JPH02181210A - 電池駆動型情報処理装置、電池電源システムおよび電池管理装置 - Google Patents

電池駆動型情報処理装置、電池電源システムおよび電池管理装置

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JPH02181210A
JPH02181210A JP64000809A JP80989A JPH02181210A JP H02181210 A JPH02181210 A JP H02181210A JP 64000809 A JP64000809 A JP 64000809A JP 80989 A JP80989 A JP 80989A JP H02181210 A JPH02181210 A JP H02181210A
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常楽 雅美
Hiroshi Furuya
古谷 浩
Hitoshi Yonenaga
斉 米永
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電池で駆動する情報処理装置、情報処理装置
その他の電子機器の即動に好適な電池電源システムおよ
び電池管理装置に関し、特に、放電寿命末期に急激に電
圧低下を生しる放電特性を有する再充電可能な11M、
例えば、ニッケルカドミウム電池を電力源として動作す
るタイプの情報処理装置、電池電源システムおよび電池
管理装置に関する [従来の技術] ニッケルカドミウム電池を電力源として使用するハンデ
ィタイプのワードプロセッサや、卓上型計算機では、ニ
ッケルカドミウム電池の放電寿命末期に、電池電圧が急
激に低下して、誤動作を引き起こすことがある。特に、
消費電力が大きいプリンタ装置や、フロッピディスク装
置等が唾動中の場合には、端子電圧の低下は急激となる
従来、この種の電池で駆動される装置は、電池の電圧が
規定電圧より低下した場合、これを検知して使用者に警
告するようにすることが提案されている(例えば、特開
昭62−151908号、特開昭62−251912号
、特開昭62−251913号公報等参照)。
[発明が解決しようとする課題] ニッケルカドミウム電池の放電特性は、第3図に示すご
とく、乾電池の放電特性とは異なり、横軸しの放電時間
に対して縦軸の端子電圧vbは、はぼ一定である。この
ため、端子電圧によって電池の放電寿命を予測すること
が困難であった。また、端子電圧の変化が電池の放電寿
命末期に発生するため、消*電流が大きいプリンタ装置
やフロッピディスク装置を、電池の放電寿命末期に駆動
すると、端子電圧の低下は、特に急激となり、プリンタ
装置による印字の途中で、あるいは、フロッピディスク
装置アクセスの途中で、規定電圧より低下し、誤動作を
引き起こすことがある。
これに対して、特開昭63−101785号公報に、電
池を使用している機器、特に充電池を使用しているオー
ディオ機器に用いられる電池残存容量表示装置が提案さ
れている。
この電池残存容量表示装置は、発振回路と、前記発振回
路の出力を分周、カウントする計数回路と、前記計数回
路の出力を表示する表示回路と、電池とを有し、前記電
池の充電電流、放電電流および自己放電電流に対応して
、発振回路の発振周波数または計数回路の分周比を決定
し、充電状態、放電状態に対応して、計数順序が制御さ
れる計数回路の出力を、表示回路で表示することによっ
て、電池の残存容量を示すことを特徴とする。
しかし、この従来の装置は、充電電流と、放電電流とが
流れた時間に比例して計数回路のJト数値が増減変化す
ることにより残存容量を求めているので、それ迄に使用
された電流に基づいて、残存容量が算出される。そのた
め、ある残存容量において、機器を使用する場合に、使
用可能か否かを予め知ることができないという問題があ
った。
このような、将来的な使用についての残存容量の予測は
、例えば、電池即動型のワードプロセッサ等の情報処理
装置においては、処理の途中で容量不足となり、実行不
能とならないようにするため、極めて重要である。
しかしながら、上述したように、従来は、このような残
存容量の予測管理については、−船釣な負荷に電力を供
給する電池においても、また、情報処理装置の電源とな
る電池においても、なんら配慮されていなかった。
従って、本発明の目的は、ニッケルカドミウム電池等の
ように、端子電圧の変化が電池の放電寿命末期に発生す
るタイプの電池の容量を予測管理することができる。電
池駆動型情報処理装置、電池電源システムおよび電池管
理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための手段として、本願は、以下の
発明を提供する。
第1の発明は、第1A図に示すように、情報処理を行な
うシステムを構成するハードウェアの電力源となる。充
電可能な電池と、前記電池に充電を行う充電部とを備え
る情報処理装置であって、 前記電池の容量を予測管理する電池管理部を儲え。
該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充?
!!電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段
と、 前記システムにおいて指令された処理の実行に要する平
均使用電流と使用時間とから1M1池が供給する消費容
量を算出する消費容量演算手段と。
前記充電容量と消費容量とから、電池の残存容量を算出
する残存容量演算手段とを有して構成されることを特徴
とする。
第2の発明は、第1B図に示すように、情報処理を行な
うシステムを構成するハードウェアの電力源となる、充
電可能な電池と、前記電池に充電を行う充電部とを備え
る情報処理装置であって、 前記電池の容量を予測管理する電池管理部を備え、 該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記システムにおいて指令された処理の実行に要する平
均使用電流と使用時間とから、電池が供給する消費容量
を算出する消費容量演算手段と、前記充電容量と消費容
量とを比較して、当該処理が実行可能か否かを判定する
と共に、該判定結果を出力する実行可否判定手段とを有
して構成されることを特徴とする。
第3の発明は、 負荷に接続されてその電力源となる。充電可能な電池と
、前記電池に充電を行う充電部と、@記電池の容量を予
測管理する電池管理部とを備えて構成される電池電源シ
ステムであって、該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
する?l’l費容汝を算出する消費界−号演算手段と。
前記充電容量と消費容量とから、電池の残存容量を算出
する残存容量演算手段とを有して構成されることを特徴
とする。
第4の発明は、 負荷に接続されてその電力源となる、充電可能な電池と
、前記電池に充電を行う充電部と、前記電池の容量を予
測管理する電池管理部とを4Jiiiえて構成される電
池電源システムであって、該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
する消費容量を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とを比較して、当該負荷の稼動
が実行可能か否かを判定すると共に、該判定結果を出力
する実行可否判定手段とを有して構成されることを特徴
とする。
第5の発明は、 充電が可能であり、負荷に接続されてその電力源となる
電池の、容量を予測管理する電池管理装置であって、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
する消費容量を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とから、電池の残存容量を算出
する残存容量演算手段とを有して構成されることを特徴
とする。
第6の発明は、 充電が可能であり、負荷に接続されてその電力源となる
電池の、容量を予測管理する電池管理装置であって、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
する消費容量を算出する消費容量演算手段と。
前記充電容量と消費容量とを比較して、当該負荷の稼動
が実行可能か否かを判定すると共に、該判定結果を出力
する実行可否判定手段とを有して構成されることを特徴
とする。
本願は、前記各発明の他、さらに、次のような好ましい
態様を有する発明をも提供する。
まず、前記第2、第4および第6の各発明について、前
記実行可否判定手段の判定結果が、実行不可の場合に、
前記充電容量が消費容量を超えるに要する時間を算出す
ると共に、該算出結果を出力する必要充電時間演算手段
を付加して構成される発明が各々提供される。
次に、前記第1〜6の各発明および前述した好ましい態
様を付加して構成される発明の各々について、次のa 
” Qの各構成要素のうち、1または2以上を備えて構
成される発明が提供される。
a、飽和充電容量に達するまでの充電時間を算出すると
共に、該算出結果を出力する充電時間演算手段。
b、充電電流が切り換え可能な場合において、予め設定
された電池の飽和充電容量と、前記算出された充電容量
とを比較して、後者が大きい場合。
充電電流を微小電流に切り換える充電電流切換手段・ C1充電電流が切り換え可能な場合において、予め設定
された電池の飽和充電容量と、前記算出された充電容量
とを比較して、後者が大きい場合、予め設定した一定時
間経過後、充fl!電流を微小電流に切り換える充電電
流切換手段。
d、動作限界電圧より高い電圧の範囲で、電池の端子電
圧低下を検知する電圧低下検出手段と、該検知点から動
作限界電圧に至るまでの動作可能時間を負荷対応に換算
すると共に、該換算結果を出力する動作可能時間換算手
段。
e、動作限界電圧より高い電圧の範囲で、電池の端子電
圧低下を検知する電圧低下検出手段と、電池の端子電圧
低下を検知した場合、予め設定してある当該電池の残存
容量を、前記充電容量演算手段に対して充電容量として
変更設定する充電容量設定手段。
f、前記実行可否判定手段の判定結果を表示する表示手
段。
g、前記必要充電時間演算手段の算出結果を表示する表
示手段。
h、前記飽和充電時間演算手段の算出結果を表示する表
示手段。
i、前記動作可能時間換算手段の換算結果を表示する表
示手段。
j、前記残存容量演算手段により演算された残存容量を
表示する表示手段。
k、前記充電容量演算手段により演算された充電容量を
表示する表示手段。
a、前記消費容量演算手段により演算された消費容量を
表示する手段。
前述した本願が提供する情報処理装置に係る各発明は、
前記電池管理部を、情報処理を行なうシステムを構成す
るハードウェアによって構成することができる。例えば
、前記電池管理部を、情報処理を行なうシステムを構成
するハードウェアの構成要素である中央処理ユニットと
、該中央処理ユニットが実行するデータ処理プログラム
を記憶するプログラムメモリと、ワークメモリとを用い
て構成することができる。
同様に、電池電源システムの電池管理部および電池管理
装置に係る各発明ついても、中央処理ユニットと、該中
央処理ユニットが実行するデータ処理プログラムを記憶
するプログラムメモリと、ワークメモリとを用いて構成
することができる。
また、前述した各発明において出力される判定結果、算
出結果、換算結果等の出力は、デイスプレィ装置、音声
出力装置、数字(文字)表示器、表示ランプ、警報器、
プリンタ等に送って、外部の使用者に報知することに使
用できる。従って、本願の各発明は、これらの表示装置
等を備えることが好ましい。もっとも、これらは、情報
処理装置に接続される機器を、適宜使用することができ
る。また、専用の機器を設けてもよい。
また、残存容量、充電容量、消費容量等についても、同
様に外部に表示できるようにすることが好ましい。
すなわち、前述した表示手段は、それが設けられる電池
管理部または電池管理装置に、デイスプレィ装置、数字
(文字)表示装置、表示ランプ等を設けて構成すること
ができる。また、それが接続される情報処理装置等の本
体ユニットに、これらの機能を有しているならば、それ
を使用して構成してもよい。
本願が提供する情報処理装置の発明は、具体的には、例
えば、次のような態様とすることができる。
すなわち、この情報処理装置は、中央処理ユニットと、
該中央処理ユニットが実行するデータ処理プログラムを
記憶するプログラムメモリおよびワークメモリと、外部
からデータ、操作指令等を入力するキーボードと、デイ
スプレィ装置と、必要により接続される周辺装置と、こ
れらに電力を供給する電源装置と、該電源装置の電力源
となる、充電可能な電池と、前記電池に充電を行なう充
電部と、電池の容量の予測管理を行なう電池管理部とを
備えて構成される。
前記周辺装置として、例えば、フロッピーディスクドラ
イブ装置、プリンタ等がある。
電池としては、充電可能な電池、すなわち、蓄電池が用
いられる。このような電池としては、例えば、ニッケル
カドミウム電池がある。この電池を充電する充電部は、
好ましくは、充電電流が、通常の充電と、微小充電とに
切り換えできる構成とする。
この情報処理装置は、前記キーボードからの入力に応じ
て、プログラムメモリが記憶する処理プログラムにより
、中央処理ユニットが、データ処理モード、周辺装置ア
クセス処理モード等を実行する。これらの実行に際して
、電力は、電池から供給されるが、電池は、充電状態で
あっても、また、非充電状態であってもよい。
この情報処理装置の構成要素である前記電池管理部は、
例えば、 前記電池への充電検知部と、前記充電検知部の充電有無
の時間検出を行う経時検出部とを有して、前記経時検出
部により検出される充電時間に基づいて充電容量を演算
する充電容量演算手段と、前記処理モードを実行するの
に必要な消費容量基準値を各処理モードに対応させて記
憶した基準容量設定部を有し、指令された処理モードに
対応して基準容量設定部に設定される消費容量基準値か
ら処理モードの全消費容量を演算する消費容量演算手段
と、 前記充電容量演算手段と前記消費容量演算手段とから得
られる充電容量と消費容量との大小を比較して、指令さ
れた処理モードの実行可否を判定すると共に、該判定結
果を1表示させるべく表示手段に出力する実行可否判定
手段と、 前記判定手段により当該指令処理モードの実行が不可能
と判断された場合、前記充電容量演算手段から得られる
値が当該指令処理モードの全消費容量を超えるに必要な
充電時間を算出すると共に、該算出結果を1表示させる
べく表示手段に出力する必要充電時間演算手段とを設け
て構成される。
以上に述べたような構成により、本願の発明は。
電池の残存容量を予測する。この残存容量と飽和容量基
準値との比較により飽和充電までの充電必要時間の表示
や飽和充電後の微少充電への切り替え時期を演算により
判断でき、この時点で、一定時間1通常充電を実行する
ことにより、演算手段による誤差累積の補正が可能とな
る。
また、電池の端子電圧が低下した時点の残存容量基準値
と蓄電池の残存容量の比較により動作限界電圧までの動
作可能時間を演算し、動作可能時間の表示ができる。こ
の時点で、it池の残存容量を残存容量基準値に変更す
ることにより演算手段による誤差累積の補正が可能とな
る。
なお、本願発明の情報処理装置は、例えば、文書編集処
理装置、パーソナルコンピュータ等に適用することがで
きる。特に、ラップトツブ型、ハンドベルト型等の小型
の装置に好適である。
また1本願発明の電池電源システムは、情報処理装置の
みならず、他の電子機器の電源装置にも適用することが
できる。例えば、周辺装置の電源装置、通信装置の電源
装置、オーディオ機器の電源装置等に適用することがで
きる。
さらに、本願発明の電池管理装置は、マイクロコンピュ
ータにより構成することができるので。
IC化して形成することができる。従って、前記した情
報処理装置の電池管理部、電池電源システムの電池管理
部として搭載することができる。
(以下余白) [作用] 本発明は、電池の残存容量を、充電容量と消費容量とか
ら算出する。
電池への充電容量は、 充電容量=充電電流×充電時間 として計算する。また、電池から消費容量は。
消費容量=平均の消費電流×使用時間 として計算する。よって、電池の残存容量は、残存容量
=充電容量−消費容量 となる。
充電容旦演算手段と消費容Flk演算手段から得られる
容量により、電池の残存容量を予測する。
この残存容量と飽和容量基亭値との比較により。
飽和充電までの充電必要時間の表示や、飽和充電後の微
少充電への切り替え時期を演算により判断できる。この
時点で、一定時間、通常充電を実行することにより、演
算手段による誤差累積の補正が可能となる。また、電池
の端子電圧が低下した時点の残存容量基準値と電池の残
存容量の比較により、動作限界電圧までの動作可能時間
を演算し。
動作可能時間の表示ができる。この時点で、電池の残存
容量を残存容量基準値に変更することにより演算手段に
よる誤差累積の補正が可能となる。
[実施例コ 以下、本願発明の一実施例について、図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本願発明の一実施例に係る文書編集処理装置の
全体構成を示すブロック図である。
文書編集処理装置は、商用電源を、整流し、平滑して、
直流電力に変換するACアダプタ1と、ACアダプタ1
の直流電力を電池3に充電する、電流値の切り換え可能
な定電流回路を佛えた充電回路2と、電池3の電力を安
定化直流電力に変換する電源装置4と、文書編集処理装
置のオン/オフを行うスイッチ30と、デイスプレィ9
、プリンタ6、フロンピディスク装置(以下FDDとい
う)7およびキーボード10を制御すると共に、文書の
編集処理を実行する主制御回路5により構成されている
第2図は主制御回路5を詳細に示したブロック図である
主制御回路5は、文書編集処理の実行に用いられる文書
編集処理部と、電池の残存容量を管理する電池管理部と
を有している。両者は、いずれも中央処理装置(以下、
CPUという)22を構成要素として含むものである。
このCPU22は、パスライン21により、後述する各
構成要素と接続され、それらを制御する。
文書編集処理部は、前記CI) U 22と、電源投入
後、CPU22が文書編集処理装置としての機能を実行
するためのプログラムを格納するプログラムメモリ14
と、CPU22が文書編集処理その他の処理作業に用い
るワークメモリISと1表示文字をドツトデータとして
記憶しているキャラクタジェネレータ16と、デイスプ
レィ9の表示状態を制御するデイスプレィコントローラ
19と、プリンタ6を制御して印字を行わせるプリンタ
コントローラ17と、FDD7どの情報授受を行うフロ
ッピディスクコントローラ(以下FDCという)18と
、外部から情報の人力を行うキーボード10を制御する
キーボードコントローラ2oと、電池25によりバック
アップされているバックアップメモリ24およびこれを
制御するバックアップメモリ制御回路26とを有して構
成される。
電池管理部は、前記CPU22と、電池27によりバッ
クアップされてfiilWスイッチ30オフ時の放置時
間を記憶する経時回路A92および充電時間を記憶する
経時回路B91と、スイン4−30オン時の充電状態を
検知する充電検知部23と、電池123によりバックア
ップされて電池3の端子電圧の低下を検知でき、さらに
電圧低下の検知情報の保持が可能な端子電圧低下検知回
路122と、充電回路2の充電電流値を制御する充電電
流制御信号120とを有して構成される。
本実施例の文書編集処理装置は、電力源となる電池3と
して、ニッケルカドミウム電池を使用する。このニッケ
ルカドミウム電池は、第3図に示すような放電特性を有
する。
第3図において、縦軸は電池3の端子電圧vb、横軸は
放電時間tを示している。同図の放電特性から明らかな
ように、乾電池に対して、ニッケルカドミウム電池は、
端子電圧の変化が少なく、電池の放電得命末期で端子電
圧の変化が急激に発生する。
端子電圧低下検知回路122は、その検知電圧Vd値を
、第3図に示すように、電源装置4の動作限界電圧以上
に設定している。これによって、電池3の危機状態を事
前に検出できる。
次に、以上のような文書編集処理装置におけるCPU2
2によるデータ処理プログラムの概要を第4図に示す。
文書編集処理プログラム31の文書編集処理32では、
キーボード10からのキーデータの人力処理、文書編集
処理、表示処理を実行する。
指令モード実行可否判定処理33は、文書編集処理32
の実行過程において、キーボード10から指定された処
理モードが、プリンタ6を即動するプリント処理モード
またはFDD7をアクセスするFDDアクセス処理モー
ドのいずれかに該当し、その時の電池3の残存容量が、
プリンタ制御処理35またはFDDアクセス処理34を
実行するに十分な容量があるかどうかを判定する。残存
容量が十分であれば、プリンタ制御処理35またはFD
Dアクセス処理34を実行する。
次に、電池3の残存容量を予測し、プリンタ制御処理3
5.FDDアクセス処理34の実行が可能か否かの判定
について説明する。
第5図に、スイッチオンからスイッチオフまでの処理に
ついて、CPU22を中心とする主制御回路5により実
行されるプログラムを示す。ここでは、CPU22は、
充電容量設定手段、充電容量演算手段等の機能を実行す
る。
まず、電池3が未充電である初期状態において、充電が
行われると、電池3の端子電圧が急激に上昇し、動作限
界電圧を超えた時点で、電源装置が動作を開始し、この
処理プログラムが実行される。
この処理プログラムは、処理ステップ130.131で
、端子電圧低下検知回路122による電圧検知を行い、
電池3の端子電圧が安定した電圧まで上昇し、検知電圧
Vd値を超えたかどうかの判断を実行する。
処理ステップ132では、電池3の端子電圧がスイッチ
オンの前に検知電圧Vd値以下に低下していたかどうか
を判断する。低下していた場合は。
処理ステップ133で、プログラムメモリ14から検知
電圧Vd値の時の電i’t!13の残存容量を参照し、
処理ステップ134で、バックアップメモリの総合充電
容量を残存容量に変更する。処理ステップ135で、端
子電圧低下検知回路122の検知情報をリセットし、処
理ステップ136で経時回路A92、経時回路B91の
時間情報をリセットする。
次に、処理ステップ52.53.54において、CPU
22内部のタイマの初期化を実行する。この初期化によ
り、CPU22は、一定周期のタイマ割込プログラム6
1を実行する。
処理ステップ55.56.57、S8は、スィッチ30
オフ時、つまり、未使用状態での放置時間と充電時間を
検知し、充電容量を計算し、メモリに格納するプログラ
ムである。
まず、処理ステップ55では、電池27によりバックア
ップされた経時回路A92が検出した放置時間と、経時
回路B91が検出した充電時間とを参照する。次に、処
理ステップ56で、充電時間に対しては、充電回路2の
定電流値により、充電容量=定電流値X充電時間 となる。また、放置時間に対しては、 内部インピーダンスによる自然放電の放電容量=単位時
間あたりの放電゛雀流X放て時間が算出できる。つまり
、充電容量は、 充電容量=(定電流値X充電時間)− (単位時間あたりの放電電流×放置時間)となる。
処理ステップS7では、充電容量をバックアップメモリ
24へ格納し、充電容量を更新する。処理ステップ58
では、経時回路A92、経時回路B91の時間情報のり
セントを行い、処理ステップ31の文書編集処理プログ
ラムへ移る。
この文書編集処理プログラム実行中に未充電によって電
池3の端子電圧が低下した場合や、充電容量の演算時に
誤差が蓄積され実際の充電容量が演算容量より低い場合
に、指令モードを実行すると、電池3の端子電圧低下が
発生する。端子電圧が端子電圧低下検知回路122の検
知電圧Vd値以下に低下すると、処理が処理ステップ1
37の端子電圧低下処理プログラムに移行する。
次に、第8図により、端子電圧低下処理プログラム13
7を説明する。ここでは、CPU22は、主として、充
電容量設定手段、動作可能時間換算手段等の機能を実行
する。
処理ステップ160,161は、端子電圧低下を検知し
、端子電圧低下を確認する。電圧が低下していれば、ま
ず、処理ステップ163で、指令モード実行停止を行い
、急激な電圧低下を抑える。
次に、処理ステップ164で、プログラムメモリ14か
ら検知電圧Vd値の時の電池3の残存容量を参照し、処
理ステップ165で、バックアップメモリ24の充電容
量を変更する。
処理ステップ166では、プログラムメモリ14から動
作限界電圧までの動作時間を参照し、処理ステップ16
7で、動作可能時間を表示する。
処理ステップ169はACアダプタ1が接続され充電が
なされたかを判断し、充電がなされない場合、処理ステ
ップ168で動作可能時間を再計算させる。充電がなさ
れるまで動作可能時間の表示を行わせ、ユーザに危機状
態をしらせる。
第6図は1文書編集処理プログラム31のタイマ割込プ
ログラム61により実行される充電容量の積算処理を示
している。すなわち、ここで、CPU22は、消費容量
演算手段、充電容量演算手段、残存容量演算手段、充電
電流切換手段等の機能を実行する。
まず、処理ステップ100で、プログラムメモリ14か
ら、電池3の負荷となる電源装置4と主制御回路5の消
費電流を参照し、処理ステップ101で、タイマ割込の
時間間隔より、消費容量=消′R電流×割込時間間隔 として、消費容量に換算する。
処理ステップ62.63で、充電回路2の充電状態を検
知し、充電中か否かの判定を実行する。
充電中の場合は、処理ステップ64で、バッタアップメ
モリ24に格納されている充電容量を参、照する。処理
ステップ65では、プログラムメモリ14から電池の飽
和充電容量を参照する。処理ステップ66で、現時点で
の充電容量と飽和充電容量とを比較する。
充電容量値≦飽和充電容量値であれば、処理ステップ1
50で、充電電流を通常の充電電流とし′。
処理ステップ67へ移行する。
処理ステップ67では、タイマ割込の時間間隔より、 充電容量= 充電回路2の定電流値×割込時間間隔 として、充電容量を換算する。
次に、処理ステップ68で、 バックアップメモリ24の充電容量子 処理ステップ67の換算充電容量− 処理ステップ101の換算消費容量 の計算を行い、処理ステップ69で、バックアップメモ
リ24の充電容量を更新する。
一方、処理ステップ63で、ACアダプタ1より充電が
なされていない場合は、処理ステップ102で、 バックアップメモリ24の充電容量− 処理ステップ101の換算消費容量 を計算する。この場合も、ステップ69で、バックアッ
プメモリ24の充電容量を更新する。ここで、前記ステ
ップ68.69と共に、 次に、処理ステップ154は、 飽和容量−バックアップメモリ24の充電容量を計算し
、処理ステップ155で、飽和容量まで必要な充電時間
を、 必要充電時間=(飽和容量−充電容量)/充電回路2の
定電流値 として計算し、必要充電時間を表示する。このステップ
および次に述べるステップ151.152.153では
、 また、処理ステップ66で、電池3が飽和容量に達して
いれば、処理ステップ151を実行する。
処理ステップ151.152は、長時間の使用による誤
差の蓄積を補正する処理である。
処理ステップ151で補正を選択した場合、処理ステッ
プ152で、任意の時間、通常充電を行わせる。この処
理により、バックアップメモリ24の演算による充電容
量が実際の飽和容量に達していない場合でも、強制的に
飽和容量とすることが可能であり、演算誤差を補正する
ことができる。補正した後は、処理ステップ153で、
微小充電に切り換える。
以上により、バックアップメモリ24の充電容量値は、
常に、最新の充電容量値に更新される。
次に、第7図により、プリント処理モードおよび/また
はFDDアクセス処理モードを実行するための指令モー
ド実行可否判定処理33を説明する。CPU22は、消
費容量演算手段、充電電流切換手段、充電容量演算手段
、実行可否判定手段。
必要充電時間演算手段、残存容量演算手段、飽和充電時
間演算手段等の機能を実行する。
キーボード10からプリント処理モードおよび/または
FDDアクセス処理モードが指定された場合、まず、処
理ステップ72でバンクアップメモリ24の充′散容量
を参照する。次に、処理ステップ73.74により指定
された処理モードによる消費容量を計算する。
例えば、プリン1−処理モードの場合、消費容量= (モータ等恥動系の平均消費電流×プリント時間)+ (1文字当たりの平均消費容量X印刷文字数)で計算で
きる。プリント時間は、印刷行数、および1行の文字配
列状態により計算できる。
FDDアクセス処理モードでは、 消費容量= (モータ等即動系の平均消費電流) (アクセス時間) で計算できる。アクセス時間は、FDD7のイニシャル
時間と転送データアクセス時間を含み、モータ等を那動
する全時間である。
以上の処理を処理ステップ73において指定されだ処理
モードに対して、基準値となるモータ等の(駈動系の平
均消費電流、1文字当たりの平均消費容量を、プログラ
ムメモリ14から読み取り、処理ステップ74で、指定
された処理モード実行による消費容量を計算する。
処理ステップ75は、指令モード実行による消費容量と
充電容量とを比較する。
指令モード実行による消費容量≦充電容量の場合は、処
理ステップ110で、微小充電を通常充電に切り換え、
処理ステップ77の指令モードを実行する。
処理ステップ111は、指令モード実行が充電中の実行
であるかどうかを判断する。充電中であれば、処理ステ
ップ112で、指令モード実行の時間を演算し、処理ス
テップ113では、指令モード実行の時間内での充電容
量を、 充電容量=指令モード実行の時間× 充電回路2の定電流値 として計算する。処理ステップ114では、処理ステッ
プ113の充電容量− 処理ステップ74の消費容量 を計算する。計算結果が、プラスであれば、電池3に充
電され、マイナスであれば、電池3から放電したことに
なる。
次に、処理ステップ115では、 バックアップメモリ24の充電容量− 処理ステップ114の計算結果 の計算を行い、処理ステップ79で、バックアップメモ
リ24の充電容量を変更する。
一方、処理ステップ111で、充電中でないど判断され
た場合、処理ステップ78で、指令モード実行後の残存
容量を、 残存容量=充電容量− 指令モード実行による消費容量 として計算する。そして、前述の場合と同様、ステップ
79で、バックアップメモリ24の充電容量を変更する
処理ステップ116では、 飽和容量−バックアップメモリ24の充電容量を計算す
る。処理ステップ117で、飽和容量まで必要な充電時
間を。
必要充電時間=(飽和容量−充電容量)/充電回路2の
定電流値 として計算し、ステップ81で、必要充電時間を表示す
る。
一方、処理ステップ75で、 指令モート実行による消費容量≧充電容量の場合は、処
理ステップ76により、指令モード実行に必要な充電容
量を、 指令モード実行に必要な充電容量= 指令モード実行による消費容量− バックアップメモリ24の充電容量 として計算する。処理ステップ80により、指令モー1
〜実行に必要な充電時間を、 指令モード実行に必要な充電時間; 指令モード実行に必要な充電容量/ 充電回路2の定電流値 として計算し、処理ステップ81により、指令モート実
行が可能となるまでの充電時間をデイスプレィ9に表示
する。
以上の実施例によれば、ハンディタイプの文書編集処理
装置に使用されるニッケルカドミウム電池が現在どの程
度の充電容量に達しているかを記憶しておくことができ
る。一方、キーボードから命令される各処理モードを実
行する上で必要な全消費容量を計算し、全消費容量に対
して充電容量が十分であるかどうかを判定することがで
きる。
その結果、充電容量が十分であれば、処理モード実行し
、もし、充電容量が不十分であれば、指令モード実行が
可能となるまでの充電時間を表示し、処理モードを実行
する前に電池の残存容量を知らせることを可能としてい
る。
また、本実施例は、電池の飽和容量までの必要充電時間
を表示し、電池の充電容量を知らせることを可能とした
。また、端子電圧の低下時は、装置の動作可能時間を表
示し、使用者に対しての使い勝手の向上を図っている。
さらに、本実施例は、充電容量の演算による誤差累積の
補正を、電池の端子電圧低下時と充電飽和容量時に行な
うことができる。また、飽和充電状態での過充電を防止
させ、装置の信頼性を向上させている。
(以下余白) 次に、本願発明の他の実施例について図面を参照して説
明する。
第9図は本発明の一実施例に係る電池電源システムを文
書編集処理装置に接続した状態を示す全体ブロック図で
ある。
この電池電源システム201は、商用電源を整流し、平
滑して直流電力に変換するACアダプタ1の直流電力を
、該システム201の電池3に充電し、オン/オフを行
うスイッチ3oを介し文書編集処理装置170に電力を
供給する構成となっている。
文書編集処理装置170は、電池3の電力を安定化直流
電力に変換する電源装置171、周辺装置173を制御
する主制御装置172により構成される。
電池電源システム201は、?i!流値の切り替え可能
な定電流回路を備えた充電回路2と、充電可能な電池3
と、このシステムのための電力供給を行なうレギュレー
タ175と、充電容量演算装置180として機能する部
分とを備えて構成される。
前記充電容量演算装置180として機能する部分は、C
PU176と、その他の要素とからなる。
その他の要素は、充電容量演算装置180としての機能
を実行するだめのプログラムメモリ182と、ワークメ
モリ189と、充電状態を検知する充電検知部178と
、電池]84によりバックアップされ、電池3の端子電
圧の低下を検知でき、更に電圧低下の検知情報の保持が
可能な端子電圧低下検知回路185と、電池電源システ
ム201の負荷電流を検出するカレント1〜ランス17
4と、カレントトランス174の検出電圧を検出電流に
変換する消費電流検出回路186と1文書編隼処理装置
170の主制御装置172とのデータ授受を行うハス接
続回路187により構成される。これらは、パスライン
200を介してCP U 176により制御される。充
電容量演算装置180の電源は、レギュレータ175に
より安定化直流電力に変換され供給されろ。
以上のような電池電源システム201におけるCPU1
76によるデータ処理プログラムを第10図に示す。C
P U 1−76は、充電容量設定り段等の機能を実行
する。
電池3が未充電である初期状態において、ACアダプタ
1が接続され、充電が行われると、電池3の端子電圧が
急激に上昇する。この端子電圧がレギュレータ175の
動作限界電圧を超え、CPU176の内部リセット解除
電圧以上となると、この処理プログラムが実行される。
この処理プログラムは、処理ステップ221.222で
、端子電圧低下検知口g185の電圧検知を行い、電池
3の端子電圧が、安定した電圧まで上昇し、検知電圧V
d値を超えたかどうかの判断を実行する。
処理ステップ223は、電池3の端子電圧がスイッチオ
ンの前に検知電圧Vd値以下に低下していたかどうかを
判断する。低下していた場合は、処理ステップ260で
、プログラムメモリ1−82から検知電圧Vd値の時の
電池3の残存容量を参照し、処理ステップ224で、ワ
ークメモリ189の総合充電容量を残存容量に変更する
処理ステップ225で、端子電圧低下検知回路185の
検知情報をリセットする。
次に、処理ステップ226.227.228で、CPU
176内部のタイマの初期化を実行する。
この初期化により、CPU176は、一定周期のタイマ
割込による充電容量演算プログラム229を実行する。
この充電容量演算プログラム実行中、電池3の端子電圧
が端子電圧低下検知回路185の検知電圧Vd値以下に
低下すると、処理ステップ230の端子電圧低下処理プ
ログラムに移行する。
次に、第13図により端子電圧低下処理プログラム23
0を説明する。CPUl76は、充電容量設定手段等の
機能を実行する。
処理ステップ254,255は、端子電圧低下を検知し
、端子電圧の低下を確認する。
電圧が低下していれば、まず、処理ステップ256でプ
ログラムメモリ182から検知電圧Vd値の時の電池3
の残存容量を参照し、処理ステップ257で、ワークメ
モリ189の充電8呈を残存容量に変更する。
処理ステップ258は、ACアダプタ1が接ネ売され、
充電がなされたかを判断する。充電がなされない場合は
、電池3の端子電圧は急激に低下するため、レギュレー
タ175の動作限界電圧以下となると、CPU176は
リセット状態となり、電池3が未充電である初期状態と
なる。
第11図はタイマ割込による充電容量演算プログラム2
29により実行される充電容叶の積算処理を示している
。CPU176は、充電容量演算装置、消費容量演算手
段、充電電流切換手段等の機能を実行する。
まず、処理ステップ232で、プロクラムメモリ182
から充電容量演算装置180の消′?e、電流値を参照
し、処理ステップ233で、タイマ割込の時間間隔より
、 消費容量=消費電流X割込時間間隔 として、消費容量を換算する。
処理ステップ234,235で充電回路2の充電状態を
検知し、充電中か否かの判定を実行する。
充電中の場合は、処理ステップ237で、ワークメモリ
189に格納されている充電容量を参照する。処理ステ
ップ238では、ワークメモリ189から電池の飽和充
電容量を参照する。処理ステップ239で、現時点での
充電容量と飽和充電容量とを比較する。
(充電容量値≦飽和充電容量値)であれば、ステップ3
02で、経過時間をリセットし、処理ステップ241で
、充電電流を通常の充電電流とし、処理ステップ242
に移行する。
処理ステップ242では、タイマ割込の時間間隔より。
充電容量= 充電回路2の定電流値×割込時間間隔 として、充電容量を換算する。次に、処理ステップ24
3で、 ワークメモリ189の充電容量子 処理ステップ242の換算充電容量− 処理ステップ233の換算消費容量 の計算を行い、処理ステップ244で、ワークメモリ1
89の充電容量を更新する。
一方、処理ステップ235で、ACアダプタ1より充電
がなされていない場合は、処理ステップ236で、 ワークメモリ189の充電容量− 処理ステップ233の換算消費容量 を計算し、処理ステップ244で、メモリの総合充電容
量の更新を実行する。
また、処理ステップ239で、電池3が飽和容量に達し
たと判断すれば、ステップ300で、メモリの経過時間
を参照して、ステップ30.1で、メモリの経過時間を
更新する。なお、ワークメモリ189の適宜の箇所に、
計時領域を設定し、最初に飽和容量に達したとき、計時
を開始し、前記ステップ239でリセットする。
そして、処理ステップ261で、一定時間を経過したか
否かを調べ、経過している場合には、ステップ240で
微小充電に切り替える。一方、定時間が経過していない
場合は、ステップ245に移り、処理を続行する。その
後、このルーチンにおいて、前記の判断を行なって、一
定時間が経過して時点で、前記したように、微小充電に
切り換える。
以上により、ワークメモリ189の充電容量値は、常に
最新の充電容量値に更新される。この状態で処理ステッ
プ245の負荷の消費容量演算プログラムを実行する。
次に、第12図により消費容量演算プログラム245を
説明する。CPU176は、消費容量演算手段、残存容
量演算手段、充電容量設定手段等の機能を実行する。
処理ステップ247は、消費電流検出回路186の消費
電流値を参照する。処理ステップ248では、消費電流
の有無を判断し、電流が消費されている場合、処理ステ
ップ250で、消費容量=消*電流値X割込時間間隔 として、消費容量を換算する。処理ステップ251で、 ワークメモリ189の充電容量−換算消費容量を計算し
、処理ステップ252で、ワークメモリ189の充電容
量を更新する。
以上の処理により更新されているワークメモリ189の
充電容量や、端子電圧低下検知回路185による蓄電池
の電圧状態や、充′准検知部178による充電有無のデ
ータは、文書編集処理装置170が、バス接続回路18
7を介して参照することが可能である。
以上の手段により、電池への充電容量の算出、および消
費容量の算出を行い、電池の残存容量を計算する。これ
により、電池の残存容量を把握でき、電池の放電寿命の
予測が可能となる。
また、文書編集処理装置170が、バス接続回路187
を介して電池の充電容量、蓄電池の電圧状態、充電有無
を参照することにより、使用者に対して、電池の残存容
量や、71!池の電圧低下による危機状態の報知が可能
となり、また、この残存容量より、動作可能時間の演算
も可能である。
さらに、充電容量の演算による誤差累積の補正を、電池
の端子電圧低下時と充電飽和容量時に行うことができる
。また、飽和充電状態での過充電を防止させ、装置の信
頼性を向上させることもできる。
以上、文@編集装置の実施例、および、それに接続され
る電池電源システムの実施例について述べたが、本願発
明は、これらに限られず、適用することできる。また、
前記電池電源システムでは。
固有の表示手段を設けていないが、これを設けることが
できることは勿論である。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、ハンディタイプの文書
編集処理装置等に使用される。ニッケルカドミウム電池
等の放電寿命末期になって端子電圧が急激に変化する特
性の電池が、現在どの程度の充電容量に達しているかを
演算することにより、電池の残存容量を予測することが
できる。そして、その結果を、使用者に知らせ、使い勝
手の向上を図ることができる。
さらに、飽和充電容量であるかないかを判断し、飽和容
量であれば微小充電に切り替える機能を付加することが
でき、これにより、電池の過充電防止を図ることができ
る。
また、充電容量の演算による誤差累積の補正を行う機能
を付加することもでき、これにより、信頼性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は各々本願発明にかかる情報処
理装置の構成を示すブロック図、第2A図は本願発明の
一実施例の文書編集処理装置の本体ブロック図、第2B
図はその主制御回路の一例を示すブロック図、第3図は
電池の放電特性を示すグラフ図、第4図は文の編集処理
のプロゲラt1の構成を示すブロック図、第5図は文書
編集処理フローチャート、第6図はタイマ割込フローチ
ャート、第7図は指令モード実行可否判定処理フローチ
ャート、第8図は端子電圧低下処理フローチャート、第
9図は本願発明の他の実施例である電池電源システムの
一例のも5成を示す全体ブロック図、第10図は初期状
態処理フローチャート、第11図は充電容量演算処理フ
ローチャート、第12図は消費容量演算処理フローチャ
ー1・、第13図は端子電圧低下処理フローチャートで
ある。 2・・・・・・充電回路 3・・・・・・電池 4・・・・・・電源装置 5・・・・・・主制御回路 6・・・・・・プリンタ 7・・・・・・フロッピディスク装置 9・・・・・・デイスプレィ 22・・・・・中央処理装置、 23・・・・・・充電検知部 91・・・・・経時回路B 92・・・・・・経時回路A 121・・・・・・端子電圧低下検知回路第1A図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報処理を行なうシステムを構成するハードウェア
    の電力源となる、充電可能な電池と、前記電池に充電を
    行う充電部とを備える情報処理装置であって、 前記電池の容量を予測管理する電池管理部を備え、 該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
    電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記システムにおいて指令された処理の実行に要する平
    均使用電流と使用時間とから、電池が供給する消費容量
    を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とから、電池の残存容量を算出
    する残存容量演算手段とを有して構成されることを特徴
    とする情報処理装置。 2、情報処理を行なうシステムを構成するハードウェア
    の電力源となる、充電可能な電池と、前記電池に充電を
    行う充電部とを備える情報処理装置であって、 前記電池の容量を予測管理する電池管理部を備え、 該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
    電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記システムにおいて指令された処理の実行に要する平
    均使用電流と使用時間とから、電池が供給する消費容量
    を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とを比較して、当該処理が実行
    可能か否かを判定すると共に、該判定結果を出力する実
    行可否判定手段とを有して構成されることを特徴とする
    情報処理装置。 3、負荷に接続されてその電力源となる、充電可能な電
    池と、前記電池に充電を行う充電部と、前記電池の容量
    を予測管理する電池管理部とを備えて構成される電池電
    源システムであって、該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
    電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
    する消費容量を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とから、電池の残存容量を算出
    する残存容量演算手段とを有して構成されることを特徴
    とする電池電源システム。 4、負荷に接続されてその電力源となる、充電可能な電
    池と、前記電池に充電を行う充電部と、前記電池の容量
    を予測管理する電池管理部とを備えて構成される電池電
    源システムであって、該電池管理部は、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
    電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
    する消費容量を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とを比較して、当該負荷の稼動
    が実行可能か否かを判定すると共に、該判定結果を出力
    する実行可否判定手段とを有して構成されることを特徴
    とする電池電源システム。 5、充電が可能であり、負荷に接続されてその電力源と
    なる電池の、容量を予測管理する電池管理装置であって
    、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
    電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
    する消費容量を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とから、電池の残存容量を算出
    する残存容量演算手段とを有して構成されることを特徴
    とする電池管理装置。 6、充電が可能であり、負荷に接続されてその電力源と
    なる電池の、容量を予測管理する電池管理装置であって
    、 充電有無を検知して充電時間を求め、該充電時間と充電
    電流とから、充電容量を算出する充電容量演算手段と、 前記負荷の平均使用電流と使用時間とから、電池が供給
    する消費容量を算出する消費容量演算手段と、 前記充電容量と消費容量とを比較して、当該負荷の稼動
    が実行可能か否かを判定すると共に、該判定結果を出力
    する実行可否判定手段とを有して構成されることを特徴
    とする電池管理装置。 7、前記実行可否判定手段の判定結果が、実行不可の場
    合に、前記充電容量が消費容量を超えるに要する時間を
    算出すると共に、該算出結果を出力する必要充電時間演
    算手段を有する請求項2記載の情報処理装置、請求項4
    記載の電池電源システム、または、請求項6記載の電池
    管理装置。 8、電池の充電に際し、飽和充電容量に達するまでの充
    電時間を算出すると共に、該算出結果を出力する飽和充
    電時間演算手段を備えた請求項1、2もしくは7記載の
    情報処理装置、請求項3、4もしくは7記載の電池電源
    システム、または、請求項5、6もしくは7記載の電池
    管理装置。 9、充電電流が切り換え可能な場合において、予め設定
    された電池の飽和充電容量と、前記算出された充電容量
    とを比較して、後者が大きい場合、充電電流を微小電流
    に切り換える充電電流切換手段とを有することを特徴と
    する請求項1、2、7もしくは8記載の情報処理装置、
    請求項3、4、7もしくは8記載の電池電源システム、
    または、請求項5、6、7もしくは8記載の電池管理装
    置。 10、充電電流が切り換え可能な場合において、予め設
    定された電池の飽和充電容量と、前記算出された充電容
    量とを比較して、後者が大きい場合、予め設定した一定
    時間経過後、充電電流を微小電流に切り換える充電電流
    切換手段とを有することを特徴とする請求項1、2、7
    もしくは8記載の情報処理装置、請求項3、4、7もし
    くは8記載の電池電源システム、または、請求項5、6
    、7もしくは8記載の電池管理装置。 11、動作限界電圧より高い電圧の範囲で、電池の端子
    電圧低下を検知する電圧低下検出手段と、該検知点から
    動作限界電圧に至るまでの動作可能時間を負荷対応に換
    算すると共に、該換算結果を出力する動作可能時間換算
    手段とを備えることを特徴とする請求項1、2、7、8
    、9もしくは10記載の情報処理装置、請求項3、4、
    7、8、9もしくは10記載の電池電源システム、また
    は、請求項5、6、7、8、9もしくは10記載の電池
    管理装置。 12、動作限界電圧より高い電圧の範囲で、電池の端子
    電圧低下を検知する電圧低下検出手段と、電池の端子電
    圧低下を検知した場合、予め設定してある当該電池の残
    存容量を、前記充電容量演算手段に対して充電容量とし
    て変更設定する充電容量設定手段とを有することを特徴
    とする請求項1、2、7、8、9、10もしくは11記
    載の情報処理装置、請求項3、4、7、8、9、10も
    しくは11記載の電池電源システム、または、請求項5
    、6、7、8、9、10もしくは11記載の電池管理装
    置。 13、前記電池管理部が、情報処理を行なうシステムを
    構成するハードウェアの構成要素である中央処理ユニッ
    トと、該中央処理ユニットが実行するデータ処理プログ
    ラムを記憶するプログラムメモリと、ワークメモリとを
    有して構成されるものである請求項1、2、7、8、9
    、10もしくは11記載の情報処理装置。 14、前記実行可否判定手段の判定結果を表示する表示
    手段を備える請求項2記載の情報処理装置、請求項4記
    載の電池電源システム、または、請求項6記載の電池管
    理装置。 15、前記実行可否判定手段の判定結果が、実行不可の
    場合に、前記充電容量が消費容量を超えるに要する時間
    を算出する必要充電時間演算手段と、前記算出結果を表
    示する表示手段とを有する請求項2記載の情報処理装置
    、請求項4記載の電池電源システム、または、請求項6
    記載の電池管理装置。 16、電池の充電に際し、飽和充電容量に達するまでの
    充電時間を算出する飽和充電時間演算手段と、前記算出
    結果を表示する表示手段とを備える請求項1、2もしく
    は7記載の情報処理装置、請求項3、4もしくは7記載
    の電池電源システム、または、請求項5、6もしくは7
    記載の電池管理装置。 17、動作限界電圧より高い電圧の範囲で、電池の端子
    電圧低下を検知する電圧低下検出手段と、該検知点から
    動作限界電圧に至るまでの動作可能時間を負荷対応に換
    算する動作可能時間換算手段と、前記換算結果を表示す
    る表示手段とを備える請求項1、2、7、8、9もしく
    は10記載の情報処理装置、請求項3、4、7、8、9
    もしくは10記載の電池電源システム、または、請求項
    5、6、7、8、9もしくは10記載の電池管理装置。
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