JPH0217421B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217421B2 JPH0217421B2 JP14844382A JP14844382A JPH0217421B2 JP H0217421 B2 JPH0217421 B2 JP H0217421B2 JP 14844382 A JP14844382 A JP 14844382A JP 14844382 A JP14844382 A JP 14844382A JP H0217421 B2 JPH0217421 B2 JP H0217421B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- natto
- center
- adjacent
- concave portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 235000013557 nattō Nutrition 0.000 claims description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 241001474374 Blennius Species 0.000 description 2
- 235000021055 solid food Nutrition 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、納豆、とろろ、細切した海草など
のような粘ちゆう性固形食品をかき回わして食す
る際に、かき回わし混合を効果的にする容器に利
用される。
のような粘ちゆう性固形食品をかき回わして食す
る際に、かき回わし混合を効果的にする容器に利
用される。
（従来の技術）
かき回わして食する固形食品は納豆、とろろ、
海草などの粘ちゆう性固形体のものであるが、そ
のうちでも納豆が量的に普及している。
海草などの粘ちゆう性固形体のものであるが、そ
のうちでも納豆が量的に普及している。
従来において、この種食品のかき回わしを図る
容器は、例えば実公開昭56−156711号や実公開昭
56−118883号考案が提案されている。これら考案
は容器に内周縁が１個の円形の凹部を凹設し該内
周縁の複数個所に渦巻状に突条を設けることによ
り、かき回わしの際に納豆が突条に触れて転動し
粘ちゆう性を増すようにしたものであるが、上記
凹部が１個であるために、はしなどの１周回のか
き回わしごとの転動になるために粘ちゆうの増大
が効率的でなく、強くかき回わすと遠心力により
内周縁の上面へ納豆が案内されて外周へこぼれ出
る欠点があつた。
容器は、例えば実公開昭56−156711号や実公開昭
56−118883号考案が提案されている。これら考案
は容器に内周縁が１個の円形の凹部を凹設し該内
周縁の複数個所に渦巻状に突条を設けることによ
り、かき回わしの際に納豆が突条に触れて転動し
粘ちゆう性を増すようにしたものであるが、上記
凹部が１個であるために、はしなどの１周回のか
き回わしごとの転動になるために粘ちゆうの増大
が効率的でなく、強くかき回わすと遠心力により
内周縁の上面へ納豆が案内されて外周へこぼれ出
る欠点があつた。
（発明が解決しようとする問題点）
この発明が解決しようとする問題点は、かき回
わしによつて納豆がよく転動しつつ全体として容
器中心部へ盛りあがり状に集まるようにするもの
である。
わしによつて納豆がよく転動しつつ全体として容
器中心部へ盛りあがり状に集まるようにするもの
である。
（問題点を解決するための手段）
この発明が上記問題点を解決するための手段
は、容器に周縁を残して、外周面が半球状に外方
へ膨らんだ傾斜面として成る凹部を複数個均等に
隣接して凹設すると共に、該隣接した凹部相互の
境界線縁の形状を、容器上部から凹部の前記傾斜
面の側壁を経て底面にかけて容器中心部へ求心的
な渦巻状の突条として成るものである。ここに渦
巻状とは時計方向の渦巻はもちろん反時計方向の
渦巻でもよい。
は、容器に周縁を残して、外周面が半球状に外方
へ膨らんだ傾斜面として成る凹部を複数個均等に
隣接して凹設すると共に、該隣接した凹部相互の
境界線縁の形状を、容器上部から凹部の前記傾斜
面の側壁を経て底面にかけて容器中心部へ求心的
な渦巻状の突条として成るものである。ここに渦
巻状とは時計方向の渦巻はもちろん反時計方向の
渦巻でもよい。
（作用）
上記手段によれば、複数個均等に凹設される凹
部はその外周上端が円弧状に連接すると共に周面
が半球状に外方へ膨らんだ傾斜面から成るため、
容器の中心から連接点までの半径よりも該中心か
ら凹部外周上端の円弧の頂点までの半径が大であ
るため、納豆をかき回わしたときにその差分の空
間に納豆が追い出されて半球状傾斜面に案内され
ると共に、均等に配置された渦巻状突条に沿つて
納豆全体が求心的に底面中央部へ案内されるの
で、納豆の転動がくり返えされつつ容器中心部へ
巻き込み状に集められる。したがつて、この発明
が解決しようとする問題点が上記手段によつて解
決されることになる。
部はその外周上端が円弧状に連接すると共に周面
が半球状に外方へ膨らんだ傾斜面から成るため、
容器の中心から連接点までの半径よりも該中心か
ら凹部外周上端の円弧の頂点までの半径が大であ
るため、納豆をかき回わしたときにその差分の空
間に納豆が追い出されて半球状傾斜面に案内され
ると共に、均等に配置された渦巻状突条に沿つて
納豆全体が求心的に底面中央部へ案内されるの
で、納豆の転動がくり返えされつつ容器中心部へ
巻き込み状に集められる。したがつて、この発明
が解決しようとする問題点が上記手段によつて解
決されることになる。
（実施例）
この発明の一実施例を図面を参酌しつつ説明す
ると、第１図に示すように発泡スチロールの平面
四角形の基材１は所要幅の周縁２を残して外周面
が半球状に外方へ膨らんだ傾斜面９として成る凹
部ａを４個均等に隣接凹設して成るものである
が、４個の各凹部ａの外周上端は周縁２において
円弧状に形成されるが、該外周上端は基材１の各
辺縁の中間に相当する中間部３において相互に連
接するものであり、隣接境界は中間部３から側壁
５を経て四角形の盛りあがり状なる底面中央部４
に至る時計方向の渦巻状の突条７を形成し、突条
７は線状の頂点から側壁５及び底面６に対して左
右に傾斜面８を形成して成る。
ると、第１図に示すように発泡スチロールの平面
四角形の基材１は所要幅の周縁２を残して外周面
が半球状に外方へ膨らんだ傾斜面９として成る凹
部ａを４個均等に隣接凹設して成るものである
が、４個の各凹部ａの外周上端は周縁２において
円弧状に形成されるが、該外周上端は基材１の各
辺縁の中間に相当する中間部３において相互に連
接するものであり、隣接境界は中間部３から側壁
５を経て四角形の盛りあがり状なる底面中央部４
に至る時計方向の渦巻状の突条７を形成し、突条
７は線状の頂点から側壁５及び底面６に対して左
右に傾斜面８を形成して成る。
このようにして成る容器で納豆をはしなどでか
きまぜた場合に、第４図に示すように周縁２にお
いて、容器の中心から連接点すなわち中間部３ま
での半径ｒより該中心から凹部外周上端の円弧の
頂点までの半径Ｒが大であるため、その差分が形
成する空間２０に納豆が追い出され、傾斜面９を
滑りかつ時計方向の渦巻状の突条７に沿つて求心
的に底面中央部４に案内されるので、容器外にこ
ぼれ落ちることもなく、突条７によつてはしなど
に絡みついた納豆が転動分離される。
きまぜた場合に、第４図に示すように周縁２にお
いて、容器の中心から連接点すなわち中間部３ま
での半径ｒより該中心から凹部外周上端の円弧の
頂点までの半径Ｒが大であるため、その差分が形
成する空間２０に納豆が追い出され、傾斜面９を
滑りかつ時計方向の渦巻状の突条７に沿つて求心
的に底面中央部４に案内されるので、容器外にこ
ぼれ落ちることもなく、突条７によつてはしなど
に絡みついた納豆が転動分離される。
なお、本実施例では容器を小皿代わりにも使用
できるように、体裁と美的観点から基材１の表裏
両面には貫入模様ｂを印刷した透明な合成樹脂製
のフイルム１０，１０′が貼着されている。更に、
凹部ａは４個であるけれども他の区画数でもよ
く、基材１の輪郭形状も平面四角形に限定される
ものではない。
できるように、体裁と美的観点から基材１の表裏
両面には貫入模様ｂを印刷した透明な合成樹脂製
のフイルム１０，１０′が貼着されている。更に、
凹部ａは４個であるけれども他の区画数でもよ
く、基材１の輪郭形状も平面四角形に限定される
ものではない。
販売に際しては容器内に一定量の納豆と共に袋
詰めされた調味料が収納され、表面をフイルムで
被覆して需要者に供される。
詰めされた調味料が収納され、表面をフイルムで
被覆して需要者に供される。
（発明の効果）
この発明によれば、納豆容器において納豆をか
きまぜによつて容器外にこぼれ落すことなく粘り
を強くするという効果がある。
きまぜによつて容器外にこぼれ落すことなく粘り
を強くするという効果がある。
図面は実施例に関し、第１図はこの発明に係る
納豆等の容器の平面図、第２図は同上容器の正面
図、第３図は第１図Ａ−A′矢視断面図、第４図
は納豆をかきまぜる時の納豆粒の動態を示す説明
図である。 図中、１は基材、２は周縁、３は中間部、４は
底面中央部、５は側壁、６は底面、７は突条、
８，９は傾斜面、２０は空間。ａは凹部、ｒ，Ｒ
は半径。
納豆等の容器の平面図、第２図は同上容器の正面
図、第３図は第１図Ａ−A′矢視断面図、第４図
は納豆をかきまぜる時の納豆粒の動態を示す説明
図である。 図中、１は基材、２は周縁、３は中間部、４は
底面中央部、５は側壁、６は底面、７は突条、
８，９は傾斜面、２０は空間。ａは凹部、ｒ，Ｒ
は半径。
Claims (1)
- １ 容器に周縁を残して、外周面が半球状に外方
へ膨らんだ傾斜面として成る凹部を複数個均等に
隣接して凹設すると共に、該隣接した凹部相互の
境界縁を容器上面から凹部の前記傾斜面の側壁を
経て底面にかけて容器中心部へ求心的な渦巻状の
突条として成る納豆等の容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57148443A JPS5937170A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 納豆等の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57148443A JPS5937170A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 納豆等の容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5937170A JPS5937170A (ja) | 1984-02-29 |
| JPH0217421B2 true JPH0217421B2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=15452911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57148443A Granted JPS5937170A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 納豆等の容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937170A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0431016U (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-12 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010228777A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 掻き混ぜ容易な食品容器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5650967U (ja) * | 1979-09-26 | 1981-05-06 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56118883U (ja) * | 1980-02-12 | 1981-09-10 | ||
| JPS56156711U (ja) * | 1980-04-21 | 1981-11-21 |
-
1982
- 1982-08-25 JP JP57148443A patent/JPS5937170A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5650967U (ja) * | 1979-09-26 | 1981-05-06 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0431016U (ja) * | 1990-07-06 | 1992-03-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5937170A (ja) | 1984-02-29 |
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