JPH02178264A - フッ素化多環式化合物及びその製法 - Google Patents

フッ素化多環式化合物及びその製法

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JPH02178264A
JPH02178264A JP1287312A JP28731289A JPH02178264A JP H02178264 A JPH02178264 A JP H02178264A JP 1287312 A JP1287312 A JP 1287312A JP 28731289 A JP28731289 A JP 28731289A JP H02178264 A JPH02178264 A JP H02178264A
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JP
Japan
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perfluoro
carbazole
perhydro
fluorinated
formula
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Pending
Application number
JP1287312A
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English (en)
Inventor
Colin R Sargent
コリン ロバート サージェント
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ISC Chemicals Ltd
Original Assignee
ISC Chemicals Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/80[b, c]- or [b, d]-condensed
    • C07D209/82Carbazoles; Hydrogenated carbazoles
    • C07D209/88Carbazoles; Hydrogenated carbazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフッ素化多環式化合物、特に少なくとも一つの
環に少なくとも一つのへテロ原子を含む過フッ素化多環
式化合物に関する。
化学文献にはより高級な金属フッ化物を用いて窒素含有
化合物の全フッ素化の主題に関しての成功は殆ど報告さ
れていない。
しかしながら、英国特許第2,113,223 B号は
キノリンが250〜400℃でフッ化コバルトと共に加
熱される方法を記載する。不運にも、この生成物は飽和
ペルフルオロベルヒドロ−キノリンではなく、転位が起
こってペルフルオロ−1−アザビシクロ−(5,3,0
)デカンを生ずる。この業績はJ。
Fluorine Chemistry、 1982.
24413に報告されている。
特に凝縮再流動はんだ付に関連して200−350 ’
Cの範囲内で沸騰する高温熱伝達流体が必要とされ(例
えば、” Tin and Its Uses ”第1
30号(1981)第1−3頁;及び“Electro
nic Production” 1980年6月、第
21−27頁を参照)、これは蒸気の潜熱を使用しては
んだ接合を生じさせるはんだを融解するために流体の潜
熱を必要とする。
本出願人は現在一定範囲の熱安定性かつ高沸点熱伝達流
体を、一般式: (式中、Rは1−10炭素(含めて)を有するアルキル
基、芳香族基又は脂環式基、又はアラルキル基、例えば
ベンジルである)のN−置換カルバゾールの飽和フッ素
化により著しい劣化なしに合成できることを見出した。
この生成物は200〜350℃の範囲で沸騰しそして熱
的に非常に安定性である不活性液体であり、これが提案
された用途に対して理想的になる。
本発明は一般式: (式中、環Fは完全にフッ素化され(そして飽和され)
そして町は肛が1−1O炭素原子を有するとの条件で、
ペルフルオロ−アルキル基又はペルフルオロ−脂環式基
、例えば、ペルフルオロ−シクロ−ヘキシル、又は混合
ペルフルオロ−シクロアルキル−アルキル基、例えば、
ペルフルオロ−シクロ−ヘキシルメチルである)の熱安
定性複素環式化合物を供する。
好ましくはこの生成物は200がら350 ’Cの範囲
内で沸騰する液体である。
別の局面では本発明は対応する炭化水素N−置換カルバ
ゾールが300〜500℃が高級金属フッ化物でフッ素
化される本発明の第一局面に基く化合物の製法を供する
この高級金属フッ化物は好ましくはフッ化コバルトであ
る。
フッ素化剤として有機化合物に少なくとも一つのフッ素
原子を供与することができ、一方それ自体がより低い原
子価状態に減ぜられる高級金属フッ化物の何れかを使用
できる。代表的な例はフッ化コバルトCoF3、及びフ
ッ化カリウムコバルトKCoF4である。好ましくはこ
れらを粉末又は粒子のような微細形でかつ300〜45
0℃の範囲内の温度で使用すべきである。
本発明を更に下記の非限定実施例に関して記載し、これ
はN−置換カルバゾールの飽和フッ素化を記載する。
フッ化コバルト粉末(約10 kg )を含有するパド
ルかきまぜ水平反応器中で450℃でN−エチル−カル
バゾール(200g)を各々50gの4部分でフッ素化
して粗生成物(346g )を生じた。
g、 1. c、及びg、 1. c、 / m、 s
、 (気液クロマトグラフィーlマススペクトロスコピ
ー)により生成物が4成分に分解される総計65%のグ
ループを含有することが示され、各々は何れも657の
トップマス(CI4F25N)、ペルフルオロ−8−ア
ザ−8−エチル[7,4,0,02・7]トリデカン(
II:Rf= C2F5)のペアレントイオン又は63
8(P−F)を示す。
不飽和及び水素含有不純物を除去する、分別蒸留と化学
的精製工程を含む操作後に、216〜2200Cで沸騰
する過フッ素化流体が得られた。
例1に記載したように445℃でフッ化コバルトでN−
メチル−カルバゾールをフッ素化し、そして粗生成物を
洗浄しそして濾過した。ガスクロマトグラフィー結合マ
ススペクトロスコピーによる分析でこの生成物が立体異
性体の混合物として、目標の過フッ素化式(C13F2
3N、分子量607)を有する化合物36%を含有する
ことが示された。分子量と合成ルートから構造を推定し
た。
例1に記載した方式で作業すると、ペルフルオロ−ペル
ヒドロ−N−メチルカルバゾールの実質上純粋な試料が
得られ、これは203〜206℃の範囲内で沸騰した。
例1に記載したように445℃でフッ化コバルトでN−
(n−プロピル)−カルバゾールをフッ素化しそしてそ
の粗生成物を洗浄しかつ濾過した。ガスクロマトグラフ
ィー結合マススペクトロスコピーによる分析でこの生成
物が立体異性体の混合物として目標の過フッ素化式(0
15F2□N、分子量707)を有する化合物59%を
含有することが示された。分子量と合成ルートから構造
を推定した。
例1に記載した方式で作業すると、230〜235℃の
範囲で沸騰するペルフルオロ−ペルヒドロ−N−(n−
プロピル)−カルバゾールの実質上純粋な試料が得られ
た。
例1に記載したように450℃でフッ化コバルトでN−
(n−ペンチル)−カルバゾールをフッ素化し、そして
粗生成物を洗浄しかつ濾過した。ガスクロマトグラフィ
ー結合マススペクトロスコピーによる分析でこの生成物
が立体異性体の混合物として目標の過フッ素化式(01
□F3□N、分子量807)を有する化合物33%を有
することが示された。分子量と合成ルートから構造を推
定した。
例1に記載した方式で作業すると、250〜2606C
で沸騰したペルフルオロ−ペルヒドロ−N−(n−ペン
チル)−カルバゾールの実質上純粋な試料が得られた。
名法中の用語の“ベンジル゛′は化合物が得られる出発
物質のベンジル置換基を示す。
例1に記載したように450℃でフッ化コバルトでN−
ベンジル−カルバゾールをフッ素化し、そして粗生成物
を洗浄しかつ濾過した。
ガスクロマトグラフィー結合マススペクトロスコピーに
よる分析で生成物が立体異性体の混合物として目標の過
フッ素化式ペルフルオロー8−アザ−8−シクロヘキシ
ルメチル[7,4,0,02・7]トリデカン(019
F′33N1分子量869)(マススペクトルにおける
フラグメンテーションパターンの推定による)を有する
化合物33%を含有することが示された。分子量と合成
ルートにより構造を推定した。
得られた化合物、ペルフルオロ−ペルヒドロ−N−ベン
ジル−カルバゾールは完全にフッ素化されそして完全に
飽和された化合物であり、その金側1に記載したように
450℃でフッ化コバルトでN−(n−ノニル)−カル
バゾールをフッ素化し、そして粗生成物を洗浄しそして
濾過した。ガスクロマトグラフィー結合マススペクトロ
スコピーによる分析でこの生成物が立体異性体の混合物
として目標の過フッ素化式ペルフルオロー8−アザ−8
−ノニル−[7,4,0,02,7] )リゾカン、(
C2、F39N、分子量1007)(マススペクトル中
のフラグメンテーションパターンの推定による)を有す
る化合物29%を含有することが示された。分子量と合
成ルートから構造を推定した。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、飽和した環Fは完全にフッ素化され、そしてR
    f基はペルフルオロ−アルキル基、ペルフルオロ−脂環
    式基、及び混合したペルフルオロ−シクロアルキル−ア
    ルキル基から選択され、そしてRf基は1から10炭素
    原子を含む)の完全にフッ素化されそして完全に飽和さ
    れた複素環式有機化合物。
  2. (2)ペルフルオロ−ペルヒドロ−N−エチル−カルバ
    ゾール。
  3. (3)ペルフルオロ−ペルヒドロ−N−メチル−カルバ
    ゾール。
  4. (4)ペルフルオロ−ペルヒドロ−N−(n−プロピル
    )−カルバゾール。
  5. (5)ペルフルオロ−ペルヒドロ−N−(n−ペンチル
    )−カルバゾール。
  6. (6)ペルフルオロ−ペルヒドロ−N−ベンジル−カル
    バゾール。
  7. (7)ペルフルオロ−ペルヒドロ−N−(n−ノニル)
    −カルバゾール。
  8. (8)生成物が200から350℃で沸騰する液体であ
    る、請求項(1)から(7)の何れかに記載した化合物
  9. (9)対応する炭化水素N−置換カルバゾールが300
    −500℃で高級金属フッ化物でフッ素化されることを
    特徴とする、請求項(1)から(8)の何れかに記載し
    た化合物の製法。
  10. (10)高級金属フッ化物がフッ化コバルトである、請
    求項(9)に記載した方法。
JP1287312A 1988-11-04 1989-11-02 フッ素化多環式化合物及びその製法 Pending JPH02178264A (ja)

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GB888825846A GB8825846D0 (en) 1988-11-04 1988-11-04 Improvements in/relating to fluorinated polycyclic compounds
GB8825846.2 1988-11-04

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EP (1) EP0368561A3 (ja)
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US2459782A (en) * 1945-09-24 1949-01-25 Purdue Research Foundation Anellated fluorocarbons
JPS62129379A (ja) * 1985-11-29 1987-06-11 Nippon Steel Chem Co Ltd 熱媒体
GB8615400D0 (en) * 1986-06-24 1986-07-30 Isc Chemicals Ltd Flourinated polycyclic compounds

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GB8924668D0 (en) 1989-12-20
EP0368561A2 (en) 1990-05-16
GB8924625D0 (en) 1989-12-20
GB2226026A (en) 1990-06-20
GB8825846D0 (en) 1988-12-07
EP0368561A3 (en) 1991-09-11
US4935524A (en) 1990-06-19

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