JPH02177184A - 繰返し使用防止装置付磁気記録テープカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、磁気記録テープカセットに圓し、特に磁気記
録情報の記録されたテープを収めた再生専用テープカセ
ットに関する。

［従来の技術］ 従来の磁気記録テープカセット、特にミコーシックテー
プカセットおよびビデオカセットは、繰返し再生が可能
である。テープに記録された磁気配録情報ずなわらソフ
トは、テープカセット購入者のみならず、不特定多数の
第三前により視聴されることが可能である。

［発明が解決しようとする問題点］ 著作権保護法により著作の複製が禁じられているが、し
かしながら−度一般消費者により著作が特定媒体に記録
されて販売されれば、多数の人々により享受され得るも
のとなる。特に磁気記録テープカセットは、容易に複製
が取りやすく、しかして磁気記録されたソフトなど著作
権違反に対する追及が困難である。

上記磁気記録されたソフトの著作権に対する対価は、購
入者以外の利用も予測して、ソフトを記録した磁気記録
テープカセットに割当て販売されるので、磁気記録テー
プが高額となり、これがため消費者の購入意欲を低減さ
せている。またこの低減により、さらに磁気記録テープ
の複製行為を助長する結果にもなり得る。

また磁気記録テープカセットをレンタルする業種におい
ても、椙主の返却のための保Ｍ　ｆ、’ｔらびに限られ
た期限内での返１！１など、かなり煩わしい手続が必要
となる。

本発明は、以上の欠点を解決すべくなされたものであり
、ソフトを記録した磁気記録テープカセットを、購入者
以外の第三者が享受する可能性を最小限とするものとす
ることを主目的とするものである。

本発明の具体的目的は、−度の再生のみ可能の繰返し再
生が不可能な磁気記録再生専用カセットを提供すること
である。

［問題を解決する手段］ 以上の問題を解決するための手段は、本発明によれば、
供給側部分と受は側部分とを有するカセットハウジング
フレームと、このカセットハウジング内に設けられ、上
記供給側から上記受は側へ走行する磁気記録済テープと
を有寸る磁気記録テープカセットにおいて、上記受は側
入口に磁束発生手段が設けられ、この磁束発生手段は、
上記磁気記録済テープが再生装置を通して上記供給側か
ら上記受は側に送られ時に上記アープに磁束を作用させ
、磁気記録を消去するようになっていることを特徴とす
る磁気記録テープカセットにある。

［作用１ 以上の構成により、ソフトの磁気記録されたテープは、
カセットの供給側から受は側へ再生装置により移動され
る課程で、その磁気記録が消去されるので、当該ソフト
の再生による享受は、ただ−度となる。

［実施例］ 以上本発明を実施例の形で説明する。

まず第１図を参照するに、本発明の実施例がビデオテー
プカセットとして示されている。

ハウジングフレーム１内には、供給側テープリール２が
その供給側部分に回転可能に収められ、また受は側テー
プリール３がその受は側部分に回転可能に収められてい
る。ソフトなどの情報が磁気記録済のテープ４が、供給
側テープリール２に巻つけられ、その先々端部分は、供
給側テープリール２から導出され、ガイドローラ５に沿
って出口６よりハウジングフレーム１の外に導かれ、次
いでハウジングフレーム１の正面に沿って延び、さらに
入ロアを通り再びハウジングフレーム１内に導入される
。さらにこの先導端部分は、ガイドローラ８の周りをめ
ぐらされて後、受は側テープリール３に巻つけられてい
る。ハウジング−ル−ム１のテープ・焚は側部分の正面
角隅には、斜にリブ９が設けられているが、このリブ９
に永久磁石１０が設けられている。この永久磁石１０は
、ガイドローラ８をめぐってハウジングフレーム１内に
導入されるテープ４に磁束を印加して、テープ上の磁気
記録を消去するものである。したがって永久磁石１０の
磁気力ならびにその取り付は位置は、テープの磁気記録
情報が効果的に消去されるように設定する。

また永久磁石１０を上記リブ９内に埋め込み式にすれば
、購入者が永久磁石を取除いて繰返し再生を謀ろうとす
ることが困難となり、−層効果的である。またリブ９の
部分を磁性体として、これを磁化させるようにしてもよ
い。

［効果Ｊ 上記本願の磁気記録テープカセットで再生装「）に掛け
ると、カセットの供給側から出て再／ｌ−装首で再生さ
れたテープ部分は、カセット受【ｊ側の入口部分で磁束
発生手段の磁束が印加されて、その磁気記録情報が消去
される。このためソフトなどの磁気記録情報は、周一テ
ープカセットで再度の再生が不可能となる。よって購入
者以外の多数の第三茜の記録情報の享受の可能性が少な
くなり、その分ソフトなどの磁気記録情報を有するアー
プカセットの販売数を向十することができるから、一つ
の同種磁気記録再生専用テープカセットにス・１する著
作権の対＋ｌＩｉの割肖てを少なくすることが可能とな
り、その分−つの同種磁気記録情報再生専用テープカセ
ットの価格を低減でき、これによりさらに一般消費者の
購入意欲をそそり、さらに−層の販売数の向上が可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本願発明を実施したビデオテープカセットの
上面図であり、ハウジングの十半分を取除いた状態で示
す図。 １・・・・・・ハウジングフレーム、２・・・・・・供
給側テープリール、３・・・・・・受は側テープリール
、４・・・・・・磁気記録済テープ、５，８・・・・・
・ガイドローラ、６・・・・・出口、７・・・・・・入
口、９・・・・・・リブ、１０・・・・・・永久磁石。 代即人　浅　村　　　皓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）供給側部分と受け側部分とを有するカセットハウ
   ジングフレームと、該カセットハウジング内に設けられ
   、前記供給側から前記受け側へ走行する磁気記録済テー
   プとを有する磁気記録テープカセットにおいて、前記受
   け側入口に磁束発生手段が設けられ、該磁束発生手段は
   、前記磁気記録済テープが再生装置を通して前記供給側
   から前記受け側に送られ時に前記テープに磁束を作用さ
   せ、磁気記録を消去するようになつていることを特徴と
   する磁気記録テープカセット。