JPH0448114Y2 - - Google Patents

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JPH0448114Y2
JPH0448114Y2 JP1984150000U JP15000084U JPH0448114Y2 JP H0448114 Y2 JPH0448114 Y2 JP H0448114Y2 JP 1984150000 U JP1984150000 U JP 1984150000U JP 15000084 U JP15000084 U JP 15000084U JP H0448114 Y2 JPH0448114 Y2 JP H0448114Y2
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JP
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magnet
rotor
stator core
rotor magnet
fixed
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JP1984150000U
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JPS6165838U (ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、複数極を有するロータマグネツト
がステータコアの周面と対向するように構成され
た周対向型のモータに関する。
(従来の技術) ビデオテープレコーダ(VTR)の回転ヘツド
等を駆動する直流モータとして、第6図に示すよ
うに、ロータマグネツト10をステータコア11
の周面と対向するように配置した構成のものが知
られている。
ロータマグネツト10は、端板付筒体からなる
ロータケース12の内周面に固定されており、ロ
ータケース12は、フランジ13aを有するスリ
ーブ13に固定されている。スリーブ13は、
VTRの回転ヘツド部を構成する固定シリンダ1
4の中心部に植設固定された軸15に回転自在に
嵌合している。軸15のスリーブ嵌合部には動圧
軸受用スパイラル溝16が形成され、また軸15
の端面はスラスト軸受板17に当接している。ス
ラスト軸受板17は、その外側面に当てがわれた
押え板18によつてスリーブ13の端面に固定さ
れている。押え板18はねじ19によつてスリー
ブ13の頂部に固定されている。
スリーブ13のフランジ13aには、回転ヘツ
ド部を構成する回転シリンダ20がねじ21で固
定されていて、この回転シリンダ20には、ヘツ
ド22が支持体23を介して取り付けられてい
る。支持体23の回転シリンダ20と接する側の
面には、回転シリンダ20にねじ込まれたアジマ
ス調整ねじ24の内端が当接している。
軸15を固定した固定シリンダ14には、積層
板からなるステータコア11が、隔離筒25を挟
んでねじ26によつて固定されており、ステータ
コア11には、コイル27が設けられている。隔
離筒25には配線基板28が固定されていて、ロ
ータマグネツト10の内周面端部と対向する位置
には、ホール素子29が、配線基板28に支持さ
れることによつて配置されている。
回転シリンダ20及び固定シリンダ14には、
ヘツド22の出力信号を回転側から固定側へ無接
触で伝達するためのトランス30,31が設けら
れている。回転側のトランス30は、ロータケー
ス12に、固定側のそれは固定シリンダ14にそ
れぞれ固定されている。ロータケース12の端面
には、配線基板28上に設けられた周波数発生用
パターンと協働する周波数発生用マグネツト32
が固定されている。
回転体たる回転シリンダ20の固定シリンダ1
4に対する軸方向の相対位置は、ロータマグネツ
ト10とステータコア11との間に作用する半径
方向の磁気的吸引力によつて保持される。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の周対向型モータにおけるヘツドを支持し
た回転シリンダは、これと固定シリンダとの間に
作用する磁気的吸引力によつてその位置が保持さ
れているが、上記磁気的吸引力は、軸方向とは直
角をなす半径方向に作用する力であるので、回転
シリンダの軸方向における保持力が弱く、従つ
て、ヘツド組立体に軸方向の衝撃が加つた場合な
ど、回転シリンダがその軸から抜ける向きに移動
し、その移動した回転シリンダが復帰したときに
ヘツド組立体に衝撃が加わるという問題があつ
た。この問題は、ポータブルVTR等に周対向型
モータが使用されている場合、その持ち運び時等
に多発する。
(問題を解決するための手段) この考案は、ロータマグネツトを保持するロー
タケースの内側に、ステータコアの一端面と面対
向する吸引用のマグネツトを設け、このマグネツ
トと上記ロータマグネツトの着磁数を同着磁数と
すると共に、ロータマグネツトと吸引用マグネツ
トとを同極が互に対向するように配置することに
よつて、従来の周対向型モータにおける問題を解
決した。
(作用) ロータケースの内側に設けた吸引用マグネツト
とロータマグネツトを同極数に着磁し、同じ極性
の磁極を互に対向させて配置することにより、ロ
ータマグネツトとステータとの間の磁気的吸引力
が増大する。
(実施例) 第1図において、ロータケース12の内側端面
には、リング状の吸引用マグネツト35が固着さ
れ、一方、ステータコア11には、被吸引板36
が、ステータコア締付ピン37の頂部に固定され
ることによつて、吸引用マグネツト35と対面す
るように設けられている。この実施例におけるモ
ータは、吸引用マグネツト35及び被吸引板36
を有する点において、第6図に示すモータとその
構成を異にするだけであり、他の部分の構成は同
じであるので、第6図に示された構成部材に相当
する部材に、第6図の符号と同じ符号を付すに止
どめ、その説明を省略する。
吸引用マグネツト35は、第2図に示すよう
に、ロータマグネツト10と同数の磁極N,Sを
有し、この吸引用マグネツト35とロータマグネ
ツト10とは、同じ極性の磁極が互に対向するよ
うにその相対位置が定められている。同極性を対
向させて吸引用マグネツトとロータマグネツトと
を配置することにより、第3図aに示すように、
ロータマグネツト10からステータコアに向う磁
束密度が、同図bに示す磁極の配置に比べて大き
くなる。同図bは、ロータマグネツト10の磁極
Nと吸引用マグネツト35の磁極Sとを互に対向
させた場合の磁力線の向きを示しており、ロータ
マグネツトからの磁力線の一部は吸引用マグネツ
トに向うので、その分だけステータコアに向う磁
束密度が小さくなる。
第4図は、8極着磁のロータマグネツトに対
し、それぞれ着磁数の異なる吸引用マグネツトを
同じ極性を対向させて配置させた場合のロータマ
グネツトと吸引用マグネツトとの間の吸引力の変
化を示しており、吸引用マグネツトの着磁数を、
8極とした場合、すなわちロータマグネツトの着
磁数と同じ数にした場合、最大の吸引力が得られ
ている。
吸引用マグネツト35で吸引される被吸引板3
6の、吸引用マグネツト35と対向する面に電気
絶縁層を設け、その上に第5図に示すように周波
数発生パターン38を形成すれば吸引用マグネツ
トを周波数発生手段に利用することができる。
(効果) この考案によれば、ロータとステータとを軸方
向に作用する磁気的吸引力によつて吸引すると共
に、吸引用マグネツトとロータマグネツトを同極
数に着磁し、同じ極性の磁極を互に対向させるこ
とにより、ロータマグネツトの端部からの磁力線
をステータコアがわに向わせるので、ロータマグ
ネツトとステータコアとの磁気的吸引力を増大さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すモータの要
部断面図、第2図は、ロータマグネツトと吸引用
マグネツトとの相対位置を示す斜視図、第3図
は、ロータマグネツトの磁力線を示す側面図、第
4図は、ロータマグネツトとステータコアとの間
の吸引力と、吸引用マグネツトの着磁数との関係
を示す線図、第5図は被吸着板に周波数発生パタ
ーンを設けた例を示す斜視図、第6図は従来の周
対向型モータの一例を示す断面図である。 10……ロータマグネツト、11……ステータ
コア、12……ロータケース、35……吸引用マ
グネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数極に着磁されたロータマグネツトが、ステ
    ータコアの周面と対向するように配置構成された
    モータにおいて、上記ロータマグネツトを保持し
    たロータケースの内側端面に、上記ロータマグネ
    ツトの磁極数と同数の磁極を有する吸引用マグネ
    ツトを、上記ロータマグネツトと同じ極性の磁極
    を互に対向させ、かつ上記ステータコアの端面と
    面対向させて配置したことを特徴とするモータ。
JP1984150000U 1984-10-03 1984-10-03 Expired JPH0448114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984150000U JPH0448114Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

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JP1984150000U JPH0448114Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6165838U JPS6165838U (ja) 1986-05-06
JPH0448114Y2 true JPH0448114Y2 (ja) 1992-11-12

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ID=30708157

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JP1984150000U Expired JPH0448114Y2 (ja) 1984-10-03 1984-10-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155917U (ja) * 1976-05-20 1977-11-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6165838U (ja) 1986-05-06

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