JPH02174640A - 液体牛乳副産物によって、植物生原料から栄養要素を抽出する方法 - Google Patents

液体牛乳副産物によって、植物生原料から栄養要素を抽出する方法

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JPH02174640A
JPH02174640A JP1201488A JP20148889A JPH02174640A JP H02174640 A JPH02174640 A JP H02174640A JP 1201488 A JP1201488 A JP 1201488A JP 20148889 A JP20148889 A JP 20148889A JP H02174640 A JPH02174640 A JP H02174640A
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    • A23J1/14Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from leguminous or other vegetable seeds; from press-cake or oil-bearing seeds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は、1988年8月9日に提出された、“′液体
牛乳副産物を用いて植物生原料から栄養要素を抽出する
方法″と題する米国特許出願第07/229,965号
の一部継続出願である。
本発明は、牛乳の液体副産物を抽出液として用いて、植
物生原料から安定した食べられる蛋白質−脂質生成物を
抽出することに関係している。本発明は食用生成物、よ
り詳しく言うならばチーズホエーによるホール大豆(w
hole 5oybeans)の抽出処理の結果生成す
る乳化剤にも関係している。
農業化学分野における多数の研究者が、植物原料から食
用要素を水で抽出する方法を開発している。チェイエン
(Chayen)は米国特許第2,928,321号に
、植物生原料を水と共にハンマーミルに入れて細砕し、
抽出媒質から酸沈澱物として蛋白質−脂質コンプレクス
を得ることによって、植物原料から蛋白質−脂質コンプ
レクスを製造する方法を記載した。蛋白質−脂質コンプ
レクスの性質は。
蛋白質と脂質との単純な混合物の性質とは著しく異なる
。前者はべとつかず、或いは撥水性でない、そして非常
に安定しており、酸化または細菌作用による品質低下に
抵抗する。
最近の研究では、オバーグ(Oberg)が、たとえば
大豆などの脂肪種子から、pH8以上の熱水性アルカリ
性抽出液を用いて高蛋白質食用抽出物を製造する方法を
記載している。生成した抽出物を酸性溶液で中和し、噴
霧乾燥する。オバーグの米国特許第4.075,361
号では、コンプレスフ形成(結合)脂質濃度が75%以
上である蛋白質−脂質食品は乾燥保存した場合に高い安
定性が特徴であることが強調されている。
前述の液体牛乳副産物が種々の植物生原料から蛋白質を
抽出するための溶媒として好都合に用いられ1人の食料
、および/または動物飼料産業にとって有用な新しい生
成物が生産されることを私は発見した。゛′生牛乳液体
副産物″とは、ここではバターミルク、スキムミルク、
酸性、またはスィート−チーズホエーを指し、これらが
それだけでも、或いは濃縮した状態でも1組も合わせた
状態でも使用される。
牛乳の液体副産物、特にチーズホエーが、上記の水性溶
媒と比較して、安定した蛋白質−脂質コンプレクスの製
造のために驚くべくすぐれた溶媒系であることが判明し
た。牛乳−基礎−抽出剤の脂質コンプレクス化を著しく
高める効果は、本発明により製造される生成物の酸化的
および酵素的腐敗の発生に抵抗する高い安定性に貢献す
る。その上、液体牛乳副産物抽出溶液からラクトースお
よび牛乳蛋白質をこれら生成物に導入することにより、
栄養価が高まるのみならず、生植物に由来する食品のパ
未熟な″匂いを減少または除去することにより生成物の
匂いは概ね著しく改善される。
私の発明によりチーズホエーを使用して植物原料から蛋
白質および脂質を抽出する方法を特に特徴づけるその他
の経済的利益は、このチーズホエーが実質上乳製品工業
の゛′廃物″であるという事実に由来する。チーズまた
はコテージチーズを製造する場合、“工業用′″牛乳固
体部分(総量の約6.5%)のみが用いられる。液体部
分゛チーズホエー′″の経済的利用法を見出すために努
力が続けられている。提案されている利用例は、動物飼
料および肥料としての使用から、ホエーを濃縮、乾燥、
゛分画化″シて、炭水化物(ラクトース)および蛋白質
(ラクトアルブミンおよびベーターラクトグロブリン)
成分を生成することまでに及んでいる1本発明の方法は
、チーズホエーをそのまま液体抽出媒質として用いてそ
の他の農業資源を抽出することに向けられている。ホエ
ーと植物原料との混合物を本発明によって処理し、″付
加価値″製品を生産し、廃棄しなければならない廃物を
最小にするか全くなくする。
本発明は上記の利点を獲得するために一つの観点では、
固体の植物生原料から安定的蛋白質−脂質抽出物を製造
する方法であって。
(a)上記植物原料と牛乳の液体副産物とを、固体:液
体比約1=4ないし約1:lOで、高衡撃粉砕装置に、
連続的に供給してスラリーを生成しくb)スラリーを、
安定的蛋白質−脂質抽出物の溶液から成る液体相と、固
体相残渣とに分離し、(c)液体相を濃縮、乾燥して安
定した蛋白質−脂質抽出物を得る 諸段階から成る製法である。
別の観点では、本発明は。
(a)生脂肪種子と液体牛乳副産物とを、固体:液体比
が約L : 4kg/L以上にならないような割合で、
高?iJ撃粉砕装置に連続的に供給してスラリーを生成
する段階と、 (b)スラリーを乾燥して安定した粉末を得る段階とか
ら成る、脂肪に富む安定した脂肪種子粉末の製法である
また別の観点では、本発明は上記の製法による生成物を
含んで成る乳化剤に関係する。
本発明のこれらのおよびその他の利点、特徴および観点
は、後で示す図面、説明および添付の諸求によって明ら
かになる。
第1図に示すように、汚れのない洗浄した植物生原料と
、熱交換器(8)で所望温度にまで予熱した液体牛乳副
産物−抽出溶媒とを同時に粉砕機(10)に入れる。粉
砕機から出てきたスラリーをサージタンク(12)に集
め、ここでpHおよび温度をチエツクする。スラリーは
ホープでサージタンクからホールドチューブ(14)に
運ばれ、ここで抽出プロセスを完全にするために適当な
時間放置され。
それから第二のサージタンク(16)に放出される。
ここで再びpHおよび温度がチエツクされる。
サージタンク(16)からポンプで汲み出されたスラリ
ーはそのまま乾燥されて最終製品になるか、または図面
に示すように、連続的固体ボウル傾瀉遠心分離器(18
)に入れられて、′軽い相′″ (澄明液)と″重い相
″(残留物)とに分けられ、それは冷やされ、集められ
て、その後、処理される。
゛軽い相”抽出物から粉末製品を生成するためには、そ
の物質を−もし貯蔵しであるならば一貯蔵庫から出し、
真空蒸発器によって濃縮し、それからポンプで噴霧乾燥
器に入れる(−緒にして乾燥段階(20)として記す)
、′軽い相′″の濃縮液体を真空蒸発器から噴霧乾燥器
に運搬するために、ホモジナイジングポンプを用いるこ
とが好ましい。
重い残留物相はドラム乾燥するか、或いは詰まりがちな
ノズルスプレーよりむしろ遠心噴霧器を配設した噴霧乾
燥器を用いて乾燥する(乾燥段階22)、別法として、
−船釣な強制空気乾燥、真空ドラム乾燥などが用いられ
る。乾燥した軽い相および重い相の生成物をその後別々
に袋に入れ、ラベルを貼り、製品として貯蔵する。
任意にサージタンク(16)からのスラリーを軽い−お
よび重い相に分離せずにそのまま乾燥して有用な粉末製
品にしてもよい(乾燥段階(24))。このような製品
の特徴は、乾燥した″“重い相′″よりも多いラクトー
スを含み、抽出物よりも多く蛋白質を含むことである。
抽出される植物生原料として脂肪種子が用いられる場合
、乾燥スラリー生成物は、安定した。脂肪に富む脂肪種
子粉末を必要とするあらゆる用途に用いられる。
前述のように、本発明により栄養要素を抽出するために
用いられる牛乳の液体副産物としては、スキムミルクお
よびチーズホエーがある。チーズホエーは、たとえばコ
テージチーズ、チェダーチーズ、モッツアレソラチーズ
などの特殊なチーズ製品の製造過程において蛋白質成分
および/または乳脂肪を取り除いたあとの牛乳フラクシ
ョンである。植物材料から蛋白質および脂肪を抽出する
のに用いられる多数の牛乳副産物、たとえばスキムミル
クは、それ自体乾燥し易く、水の添加tこよって容易に
液状になる。このように再構成された液体牛乳副産物も
本発明の製法において用いられる。
本発明において有用な植物生原料としては、種々の精製
度の穀粒、たとえば種子そのものまたは、穀皮、ふすま
または外皮成分を全部または一部除去し、内胚乳を粉砕
またはその種の操作によって微細分散状態にしたパ粉″
がある。使用される穀粒としては、小麦、燕麦、ライ麦
、大麦、米、とうもろこしなど、並びにこれら原料から
つくられる“粉″がある。
穀粒の他に、ヒラマメ、乾燥大豆、エントウ、などの豆
科植物、および脂肪種子が抽出される植物生原料として
、個々に或いは穀粒と組み合わせて用いられる。″脂肪
種子″とは、著景の脂質を含み、人の食物、動物飼料、
工業用油に使用される植物油の原料(SOIIrCe)
として商業的に用いられる農作物である。最も一般的な
脂肪種子としては大豆、ビーナツツ、ヒマワリ、カノラ
(菜種)、ゴマ、ベニバナ、綿実、corn germ
がある。
脂肪種子、特に大豆は、脂質−および蛋白質成分を両方
共かなり含んでいるため、植物原料として好ましい。過
去において、脂肪種子の粉砕または圧潰によって製造さ
れた粉末は比較的短かい保存期間をもつことがわかって
いる。前述のチェイエンおよびオバーグの特許は、脂質
成分と蛋白質成分とのコンプレクス化が約75%レベル
に達している大豆粉が高い安定性をもつことを開示して
いる。本発明の方法の有効性は、液体牛乳副産物、特に
チーズホエーが水−またはアルカリ水−溶媒系と比較し
て、驚くべくすぐれた脂質コンプレクス形成をもたらす
ことにある。
本発明の方法の好ましい実施例によると、スィートチー
ズホエーまたはスィート−および酸性チーズホエー混合
物を先づ85℃と沸点との間の温度まで加熱し1強水酸
化ナトリウム水溶液の添加によってpHを7と8の間に
調節する。ホエーの加熱およびpH調節は直列型操作で
あり、チーズホエーを熱交換器で加熱し、その後、熱交
換器を出て高衝撃粉砕装置に行く途中の流動中のホエー
溶媒にアルカリ溶液を注入することによって、加熱され
たホエーのPI(を調節する。別法としてチーズホエー
の加熱はバッチ操作でもよい。この場合はホエーをいち
どに(in bulk)加熱し、加熱工程後、またはそ
の最中にpl+を調節する。
大豆と加熱されたホエーとをホエーILあたり大豆約1
kg以下であるあらかじめ定められた適当な比で、高衝
撃粉砕装置、たとえばフィッツパトリック(Fitzp
atrick)ハンマーミルまたはライン(Rθ1tz
)破砕機に同時に供給する。固体:抽出剤の比が1=4
以上になると、概して抽出工程を効果的に行うためには
液体が不十分である混合物が生ずる。高衝撃破砕装置に
は、直径約0.04インチ(0,1cm)の目の大きさ
をもったスクリーンがとりつけられている。スクリーン
のこの目の大きさは、非常に短時間内での蛋白質の抽出
効率と、その後の蛋白質−脂質抽出物と不溶性残留物と
の分離のし易さとを実際的にバランスさせているように
見える。
大豆およびホエー溶媒は、生成したスラリーがスクリー
ンを通ってサージタンクに出るのに十分な時間よりかな
り長く粉砕機中に留まることはない。サージタンク中の
スラリーはその後ホールドチューブにポンプで汲み出さ
れる。ここでの滞留時間はO近くから約265分の間に
定められる。それから保持容器に集められ、そこからポ
ンプで遠心分離器に運ばれる。スラリー処理のためには
連続固体ボウル遠心分離器が好ましいが、スラッジ除去
器またはその他の分離装置も用いられる。
この方法による生成物は澄明な乳化抽出液(軽い相)と
不溶性残留物(重い相)である。重い相は直接乾燥する
か、或いは最初に新鮮なチーズホニーで1回以上洗浄し
、それから再遠沈して、さらに若干の軽い相を生成する
9 軽い相および洗浄液(もしあれば)は真空下で濃縮され
、それからポンプで、より好ましくはホモジナイジング
ポンプで一般的噴霧乾燥器に送り込まれ、そこで生成物
は、乾燥処理中スコーチをおこさないような条件下で乾
燥される。
その乾燥抽出物は、その脂肪−1蛋白質−およびラクト
ース含量から見て、−船釣食物および飼料に使用できる
。それは、これまでの大豆粉の、未熟な豆の匂いよりは
遥かに良い匂いをもち、その上、ホエー抽出物からとり
込まれる高品質の牛乳蛋白質を含む、その上その抽出物
は、スープ。
サラダドレッシング、薬物製剤、化粧品などの油/水の
組み合わせの安定剤としての特別の用途をもっている。
抽出物は、たとえば殺虫剤および除草剤などの脂溶性有
機化合物のためのキャリヤとしても適している。
重い相(残留物)はなお25%以上という、かなり高い
蛋白質含量を保持し、パン焼き用粉および動物飼料への
栄養的添加物として使用される。
本発明の特徴は以下の実施例によって、明らかにされる
4、好ましい実施例 尖産孤エ ホール大豆および抽出溶液をそれぞれの供給速度0.7
4kg/minおよび7.牝/minで連続的にフィッ
ツパトリックハンマーミルに供給する。抽出溶液は、7
0%はチェダーチーズ(スィートホエー)そして30%
はコツテージチーズ(M性ホエー)H造に由来する、あ
らかじめ加熱した中性チーズホエーであった。約3℃に
冷蔵されている液体ホエーを、使用直前に熱交換器を通
して80℃まで加熱した。
加熱ホエー流を、水酸化ナトリウム水溶液(20g/l
、)を6L/hrの割合で添加することによって中和し
た。
ミルを0.04インチ−スクリーンをつけて作動させ、
スラリーのp++をしばしばチエツクしてそれが7の付
近であることを確かめた。スラリーをホールドチューブ
中で2.5分間75℃に保った。そこから連続的に作動
する固体ボウル遠心分離器に、24kg/minの速度
で移動させた。分離器を5 、000rpmで作動させ
ると、溶性−および不溶性相の分離がおきた。
軽い相(溶性成分を含む)をAPV蒸発器中で真空下で
、20ガロン(70Q )/hrより少し大きい速度で
濃縮し、液体量を45ガロン(170Q )から17ガ
ロン(64Q )へ減少させる。
濃縮した軽い相をそれからプロクターシュヴアルツ噴霧
乾燥器で乾燥する。そのときの供給速度は16ガロン(
60,6fA )/hourで、空気入口温度はSOO
’F(260℃)、空気出口温度は185’F(85℃
)であった。
乾燥抽出物(軽い相)は34%蛋白質と13.3%脂質
から成ることがわかった。バランスの大部分はチーズホ
エー溶媒からのラクトースから成る。抽出物の脂質含量
の93%が石油エーテルで抽出不可能であったーすなわ
ち生成物の脂質含量の約93%が蛋白質とコンプレクス
を形成しているということが判明したことは重要である
乾燥残留物(重い相)は蛋白質含量28.2%であるこ
とがわかった。
ス】l1圀 操作条件は実施例1と同様であるが、より大きい供給速
度(大豆1.7kg/minチーズホエー18,7L/
m1n)およびより高い抽出温度85℃を用いた。大豆
:チーズホエー溶媒の比は、実施例1と回し約1:10
のままであった。
澄明抽出物中の総出性固体に基づくと、出発原料大豆を
基準とする蛋白質収電は71%であった。
乾燥抽出物の蛋白質含量および乾燥重い相″の蛋白質含
量はそれぞれ30%および27%と確認された。
選択した処理温度に依って、ホエー抽出剤が主として軽
い相および重い相のどちらかに入り、それによって生成
物中の蛋白質量は影響を受けた。
90℃以上の温度ではチーズホエーは沈澱を生成し。
重い相の蛋白質フラクションは、軽い相の犠牲において
増加することがわかった。
したがってホエーをより高い温度で抽出媒質として用い
てもよいが、このような条件下では牛乳蛋白質は乾燥抽
出物よりも残留物または重い相に挿入される。
失1槻ユ 大豆の供給速度1 、76kg/win、チーズホエー
の供給速度10.8L/minで(すなわち1:6比)
、加熱チーズホエーの温度95℃を用い、その他の操作
条件は実施例1と同様にした。乾燥抽出物中の溶性成分
の蛋白質部分は30%で、脂質含量は14.2%である
ことがわかった。石油エーテル抽出の結果、これらの条
件下では脂質の61%だけがコンプレクス化しているこ
とがわかった。
末鼻爽土 1および2表はホール大豆の乾燥スラリーで得た比較デ
ータを示す。各表の左欄は、水性アルカリ溶媒による処
理に関係し、ここではスラリーはpl+8.5でつくら
れ、乾燥前にPH7に中和された。
右欄は、チーズホエー(チェダーチーズからのスィート
ホエー70%+コッテージチーズからの酸性ホエー30
%)で処理した場合の比較値を示す、この場合は十分の
アルカリで中和し、pH7を大豆スラリーを生産する。
こうして、チーズホエーでつくられたスラリー中の溶性
蛋白質は、アルカリ性条件下よりもむしろ中性で抽出さ
れる。
1表は大豆二抽出剤供給比1:6で得られたデータを示
し、2表は大豆:溶媒供給比1:10の場合のアルカリ
抽出をチーズホエー抽出と比較している。
、L−退。
アルカリ ホエー スラリー中の溶性固体、%    6272溶性固体中
の蛋白質、%     46蛋白質(乾燥ベースで)、
%    41脂質(乾燥ベース)1% 総(酸加水分解)         17.2石油エー
テルで抽出される   15,8コンプレクス化脂質、
総脂質の% 8 14.2 5.5 A−及 スラリー中の溶性固体、% 溶性固体中の蛋白質、%     4727蛋白質<v
t燥ヘース)、%      40   29脂質(乾
燥ベース) 1% 総(酸加水分解)         19.6  13
.5石油エーテルで抽出される   12.2  2.
1コンプレクス化脂質、総脂質の% 3884本数値間
の差は、全体の約3分の1に相当するチーズホエーから
の固体が寄与しているためである。
どちらの供給比条件下でも、だが特に大豆:溶媒1:1
0の抽出比の方で、チーズホエーがアルカリ水溶液に比
較して、脂肪種子の脂質をコンプレクス化するためにず
っとすぐれた溶媒系であるようにみえる。よって、本発
明の方法にしたがって製造された高脂肪含量の脂肪種子
“′粉゛′はすぐれた貯蔵寿命と保存問題の減少を示す
本発明の方法により製造される二種類の乳化剤の機能的
、化学的、感覚的および貯蔵寿命特性を研究する目的で
研究を行った。″軽い相″乳化剤生成物(711性蛋白
質−脂質コンプレクス)は以後“メルプロ1 (Mel
pro l)″と呼び、乾燥4′重い相I゛生成物(工
程の残留物)を″ヌルプロ2″と呼ぶことにする。メル
プロ1およびメルプロ2は次のように製造する: ホール大豆と、90℃に加熱し、pHを7.5に調節し
たチーズホエーとを、Nα0.032スクリーンをとり
つけ、ハンドル設定9−1/8に調節したリーラ粉砕機
RAZ−12K122型に同時に供給した。大豆は0.
97kg/winの速度で供給し、チーズホエーの流速
は10L/+ainであった。ホエーはモツツアレッラ
チーズ製造会社で副産物として生じたものであり、その
最初のpHは約6.3である。熱交換器を用いて90℃
に加熱し、その熱溶液を500Lステンレス鋼タンクに
集めた。50%水酸化溶液300−をチーズホエー50
0Lに加えることによってpHを7゜4〜7.5に調節
した。
大豆/チーズホエー混合物が粉砕機に滞留する時間は最
小であって、その材料が最上端から入り。
底部から出て行くのに積度十分な長さであった。
生成した熱スラリーを小さいサージタンクに集め、ポン
プで50OLステンレス鋼製貯蔵タンクに直接入れ、そ
の後そこから撹拌下で引き出し、リーラ粉砕機中におけ
るスラリー生成速度に近い速度で、シャープレス(St
+arples)P660遠心分離器(ボール速度60
00rpm)に供給した。乳化抽出物(軽い相)および
不溶性残留物(重い相)が重景対重景比3:1ないし4
:1で生成した。
軽い相は500Lの被覆タンクに集められ、−晩冷蔵し
て翌日使用するか、ポンプで直接APV蒸発装置、  
JPE型、に送り、真空下で溶液を濃縮して36〜37
%固体にする。演縮物をその後ホモジナイジングポンプ
を用い、約5OL/hourの供給速度で二口(Nir
o)噴霧乾燥器に送った。乾燥器入口温度は190℃で
、出口温度は90℃であった。生成した乾燥乳化剤生成
物はメルプロ1である。
24%固体を含む重い相(残留物)も棚型乾燥機を用い
、熱い空気(80℃)を材料上を通過させ、しばしばト
レー内を振とうすることによって乾燥した。乾燥生成物
をその後すりつぶして乳化剤生成物メルプロ2を生成す
る。
3表はメルプロ1およびメルプロ2の脂肪蛋白−1炭水
化物−1繊維含量の比較分析を示す二y−人 メルプロ1 メルプロ2 g、2    4,8 12.2    5.5 12.8    14.2 0.94   14.5 30.1    30.5 <o、s   <o、s (0,5(0,5 2,61,4 <1.0   <1.0 28.5    14,1 36.7    45.0 14.4    31゜7 灰分(%) 水分(%) 脂肪(%)(酸加水分解) 脂肪(%)(ソックスレー) 蛋白質(%) フルクトース(%) グルコース(%) スクロース(%) マルトース(%) ラクトース(%) 炭水化物(%) カロリー(100gにつき) 総食事性繊維(%) 総蛋白質および総脂肪は、両生酸物で似ていた。
しかしながらソックスレー分析かられかるように、メル
プロ1は結合脂肪を約93%含み、メルプロ2は結合脂
肪を全然含まなかった。ラクトース含量はメルプロ1で
はメルプロ2より著しく高かった、一方食事性繊維はメ
ルプロ1の方がメルプロ2より有意に低かった。
下の4表は、5表に別個に示される起泡性(foama
bility)の比較とは別に、メルプロ1およびメル
プロ2の機能的特性(これはそれらの乳化剤としての特
性を評価するために重要である)を比較したものである
。若干の例では、4および5表のデータを、測定した特
性によっては、対照試料であるカゼインまたは卵白と比
較する。
1皇農 試料を一定速度で漏斗を経て、風袋を計った100mL
目盛つきシリンダーに注入した。試料100mLの重さ
を用いて、嵩密度g/mLを計算した。
起血立 1%(i+/v)試料溶液を、150mg等量CaC0
1への硬度をもつ水で調製し、100mLを250mL
目盛つきシリンダーに注入した。目盛つきシリンダーに
栓をし、試料を、30cmの振riを保ちながら30秒
秒間上うした。15秒秒間−てから振どうを繰返した。
水の上にある生成した泡の量(泡膨張)をしばらくモニ
ターした。60分間放置後、残留泡の量を再び測定し、
その結果をパ泡安定性″として記録した。
グ9に化。
サークル(Circle)らの方法〔穀物化学(Cer
ealChew、 1964.41 : 157)を若
干変更して用いた;被験試料と、40g蛋白質に相当す
るカゼイン対照を秤量した。脱イオン水を加えて、ビー
カーの700mLの印付近まで分散液を作った。混合物
を撹拌し。
4MNaOHでpHを7.0に!151節した。その混
合物を目盛つきシリンダーに入れて脱イオン水で800
mLにし。
5%(w/v)蛋白質分散液を生成する。確実に完全に
混合するために、ポリトロン(Polytron)を用
いて試料を10,000rpo+で1分間分散させた。
これに続いて約5分間250Orpmで遠沈し、気泡を
全部除去した。分散液を80℃で30分間加熱し、直ち
に水浴中で冷やして25℃にした。生成した混合物を目
で見て特徴を確認し、ブルックフィールド粘度計RVF
型を用い、20rpi、スピンドル#2、#5で粘度を
測定した。
ル皮俟作 ヤスマツらの方法(Agr、 Bio、 Chem、 
1972.36巻、719ページ)を改良を加えて用い
た。7.00g試料およびカゼイン対照に、100mL
脱イオン水(分散液のρ11を7にするために必要なあ
らかじめ定められた量のIMNaOHを含む)に加えた
。その混合物をポリトロンで、10.00Orpmで1
0秒間ブレンドし、その後、防腐剤を含まないピーナツ
油100mLを加えた。混合物を10,000rpa+
で1分間乳化した。得られた乳濁液を4本の50mL遠
沈管に均一に分注し、1 、300gで5分間遠沈した
。乳化活性は、乳化させた総混合物容量の%としてあら
れされた。乳化活性は、生成物が油と共に乳化する程度
をあられす尺度である。
九mぐ昨。
乳化安定性は乳濁液が形成された後乳濁液状態を保つ力
の尺度である。乳化活性測定のための方法によってつく
られた乳濁液を30分間80℃に加熱し、水道水で15
分分間中し、1,300gで5分間遠沈した。乳化安定
性は、加熱後に残っている総乳化量の%としてあられさ
れた。
油乳化能力 食物科学雑誌(J、of Food 5cience)
1975.40巻896ページのマーシャル側arsh
all)らの方法を用いた。065g試料およびカゼイ
ン対照に50mL脱イオン水(試料分散液のpHを7に
するために必要なNa011溶液を含む)を加えた。分
散液をオステライザー(Osterizer)を用いて
最高速度で60秒間ブレンドした。着色トウモロコシ油
をビユレットから、オステライザージャーの蓋にあけた
61nffl孔を通して、乳濁が崩壊するまで(終点)
供給した。油乳化能力は、蛋白質1gの乳濁液崩壊に達
するのに必要な油の容置であられされた。
水和能力 窒素溶解度指数(%) 嵩密度(g/cc) 乳化活性(%) 乳化安定性(%) 生−人 1.2 83.6 0.262 43.8±1.4 44.2±1.4 5.6 23.4 0.562 41.2±0.7 58.4±7 43.9±1.3 56.1±1.9 ゲル化−視覚的   液体   セミ−ゲル 液体−粘
度(cP)       80*        12
20寧*      520本本 スピンドル#2.2
0rpm、 RVF** スピンドル#5.20rpm
、 RVF時間 可−艮 以下の溶液の泡の量(cc) 0     53.0±2.8  7.0±1.4  
16.0±1.45     47.0±2.8  4
.5±0.7  13.5±0.710     43
.0±0.0  3.0±0.0  11.0±2.8
20     38.0±4.2  2.5±0.7 
 10.5±2.130     35.0±2.8 
 2.5±0.7   8.0±1.440     
32.5±4.9  2.0+0.0   7.S±0
.750    30.0±4.2  2.0±0.0
  7.0±0,060     36.5±2.1 
 2.0±0.0   6.5±0.7メルプロ1の蛋
白質はPH7ではメルプロ2の蛋白質より実質上より可
溶性であった。メルブロ2はメルプロ1より低い窒素溶
解度指数(NSI)をもっていたが、その水結合能力お
よびゲル形成特性はメルプロ1のそれらよりすぐれてい
た。
5表に見られるように、泡乳膨脹の最高平均値はメルプ
ロ1に認められた;メルプロ1はラクト−ス含量も最高
であった。二番目に高い平均値を示したのは卵白で、最
低だったのはメルプロ2であった。後者はメルプロ1よ
り多くの食事性繊維を含んでいた。同じような傾向が泡
安定性にも認められた。メルプロ2は被験三試料の中で
最も低い安定性を示した。メルプロ1は最高の安定性を
示したが卵白と比べるとほんの少し良いだけであった。
メルブロ1の高い泡膨脹は、窒素溶解度指数とよく相関
していた。というのは高いNS (窒素溶解度)が高い
泡膨張の必要条件であるからである。
メルプロ1もメルプロ2も同様な乳化活性(EA)およ
び安定性(ES)を示した。それらのEAおよびES値
の大きさがカゼイン値に似ているとはいえ、それらの蛋
白質含量を考慮に入れた場合、メルプロ試料の乳化力は
実際上カゼインよりすぐれている。
メルプロ試料は30%蛋白質を含み、一方力ゼインは大
ざっばに見て90%蛋白質を含み、EAおよびESは蛋
白質含量と高度に相関している。メルプロ1はメルプロ
2またはカゼインより良い油乳化能力を示した。
これらの結果は、メルプロ1が卵白よりすぐれた泡立ち
(whipping)特性およびカゼインまたはメルプ
ロ2よりすぐれた油乳化能力を有することを示している
。メルプロ2が最低の泡立ち特性を示した。メルブロ1
もメルプロ2も同様な、カゼイン系よりすぐれた乳化活
性および安定性を示した。
ゲル化特性の点では、メルプロ2はメルプロ1またはカ
ゼインよりすぐれたゲル化特性を示した。
感覚的特性に関しては、メルプロ1およびメルプロ2の
試料を92日間促進条件下に(30℃±2;30〜40
%R,H,)保ち、三人のプロフィールパネルによって
評価した。これらの試料は標準的相対湿度および温度で
保存した試料に比べてパかけ離れた”匂いの発生は全黙
認められなかった。
調査班は、スラリー型の試料(100m12沸騰、蒸溜
水に対して25g粉末)で、それらの外観、匂い、口あ
たり、後味を、3箇月間に至って評価した。メルプロ1
は非常に弱い、調理ずみ穀物/牛乳/乳製品の匂いをも
ち、メルプロ2は主として紙/ボール紙の匂いをもつと
報告された。
概して、両方の促進メルプロ試料において最も多く認め
られた変化は、最初のプロフィールに比較して匂いの強
度が低下したことである。
その上、対照メルプロ1の匂い特性では、非常にわづか
の麦芽/糖蜜の匂いが発生したことがわかった、これは
促進試料または時間がゼロのときには認められなかった
走査電子顕微鏡を用いて、軽い相(メルプロ1)の形態
、および間接的に脂質および蛋白質相の組織に関する構
造的情報を得た。先行実施例のメルプロ1に類似した方
法でつくられた試料およびソックスレー脂肪抽出にかけ
た試料を顕微鏡で可視化した。これら二つの′軽い相″
標本の代表的写真をそれぞれ第2図および第3図に示す
″軽い相”の全脂肪(full fat)およびパ脱脂
肪″試料は両方共球形構造を示す。これらの球は互いに
他の球にとり囲まれることがあり、非常にわづかの例で
はあるが完全に充満されている球もある。
これらの構造の直径は10ないし50ミクロンの間に変
化する。全脂肪−および脱脂試料の間に有意差は認めら
れない。これは正常である、なぜならばこれまでの実施
例の結果かられかるように、ソックスレー抽出法を用い
て′軽い相″から抽出されるのは総脂肪の1%以下に過
ぎないからである。
こうして、電子顕微鏡で見られる球状構造はほとんど蛋
白質から成り脂肪は蛋白質被膜の中にとり込まれている
に違いないと思われる。″軽い相″生成物が水中に分散
する場合、蛋白質被膜を溶解するためのモヨニール(M
ojonnier)法で一般に行われるように、蛋白質
被膜を先づ除去するならば、脂肪は容易に抽出される。
脂肪粒はその後抽出溶媒に移動することができる。同様
に、ヌルプロ1型乳化剤からの脂肪は、蛋白質を酸加水
分解して脂肪を疎水性抽出溶媒に接近できるようにする
ことによって容易に抽出される。
本発明を好ましい実施例に関連して説明したが、その他
の変法も用いられる。特に、菜種のような脂質含有量の
非常に高い脂肪種子を用いる場合。
その他の農業資源、好ましくは適当な蛋白質含量をもち
、油含量は比較的低い、たとえば豆科材料のようなもの
を添加すると、その種子に固有の上記の必要蛋白質が供
給され、遊離の油をコンプレクス化する。蛋白質−脂肪
および炭水化物組成物の広いスペクトルをもった生成物
を製造するためには低−および高脂質原料の選択的組み
合わせを゛抽出すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、植物原料と液体牛乳副産物抽出媒質を処理し
て本発明の方法による蛋白質性成分を製造する方法を図
式的に説明した工程系統図である。 第2図は本発明の方法によってつくられた安定的蛋白質
−脂質抽出物溶液の噴霧乾燥によって製造された生成物
の二枚の顕微鏡写真の複写物である。 第3図は、本発明によってつくられた安定的蛋白質−脂
質抽出物溶液を先づ噴霧乾燥し、その後その乾燥抽出物
をソックスレー抽出によって処理し、未結合脂質製除去
することによって製造された生成物の二枚の顕微鏡写真
の複写物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固体の植物生原料から、高められた酸化安定性およ
    び酵素的腐敗に対する高い耐性をもった蛋白質−脂質コ
    ンプレクスを製造する方法であって、(a)植物原料と
    液体牛乳副産物とを、固体:液体の比が約1:4kg/
    L以上にならないようにして高衝撃破砕装置に連続的に
    供給し、スラリーを形成し、 (b)上記スラリーを、安定的蛋白質−脂質コンプレク
    ス溶液から成る液体相と、固体相残留物とに分離し、 (c)上記液体相を濃縮し乾燥して安定的蛋白質脂質コ
    ンプレクスを与える 諸段階から成る方法。 2、液体牛乳副産物を先づ最初に約80℃から沸点まで
    の間の温度に加熱し、そのpHをアルカリ添加によって
    選択的に調節し、スラリーが大体中性になるようにする
    請求項1に記載の方法。 3、スラリーを、液体相と固体相とに分離する直前の最
    低2分間、最低約75℃の温度に維持する請求項1に記
    載の方法。 4、植物生原料が脂肪種子を含んで成る請求項2に記載
    の方法。 5、脂肪種子が大豆を含んで成る請求項4に記載の方法
    。 6、液体牛乳副産物がチーズホエーである請求項1に記
    載の方法。 7、液体牛乳副産物がチーズホエーである請求項5に記
    載の方法。 8、高衝撃破砕装置が、約0.040インチ(0.1c
    m)以下の大きさの粒子をもつスラリーを通過させるよ
    うに機能する出口スクリーンを装着したハンマーミルで
    ある請求項1に記載の方法。 9、スラリーの液体相と固体相を分離する段階が固体ボ
    ウル連続遠心分離器で行われる請求項1に記載の方法。 10、固体相残留物を乾燥して食品添加物として使用す
    るための粉末を製造する段階をさらに含む請求項2に記
    載の方法。 11、酸化的および酵素的腐敗の発生に対する高められ
    た安定性をもつ全脂肪(full fat)脂肪種子粉
    を製造する方法であって、 (a)生脂肪種子と液体牛乳副産物とを、固体:液体比
    が約1:4kg/Lより大きくならないようにして高衝
    撃破砕装置に連続的に供給し、安定的蛋白質−脂質コン
    プレクス溶液中に分散した固体相物質から成るスラリー
    を生成し、 (b)上記スラリーを乾燥して安定な粉を形成する 段階から成る方法。 12、脂肪種子が大豆を含んで成る請求項11に記載の
    方法。 13、液体牛乳副産物がチーズホエーを含んで成る請求
    項12に記載の方法。 14、請求項7の方法によってつくられる安定的蛋白質
    −脂質コンプレクスを含んで成る乳化剤。 15、請求項7の方法によってつくられる固体相を乾燥
    し、粉末にすることによって製造される物質を含んで成
    る乳化剤。
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