JPH0217461Y2 - - Google Patents

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JPH0217461Y2
JPH0217461Y2 JP10270384U JP10270384U JPH0217461Y2 JP H0217461 Y2 JPH0217461 Y2 JP H0217461Y2 JP 10270384 U JP10270384 U JP 10270384U JP 10270384 U JP10270384 U JP 10270384U JP H0217461 Y2 JPH0217461 Y2 JP H0217461Y2
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JP
Japan
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rotor
stator
section
rotating shaft
rotary transformer
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JP10270384U
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JPS6117711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案はVTR等に用いられる回転トランス
に関するもので、さらに詳しくは、ロータ部およ
びステータ部の精度を必要とせず、かつ、ロータ
部とステータ部のギヤツプを調整できるようにし
た回転トランスに関する。
【従来の技術】
回転部(ロータ部)電気回路と、静止部(ステ
ータ部)電気回路とを有する電気装置において、
相互間の伝達手段としてスリツプリングとブラシ
による接触伝達が古くから用いられているが、
VTRの回転ヘツドのようにヘツドの回転数が
1800rpmときわめて高回転な装置においては、摺
動ノイズや寿命に問題があり、回転トランスが用
いられている。 この回転トランスは磁束が空気中でも通ること
を利用して、回転部(ロータ部)から静止部(ス
テータ部)へ、あるいは、その逆に電気信号を伝
達する一種のトランスである。 第1図および第2図に、それぞれ構成の異なる
従来の回転トランスを示す。第1図において、こ
こに示される回転トランスは平面対向形と呼ばれ
るタイプのもので、モータ(図示せず)により回
転駆動される回転軸1に固定されたロータ部2
と、このロータ部2のスラスト方向に対向して設
けられたステータ部3と、ロータ部2およびステ
ータ部3の溝に巻かれたコイル4a,4b,5
a,5bとから構成されている。ロータ部2に設
けられたコイル4aは、対向するステータ部3に
設けられたコイル5aと対をなして1チヤンネル
分の信号を伝達し、また同様に、コイル4bとコ
イル5bとが対をなして他の1チヤンネル分の信
号伝達を行なう構成になつている。また、ロータ
部2およびステータ部3のコイル4a,4bおよ
びコイル5a,5bには、シヨートリング6が設
けられており、このシヨートリング6は、コイル
4a,4b間およびコイル5a,5b間のストロ
ークを軽減するものである。 そして、回転部の電気信号は電流波形としてロ
ータ部2のコイル4a,4bに加えられ、これに
よつて磁束が発生し、この磁束の一部はステータ
部3のコイル5a,5bに鎖交して電圧を誘起す
る。両コイル4a,5aまたは4b,5b間の結
合係数が変わらなければ、その誘起電圧はロータ
部2のコイル4a,4bに加えられた電圧に比例
するので、信号の伝達を行なうことができる。 第2図はロータ部2と、ステータ部3との配置
が回転軸のラジアル方向に対向している同軸形と
呼ばれるタイプのもので、その機能、作用は上記
した平面対向形と同様である。 従来の回転トランスは、以上のように構成され
ているので、平面対向形のタイプではチヤンネル
数の増加に伴いラジアル方向の形状が大きくなる
欠点を有し、また同軸形のタイプではロータ部
と、ステータ部の間隔がその加工精度により決定
されるから、ロータ部、ステータ部間のギヤツプ
を精密に制御できない欠点があつた。
【考案の目的】
この考案は、上記のような従来のものの欠点を
除去するめになされたものであり、ロータ部と、
ステータ部の対向面を回転軸に対して角度をもた
せ、一方の対向面を他方より小さくし、回転軸方
向に可動調整することにより、ロータ部と、ステ
ータ部のギヤツプを精密に調整することのできる
回転トランスを提供することを目的としている。
【考案の構成】
上記の目的を達成するため、この考案は、それ
ぞれコイルが取付けられたロータ部およびステー
タ部が回転軸のラジアル方向に沿つて配置された
回転トランスにおいて、該ロータ部と該ステータ
部の対向面が該回転軸に対して所定の角度で形成
され、かつ、該ロータ部および該ステータ部の一
方を他方の対向面より小さくすると共に、該回転
軸の方向に調整できるように構成したことを特徴
とするものである。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を第3図に基づいて
説明する。第3図において符号10はモータ(図
示せず)により駆動される回転軸であり、11は
回転軸10のラジアル方向に貫通されて配設され
たステータ部であり、このステータ部11には回
転軸10のスラスト方向に沿つて複数の溝が設け
られて、その溝にコイル12a〜12cが巻かれ
ている。また、ステータ部11には回転軸10の
スラスト方向に移動する調整手段13が設けら
れ、この調整手段15はネジ等により、ステータ
部11を上下動できるように構成されている。1
4は図示しない手段により回転軸10と一体的に
結合され、ステータ部11に対向して回転軸10
のラジアル方向に配置されたロータ部であり、ス
テータ部11と同様にコイル15a〜15cが溝
に沿つて設けられている。また、ロータ部14に
対するステータ部11の対向面11aは、そのロ
ータ部14の対向面14aより小さくなされ、か
つ、回転軸10に対して角度を有した形状に形成
されている。同様にロータ部14の対向面14a
も回転軸10に対して同一な角度で形成されてい
る。 このように構成された回転トランスにおいて、
ステータ部11およびロータ部14を独立して形
成し、図示するように組立てることにより、ステ
ータ部11と、ロータ部14とのギヤツプは調整
手段13により任意に調整することが可能であ
る。 なお、この実施例の構成以外に、対向面の面積
が小さいのはロータ部でもよく、また、調整手段
もロータ部に設けることが可能である。
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、それぞれコ
イルが取付けられたロータ部およびステータ部が
回転軸のラジアル方向に沿つて配置された回転ト
ランスにおいて、該ロータ部と該ステータ部の対
向面が該回転軸に対して所定の角度で形成され、
かつ、該ロータ部および該ステータ部の一方を他
方の対向面より小さくすると共に、該回転軸の方
向に調整できるように構成したので、構成簡単に
して低コストな、ギヤツプ調整することのできる
同軸形の回転トランスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の平面対向形の回転トランスの構
成を示す断面図、第2図は従来の同軸形回転トラ
ンスの構成を示す断面図、第3図はこの考案の一
実施例による回転トランスの構成を示す断面図で
ある。 10……回転軸、11……ステータ部、11a
……対向面、12a〜12c,15a〜15c……
コイル、13……調整手段、14……ロータ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれコイルが取付けられたロータ部および
    ステータ部が回転軸のラジアル方向に沿つて配置
    された回転トランスにおいて、該ロータ部と該ス
    テータ部の対向面が該回転軸に対して所定の角度
    で形成され、かつ、該ロータ部および該ステータ
    部の一方を他方の対向面より小さくすると共に、
    該回転軸の方向に調整できるように構成したこと
    を特徴とする回転トランス。
JP10270384U 1984-07-06 1984-07-06 回転トランス Granted JPS6117711U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10270384U JPS6117711U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 回転トランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10270384U JPS6117711U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 回転トランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6117711U JPS6117711U (ja) 1986-02-01
JPH0217461Y2 true JPH0217461Y2 (ja) 1990-05-16

Family

ID=30662101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10270384U Granted JPS6117711U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 回転トランス

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JP (1) JPS6117711U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6117711U (ja) 1986-02-01

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