する。この芯材に
おいて、強化材としては、ガラス繊維、ガラスフレーク
、炭素繊維などの無機繊維の外に、アラミド繊維などの
有機繊維をあげることができる。またマット、織布、不
織布などの形態で用いてもよい、これら強化材はR−R
lMに先立ち、予め金型内に配置して用いればよい。
これらフィラーの含有率は、芯体重量に対し、30〜5
0重量%の範囲内に設定される。含有率が30重量%未
満の場合には、得られた複合材である芯体の剛性はそれ
程高(ならず、また50重量%を超える場合は、フィラ
ーのマトリックスへの均一分散が困難になるばかりでは
な(、得られた複合材の表面にはファイバーパターンが
顕著に視認されるようになり、後述の表皮層を形成して
もファイバーパターンの表出を消去し得なくなるからで
ある。
0重量%の範囲内に設定される。含有率が30重量%未
満の場合には、得られた複合材である芯体の剛性はそれ
程高(ならず、また50重量%を超える場合は、フィラ
ーのマトリックスへの均一分散が困難になるばかりでは
な(、得られた複合材の表面にはファイバーパターンが
顕著に視認されるようになり、後述の表皮層を形成して
もファイバーパターンの表出を消去し得なくなるからで
ある。
芯材の他の成分である熱硬化性樹脂としては、RIMの
結果得られるポリマーであれば何であってもよく、具体
的には、RIMウレタン、ナイロンRIM、エポキシR
IMをあげることができる。
結果得られるポリマーであれば何であってもよく、具体
的には、RIMウレタン、ナイロンRIM、エポキシR
IMをあげることができる。
これらのうち、RIMウレタンが好ましい。
例えば、マトリックスの熱硬化性樹脂として81Mウレ
タンを用いた場合、芯材の厚みは2.5〜4.5閣程度
であればよい、フィラーをガラス繊維としその含有率を
上記範囲に設定すると、上記厚みの芯材であってもその
弾性率を80000〜100000kg/cjに高める
ことができる。
タンを用いた場合、芯材の厚みは2.5〜4.5閣程度
であればよい、フィラーをガラス繊維としその含有率を
上記範囲に設定すると、上記厚みの芯材であってもその
弾性率を80000〜100000kg/cjに高める
ことができる。
この芯材の表面を被覆して形成される表皮層は、RIM
によって形成された熱硬化性樹脂で構成される。この場
合、表皮層が芯材のマトリックスである熱硬化性樹脂と
同種のものであると、表皮層と芯材表面との密着強度が
向上するので好適である。
によって形成された熱硬化性樹脂で構成される。この場
合、表皮層が芯材のマトリックスである熱硬化性樹脂と
同種のものであると、表皮層と芯材表面との密着強度が
向上するので好適である。
(実施例)
RIM装置の一方の貯槽からは液温20〜40℃のA液
(ポリオールを成分とする)、他方の貯槽からは同しく
液温20〜40℃のB液(ジイソシアネートを主成分と
する)を圧140〜150kg/dでミキシングヘッド
にそれぞれ供給し、ここで混合して、温度的70℃の金
型内に射出した。
(ポリオールを成分とする)、他方の貯槽からは同しく
液温20〜40℃のB液(ジイソシアネートを主成分と
する)を圧140〜150kg/dでミキシングヘッド
にそれぞれ供給し、ここで混合して、温度的70℃の金
型内に射出した。
なお、型内には、予めガラスマットを射出以前にセット
しておいた。
しておいた。
金型内では両液の反応が進み温度は110〜130℃に
上昇した。その後、金型を冷却して型開きを行なった。
上昇した。その後、金型を冷却して型開きを行なった。
厚み3鵬の芯材が得られた。
つぎに、この芯材を、前記金型よりも若干大゛きめの型
の中にセットし、ここに、前記したA液、B液のみでR
IMを行ない、芯材の表面をRIMウレタン層で被覆し
た。
の中にセットし、ここに、前記したA液、B液のみでR
IMを行ない、芯材の表面をRIMウレタン層で被覆し
た。
得られた外板の弾性率は約90000kg/cdであり
、またその表面は美麗でファイバーパターンなどは全く
視認されなかった。
、またその表面は美麗でファイバーパターンなどは全く
視認されなかった。
(発明の効果)
以上の説明で明らかなように、本発明方法によれば、剛
性が極めて高く、しかも表面外観が良好な樹脂外板を製
造することができる。しかもこの樹脂外板は軽量である
。また、RIMの適用であるがゆえに、その製造時にお
ける生産性は高い。
性が極めて高く、しかも表面外観が良好な樹脂外板を製
造することができる。しかもこの樹脂外板は軽量である
。また、RIMの適用であるがゆえに、その製造時にお
ける生産性は高い。
本発明方法で製造した樹脂外板は、したがって、フード
、ドアパネル、フェンダ等の自動車の外板として好適で
あり、その工業的価値は大である。
、ドアパネル、フェンダ等の自動車の外板として好適で
あり、その工業的価値は大である。
出願人 三菱自動車工業株式会社
代理人 弁理士 長 門 侃 二
Claims (1)
- 強化材入り反応射出成形法によりフィラー30〜50重
量%と残部が熱硬化性樹脂とから成る複合芯材を成形し
、得られた芯材の表面に反応射出成形法により熱硬化性
樹脂から成る表皮層を形成することを特徴とする自動車
用樹脂外板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP764189A JPH02188215A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 自動車用樹脂外板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP764189A JPH02188215A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 自動車用樹脂外板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02188215A true JPH02188215A (ja) | 1990-07-24 |
Family
ID=11671455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP764189A Pending JPH02188215A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 自動車用樹脂外板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02188215A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5799385A (en) * | 1991-12-10 | 1998-09-01 | Commer S.P.A. | Process for the manufacture of trim panels for motorvehicles |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP764189A patent/JPH02188215A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5799385A (en) * | 1991-12-10 | 1998-09-01 | Commer S.P.A. | Process for the manufacture of trim panels for motorvehicles |
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