JPH0217759Y2 - - Google Patents

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JPH0217759Y2
JPH0217759Y2 JP19529685U JP19529685U JPH0217759Y2 JP H0217759 Y2 JPH0217759 Y2 JP H0217759Y2 JP 19529685 U JP19529685 U JP 19529685U JP 19529685 U JP19529685 U JP 19529685U JP H0217759 Y2 JPH0217759 Y2 JP H0217759Y2
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pressure
slide
inner slide
valve
stopper rod
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JP19529685U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複動プレス機械におけるインナスラ
イドのカウンタバランス装置の圧力制御装置に関
するものである。
一般にプレス機械のカウンタバランス装置は可
動部重量との均衡を保持してスライドの上下運動
を円滑に行なわせることと、嵌合、滑合部の総合
ガタを除去するために用いられる。
一般に複動プレス機械の場合、上死点位置はア
ウタスライドとインナスライドでは同じでなく、
第3図に示すモーシヨンカーブで見られるよう
に、それぞれの上死点はインナスライド360゜、ア
ウタスライドで330゜であるが、一般に複動プレス
の上死点停止位置はアウタスライド上死点位置
(330゜)である。
カウンタバランス装置のバランス圧検出はアウ
タスライドの上死点停止位置(330゜)で両スライ
ド共同時に行なうので、検出後はインナスライド
は更にSだけ上昇しなければならない。
本考案は上記複動プレス機械においてカウンタ
バランス装置のバランス圧力を可動部の全重量に
見合う適正値に設定できるようにした複動プレス
機械におけるインナスライドのカウンタバランス
装置の圧力制御装置を提供しようとするものであ
る。
以下その構成を図面に示した実施例に基づいて
説明する。
インナスライド1はアウタスライド(図示せ
ず)と同様にスライドコネクシヨンロツド2およ
びカウンタバランス装置3を介してクラウン4に
吊設してあると共に、その下面5に上型6が固着
されるようになつている。
カウンタバランス装置3はエアシリンダ7を有
し、そのピストンロツド8はインナスライド1に
連結され、かつその受圧室9はエアタンク10、
エア逃がし用電磁弁11、逆止弁12、自動制御
付減圧弁13を経てエア源に接続してある。
上記自動制御付減圧弁13は第2図に示すよう
になつていて、モータ14にウオーム15とウオ
ームギヤ16とを介して連係された軸17にばね
受18が螺装してあり、モータ14を駆動するこ
とによりばね受18が上下方向に移動し、その設
定圧力が増減するように構成してある。なお上記
ばね受18はケース19に対して上下方向に摺動
自在に係合してある。
クラウン4の下面に油圧シリンダ20を下方へ
向けて設置し、そのピストンロツド21の先端に
対応する位置にストツパロツド22をインナスラ
イド1側に設ける。油圧シリンダ20内のヘツド
側には圧力逃がし弁回路24の切換弁32により
油圧が給排可能に設けられていると共に、油圧シ
リンダ20と圧力逃がし弁回路24との間には上
下限式接点付圧力計等の圧力検出装置23が設け
られている。
圧力検出装置23には設定圧力適正範囲P1
P2を越えたときにONとなる圧力上限スイツチ2
5と圧力下限スイツチ26とを有しており、この
両スイツチ25,26は図示しない電気回路にて
上記自動制御付減圧弁13のモータ14に接続し
てあり、圧力上限スイツチ25がONとなつたと
きには減圧弁13を減圧制御し、下限スイツチ2
6がONとなつたときに増圧制御するようにモー
タ14を回転駆動するようにしてある。
上記ストツパロツド22はウオームギヤ装置お
よびねじ杆等によりスライドアジヤスト装置27
と連動してアジヤスト可能にしてあり、このスト
ツパロツド22と油圧シリンダ20のピストンロ
ツド21とは、インナスライド1が(アウタスラ
イドの上死点で)停止した状態のときに隙間tを
あけて対向するようにしてある。そしてこの隙間
tはインナスライドの上死点停止のバラツキの最
大値以上で、かつスライドコネクシヨン28のク
ツシヨンストローク量以内に設定する。
スライドコネクシヨン28にはクツシヨン室2
9が設けてあり、このクツシヨン室29は切換弁
30を介して過負荷検出装置31とタンク側に接
続してある。
上記油圧シリンダ20に連通した圧力逃がし弁
回路24は切換弁32と、油槽33と、切換弁3
2と油槽33を連通し、かつそれぞれに流れ方向
を逆にした逆止弁34,35を介装した往復回路
36,37とからなつている。そして上記切換弁
32は検出位置32aと逃がし位置32bを有
し、この切換弁32はバランス圧検出時には検出
位置32aとなつて油圧シリンダ20を密封し、
検出後は逃がし位置32bとなつて油圧シリンダ
20の圧力を油槽33へ逃がすようにしてある。
上記構成において、カウンタバランス装置3の
圧力調整を行なうには、インナスライド1を(ア
ウタスライド上死点位置で)停止後、カウンタバ
ランス調整用の押釦スイツチ等により油圧シリン
ダ20に接続した切換弁32を切換えて油圧シリ
ンダ20を密封した後、クツシヨン室29に接続
した切換弁30を切換えてクツシヨン室29の油
圧を解放する。またこのとき圧力検出装置23関
係の電気回路のスイツチもONとなる。なおこの
とき油圧シリンダ20のピストンロツド21は最
下端部に位置される。
この状態で、カウンタバランス装置3の受圧室
9の圧力が不足していると、インナスライド1と
クラウン4との間隔は離れ気味になつて油圧シリ
ンダ20のピストンロツド21とストツパロツド
22との間の隙間tはそのまま保持されるか、ま
たは軽く接触する状態となり、従つて油圧シリン
ダ20内の圧力はP1以下となり、圧力検出装置
23の圧力下限スイツチ26がONとなつてモー
タ14は増圧調整する方向に回転して減圧弁13
の設定圧力が増大し、カウンタバランス装置3の
受圧室9の圧力が増大する。受圧室9の圧力が設
定圧力になると、スライド1の位置も適正位置と
なつて圧力検出装置23はOFFとなつて上記モ
ータ14は停止され、減圧弁13の設定圧力はそ
のときの圧力に設定される。
一方、上記圧力調整時に、カウンタバランス装
置3の受圧室9の圧力が過剰であれば、インナス
ライド1とクラウン4とは近ずき気味となつて油
圧シリンダ20のピストンロツド21はストツパ
ロツド22にて押し上げられ、油圧シリンダ20
内の圧力はP2以上となつて圧力検出装置23の
圧力上限スイツチ25がONとなり、これにより
エア逃がし用電磁弁11が開となつて受圧室9の
圧力を放出すると共に、モータ14は減圧調整す
る方向に回転して減圧弁13の設定圧が減小し、
カウンタバランス装置3の受圧室9の圧力が減小
する。受圧室9の圧力が設定圧力になり、インナ
スライド1の位置が適正位置となるとエア逃がし
用電磁弁11は閉となると共に、モータ14が停
止してそのときの圧力に設定される。
バランス圧検出後は押釦スイツチ等により両切
換弁30,32を切換えてクツシヨン室29に圧
油を供給すると共に、油圧シリンダ20を圧力逃
がし弁回路24を介して油槽33に連通させる。
かくすることにより、バランス圧検出後、インナ
スライド1がストロークSだけ上昇し、したがつ
てストツパロツド22がSだけ上昇してピストン
ロツド21が押し上げられたときの油圧シリンダ
20内の油は油槽33に逃がされる。
本考案は以上のようになり、インナスライドと
アウタスライドを有する複動プレス機械における
インナスライドのカウンタバランス装置の圧力制
御装置において、インナスライド1を支えるカウ
ンタバランス装置3の受圧室9をモータ14によ
り圧力調整作動される自動制御付減圧弁13を介
して圧力源に接続すると共に、スライドコネクシ
ヨン28のクツシヨン室29を切換弁30を介し
て過負荷検出装置31とタンク側に接続し、また
インナスライド1の上側にストツパロツド22を
立設し、またこのストツパロツド22の上方に、
クラウン4に装着した油圧シリンダ20内に上下
動可能に嵌合したピストンロツド21を、これの
先端が上記ストツパロツド22の上端に軸方向に
対向するようにして吊設し、上記油圧シリンダ2
0のボトム側に、圧力検出装置23と、切換弁3
2および油槽33ならびにそれぞれに流れ方向を
逆にした逆止弁34,35を介装した往復回路3
6,37からなる圧力逃がし弁回路24とを接続
し、上記圧力検出装置23を自動制御付減圧弁1
3のモータ14に電気的に接続し、また上記スト
ツパロツド22とピストンロツド21との対向関
係を、アウタスライドと連動して上昇するインナ
スライド1がその上昇位置で停止した状態で、こ
のインナスライド1の切換停止のバラツキの最大
値以上で、かつスライドコネクシヨン28のクツ
シヨンストローク量以内の間隔もあけて対向する
ようにして複動プレス機械におけるインナスライ
ドのカウンタバランス装置の圧力制御装置を構成
したから、複動プレス機械におけるインナスライ
ドにおいて、カウンタバランス装置3のバランス
圧力の適正値を、スライドコネクシヨン28のク
ツシヨン室29より上側のラム、コネクシヨンス
クリユウ、プランジヤ、コンロツド等の可動部の
重量の総和である可動部重量を基準にしてチエツ
クすることができ、したがつて、そのバランス圧
力を可動部の全重量に見合う適正値に設定でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
全体構成説明図、第2図は自動制御付減圧弁の構
成説明図、第3図は複動プレス機械のインナスラ
イドとアウタスライドのモーシヨンカープを示す
線図である。 1はインナスライド、3はカウンタバランス装
置、4はクラウン、9は受圧室、13は自動制御
付減圧弁、14はモータ、20は油圧シリンダ、
21はピストンロツド、22はストツパロツド、
23は圧力検出装置、24は圧力逃し弁装置、3
2は切換弁、33は油槽、34,35は逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インナスライドとアウタスライドを有する複動
    プレス機械におけるインナスライドのカウンタバ
    ランス装置の圧力制御装置において、インナスラ
    イド1を支えるカウンタバランス装置3の受圧室
    9をモータ14により圧力調整作動される自動制
    御付減圧弁13を介して圧力源に接続すると共
    に、スライドコネクシヨン28のクツシヨン室2
    9を切換弁30を介して過負荷検出装置31とタ
    ンク側に接続し、またインナスライド1の上側に
    ストツパロツド22を立設し、またこのストツパ
    ロツド22の上方に、クラウン4に装着した油圧
    シリンダ20内に上下動可能に嵌合したピストン
    ロツド21を、これの先端が上記ストツパロツド
    22の上端に軸方向に対向するようにして吊設
    し、上記油圧シリンダ20のボトム側に、圧力検
    出装置23と、切換弁32および油槽33ならび
    にそれぞれに流れ方向を逆にした逆止弁34,3
    5を介装した往復回路36,37からなる圧力逃
    がし弁回路24とを接続し、上記圧力検出装置2
    3を自動制御付減圧弁13のモータ14に電気的
    に接続し、また上記ストツパロツド22とピスト
    ンロツド21との対向関係を、アウタスライドと
    連動して上昇するインナスライド1がその上昇位
    置で停止した状態で、このインナスライド1の切
    換停止のバラツキの最大値以上で、かつスライド
    コネクシヨン28のクツシヨンストローク量以内
    の間隔をあけて対向するようにしたことを特徴と
    する複動プレス機械におけるインナスライドのカ
    ウンタバランス装置の圧力制御装置。
JP19529685U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH0217759Y2 (ja)

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