JPH02176282A - 車両用燃料タンクのブリーザ装置 - Google Patents

車両用燃料タンクのブリーザ装置

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JPH02176282A
JPH02176282A JP33237888A JP33237888A JPH02176282A JP H02176282 A JPH02176282 A JP H02176282A JP 33237888 A JP33237888 A JP 33237888A JP 33237888 A JP33237888 A JP 33237888A JP H02176282 A JPH02176282 A JP H02176282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
valve
breather
unit
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP33237888A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Watanabe
渡辺 成司
Masahiro Kawamata
雅博 川又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP33237888A priority Critical patent/JPH02176282A/ja
Publication of JPH02176282A publication Critical patent/JPH02176282A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a業上の利用分野) 本発明は、車両用燃料タンクのブリーザ装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の装置としては、キャップに内空部を設は
通気孔を付して内外部を連通し該内空部を通気孔のある
数個の隔板をもって複数区に区画して液体の溢れ出しを
防止したキャップの前記隔板のうち内部に配置された隔
板を漏斗形に形成して配置し、該漏斗内部に1錐球体を
遊設し漏斗底部に弁柱孔を開穿し、漏斗外側の該孔周縁
に弁座を設け、該弁座に当接する開閉弁を設けてこれを
隔板を介して弱い弾体によりて支持して弾撥的に前記球
体と連係作動して、弁作用を行うようにしたものが知ら
れている(例えば、実開昭49−57712号公報参照
)。
(発明が解決しようとする課題) 従来の技術で述べたものにおいては、開閉弁が弁座に当
接した状態で放置しておくと、特に炎天下の場合、ブリ
ーザ通路が閉じているため、タンク内圧が上昇するとい
う不具合を有してい牟′。
本発明は、従来の技術の有するこのよもな不具合に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、車両
用燃料タンクの正常位置においてブリーザ通路を確実に
形成すると共に必要に応じて燃料タンクの密封を確実に
行う車両用燃料タンクのブリーザ装置を提供しようとす
るものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、車両に搭載される燃料
タンクのブリーザ装置において、動作ボールをブリーザ
通路を形成する支持体上に転動自在に配設し、この支持
体の下方に前記ブリーザ通路を閉塞する弁体を配設する
と共にこの弁体の下方に前記燃料タンクの傾動に伴って
前記弁体に閉動作させる作動体を配設したものである。
(作用) 上記のように構成された車両用燃料タンクのブリーザ装
置は、通常走行時には動作ボールが弁体に開動作させて
ブリーザ通路を形成し、また加減速及び登降板時には動
作ボールの移動によって弁体が閉動作し、更に整備時等
に車両を横倒しした場合には動作ボールの8動と共に作
動体が弁体を押圧して弁体に閉動作させてブリーザ通路
を閉塞し確実に燃料タンクを密封するように働く。
(実施例) 以下に本発明の実施例として自動二輪車を例にとり添付
図面に基づいて説明する。
第1図は自動二輪車1の側面図で、その概略を説明する
と、フレーム2前端のへラドチューブ3を介して前輪4
を支持するフロントフォーク5を操向自在に支持し、6
はハンドルでフレーム2の前部下位にはエンジン7を、
又上位には本発明に係るブリーザ装置30、セパレータ
ー60及びキャップ20を有する燃料タンク8を搭載し
、フレーム2後下部から後方に後輪9を支持するりャフ
ォーク10を揺動自在に枢支延設し、フレーム2から後
方に延設したシートレール13上にシート11を付設し
ている。尚、図中12はフェアリングである。
第2図は燃料タンクにおけるブリーザ装置、セパレータ
ー及びキャップ部の断面拡大図、第3図はブリーザ装置
の断面拡大図で、第2図中82は燃料タンク8の上片8
1中間部の、はぼ車体軸線上に形成した凹部で、これの
中央部には立上り片84、温片87、内筒片88からな
る口金85が形成されている。立上り片84の内周側に
は内筒片88より高さ方向の寸法の長い筒片86が溶着
垂下され、燃料は内筒片88内径部から燃料タンク8内
に注入される。
キャップ20は内筒片88と遊合する筒状本体21を備
え、これの上部にフランジ部22が一体に設けられ、本
体21の中央部には底を閉じたキーシリンダ23が設け
られ、フランジ部22上の蓋片24の中央部に設けたリ
ッド25を開いてキーシリンダ23を開き、キーを差し
込んで本体21の既述の内筒片88の下に突出する爪2
6の係合を解除し、キャップ20を口金85から抜脱可
能としている。このようにキャップ20は従来の如きブ
リーザ装置を内蔵しておらず構造的にもシンプルとなっ
ている。
さて第2図で示される如くキャップ20の左側、即ち車
体1の前部寄りの燃料タンク8上にはその上片81を貫
通する如く内部に内ネジを有する孔61aを形成したボ
ス61が溶着されている。該ボス61は車体1後部から
みて車体軸線のやや右側、即ちサイドスタンドにて車体
1が傾く反対側に配設され、上部にブリーザ装置30が
配設されるとともに、燃料タンク8内のその下部は断面
矩形状の空間を有するセパレーター60の上部に貫通し
て溶着されている。該セパレーター60は上下、左右、
前後をプレート部材で密閉される如く製作され、上部に
は例えば1個の通気孔6081下部には例えば2個のド
レンホールSob、60bが設けられており、セパレー
タ−60下部と前記キャップ20の下部のレベルをほぼ
合せておくものとする。このセパレーター60は燃料の
油面の波立ち等により燃料が直接前記ブリーザ装置30
の下部に接触するのを防止するとともに、ガスと混合し
た燃料ミストを分離する働きをなしている。又キャップ
20下面とセパレータ−60下面がほぼ同レベルのため
、キャップ20下面ぎりぎりまで燃料を供給してもセパ
レーター60内にはミスト除去用の有効な空間が最大限
形成されることとなる。更にサイドスタンド使用時にお
いてもブリーザ装置30が車体1の傾斜面側にないので
、ブリーザ装置30に燃料油面が達しにく(なっている
ボス61の上部にはその孔61a中にシール材73で密
閉されて螺着されたブリーザ装置3oが配設され、その
下部がセパレーター60内に臨んでいる。
ブリーザ装置30は、第3図でも示すようにブリーザ本
体31、動作ボール35、支持体36、弁体37、作動
体38、ホルダ40、バルブシート50等により構成さ
れている。
ブリーザ本体31は上部にガスの流出、空気の流入のた
めの通気孔32aを有する突部32を形成し、下部には
ボス61と螺合すべくねじ部を有する円筒部33が形成
されている。この円筒部33には下向きに大径凹部33
a及びそれと同軸上に小径凹部33bが形成され、小径
凹部33bには中心に通気孔36aを有し上面をすり林
状に形成した支持体36が圧入嵌合され、支持体36と
ブリーザ本体31とで形成される空間には動作ボール3
5が転動自在に収容されている。また大径凹部33aに
はバルブシート50がシール材49とともに圧入嵌合さ
れている。
バルブシート50の中央に形成された凹部51には、内
部に弁体ガイド孔41、弁座42及び通気孔43が形成
されたホルダ40の下部の筒部44が遊嵌しており、更
にバルブシート50の底部52から突出した筒部53が
ホルダ40下部の筒部44内に立ち上がり、その内部に
円錐状底部54を形成して、その上部に作動体38が載
置されている。また弁体ガイド孔41には動作ボール3
5と作動体38とで挟装する如く樹脂製の軽い弁体37
が突出部37aを通気孔43.36aに挿入しつつ遊嵌
しており、弁座42とでメインパル46を形成している
ホルダ40の上部にはばね受部40aを形成し、このば
ね受部40aと支持体36との間にばね部材55を縮装
し、ホルダ40と第3図中下方に弾圧付勢するとともに
、ホルダ40にはバルブシート上面56に当接するよう
にディスク47が固着され、バルブシート上面56とで
セカンダリ−バルブ48を形成している。
またブリーザ本体31の下部34にはバルブシート底部
52等を覆うようにカバー70を固設して気液分離室7
1を形成している。
そして、カバー70及びバルブシート底部52には夫々
複数の通気孔70a、52a・・・が形成され、更に支
持体36の上面、ホルダ40のブリーザ本体31との摺
動面40b、弁体ガイド孔41の内周面、ホルダ40下
部の筒部44外周面、バルブシート50の円錐状底部5
4には夫々複数の溝36b、40c、41a、44a、
54a−・が形成されている。従って第3図の状態にお
いては通気孔32a、溝36b、通気孔36a1通気孔
43、溝41a、溝54a、通気孔52a2通気孔70
aにより燃料タンク8と大気とを連通ずるブリーザ通路
が形成されている。尚、ブリーザ本体31の突部32に
形成された通気孔32aはホース72等によって別な場
所へ導かれている。
以上のように構成したブリーザ装置の作用について以下
に説明する。
第4図は、自動二輪車1の通常走行時又はアイドリング
時の状態を示しており、燃料の減少による燃料タンク8
内の負圧を防止すべく通気孔32a、溝36b1通気孔
36a、43、開状態のメインバルブ46、溝41a、
54a、通気孔52aを介して空気をセパレータ60及
び燃料タンク8内へ導入している。尚、セカンダリ−バ
ルブ48はばね部材55の弾圧力により閉状態となって
いる。
第5図は、加減速時及び登降板時の状態を示しており、
加減速時の加速度の大きさや登降板時の自動二輪車1の
水平に対する角度によって動作ボール35が移動し、更
にブリーザ通路を通って燃料がブリーザ装置30内に流
入するとメインバルブ46を構成する樹脂製の軽い弁体
37はフロートとして燃料の押圧力により突出部37a
が動作ボール35に妨げられないので上昇し弁座42に
当接してメインバルブ46を閉状態にすることによって
通気孔32aからの燃料漏れを防止する。尚、セカンダ
リ−バルブ48は閉状態となっている。
第6図は、整備時等にあやまって車体1を横倒しした場
合で、動作ボール35の移動と共に作動体38が移動し
作動体38の押圧力によって弁体37が弁座42に当接
してメインバルブ46を閉状態とし通気孔32aからの
燃料の流出を防止する。尚、セカンダリ−バルブ48は
ばね部材55の弾圧力により閉状態となっている。
第7図は、横倒し後に燃料タンク8内の圧力が急激に上
昇した場合、即ち直射日光により燃料タンク8の急激な
加熱の場合で、メインバルブ46は作動体38の押圧力
で閉状態となっているが、セカンダリ−バルブ48は内
圧がばね部材55の弾圧力に打ち勝ってホルダ40を支
持体36側に移動して開状態となり、燃料タンク8内で
膨張したガスや空気を溝40c5通気孔38a、32a
を介して大気に放出し内圧を下げて燃料タンク8の破損
を防ぐものである。尚、ばね部材55のばね係数は所定
の値に設定しておく。
また、横倒しから通常の起立状態に車体1を復帰させた
場合には、たとえタンク内圧が上昇していて弁体37が
弁座42に押しつけられ弁体37の自重ではメインバル
ブ46が開状態に復帰しない場合でも動作ボール35を
内圧に抗して弁体37を押し下げるのに十分な重量に設
定しておけば弁体37を押し下げてメインバルブ46を
開状態にしてタンク内圧を第4図で形成されたブリーザ
通路で逃がして正常な状態にする。
尚、本実施例は自動二輪車について説明したが、三輪車
等においても同様に本発明が適用できることは言うまで
もない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、弁体を挟む如く動
作ボールと作動体を配設したため弁体の作動を確実に行
い、車両用燃料タンクの正常位置においてはブリーザ通
路を確実に形成すると共に燃料タンク傾斜時には必要に
応じてブリーザ通路を閉塞して燃料タンクの密封を確実
に行うことができる等多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の側面図、第2図は燃料タンクにお
けるブリーザ装置、セパレーター及びキャップ部の断面
拡大図、第3図はブリーザ装置の断面拡大図、第4図か
ら第7図まではブリーザ装置の作動状態を示す図である
。 尚、図面中、1は自動二輪車8は燃料タンク、30はブ
リーザ装置、35は動作ボール、36は支持体、37は
弁体、38は作動体である。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両に搭載される燃料タンクのブリーザ装置において、
    動作ボールをブリーザ通路を形成する支持体上に転動自
    在に配設し、この支持体の下方に前記ブリーザ通路を閉
    塞する弁体を配設すると共にこの弁体の下方に前記燃料
    タンクの傾動に伴って前記弁体に閉動作させる作動体を
    配設することを特徴とする車両用燃料タンクのブリーザ
    装置。
JP33237888A 1988-12-28 1988-12-28 車両用燃料タンクのブリーザ装置 Pending JPH02176282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33237888A JPH02176282A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 車両用燃料タンクのブリーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33237888A JPH02176282A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 車両用燃料タンクのブリーザ装置

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Publication Number Publication Date
JPH02176282A true JPH02176282A (ja) 1990-07-09

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ID=18254298

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JP33237888A Pending JPH02176282A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 車両用燃料タンクのブリーザ装置

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JP (1) JPH02176282A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008279960A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Honda Motor Co Ltd 小型車両における燃料給油構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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