JPH02187145A - アミン系イオン交換樹脂の前処理装置 - Google Patents

アミン系イオン交換樹脂の前処理装置

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Publication number
JPH02187145A
JPH02187145A JP1005471A JP547189A JPH02187145A JP H02187145 A JPH02187145 A JP H02187145A JP 1005471 A JP1005471 A JP 1005471A JP 547189 A JP547189 A JP 547189A JP H02187145 A JPH02187145 A JP H02187145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
washing
hot air
vacuum
amine
Prior art date
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Pending
Application number
JP1005471A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shibata
憲司 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP1005471A priority Critical patent/JPH02187145A/ja
Publication of JPH02187145A publication Critical patent/JPH02187145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は炭酸ガスの吸着除去に使用されるアミン系イオ
ン交換樹脂の前処理装置に関する。
[従来の技術とその課題] 密閉空間などで空気中に蓄積された炭酸ガスを除去する
場合には、炭酸ガスを選択的に吸着することができるア
ミン系イオン交換樹脂(以下これを固体アミンと略称す
る)を、吸着塔に充填し、これに炭酸ガス含有空気を供
給する方法が一般に採用されている。そして、炭酸ガス
を吸着したことで炭酸ガス除去能が低下した固体アミン
は、これを飽和水蒸気で再生することにより、再び炭酸
ガス除去能を回復させることができる。従って、吸着塔
では吸着工程と再生工程が繰り返されるのが通例である
しかしながら、未使用の固体アミンを吸着塔に充填する
に当っては、未使用の固体アミンに付着乃至は吸着した
不純物の除去、性能の向上、あるいは不均一充填の防止
を図るために、水洗、水蒸気洗浄及び真空乾燥等の前処
理を、未使用の固体アミンに施す必要がある。
こうしたことから、従来は未使用固体アミンの水洗装置
、水蒸気洗浄装置及び真空乾燥装置を、それぞれ個別に
用意し、各工程毎に固体アミンを対応する装置に移し変
えて前処理を行っている。処理すべき固体アミンが少量
である場合は、この従来方式で充分対応できるが、多量
の固体アミンを前処理する場合には、上記の従来方式で
は長時間を要し、作業効率が極めて悪い。
[発明の構成] 本発明は固体アミンの水洗、水蒸気洗浄及び真空乾燥の
各工程と単一の容器内で行うことができる固体アミンの
前処理装置を提案するものであって、その装置は、固体
アミンを収めた1又は2以上の多孔性受は皿を着脱自在
に収容することができ、加熱手段と上部空間に内設され
た洗浄水噴霧手段を有する真空容器と、その容器内を真
空に維持できる真空ポンプと、純水製造手段と、熱風発
生手段と、水蒸気発生手段とからなり、純水製造手段と
前記の洗浄水噴震手段を導管を介して接続し、前記容器
の上部に熱風発生手段から供給される熱風の入口と、水
蒸気の出口を設け、容器底部に前記水蒸気発生手段から
供給される水蒸気の入口と、洗浄排水の出口と、熱風出
口を設けたことを特徴とする。
以下、第1図にそって本発明を説明すると、1は固体ア
ミン粒子を収めた1又は2以上(図示の例では3枚)の
多孔性受は皿2が着脱自在に収容された真空容器であっ
て、この容器には常温〜200℃の範囲で、且つ±1℃
以内の精度で温度調節可能な加熱手段(図示l118)
が設けられる。3は受は皿2を支持する棚であるが、棚
に代えて容器側壁に桟を設は受は皿2を支持することも
できる。棚を採用する場合は、洗浄水及び水蒸気が通過
できるような格子状棚又はパンチングプレートが適して
いる。4は洗浄水の噴霧手段を示し、導管及びバルブを
介して純水製造装置5に接続される。6は100〜12
0℃の水蒸気を定量供給可能な水蒸気発生装置であり、
6は熱風発生装置である。
固体アミンの前処理では、その種類及び量によって不必
要な処理とか、処理順序の変更等があるが、ここでは水
洗及び水蒸気洗浄を繰返した後、予備乾燥、真空乾燥の
順で前処理を行う場合を説明する。
水洗工程では、純水製造装置5で得られた純水を噴震手
段4に供給して固体アミン上に噴霧し、固体アミンを水
洗する。容器底部から取り出される洗浄排水は、排水処
理装置13を経て吸水タンク15に送られ、循環使用さ
れる。一定時間この水洗を行い、次の水蒸気洗浄工程に
移る。
水蒸気洗浄工程では、真空容器1をこれに付設された加
熱手段で100〜120℃に加熱し、純水製造装置5か
らの純水を水蒸気発生装置6に供給して所定の温度の水
蒸気を発生させる。そして、これを真空容器1に底部か
ら導入して固体アミンを洗浄する。洗浄後の排水蒸気は
真空容器1の上部から取り出し、水蒸気凝縮器8で凝縮
される。凝縮水はそのpHがp)l計11で測定され。
排水処理装置13を経て吸水タンク15に送られ、循環
使用される。この水蒸気洗浄を一定時間行ったら1次の
工程に移る。
上記の水洗工程及び水蒸気洗浄工程を繰返し、水蒸気洗
浄工程で水蒸気凝縮器8で凝縮された水のρ1(が所定
の範囲に入ったら、不純物の除去が完了したと判断し1
次の予@乾燥及び真空乾燥工程に入る。
予4a乾燥は処理する固体アミンが少量である場合は省
略することができるが、多量の場合はコールドトラップ
や真空ポンプの負荷の軽減、爾後の乾燥工程の短縮を図
るうえで必要な工程である。この工程では、真空容器1
を乾燥温度に設定した後、熱風発生装置7を起動させ、
所定の温度に調節した熱風を、真空容器1に送って固体
アミンを予備乾燥する。予備乾燥の排ガスは露点計12
で露点を測定した後、排ガス処理装置14を経て排気さ
れる。露点が熱風温度以下に低下したら、次の真空乾燥
工程に移る。
真空乾燥工程では、コールドトラップ9を起動し、通ガ
ス可能温度に達したら真空ポンプ10を起動させて固体
アミンを真空乾燥する。そして、一定時間真空乾燥後、
前処理工程を終了する。
そして、上記各工程の切り換え操作及びそれぞれの工程
で使用される機器の起動並びに停止は、pH計11及び
露点計12からの情報を基づいて、制御信号をライン1
7から各機器及びバルブに提供する制御装置16でコン
トロールされる。
[発明の効果] 固体アミンの水洗、水蒸気洗浄及び真空乾燥を単一の容
器内で行うことができるので1本発明の装置を使用すれ
ば、従来法より前処理作業の省力化と作業時間の短縮を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前処理装置の構成と、その装置を使用
しで固体アミンを前処理する場合のフローを示す説明図
である。 1:真空容器、2:固体アミン受は皿、3:受は皿支持
槽、4:噴霧手段、5:純水製造装置、6:水蒸気発生
装置、7:熱風発生装置、8:水蒸気凝縮器、9:コー
ルドトラップ、10:真空ポンプ、11:pH計、12
:露点計、13:排水処理装置、14:排ガス処理装置
、15:供給水タンク、16:制御装置、17:制御信
号ライン、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アミン系イオン交換樹脂を収めた1又は2以上の多
    孔性受け皿を着脱自在に収容することができ、加熱手段
    と上部空間に内設された洗浄水噴霧手段を有する真空容
    器と、その容器内を真空に維持できる真空ポンプと、純
    水製造手段と、熱風発生手段と、水蒸気発生手段とから
    なり、純水製造手段と前記の洗浄水噴霧手段を導管を介
    して接続し、前記容器の上部に熱風発生手段から供給さ
    れる熱風の入口と、水蒸気の出口を設け、容器底部に前
    記水蒸気発生手段から供給される水蒸気の入口と、洗浄
    排水の出口と、熱風出口を設けたアミン系イオン交換樹
    脂の前処理装置。
JP1005471A 1989-01-12 1989-01-12 アミン系イオン交換樹脂の前処理装置 Pending JPH02187145A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018023976A (ja) * 2009-03-17 2018-02-15 ピーター・アイゼンベルガー 二酸化炭素の捕捉および再生のための構造および技術
WO2018179351A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 日立化成株式会社 二酸化炭素除去装置及び吸着剤の二酸化炭素吸着容量の回復方法

Cited By (3)

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JP2020032422A (ja) * 2009-03-17 2020-03-05 ピーター・アイゼンベルガー 二酸化炭素の捕捉および再生のための構造および技術
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