JPH02185552A - 高いノツチ衝撃強さと表面の性質を有する耐老化性熱可塑性成形用組成物 - Google Patents

高いノツチ衝撃強さと表面の性質を有する耐老化性熱可塑性成形用組成物

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JPH02185552A
JPH02185552A JP1302311A JP30231189A JPH02185552A JP H02185552 A JPH02185552 A JP H02185552A JP 1302311 A JP1302311 A JP 1302311A JP 30231189 A JP30231189 A JP 30231189A JP H02185552 A JPH02185552 A JP H02185552A
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graft
emulsion
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JP1302311A
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Herbert Eichenauer
ヘルベルト・アイヘンアウアー
Christian Lindner
クリスチヤン・リンドナー
Karl-Erwin Piejko
カルル‐エルビン・ピージコ
Alfred Pischtschan
アルフレート・ピツシユチヤン
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Bayer AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L25/02Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
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    • C08L25/08Copolymers of styrene
    • C08L25/12Copolymers of styrene with unsaturated nitriles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリコンゴムにもとづいた特殊な多成分グラフ
トポリマーを含んでいる成形用組成物に関する。ABS
またはASA成形用組成物に比べて、本成形用組成物は
賦形品の表面の性質、耐老化性、とくに低温におけるノ
ツチ衝撃強さおよび加工信頼性の性質の組み合わせにお
いてとくに利点を有する。
ABS成形用組成物(アクリロニトリル−ブタジェン−
スチレン)は工業的に大規模に製造される広く応用可能
なプラスチックであるが層化暴露に対して低い安定性を
有する、AASポリマー(アクリロニトリル−アクリル
ゴム−スチレン)はジエンゴムがないのでこの欠点を持
たない。それにもかかわらず、そのようなAAS成形用
組成物は低温において適度のノツチ衝撃強さしか示さな
い。
すぐれた低温での性質を有する耐老化性ゴムとしてシリ
コンゴムを含んでいる成形用組成物(ドイツ特許出願公
開第3629763号参照)はすべての組成範囲におい
てすぐれた性質を持たず、しばしば、たとえばプラスチ
ックの賦形品の表面の性質/光沢のような性質において
要求されることが残っている。
それに加えて、シリコンゴムは高価である。シリコンを
含む成形用組成物の性質と有利さを向上させようとする
いくつかの試みがなされてきた。
たとえばシリコン粒子にほかのプラスチックを充てんし
、コア/ジャケット系を作り上げる試み(ドイツ特許出
願公開第3720476号またはドイツ特許出願公開第
3720475号参照)またはシリコンゴムをアクリル
ゴムに埋め込む試み(ドイツ特許出願公開第36172
67号参照)がなされてきた。これはかなりの改良に導
くにもかかわらず、上記のように全体の性質は特に表面
の性質、熱ひずみ温度に関連した靭性および有利さ、賦
形品の硬さおよび熱可塑性加工の間の流動性を達成する
ための熱可塑性成形用組成物中へのゴムの要求される計
量を達成してはいない。
これらの改良された成形用組成物が、特別に製造され、
組み立てられたシリコングラフトゴムがビニルモノマー
樹脂系と組み合わされるときに認められることがここに
見いだされた。
本発明は a)b1)グラフトベースとして0.08−1μmの平
均粒子直径(aS。)を有する粒子の形の橋かけゴム1
0〜70、とくに30〜60重量%、b2)グラフトし
た部分としてのスチレン、α−メチルスチレン、アクリ
ロニトリルまたはマレイン酸誘導体、とくにスチレン、
α−メチルスチレンおよびアクリロニトリルまたはそれ
らの混合物の単独または共重合体90〜30、とくに7
0〜40重量% のグラフト物80〜20、とくに60〜30重量部 からなる高い耐老化性、ノツチ衝撃強さおよび表面の性
質を有し、ゴムb1)がシリコンゴムとアクリルゴムの
組み合わせであり、橋かけしたアクリルゴムが橘かけし
たシリコンゴム粒子を閉じており、シリコンゴム対アク
リルゴムの重量比が90:10〜50 : 50、とく
に70 + 30〜50:50であり、 グラフト物b)を水性エマルジョン系においてゴムb1
)のエマルジョンおよびレドックス開始剤系、好ましく
はモノマー可溶性ヒドロペルオキシド(たとえばクメン
ヒドロペルオキシド)の存在下での七ツマ−b2)の重
合によって製造することを特徴とする熱可塑性成形用組
成物に関する。
本発明の意味で熱可塑性ポリマーa)は好ましくはスチ
レン/メタクリル酸メチル/アクリロニトリルターポリ
マー、スチレンまたはα−メチルスチレン/アクリロニ
トリル共重合体、スチレン/アクリロニトリル/アクリ
ル酸エステルターポリマーまたはメタクリル酸メチル単
独重合体または共重合体であり、ならびにアクリロニト
リル、スチレンおよびσ−メチルスチレンにもとづく樹
脂が好ましい。これらのポリマーおよびそれらの製造法
は公知である。
本発明の意味においてグラフト物b)は橋かけしたシリ
コンゴムであるコア、橋かけしたアクリルゴムである第
一のシェルおよび樹脂形成モノマーのポリマーまたは共
重合体である第二のシェルからなる粒子の形のグラフト
物である。したがって第二のシェルはグラフトした部分
b2)である。
コアおよび第一のシェルは共にゴムベースb1)を形成
する。
コア(bl、1)と第一のシェル(bl、2)の重量比
は90:10〜50 : 50であり、全グラフト物中
のb2)の含量は90〜30、好ましくは70〜40重
量%である。グラフトポリマーは平均粒子直径(d 5
0) 0.08−1 pm、好ましくは0.1〜0.8
μmを有するゴム粒子b1)にもとづいている。
コアの材料は橋かけしたシリコンゴムであり、船人 R25iO1R5iO3zz、R35iO+z□および
5in2式中Rは1価の有機基を表わす、 の単位を含んでいる。
ここで個々のンロキサン単位の量は式R,SiOの単位
100モルあクリ式R31O,,□(7)単位0−10
モル、単位R35iO+zx O〜I −5モルおよび
式5in2の単位0〜3モルが存在するように選ぶ。
Rは1−18個の炭素原子を有する一価の飽和炭化水素
基、フェニル基またはアルコキシ基またはたとえばビニ
ルもしくはγ−メルカプトプロピルのようにフリーラジ
カルによって攻撃されうる基であってよい。好ましくは
、すべての基Rのうちのすくなくとも80%がメチルで
あり、メチルとエチルの組み合わせがとくに好ましい。
シリコンゴムはフリーラジカルによって攻撃されうる基
の組み込まれた単位、すなわちフリーラジカルの付加ま
たは移動反応が可能なもの、とくにビニル、アリル、ク
ロロアルキルまたはメルカプト基を好ましくはすべての
基Rに対して2〜10モル%の量含んでよい。
第一のシェルは橋かけしたアクリルゴムであり、とくに
もし適当ならば40重量%までのほかのビニルモノマー
と混合したアクリル酸アルキルの橋かけした七ツマ−で
ある。適当な重合可能なアクリル酸エステルには01〜
C8アルキルエステル、たとえばメチル、エチル、ブチ
ル、オクチルおよび2−エチルヘキシルエステル、ハロ
ゲノアルキルエステル、好ましくはたとえばアクリル酸
クロロエチルのような01〜C8ハロゲノアルキルエス
テルならびにたとえばアクリル酸ベンジルおよびアクリ
ル酸7エ不チルのような芳香族エステルが含まれる。
それらは個々にまたは混合物として用いることができる
が、少なくとも1種のアルキルエステルが混合物中に存
在せねばならない。橋かけのため、多官能性七ツマ−を
共重合する。例はたとえばエチレングリコールジメタク
リレートのようなポリオールと不飽和カルボン酸のエス
テル(好ましくはエステル基中に2〜20個の炭素原子
)、たとえばシアヌル酸トリアリルおよびインシアヌル
酸トリアリルのような不飽和アルコールと多価カルボン
酸とのエステル(好ましくはエステル基中に8〜30個
の炭化水素)、たとえばジビニルベンゼンのようなジビ
ニル化合物、たとえばメタクリル酸アリルのような不飽
和カルボン酸と不飽和アルコールとのエステル(好まし
くはエステル基中に6〜12個の炭素原子)、リン酸エ
ステル、たとえばリン酸トリアリル、および1,3.5
−1−リアクリロイル−へキサヒドロ−S−トリアジン
である。とくに好ましい多官能性モノマーはシアヌル酸
トリアリル、イソシアヌル酸トリアリル、リン酸トリア
リルおよびメタクリル酸アリルである。
橋かけに対して用いられる多官能性モノマーの量は好ま
しくは第一のシェルの重量の0.05〜5.0重量%で
ある。第一のシェルのエラストマーはさらにまたビニル
またはビニリデンタイプのいくつかのそのような七ツマ
−の共重合可能な七ツマ−の共重合した単位を含んでも
よい。例はメタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、ア
クリロニ トリル リルアミドおよびビニルアルキルエーテルである。
これらのコモノマーは第一のシェルのポリマーの40重
量%までの量と共重合させてよい。
第二のシェルb2)はフリーラジカルによって重合させ
ることができる樹脂形成性α,βー不飽和七ノマー、と
くにα−メチルスチレン、スチレン、アクリロニトリル
、メタクリル酸メチルおよびマレイン酸誘導体からなる
系列からの、とくにマレイミドをグラフト重合させたポ
リマーである。
スチレン、α−メチルスチレンおよびアクリロニトリル
からなる系列からの少なくとも2種の千ツマ−の共重合
体がとくに好ましい。
グラフト物b)は次のように製造することができる。第
一段階において、コア材料のエマルジョンが製造される
エマルジョン重合による末端OH基を有する長鎖シリコ
ンオイルのエマルジョンの製造はたとえば米国特許第2
,891.910号および英国特許第1,024,02
4号に記載されている。アルキルベンゼンスルホン酸を
用いる英国特許明細書において明らかにされている方法
が、この方法においては乳化剤と重合触媒が1つのもの
として存在するので、とくに好ましい。重合が起こった
とき、酸は中和される。
したがって、乳化剤濃度は低く保つことができる。しか
しながら、上記のアルキルベンゼンスルホン酸のかわり
に、n−アルキルスルホン酸を用いることもまた可能で
ある。さらに共乳化剤としてほかの乳化剤を、同様に触
媒活性スルホン酸を用いることもまた可能である。
そのような共乳化剤は非イオン性でもアニオン性でもよ
い。可能なアニオン性共乳化剤はとくに上記のn−アル
キルまたはアルキルベンゼンスルホン酸の塩である。非
イオン共乳化剤は脂肪族アルコール、脂肪酸などのポリ
オキシエチレン14体である。そのような乳化剤の例は
P OE (3)−ラウリルアルコール(POE=ポリ
オキシエチレン(X)、X−重合度)、POE(20)
−オレイルアルコール、POE(7)−ノニルフェノー
ルまたはPOE(10)−ステアレート(表現p OE
(3)−ラウリルアルコールはエチレンオキシド3単位
がラウリルアルコール1モルに付加し、数3は平均値を
表わし、残りの記号は同様である)。
般に、非イオン共乳化剤の存在でエマルジョン重合によ
って形成させたシリコンオイルは共乳化剤を用いなかっ
たものよりも低分子量である。
エマルジョン重合で形成され、末端基を有するシリコン
オイルの分子量はさらにた七えば、シロキサン、水およ
びシリコンの開環によって最初に形成されるシランオイ
ルの間で平衡が形成される温度によって調節される(温
度と分子量の間の関係についての詳細に関しては、D、
R,ウエイエンベルク(Weyenberg)ら、ジー
ナル・オブ・ポリマー・サイエンス(J、 Polym
er Sci、、)、パート(Part)c127巻、
27〜34頁(1969年)が参照される。
フリーラジカルによって攻撃できる基の好ましいシリコ
ンポリマーへの組み込みは官能基を有する適当なシロキ
サンオリゴマーの存在での処理によって行なうことがで
きる。適当なオリゴマーはたとえばテトラメチルテトラ
ビニルシクロテトラシロキサンまたはγ−メルカプトプ
ロピルメチルジメトキシシランまたはそれらの加水分解
物である。
これらの官能性オリゴマーはベースオリゴマーオクタメ
チルシクロテトラシロキサンに目的の量を加え、次に2
者を共に重合する。
たとえばエチル、プロピルなどのような長鎖アルキル基
Rの組み込みおよびフェニル基の組み込みもまた同様に
行なうことができる。
グラフトベースとしてのシリコンゴムは高度に橋かけし
ていなければならない。しかしながら、もしも用いた好
ましいビニルおよびメルカプトプロピル基をシリコン成
分のエマルジョン重合の間に互いに反応させるならば適
当な橋かけがすでに起こっていることがあり、そのとき
は外部の橋かけ剤の添加は不必要である。それにもかか
わらず、シリコンゴムの橋かけ度を増加させるために、
橋かけを行うシランを加えることもまったく可能である
枝分れまたは橋かけはたとえばテトラエトキシシランま
たは一般式R31X、の添加によって行うことができ、
ここでXは加水分解性基、とくにアルコキシ基を表わす
Rは上記の意味を有する。R−メチルおよびR−フェニ
ルが好ましい。テトラエトキシシランに加えて、メチル
トリメトキシシランまたはフェニルトリメトキシシラン
がとくに好ましい。
グラフト物の製造の第二段階において、第一のシェルに
対するアクリゴムは第一段階のシリコンゴムラテックス
の存在においてエマルジョン重合により、七ツマ−(主
成分は少なくとも1種のアクリル酸エステル)をラテッ
クス中で乳化し、フリーラジカルを形成する開始剤を用
いて重合を行うことによって製造する。アクリルゴムは
シリコンゴム上に重合する。それはすでに製造の間にま
た多官能性上ツマ−を用いることによって橋かけされね
ばならない。
新しい粒子の形成は第一のシェルのこのグラフト重合に
おいてできるだけ完全に抑制されねばならない。エマル
ジョン安定剤は粒子の表面をおおうに必要な量が存在せ
ねばならない。これらの粒子の大きさは反応操作によっ
て広い範囲内で変えることができる。
アクリルゴムのグラフト重合が終ったとき、ビニルモノ
マーまたはビニルモノマー混合物はエマルジョン中で生
じたラテックス上に重合する。本発明によるグラフトポ
リマーはこのようIこして形成され、第二のシェル(b
2)が発達する。
それ自体公知のこのグラフト重合は通常フリラジカル開
始剤の存在で約50〜100°Cの温度範囲で行う。
本発明のグラフト物b)は次のパラメーターを守って製
造せねばならない。シリコンとアクリルの2成分ゴムb
1)を用い、シリコン/アクリル重量比90:10〜5
0 : 50、b1)のゲル含量によって表わされるb
1)の橋かけ90重量%以上および上記の平均粒子径を
有して、グラフト反応はレドックス開始剤系によって開
始され、行なわれる。レドックス系は少なくとも1種の
有機ヒドロペルオキシド(とくにクメンヒドロベルオキ
ンド)、1種の水溶性還元剤(とくにアスコルビン酸)
およびもしも適当ならば重金属塩からなる。50〜10
0℃、とくに55〜70°Cの温度、7以下、とくに6
〜3のpH値がこの重合の間に用いられる。
本方法はたとえば次のように行うことができる。
ゴムb1)の水性エマルジョンは水性エマルジョン中で
不連続的にまたは連続的にグラフトさせる。
グラフトモノマーおよびもし適当ならば追加の乳化剤お
よびヒドロペルオキシドならびにアスコルビン酸溶液お
よびもし適当ならば酸はゴムエマルジョンに50〜10
0℃の重合温度で加えられる。
上記のように割合とpH値はこの操作の間守らねばなら
ない。触媒活性の、少量の重金属触媒、とくにFe2+
は出発系のそのほかの成分として重合に加えることがで
きる。
ヒドロペルオキシドおよび還元剤はグラフト重合に少し
ずつまたは連続的に計り入れることができる。一つの変
形lこおいて、ヒドロペルオキシドの適当な割合か最初
グラフトを行うためゴムとともに反応器中に加えられる
。グラフトモノマーおよびアスコルビン酸の残り、ヒド
ロペルオキシドおよびもし適当ならば乳化剤はグラフト
モノマーの重合が進行するとともに反応器中に別々に供
給される。可能な金属イオンは通常最初に重合に加えら
れる。好ましい変形において、鉄イオン、ヒドロペルオ
キシドとアスコルビン酸の両方が最初に同時に加えられ
る。ここで用いられるヒドロペルオキシド/アスコルビ
ン酸の重量比は10:■〜2:11とくに6:l〜3:
1である。
ヒドロペルオキシドとアスコルビン酸の量は決定的であ
る。もしもヒドロペルオキシドおよび/またはアスコル
ビン酸の過剰な投与量が用いられるならば、グラフト重
合は損なわれる。グラフト収率は減少する。グラフトお
よび遊離の樹脂の分子量は低くなる。ヒドロペルオキシ
ドおよびアスコルビン酸の過少または過剰はさらに七ツ
マ−の転化率およびエマルジョンの安定性にかなりの影
響をもち、そのためグラフト重合の工業的な実用化は不
可能となる。
ポリマーの含量25〜50重量%を含有する貯蔵安定性
グラフトポリマーエマルジョンはモノマ転化率〉98重
量%までのグラフト重合によって得られる。グラフトポ
リマーそれ自体は公知の凝析法(たとえば酸または塩に
よって)エマルジョンから容易に単離することができる
もしもグラフトポリマーがそれ自体エマルジョンの形で
ある熱可塑性樹脂と組み合わせるべきであるならば、グ
ラフトポリマーエマルジョンは樹脂エマルジョンと混合
し、1者を共に凝析させることができる。
グラフトポリマーそれ自体は公知の方法によって、たと
えばラテックスの電解質(塩、酸またはそれらの混合物
)によるラテックスの凝析および続く精製と乾燥によっ
て処理することができる。
本発明による熱可塑性成形用組成物はすぐれた技術的お
よび応用的性質の組み合わせ、とくに熱ひずみ温度とノ
ツチ衝撃強さの間の関係、または低温におけるノツチ衝
撃強さ、熱可塑性加工の間のすぐれた流動性、屋外暴露
に対する安定性および熱安定性、とくに加工の間の熱安
定性、ならびに製造された賦形品の高い光沢をもった問
題のない表面を特徴とする。
本発明による成形用組成物は染料および顔料、光と熱の
作用に対する安定剤、可塑剤、発泡剤ならびに粒、粉末
または繊維の形の有機または無機充てん剤を含んでよい
それらはたとえば射出成形または押出によって賦形され
ることができ、屋外暴露に対して抵抗性があり、衝撃強
さの高いすべての形式の賦形品に対して適する。たとえ
ば、それらは数種の異なったポリマーのラミネートの外
層として用いることができる。
衷暮遭 オクタメチルシクロテトラシロキサン38.4重量部、
テトラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサン1.
3重量部およびテトラエトキシシランの0.25重量部
を互いにかきまぜる。
ドデシルベンゼンスルホン酸0,6重量部を加え、次に
水70重量部を1時間かけて加える。この操作の間、混
合物ははげしくかきまぜる。プレエマルジョンは高圧乳
化機を用いて200バール下で2回均一化する。さらに
ドデシルベンゼンスルホン酸0.5重量部を加える。エ
マルジョンは85°Cで2時間、次に室温で36時間か
きまぜる。
それらは5NNaOHによって中和する。固形分含量的
37%の安定なエマルジョンが得られる。
ポリマーはトルエン中で測定してゲル含量89重量%を
有する。
2)シリコン/アクリルゴム系のエマルジョン些翼童 エマルジョン1.1)1,042重量部および水84重
量部を最初に反応器に加え、かきまぜながら70°Cま
で加熱する。次に水32重量部中にベルオキシニ硫酸カ
リウム1重量部の溶液を加える。
その後、次の2つの溶液を70°Cで5時間かけて均一
に計り入れる。
溶液lニアクリル酸n−ブチル  167.8重量部シ
アヌル酸トリアリル   1.6重量部溶液2:水  
         214重量部次に重合は70℃で4
時間かけて完結させる。
得られたラテックスは固形分含量37重量%、pH3,
86、平均粒子径(dsa)200nmを有し、ポリマ
ーはゲル含量93重量%を有する。
3)本発明の意味のグラフトポリマーの製造法のものを
最初に反応器に加える。
エマルジョン1.2)     3,943重量部水 
             1,317重量部60℃ま
で加熱後、反応は次の溶液の添加によって開始させる。
溶液I:水          100重量部クメンヒ
ドロペルオキシド3.5重量部アスコルビン酸    
 1重量部 F e (I[I )SO*水溶液(0,1%)2.5
重量部次に次の溶液を60°Cで(4時間かけて)反応
器中に計り入れる。
Fl:スチレン        1,040重量部アク
リロニトリル     404重量部F2:水    
       900重量部次に重合は60°Cで5時
間かけて完結させる。
得られたラテックスは固形分含量36.5重量%を有す
る。
グラフトポリマーを粉末の形で単離するため、ラテック
スは70〜90°CでM9SO、水溶液によって凝析し
、濾別し、水で洗い電解質を除く。
■2比較グラフトポリマー 1)粒子のあらい高度に橋かけしたポリブタジェン50
重量%とスチレン/アクリロニトリル重量比72:28
を有するSANポリマー50重量%からなるABSグラ
フトポリマー。平均粒子径溶液2:水 40重量部 (d50)  :  400 nm。
2)粒子のあらい高度に橋かけしたアクリルゴム50重
量%とSAN (Il、1と同じ組成)50重量%。平
均粒子径(dS。):420nm0生成物はヨーロッパ
特許第34748号と同様にして製造した。
3)次のものを最初に反応器に加える。
エマルジョン1.2)3,943重量部水      
         1,317重量部70°Cまで加熱
後、反応は水100重量部中にベルオキシニ硫酸カリウ
ム6重量部の溶液を加えることにより開始する。次に次
の溶液を70°Cで4時間かけて反応器に供給する。
溶液1.スチレン      1,040重量部アクリ
ロニトリル   404重量部 溶液■、水          900重量部その後、
重合は70℃で5時間かけて完結させる。ラテックスは
固形分含量36.6重量%を有する。ポリマーは■、3
)にしたがって単離する。
次のものを最初に反応器に加える。エマルジョン1.1
)458重量部と水220重量部。混合物はかきまぜな
がら70°Cまで加熱する。水50重量部中にベルオキ
シニ硫酸カリウム2重量部の溶液を加える。その後、次
の2つの溶液を70°Cで5時間かけて均一に計り入れ
る。
溶液lニアクリル酸n−ブチル  385.6重量部シ
アヌル酸トリアリル   3.6重量部溶液2:水  
         400重量部次に重合は70℃で4
時間かけて完結させる。
本発明の範囲外のグラフトポリマーの製造重合は次の変
更を行い、指示1.3)と同様にして行う。次のものを
最初に反応器に加える。
第一段階■、4)エマルジョン 3,943重量部水 
               1.317重量部グラ
フトポリマーは■、3)と同様にして単離する。
5)次のものを最初に反応器に加える。
エマルジョン1.1)      3,940重量部水
                1,317重量部7
0℃に加熱後、反応は水100重量部中のベルオキシニ
硫酸カリウム6重量部の添加によって開始させる。次に
次のものを70℃で4時間かけて反応器に供給する。
Fl:スチレン         1,040重量部ア
クリロニトリル      404重量部F2;水  
           90重量部ニーダ−によって混
合し、その後賦形品は240°Cの射出成形機での加工
によって製造した。
衝撃強さとノツチ衝撃強さはr50179(単位:KJ
/mm2)によって決定した。硬さ(単位: N / 
m m 2)はISO/DIS2039によって決定し
、熱ひずみ温度(ビカットb1単位二℃)はl5O30
6によって測定した。表面の性質は大きさ4cmX6c
mの平らな板について肉眼で評価した。
平均MWが約115,000とMw/Mn−1がく2.
0のスチレン/アクリロニトリル−72:28共重合体
を樹脂成分として用いた。
その後、重合は70°Cで4時間かけて完結させる。ポ
リマーは■、3)と同様にして単離する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)スチレン、α−メチルスチレン、アクリロニト
    リル、マレイン酸誘導体、メタクリル酸メチルまたはそ
    れらの混合物のモノマーの熱可塑性単独、または共重合
    体20〜80重量部、b)b1)グラフトベースとして
    の平均粒 子直径(d_5_0)0.08〜1μmを有する粒子形
    の橋かけゴム10〜70重量%、 b2)グラフトした部分としてのスチ レン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、マレイ
    ン酸誘導体、メタクリル酸メチルまたはそれらの混合物
    の単独または共重合体90〜30重量%、 のグラフト物80〜20重量部、 からなり、ゴムb1)がシリコンゴムとアクリルゴムの
    組み合わせであり、橋かけしたアクリルゴムが橋かけし
    たシリコンゴム粒子を包んでおり、シリコンゴム対アク
    リルゴムの重量比が90:10〜50:50であり、 グラフト物b)が水性エマルジョン中でゴムb1)のエ
    マルジョンとレドックス開始剤系の存在でモノマーb2
    )の重合によつて製造することを特徴とする熱可塑性成
    形用組成物。
JP1302311A 1988-11-24 1989-11-22 高いノツチ衝撃強さと表面の性質を有する耐老化性熱可塑性成形用組成物 Pending JPH02185552A (ja)

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DE3839587.8 1988-11-24

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