JPH02185819A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JPH02185819A
JPH02185819A JP563389A JP563389A JPH02185819A JP H02185819 A JPH02185819 A JP H02185819A JP 563389 A JP563389 A JP 563389A JP 563389 A JP563389 A JP 563389A JP H02185819 A JPH02185819 A JP H02185819A
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temperature
bypass
signal
head
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用空調制御装置に関し、特に冷風バイパス
ユニットを用いて頭部温度の制御を行なう車両用空調制
御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、冷風バイパスユニットを用いて乗員の頭部温
度の制御を行なうことは公知である。例えば実開昭60
−151710号においては、日射センサの検出値に応
じて冷風バイパスドアの開閉を制御し、日射時に乗員の
頭部の空調フィーリングを向上させようとすることが開
示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来においては、単に、日射の有無によ
って冷風バイパスドアを開閉するのみであるため、日射
変化前後の乗員のフィーリング変化が大きく、さらに滑
らかな空調フィーリングが望まれるところであった。
このため、本出願人は空調フィーリングの改善方法とし
て、例えばバイレベルモードにおけるベント吹出口とヒ
ート吹出口の配風比を種々変えた複数段のバイレベルモ
ードを設け、空調フィーリングの変化に滑らかさを得よ
うと試みた。ところが、同一のエアミックスドア開度及
び同一の冷風バイパスドア開度において、複数段のバイ
レベルモードをベント吹出口が最大開口から最小開口方
向へ切替えていくと、本来変化すべきでない車室内への
吹出温度が徐々に下降していくことが実験的に確かめら
れた。これは空調ユニットの構造に起因するためである
と推察される。
そこで、この発明は、上述した従来の問題点を解消し、
冷風バイパスユニットを用いた制御において、特に日射
時に吹出モードの切替を行なった場合の空調フィーリン
グが一層滑らかな車両用空調制御装置を提供することを
課題としている。
(課題を解決するための手段) しかして、この発明に係る車両用空調制御装置は、請求
項1においては第1図に示すように、エバポレータ通過
直後の空気を車室内に導く冷風バイパス手段20.21
であって通過空気量を調節するバイパスドア21を有す
るものと、少なくとも車室内温度と設定温度を含む複数
の入力信号に基づき車室内の熱負荷に・相当する主総合
信号を演算する主総合信号演算手段100と、前記主総
合信号演算手段100の演算結果に応じて吹出口を複数
のバイレベルモードを含む所定の吹出口モードに切替え
る吹出口切替判定手段110と、少なくとも車室内温度
、設定温度及び日射量を含む複数の入力信号と前記吹出
口切替判定手段110による切替結果に基づき、車室内
の熱負荷に対応する副総合信号を演算する副総合信号演
算手段120と、前記副総合信号演算手段120の演算
結果に応じて前記冷風バイパス手段20.21のバイパ
スドア21を駆動制御するバイパスドア制御手段130
とを具備したものであり、また、請求項2においては第
2図に示すように、エバポレータ通過直後の空気を車室
内に導く冷風バイパス手段20゜21であって通過空気
量を調節するバイパスドア21を有するものと、少なく
とも車室内温度と設定温度を含む複数の入力信号に基づ
き車室内の熱負荷に相当する総合信号を演算する総合信
号演算手段200と、前記総合信号演算手段200の演
算結果に応じて制御される少なくともエバポレータ後流
側温度とエアミックスドア開度とに基づいて吹出口を複
数のバイレベルモードを含む所定の吹出口モードに切替
える吹出口切替判定手段flOと、少なくとも乗員の頭
部近傍の温度と頭部近傍の空調温度の設定値である頭部
設定温度との差を含む複数の入力信号と前記吹出口切替
判定手段110の切替結果に基づき、乗員の頭部近傍の
熱負荷に相当する頭部総合信号を演算する頭部総合信号
演算手段210と、前記頭部総合信号演算手段210の
演算結果に応じて前記冷風バイパス手段20.21のバ
イパスドア21を駆動制御するバイパスドア制御手段1
30とを具備したものである。
(作用) したがって、請求項1に係る発明においては、車室内温
度等の複数の入力データに基づいて主総合信号演算手段
により主総合信号が演算され、この主総合信号演算手段
による演算結果に応じて吹出口切替判定手段が適当な吹
出口モードを決定する。この吹出口切替判定手段による
吹出口モードの切替結果と、車室内温度等の入力データ
に基づいて、副総合信号演算手段により副総合信号が演
算される。この副総合信号はバイパスドア制御手段を介
して冷風バイパス手段を制御し、バイレベルモードを多
段に切替えた際、車室内温度及び頭部温度の低下を防止
する。また、請求項2に係る発明においても略同様に、
車室内温度等の複数の入力データに基づいて総合信号演
算手段により総合信号が演算され、この総合信号演算手
段による演算結果に応じて吹出口切替判定手段が適当な
吹出口モードを決定する。この吹出口切替判定手段によ
る吹出口モードの切替結果と、頭部温度等の入力データ
に基づいて頭部総合信号演算手段により頭部総合信号が
演算される。この頭部総合信号はバイパスドア制御手段
を介して冷風バイパス手段を制御し、バイレベルモード
を多段に切替えた際の車室内温度及び頭部温度の低下を
防止する。
そのため、上記課題を達成することができるものである
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第3図において車両用空調制御装置は、主通路1の最上
流側にインテークドア切替装置2が設けられ、このイン
テークドア切替装置2は、内気人口3と外気人口4とが
分かれた部分に内外気切替ドア5が配置され、この内外
気切替ドア5をアクチエエータ6により操作して主通路
1内に導入する空気を内気と外気とに選択できるように
なっている。
送風機7は主通路1内に空気を吸い込んで下流側に送風
するもので、この送風機7の後方にはエバポレータ8と
ヒータコア9とが設けられている。
エバポレータ8は、コンプレッサ49及び図示しないコ
ンデンサ等と共に配管結合されて冷房サイクルを構成し
、主通路1に吸い込まれた空気を冷却するようになって
おり、またヒータコア9はエンジン(図示せず)の冷却
水が循環して空気を加熱するようになっている。
コンプレッサ49は可変容量型のもので、例えばワブル
プレート式のものが用いられている。このワブルプレー
”ト式のコンプレッサ49は外部から吐出容量を電気的
に制御するための容量可変装置53を有している公知の
もので、その詳細な説明は省略する。このコンプレッサ
49は電磁クラッチ51を介して図示しない車両用エン
ジンの動力を受けて駆動されるようになっている。
前述したヒータコア9の前方にはエアミックスドア10
の開度θをアクチュエータ11により調節することで、
ヒータコア9を通過する空気と、ヒータコア9をバイパ
スする空気との量が変えられ、その結果、吹出空気の温
度が制御されるようになっている。
尚、エアミックスドア10の開度θは、エアミックスド
ア10の位置がフルクール位置(1位置)のとき0%、
フルヒート位置(■位置)のとき100%である。
そして、前記主通路lの下流端は、デフロスト吹出口1
2、ベント吹出口13及びヒート吹出口14に分かれて
車室15に開口し、その分かれた部分にモードドア16
,17.18が設けられ、このモードドア16,17.
18をアクチュエータ19で操作することにより所望の
吹出モードが得られるようになっている。
また、この装置には主通路lの一部をバイパスする冷風
バイパスダクト20が設けられている。
この冷風バイパスダクト20は、一端が主通路1のエバ
ポレータ8よりも下流側で且つエアミックスドア10よ
りも上流側に、他端がベント吹出口13の手前にそれぞ
れ接続されており、エバポレータ8を通過した空気の一
部を直接ベント吹出口13へ供給できるようになってい
る。そして、このバイパスダクト20を介して供給され
る冷風量は、冷風バイパスドア21の開度をアクチュエ
ータ22で制御することにより調節できるようになって
いる。
25は車室内の代表温度TIlを検出する代表温度検出
器であり、インスツルメントパネル等に取付けられてい
る。また、26は車両の天井等に取り付けられて頭部周
辺の温度TRhを検出する頭部温度検出器、27は外気
温度TAを検出する外気温度検出器、28は日射IT3
を検出する日射検出器、29はエバポレータ8又はエバ
ポレータ8の直後に設けられてエバポレータ8による空
気の冷却能力をエバポレータ8の温度又はエバポレータ
8を通過した空気の温度として検出するモードセンサ、
30はエンジンの冷却水の温度を検出する水温センサで
あり、これらの出力信号はマルチプレクサ(MPX)3
1を介して選択され、A/D変換器32を介してデジタ
ル信号に変換されてマイクロコンピュータ33に入力さ
れる。
また、34はバイパスドア21の開度を検出する開度検
出器、35はモードドア16,17.18の位置を検出
する位置検出器、36はエアミックスドア10の開度を
検出する開度検出器であり、これらの出力信号もマルチ
プレクサ31、A/D変換器32を介してそれぞれマイ
クロコンピュータ33に入力される。
さらに、マイクロコンピュータ33には、fi作パネル
37、温度設定器38及び頭部温度設定器39からの出
力信号が入力される。
操作パネル37は、吹出モードをVENTモード、Bl
−Lモード、HEATモード、DEF/HE!ATモー
ド、DEFモードにマニュアル設定するモードスイッチ
40a〜40e、前記冷房サイクルを可動させるA/C
スイッチ41、送風機7の回転速度を低速(FAN 1
 ) 、中速(FAN2)、高速(FAN3)に切替え
るファンスイッチ42a〜42c、送風機7等の空調機
器のすべてを自動制御するAUTOスイッチ43、空調
機器の駆動を停止させるOFFスイッチ44を備えてい
る。
温度設定器38は、アップダウンスイッチ45a。
45bと、設定温度TI、を表示する表示部46とから
成り、アップダウンスイッチ45a、45bの操作で表
示部46に示される設定温度TDを所定の範囲で変える
ことができるようになっている。
また、頭部温度設定器39は、例えばダイヤル弐のつま
み47を有して成り、予め設定された所定の範囲(GO
LD−WARM)で頭部設定温度TO+、を変えること
ができるようになっている。尚、温度設定器38や頭部
温度設定器39としては、テンプレバーをスライドさせ
る方式のものであっても差し支えない。
マイクロコンピュータ33は、図示しない中央処理装置
(CPU)、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムア
クセス七メモリ(RAM)、入出カポ−1−(Ilo)
等を持つそれ自体周知のもので、前述した各種入力信号
に基づいて、前記アクチュエータ6.11,19,22
、送風機7のモータにそれぞれ駆動回路48a〜48g
を介して制御信号を出力し、各ドア5,10,16,1
7.18゜21の駆動制御及びモータの回転制御を行な
う。
また、第4図(a)には車両用空調制御装置の具体的な
構成例の正断面図、同図(b)には同じく側面図をそれ
ぞれ示している。
この車両用空調制御装置は、大別して送風機7を収納す
る送風機ユニット93、エバポレーク8を収納する第1
の温調配風ユニット94及びヒータコア9及びエアミッ
クスドアlO等を収納する第2の温調配風ユニット95
の三つのユニットが連結されて構成されているものであ
る。
同図(a)、(b)において第3図の車両用空調制御装
置の各部分と同じ部分には同一番号を付して、その説明
は省略する。
尚、同図(a)において、ヒータコア9の後流側には、
ヒータコア9に流入するエンジン冷却水の流れを遮断す
るウォータコックが冷却水サイクル中に設けられていな
い場合に、ヒータコア9で暖められた空気を必要に応じ
て遮断する温風遮断ドア49が取付けられている。
次にマイクロコンピュータ33の制御作動例について説
明する。
第5図には請求項2に係るバイレベルモード(Bl−L
)をTF値によって適宜選択するメインルーチンのフロ
ーチャートを示している。
ステップ50からスタートし、ステップ52においては
、代表温度検出器25による車室内代表温度T、I、頭
部温度検出器26による頭部温度検出器26による頭部
温度TRh、温度設定器38による設定温度TD、日射
検出器28による日射量T8等の信号を当該マイクロコ
ンピュータ33に入力する諸データ入力処理を行ない、
ステップ54に進む。ステップ54においては、メイン
温調用の総合信号TIの演算を行なう。この総合信号T
Iの演算は前記代表温度TR1外気温度T^、日射量T
、の他に、エバポレータ8後流側温度をTtとすると、 T + = Kll’TR+’KA’TA 十KS・T
、 十Ki”Tt  Ka’T’D十C (但し、Kll、KA、Ks、Kt、Knは利得定数、
Cは演算定数)により行なう。次のステップ56におい
ては、吹出口切替信号TF値の演算を行なう。このTr
値の演算は、エアミックスドアlOの開度をθとすると
、 TF =Tt +KF・θ (但し、KFは比例定数)により行なう。
次のステップ58からステップ64までの処理は第6図
にも示されているように吹出口切替信号TF値によるB
l−Lモードの切替えを行なうものである。ステップ5
8においては、吹出口切替信号Tr値がTFIより大き
い時はステップ74に進み、Trr(但し、T F l
 > T F tでTFIとTF2間にはヒステリシス
が設けられいる)より小さい時はステップ60に進む。
ステップ74においては吹出口としてHEAT吹出口を
選択してステップ82に進む。また、ステップ60にお
いてはTF値がTF3より大きい時はステップ66に進
み、TF、(但し、TF3>TF4)より小さい時には
ステップ62に進む。ステップ66においては、吹出口
としてBT−L(パイレベル)3を選択してステップ7
6に進む。このBl−L3の配風比は例えばVENT吹
出口を20%、HEAT吹出口を80%としている。ス
テップ62においては、TF値がTFSより大きい時は
、ステップ68に進み、TFS(但し、T F S >
 T F & )より小さい時にはステップ64に進む
。ステップ68においては、吹出口としてBl−L(パ
イレベル)2を選択してステップ78に進む。このBl
−L2の配風比は例えばVENT吹出口を50%、HE
AT吹出口を50%としている。また、ステップ64に
おいては、TF値がTF?より大きい時はステップ70
に進み、TFI(但し、T F ? > T r s 
)より小さい時にはステップ72に進む。ステップ70
では吹出口としてBl−L(パイレベル)■を選択して
ステップ80に進む。
このBl−Llの配風比は例えばVENT吹出口を80
%、HEAT吹出口を20%としている。
ステップ72では吹出口としてVENT吹出口を選択し
、ステップ84に進む。前記ステップ76では後述する
頭部温調用の総合信号T2の演算定数Aをプログラム変
数としてこの変数へに所定値aを設定してステップ84
に進む。また、前記ステップ78では変数Aに所定値b
(但し、a>b)を設定し、ステップ84に進む。また
、前記ステップ80では変数Aに所定値C(但し、b>
c)を設定し、ステップ84に進む、さらに、前記ステ
ップ82においては、エバポレータ後流側温度T、が所
定値TEIより大きい時はステップ84に進み、所定値
TEt(但し、T t + > T t z )より小
さい時はステップ88に進む。ステップ84においては
、頭部温調用の総合信号T2の演算を行なう。
この総合信号T2の演算は、頭部温度をTRh、日射量
をTs、頭部設定温度をTDhとすると、Tz=α・T
l1h十β・T、−γ・Toh+A(但し、α、β、T
は111得定数)により行なう。
このステップ84の次はステップ86に進み、バイパス
ドア21の制御を行なう。即ち、前記吹出口Bl−Ll
、BT−L2、Bl−L3をそれぞれ選択した時に車室
内代表温度TRは、エアミックスドアlOの開度が一定
であっても、主に空調ユニットの構造に基づく原因によ
り、従来よりBl−Li2時よりBl−L2の時の方が
少し下降する傾向があり、またBl−L2の時よりBI
−L3の時の方が更に下降する傾向があることが経験的
に知られている。このため、このステップ86のバイパ
スドア制御においては、もともと総合信号T!の増大に
伴いバイパスドア21の開度を小さくするようにしてい
たものが、前述したステップ76.78.80の処理に
よりBl−LlからBl−L3へ切替えられるに従い、
より小さい開度に設定されることになり、このため冷風
の吹出量が減少して上述のような車室内代表温度TRの
不本意な低下を防止できるものである。
次のステップ88においてはエアミックスドアlOの制
御を総合信号T、に基づいて行ない、ステップ90に進
む。ステップ90においては送風機7の制御を総合信号
T、に基づいて行なう。このステップ88.90におい
て適宜車室内空調を行なってステップ92で終了する。
尚、この実施例では、3段階のバイレベルモードを含む
吹出口の切替えを吹出口切替信号であるTF値により行
なったが、これに限らず、例えば総合信号T、の大きさ
に応じて切替えを行なうようにしても良い。
また、請求項1の発明については、上記請求項2の発明
と略同様であるが、上記実施例中の頭部総合信号T!の
代わりに副総合信号T、を用いている点及び吹出口切替
の判定をTF値の代わりに総合信号T1の大小で行なう
点が異なっているものである。
例えば、マイクロコンピュータ33の制御においては第
5図に示されているフローチャートと同様なメインルー
チンを用いるが、先ずステップ56の処理は必要なくな
り、ステップ58〜64の判定はステップ54で演算さ
れた総合信号T+が如何なる値にあるかによって吹出口
の選択を行なうこととなる。この場合、勿論各判定値も
TFI〜TF8の値とは異なってくるが、判定値の大小
に対する吹出口の選択は基本的に変わりはない。
また、ステップ84においては、副総合信号T3の演算
を行なうこととなるが、この副総合信号T3の演算は例
えば、 Tz = D%r* + E’T’n + F−Ts 
+A(但し、D、 E、 Fは利得定数、Aはプログラ
ム変数)により行なう。
更に、この請求項1の発明に関連して、副総合信号T、
を用いることなく、総合信号T+のみを用いてバイパス
ドア21を制御する構成とすることもできる。この場合
には、総合信号T1の前記演算定数Cをプログラム変数
として、それぞれ選択されたBl−L(パイレベル)モ
ードに応じて適当な値をこのプログラム変数Cに設定す
る。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、車室内温度の制
御を例えば3段階のBl−Lモード切替とバイパスドア
制御の組み合わせにより行なうようにしたので、特に、
日射等による頭部温度の制御時においてBI−Lモード
を小刻みに変化させることができ、風量的に違和感の少
ない吹出口切替えが可能となった。また、Bl−Lモー
ド切替に起因する車室内温度の低下をバイパス制御によ
って軽減することができ、空調フィーリングが滑らかな
モード切替を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の構成を示す機能ブロック図
、第3図はこの発明の実施例における車両用空調制御装
置を示す構成図、第4図(a)は本発明に係る車両用空
調制御装置の具体的な構成例を示す正断面図、同図(b
)は同じく車両用空調制御装置の側面図、第5図は同上
に用いたマイクロコンピュータのメインルーチンを示す
フローチャート、第6図は吹出口切替信号Ty値に対す
るBl−Lモードの切替値の説明図である。 7・・・送風機、8・・・エバポレータ、9・・・ ヒ
ータコア、10・・・エアミックスドア、20・・・冷
風バイパス通路、21・・・バイパスドア、33・・・
マイクロコンピュータ、100・・・主総合信号演算手
段、110・・・吹出口切替判定手段、120・・・副
総合信号演算手段、130・・・バイパスドア制御手段
、200・・・総合信号演算手段、210・・・頭部総
合信号演算手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. エバポレータ通過直後の空気を車室内に導く冷風
    バイパス手段であって通過空気量を調節するバイパスド
    アを有するものと、少なくとも車室内温度と設定温度を
    含む複数の入力信号に基づき車室内の熱負荷に相当する
    主総合信号を演算する主総合信号演算手段と、 前記主総合信号演算手段の演算結果に応じて吹出口を複
    数のバイレベルモードを含む所定の吹出口モードに切替
    える吹出口切替判定手段と、少なくとも車室内温度、設
    定温度及び日射量を含む複数の入力信号と前記吹出口切
    替判定手段による切替結果に基づき、車室内の熱負荷に
    対応する副総合信号を演算する副総合信号演算手段と、
    前記副総合信号演算手段の演算結果に応じて前記冷風バ
    イパス手段のバイパスドアを駆動制御するバイパスドア
    制御手段とを具備することを特徴とする車両用空調制御
    装置。
  2. 2. エバポレータ通過直後の空気を車室内に導く冷風
    バイパス手段であって通過空気量を調節するバイパスド
    アを有するものと、少なくとも車室内温度と設定温度を
    含む複数の入力信号に基づき車室内の熱負荷に相当する
    総合信号を演算する総合信号演算手段と、 前記総合信号演算手段の演算結果に応じて制御される少
    なくともエバポレータ後流側温度とエアミックスドア開
    度とに基づいて吹出口を複数のバイレベルモードを含む
    所定の吹出口モードに切替える吹出口切替判定手段と、 少なくとも乗員の頭部近傍の温度と頭部近傍の空調温度
    の設定値である頭部設定温度との差を含む複数の入力信
    号と前記吹出口切替判定手段の切替結果に基づき、乗員
    の頭部近傍の熱負荷に相当する頭部総合信号を演算する
    頭部総合信号演算手段と、 前記頭部総合信号演算手段の演算結果に応じて前記冷風
    バイパス手段のバイパスドアを駆動制御するバイパスド
    ア制御手段とを具備することを特徴とする車両用空調制
    御装置。
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JPH066403B2 (ja) 1994-01-26

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