JPH02187861A

JPH02187861A - 取引自動化システム

Info

Publication number: JPH02187861A
Application number: JP1006033A
Authority: JP
Inventors: Hiroto Furuhashi; 古橋　寛仁; Koji Kasai; 幸治笠井
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1989-01-17
Filing date: 1989-01-17
Publication date: 1990-07-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、銀行その他の金融機関等における取引を自動
的に行うようにした取引自動化システｌ＼に関する。

「従来の技術」従来の取引自動化システムとしては、例えば、銀行等の
金融機関において、自動取引装置（以下ＡＴＭと略称す
る）を用い、窓口員を介すことなく、顧客の操作だけで
取引を行えるようにしたシステムが知られている。

すなわち、このシステムは、ＡＴＭを介して、例えば、
預貯金の入・出金処理、残高照会、記帳処理もしくは振
込処理等を、窓口員等の人手を介すことなく顧客の操作
だけで行えるようにしたものである。

［発明が解決しようとする課Ｍ］ところで、上述の従来の取引自動化システムは、通常、
窓口のある店舗の一隅にＡＴＭを設置した形式のものが
多く、いわゆる無人化店舗を実現するまでには至ってい
ない。

これは、従来の取引自動化システムでは、処理可能な取
引が、上述のように、役席者の承認の必要のない取引に
限られていたなめである。

すなわち、例えば、高額の出金や口座の新設もしくは解
約等の取引は、通常、役席者による捺印等の所定の承認
手続きを必要とされるが、従来のシステムではこの役席
者の承認手続を行うことができず、役席者承認の不要な
取引に限られていた。

このため、仮に、このようなシステムを用いて無人化店
舗を構成しなとしても、無人化店舗設置に要した費用に
比して顧客及び銀行等が受けるメリットが必ずしも充分
なものとはいえなかった。それゆえ、従来のシステムは
、上述のように、窓口のある店舗の一隅に設置されて窓
口処理の補助的な役割を担うもので、独立した無人化店
舗を構成するための要件を充分溝たしているとは必ずし
もいえなかった。

本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、役
席者の承認が必要な取引もＡＴＭを通じて行えるように
し、自動取引ができる範囲を拡げて、無人化店舗を構成
することも現実的に可能とする取引自動化システムを提
供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］本発明は、以下の各要素を備えた構成とすることにより
上述の課題を解決したものである。

■　自動取引装置。

■　この自動取引装置に連絡された承認処理装置。

■　前記自動取引装置は、役席者承認の必要な取引が生
じた場合に、その取引内容を前記承認処理装置に送出し
、それに対して前記承認処理装置から送出される情報に
基づいて取引処理を行う承認、取引判断処理部を備えて
いる。

■　前記承認処理装置は、前記自動取引装置から役席者
承認の必要な取引内容が送出されてきた場合に、その取
引の内容を表示して役席者に承認の可否の判断を促す表
示手段と、役席者であることを示す情報を含む一定の情
報の入力操作により、前記取引内容を承認する旨の情報
を前記自動取引装置に送出する承認処理部とを備えてい
る。

［作用コ上述の構成で、前記自動取引装置において役席者承認の
必要な取引が生ずると、その取引の内容が前記承認処理
装置に送出される。

前記承認処理装置の表示手段は、前記承認の必要な取引
内容が送られるとその内容を表示し、役席者に承認の可
否の判断を促す。

このとき、役席者が前記承認処理部を通じて本人を示す
情報を含む一定の情報の入力操作を行うと、前記承認処
理部は前記自動取引装置に前記取引内容を承認する旨の
情報を送る。

この情報を受は取った前記自動取引装置は前記取引を遂
行する。

これにより、役席者承認が必要とされる取引も人手を介
すことなく前記自動取引装置を介して顧客の操作だけで
行うことができる。

［実施例］第１図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
、第２図は第１図に示される承認処理装置の外観構成を
示す斜視図、第３図は一実施例の動作を示すフローチャ
ートである。以下、これらの図を参照しなから一実施例
を詳述する。

第１図において、符号Ｔｔ　、　Ｔ２　、・・・、ＴＮ
はそれぞれ無人化店舗である。前記無人化店舖Ｔ１内に
はＡＴＭＩ−１，１−２，１−３，・・・、１−ｎが設
置されている。また、図示しないが、前記無人化店舗Ｔ
２．・・・、Ｔｏ内にも前記無人化店舗Ｔ１と同様に複
数のＡＴＭが設置されている。

前記無人化店舗Ｔ１　、　Ｔ２　、・・・、ＴＮ内に設
置された各ＡＴＭは、通信回線Ｌｉ　、　Ｌ２　、・・
・ＬＮを通じてホストコンピュータ２に、また、通信回
線、１）１．！Ｊ２．・・・１ｇＮを通じて承認処理装
置３内の回線制御ユニット３１にそれぞれ連絡されてい
る。なお、特に図示しないが、これら各ＡＴＭは、役席
者承認の必要な取引（高額な入・出金取引、口座の新設
もしくは解約等の取引）が生じた場合に、その取引内容
を前記承認処理装置３に送出し、それに対して前記承認
処理装置３から送出される情報に基づいて取引処理を行
う承認取引判断処理部を備えているものである。

前記承認処理装置３は、前記回線制御ユニット３１にそ
れぞれ接続され、かつデータバスＤＢによって互いに連
絡されたＣＲＴデイスプレィ（ＣＲＴ＞３２、入力操作
等を行うキーボード（ＫＢ）３３、制御装置本体３４、
プリンタ３５から構成されている。

前記制御装置本体３４は、中央演算処理部（ＣＰＵ）３
４１、このＣＰＵ３４１に接続された記憶部（ＲＡＭ・
ＲＯＭ）　、磁気カードリーダ／ライタ３４３、磁気デ
ィスク３４４及びフロッピーディスクユニット（ＦＤ＞
３４５から構成されている。

すなわち、前記承認処理装置３は、前記回線ユニッＩ・
３１を通じての入力情報、前記ＫＢを通じての入力情報
、あるいは、前記磁気カードリーダ／ライタを通じての
入力情報を受けて後述する所定の処理を実行する。この
場合、前記ＣＲＴ３２は取引内容もしくは入力ガイド情
報等の承認処理操作に必要な表示を行うもので、本発明
における表示手段を構成する。

また、前記磁気カードリーダ／ライタ３４は役席者本人
を確認する情報が記録されている役席者カード（図示せ
ず）の情報を読み収って入力する。

さらに、前記磁気ディスク３４４及びＦＤ３４５は承認
処理に必要な指令情報、承認処理の際に、あるいは承認
処理後に必要なデータ、例えば、承認番号、承認取引内
容等を格納する。そして、前記ＣＰｔＪ３４１は、前記
ＲＡＭ　・ＲＯＭ３４２に格納されている１０グラムに
しながって、上述したＣＲＴ３２、ＫＢ３３、磁気ディ
スク３４４、ＦＤ３４５及びプリンタ３５を制御して所
定の処理、すなわち、承認に必要な処理を実行する。こ
こで、前記プリンタ３５は承認ずみの取引のリストを打
ち出す場合等に用いられる。なお、これらＫＢ３３、磁
気カードリーダ／ライタ３４、磁気ディスク３４４、Ｃ
ＰＵ３４１、ＲＡＩＶＩ　−ＲＯＭ３４２、磁気ディス
ク３４４及びＦＤ３４５は本発明における承認処理部を
構成する。

第３図は、上述の一実施例にかかる取引自動化システム
において、承認の必要な取引が生じた場合の承認動作を
示すフローチャートである。

なお、第３図においては、顧客が前記無人化店舗Ｔ１〜
ＴＮ内に設置されたＡＴＭのいずれかを操作して役席者
の承認の必要な取引を行った場合における処理動作のう
ち、承認処理に不可欠な部分だけを示してあり、承認番
号を付したり承認した取引を記録する等の付随的な処理
その他一般的な処理動作は省略しである。

さて、ＡＴＭを通じて役席者承認の必要な取引の操作が
なされると、一般的な取引と共通する処理の後に、役席
者承認が必要な取引であるか否かの判断が行われる（ス
テップ３０１）。この判断の結果役席者承認のゼ・要な
取引であるとされた場合には、前記取引の内容が承認処
理装置３に送信される（ステップ３０２）、承認処理装
置３がこの送信を受信すると、そのＣＲＴ３２に取引内
容を表示するとともに、役席者の操作を促す表示、例え
ば、「承認しますか？」等の入力ガイドを表示する（ス
テップ３０３）。なお、以後のステップにおいては、特
に説明しないが、前記ＣＲＴ３２に表示される入力ガイ
ド表示にしたがって所定の入力操作を行うものである。

次に、役席者が承認をする旨の入力操作を行い（ステッ
プ３０４）、本人確認入力操作を行う（ステップ３０５
）と、その入力操作が本人であることを示す情報を入力
したものであるか否かの判断が行われる（ステップ３０
６）。なお、この場合、前記本人確認入力操作は、例え
ば、特定の役席者に固有の識別コード等が記録されな役
席者カードを前記磁気カードライタ／リーダに挿入する
操作、あるいは、暗証番号等を前記キーボード３３を通
じて入力する等の操作である。

前記判断（ステップ３０６）において本人であることが
確認されると、次に、承認する旨の情報を含む情報を前
記ＡＴＭに送信して（ステップ３０７）承認処理装置３
内における処理を終了する（ステップ３０８）。

なお、前記ステップ３０４において、承認しないとの入
力がなされた場合には、ただちにステップ３０７に進ん
で、承認できない旨の情報を含む情報を前記ＡＴＭに送
信して終了する（ステップ３０８）。また、前記ステッ
プ３０６において、本人であることが確認できなかった
場合には、ステップ３０５に戻って再度本人確認入力操
作を促す。もし、本人を確認できない状態が一定回数繰
り返されたらステップ３０７に進んで承認できない旨の
処理を行う。

さて、前記ＡＴＭ内においては、前記ステップ３０２の
次にステップ３０９に進むが、このステップでは前記承
認処理装置３からの情報の受信があったか否かの判断が
行われ、所定の時間内は受信があるまで次のステップに
進まない。受信があった場合には、その受信した情報の
内容が判断され、その内容が承Ｊ、２するという内容で
ある場合には、その取引を実行するステップ（ステップ
３１１）に移行し、以後従来と同様に前記ホストコンピ
ュータ２を通じて取引処理が行われる。

なお、前記ステップ３０１において、承認の必要がない
取引であると判断された場合には、ただちにステップ３
１１に進む。また、前記ステップ３１０において前記受
信内容が承認できない旨の内容であると判断された場合
には、取引を中断する（ステップ３１２）。

上述した一実施例によれば、無人化店舖内に設置された
ＡＴＭを通じて役席者の承認が必要な取引も行うことが
可能であるから、顧客は無人化店舗においても窓口と同
じようにほとんどの取引を行うことができるしたがって、従来は現実的でなかった無人化店舗を充分
現実的なものとすることができる。

［発明の効果］以上詳述したように、本発明は、ＡＴＭに、役席者承認
の必要な取引が生じた場合に、その取引内容を承認処理
装置に送出し、それに対してこの承認処理装置から送出
される情報に基づいて取引処理を行う承認取引判断処理
部を設け、一方、前記承認処理装置を、前記自動取引装
置から役席者承認の必要な取引内容が送出されてきた場
合に、その取引の内容を表示して役席者に承認の可否を
促す表示手段と、役席者であることを示す情報を含む一
定の情報の入力操作により、前記取引内容を承認する旨
の情報を前記自動取引装置に送出する承認処理部とを備
えたものとしたものである。これにより、役席者の承認
が必要な取引もＡＴＭを通じて行うことを可能にしたも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
、第２図は第１５図に示される承認処理装置の外Ｒ構成
を示す斜視図、第３図は一実施例の動作を示すフローチ
ャートである。１−１．　＝−、１−ｎ・・・自動取引装置（ＡＴＭ）
、２・・・ホストコンピュータ、３・・・承認処理装置
、３２・・・ＣＲＴデイスプレィ、３３・・・キーボー
ド、３４・・・制御装置本体、３５・・・プリンタ、Ｔ
１．・・・ＴＮ・・・無人化店舗。

Claims

【特許請求の範囲】自動取引装置と、この自動取引装置に連絡された承認処理装置とを有し、前記自動取引装置は、役席者承認の必要な取引が生じた
場合に、その取引内容を前記承認処理装置に送出し、そ
れに対して前記承認処理装置から送出される情報に基づ
いて取引処理を行う承認取引判断処理部を備え、前記承認処理装置は、前記自動取引装置から役席者承認
の必要な取引内容が送出されてきた場合に、その取引の
内容を表示して役席者に承認の可否の判断を促す表示手
段と、役席者であることを示す情報を含む一定の情報の
入力操作により、前記取引内容を承認する旨の情報を前
記自動取引装置に送出する承認処理部とを備えたもので
あることを特徴とした取引自動化システム。