JPH02176180A - 水循環式スクロール圧縮機 - Google Patents

水循環式スクロール圧縮機

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JPH02176180A
JPH02176180A JP32942388A JP32942388A JPH02176180A JP H02176180 A JPH02176180 A JP H02176180A JP 32942388 A JP32942388 A JP 32942388A JP 32942388 A JP32942388 A JP 32942388A JP H02176180 A JPH02176180 A JP H02176180A
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JP32942388A
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Hiroshi Iwashita
岩下 浩
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Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸入媒体の流れを利用して除水および消音効果
を上げるようにした水循環式スクロール圧縮機に関する
〔従来の技術〕
スクロール圧縮機はケーシング側に固定された固定スク
ロールと、これに噛合する旋回スクロール間で密閉圧縮
室を形成し、所定圧力の圧縮媒体(圧縮空気)を吐出す
るように形成される。水循環式スクロール圧縮機におい
ては冷却剤として水が使用されるが、この冷却水が冷却
水の浸入を嫌う場所に入らないようにする工夫が必要で
ある。
また旋回スクロールのボス部に緩挿されて1r縮室とケ
ーシング中間室とを画成すべく前記ケーシングに固定さ
れるアダプタを採用するスクロール圧縮機においては、
媒体吸入口が前記中間室側に有るものが多く、媒体が前
記吸入口からアダプタを介して圧縮室内に導入されるこ
とになる。この場合、従来技術では前記媒体の流れを利
用して冷却水の不必要部への浸入を防止したり、消音機
能を発揮するような工夫はなされていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
固定スクロールと旋回スクロールとが噛合し合う圧縮室
内には冷却水が適宜供給されるが、この冷却水が旋回ス
クロール等を支持する軸受内に浸入する問題点がある。
また旋回スクロールをスラスト支持するためにアダプタ
に嵌入されているスラスト部材の冷却に必要な冷却水が
軸受側に進入する問題点もある。更に媒体の吸入口から
圧縮室に入る媒体流れによって生ずる吸入音が騒音とな
る問題点が生ずる。
本発明は以上の間閤点を解決するもので、冷却水の不必
要部への浸入を防止し、かつ媒体流れによって生ずる騒
音を消音し得る水循環式スクロール圧縮機を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本発明は以上の目的を達成するために、ケーシング側に
固定される固定スクロールと、これに噛合し旋回棒4t
lJLながら密閉圧縮室を形成し、所定圧力の圧縮媒体
を吐出する旋回スクロールと、前記ケーシング側に固定
され前記旋回スクロールのボス部に緩挿される中心孔を
有するアダプタと。
前記旋回スクロールに摺接係合し前記旋回スクロールの
移動を規制するオルダム継手とを有し、かつ前記アダプ
タにより圧縮室側と画成された前記ケーシングの中間室
に媒体吸入口を有する水循環式スクロール圧縮機におい
て、前記旋回スクロールをスラスト支持するスラスト部
材の嵌入される環状溝を前記アダプタに設けると共に、
該アダプタの周縁に前記環状溝より更に深く形成され、
こ九を横切る複数個の凹溝を半径方向に、かつ前記アダ
プタの中心孔側に連通して形成してなる水循環式スクロ
ール圧縮機を構成するものである、〔作用〕 吸入媒体はアダプタの中心孔から圧縮室側に進入し、前
記凹溝を通り抜ける際に絞られて加速され5乃至10+
s/secの流れとなる。この媒体流れにより冷却水が
一定方向に運ばれ、その不必要部への浸入が防止される
6また凹溝による絞り効果により消音が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
まず第1図により本実施例の適用されている水循環式ス
クロール圧縮機の概要構造を説明する。
螺旋状のラップ16を立設形成する固定スクロール15
はケーシング14に固定される。同じく螺旋状のラップ
10を有する旋回スクロール8は固定スクロール15に
噛合し密閉圧縮室17を形成し、所定圧力の圧縮媒体を
吐出口18より吐出する。旋回スクロール8のボス部9
はラップ10と反対方向に突出し、軸受11を介し、ク
ランク軸12に支持される。クランク軸12は、軸受2
1.22を介しケーシング14に枢支される回転軸12
の先端部に偏心した状態で形成される。
ケーシング14にはアダプタ1が固定される。
アダプタ1によりケーシング14は図の下方の圧縮室2
5と中間室24とに画成され、圧縮室25内には旋回ス
クロール8および固定スクロール15等が収納され、中
間室24側にはボス部9が一部突出していると共に1回
転軸13に固定するバランシングウェイト26等が収納
されている。また中間室24には媒体を外部より吸入す
るための吸入口23が連結される。旋回スクロール8の
周縁部にはスラスト部材7が設けられると共に、アダプ
タ1側にはスラスト部材7と当接するスラスト部材6が
設けられている。またボス部9を囲繞して配設されるオ
ルダム継手19は旋回スクロール8の凹溝20および図
示しないアダプタ1の凹溝にその突起部を係止し、旋回
スクロール8の旋回運動を規制している。
第2図および第3図に示す如く、アダプタ1は中心孔5
を有する平円板状部材からなり、前記した如くケーシン
グ14にその周縁部で固定される。
中心孔5は旋回スクロール8のボス部9に緩挿され、旋
回スクロール8の旋回運動によってボス部9に干渉しな
いようにされている。アダプタ1には環状のスラスト部
材6が嵌入される環状溝3が凹設されると共に、その周
縁には複数個(図では6個)の凹溝2a、2bが半径方
向に沿って形成される。この凹溝2a、2bは環状溝3
よりも深く凹設されると共に中心孔5側と連通し得る状
態で形成されている。凹溝2a、2bの断面積(深さ×
横幅)は吸入媒体がここを連通ずる際にその流速がl 
On/sec以下、例えば5 mlsec位になるよう
なず法に形成される。
アダプタ1の環状溝3には冷却水導入用の貫通孔14が
設けられ、ここから入れた冷却水はスラスト部材6の図
示しない貫通孔を介し、そのスラスト面に導入される。
次に、本実施例の作用を第4図により更に詳細に説明す
る。
水循環式スクロール圧縮機の場合には前記した如く、ス
ラスト部材6,7の周辺、圧縮室25内。
オルダム継手19の周辺等に冷却水が存在している。従
来技術ではこれ等の冷却水が旋回スクロール8のボス部
9を上縁を乗り越えてその内部に浸入し、軸受11内に
侵入する場合が生ずる0本実施例の場合には吸入口23
から中間室24内に入った媒体、例えば空気は矢視Aの
如くアダプタ1の中心孔5を介して圧縮室25側に入り
、アダプタ1と旋回スクロール8間の隙間を通り、次に
矢視Bの如く凹溝2a、2bを通って圧縮室25内に入
ることになる。凹溝2a、2bにより吸入さ九た空気は
絞られると共に、ここで早い流速の空気流れが生ずる。
この流速は前記した如く、約5m/seeに設置される
。この早い空気流れによりボス部9の周辺にある冷却水
や、スラスト部材6゜7の周辺にある冷却水は流れに沿
って強制的レコ運ばれることになる。従って結果として
ボス部9内に入り込む冷却水は皆無となる。一方、凹溝
2a。
2bにより吸入空気は絞られるため、マフラ的作用が生
じ消音効果が生ずる。すなわち吸入流れが減速され吸入
騒音が低減されることになる。なお凹溝2a、2bを流
れる流速が5m1sec位の場合には吸入流れをここで
絞り込んでも吸入効率には影響を与えないことが実証さ
れている。また凹溝2a、2bが環状溝3よりも深く形
成されているためスラスト部材6の背面に空気流れが接
触し。
これによりスラスト部材6が冷却されるため、その耐久
性を向上し得る効果も生ずる。
本実施例において凹溝2a、2bを図示の如き形状とし
たが、これに限定されずテーパ状のものであっても構わ
ない。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかな如く1本発明によれば軸受
等への冷却水の浸入を防止すると共に。
消音効果を上げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の適用される水循環式スクロ
ール圧縮機の概要構造を示す軸断面図。 第2図は実施例のアダプタの平面図、第3図は第2図の
Ill −fil線断面図、第4図は実施例の作用を説
明するための一部拡大断面図である。 l・・・アダプタ、2a、2b・・・凹溝、3・・・環
状溝、4・・・貫通孔、5・・・中心孔、6.7・・・
スラスト部材、8・・・旋回スクロール、9・・・ボス
部、10.16・・・ラップ。 11.21.22・・・軸受、12・・・クランク幀、
13・・・回転軸、14・・・ケーシング。 15・・・固定スクロール、17・・・密閉圧縮室、1
8・・・吐出孔、19・・・オルダム継手。 20・・・凹溝、23・・・吸入0.24・・・中間室
、25・・・圧縮室、26・・・バランシングウェイト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシング側に固定される固定スクロールと、これに噛
    合し旋回移動しながら密閉圧縮室を形成し、所定圧力の
    圧縮媒体を吐出する旋回スクロールと、前記ケーシング
    側に同定され前記旋回スクロールのボス部に緩挿される
    中心孔を有するアダプタと、前記旋回スクロールに摺接
    係合し前記旋回スクロールの移動を規制するオルダム継
    手とを有し、かつ前記アダプタにより圧縮室側と画成さ
    れた前記ケーシングの中間室に媒体吸入口を有する水循
    環式スクロール圧縮機において、前記旋回スクロールを
    スラスト支持するスラスト部材の嵌入される環状溝を前
    記アダプタに設けると共に、該アダプタの周縁に前記環
    状溝より更に深く形成され、これを横切る複数個の凹溝
    を半径方向に、かつ前記アダプタの中心孔側に連通して
    形成することを特徴とする水循環式スクロール圧縮機。
JP32942388A 1988-12-28 1988-12-28 水循環式スクロール圧縮機 Expired - Lifetime JP2756809B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109268270A (zh) * 2018-11-19 2019-01-25 西安交通大学 一种涡盘动静接头及水冷无油涡旋压缩机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109268270A (zh) * 2018-11-19 2019-01-25 西安交通大学 一种涡盘动静接头及水冷无油涡旋压缩机
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