JPH0217776Y2 - - Google Patents

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JPH0217776Y2
JPH0217776Y2 JP1984044837U JP4483784U JPH0217776Y2 JP H0217776 Y2 JPH0217776 Y2 JP H0217776Y2 JP 1984044837 U JP1984044837 U JP 1984044837U JP 4483784 U JP4483784 U JP 4483784U JP H0217776 Y2 JPH0217776 Y2 JP H0217776Y2
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JP
Japan
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cut
metal plate
cut piece
steel plate
chips
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JP1984044837U
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English (en)
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JPS60157122U (ja
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Publication of JPH0217776Y2 publication Critical patent/JPH0217776Y2/ja
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は、切断機により切断された金属板の切
断箇所に発生する切断片の除去機の改良に関す
る。
(b) 従来技術と問題点 切断機により鋼板等の金属板を切断すると、金
属板の切断個所の表面、即ち切断面の縁部に通常
バリと称する切断片が形成される。この切断片が
形成されたままで金属板の曲げ加工等の加工作業
を行うと、その金属板の表面に傷が付いたりして
良好な例えば電子機器等の筐体が形成されない。
そこでこのような切断部分の切断片を除去する切
断片除去機が用いられている。第1図は従来のこ
のような切断片除去機の模式図で、図示するよう
に鋼板2の切断部分に形成された切断片を上にし
て、その鋼板2を切断片除去機3に設けられたコ
ンベアベルト1に載置することにより、鋼板2は
当該コンベアベルト1の駆動で切断片除去機3の
内部に搬送される。そして鋼板2より幅寸法の大
きな回転ローラ4(砥石車)を回転させて、その
鋼板2の切断部分に形成された切断片に軽く接触
させると、該回転ローラ4の回転に伴う摩擦力に
より、この切断片が鋼板2から分離され、いわゆ
る切り粉となつて除去され、鋼板2の表面に付着
するので、この鋼板2に付着している切り粉をウ
エス等を用いて拭い去ることで除去していた。
然し、従来のこのような装置においては、鋼板
を切断片除去機内に搬送させるために、切断片を
有する鋼板をベルトコンベアに載せる作業者と、
切断片除去機より切断片が切り粉となつて付着し
て搬出されてくる鋼板の切り粉を、拭う作業者と
が二人必要となり、切断片除去に要する工数がか
かり過ぎる問題点があつた。
(c) 考案の目的 本考案は上記した問題点を除去するもので、切
断片除去機より搬出されてきた金属板の表面に付
着している切り粉を自動的に除去する用具を備え
た新規な切断片除去機の提案を目的とするもので
ある。
(d) 考案の構成 かかる目的を達成するための本考案の切断片除
去機は、切断個所の縁部に突出状態の切断片が残
存している金属板を搬送しながら回転ローラに接
触させ、該回転ローラの回転を伴う押付け力によ
つて前記切断片を切り粉となし、当該切り粉を該
金属板の表面から除去する切断片除去装置であつ
て、上記金属板の搬送方向における該回転ローラ
の後方位置に、該金属板の進行方向に対して斜め
に設置され、かつ該金属板の表面に接触して当該
金属板の表面に付着している上記切り粉を掃き寄
せる清掃具と、その掃き寄せられた該切り粉を金
属板の表面から除去するエアー手段を設けたこと
を特徴とするものである。
(e) 考案の実施例 以下図面を用いながら本考案の一実施例につき
詳細に説明する。
第2図は本考案の切断片除去機の要部側面図、
第3図は本考案の切断片除去機の要部正面図、第
4図は本考案の切断片除去機の要部平面図であ
る。
第2図、第3図、第4図に示すように本考案の
切断片除去機11が、従来の装置と異なる点は、
切断片除去機11の鋼板2の搬出側の筐体面12
に、鋼板2上に形成された切り粉13を除去する
ためのウレタン樹脂よりなる直方体形状の切り粉
清掃具14が設けられている点にある。この切り
粉清掃具14は、平板状とL字形状の鋼製の一対
の保持具15A,15Bと、ネジ16によつて挟
持されて筐体面12に取りつけられ、その下方の
端部Cは鋼板2と接触するようになつている。ま
たこの切り粉清掃具14は、ネジ16を長孔17
に沿つて移動させることで、鋼板2の表面に対し
て上下に自在に移動できる。更にこの切り粉清掃
具14は、第4図の矢印Aに示すように、鋼板2
の移動方向に対して所定の角度θを有するように
して取りつけられており、切断片除去機11に対
して間隔lが大きく設けられている側Bに、切り
粉13が掃き寄せられるようにして溜まる。また
本考案ではこの部分Bにエアー手段21を設け
て、このエアー手段21によつて鋼板2上に滞留
している切り粉13を吸引形式で自動的に除去す
るように構成している。なおこの切り粉清掃具1
4の鋼板2と接触する部分の、鋼板2に対する押
圧力が弱い時には、ネジ16を緩めて長孔17に
沿つて保持具15A,15Bを下部に移動させて
鋼板2に対する押圧力を高めると良い。また切り
粉清掃具14が汚染されるとネジ16を緩めて新
しい切り粉清掃具14と容易に交換することもで
きる。
このような本考案の切断片除去機によれば、鋼
板の切断部に残存する切断片を切り粉として分離
し、さらに鋼板上に付着するその切り粉を自動的
に除去することができる。
(f) 考案の効果 以上述べたように本考案の切断片除去機によれ
ば、従来例のような鋼板上に付着している切り粉
を拭い去るような手間が省け、切断片の除去に要
する工数が削減され、また切り粉が付着していな
い鋼板が得られるので、この鋼板を用いて電子機
器の筐体を製作すれば、傷の生じない高品質の筐
体の作製が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切断片除去機の模式図、第2図
は本考案の切断片除去機の要部側面図、第3図は
本考案の切断片除去機の要部正面図、第4図は本
考案の切断片除去機の要部平面図である。 図に於いて1はコンベアベルト、2は鋼板、
3,11は切断片除去機、4は回転ローラ、12
は筐体、13は切り粉、14は切り粉清掃具、1
5A,15Bは保持具、16はネジ、17は長孔
14,21はエアー手段を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 切断個所の縁部に突出状態の切断片が残存して
    いる金属板2を搬送しなから回転ローラ4に接触
    させ、該回転ローラ4の回転を伴う押付け力によ
    つて前記切断片を切り粉13となし、当該切り粉
    13を該金属板2の表面から除去する切断片除去
    装置であつて、 上記金属板2の搬送方向における該回転ローラ
    4の後方位置に、該金属板2の進行方向に対して
    斜めに設置され、かつ該金属板2の表面に接触し
    て当該金属板2の表面に付着している上記切り粉
    13を掃き寄せる清掃具14と、その掃き寄せら
    れた該切り粉13を金属板2の表面から除去する
    エアー手段21を設けたことを特徴とする切断片
    除去機。
JP4483784U 1984-03-27 1984-03-27 切断片除去機 Granted JPS60157122U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4483784U JPS60157122U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 切断片除去機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4483784U JPS60157122U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 切断片除去機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60157122U JPS60157122U (ja) 1985-10-19
JPH0217776Y2 true JPH0217776Y2 (ja) 1990-05-18

Family

ID=30557776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4483784U Granted JPS60157122U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 切断片除去機

Country Status (1)

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JP (1) JPS60157122U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421689A (en) * 1977-07-20 1979-02-19 Sankyo Seiki Seisakusho Kk Wiping device
JPS5493897A (en) * 1977-11-18 1979-07-25 Dia Sert Corp Berth control unit

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567371Y2 (ja) * 1977-06-02 1981-02-18

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421689A (en) * 1977-07-20 1979-02-19 Sankyo Seiki Seisakusho Kk Wiping device
JPS5493897A (en) * 1977-11-18 1979-07-25 Dia Sert Corp Berth control unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60157122U (ja) 1985-10-19

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