JP3202472B2 - 二次電池の充電制御装置 - Google Patents

二次電池の充電制御装置

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JP3202472B2
JP3202472B2 JP04602294A JP4602294A JP3202472B2 JP 3202472 B2 JP3202472 B2 JP 3202472B2 JP 04602294 A JP04602294 A JP 04602294A JP 4602294 A JP4602294 A JP 4602294A JP 3202472 B2 JP3202472 B2 JP 3202472B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばポータブルコン
ピュータ、ポータブルワードプロセッサ等の小型電子機
器に用いられる二次電池の充電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二次電池を充電する充電装置(充
電器)に於いては、入力電圧(充電電圧)や入力電流
(充電電流)の異常を検知すると充電を中止していた。
従って、従来では入力電圧が瞬時的、一時的に低下した
だけでも異常を検知し、以後の充電が行なえないという
問題があった。
【0003】即ち、従来では、入力電圧が瞬時的、一時
的に低下しただけでも異常が検知され、以後の充電が行
なわれないことから、二次電池が正常であっても満充電
に至らず、従ってユーザは電池の異常、又は充電装置の
異常であると誤認識してしまうという問題があった。
【0004】又、従来、二次電池の満充電検知は、定期
的に充電電荷量を加算し、予め設定された電荷量に達し
た場合に満充電とする満充電検知手段、又は、充電時間
が充電開始時から予め設定された時間に達した場合に満
充電とする満充電検知手段等により行なっていた。
【0005】このように、二次電池の満充電を充電電荷
量、充電時間等で検知する満充電検知は、充電した二次
電池の電池電圧測定を行なっていないので、電池が真に
満充電状態になったか否かが分らず、信頼性に欠けると
いう問題があった。また、二次電池が十分に充電されな
い、もしくは充電できない場合等は、異常な電池と正常
な電池との見分けができないという問題があった。
【0006】又、従来では、二次電池の充電機構に於い
て、安全性確保のため、充電開始前に、電池パックが充
電器に適合しているか、二次電池が正常であるか等を確
認するために、二次電池のパック内にマイクロプロセッ
サを用いた制御装置を設け、この制御装置と充電側の装
置との間の通信により充電制御を行なう機構を有してい
る。
【0007】この際の電池パック内の制御装置(マイク
ロプロセッサ)と充電側の装置との間の通信手順を異か
に示す。充電側の装置は充電部に二次電池が装着(セッ
ト)されたことを検知する。二次電池がセットされたこ
とを検知すると、電池パック内の制御装置との通信のた
めの電圧を電池パックに印加する。電圧を印加してか
ら、制御装置が動作し始め、通信が可能な状態になった
ことを相互に確認し、その後、通信により電池パック内
のメモリに保存された二次電池のデータを読んで、二次
電池が規格内でかつ充電可能な状態であるか否かを判断
し、充電可能であるならば、充電中の表示を行ない、充
電を開始していた。
【0008】しかしながらこのような通信による充電制
御機構に於いては、上記通信によって充填対象電池の整
合性、状態等を確認して後、充電を開始することから、
電池をセットしてから充電中の表示がなされるまでに多
くの所用時間を必要とし、表示遅れが生じる。このた
め、二次電池を充電器にセットした時に、表示との間に
大きなずれが生じ、充電器に適合する二次電池(電池パ
ック)の充電が開始されたことをユーザがその場で認識
できず、状態表示の面で不都合が生じていた。
【0009】又、従来では、パーソナルコンピュータ等
の情報処理機器に於いて、小型・軽量で持ち運びの容易
なポータブルタイプが普及してきた。この種の情報処理
機器は、充電可能な電池(二次電池)による駆動を可能
にし、低消費電力化のための工夫が種々施されている。
また、二次電池に於いても過剰な充電や放電に対して様
々な工夫が施されており、電池の安全性についても配慮
されている。
【0010】リチウムイオン二次電池の場合、一般に
は、定電圧充電の際に、充電電流がある一定の値(満充
電検知のための設定電流値)以下になった場合に満充電
検知される方式を採っている。
【0011】しかしながら、この種満充電検知に於いて
は、電池温度によって、充電時の電池電圧、電流特性等
が以下のように変動し、正確な満充電検知が行なえない
という問題があった。
【0012】即ち、従来では、電池温度に伴う電池特性
変化等を考慮せず、充電電流が予め設定されたある一定
の値より小さくなったとき満充電としていた。例えば、
図12に示すように、温度が低いときに適性に満充電検
知できるレベルAに検知点を設定すると、温度が高くな
ったとき、実際に電池が満充電状態になる以前に時間T
1 で満充電を検知してしまうという不具合があった。逆
に、満充電検知点を、高温時に適性になるレベルBに設
定すると、低温時には満充電検知できないという不具合
があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来で
は、二次電池を充電する充電装置(充電器)に於いて、
入力電圧(充電電圧)や入力電流(充電電流)の異常を
検知すると一義的に充電を中止していたため、入力電圧
が瞬時的、一時的に低下しただけでも異常を検知してし
まい、従って以後の充電が行なえず、電池が正常であっ
ても満充電にならないことからユーザに誤った認識を与
えてしまう虞があった。
【0014】又、従来の満充電検知は、充電電荷量、又
は充電時間等により満充電検知を行なっており、従って
電池特性に合った真に正しい満充電状態を検知できず、
電池性能を十分に発揮できないという問題があり、又、
電池の異常を見分けることができない等の問題があっ
た。
【0015】又、従来では、安全性確保のため、充電開
始前に、電池パックが充電器に適合しているか、二次電
池が正常であるか等を確認するために、二次電池のパッ
ク内にマイクロプロセッサを用いた制御装置を設け、こ
の制御装置と充電側の装置との間の通信により充電制御
を行なう機構を実現したとき、上記通信によって充填対
象電池の整合性、状態等を確認して後、充電を開始する
ことから、電池をセットしてから充電中の表示がなされ
るまでに多くの所用時間を必要とし、表示遅れが生じる
ことから、二次電池を充電器にセットした時にその場
で、充電器に適合する二次電池(電池バック)の充電が
開始されたことをユーザが即時に認識できないという不
都合が生じていた。
【0016】又、従来では、リチウムイオン二次電池の
定電圧充電の際に、充電電流がある一定の値(満充電検
知のための設定電流値)以下になった場合に満充電検知
とする際、電池温度によって充電時の電池電圧、電流特
性等が変動し、正確な満充電検知が行なえないという問
題があった。
【0017】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
二次電池を充電する装置に於いて、装置の異常を検知し
た際に、その後も装置の状態を監視して、正常復帰した
とき、再度充電を開始する機能を備え、装置の一時的な
異常に対して充電を継続できるようにした二次電池の充
電制御装置を提供することを目的とする。
【0018】更に本発明は、充電電荷量、又は充電時間
等により満充電検知を行なった際に、真に正しい満充
電、異常等を検知できる二次電池の満充電判別装置を提
供することを目的とする。
【0019】更に本発明は、安全性確保のため、充電開
始前に、電池パックが充電器に適合しているか、二次電
池が正常であるか等を確認するために、二次電池のパッ
ク内にマイクロプロセッサを用いた制御装置を設け、こ
の制御装置と充電側の装置との間の通信により充電制御
を行なう機構を実現したとき、二次電池の充電開始を電
池のセット時に、即時に知らせることができる充電表示
制御装置を提供することを目的とする。更に本発明は、
電池温度に関係なく常に高精度で満充電を検知すること
ができる満充電判別制御装置を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、二次電池の充
電装置に於いて、上記二次電池の充電に用いる入力電圧
(二次電池に印加される入力電圧)の異常をチェックす
る手段と、この異常チェック手段で上記入力電圧の異常
を検知したとき、充電を停止して、上記入力電圧の異常
を定期的にチェックする手段と、充電停止時の二次電池
の充電状態を認識し保持する手段と、上記定期的なチェ
ック手段で上記入力電圧の異常が検知されなくなった際
に上記保持手段に保持された充電状態の情報をもとに充
電を再開する手段とを備えて、上記異常チェック手段で
入力電圧の異常を検知したとき、充電を停止して、以
後、定期的に上記同様の異常チェックを行い、この異常
チェック手段で入力電圧の異常が検知されなくなった際
に、充電停止直前に保持しておいた充電状態の情報をも
とに充電を再開することを特徴とする。
【0021】
【0022】
【0023】又、本発明は、二次電池の充電電流を監視
する手段と、充電電流値を予め設定された満充電検知電
流値と比較して満充電を検知する手段と、二次電池の温
度を監視する手段と、満充電検知電流値を上記検知温度
に従い可変する手段とを備えて、二次電池の温度に従い
可変された満充電検知電流値により満充電検知を行なう
構成としたことを特徴とする。
【0024】
【作用】二次電池を充電する装置の異常を定期的にチェ
ックし、装置の異常を検知した際に、その後も装置の状
態を監視して、正常復帰したとき、再度充電を開始す
る。これにより、装置の一時的な異常に対して充電を継
続でき、信頼性の高い二次電池の充電制御が行なえる。
【0025】又、充電電荷量、又は充電時間等により二
次電池の満充電検知を行なった際に、一旦充電を停止
し、電池電圧を測定して、その測定電池電圧を満充電判
定のための設定電池電圧と比較し、測定電池電圧が設定
電池電圧に達していれば満充電検知を行なう。又、測定
電池電圧が設定電池電圧よりも低い際は電池より低下、
電池オープン等の電池異常であると判定する。これによ
り、充電電荷量、又は充電時間等により満充電検知を行
なった際に、真に正しい満充電、異常等を検知できる。
【0026】又、充電側の装置が二次電池を構成する電
池パック内の制御装置(マイクロプロセッサ)との間の
通信により充電制御を行なう機構に於いて、二次電池が
充電部にセットされたことを検知したとき、充電中であ
ることを表示して後、充電部にセットされた二次電池が
充電可能であるか否かを判断し、その判断結果に従う状
態表示を行なう。これにより二次電池が充電部に充電可
能にセットされたことをユーザが電池のセット時に即時
に確認できる。更に充電不可である際は充電を停止し
て、その充電不可状態を表示でき、操作性及び安全性を
向上できる。
【0027】又、二次電池の充電時に、二次電池の充電
電流と温度をそれぞれ監視し、上記充電電流値を予め設
定された満充電検知電流値と比較して満充電チェックを
行なう際に、満充電検知電流値を上記検知温度に従い可
変する。これにより電池温度に影響されず常に高精度で
満充電を検知できる。
【0028】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。先ず、図1及び図2を参照して本発明の第1実施例
を説明する。この第1実施例は、装置の一時的な異常に
対して充電を継続できる構成としたことを特徴とする。
【0029】図1は本発明の第1実施例の機能構成を示
すブロック図である。図1に於いて、11は充電装置で
あり、12は充電装置11の充電部にセットされること
により回路接続されて充電制御される二次電池である。
【0030】13乃至16はそれぞれ充電装置11の構
成要素をなすもので、13は充電路に介在され、充電制
御部14よりオン/オフ(ON/OFF)制御されるス
イッチである。
【0031】14は充電制御部であり、二次電池12に
印加される入力電圧(充電電源電圧)が正常な場合に、
充電路に介在されたスイッチ13をオンして、充電部に
セットされた二次電池12に充電を行ない、又、入力電
圧が異常になり、入力電圧異常検知装置15より異常検
知信号を受けた場合はスイッチ13をオフして充電を停
止する。
【0032】15は入力電圧異常検知装置であり、入力
電圧測定部16で測定した入力電圧をチェックし、正常
/異常の判定を行なって、その判定信号を充電制御部1
4に通知する。
【0033】16は入力電圧測定部(V)であり、二次
電池12に印加される入力電圧(充電電源電圧)を測定
して、その測定入力電圧を入力電圧異常検知装置15に
通知する。
【0034】図2は上記図1に示す実施例の機能構成を
具現化するハードウェア構成例を示すブロック図であ
り、ここでは、図1に示す、充電制御部14、入力電圧
異常検知装置15、入力電圧測定部(V)16等の構成
要素が1チップマイクロプロセッサ(μP)21により
実現される。
【0035】ここで上記第1実施例の動作を説明する。
充電装置11の充電部に二次電池12がセットされるこ
とにより、充電装置11が二次電池12に対し充電を開
始する。
【0036】この際、充電装置11の内部では、二次電
池12に印加される入力電圧を入力電圧測定部16で測
定し、入力電圧異常検知装置15に送出する。入力電圧
異常検知装置15は、充電制御部14より入力制御信号
を受ける度に、入力電圧測定部16より受けた測定入力
電圧の値から、入力電圧が正常であるか異常であるかを
判定し、その判定結果の信号を充電制御部14に送出す
る。
【0037】充電制御部14は、入力電圧異常検知装置
15より受けた判定結果の信号をもとに充電を制御す
る。即ち、入力電圧異常検知装置15から正常判定信号
を受けた際は、充電路に介在されたスイッチ13をオン
状態にして充電を継続し、又、入力電圧異常検知装置1
5から異常判定信号を受けた際は、充電路に介在された
スイッチ13をオフして充電を停止する。
【0038】更に、充電制御部14は、上記充電時に於
いて、充電電荷量又は充電時間の計測により二次電池1
2の充電状態を記憶している。このようにして、充電制
御部14は所定の周期で定期的に入力電圧異常検知装置
15に入力制御信号を送出して、その都度、入力電圧異
常検知装置15から正常/異常の判定信号を受け、その
判定信号に従い充電制御を行なう。
【0039】この際、充電制御部14は、入力電圧異常
検知装置15から異常判定信号を受け、スイッチ13を
オフして充電を停止した後も、入力電圧を定期的にチェ
ックするために入力制御信号を入力電圧異常検知装置1
5に送出する。
【0040】そして入力電圧異常検知装置15より異常
判定信号に代って正常判定信号を受けると、スイッチ1
3をオフからオンに切り換えて、充電を再開する。又、
充電制御部14は、入力電圧異常検知装置15から異常
判定信号を受けたとき、前回の判定信号入力時に於いて
記憶していた二次電池12の充電状態から、その二次電
池12が満充電であったか否かを判断し、満充電であっ
た場合は、正常復帰後も、満充電の状態情報を記憶し、
満充電表示を行なう。又、前回の判定信号入力時に於い
て記憶していた二次電池12の充電状態が満充電でない
ときは、充電初期の状態から充電を開始する。
【0041】これにより、充電装置11の一時的な入力
電圧異常に対して、正常復帰後、充電を再開して二次電
池12を満充電状態に維持できる。次に図3及び図4を
参照して本発明の第2実施例を説明する。この第2実施
例は、充電装置の一時的な入力電圧異常に対して、正常
復帰後、その異常発生時間に伴う電池の充電状態を考慮
した最適な充電が再開できる構成としたことを特徴とす
る。
【0042】図3は本発明の第2実施例の機能構成を示
すブロック図である。図3に於いて、31は充電装置で
あり、32は充電装置11の充電部にセットされること
により回路接続されて充電制御される二次電池である。
【0043】33乃至37はそれぞれ充電装置31の構
成要素をなすもので、33は充電路に介在され、充電制
御部34よりオン/オフ(ON/OFF)制御されるス
イッチである。
【0044】34は充電制御部であり、二次電池32に
印加される入力電圧(充電電源電圧)が正常な場合に、
充電路に介在されたスイッチ33をオンして、充電部に
セットされた二次電池32に充電を行ない、入力電圧が
異常になり、入力電圧異常検知装置35より異常検知信
号を受けたときは、スイッチ33をオフして充電を停止
する。又、充電中は満充電までその充電状態を更新記憶
し、入力電圧が異常になった際、異常時間検知装置37
で検知した異常検知時間が設定時間を超えないときは、
正常復帰の際に、異常検知直前の充電状態から充電を再
開し、異常検知時間が設定時間を超えたときは、それま
での充電状態の情報をクリアして、最初から充電を開始
する制御を行なう。
【0045】35は入力電圧異常検知装置であり、入力
電圧測定部36で測定した入力電圧をチェックし、正常
/異常の判定を行なって、その判定信号を充電制御部3
4、及び異常時間検知装置37に通知する。
【0046】36は入力電圧測定部(V)であり、二次
電池32に印加される入力電圧(充電電源電圧)を測定
して、その測定入力電圧を入力電圧異常検知装置35に
通知する。
【0047】37は充電停止タイマを備えた異常時間検
知装置であり、入力電圧異常検知装置35からの異常検
知信号により充電停止タイマを起動して、異常発生期間
(充電停止時間)を計時し、異常時間が予め設定された
一定の時間に達したか否かを判定して、その判定結果の
信号を充電制御部34に通知する。
【0048】図4は上記第2実施例の処理手順を示すフ
ローチャートである。ここで図3に示す第2実施例の動
作を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0049】充電装置31の充電部に二次電池32がセ
ットされることにより、充電装置31が二次電池32に
対し充電を開始する。この際、充電装置31の内部で
は、二次電池32に印加される入力電圧を入力電圧測定
部36で測定し、入力電圧異常検知装置35に送出す
る。
【0050】入力電圧異常検知装置35は、充電制御部
34より入力制御信号を受ける度に、入力電圧測定部3
6より受けた測定入力電圧の値から、入力電圧が正常で
あるか異常であるかを判定し、その判定結果の信号を充
電制御部34に送出する。
【0051】充電制御部34は、入力電圧異常検知装置
35より受けた判定結果の信号をもとに図4に示すよう
な処理手順に従い充電制御を行なう。即ち、入力電圧異
常検知装置35から正常判定信号を受けた際は、充電路
に介在されたスイッチ33をオン状態にして充電を継続
する(図4ステップS1 〜S3 )。
【0052】又、入力電圧異常検知装置35から異常判
定信号が出力された際は、この異常判定信号が充電制御
部34に送出されるとともに、異常時間検知装置37に
送出される。
【0053】充電制御部34は入力電圧異常検知装置3
5から異常判定信号を受けると充電路に介在されたスイ
ッチ33をオフして充電を停止するとともに、その充電
停止直前の二次電池32の充電状態(満充電状態、充電
時間、充電容量等)を内部のメモリに保存する(図4ス
テップS3 ,S4 ,S6 )。
【0054】又、異常時間検知装置37は入力電圧異常
検知装置35から異常判定信号を受けると充電停止タイ
マを起動して、異常発生期間(充電停止時間)を計時す
る(図4ステップS5 )。
【0055】充電制御部34は充電停止後も、入力電圧
を定期的にチェックするために入力制御信号を入力電圧
異常検知装置35に送出して、その都度、入力電圧異常
検知装置35から正常/異常の判定信号を受け、装置の
異常監視を継続する(図4ステップS7 ,S8 )。
【0056】入力電圧異常検知装置35は入力電圧が正
常になると、異常判定信号に代えて正常判定信号を充電
制御部34と異常時間検知装置37に送出する。異常時
間検知装置37は入力電圧異常検知装置35から異常判
定信号に代って正常判定信号を受けると、充電停止タイ
マの計時動作を停止して、その計時カウント時間が予め
設定された時間を超えたか否かを判定し、その判定結果
の信号を充電制御部34に通知する。
【0057】充電制御部34は入力電圧異常検知装置3
5から異常判定信号に代って正常判定信号を受けると、
異常時間検知装置37から受けた判定結果の信号をもと
に、異常発生期間(充電停止時間)が設定時間を超えた
か否かを認識し、設定時間を超えていなければ、内部の
メモリに保存している充電停止直前の二次電池32の充
電状態(満充電状態、充電時間、充電容量等)から、充
電停止直前の二次電池32が満充電であったか否かを判
断し、満充電でなければスイッチ33をオンにして充電
停止直前の充電時間又は充電容量に従い充電停止直前の
二次電池32の充電状態から充電を再開する(図4ステ
ップS9 ,S10,S11)。
【0058】又、異常発生期間(充電停止時間)が設定
時間を超えているときは、内部のメモリに保存している
充電停止直前の二次電池32の充電状態(満充電状態、
充電時間、充電容量等)をクリアして、スイッチ33を
オンにし、初期の状態から充電を開始する(図4ステッ
プS12)。
【0059】又、異常発生期間(充電停止時間)が設定
時間を超えず、充電停止直前の二次電池32が満充電で
あったときは、その充電状態(満充電状態)を保持し
て、充電部にセットされた二次電池32を満充電として
扱い、例えば充電部にセットされた二次電池32が満充
電状態であることを外部に表示出力する(図4ステップ
S13)。
【0060】これにより、充電装置31の一時的な入力
電圧異常に対し、正常復帰後、その異常期間に伴う二次
電池32の充電状態を考慮した最適な充電が再開でき
る。この実施例では、二次電池12に印加される入力電
圧(充電電源電圧)の異常検知に伴う充電制御について
述べたが、充電電流異常、温度異常、通信異常等にも応
用できる。
【0061】次に図5乃至図7を参照して本発明の第3
実施例を説明する。この第3実施例では、充電電荷量、
又は充電時間等により満充電検知を行なった際に、一
旦、充電を停止し、電池電圧を測定し、満充電判定のた
めの設定電池電圧と比較して電池の満充電、異常を判別
する手段を設けたことを特徴とする。
【0062】図5は本発明の第3実施例の構成を示すブ
ロック図である。図5に於いて、51は二次電池の充電
用電力を生成し出力する電源部であり、52はこの電源
部51より出力された電力を受けて充電制御される二次
電池である。
【0063】53は充電路に介在された充電電荷量加算
装置であり、二次電池52の充電に伴い定期的に充電電
荷量を加算する。54は規定電荷量記憶装置であり、予
め設定された満充電時の規定電荷量(満充電検出電荷
量)を記憶している。
【0064】55は電荷量比較装置であり、規定電荷量
記憶装置54に記憶された規定電荷量(満充電検出電荷
量)と充電電荷量加算装置53で得た充電電荷量(積算
電荷量)とを比較し、充電電荷量(積算電荷量)が規定
電荷量(満充電検出電荷量)に達した際に満充電を仮検
知し、充電路に介在されたスイッチ56をオフ(OF
F)制御する。
【0065】56は充電路に介在された充電制御用のス
イッチであり、電荷量比較装置55の制御により充電を
オン/オフ(ON/OFF)する。57は電圧測定装置
であり、二次電池52の電圧を測定する。58は規定値
電圧記憶装置であり、満充電時の規定電池電圧を記憶し
ている。
【0066】59は電圧比較装置であり、電圧測定装置
57で測定した電池電圧と規定電圧58を比較し、測定
電池電圧が規定電圧に達していれば正常な満充電である
と判定し、測定電池電圧が規定電圧に達していなければ
電池異常と判定する。
【0067】60はAND回路であり、電荷量比較装置
55で二次電池52の充電を停止した際(満充電を仮検
知した際)に、電圧比較装置59の判定結果を表示装置
61に出力する。
【0068】61は表示装置であり、二次電池52が満
充電であるか異常であるかを表示する。図6は上記第3
実施例の処理手順を示すフローチャートであり、図7は
電池の正常・異常判定動作を説明するための図である。
【0069】ここで図6及び図7を参照して図5に示す
第3実施例の動作を説明する。二次電池52の充電時
は、電源部51より出力される充電用電力がスイッチ5
6を介して二次電池52に供給され、二次電池52が充
電される。
【0070】この二次電池52の充電時に於いて、電荷
量加算装置53は、一定時間毎に充電電流を測定し加算
して充電電荷量(積算電荷量)を出力する(図6ステッ
プS21)。
【0071】上記電荷量加算装置53で加算された充電
電荷量(積算電荷量)は、電荷量比較装置55に供給さ
れ、満充電とする電荷量を記憶した規定電荷量記憶装置
54の規定電荷量(満充電検出電荷量)と比較される
(図6ステップS22)。
【0072】ここで、電荷量加算装置53より出力され
た充電電荷量(積算電荷量)が規定電荷量(満充電検出
電荷量)以上となっていた場合は、満充電を仮検知し
て、スイッチ56をオフ(OFF)し、充電を停止する
(図6ステップS23)。
【0073】この際、二次電池52の電池電圧が電圧測
定装置57で測定され、電圧比較装置59に供給され
て、満充電とする電池電圧を記憶した規定値電圧記憶装
置58の規定電圧と比較される(図6ステップS24,S
25)。
【0074】ここで、電圧比較装置59は電圧測定装置
57の測定電圧が規定電圧に達していれば、正常な満充
電であると判定し、規定電圧に達していなければ電池異
常であると判定して、その判定結果の情報をAND回路
60に出力する。この際の正常・異常の判定例を図7に
示している。
【0075】AND回路60は、この電圧比較装置59
の判定結果を、電荷量比較装置55が二次電池52の充
電を停止している際に、表示装置61に出力し、二次電
池52が満充電であるか異常であるかを表示する。
【0076】このように、充電電荷量、又は充電時間等
により仮の満充電検知を行ない、その際に一旦充電を停
止し、電池電圧を測定し、満充電判定のための設定電池
電圧と比較して電池の満充電、異常を判別することによ
り、満充電電池と異常電池とを判別でき、満充電の誤検
知がなくなり、安全性が高まる。
【0077】次に図8及び図9を参照して本発明の第4
実施例を説明する。この第4実施例は、充電側の装置が
二次電池を構成する電池パック内の制御装置(マイクロ
プロセッサ)との間の通信により充電制御を行なう機構
に於いて、二次電池が充電部にセットされたことを検知
したとき、充電中であることを表示して後、充電部にセ
ットされた二次電池が充電可能であるか否かを判断し、
その判断結果に従う状態表示を行なうようにして、二次
電池が充電部に充電可能にセットされたことをユーザが
電池のセット時に即時に確認できるようにしたことを特
徴とする。
【0078】図8は本発明の第4実施例の構成を示すブ
ロック図である。図8に於いて、81は充電の対象とな
る二次電池であり、82は二次電池81を充電する充電
器である。ここで、二次電池81の電池パックには、電
池の状態管理を行ない、通信により充電器82側とデー
タ(電池の種類、定格電圧、電池容量等の電池に固有の
情報、及び充電電荷量等の充電状態情報を含む電池デー
タ)をやり取りするマイクロプロセッサを用いた制御回
路が設けられる。
【0079】83乃至88はそれぞれ充電器82の構成
要素をなすもので、83は電池有無検知装置であり、二
次電池81の有無を検知し、その状態情報を表示装置8
4に送出する。
【0080】84は充電器82の充電動作状態を表示す
る表示装置であり、ここでは電池有無検知装置83で二
次電池81が接続されたことを検知すると、充電中であ
ることを表示する。
【0081】85は充電可・不可判別装置であり、ここ
では二次電池81側のマイクロプロセッサを用いた制御
回路との通信により得た二次電池の情報(電池の種類、
定格電圧、電池容量等)、及び二次電池81の実際の電
池電圧等により、二次電池81に充電が可能であるか否
かを判断する。
【0082】86は充電制御装置であり、充電可・不可
判別装置85で充電が可能であることを判別すると、充
電路に介在されたスイッチ87をオン(ON)して充電
を開始する。
【0083】87は充電路に介在された充電制御用のス
イッチであり、二次電池81の充電をオン/オフ(ON
/OFF)する。88は二次電池81の充電電力を生成
し出力する充電電源部であり、ここで出力された充電電
力がスイッチ87を介して二次電池81に供給される。
【0084】図9は上記第4実施例の処理手順を示すフ
ローチャートである。ここで図9に示すフローチャート
を参照して図8に示す第4実施例の動作を説明する。
【0085】充電器82の充電部に二次電池81が接続
されると、充電器82内の電池有無検知装置83は電池
電圧の有無により、二次電池81の接続有無を検知し、
二次電池81が接続されていれば直ちに表示装置84に
充電中表示を行なう(図9ステップS31,S32)。
【0086】その後、充電器82の充電可・不可判別装
置85は、二次電池81の電池パックに設けられたマイ
クロプロセッサを用いた制御回路に通信用の電源を供給
して、通信が可能になるまで待ち、通信が可能になった
ならば、二次電池81のデータ(電池の種類、定格電圧
等)を読み、電池電圧を検知して、それらの内容から当
該電池が充電可能な電池であるか否かを判別する(図9
ステップS33〜S36)。
【0087】ここで、充電可能であれば、表示装置84
に充電中表示をしたままの状態で、充電制御装置86を
介しスイッチ87をオン制御して、二次電池81に充電
を開始する(図9ステップS37)。
【0088】又、充電不可であれば、スイッチ87をオ
フ状態としたまま、表示装置84に、充電中表示に代え
て充電不可を表示する(図9ステップS38)。このよう
な充電表示機能をもつことにより、二次電池81が充電
器82に充電可能にセットされたことをユーザが電池の
セット時に即時に確認できるとともに、充電不可である
際は充電を停止して、その充電不可状態を表示でき、操
作性及び安全性を向上できる。
【0089】上記した実施例では、電池電圧の有り無し
によって電池の有無を検知したが、例えば電池パックに
内蔵されているサーミスタの抵抗値を利用した検知機
構、又は機械的なスイッチを用いた検知機構、端子間接
続による閉回路等を用いた検知回路機構、電池パック内
の記憶装置の内容を読み取る検知機構、電池パック内の
マイクロプロセッサとの通信による検知機構等のいずれ
であってもよい。
【0090】次に図10及び図11を参照して本発明の
第5実施例を説明する。この第5実施例は、二次電池の
充電時に、二次電池の充電電流と温度をそれぞれ監視
し、上記充電電流値を予め設定された満充電検知電流値
と比較して満充電チェックを行なう際に、満充電検知電
流値を上記検知温度に従い可変し、電池温度に影響され
ず常に高精度で満充電を検知できるようにしたことを特
徴とする。
【0091】図10は本発明の第5実施例の構成を示す
ブロック図である。図10に於いて、91は充電の対象
となるリチウムイオン二次電池である。92は二次電池
91の電池温度監視部であり、充電中に於ける二次電池
91の電池温度を常時監視して、温度変化があった場合
は、その情報を満充電検知電流値制御部93へ送出す
る。
【0092】93は満充電検知電流値制御部であり、電
池温度監視部92の情報に応じて満充電検知電流値を変
化させる。94は充電電流測定部(A)であり、リチウ
ムイオン二次電池91の充電電流を測定する。
【0093】95は満充電検出部であり、充電電流測定
部(A)94で測定した充電電流値と満充電検知電流値
制御部93より出力される満充電検知電流値とを比較し
て、満充電を検知する。
【0094】図11は上記第5実施例に於ける充電制御
特性を示す図である。ここで図11に示す充電特性図を
参照して、図10に示す第5実施例の動作を説明する。
【0095】電池温度監視部92はリチウムイオン二次
電池91の電池温度を常時監視している。又、充電電流
測定部94はリチウム二次電池91の充電電流を常時監
視している。
【0096】ここで、例えば、電池温度監視部92よ
り、図11に示すように、電池温度が0℃であることを
示す情報が出力され、この満充電検知電流値制御部93
に入力されると、満充電検知電流値制御部93は、レベ
ルAの値を満充電検知電流値と決定し満充電検出部95
へ出力する。
【0097】満充電検出部95では、充電電流測定部9
4で測定された充電電流値と満充電検知電流値制御部9
3で決定された満充電検知電流値とを比較し、測定充電
電流値が満充電検知電流値以下になったときに満充電を
検出する。
【0098】又、電池温度が40℃の場合についても同
様に、レベルBを満充電検知電流値として満充電検知を
行なう。その他の温度でも同様に、その温度に従う最適
な満充電検知電流値を決定し、満充電検知を行なう。
【0099】このように、二次電池の充電時に、二次電
池の充電電流と温度をそれぞれ監視し、上記充電電流値
を予め設定された満充電検知電流値と比較して満充電チ
ェックを行なう際に、満充電検知電流値を上記検知温度
に従い可変する構成としたことにより、電池温度に影響
されず常に高精度で満充電を検知できる。
【0100】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、二
次電池を充電する装置の異常を定期的にチェックし、装
置の異常を検知した際に、その後も装置の状態を監視し
て、正常復帰したとき、再度充電を開始する構成とした
ことにより、装置の一時的な異常に対して充電を継続で
き、信頼性の高い二次電池の充電制御が行なえる。
【0101】又、本発明によれば、充電電荷量、又は充
電時間等により二次電池の満充電検知を行なった際に、
一旦充電を停止し、電池電圧を測定して、その測定電池
電圧を満充電判定のための設定電池電圧と比較し、測定
電池電圧が設定電池電圧に達していれば満充電検知を行
ない、測定電池電圧が設定電池電圧よりも低い際は電池
より低下、電池オープン等の電池異常であると判定する
構成としたことにより、充電電荷量、又は充電時間等に
より満充電検知を行なった際に、真に正しい満充電、異
常等を検知できる。
【0102】又、本発明によれば、充電側の装置が二次
電池を構成する電池パック内の制御装置との間の通信に
より充電制御を行なう機構に於いて、二次電池が充電部
にセットされたことを検知したとき、充電中であること
を表示して後、充電部にセットされた二次電池が充電可
能であるか否かを判断し、その判断結果に従う状態表示
を行なう構成としたことにより、二次電池が充電部に充
電可能にセットされたことをユーザが電池のセット時に
即時に確認できる。更に充電不可である際は充電を停止
して、その充電不可状態を表示でき、操作性及び安全性
を向上できる。
【0103】又、本発明によれば、二次電池の充電時
に、二次電池の充電電流と温度をそれぞれ監視し、上記
充電電流値を予め設定された満充電検知電流値と比較し
て満充電チェックを行なう際に、満充電検知電流値を上
記検知温度に従い可変する構成としたことにより、電池
温度に影響されず常に高精度で満充電を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の機能構成を示すブロック
図。
【図2】同実施例の機能構成を具現化するハードウェア
構成例を示すブロック図。
【図3】本発明の第2実施例の機能構成を示すブロック
図。
【図4】第2実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図5】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図。
【図6】第3実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図7】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の第4実施例の構成を示すブロック図。
【図9】第4実施例の処理手順を示すフローチャート。
【図10】本発明の第5実施例の構成を示すブロック
図。
【図11】第5実施例に於ける充電制御特性を示す図。
【図12】従来の電池温度を考慮しない充電制御動作を
説明するための充電特性図。
【符号の説明】
11…充電装置、12…二次電池、13…スイッチ、1
4…充電制御部、15…入力電圧異常検知装置、16…
入力電圧測定部(V)、21…1チップマイクロプロセ
ッサ(μP)。31…充電装置、32…二次電池、33
…スイッチ、34…充電制御部、35…入力電圧異常検
知装置、36…入力電圧測定部(V)、37…異常時間
検知装置。51…電源部、52…二次電池、53は…充
電電荷量加算装置、54…規定電荷量記憶装置、55…
電荷量比較装置、56…スイッチ、57…電圧測定装
置、58…規定値電圧記憶装置、59…電圧比較装置、
60…AND回路、61…表示装置。81…二次電池、
82…充電器、83…電池有無検知装置、84…表示装
置、85…充電可・不可判別装置、86…充電制御装
置、87…スイッチ、88…充電電源部。91…リチウ
ムイオン、92…電池温度監視部、93…満充電検知電
流値制御部、94…充電電流測定部(A)、95…満充
電検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02J 7/10 H02J 7/10 Q G06F 1/00 330Z (72)発明者 三井 圭一 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コン ピュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 森田 雅則 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コン ピュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 原島 勝 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コン ピュ―タエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 細谷 信之 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コン ピュ―タエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−52522(JP,A) 特開 平6−196206(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/42 - 10/48 G06F 1/26 H02J 7/00 - 7/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池の充電装置に於いて、 上記二次電池の充電に用いる入力電圧の異常をチェック
    する手段と、 この異常チェック手段で上記入力電圧の異常を検知した
    とき、充電を停止して、上記入力電圧の異常を定期的に
    チェックする手段と、 充電停止時の二次電池の充電状態を認識し保持する手段
    と、 上記定期的なチェック手段で上記入力電圧の異常が検知
    されなくなった際に上記保持手段に保持された充電状態
    の情報をもとに充電を再開する手段とを具備してなるこ
    とを特徴とする二次電池の充電制御装置。
  2. 【請求項2】 充電停止時の二次電池の状態が満充電で
    あるときは、入力電圧の異常が検知されなくなった後に
    二次電池の充電状態を満充電として充電制御を行なう請
    求項1記載の二次電池の充電制御装置。
  3. 【請求項3】 入力電圧の異常が一定時間以上継続し、
    その後に正常復帰したときは、異常発生前の充電開始時
    に於ける二次電池の状態に従って充電を再開し、一定時
    間未満で正常復帰したときは、異常検知直前の状態から
    充電を再開することを特徴とする請求項1記載の二次電
    池の充電制御装置。
  4. 【請求項4】 充電電荷量を定期的に加算した値が規定
    値に達したとき、又は充電時間が規定値に達したとき、
    満充電検知とする充電制御機能をもつ二次電池の充電装
    置に於いて、上記充電電荷量又は充電時間による満充電
    検知を仮の満充電検知として、その仮の満充電検知に伴
    い充電を停止する停止手段と、予め設定された満充電判
    定電池電圧を記憶する記憶手段と、充電停止時の電池電
    圧を上記満充電判定電池電圧と比較する比較手段とを具
    備し、上記比較手段が、上記仮の満充電検知時の電池電
    圧が上記満充電判定電池電圧に達していると判定した場
    合に、二次電池が正常に満充電状態になったと判別する
    ことを特徴とする二次電池の満充電判別装置。
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