JPH02177640A - リング形ローカルエリアネットワークの媒体アクセスにおける優先制御方式 - Google Patents

リング形ローカルエリアネットワークの媒体アクセスにおける優先制御方式

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JPH02177640A
JPH02177640A JP32929688A JP32929688A JPH02177640A JP H02177640 A JPH02177640 A JP H02177640A JP 32929688 A JP32929688 A JP 32929688A JP 32929688 A JP32929688 A JP 32929688A JP H02177640 A JPH02177640 A JP H02177640A
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Application number
JP32929688A
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English (en)
Inventor
Satoshi Hatano
秦野 諭示
Hideo Kishimoto
岸本 英生
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一つの伝送媒体を用いて複数のノードが互い
に通信を行うことを可能にするローカルエリアネットワ
ーク(LAN)における媒体アクセス制御方式に関する
ものであり、更に詳しくは、大きな伝達遅延を許容でき
ない情報(音声や動画など)と比較的大きな伝達遅延を
許容できる情報(データなど)とを混在させて通信する
場合に、前者を後者に優先させて媒体アクセスを行う優
先制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来ローカルエリアネットワークは、コンピュータ相互
間およびコンピュータと端末間のデータ通信に使用され
ることが多かった。従って、通信すべき情報としてはデ
ータのみを考えれば良く、通信に伴う伝達遅延に対して
はさほど厳しい条件は課せられなかった。とは言え、デ
ータの通信であっても伝達遅延は小さいほどサービス性
は増すから、遅延の低減に関しては多くの研究と提案が
なされてきた。
しかし、近年、LANのマルチメディア化が要求される
ようになってきた。マルチメディア化とは、従来から扱
ってきたコンビューク間のデータのみならず、音声や動
画もひとつのLANで伝達し、あらゆるメディアの通信
に対応しようとすることである。LANのマルチメディ
ア化に伴って新たに生ずる問題は、音声や動画のように
即時性を要求する情報をいかに小さい遅延時間で運ぶか
という問題である。音声や画像のような即時性を要求す
る情報は、遅れて通信相手に到着しても意味をなさない
から、厳しい遅延特性が要求される。
一方、データに関しては、伝達遅延が小さい方が好まし
いが、即時性という点では音声1画像より要求は小さい
。以上のことを考えると、即時性を要求する情報と、即
時性を要求しない情報では、LANの中での取り扱いに
差が生してしかるべきである。即ち、前者を後者に優先
させて取り扱う必然性がある。これを優先制御と言って
、マルチメディア化されたLANでは必要不可欠な機能
となりつつある。
優先制御の代表的な例としてOrwell ringに
おける例を説明する(参考文献:  R,M、Falc
oner andJ、L、Adams、 ”Orwel
l: a protocol for an inte
gratedservices  1ocal  ne
twork″、Br、Telecom Technol
J、、  vol、  3.  no、  4.  O
ct、  1985)  。
第4図は、Orwell ringの物理的構成を示す
図であって1は伝達ノード、2は伝送媒体である。
1および2は図のように接続されていて、リングを構成
する。リング上には、整数個の時間的スロット(以下タ
イムスロットと言う)が存在し、矢印の方向に巡回して
いる。
動作は次のとおりである。送信すべき情報を有するノー
ドは、上流から空きタイムスロットが送られてくるのを
待っている。空きタイムスロットを補足すると、タイム
スロットの中に、宛先アドレス、送信元アドレスおよび
送信すべき情報を挿入して、次のノードに伝達する。す
べてのノードは、上流から送られてきたタイムスロット
を監視している。もし送られてきたタイムスロットの宛
先アドレスが自らのアドレスと一致していれば、そのタ
イムスロット情報は自ノード宛のものと理解して、情報
を取り込む。そして、当該タイムスロットは空き状態に
して、次のノードに伝達する。
このようにして、タイムスロットを用いた通信が成立す
る。Orwell ringにおける媒体アクセス方式
は、基本的には Cambridge ringに代表
されるスロットリング方式である。ただ、Cambri
dgering  では、タイムスロットに情報をのせ
て送出したノードが、リングを一巡して帰ってきた当該
タイムスロットを空きに戻すのに対し、Orwellr
ingでは、タイムスロットの情報を受は取ったノード
が、当該タイムスロットを空き状態に戻す点が異なって
いる。
次に、Orwell ringにおける媒体アクセス優
先制御を説明する。各ノードにはローカルブロック上限
値が割り当てられている。ローカルブロック上限値は2
種あって、高優先ローカルブロック上限値と低優先ロー
カルブロック上限値がある。高優先ローカルブロック上
限値DH+(=はノード番号を示す)と低優先ローカル
ブロック上限値DL、とは、DH,>DL□の関係があ
る。又各ノードは高優先と低優先のローカルブロックカ
ウンタを有している。
高優先(又は低優先)の情報を有するノードは、空きス
ロットを利用して情報を伝達することができるが、1ブ
ロツクを送るたびに高優先(又は低優先)のローカルブ
ロックカウンタを増加していく。そして、高優先のカウ
ンタ値がDH,に、低優先のカウンタ値がDL、に達す
ると、そのノードはポーズ状態になり送信を停止する。
全ノードがポーズ状態になると、全ノードにリセットが
かかって、カウンタはOになり送信を再開することがで
きる。全ノードがポーズ状態にならなくても、全ノード
がポーズ状態又はアイドル状態(ローカルブロックカウ
ンタは上限値に満たないが、送信すべき情報がない状態
)のいずれかになれば同様にリセットがかかる。
全ノードがポーズ状態又はアイドル状態になったか否か
は、試行スロットでしらべることかできる。試行スロッ
トでは、試行ビット=1.空塞表示=空、宛先アドレス
=自アドレスである。アイドル又はポーズ状態にあるノ
ードは、空きスロットが来るたびに試行ビットを1にす
る。試行スロットは、空きであるために、他のノードは
、送信すべき情報があれば使用することができる。もし
、試行スロットが、空きの状態で戻ってきたとすると、
試行スロットを送出したノードは他のすべてのノードが
アイドルか又はポーズ状態であると判断する。そして、
リセットビットを送出して、すべてのノードにリセット
を通知する。
トラヒックが比較的緩やかな場合は、アイドル状態のノ
ードが多いため、頻繁にリセットがかかる。従って、送
信すべき情報は優先度の高低にかかわらず、スムーズに
送出することができる。しかし、トラヒックが混んでく
ると、リセット間隔DLi)のブロックが通信し終えな
いとリセットがかからない(Nはノード数)。
このとき、低優先情報は全体の情報に対して約であるの
で、優先の情報の割合は、極めて小さいと言える。すな
わち、高優先の情報は低優先の情報に対して優先的に取
り扱われる。以上がOrwellringにおける優先
制御の概略である。
〔発明が解決しようとする課題] 従来の叶well ringにおける優先制御の問題点
は次のとおりである。
■ ふたつの優先順位しか設けられない。
■ ノードの動作が複雑である。
第1の問題点は、DHz)DLt と設定するが故の問
題点である。今仮に、3つの優先順位に対応すべく、新
たに中間の優先度を設けて、そのローカルブロック上限
値DMi としてDHz>DMt)DLiのように設定
したとする。このようにすれば DH,は D M r
に対して優先し、DMlはDL、に対して優先するので
、3つの優先順位が達成できる。しかし、それぞれのブ
ロックの大きさが問題である。lブロックを1タイムス
ロツトで構成したとすると、仮に、DL、をlブロック
すなわち1タイムスロツトとしてもDHは少なくとも1
00ブロツク(すなわち100タイムスNタイムスロツ
トとなる。すなわち、100  Nタイムスロットが巡
回するまでリセットされないことになり、非常に長い時
間がかかる。
第2の問題について説明する。従来のOrwellri
ngの状態遷移図を第5図に示した。この図かられかる
ように、状態と動作および判断が複雑に交錯している。
このような複雑さによる問題は、ひとつにはハードウェ
ア/ソフトウェアの重装備につながることである。その
結果、経済性が失われるばかりでなく、処理に伴う遅延
も大きくなる。
問題のふたつめは、誤動作又は故障時の影響である。例
えば、ローカルブロックカウンタが故障すると、際限な
くスロットを送出してリセットがかからない状態が発生
する。ひとつのノードの故llがネットワーク全体に影
響を及ぼす可能性があるという問題がある。
本発明の目的は、任意の数の優先順位を設けて効率的に
優先制御が出来、しかもノードの構成。
動作が簡単であるようなリング形ローカルエリアネット
ワークの媒体アクセスにおける優先制御方式を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題を解決するために、本発明では、最高優先順
位の送信情報を有するノードは、前置ノードから送られ
てきたタイムスロットが空き状態であれば、直ちにその
タイムスロットに宛先アドレス、送信元アドレスおよび
送信すべき情報を挿入して送信することができるが、最
高優先順位でない送信情報を有するノードは、前置ノー
ドから送られてきたタイムスロットが空き状態であり、
かつそのタイムスロットが他のノードによって予約され
ていない場合か、又は他のノードによって予約されてい
ても自ノードが送信すべき情報に比べて低優先の情報を
送信するための予約である場合に限り、そのタイムスロ
ットを予約し、そのタイムスロットがリングを一周して
帰来したときに、自ノードが予約した状態のままであれ
ば、そのタイムスロットを使用することができるように
した。
〔作用〕
本発明は、次のように動作させることができる。
従来技術と同様に、複数のノードとそれらを接続する伝
送媒体から成るリング形ネットワークの上を、固定長の
タイムスロットが周回している。ノードは、リング上の
任意の場所に位置していて、前置ノードから送られてく
るタイムスロットを監視するとともに、タイムスロット
の中の情報を中継したり、取り込んだり、又タイムスロ
ットの中に情報を挿入したりすることによって、ノード
相互間の通信を行う。
優先順位の高い情報は、優先順位の低い情報よりも早く
伝達される必要がある。このために、各ノードは、第1
図に示すような状態遷移に従う。
なお、第1図において、空きスロワl−(A)は情報が
書き込まれていないスロット(他のノードによって予約
がされているスロットも含む)であり、空きスロット(
B)は情報が書き込まれていないスロットであって、か
つ予約がされていないか、又は予約がされていても自ノ
ードが送信すべき情報に比べて低優先の情報を送信する
ための予約である場合のスロットである。
ヱ±上土共皿 送信すべき情報を全くもたない状態である。この状態で
は、ノードは上流から送られてきたタイムスロットを下
流に向けて単に中継するのみである。アイドル状態にお
いて送信すべき情報が発生すると、ノードはアクティブ
状態へと遷移する。
ヱ又文工1上式腹 送信すべき情報を有し、かつその情報が最高優先順位の
情報である状態でる。アクティブ1状態では、ノードは
、上流から送られてきたタイムスロットが空きであれば
、そのタイムスロットを利用して宛先アドレス、送信元
アドレスと共に送信情報を送出することができる。送出
後も送信情報を有する場合は、再びアクティブ1状態に
戻り、送信情報がなくなった場合はアイドル状態に戻る
ヱ又i土グ又吠聾 送信すべき情報を有し、かつその情報が最高優先順位で
ない場合の状態である。この場合は、空きタイムスロッ
トを捕捉したとしても直ちにそれを利用して送信するこ
とはできない。
アクティブ2の状態のノードは、まず次の条件を満たす
スロットを見つける必要がある。すなわち、予約がされ
ていないか、又は予約がされていても、自分が送信すべ
き情報の優先順位に比べて低優先の情報を送信するため
の予約がされている空きタイムスロットである。予約が
されているか否か、またどの優先順位の情報を送るため
の予約であるかを知るには、タイムスロットの予約フィ
ールドを見ればよい。予約がされていない空きタイムス
ロットを見つけたら、予約フィールドに自分が送信すべ
き情報の優先順位を記載して下流に送出する。もし、自
分が送信すべき情報の優先順位に比べて低優先の情報を
送信するための予約がされている空きタイムスロットを
見つけたら、予約フィールドを書き変えることによって
そのタイムスロットを予約して、下流に送出する。
タイムスロットを予約したら、そのタイムスロットがリ
ングを一巡して帰来するのを待つ。予約したタイムスロ
ットか否かを判断するために、リング上に存在するタイ
ムスロット数を把握しておくのも有効であるが、より正
確に判断するために、タイムスロットに番号を付し、予
約したタイムスロットの番号を記録することが有効であ
る。さらに、空きタイムスロットの送信元フィールドに
自分のアドレスを記載することが有効である。
予約したタイムスロットが、他のノードによって使用さ
れたり優先的に予約されたりすることなく帰来した場合
には、そのタイムスロットを使うことができる。すなわ
ち、宛先アドレス、送信元アドレスと共に送信すべき情
報を挿入して、通信に使うことができる。
逆に、予約したタイムスロットが、高優先順位の情報を
もつノードによって使用されたり、予約されたりした状
態で帰来した場合は、そのタイムスロットを使用するこ
とを断念しなければならない。そして、又新たに前述の
方法によって予約を行わなければならない。
アクティブ2の状態から、上記の手続きによって情報を
送出し終えたらアイドル状態に戻る。
以上が本発明における優先制御方式の動作概略である。
従来技術との構成の差異を述べれば予約フィールドを設
けた点であり、効果の差異を述べれば、複数の優先順位
を設けることができ名こと、構成が簡単であるので、処
理速度が早い、経済的、故障に強いこと、を挙げること
ができる。
〔実施例〕
第2図は、本発明に用いるタイムスロットのフレームフ
ォーマットを示す説明図である。REは予約フィールド
、DAは宛先アドレスフィールド、SAは送信元アドレ
スフィールド、INFOは情報フィールドである。RE
は数ビツト用意すれば十分である。
次に第3図にて、優先制御の実施例を説明する。
まず第3図(0)を詳しく説明する。A、B、C。
Dはノードを示している。4つのノードは伝送媒体(記
載していない)で結ばれて論理的なリングを構成してい
る。リング上には、第2図で示したタイムスロットが4
つ存在している。それぞれ#1、#2.#3.#4と番
号をつける。そして、矢印の方向に周回している。
ノードAは、優先順位3の情報を2個保有している。同
様にB、C,Dはそれぞれ優先順位3゜1.2の情報を
、それぞれ3個、2個、2個保有している。優先順位3
が最高優先順位であり、2゜lに対して優先的に送信さ
れるものとする。又優先順位2の情報は、■の情報に対
して優先的に送信されるものとする。
以下第3図(1) 、 (2) 、・・・・・・と順次
説明していくが、(1) 、 (2) 、 (3)・・
・・・・と変わることは時間の経過すなわち、lタイム
スロット分の経過を示している。
第3図(1)について述べる。
Aはタイムスロット#1を捕捉する。#1は空きであり
、かつAのもつ情報は最高優先順位だから、直ちに#l
を使用して送信する。Aのもつ情報のうちのひとつが■
と表わされているのは、送信されたことを示す。このと
きRE−3,DA=任意、5A=A、INFO=記載で
ある。
Bの情報は、最高優先順位だから、Bは直ちに空きタイ
ムスロット#4を捕捉して送信する。
Cの情報は優先順位が1だから、直ちにタイムスロット
#3を使用することができない、そこで、#3のタイム
スロットにおいてRE=1,5A−Cとして予約を行う
。Cのもつ情報のうちのひとつに、黒マークが付いてお
りその横に#3と記されているのは、#3のタイムスロ
ットに対して優先順位1の情報の送信を予約したことを
示している。
DのノードもCと同様に#2のタイムスロットを予約し
ている。
第3図(2)について述べる。
Aのノードには、#2のタイムスロットが到着した。#
2はDが予約していたが、RE=2であるので、Aによ
って使用される。#2はRE=3゜DA=任意、5A=
A、INFO=記載となる。
Bのノードには、使用ずみのタイムスロット#lが到着
する。Bは送信できない。
Cのノードには、使用ずみのタイムスロット#4が到着
する。Cは、送信、予約を行うことができない。
Dのノードには、Cが予約したタイムスロット#3が到
着した。Dの情報は優先順位が2であり、#3の予約さ
れたREはlであるので、Dは、予約を書き替えること
ができる。Dは#3を予約する。
第3図(3)について述べる。
へのノードには、#3が到着する。Aは、送信情報は既
に送出済であるので、#3を単に中継する。
Bのノードには、#2が到着する。#2は既にAによっ
て使用中であるので、単に中継するのみである。
Cのノードには、#1が到着する。#lは既にAによっ
て使用中であるので、単に中継するのみである。
Dのノードには、#4が到着する。#4もBによって使
用中であるので中継するのみである。
第3図(4)について述べる。
A、C,Dのノードには、既に使用されたタイムスロッ
トが到着するので、中継する。Bには、#3が到着する
。#3はRE=2の予約であるので、Bはそのタイムス
ロットを使用できる。
第3図(5)について述べる。
Aには、自分の送出したタイムスロット#lが帰来する
。Aは、それを解放する。
Bも同様である。ABの情報領域が空白になっているの
は、通信完了を示している。
Cには使用中の#3が到着する。#3は、Cが予約した
にも拘らず使用中であるので、予約が失敗したことを認
識する。
Dには使用中の#2が到着する。#4はDが予約したに
も拘らず使用中であるので、予約が失敗したことを認識
する。
第3図(6)について述べる。
Aは、#2を解放する。Aは通信をすべて完了したので
以降中継動作のみとなる。
Bは、#1が空きであったので使用する。
Cは、#4が空きで、誰も予約していないので予約する
。RE=1゜ Dは、予約した#3が使用中で帰ってきたので、予約失
敗を認識する。
第3図(7)について述べる。
Bは、中継動作。
Cは、中継動作 りは、#4のタイムスロット(RE=1,5A=C)を
RE=2,5A=Dと変更して予約。
第3図(8)について述べる。
Bは、#3を解放。
Cは、#2を予約(RE=1,5A=C)Dは、中継動
作 第3図(9)について述べる。
Bは、中継動作。
Cは、中継動作。
Dは、#2 (RE=1,5A=C)を、RE=2.5
A=Dとして予約。
第3図(lO)について述べる。
Bは、#1を解放、゛以降、中継動作のみ。
Cは、#4の予約が失敗だったことを認識。
Dは、中継動作。
第3図(11)について述べる。
Cは、#1を予約。R巳=1,5A=C。
Dは、予約していた#4を使用して送信。RE=2. 
5A=D。
第3図(12)について述べる。
Cは、#2の予約が失敗に終ったことを認識。
Dは、中継動作。
第3図(13)について述べる。
Cは、#3を予約。RE=l、5A=C。
Dは、予約していた#2を使用して送信。R巳=2,5
A=D。
第3図(14)について述べる。
C,D共に中継動作。
第3図(15)について述べる。
Cは予約していた#lを使用して送信。RE=1.5A
=C Dは中継動作。
第5図(16)について述べる。
C,D共に中継動作。
第5図(17)について述べる。
Cは予約していた#3を使用して送信。
Dは、#2を解放。
第5図(18)について述べる。
Cは中継動作。
この後、3タイムスロツトを経過した時点で、Cは、#
3を解放して、すべての通信が完了する。
以上説明した優先制御方式の効果を数値的に調べる。A
は、当初優先順位3(最高)の情報を2個有していて、
6タイムスロツト目で通信を完了した。Bは、当初優先
順位3の情報を3個有していて、10タイムスロツト目
で通信を完了した。
Cは、優先順位1(最低)の情報を2個有していて、2
1タイムスロツト目で通信を完了した。Dは優先順位2
の情報を2個有していて、17タイムスロツト目で通信
を完了した。以上をまとめると、下表のようになる。
第1表 第3図の説明では、情報の個数がごくわずかであり、第
1表の数値に、厳密さはないものの、優先順位の高低に
よる通信完了までの平均的タイムスロット数の大小には
意味がある。すなわち、高優先の情報は、少いタイムス
ロット数で通信を完了し、低優先の情報は、多いタイム
スロットを要する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、次のような効果
を期待することができる。すなわら■効率的に優先制御
を行うことができる、■任意の数の優先順位を設けるこ
とができる、■ノードの構成・動作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による場合のノードにおける情報送信の
際の状態遷移図、第2図は本発明で用いるタイムスロッ
トフォーマットを示す説明図、第3図は本発明による優
先制御メカニズムの概念を示す説明図、第4図は従来の
Orwell ringの物理的構成を示す構成図、第
5図は従来の0rvell ringのノードにおける
情報通信の際の状態遷移図、である。 符号の説明 l・・・ノード 2・・・伝送媒体 第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数のノードとそれらをリング状に接続する伝送媒
    体から成るリング形ネットワークの上を、固定長のタイ
    ムスロットが周回し、タイムスロットを転送単位として
    上記ノード相互間で情報を伝達する通信システムにおい
    て、 各タイムスロットは、少なくとも、予約フィールド、宛
    先アドレスフィールド、送信元アドレスフィールド、お
    よび情報フィールドを備え、最高優先順位の送信情報を
    有するノードは、前置ノードから送られてきたタイムス
    ロットが空き状態であれば、そのタイムスロットに宛先
    アドレス、送信元アドレスおよび送信すべき情報を挿入
    して送信し、最高優先順位でない送信情報を有するノー
    ドは、前置ノードから送られてきたタイムスロットが空
    き状態であり、かつそのタイムスロットが他のノードに
    よって予約されていない場合か、又は他のノードによっ
    て予約されていても自ノードが送信すべき情報に比べて
    低優先の情報を送信するための予約である場合に限り、
    該空きタイムスロットの予約フィールドに自ノードが送
    信しようとする情報の優先順位を記載することによって
    、そのタイムスロットを予約し、そのタイムスロットが
    リングを一周して帰来したときに、自ノードが予約した
    状態のままであれば、そのタイムスロットに宛先アドレ
    ス、送信元アドレスおよび送信すべき情報を挿入して送
    信し、 前記複数のノードは、すべてのタイムスロットを監視し
    て自ノード宛の情報があれば、それを取り込んで受信す
    ることを特徴とするリング形ローカルエリアネットワー
    クの媒体アクセスにおける優先制御方式。
JP32929688A 1988-12-28 1988-12-28 リング形ローカルエリアネットワークの媒体アクセスにおける優先制御方式 Pending JPH02177640A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441594B1 (ko) * 2002-03-07 2004-07-23 삼성전자주식회사 홈피엔에이에서 우선순위를 적용한 통신방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441594B1 (ko) * 2002-03-07 2004-07-23 삼성전자주식회사 홈피엔에이에서 우선순위를 적용한 통신방법

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