JPH02180557A - 金属研磨機 - Google Patents

金属研磨機

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JPH02180557A
JPH02180557A JP33216988A JP33216988A JPH02180557A JP H02180557 A JPH02180557 A JP H02180557A JP 33216988 A JP33216988 A JP 33216988A JP 33216988 A JP33216988 A JP 33216988A JP H02180557 A JPH02180557 A JP H02180557A
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polishing
polished
metal
container
magnetic field
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JP33216988A
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Hirofumi Imamura
博典 今村
Masazo Tazaki
田崎 雅三
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MIZUHO KOGEI KK
PURAIORITEI KK
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MIZUHO KOGEI KK
PURAIORITEI KK
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は指輪、指輪の枠、精密機械の部品など小型の金
属製品を効率よく、かつ高精度に美しく研磨することが
できる金属研磨機に関する。
〔従来の技術〕
従来ζ貴金属製の指輪や指輪の枠は鋳型で鋳造した後手
作業により研磨していた。手作業による研磨では、1日
の作業で研磨できる量は金の枠の場合、熟練工でも20
個程度であり、金より硬い白金の場合にはこの何倍も作
業効率が低下する。
更に存1り取られた貴金属粉は粉塵として飛散し、削り
かすを集めて回収を図っているが大部分は逸散し、その
量は5〜6%にも達する。元来が高価な金属であるため
、このようにして逸散する量は無視しがたいものであっ
た。
〔発明が解決しようとする技術課題〕
研磨機による高速研磨も考えられたが、指輪は不規則で
繊細な曲線の組合わせからなるため、研磨機の規則的運
動と適合できず、局所的に貴金属番研磨し過ぎる部位と
研磨されずに残る部位があり、本来の微妙な曲面を表現
できず本質的に機械研磨に適応できないものと考えられ
ていた。
本発明はいかなる形状の金属片であってもすべての面を
均一なトルクで意図した形状に研磨し、しかも研磨粉を
完全に回収することができる金属研磨機を提供すること
を目的とする。
〔課題解決の手段〕
本発明の構成は、磁性素材からなる複数の研磨用小片と
被研磨金属とを装入した容器を、S極及びN極が交互に
変換する磁場に存在させることを特徴とする。
本発明に係る容器は被研磨金属の小片が自由に自転でき
る大きさと、研磨作業中に内容物がこぼれない蓋を要す
る。好ましくは脱着自在であって、必要に応じて内容物
の交換洗浄のできる円筒型容器が好ましい。
研磨用小片は被研磨金属と共に容器に多数装入し、これ
らの小片は磁場におかれることにより磁化して相互にS
、N極となって鎖状に連結するが、この磁場が瞬時に逆
転するため、反転して一部が被研磨金属の微細な凹凸の
中にも侵入し、しかも激しく撹乱、振動するため、被研
磨金属が均一に研磨される。研磨用小片の素材としては
、硬質ステンレス、その他の鉄鋼、ニッケル鋼、クロム
鋼などがあり、中でも金属片を研磨できる程度に硬質で
あると共にさび難い磁化素材であればよい。
その形状は特に限定はなく棒状、折れ曲がった棒状、卵
形、球状などであり、研磨用小片の種類、大きさは被研
磨金属の種類、形状、研磨の程度などに合わせて適宜選
択する。一般には円形、く字形、棒状などが使用され、
肉眼で鏡面と惑じられる程度に凹凸が除去されればよい
また、研磨用小片より大型の永久磁石を研磨用小片と共
に装入すると、永久磁石自体には研磨作用がないが、大
型の永久磁石が回転することにより研磨用小片の撹拌研
磨力も倍加される。この他容器の中には界面活性剤、艶
出し剤、防錆剤などを少量の水と共に加えてもよい。
S極及びN極が交互に変換する磁場は種々の方法で提供
することができる。変換する方法としては、例えば第5
図に示すように、容器を固定し、両端にS極及びN極を
有する棒磁石の中央部を軸として容器の上面または下面
で回転させれば、1回転で5−N−5と2回変換する。
また、第2図に示すように円板中に1対、2対、3対な
ど偶数個の極を交互に設ければ更に効率よく研磨できる
磁場の変換は回転運動に限らず第6図に示すような往復
運動によってもよい。棒磁石を往復板上に平行に配列し
、上面及び下面においてS・極とN極が交互に配置され
るようにし、このような棒磁石の列を容器の上面または
下面で往復運動させればよい。或いは配列して永久磁石
を固定し、容器を回転成いは往復運動させてもよい。
他の方法としては、電磁石を用い交流電源の周波数を下
げることにより磁場を任意の回数変換させることもでき
る。
変換回数は100〜2万回/分であり、好ましくは20
0−1万回/分である。一般に変換回数が増加すると仕
上がりが美しいが、変換回数のみを増加しても研磨用小
片の大きさ形状や永久磁石の形状、大きさ、被研磨金属
と容器との関係などが相互に関連して単に変換回数のみ
を多くしても常に好ましく回転するものではない。容器
には通常1個の被研磨金属を装入する。2個以上装入す
ると被研磨金属が相互に研磨し合って本来の形状を生か
すことができない。
〔作用〕
本発明は、容器の中に多数の磁性素材からなる研磨用小
片を被研磨金属と共に装入し、S極とN極が相互に激し
く変換する磁場に置くものである。
研磨用小片は強い磁場に置かれるため、磁化して相互に
S、N極で連結するが、瞬時に磁場が変換するため反転
し、連結が離れ或いは研磨用小片自体が激しく回転し、
撹乱した状態になり、研磨用小片が被研磨金属の細部に
まで勢いよく侵入し全体を均一に研磨する。
特に、一方を回転、往復運動させる場合には、−旦磁化
した研磨用小片は次に近づいてくる異極の磁力線の影響
を受け、引き寄せられながら倒れて反転し、これを交互
に繰返すため研磨効率がよい。
〔実施例〕
第1図は本発明の1実施例の断面図、第2図は第1図の
n−n線断面図、第3図は容器を固定する状態を示す斜
視図、第4図は研磨の状態を示す容器の断面図である。
1はモーターケースであり、内部に交流電源により回転
するモーター2を収納した。回転数は電源とモーターと
の間に介挿したインバーター(図示を省略)により調節
した。モーター2の回転はそのまま回転円板3に伝達さ
れる。回転円板3はアルミニウム金属、プラスチックス
などの非磁性素材からなり、第2図に示すように偶数個
の磁極ゾーン4を形成し、S極からなる磁極ゾーン4は
N極からなる磁極ゾーンによって挟まれるように配列し
た。磁極ゾーン4は上下面を両極とする永久磁石を埋込
んでもよいが、本実施例においては両端に極を有するア
ルニコ5を用いた強力な棒磁石を1磁極ゾーンに対し6
本、同一極を上面に向けて埋設した。
5は回転円板3の上に回転円板が接触しない程度の空間
を保って設けた固定板であり、非磁性素材からなり、本
実施例ではアルミニウム板を用いた。6は研磨ケーシン
グであり、蓋7を有する。
8はM7の止め具である。固定板5上には研磨ケーシン
グ6内周を弾性素材で覆い、台9を形成した。10は容
器であり、11は容器10を固定する枠である。容器1
0は円筒状本体12に本体から外周方向に突出する嵌合
M13を用いた。14は嵌合用突起である。枠11には
第3図に示すように本体12を容易に挿入することがで
き、嵌合1113を通過させない複数の孔15を穿設し
た。
台の高さは、このように容器lOを孔15に装着□した
状態で枠を台9に載せた時、容器の底が固定板に接触す
るようにした。16は2本の固定棒であり、枠11の中
央部の固定棒16と対応する位置に設けた固定孔17に
挿入し、枠の回転を防止した。
18は金製の指輪、19は研磨用小片であり、本実施例
では直径0.6mmの硬質ステンレス鋼を用いた。研磨
用小片19は強い磁場に置かれているため磁化しており
、モーターにより円板が回転すると磁気吸引力により容
器毎引かれて回転するが、固定棒16及び固定孔17に
より枠11が固定されているため回転できない。したが
って、内部の研磨用小片のみが激しく回転し、指輪の表
面を均等に研磨した。直径約30CII+の回転円板を
用い、500RPMで約2時間回転させたところ、その
まま使用できる程度に研磨された。
第5図には磁場を変化させる手段として他の実施例を示
した。棒状体20は両端がS極及びN極の磁石であり、
21を中心軸として回転する。容器10はケーシングの
内周から延出する支持体(図示を省略した)によりケー
シング内周に沿って固定されている。容器の内容物は第
4図の場合と同様である。
第6図には磁場を変化させる手段として、容器lOを固
定し両端に磁極のある強力な棒磁石22の上端を交互に
S極とN極にして往復板23上に並べ、これを往復運動
させた場合を示した。この方法によっても容器10内の
金属を研磨することができた。
なお、本発明においては磁場を形成する強力な磁石、及
び研磨用小片19以外は非磁性素材を用いた。
〔発明の効果〕
本発明によれば脱型した被研磨金属の複雑な曲面を変形
することなく、同一厚さに高速度で研磨することができ
る。更に、密封した系で研磨するため、研磨された被研
磨金属の粉は飛散することなく完全に回収することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は断面図、第2図
は第1図のn−n線断面図、第3図は容器を固定する状
態を示す斜視図、第4図は研磨の状態を示す容器の断面
図、第5図及び第6図は磁場を変換させる他の方法を示
す説明図である。 図面中、符号 1はモーター、3は回転円板、4は磁極ゾーン、5は固
定板、7は蓋、9は台、lOは容器、11は枠、12は
容器本体、13は嵌合蓋、14は突起、15は孔、16
は固定棒、17は固定孔、18は指輪、19は研磨用小
片、20は棒状体、21は中心軸、22は棒磁石、23
は往復板である。 特許出願人 株式会社プライオリティ(りt2.z)代
理人 弁理士   鈴 木 定 子 馬1図 荒3図 崩4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性素材からなる複数の研磨用小片と被研磨金属
    とを装入した容器を、S極及びN極が交互に変換する磁
    場に存在させることを特徴とする金属研磨機。
  2. (2)2以上の偶数の磁極を、交互にS極とN極が並ぶ
    ように円周に沿って埋設した円板を回転し、該円板に近
    接して複数の容器を固定し、該容器内に被研磨金属と研
    磨用小片を装入したことを特徴とする金属研磨機。
JP33216988A 1988-12-28 1988-12-28 金属研磨機 Granted JPH02180557A (ja)

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JP33216988A JPH02180557A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 金属研磨機

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JP33216988A JPH02180557A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 金属研磨機

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JPH02180557A true JPH02180557A (ja) 1990-07-13
JPH0426981B2 JPH0426981B2 (ja) 1992-05-08

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JPH04193468A (ja) * 1990-11-28 1992-07-13 Yoshida Cast Kogyo Kk 磁気研磨方法及び磁気研磨装置
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JPH0574755U (ja) * 1992-03-25 1993-10-12 株式会社オハラ 磁気研磨装置
CN102152219A (zh) * 2010-12-31 2011-08-17 东莞市冠辉五金有限公司 一种五金件抛光方法

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JPS6138862A (ja) * 1984-07-28 1986-02-24 Fuji Electric Co Ltd 電磁式表面処理装置

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