JPH02176988A - パンチユニットを備える磁気カードリーダライタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ 〈産業上の利用分野〉 本発明は、パンチユニットを備える磁気カードリーダラ
イタに関し、特に小型化に適する上記形式の磁気カード
リーダライタに関する。

〈従来の技術〉 パンチユニットを備える磁気カードリーダライタが公衆
電話、切符自動販売機、切符改札機等に於て用いられて
いるが、第３図に示すように、このような用途に用いら
れる磁気カード１の表面２には図柄、写真等が印刷され
、その裏面３には磁気記録面が形成されていることから
、一般に、磁気カードの表面を上側にして機械に挿入す
るようにしている。従って、通常は、磁気カード１の搬
送経路の下側に磁気ヘッド４が設けられる。一方、パン
チユニット９については、切屑を下側に落とす必要があ
ることから、固定されたダイアセンブリ６を搬送経路の
下側に配置し、パンチアセンブリ５及びそれを駆動する
駆動ユニット８を磁気カードの搬送経路の上側に配置し
、切屑をダイアセンブリ６の孔７から下側に落とすよう
にしている。

従って、比較的大型の磁気ヘッド４及び駆動ユニット８
が、磁気カードの搬送経路の上下に配設されることから
、磁気カードリーダライタの上下寸法が比較的大きくな
ると云う問題があった。

〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、パンチユニットを備える磁気カードリーダライタに
ついて、その上下寸法を小さくし得るように改良された
磁気カードリーダライタを提供することにある。

［発明の構成］ く課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、磁気カードを読取
るべく、前記磁気カードの搬送経路の下側に設けられた
磁気ヘッドと、前記磁気カードを必要に応じて穿孔する
ためのパンチユニットとを備える磁気カードリーダライ
タであって、前記パンチユニットが、前記搬送経路の下
側に配設された駆動ユニットと、前記搬送経路の下側に
位置しかつ前記駆動ユニットにより駆動されるダイ部材
と、前記搬送経路の上側に位置するパンチ部材とを有す
ることを特徴とする磁気カードリーダライタを提供する
ことにより達成される。

く作用〉 このようにすれば、磁気ヘッド及び駆動ユニットを磁気
カードの搬送経路の同じ側に設けることができ、磁気カ
ードリーダライタの上下寸法を小さくすることが可能と
なる。

〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。

第１図は本発明に基づく磁気カードリーダライタの概略
を示す側面図である。磁気カード１及び磁気ヘッド４の
構成については、第３図の従来のカードリーダライタに
ついて前記したものと異なるところがない。パンチユニ
ット１０に於ても、ダイアセンブリ６が搬送経路の下側
に配設され、パンチアセンブリ５が搬送経路の上側に配
置されている点については第３図について前記した従来
技術の場合と略同様であるが、駆動ユニット８がダイア
センブリ６の側、即ち搬送経路の下側に設けられている
。

第２図はパンチユニット１０を詳しく示す縦断面図であ
る。尚、カード１の搬送経路は第２図の紙面に直交する
向きとなる。ベース１１には一対の磁気コア１２ａ、１
２ｂが互いに間隔をおいて下方に突設され、それぞれの
外周にソレノイド１３ａ、１３ｂが巻回されている。ま
た、ベース１１の一側縁部の下面には拡頭部を有する支
持ピン１５が垂設されていると共に、支持ピン１５によ
り可動支持板１４の一方の側縁部の中央部が傾動自在に
支持されており、両磁気コア１２ａ、１２ｂの各突出端
面に下方から接離自在なように可動支持板１４が回動自
在にされている。

可動支持板１４の支持ピン１５とは相反する側縁部側で
ある遊端部には、上方に向けて立設するようにダイ部材
１６が取付けられている。可動支持板１４には、ダイ部
材１６の基端部に形成された縮径部１６ａよりも若干拡
径された孔１７が形成されており、その孔１７にダイ部
材１６の縮径部１６ａが遊挿されかつ例えばＥリングに
より抜止めされて、可動支持板１４にダイ部材１６が揺
動自在に支持されている。ダイ部材１６の頭部側は、ベ
ース１１の対応する位置に埋設されたスリーブ１８によ
り上下方向に摺動自在にガイドされている。また、ベー
ス１１にねじ止めされたＬ字形状の係止片１９により可
動支持板１４の遊端部の下面が支持されることにより、
可動支持板１４の下端位置が規制されている。尚、可動
支持板１４の遊端部とベース１１との間には、可動支持
板１４を下方に向けてばね付勢するためのコイルばね２
５が介装されている。

ベース１１の一方の側部の上面にはオーバハング状をな
すパンチ支持部材２０が固設され、パンチ支持部材２０
には、上記したダイ部材１６の軸線方向に貫通する中心
孔２３の上端の開口に整合する位置に、下方に向けてパ
ンチ部材２１が固設されている。従って、ベース１１の
上面２２を所定の搬送経路に沿って搬送される磁気カー
ド１の上下方向から、パンチ部材２１とダイ部材１６と
が互いに対峙する。尚、パンチ支持部材２０には、上面
２２に対峙する平坦面を有する押え板２４が上下方向に
変位自在に支持されており、押え板２４のパンチ部材２
１に対応する位置には、パンチ部材２１と干渉しないよ
うに貫通孔が設けられている。

本実施例によれば、両ソレノイド１３ａ、１３ｂが非励
磁状態にあるときには、第２図に示されるように、可動
支持板１４が、コイルばね２５によりばね付勢されてそ
の下端位置にあり、ダイ部材１６の上端がベース内に没
入状態にあり、ベース１１の上面２２上を磁気カード１
が自由に通過することができる。磁気カード１がベース
１１の上面２２上に載置された状態で両ソレノイド１３
ａ、１３ｂを励磁すると、可動支持板１４が、コイルば
ね２５の付勢力に抗して両磁気コア１２ａ１１２ｂに吸
引され、パンチ部材２１がダイ部材１６の中心孔２３に
相対的に突入するように、ダイ部材１６の上端が突出す
る。尚、このときには、前記した押え板２４とダイ部材
１６の上端面との間に磁気カード１が挾持されるため、
ダイ部材１６により押し上げられた磁気カード１が傾い
た状態で、穿孔されることを防止できる。

このようにして、磁気カード１が穿孔され、その切屑は
、ダイ部材１６の中心孔２３から、その下側に配置され
た図示されない切屑収納部分に収納される。次に、両ソ
レノイド１３ａ、１３ｂの励磁を解除すると、前記した
ようにコイルばね２５のばね力により可動支持板１４が
下方に向けて付勢されるため、パンチ部材２１からダイ
部材１６が離れ、磁気カード１を再び自由に搬送し得る
状態となる。

尚、本実施例にあっては、可動支持板１４を回動自在に
支持したが、両端をガイド棒などにより支持することに
より、平行運動を行わせるようにしても良い。

［発明の効果コ このように本発明によれば、磁気カードリーダライタの
製作性を損うことなくその構造を小型化することかでき
るため、磁気カードリーダライタを組込んだ装置の小型
化を計り、更には新たな用途を開拓することも可能であ
り、その効果は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に基づく磁気カードリーダライタの構
造の概略を示す説明図である。 第２図は、本発明に基づくパンチユニットを示す縦断面
図である。 第３図は、従来形式のカードリーダライタの概略を示す
第１図と同様の図である。 １・・・磁気カード　　　２・・・表面３・・・裏面　
　　　　　４・・・磁気ヘッド５・・・パンチアセンブ
リ６・・・ダイアセンブリ７・・・孔　　　　　　　８
・・・駆動ユニット９．１０・・・パンチユニット １１・・・ベース　　　　１２ａ、１２ｂ・・・磁気コ
ア１３ａ、１３ｂ・・・ソレノイド １４・・・可動支持板　　１５・・・支持ピン１６・・
・ダイ部材　　　１６ａ・・・縮径部１７・・・孔　　
　　　　１８・・・スリーブ１９・・・係止片　　　　
２０・・・パンチ支持部材２１・・・パンチ部材孔　２
２・・・上面２３・・・孔 ２５・・・コイルばね ２４・・・押え板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気カードを読取るべく、前記磁気カードの搬送
   経路の下側に設けられた磁気ヘッドと、前記磁気カード
   を必要に応じて穿孔するためのパンチユニットとを備え
   る磁気カードリーダライタであって、 前記パンチユニットが、前記搬送経路の下側に配設され
   た駆動ユニットと、前記搬送経路の下側に位置しかつ前
   記駆動ユニットにより駆動されるダイ部材と、前記搬送
   経路の上側に位置するパンチ部材とを有することを特徴
   とする磁気カードリーダライタ。