JPH02181558A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は録音された用件メツセージをあらかじめ設定し
た電話番号へ転送させる留守番電話装置に関する。

（ロ）従来の技術 留守番電話装置において、メツセージ転送機能を備えた
ものがある。該メツセージ転送機能とはあらかじめ留守
番電話装置の所有者の行き先の電話番号を設定して置き
、発呼者よりの用件メツセージを録音すると、該電話番
号に自動ダイヤルし、該電話番号の電話機を呼出す。所
有者は斯かる呼出しにより電話機に出ることにより、用
件メツセージが録音されたことを知り、次に暗証番号を
送出することにより、録音しである用件メツセージが再
生され、該電話機より、該用件メツセージが聞けるよう
にしたものである。斯かる技術としては、例えば特開昭
６０−１１９１６０号公報に開示きれた技術が公知とし
である。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上記公報に記載きれた留守番電話装置での転送機能は、
録音した用件メツセージを所有者に伝えるためのもので
、留守番電話装置の所有者は転送されて来た用件メツセ
ージを聞くだけであった。

そのため、用件メツセージの内容によっては早急に返事
を必要とするものがあったりすると、用件メツセージの
発呼者の所在地が不明な時などは、−々、発呼者の所在
地を調べなくてはならず手間がかかっていた。

本発明は斯かる課題を解決するため、用件メツセージの
発呼者から自分の連絡先の電話番号を送出させて、該電
話番号を記憶させておき、該用件メツセージを転送再生
した後、該用件メツセージへの返事のメツセージを録音
させると、前記記憶させである電話番号に自動的に電話
されるようにした留守番電話装置を提供するものである
。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の留守番電話装置は、発呼者よりの呼出し信号を
検出し、電話回線を閉結させる着信手段と、該着信手段
により電話回線が閉結すると、あらかじめ録音していた
応答メツセージを発呼者へ送出する応答メツセージ送出
手段と、該応答メツセージ送出手段よりの応答メツセー
ジに基づき、発呼者より送出されて来る用件メツセージ
を録音し、再生する用件メツセージ録音・再生手段と、
前記応答メツセージ送出手段よりの応答メツセージに基
づき、発呼者の電話機よりダイヤルされ、送出されて来
る発呼者の電話番号を記憶する特定電話番号メモリー回
路と、前記用件メツセージ録音再生手段に録音した用件
メツセージをあらかじめ設定した電話機へ転送し、再生
きせる手段と、転送先の電話機より送出されて来るメツ
セージ録音操作信号を受けることにより前記用件メツセ
ージ録音再生手段を録音状態にさせる遠隔録音操作手段
と、前記転送先の電話機よりのメツセージが前記用件メ
ツセージ録音・再生手段に録音終了されると前記特定電
話番号メモリー回路に記憶された電話番号を自動ダイヤ
ルする自動ダイヤル手段とにより構成した。

（＊）作用 本発明の留守番電話装置は、発呼者より送出されて来る
発呼者の電話番号を記憶しておき、該発呼者の用件メツ
セージを転送再生した後、転送先よりの遠隔操作を受け
、メツセージの録音を行なうと、前記記憶した発呼者の
電話番号を自動ダイヤルするようにしたものである。

（へ）実施例 本発明の留守番電話装置の一実施例について第１図、第
２図を用いて説明する。第１図は、一実施例の回路構成
を示し、（１）は電話回線、（２）は接続端子、（３）
はダイオードブリッジ回路、（４）はフックスイッチ、
（５）はスピーチネットワーク回路で送受話器（６）が
接読されている。（７）は着信回路で呼出し信号の検出
を行なう、（８）は前記フックスイッチ（４）の開・閉
操作を行なう閉結回路、（２）はメツセージ録音・再生
回路で本実施例では、録音、再生の媒体として、半導体
メモリー回路を用い、応答メツセージを記憶する応答メ
ツセージメモリー回路（１０）と、第１．第２転送メツ
セージを記憶する転送メツセージメモリー回路（１１）
と、用件メツセージを記憶する用件メツセージメモリー
回路（１２〉及び各メモリー回路に記憶させる音声信号
をデジタル化又は、記憶されているデジタルの信号を、
音声信号としてのアナログの信号に変換する音声変換回
路（１３）とで構成し、後記する制御回路の動作制御に
従って動作する。　（１４）はダイヤル信号発生回路で
ダイヤルキーボード（１５）の操作又は、後記する制御
回路の動作制御に従って、自動ダイヤル動作し、所望の
電話番号に対応するダイヤル信号を発生する。　（１６
）は、電話番号メモリー回路で転送先の電話番号を記憶
させる転送先電話番号メモリー回路（１７）と発呼者が
自分の電話機より送出して来る返送先の電話番号（本実
施例では発呼者の電話番号）を記憶させる特定電話番号
メモリー回路（１８）とで構成した。　（１９）は前記
電話番号メモリー回路（廷）の動作制御及び該電話番号
メモリー回路（１６）に記憶させたり、読出したりする
電話番号に対応する信号のやりとりを行なう電話番号メ
モリー制御回路、（２０）は、制御回路で、前記メツセ
ージ録音・再生回路（９）、前記閉結回路（８）、ダイ
ヤル信号発生回路（１４）及び電話番号メモリー制御回
路（１９）等の留守番電話装置を構成する各回路の動作
制御を行なう回路で後記する各スイッチに対応し動作す
る０本実施例ではマイクロコンピュータ（ＣＰＵ）を用
いている。

（２１）は、留守番電話装置を自動応対状態にセットす
る自動応対スイッチ、（２２）は応答メツセージの記憶
時操作される応答メツセージ用スイッチ、（２３）は、
第１．第２転送メツセージ記憶時操作される転送メツセ
ージ用スイッチ、（２４）は応答メツセージ用スイッチ
（２２）又は、転送メツセージ用スイッチ（２３）と共
に使うことにより応答メツセージ又は第１．第２転送メ
ツセージを再生する再生用スイッチで該再生用スイッチ
（２４）のみを操作すると用件メツセージが再生される
。（２５）は、応答メツセージ用スイッチ（２２）又は
転送メツセージ用スイッチ（２３）と共に操作すると応
答メツセージ又は第１．第２転送メツセージの消去を行
なう消去用スイッチで、該消去用スイッチ（２５）のみ
を操作すると用件メツセージの消去が行なわれる。　（
２６）は前記転送先電話番号メモリー回路（１７）に所
望の転送先の電話番号を記憶させる時に操作する転送電
話番号記憶用スイッチ、（２７）は前記スピーチネット
ワーク回路り５）に加わるＩＤコード及び操作コード（
ダイヤル信号）を検出し、識別するコード信号識別回路
、（２８）は前記フード信号識別回路（２７）で基、準
となる所望のＩＤコード及び操作コードを記憶しである
フード信号記憶回路、（２９）は、前記スピーチネット
ワーク回路（５）に加わる電話番号信号（ダイヤル信号
）を検出する電話番号検出回路、（３０）は前記スピー
チネットワーク回路（５）に加わる電話番号信号（ダイ
ヤル信号）と前記特定電話番号メモリー回路（１８）に
記憶された電話番号とが一致するかを識別する電話番号
識別回路、（３１）は前記制御回路（２０）の制御によ
り、前記特定電話番号メモリー回路（１８）に記憶され
ている電話番号を表わす音声信号を合成し、出力する音
声合成回路、（３２）は、電話回線（１）を介し所望の
相手のオンフッタ、オフフッタを検出する相手状況検出
回路で前記制御回路（２０）に検出出力を加えるように
している。尚、上記回路において、本実施例ではフード
信号記憶回路（２７）には、ＩＤコードとして、ｒ　１
　、、「１　、、ｒ　１　、、操作コードとして、再生
メツセージの消去及び再転送動作のための「＊」とがあ
らかじめ記憶させである。さらに、本実施例での、前記
転送先電話番号メモリー回路（１７）にはあらかじめ転
送電話番号記憶用スイッチ（２６）の操作をし、ダイヤ
ルキーボード（１５）を用いて所望の転送先の電話番号
（第２図での電話機Ｂの電話番号）を記憶させである。

また、前記応答メツセージメモリー回路（１０）には、
あらかじめ応答メツセージ用スイッチ（２２）の操作に
より、「ただいま、○○は不在ですので用件を録音しま
す。用件終了後連絡先の電話番号を送出ください、」等
の応答メツセージを記憶させ、前記転送メツセージメモ
リー回路（１１）には、あらかじめ転送メツセージ用ス
イッチ（２３）の操作により第１転送メツセージとして
「○Ｏに転送電話です、よろしくお願いします、」等の
所有者を呼んでもらうメツセージを記憶させ、第２転送
メツセージとして「○○です、返事を送りますのであな
たの電話番号を送出ください、」等の返事を伝える為に
電話番号の送出を要求するメツセージとを記憶させであ
るとする０以上の各回路により本実施例での留守番電話
装置は構成される。第２図は第１図に示した留守番電話
装置（３３）と電話機Ａ　（３４）又は電話機Ｂ　（３
５）との交信動作を説明した説明図である。

次に第１図、第２図を用い、本発明の留守番電話装置の
動作について説明する。まず、留守番電話装置（３３）
の自動応対スイッチ（２１）を操作し、該留守番電話装
置（３３）を制御回路（２０）の制御により自動応対状
態にしておく。斯かる状態において、発呼者が電話機Ａ
（３４）より留守番電話装置（３３）に呼出し信号を送
信すると、該呼出し信号は電話回線〈１〉を介し、接続
端子（２）−ダイオードブリッジ回路（３）を経て着信
回路（７）に供給きれて、前記呼出し信号の着信が制御
回路（２０）に伝えられる。それにより、制御回路（２
０）は閉結回路（８）を動作させて、フックスイッチ（
４）を閉結させて、電話回線（１）を介し前記電話機Ａ
（３４）と接続きせる。そして、該制御回路（３３）は
メツセージ録音・再生回路（９）の応答メツセージメモ
リー回路（１０）を読出し状態にすると共に音声変換回
路（１３）をＤ／Ａ変換状態に切り換え、該応答メツセ
ージメモリー回路（１０）より読出されるデジタルの応
答メツセージを該音声変換回路（１３）でアナログの応
答メツセージにして、スピーチネットワーク回路（５）
に加え、フックスイッチ（４）−ダイオードブリッジ回
路（３）−接続端子（２）−電話回線（１）を介し、電
話機Ａ　（３４）より発呼者にまただいま、○○は不在
ですので用件を録音します。用件終了後連絡先の電話番
号を送出ください、」との応答メツセージを送出する。

そして該応答メツセージの再生終了に対応し、制御回路
＜２０〉はビープトーン信号を出し、スピーチネットワ
ーク回路（５）を介し、発呼者に送ると共に、メツセー
ジ録音・再生回路（りの応答メツセージメモリー回路（
１０）を記憶保持状態にして、用件メツセージメモリー
回路（１２）を書込み状態にし、音声変換回路（１３）
をＡ／Ｄ変換状態に切り換えると共に電話番号検出回路
（２９）を起動させる。斯かる状態において発呼者が前
記ビープトーン音の聴取後、電話機Ａ（３４）を介し、
用件メツセージを送ると、該用件メツセージは電話回線
（１）を介し、留守番電話装置（３３）のスピーチネッ
トワーク回路（５）に加わり、音声変換回路（１３）で
デジタル化され、用件メツセージメモリー回路（１２）
に書込まれていく。そして、発呼者が用件メツセージの
送出終了後、前記応答メツセージの要求に従って、電話
機Ａ（３４）のダイヤルキーボード（図示せず）を操作
して、該電話機Ａ（３４）の電話番号に対応したダイヤ
ル信号を送出すると、該ダイヤル信号は電話回線（１）
を介し留守番電話装置（３３）のスピーチネットワーク
回路（５）に加わり、電話番号検出回路（２９）で検出
され、電話番号に対する情報として電話番号メモリー制
御回路（１９）の動作制御により特定電話番号メモリー
回路（１８）に電話機Ａ　（３４）の電話番号が記憶さ
れる。そして制御回路（２０〉は前記ダイヤル信号が電
話番号検出回路（２９）に検出されると同時にタイマ（
図示せず）を動かし、発呼者がオンフックするまでの時
間を数えさせる。斯かる状態において、ダイヤル信号の
送出後発呼者が電話機Ａ（３４）をオンフッタ状態にす
ることにより、留守番電話装置（３３）の相手状況検出
回路（３２）は制御回路（２０）にオンフック検出の出
力を加える。それにより、制御回路（２０）は、タイマ
（図示せず）のカウントを止め、閉結回路（８）により
フックスイッチ（４）を開放させて、前記電話番号メモ
リー制御回路り１９）を制御し特定電話番号メモリー回
路（１８）を記憶保持状態にさせると共に、前記音声変
換回路（１３）を不動作にし、きらに、前記タイマ（図
示せず）のカウント数に従って、前記用件メツセージメ
モリー回路（１２）に記憶されたダイヤル信号部分の消
去を行ない、電話機Ａ　（３４）よりの用件メツセージ
の記憶保持を行なう、斯かる状態において転送制御時の
み起動する転送開始タイマ（図示せず）が前記閉結回路
（８）によりフックスイッチ（４）を開放させた後の一
定時間（約２秒間）をカウントし、タイムアツプするの
に対応し、制御回路（２０）は閉結回路（８）を制御し
て、フックスイッチ（４）を閉結させ、その後約１秒遅
延して、ダイヤル信号発生回路（１４）及び電話番号メ
モリー制御回路＜１９）を制御し、前記転送先電話番号
メモリー回路（１７）にあらかじめ記憶させている本留
守番電話装置（３３）の所有者が行なっている所の電話
機Ｂ　（３５）の電話番号を読出し、該電話番号に従っ
てダイヤル信号発生回路（１４）を自動ダイヤル動作さ
せる。斯かる動作により発信されたダイヤル信号はスピ
ーチネットワーク回路（５）を介し電話回線（１）に送
出きれて、電話機Ｂ　（３５）の呼出しが行なわれる。

斯かる呼出しに対応し電話機Ｂ　（３５）がオフフック
すると、留守番電話装置く３３）の相手状況検出回路（
３２）は制御回路く２０〉に電話機Ｂ（３５）のオフフ
ッタ検出の出力を加える。それにより制御回路（２０）
はメツセージ録音・再生回路＜９）の音声変換回路（１
３）をＤ／Ａ変換状態にし、転送メツセージメモリー回
路（１１）を制御して、第１転送メツセージを読出す状
態にさせて、該転送メツセージメモリー回路（１１）よ
り読出されたデジタルの第１転送メツセージを音声変換
回路（１３〉にてアナログ信号に変換し、スピーチネッ
トワーク回路（５）に加え、該アナログの第１転送メツ
セージは、フックスイッチ（４）−ダイオードブリッジ
回路（３）−接続端子（２）を介し、電話回線（１）−
電話機Ｂ（３５）より所有者に「○○に転送電話です。

よろしくお願いします。」とのメツセージとして送られ
て来る。斯かる第１転送メツセージ送出の動作が行なわ
れると同時に制御回路（２０）はコード信号識別回路（
２７）を動作状態にさせる。前記所有者では、第１転送
メツセージを聴取し、用件メツセージが録音されたこと
を確認した後、該録音された用件メツセージを聴取する
ため、あらかじめ決めであるＩＤコード「１」。

ｒｌ、、ｒｌ、を電話機Ｂ（３５）のダイヤルキーボー
ド（図示せず）を操作ｑ１ダイヤル信号として送出する
と、該ダイヤル信号、によるＩＤコード’１」＋’ｌ」
、’ｌ」は電話回線（１）を介し、留守番電話装置（３
３）のスピーチネットワーク回路（５）に加わる。斯か
る状態においてスピーチネットワーク回路（５）に加わ
ったダイヤル信号によるＩＤフードｒ　１、．１″１　
、、ｒ　Ｉ　Ｊはコード信号識別回路（２７）に加わり
、該コード信号識別回路（２７）ではコード信号記憶回
路（２８）に記憶させたＩＤコードとしての’　１　、
、ｒ　Ｉ　Ｊｌ”　Ｉ　Ｊと加わって来たＩＤコードと
を比較し、一致した出力を制御回路〈２０）に加える。

斯かる動作に対応し、制御回路（２０）は転送メツセー
ジメモリー回路（１１）を記憶保持状態にさせると共に
、用件メツセージメモリー回路（１２）を読出し状態に
する。それにより、用件メツセージメモリー回路（１２
）に記憶されていた用件メツセージは読出され、音声変
換回路（１３）でアナログの信号に変換されてスピーチ
ネットワーク回路（５）に加わり、電話回線（１）を介
し電話機Ｂ　（３５）に送出され、該電話機Ｂ（３５）
より所有者は録音され、転送されて来た用件メツセージ
を聴取できる。そして、留守番電話装置（３３）におい
て、用件メツセージの再生が終了すると共に制御回路（
２０）は用件メツセージメモリー回路（１２）を記憶保
持状態にし、音声変換回路（１３）を不動作にすると同
時に、電話番号メモリー制御回路（１９）を制御して、
特定電話番号メモリー回路（１８）に記憶させている１
詰機Ａ（３４）の電話番号を読出させる。

そして読出した電話機Ａ（３４）の電話番号に従って、
制御回路（２０）は音声合成回路（３１）を制御し、該
音声合成回路（３１）より、該電話機Ａ（３４）の電話
番号を表わす音声信号を発生させる。該音声合成回路（
３１）で発生された音声信号はスピーチネットワーク回
路（５）に加わり、電話口ｆｉ（１）を介し、電話機Ｂ
　（３５）に送られ、該電話機Ｂ（３５）を介し、用件
メツセージの再生を聴いていた所有者は、用件メツセー
ジの再生に続き、該用件メツセージを送って来た相手に
対応する電話番号の音声による再生を聴くことにより、
相手への連絡先がわかる。斯かる状態において、所有者
が用件メツセージに対しての返事としての返答メツセー
ジを録音するため、電話機Ｂ（３５）のダイヤルキーボ
ード（図示せず）を操作し、「＊ヨに対するダイヤル信
号を電話回線（１）に送出すると、該「＊」に対するダ
イヤル信号は電話回線（１）を介し、留守番電話装置（
３３）のスピーチネットワーク回路（５）に加わる。該
スピーチネットワーク回路（５）に加わった「＊」に対
するダイヤル信号は斯かる状態ではフード信号識別回路
（２７）に加わり、コード信号記憶回路（２８）に記憶
されているコード信号と比較され、該コード信号識別回
路（２７）は制御回路（２０）に「＊」に対する識別信
号を加える。それにより制御回路（２０）は再生した電
話機Ａ　（３４）の発呼者よりの用件メツセージを用件
メツセージメモリー回路（１２）より消去し、その後、
前記音声変換回路（１３）をＡ／Ｄ変換状態にすると共
に、前記用件メツセージメモリー回路（１２）を書込み
状態にして、ビープトーン信号を発生し、スピーチネッ
トワーク回路（５）より電話回線（１）を介し、電話機
Ｂより所有者に送出する。斯かるビープトーン音に対応
し、前記用件メツセージに対する返事としての返答メツ
セージを電話機Ｂ（３５）より送出すると該返答メツセ
ージは電話回線（１）を介し、留守番電話装置（３３）
のスピーチネットワーク回路（５）に加わり、音声変換
回路（１３）でデジタル化されて、用件メツセージメモ
リー回路（１２）に記憶される。

そして、所有者が返答メツセージの送出を終了し、電話
機Ｂ（３５）をオンフッタ状態にさせると、留守番電話
装置（３３）の相手状況検出回路（３２）は制御回路（
２０）に電話機Ｂ（３５）のオンフック検出の出力を加
える。斯かる動作に対応し制御回路（２０）は閉結回路
（８）を制御して、フックスイッチ（４）を開放させる
と共に、音声変換回路（１３）を不動作にし、用件メツ
セージメモリー回路（１２）を記憶保持状態にして、コ
ード信号識別回路（２７）も不動作にする。斯かる状態
において、転送制御時のみ起動する転送開始タイマ（図
示せず）が前記閉結回路（８）によりフックスイッチ（
４）開放させた後の一定時間（約２秒間）をカウントし
、タイムアツプするのに対応し制御回路（２０）は閉結
回路（８）を制御して、フックスイッチ（４）を閉結さ
せ、その後約１秒遅延して、ダイヤル信号発生回路（１
４）及び電話番号メモリー制御回路（１９）を制御して
、前記特定電話番号メモリー回路（１８）に記憶された
電話機Ａ（３４）の電話番号を読出し、該電話番号に従
ってダイヤル信号発生回路（１４）を自動ダイヤル動作
させる。斯かる動作により発信されたダイヤル信号はス
ピーチネットワーク回路（５）を介し電話回線（１）に
送出されて、電話機Ａ（３４）の呼出しが行なわれる。

斯かる呼出しに対応し、電話機Ａ（３４）がオフフック
すると、留守番電話装置（３３）の相手状況検出回路（
３２）は制御回路（２０）に電話機Ａ　（３４）のオフ
フッタ検出の出力を加える。それにより、制御回路（２
０）はメツセージ録音・再生回路（２）の音声変換回路
（１３）をＤ／Ａ変換状態にし、転送メツセージメモリ
ー回路（１１〉を制御して第２転送メツセージを読出す
状態にさせて、該転送メツセージメモリー回路（１１）
より読出されたデジタルの第２転送メツセージを音声変
換回路（１３）にてアナログ信号に変換し、スピーチネ
ットワーク回路（５）に加え、該アナログの第２転送メ
ツセージは、フックスイッチ（４）−ダイオードブリッ
ジ回路（３）−接続端子（２）を介し、電話回線（１）
より電話４１！Ａ（３４）に「○○です、返事を送りま
すのであなたの電話番号を送出ください、」とのメツセ
ージが加わり、該電話機Ａ（３４）の使用者に伝えられ
る。斯かる第２転送メツセージ送出の動作が行なわれる
と同時に制御回路（２０）は、電話番号識別回路（３０
）を動作状態にさせる。斯かる状態において、電話機Ａ
（３４）より、前記第２転送メツセージの送出後、前記
第２転送メツセージの要求に従って、該電話機Ａ（３４
）の電話番号に対応するダイヤル信号がダイヤルキーボ
ード（図示せず）の操作により送出され、留守番電話装
置（３３）のスピーチネットワーク回路（５）に加わる
と、斯かる動作によりスピーチネットワーク回路（５）
に加わったダイヤル信号は電話番号識別回路（３０）に
加わり、電話番号メモリー制御回路（１９）により読出
された特定電話番号メモリー回路（１８）に記憶させて
いる電話機Ａ（３４）の電話番号と比較される。そのた
め、電話番号識別回路（３０）は一致の出力を制御回路
（２０）に加える。斯かる動作に対応し、制御回路（２
０）は転送メツセージメモリー回路（１１）を記憶保持
状態にし、用件メツセージメモリー回路（１２）を返答
メツセージの読出し状態にさせると共に、電話番号メモ
リー制御回路（１９）を制御して、前記特定電話番号メ
モリー回路（１８）より電話機Ａ　（３４）の電話番号
を消去させ、さらに電話番号識別回路（３０）を不動作
にさせる。前記用件メツセージメモリー回路（１２）よ
り読出されたデジタルの返答メツセージは音声変換回路
（１３）でアナログ化され、該アナログの返答メツセー
ジはスピーチネットワーク回路（５）より電話回線（１
）を介し電話機Ａ（３４）に送出きれ、該電話機Ａ（３
４）の使用者は返答メツセージの聴取ができる。そして
、返答メツセージの聴取後、電話機Ａ（３４）がオンフ
ック状態になると、留守番電話装置（３３）の相手状況
検出回路（３２）は制御回路（２０）に電話機Ａ（３４
）のオンフック検出の出力を加える。斯かる動作により
制御回路（２０）は用件メツセージメモリー回路（１２
）の返答メッセーシヲ消去して、待機状態になる。

（ト）発明の効果 本発明の留守番電話装置は、発呼者が送出して来る電話
番号を記憶させるようにし、発呼者よりの用件メツセー
ジを転送、再生した後、転送先よりの遠隔操作により、
メツセージを録音させると、前記記憶させた電話番号を
自動ダイヤルされるようにしたため、用件メツセージに
対しての返事が迅速に行なえ、便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の留守番電話装置の一実施例を示すブロ
ック図、第２図は本発明の留守番電話装置の交信動作を
説明する説明図である。 主な図番の説明 （９）・・・メツセージ録音・再生回路、　（１４）・
・・ダイヤル信号発生回路、　（１７）・・・転送先電
話番号メモリー回路、　（１８）・・・特定電話番号メ
モリー回路、　（２０）・・・制御回路、　（３１）・
・・音声合成回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）発呼者よりの呼出し信号を検出し、電話回線を閉
   結させる着信手段と、該着信手段により電話回線が閉結
   すると、あらかじめ録音していた応答メッセージを発呼
   者へ送出する応答メッセージ送出手段と、該応答メッセ
   ージ送出手段よりの応答メッセージに基づき、発呼者よ
   り送出されて来る用件メッセージを録音し、再生する用
   件メッセージ録音・再生手段と、前記応答メッセージ送
   出手段よりの応答メッセージに基づき、発呼者の電話機
   よりダイヤルされ、送出されて来る発呼者の電話番号を
   記憶する特定電話番号メモリー回路と、前記用件メッセ
   ージ録音再生手段に録音した用件メッセージをあらかじ
   め設定した電話機へ転送し、再生させる手段と、転送先
   の電話機より送出されて来るメッセージ録音操作信号を
   受けることにより前記用件メッセージ録音再生手段を録
   音状態にさせる遠隔録音操作手段と、前記転送先の電話
   機よりのメッセージが前記用件メッセージ録音・再生手
   段に録音終了されると前記特定電話番号メモリー回路に
   記憶された電話番号を自動ダイヤルする自動ダイヤル手
   段とを備えたことを特徴とする留守番電話装置。