JPH02184674A - 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 - Google Patents

新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

Info

Publication number
JPH02184674A
JPH02184674A JP1303456A JP30345689A JPH02184674A JP H02184674 A JPH02184674 A JP H02184674A JP 1303456 A JP1303456 A JP 1303456A JP 30345689 A JP30345689 A JP 30345689A JP H02184674 A JPH02184674 A JP H02184674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
alkyl
compound
compound according
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1303456A
Other languages
English (en)
Inventor
Roberto Colle
ロベルト・コーレ
Giuseppe Giardina
ジュセペ・ジャーディナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dr L Zambeletti SpA
Original Assignee
Dr L Zambeletti SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dr L Zambeletti SpA filed Critical Dr L Zambeletti SpA
Publication of JPH02184674A publication Critical patent/JPH02184674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/10Antioedematous agents; Diuretics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D217/00Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems
    • C07D217/12Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with radicals, substituted by hetero atoms, attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring
    • C07D217/14Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with radicals, substituted by hetero atoms, attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring other than aralkyl radicals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な複素環式誘導体、それらの製造方法、お
よび医薬(特に鎮痛薬)としてのそれらの使用に関する
〔従来の技術〕
にCカッパ)受容体アゴニストである化合物は、にオピ
オイド受容体との相互作用により鎮痛薬として作用する
。古典的なμ受容体アゴニストC例、モルヒネ)に対す
るに受容体アゴニストの利点は、モルヒネ様行動作用お
よび習慣性を回避しつつ鎮痛作用を引き起こすそれらの
能力にある。
欧州特許公開第232989号は、モルヒネおよびモル
ヒネ類似体の行動作用の一部に示さずにに受容体作動性
を示し、それ故に鎮痛薬としての治療上の利用性をもっ
ている一部のイソキノリン銹導体を開示している。
〔発明の目的〕
前述の望ましくなか行動作用を示さずに強力なに受容体
作動性を示す新規なりラスの構造上関連した複素環式誘
導体が今や開発された。
さらに、この新規なりラスの誘導体はを髄のに受容体に
対し有利な結合親和性を示す傾向があり、望ましくない
中枢作用を伴わずに鎮痛作用を生ずる機会をもたらす可
能性がある。
この新規なりラスの誘導体はまた利尿作用を有し、この
ことはそれらが補乳動物における低ナトリウム血症状態
の治療に利用しうろことを示している。
【発明の構成〕
本発明によれば、式(1): Ra R9 (式中、Rは式(1) : CHR,NR,R,([) 〔ここでRxは複素環式基または置換されていてモヨい
フェニル基の残部であり: Rr  およびR2は独立して水素、C1−6アルキル
、Cトロアルケニル、C5−aシクロアルキルt タハ
C4−1!シクロアルΦルアルキル基であるか、モしく
はR+Rs は水素、CI−、アルキル(好ましくはメ
チルまたはエチル)、またはフェニルであるか、もしく
はR3はR+  と−緒(なって−CCHz)s−また
は−(CI(x )4−基を形成し: R4およびR8は同一または異なる炭素原子上に存在し
、独立して水素、Cl−8アルキル(好ましくはメチル
またはエチル)、もしくはフェニルであり: mは1.2または3、好ましくは2である〕の基を表し
; R7は水素またはC1−6アルキル(例えばメチルまた
はエチル)であり; nはo、lまたは2、好ましくは1であり;Xは直接結
合、O9SまたはNR6(ここでR6は水素またはCl
−6アルキ/L−)であり、好ましくは直接結合であり
且つ好ましくはYRsまたはR9に対してメタもしくは
パラ位に結合しており:Yは>C=0 # >CI(O
H、−S=0または一8o!  であり; R8およびR9はそれぞれC1−6アル中ルであるか、
もしくはRs およびR1は一緒に結合しており、Rs
 は−CZ )p−(ここでpは0または1であり、2
はO9SまたはNRz (Rz は水素またはCl−a
アルキル)である〕を表し、そしてR9は−(CHz)
(1−(ここでqは1〜4の整数、好ましくは2または
3である〕を表す) で表される化合物、またはその溶媒和物もしくは塩が提
供される。
Rxが置換されていてもよいフェニル環を形成する場合
、その置換基の例は1個またはそれ以上のC1−6アル
キル(好ましくはメチル)、ハロゲン、ヒドロキシ、C
トロアルコキシ、チオールまたはC1−6フルキルチオ
である。適当には、Rxは無置換フエニ/L−基を表す
Rxが複素環式基を形成する場合、それは単環または縮
合環基であり得、好ましくは芳香族の特性を有し、セし
て各環中に酸素、窒素および硫黄から選択されるペテロ
原子を4個まで含む5〜12個の環原子から成っている
Rxが縮合二環素を形成する場合、−力または両刀の環
が芳香族特性をもち得る。適当には、−力の環が芳香族
であって、他力の環は非芳香族である。
Rxが単環の複素環式基である場合、その例はチエニル
、フリル、ピリル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾ
リルおよびピリジルであり;そしてRxが縮合環の複素
環式基である場合、その例はベンゾフラニル、ベンゾチ
エニル、インドリルおよびキノリンである。
好適な式(1)のサブグループは式(la):(1a) 〔式中、Y、Z、R,p、qおよび−CH2−)位置は
式(1)で定義した通りである〕で表されるグループで
ある。好ましくは、2が酸素であってpが1である場合
qは2であり、セしてpが0である場合qは3である。
さらに好適な式(1)のサブグループは弐rlb):【
1b) 〔式中、Rは式fl)で定義した通りであり、YはC=
0またはCHOHであり、R4およびR・はそれぞれC
l−6アルキル(好ましくはメチル)であり、そして−
GHz−の位置は弐rl)で定義した通りである〕で表
されるグループである。
上記のCd−6アル中ル基は直鎖または分枝鎖のいずれ
であってもよく、その例はメチル、エチル、プロピル、
n−ブチル、n−ペンチル、またはn−ヘキシルであり
、好ましくはメチルである。
C2−6アルクニル基の例は1−およ−び2−プロベニ
/’ テア’) : Cs−6シクロアルキル基の例は
シクロプロピルであり;そしてC4−1! シクロアル
キルアルキル等の例はシクロプロピルメチルである。
R1およびRx が−緒になって直鎖状または分枝鎖状
のポリメチレン基を形成する場合、その例はプロピレン
、ブチレン、ベンチレン、マタはヘキシレンであり、好
ましくはブチレンまたは1−メチル−ブチレンである。
アルケニレン基としてのR8−ルは代表的には−CH!
−CH=α−CHz−でありうる。ヘテロ原子の例は酸
素および硫黄f%に酸素)であり、適当なヘテロ原子置
換ポリメチレン基は一〇HzCH*(日(tcH!−で
ある。
特に好適な式(1)の化合物のグループは、Rxカフェ
ニルマタハモノーモシくはジ−ヒドロキシ置換フェニル
を表すか、あるいはチェノを表すものである。
式(1)の化合物またはそれらの塩もしくは溶媒和物は
好ましくは薬学的に許容しうる形態または実質的に純粋
な形態である。薬学的に許容しうる形態とは、とりわけ
、希釈剤や担体のような製剤上の慣用添加剤を除外して
薬学的に許容しうるレベルの純度であること、および通
常の投与レベルで有毒と見なされる物質を含まないこと
を意味する。
実質的(純粋な形態は一般(少なくとも50%(慣用添
加剤を除く)、好ましくは75%、より好ましくは90
%、さらに好ましくは95 %の式(1)の化合物、ま
tこはその塩もしくは溶媒和物を含むであろう。
1つの好適な薬学的に許容しうる形態は結晶形態であり
、薬剤組成物中のこの種の形態を含む。
塩および溶媒和物の場合は、追加のイオン性成分および
溶剤成分も無毒性でなければならない。
式(1)の化合物の薬学的に許容しうる塩の例は通常の
製剤上の酸、例えばマレイン酸、塩酸、臭化水素酸、リ
ン酸、酢酸、フマル酸、サリチル酸、クエン酸、乳酸、
マンデル酸、酒石酸、コノ1り酸、安息香酸、アスコル
ビン酸およびメタンスルホン酸、との酸付加塩である。
式(1)の化合物の薬学的に許容しうる溶媒和物の例は
水和物である。
式(1)の化合物は少なくとも1つの不斉中心をもち、
それ故に2種以上の立体異性体として存在する。本発明
はすべてのこのような異性体とそれらの混合物〔ラセミ
体)を包含するものである。
本発明化合物の例は次のものである: 1−(ピロリジン−1−イル)メチル−2−C1−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−【2H)−ナフト−6−イル)
アセチル−3,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
; 1−1ピペリジン−1−イル)メチル−2−(1−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−イル)
アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
; 4−(ピロリジン−1−イル)メチル−5−(1−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−イル)
アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ(3,
2−c ]ピリジン; 4−(ピペリジン−1−イル)メチル−5−(1−オキ
ソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−イル)
アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ(3,
2−c )ピリジン: (−) 4− rピペリジン−1−イル)メチル−5−
(1−オキノー3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−
6−イル)アセチル−4t 5 s 6 * 7−テト
ラヒドロチエノ(3,2−c )ピリジン: r+) 4− (ピペリジン−1−イル)メチル−5−
(1−オキソ−3,4−ジヒドロ−rzlf)−ナフト
−6−イル)ア七チルー4.5,15.7−チトラヒド
ロチエノ(3,2−c )ピリジン。
本発明はまた弐rl)の化合物の製造方法を提供し、そ
の方法は式([) : 金物を、式(■): Y’Rs rfl/) (式中、R? e Rs e Re P nおよびXは
式(1)において定義した通りであり、YIはYまたは
Yに転化しうる基である〕の化合物またはその活性誘導
体と反応させて、式rlc) : Ri’ 〔式中、R1’ e R1’ + Rs’ e Ra’
 e R6’およびRx’はそれぞれ式(1)において
定義した通りのR15Rt*RmtR4−RsおよびR
xであるか、またはR1−Rxのそれぞれに転化しうる
基もしくは原子である〕の化CHRs’NR1’Rt’ (le) の化合物を形成し、そのvj、随意に1以上の次の工程
: a)  Y’およびR,l〜Rx’がYおよびRs 〜
Rx以外のものである場合、YIおよびR,l〜Rx’
をYおよびR1−Rxへ転化して式(1)の化合物を得
ること; b)  Y’およびR1’ ”−Rx ’がYおよびR
1−Rxである場合、R1−Rxの1つをR1−Rxの
別なものに転化して式(1)の化合物を得ること:C)
得られた式(1)の化合物の塩および/または溶媒和物
を形成すること、 を行うことから成っている。
式(■)の化合物の適当な活性誘導体は酸塩化物または
酸無水物である。他の適当な誘導体は酸とクロル蟻酸ア
ルキルとから形成される混合酸無水物である。
例えば、当分野でよく知られた標準方法において、式〔
1■)の化合物は 伝)無機または有機塩基の存在下で酸塩化物と:う) 
 ジシクロへキシルカルボジイミド、N−ジメチルアミ
ノプロピル−N1−エチルカルボジイミドまたはカルボ
ニルジイミダゾールの存在下で酸と;または (C)  酸およびクロル蟻酸アルキルC例、エチル)
からその場で生成された混合酸無水物と、結合させるこ
とができる。
弐rlc)の化合物は式(1)の化合物へ転化すること
が可能であり、また式(1)のある化合物は適当な置換
基の相互転化により式(1)の別の化合物へ転化しうろ
ことが理解されるであろう。こうして、いくつかの式(
1)および(lc)の化合物は本発明の他の化合物を形
成する際の有用な中間体である。
R1’ およびR,Iはアルキル基であり得、これらは
通常のアミン脱アルキル化によってR*’/Rz’ 水
素原子へ転化できる。R+’またはR,l がベンジル
または置換ベンジルである場合、それをま接触水素添加
または他の還元力法によってR1また&まR8水素原子
へ転化することができる。水素原子としてのR1′ お
よびRz’は通常のアミン脱ルキル化ヒ、もしくはアシ
ル化とそれに続く還元によってR1およびR1アルキル
基へ転化可能−する。R1’ オよびR,Iは好ましく
はそれぞれR1およびR1である。
上記の方法は一般にジアステレオマー混合物をもたらし
、この混合物はその後カラムクロマトグラフィーにより
各異性体へ分離することができる。
式(IV)の化合物は典型的には式(IVa):(fV
a) 〔式中、Rs e Re * Rt e Xおよびnは
式(1)において定義した通りである〕で表される。
式(1)の化合物は適当な有機酸または無機酸との反応
によってそれらの薬学的に許容しうる酸付加塩に転化で
きる0 式(1)の化合物の溶媒和物は適当な溶媒からの! 結晶化または再結晶化によって形成される。例えば、水
和物は水溶液または水を含有する有機溶媒中の溶液から
結晶化または再結晶化させることにより形成できる。
薬学的(許容しうる式(1)の化合物の塩または溶媒和
物は、薬学的に許容しうる塩もしくは溶媒和物を製造す
る際の中間体としても有用である。
従って、この慣の塩または溶媒和物もまた本発明の一部
な構成するものである。
先に述べたように、式(1)の化合物は2種以上の立体
異性体として存在し、本発明方法はこれらの混合物を生
成する。個々、の異性体は酒石酸のような光学活性酸を
用いる分割によって互い(分離可能である。これとは別
に、不斉合成は個々の異性体への合成経路を提供するで
あろう。
Rxが置換されていてもよいフェニル基である式(II
)の化合物は、下記の反応式1に従って、式(V)の化
合物を弐NHR1’R,’ C式中R,l およびRり
1は先に定義したとおり)のアミンで処理し、次いで生
成された式(■)の化合物をNaBH4と、または5%
パラジウム/木炭触媒の存在下(水素と、反応させるこ
とにより製造される; CHRs(J (V) (Vl) CHRsNR1’R意1 されたい。〕 Rxが複素環式基であり、そしてR3が水素である式r
ll[)の化合物は、下記の反応式2(従って製造する
ことができる。
CHRmNRt’Rs’ (III) 式(V)の化合物は既知化合物であるか、または既知方
法によって既知化合物から製造することができる【例え
ばJ、Am、Chem、Soc、 55 、2555(
1933):J、Org、Chem、16 、1911
(1951)を参照この反応式において、式(II)の
化合物はメタノールのような適当な溶媒中で、好ましく
は0°〜(3)℃の温度にて、第二アミン(HNL+’
Rz’ )と反応させること(より式(■)の化合物か
ら製造される。
得られた式(■)の化合物はその後、好ましくはTHF
のような不活性媒体中で、LiAJH4または(BHs
)zのような混合水素化物により還元して式(III)
の化合物へ転化される。約(4)℃の温度および約2時
間の反応時間が有利な結果をもたらすと分かった。
式C■)の化合物は既知化合物から既知方法によって製
造される( Heteroc)raies 16 (n
、1 )(1981)、35 :DE−A135299
60)。
別法として、Rxが複素環式基であり、セしてmが2で
ある式rIII)の化合物は下記の反応式3に従って製
造することができる: この反応式において、式(■)の化合物は式(■)の化
合物をオキシ塩化リンおよび五塩化リンで室温(て処理
し、次いで吸湿性の物質を濾過することにより製造され
る。得られた式(X)の化合物はその後、メタノールの
ような適当な溶媒中で、好ましくはO°〜90”Cの温
度にて、第二アミン(HNR,’R,’ )と反応させ
て式(M)の化合物へ転化させる。続いて、式(M)の
化合物は、好ましくはメタノールのようなプロトン性溶
媒中で、NaBH4またはNaCNBHsのような混合
水素化物で処理して弐C■)の化合物とする。0°〜2
5℃の温度および約2時間の反応時間が有利な結果をも
たらすと分った。
式(■)の化合物は既知化合物であるか、または既知方
法によって既知化合物から製造できる〔例えば、5yn
th、Cown、5r2)e79(1975)を参照さ
れたい〕。
式(1)の中間体は新規化合物であり、先に述べたそれ
らの製造方法と共に、それらは本発明の別の面を構成す
る。
式(IV)の化合物は既知化合物であるか、または既知
方法によって既知化合物から製造することができる(例
えば、J、O,C1互(1960)、70心76;Ch
em、Lett、 (1981)* 367−370 
 を参照されたい〕。
標準試験における式(1)の化合物の活性は、それらが
疼痛および低ナトリウム崩症状態の治療において有用で
あることを示している。
従って、本発明は活性治療物質として使用するための式
(1)の化合物、またはその薬学的に許容しうる塩もし
くは溶媒和物を提供する。
本発明はさらに式(1)の化合物またはその薬学的に許
容しうる壇もしくは溶媒和物、および製剤学的に許容し
うる担体を含有する薬剤組成物を提供する。
本発明はまた疼痛の治療用医薬を製造するための、また
は低ナトリウム血症状態の治療用医薬を製造するための
、式(1)の化合物またはその薬学的に許容しうる塩も
しくは溶媒和物の使用を提供する。
この種の医薬および本発明組成物は、本発明化合物を適
当な担体と混合することにより製剤化される。それは慣
例的な方法で希釈剤、結合剤、充填剤、崩壊剤、香味剤
、着色剤、滑沢剤または防腐剤を含むことができる。
これらの慣用賦形剤は例えば既知の鎮痛薬または利尿薬
組成物の製剤化のときと同様に用いられる。
好ましくは、本発明の薬剤組成物は単位剤形であり、医
学または獣医学の分野で用いるのに適した剤形である。
例えば、この種の製剤は疼痛の治療用薬剤として又は利
尿薬として用いるための手書きのもしくは印刷された説
明書を添付した包装形態でありうる。
本発明化合物の適当な投与i範囲は使用する化合物およ
び患者の健康状態に左右される。それはまた、とりわけ
、効力と吸収度の関係および投与頻度並びに投与経路に
影響されるであろう。
本発明の化合物または組成物はいずれかの経路で投与す
るために製剤化され、好ましくは単位剤形をしているか
、あるいはヒF患者が自分自身に1回で投与しうる剤形
をしている。有利には、本発明組成物は経口、直腸、局
所、非経口、静脈内または筋肉内投与に適している。製
剤は活性成分の持続的放出を与えるように構成すること
もできる。
組成物は例えば錠剤、カプセル剤、小袋、バイアル、粉
剤、顆粒剤、ロゼンジ剤、用時調製粉剤、液体製剤C例
えば、溶液剤または懸濁剤)、もしくは腐刻の剤形であ
りうる。
組成物C例えば経口投与に適するもの)は結合剤c例、
シロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソルビトール、ト
ラガカント、またはポリビニルピロリドン):充填剤1
例、乳糖、ショ糖、トウモロコシデンプン、リン酸カル
シクム、ソルビトールまたはグリシン):錠剤用滑沢剤
c例、ステアリン酸マグネシウム);崩壊剤c例、デン
プン、ポリビニルピロリドン、ナトリウムデンプングリ
コレート、または微結晶質セルロース);もしくは製剤
学的に許容しうる硬化剤c例、ラワリル硫酸ナトリウム
)のような慣用賦形剤を含むことができる。
固体組成物は混合、充填、打錠などの常法によって得ら
れる。反復混合操作は大量の充填剤を用いる組成物の全
体に活性薬剤を均一に分配するために行われる。組成物
が錠剤、粉剤またはロゼンジ剤の形である場合、固体の
薬剤組成物をつくるのに適した担体はどれも使用でき、
担体の例はステアリン酸マグネシウム、デンプン、ブド
ウ糖、乳糖、ショ糖、米粉および白亜である。錠剤は製
剤分野でよく知られた方法に従って、特に腸溶皮で、被
覆することができる。組成物はまた摂取可能なカプセル
、例えば本発明化合物を含み、所望(より担体または他
の賦形剤も含むゼラチンカプセル、の形であり得る。
経口投与用の液体組成物は例えば乳剤、シロップ剤また
はエリ中シル剤の形であり得、また使用前に水や適当な
ビヒクルで再調製される乾燥製剤でありうる。この種の
液体組成物は懸濁化剤C例。
ソルビトール、シロップ、メチルセルロース、ゼラチン
、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ中ジメチルセル
ロース、ステアリン酸アルミニウムゲル、水素化食用油
脂):乳化剤C例、レシチン、ソルビにノオレエート、
またはアラビアゴム):水性または非水性〔食用油を含
む)ビヒクルC例。
アーモンド油、分留やし油、グリセリンエステルノヨう
な油状エステル、プロピレングリコール、エチルアルコ
ール、グリセリン、水または生理食塩水);防腐剤C例
、p−ヒドロ會シ安息香酸メチルまたはプロピル):お
よび所望により香味剤または着色剤:のような慣用添加
剤を含むことができる。
本発明化合物は非経口的に投与することもできる。通常
の製剤技術に従って、組成物は例えば直腸投与用に腐刻
として成形される。それらはまた製剤学的に許容しうる
液体C例えば、発熱物質を含まない滅菌水または非経口
的に許容しうる油もしくは液体混合物)を用いた水性ま
たは非水性溶液剤、懸濁剤または乳剤として注入しうる
剤形で提供すべく処方することもできる。液体は静菌剤
、酸化防止剤または他の防腐剤、溶液を血液と等張にす
るための緩衡剤または溶質、増粘剤、懸濁化剤もしくは
他の製剤学的(許容しうる添加剤を含むことができる。
この櫨の製剤はアンプルや使い捨て注射器のような単位
用量形態で、または適量を分取しうるびんのような多重
用量形態で、もしくは注入可能な処方物を調製するため
の固体製剤または濃縮物として提供されるであろう。
先に述べたように、本化合物の有効量は用いる個々の化
合物、患者の状態、投与頻度および投与経路に左右され
る。単位用量は一般に20〜1000ダを含み、好まし
くは30〜500 ”9 、’n ニ50 e 100
−150 * 200 e 250 * 300 e 
350 t 400−450−または500#+9を含
むであろう。この組成物は1日に1回またはそれ以上、
例えば1日2,3または4回投与され、70kgの大人
に対する1日の全量は通常100〜30001119の
範囲であるだろう。また、単位用量は2〜201n9の
活性成分を含み、前述の1日分の用量を得るために多数
回投与されるであろう。
先に示した投与量範囲において、本発明化合物には有毒
な副作用が全く観察されなかった。
本発明はまた、有効量の弐rl)の化合物またはその薬
学的に許容しうる塩もしくは溶媒和物を、疼痛および/
または低ナトリウム血症状態め治療および/または予防
を必要とする哺乳動物Cヒトを含む)に投与することか
ら成る疼痛および/または低ナトリウム血症状態の治療
および/または予防方法を提供する。
本発明化合物およびそれらの製法を以下の実施例(示し
、中間体の製法を以下の参考例に示す。
実施例の化合物は表1に要約され、表1には式(1)の
基Rの構造が示される。
参考例1 乾燥クロロホルム400 IILt中の1−オキソ−3
,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−イル酢酸89
(39ミリモル)の溶液を0℃に冷却し、塩化オ中すリ
ル6.81+17 (7,8ミリモル)を滴下した。為
時間後このIW液を真空下で蒸発させ、このようにして
得られた油状物質はこれ以上精製せずに後続の反応のた
めに使用した。
実地例1 1−(ピロリジン−1−イル)メチル−1,2,3゜4
−テトラヒドロイン中ノリン1.6 # (7,41ミ
リモル)を乾燥クロロホルム4ONに溶解した。無水炭
酸カリウム2.09 (14,49ミリモル)を加え、
この混合物を一10℃に冷却した。乾燥クロロホルム1
0yL/に溶かした粗製の塩化1−オキソ−3,4−ジ
ヒドロー(2H)−ナフト−6−イルアセチルを加え、
この反応混合物を室温まで高めた。1時間抜水20mを
加え、生成した2相溶液をさらに(9)分間攪拌した。
分離した有機相を水で洗い、NazSO4で乾燥し、真
空濃縮した。残留物はシリカゲルによるクロマトグラフ
ィーにかけ、次第に増加する量のMeOH(0,5→3
%)を含むCHz C1zで溶出して遊離塩基1.19
を得、これをアセトン33mに溶解し、この溶液はHC
I /ジエチルエーテルで酸性−にした。沈殿物を炉取
し、洗浄し、乾燥して7001n9の表題化合物を得た
CuHsoNtOs 、 HCI 融点= 231−233°C 分子量= 438.981 元素分析: 理論値’、 C,71,13:T(、7,12SN、 
6.38 :実測値二C,70,60:H,7,26:
N、6.22゜I、RlCKBr) : 1685(m
):1630rs):1605(m)cWl−’N8M
、R6(CDCA!s):δ11.80 (s−、巾広
、IH)ニア、9080 Mhz      Cd −
I H) : 6.90−7.40 (m # 6 H
) :6.10 (d巾広、IH):3.35−4.4
0(me 7H) :2.35−3.30 (ms 9
H) :1.80−2.30 (me 6H) 一実施
例2 実施例1のようにして乾燥クロロホルム50耐中の1−
(ピペリジン−1−イル)メチル−1,2,3゜4−テ
トラヒドロイソキノリン1,79 (7,39ミリモル
)、無水炭酸カリウム2.09 (14,49ミリモル
)、および粗製の塩化1−オキソ−3,4−ジヒドロ−
(2H)−ナフト−6−イルアセチル2.092チ)を
含むC%CA!*で溶出して純粋な遊離塩基1.49を
得た。これを酢酸エチル401Ltk−溶解し、この溶
液はHC1/ジエチルエーテルで酸性pHにした。沈殿
物を炉取し、アセトンから再結晶して表題化合物900
119を得た。
C,’H,冨Nx(h 、  HCI 融点= 146−148℃ 分子量= 453,007 元素分析: 理論値C,71,58:H#7.34:N、6.18:
実測値Cl71.42:HI7.36:N、6.14゜
I、Ro(KBr):1680(m):IJ45(s)
:1605(m)y+s−’N、M、R,(CDCJs
): 80 Mb z δ11.10fs巾広、IH)ニア、95(ds IH
):6.95−7.35(me 6H):6.10rd
d、IH):4.10(”AB系。
に17.5Hz、e 2H):3.35−4.60(m
 e 5 H) : 2.35−3− i 5 (m 
e 9 H) :1.60−2.3Ofme 8H)一 実施例3 実施例1のようにして乾燥クロロホルム401+17中
の4−(ピロリジン−1−イル)メチル−4,5,6゜
7−テトラヒドロチエノ(3@2−c)ピリジン1.2
 、!il (5,39ミリモル)、無水炭酸カリウム
1.59 (10,87ミリモル)および粗製の塩化1
−オ卑ンー3.4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−
イルアセチル1.49 (6,29ミリモル)から製造
した。シリカゲルのクロマトグラフカラムは次第に増加
する贋のMeOH(0,5→3 % )を含むCHsC
lmで溶出して純粋な遊離塩基1.49を得、これをア
七トン加−に溶解し、この溶液をHCI /ジエチルエ
ーテルで酸性−にした。沈殿物を枦取し、洗浄し、乾燥
して表題化合物900りを得た。
CzaH*aNxOIS  、  HCI融点= 24
1−243℃ 分子量−445,011 元素分析: 理論値C,64,77:T1.6.57 :N* 6.
30 :実測値C,64,33SR,6,60:N、 
6.20 。
1、R,(KBr): 1685(m):1630(a
):1605(m)crn−’N、M、R0fcDcA
!s):  δ 11.8()fsh巾広#IH)ニア
、9580Mhz      Cd、 IH) ニア、
05−7.35(m、 3H) :6.80rd、IH
):6.10(d巾広、IH):3.30−4.50 
(me 7H) :2.40−3.25(me 9H)
 :1.80−2.35(me 6H) 一実施例4 ノ(3,2−c)ピリジン塩酸塩半水和物実施例1のよ
うにして乾燥クロロホルム40耐中の4−(ピペリジン
−1−イル)メチル−’4t5eL7−チトラヒドロチ
エノ(3,2−c )ピリジン19.(1,159(4
,87ミリモル)、無水炭酸カリウム1.49 (10
,14ミリモル)および粗製の塩化1−オキソ−3,4
−ジヒドロ−C2ル)−ナフト−6−イルアセチルから
製造した。シリカゲルのクロマトグラフカラムは次第に
増加する量のMeOH(0、2→2チ)を含むCHz 
C1xで溶出して純粋な遊離塩基700■を得、これを
酢酸エチル30mに溶かし、この溶液をH(J /ジエ
チルエーテルで酸性…にした。沈殿物を戸数し、アセト
ンから再結晶して表題化合物400■を得た。
CziHsoNzOsS 、HCAta1/2 H鵞O
融点= 179−181℃ 分子量= 468.045 元素分析: 理論値C,64,14:)1.6.79 :N、 5.
98 :実測値C,63,87:H,6,65:N、 
5.83゜I、R,(KBr):  1685(m):
1635(s)+、1605(m)m−’N0M、R,
(CDCA!s):  δ11.7CD♂巾広、IH)
ニア、9!Md。
80Mhz         IH)ニア、05−7.
40(m、3H):6.75(d、IH):6.10r
d、中広# IH):3.3s−4,60(m−7H)
:2.30−3.20(m、9H):1.60−2.3
Orm*8H)。
実施例5 実施例4に記載の化合物C遊離塩基) 4.09(9,
46ミリモル)をメタノール60rrLtに溶解した0
このラセミ体の加温溶液に、メタノール2011IZに
溶解したL (+)酒石酸1.59 (9,99ミリモ
ル)を加え、この混合物を穏やかに15分間温めた。2
4時間後析出したジアステレオマー塩を戸数し、一定の
旋光度になるまでMeOHから数回再結晶して表題化合
物6301n9を得た。
CuHtaNxO*S、L(+) C6H12O6融点
= 205−207℃ 分子量= 572,660 (αl” −= −57,09(C=Q、5 e Me
OH)元素分析: 理論値C,60,82:H,6,34:N、 4.89
 :実測値C,60,92:H,6,37:N、4.8
8゜この塩80■はNHaOI(で処理し、ジエチルエ
ーテルで抽出した。この有機溶液を水で洗い、NazS
Oaで乾かし、溶媒を真空下で蒸発乾固させた。この遊
離塩基は 【αぜ= −96,05(C= 1 、 CHCl *
 )を与えた。分割した遊離塩基のIRおよびNMRス
ペクトルはラセミ体の場合に得られたものと同じであっ
た。
実施例6 実施例5の最初の結晶化の際の母液はNH4OHで処理
し、ジエチルエーテルで抽出した。この有機溶液を水で
洗い、NazSO4で乾かし、溶媒を真空下で蒸発乾固
させた。!Imされた遊離塩!!iS:2.7.F(6
,38ミリモル)を得、これをメタノール40m1に溶
かした。加温したこの溶液に、MeOH30m/に溶か
したDC−)酒石酸1.OJ (6,66ミリモル)を
加え、放置してジアステレオマー塩を再結晶化させた。
この塩を戸数し、一定の旋光度になるまでMeOEtか
ら数回再結晶して表題化合物4501n9を得た。
CzsHmN*0!S 、 DC−) C4H606融
点−205−207℃ 分子量−572,660 (a )D ;+ 57.19 (C;0.5− Me
OH)元素分析: 理論値C,60,82SR,6,34:N、 4.89
 :実測値C,61,00:H,6,40:N、 4.
87゜この塩80g#9はNHa OHで処理し、ジエ
チルエーテルで抽出した。この有機溶液を水で洗い、N
azSOaで乾かし、溶媒を真空下で蒸発乾固させた。
この遊離塩基は (a ID =+ 95−82 (C:1 e C:F
ICl s )を与えた。分割した遊離塩基のIRおよ
び拠侃スペクトルはラセミ体の場合(得られたものと同
一であった。
〔発明の効果〕
本発明化合物の薬理活性を以下の試験方法により例示す
る。
マウスにおけるp−フェニルキノン誘発腹部よじり運動
試験 用いる方法論はSigmund et al*Proc
、soc、Exptl。
Blol、95.729/1957に記載の方法をMl
lne andTwomey+Agents and 
Act1ons*10.31/1980に記載のごとく
改変したものに基づいている。
Charles R1ver系の雄マウx (5w1s
s株)、体重25〜36g、を使用した。動物には餌と
水を自由(与え、実験に先立って1群10匹ずつに無作
為に分けた。被験化合物は蒸留水または0.IMAMS
を含む蒸留水に溶解し、最終容−It 10 m / 
kgで皮下経路により投与した。対照動物にはIQ m
l / kgの適当なビヒクルのみを投与した。加分の
前処置期間後、マウスに2■/に9のp−フェニルキノ
ンを最終容量10幌/に9で37℃にて腹腔内注射した
。次に、マウスは1群3匹ずつ至温に維持した区画パー
スペックス箱に入れ、8分間にわたって観察した。この
期間中動物あたりの腹部よじり運動C後足の伸展運動を
伴う腹部の間欠的な収縮運動からなる)の応答回数を記
録した。
被験化合物によって与えられた抗侵害受容(antin
ocicel)tive )保護の度合は、次の式:%
式% に従って、対照群におけるよじり運動応答の平均回数(
C)の百分率として表した処置群において観察されたよ
じり運動応答の平均回数(T)として決定した。
マウス尾フリック試験(D’Amour et al、
、J、Pharm。
Exptl、Ther、72.74/ 1941  に
発表された方法からの変法) Charles R1ver系の雄マウス、平均体重2
69、を使用した。実験を始める前に、反応時間が8秒
未満のマウスのみを使用するよう1選別を行った。
それらは無作為に1群10匹に分け、被験化合物を投与
した。その際陽性および陰性対照も含めた。
被験化合物は等侵食塩水に溶かして20 mt / k
gの容量で皮下投与した。(資)分後マウスを再び熱源
(5ocrel装置)下に置き、反応時間を記録した。
被験化合物の鎮痛活性は、1つの群の中で初期反応時間
を2倍にするマウス数の百分率として表した。
対するものである。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔ここでRxは複素環式基または場合により置換されて
    いてもよいフェニル基の残部であり;R_1およびR_
    2は独立して水素、C_1_−_6アルキル、C_2_
    −_6アルケニル、C_3_−_6シクロアルキル、ま
    たはC_4_−_1_2シクロアルキルアルキル基であ
    るか、もしくはR_1およびR_2は一緒になつて、場
    合によりヘテロ原子で置換されていてもよい分枝鎖状ま
    たは直鎖状のC_2_−_8ポリメチレンあるいはC_
    2_−_6アルケニレン基を形成し; R_3は水素、C_1_−_6アルキルまたはフェニル
    であるか、もしくはR_3はR_1と一緒になつて(C
    H_2)_3−または−(CH_2)_4−基を形成し
    ;R_4およびR_5は同一または異なる炭素原子上に
    存在し、独立して水素、C_1_−_6アルキルまたは
    フエニルであり;そして mは1,2または3である〕の基を表し; R_7は水素またはC_1_−_6アルキルであり;n
    は0,1または2であり; xは直接結合、またはO,SもしくはNR_6(ここで
    R_6は水素またはC_1_−_6アルキル)であり;
    Yは>C=O、>CHOH、−S=Oまたは−SO_2
    ;であり; R_8及びR_9はそれぞれC_1_−_6アルキルで
    あるか、もしくはR_8およびR_9は一緒に結合して
    おり、R_8は−(Z)p−〔ここでpは0または1で
    あり、ZはO,SまたはNRz(Rzは水素またはC_
    1_−_6アルキル)である〕を表し、そしてR_9は
    −(CH_2)q−〔ここでqは1〜4の整数である〕
    を表す)で表される化合物、またはその溶媒和物もしく
    は塩。
  2. (2)R_1およびR_2はそれぞれメチル、エチル、
    プロピル、ブチル、ペンチルまたはヘキシルである、請
    求項1記載の化合物。
  3. (3)R_1およびR_2は緒になつてプロピレン、ブ
    チレン、ペンチレンまたはヘキシレン基、もしくは−C
    H_2−CH=CH−CH_2−基を形成する、請求項
    1記載の化合物。
  4. (4)Rxはチエニル、フリル、ピリル、イミダゾリル
    、ピラゾリル、チアゾリル、ピリジル、ベンゾフラニル
    、ベンゾチエニル、インドリルまたはキノリルである、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の化合物。
  5. (5)式( I a): ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) 〔式中、R,Y,Z,pおよびqは式( I )において
    定義したとおりである〕で表される、請求項1〜4のい
    ずれか1項記載の化合物。
  6. (6)式( I b): ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) 〔式中、Rは式( I )において定義したとおりであり
    、YはC=Oまたは−CHOHであり、そしてR_8お
    よびR_9はそれぞれC_1_−_6アルキルである〕
    で表される、請求項1〜4のいずれか1項記載の化合物
  7. (7)1−(ピロリジン−1−イル)メチル−2−(1
    −オキソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−
    イル)アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
    ノリン; 1−(ピペリジン−1−イル)メチル−2−(1−オキ
    ソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−イル)
    アセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
    ; 4−(ピロリジン−1−イル)メチル−5−(1−オキ
    ソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−イル)
    アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,
    2−c〕ピリジン; 4−(ピペリジン−1−イル)メチル−5−(1−オキ
    ソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−イル)
    アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ〔3,
    2−c〕ピリジン; (−)4−(ピペリジン−1−イル)メチル−5−(1
    −オキソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−
    イル)アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
    〔3,2−c〕ピリジン;および (+)4−(ピペリジン−1−イル)メチル−5−(1
    −オキソ−3,4−ジヒドロ−(2H)−ナフト−6−
    イル)アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ
    〔3,2−c〕ピリジン から選択される化合物。
  8. (8)請求項1〜7のいずれか1項記載の化合物の製造
    方法であつて: 式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、R_1′、R_2′、R_3′、R_4′、R
    _5′及びRx′はそれぞれ式( I )において定義し
    たとおりのR_1、R_2、R_3、R_4、R_5お
    よびRxであるか、またはR_1〜Rxのそれぞれに転
    化しうる基もしくは原子である〕の化合物を、式(IV)
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、R_7、R_8、R_9、nおよびXは式(
    I )において定義したとおりであり、Y′はYまたはY
    に転化しうる基である〕の化合物またはその活性誘導体
    と反応させて、式( I c): ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) の化合物を形成し、その後場合により1以上の次の工程
    : a)Y′およびR_1′〜Rx′がYおよびR_1〜R
    x以外のものである場合、Y′およびR_1′〜Rx′
    をYおよびR_1〜Rxへ転化して式( I )の化合物
    を得ること;b)Y′およびR_1′〜Rx′がYおよ
    びR_1〜Rxである場合、R_1〜Rxの1つをR_
    1〜Rxの別なものに転化して式( I )の化合物を得
    ること; c)得られた式( I )の化合物の塩および/または溶
    媒和物を形成すること、 を行うことから成る上記方法。
  9. (9)式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1′、R_2′、R_3′、R_4′、R
    _5′およびRx′は請求項8で定義したとおりである
    〕で表される化合物。
  10. (10)請求項1〜7のいずれか1項記載の化合物、お
    よび製剤学的に許容しうる担体を含有する薬剤組成物。
  11. (11)活性治療物質として用いるための、請求項1〜
    7のいずれか1項記載の化合物。
  12. (12)疼痛または低ナトリウム血症状態の治療に用い
    るための、請求項1〜7のいずれか1項記載の化合物。
  13. (13)疼痛または低ナトリウム血症状態の治療用医薬
    の製造における、請求項1〜7のいずれか1項記載の化
    合物の使用。
JP1303456A 1988-11-24 1989-11-24 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 Pending JPH02184674A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8827479.0 1988-11-24
GB888827479A GB8827479D0 (en) 1988-11-24 1988-11-24 Novel compounds

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02184674A true JPH02184674A (ja) 1990-07-19

Family

ID=10647409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1303456A Pending JPH02184674A (ja) 1988-11-24 1989-11-24 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5041451A (ja)
EP (1) EP0370732B1 (ja)
JP (1) JPH02184674A (ja)
DE (1) DE68918802T2 (ja)
GB (1) GB8827479D0 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3935371A1 (de) * 1988-12-23 1990-07-05 Merck Patent Gmbh Stickstoffhaltige ringverbindungen
GB8926560D0 (en) * 1989-11-24 1990-01-17 Zambeletti Spa L Pharmaceuticals
CA2081351A1 (en) * 1990-04-28 1991-10-29 Vittorio Vecchietti 1-(2h-1-oxo-3, 4-dihydronaphtyl-6) -acetyl-piperidines, process for their preparation and therapeutic use
GB9104839D0 (en) * 1991-03-07 1991-04-17 Zambeletti Spa L Novel compounds
WO1992017467A1 (en) * 1991-04-06 1992-10-15 Dr Lo. Zambeletti S.P.A. Substituted azacyclic compounds, process for their preparation and their use as analgesics
US5389638A (en) * 1993-09-10 1995-02-14 Abbott Laboratories Tetrahydroisoquinolines as alpha-2 antagonists and biogenic amine uptake inhibitors
DE4407047A1 (de) * 1994-03-03 1995-09-07 Merck Patent Gmbh Acetamide
KR102074089B1 (ko) 2009-12-04 2020-02-05 선오비온 파마슈티컬스 인코포레이티드 다환형 화합물 및 이의 사용 방법
HUE028983T2 (en) 2010-05-06 2017-01-30 Vertex Pharma Heterocyclic chromene-spirocyclic piperidine amides as ion channel modulators
EP3056495A1 (en) 2011-02-02 2016-08-17 Vertex Pharmaceuticals Inc. Pyrrolopyrazine-spirocyclic piperidine amides as modulators of ion channels
US10385070B2 (en) 2011-02-18 2019-08-20 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Chroman-spirocyclic piperidine amides as modulators of ion channels
WO2012125613A1 (en) 2011-03-14 2012-09-20 Vertex Pharmaceuticals Incorporated Morpholine-spirocyclic piperidine amides as modulators of ion channels
EA201990400A1 (ru) 2016-07-29 2019-07-31 Суновион Фармасьютикалз, Инк. Соединения и композиции и их применение
MA45795A (fr) 2016-07-29 2019-06-05 Sunovion Pharmaceuticals Inc Composés et compositions, et utilisations associées
KR102605854B1 (ko) 2017-02-16 2023-11-23 선오비온 파마슈티컬스 인코포레이티드 조현병의 치료방법
EP3661929B1 (en) 2017-08-02 2021-07-14 Sunovion Pharmaceuticals Inc. Isochroman compounds and uses thereof
MX2020008537A (es) 2018-02-16 2021-01-08 Sunovion Pharmaceuticals Inc Sales, formas cristalinas y metodos de produccion de las mismas.
US11136304B2 (en) 2019-03-14 2021-10-05 Sunovion Pharmaceuticals Inc. Salts of a heterocyclic compound and crystalline forms, processes for preparing, therapeutic uses, and pharmaceutical compositions thereof
CN115734785A (zh) 2020-04-14 2023-03-03 桑诺维恩药品公司 (S)-(4,5-二氢-7H-噻吩并[2,3-c]吡喃-7-基)-N-甲基甲胺用于治疗神经和精神方面的病症

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2361390A1 (de) * 1973-12-10 1975-06-19 Merck Patent Gmbh Isochinolinderivate und verfahren zu ihrer herstellung
DK496275A (da) * 1974-11-06 1976-05-07 Fujisawa Pharmaceutical Co Fremgangsmade til fremstilling af 1,2,3,4-tetrahydroisoquinoliner
US3994891A (en) * 1974-12-20 1976-11-30 Armour Pharmaceutical Company Tetrahydroisoquinoline compounds
US4518779A (en) * 1982-09-27 1985-05-21 Pennwalt Corporation 1,2,3,4-Tetrahydro-1-aminomethyl-4-phenyl isoquinolines
GB8601796D0 (en) * 1986-01-24 1986-02-26 Zambeletti Spa L Compounds
EP0330360B1 (en) * 1988-02-19 1993-12-01 SmithKline Beecham Farmaceutici S.p.A. 1,2,3,4-Tetrahydroisoquinolines, processes for their preparation, and their use as kappa-receptor agonists
PT89780A (pt) * 1988-02-23 1989-10-04 Glaxo Group Ltd Processo para a preparacao de derivados da tetrahidroisoquinolina
DK124089A (da) * 1988-03-16 1989-09-17 Zambeletti Spa L Heterocykliske derivater
GB8824400D0 (en) * 1988-10-18 1988-11-23 Glaxo Group Ltd Chemical compounds

Also Published As

Publication number Publication date
DE68918802D1 (de) 1994-11-17
US5041451A (en) 1991-08-20
EP0370732A3 (en) 1990-09-26
EP0370732A2 (en) 1990-05-30
GB8827479D0 (en) 1988-12-29
EP0370732B1 (en) 1994-10-12
DE68918802T2 (de) 1995-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02184674A (ja) 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物
US5366981A (en) N-acyl-substituted azacyclic compounds, processes for their preparaion, and their use as pharmaceuticals
AU629585B2 (en) Heterocyclic compounds
EP0712402B1 (en) Hydroisoquinoline derivatives
WO1992017467A1 (en) Substituted azacyclic compounds, process for their preparation and their use as analgesics
EP0361791B1 (en) Azacyclic derivatives useful as medicaments
CN116390728A (zh) 喹唑啉衍生物及其制备方法和用途
JPH0780855B2 (ja) 新規化合物、その製造方法及びそれを含む医薬組成物
US5254564A (en) Substituted isoquinoline compounds, pharmaceutical composition and method of use in treating pain in mammals
US5968949A (en) Substituted hydroisoquinoline derivatives and their use as pharmaceuticals
EP0596897B1 (en) Hydroisoquinoline derivatives
JPS62167770A (ja) 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物
EP0585296A1 (en) 2-(pyrrolidinyl-1-methyl)-piperidine derivatives and their use as kappa-recept or agonists
WO1990007502A1 (en) Decahydroisoquinoline compounds
TWI810344B (zh) 氮雜環丁烷衍生物的硼酸酯
CA2069423A1 (en) Azacyclic derivatives
CN112759546A (zh) 3-(二甲氨基甲基)哌啶-4-醇衍生物及其制备方法和药物用途
EP0447704A1 (en) N-Acylated azacyclic compounds, processes for their preparations and their use as medications
CN118119622A (zh) 作为shp2抑制剂的稠环化合物
WO2024051702A1 (zh) 用作cdk4激酶抑制剂的化合物及其应用
JP2024532558A (ja) チエノ縮合環化合物及びその調製方法と使用
KR20230110210A (ko) 1,3-벤조다이옥솔 유도체 화합물 및 이를 포함하는 약학적 조성물
WO2020094634A1 (en) Thiophene prodrugs of naltroxene for long-acting injectable compositions and related methods
Dondlo et al. 11111 11111111 III 1111111111111111111111111111111111111111111111 III 111111111
EP1151993A1 (en) Cyclic amine derivatives and uses thereof