JPH02173938A - 光検出装置 - Google Patents

光検出装置

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JPH02173938A
JPH02173938A JP63327580A JP32758088A JPH02173938A JP H02173938 A JPH02173938 A JP H02173938A JP 63327580 A JP63327580 A JP 63327580A JP 32758088 A JP32758088 A JP 32758088A JP H02173938 A JPH02173938 A JP H02173938A
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axis
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JP63327580A
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Hideo Ando
秀夫 安東
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、例えば光学的に情報記録媒体に記録された情
報を再生する装置に適用することができる光検出装置に
関する。
(従来の技術) 最近、情報記録媒体の一種として光ディスクが脚光を浴
びつつある。その技術的背景には、レーザ発振技術の高
度化が挙げられ、それにより光ディスクが高密度、高速
性に優れたものとなっている。この光ディスクは、穴等
のピット形状で情報が記録され、記録された情報を再生
するには光ディスクに照射された光の反射率の変化を利
用する。但し光ディスクに対して情報の記録または再生
を行なう際には、光ディスクに照射される光を正確に光
デイスク上に焦点を合せるように制御するフォーカス・
サーボが要求されている。このフォーカス・サーボを行
なうために、従来様々なフォーカスを検出する方法が考
案されている。
例えば特開昭59−90237号公報で開示されている
ように、その光路上に設けられている光軸に対して非対
称に抜出すマスク(ナイフウェッジ等の遮光板)を介し
て、光ディスクからの光を光検出器で検出することによ
り、フォーカスの誤差検出を行なうものがある。この検
出方法においては、光ディスクと光ディスクに光を照射
する対物レンズとの距離により、光ディスクから光検出
器に導かれる光の位置の変動により焦点を検出しフォー
カス・サーボを行うものである。この装置では、光ディ
スクから反射される光の結像点に光検出器を配置してい
る。また、この光検出器は、2個の光検出素子を有して
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この検出方法を用いて焦点を検出する場
合には、光ディスクからの光の結像点に光検出器が配置
されているために、光検出器上での光のビームスポット
のサイズが小さくなる。
このため、温度変化等による光学素子の変形による光軸
ずれ等の影響を受は易く、正確なフォーカシング制御を
行なうことができないという欠点があった。
そこでこの発明は、温度変化等による光軸ずれ等の影響
を受けることなく正確な焦点検出を行うことができる光
検出装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、情報トラックが設
けられている情報記録媒体に光を集光させる第1の集光
手段と、情報記録媒体に設けられている記録トラックに
沿って配置されている第1及び第2の領域を有し、情報
記録媒体から第1及び第2の領域に照射される光に対し
て、第1及び第2の領域において不均一な光量を抜出し
かつ第1及び第2の領域において互いに記録トラックに
沿って非対称な光量を抜出す光学手段と、互いにほぼ直
交する直線によって分離されて配置する4個の検出素子
を有し、隣り合わない2つの検出素子及び他の隣り合わ
ない2つの検出素子でそれぞれの出力の和を演算する第
1及び第2の演算器並びに第1及び第2の演算器の出力
の差を取り出す第3の演算器の出力をの差を取り出す第
3の演算器を有し、第2の集光手段により集光される光
による照射面積の増減に関連して情報記録媒体と第1の
集光手段との相対的な位置を検出する検出手段と、この
検出手段に応答して第1の集光手段の情報記録媒体に対
する位置を調節する調節手段とを具備したことを特徴と
する光検出装置を提供する。
(作 用) 本発明における光検出装置においては、情報記録媒体に
設けられている記録トラックに沿って配置されている第
1及び第2の領域を有し、しかも情報記録媒体から第1
及び第2の領域に照射される光に対して第1及び第2の
領域において不均一な光量を抜出しかつ第1及び第2の
領域において互いにトラックに沿い非対称な光量を抜出
す光学手段と、この光学手段により抜出された光を一方
向に集光させる集光手段と、互いにほぼ直交する直線に
よって分離されて配置される4個の検出素子を有し、隣
合わない2つの検出素子及び他の隣合わない2つの検出
素子でそれぞれの出力の和を演算する第1及び第2の演
算器、並びにこの第1及び第2の演算器の出力の差を演
算する第3の演算器を有し、集光手段により集光される
光による照射面積の増減を検出する手段とを具備してい
る。
この光検出装置により、検出素子に照射される光のビー
ムスポットのサイズを比較的大きくでき、かつ光軸ずれ
等での検出誤差がなくなるので確実に安定した検出特性
が得られる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
第1図は、本発明の光検出装置を示す概略構成図である
。この装置は、半導体レーザで構成される光源10.光
源10からの光を平行光に変換するコリメートレンズ1
2.ビームスプリッタ14゜光を情報記録媒体18上に
集光させる対物レンズ16、情報記録媒体18から反射
された光が照射される平行ガラス平板20.検出レンズ
22並びに円筒レンズ24.及び情報記録媒体18から
反射された光を検出する光検出器26とから構成されて
いる。
合焦時におけるこの光検出装置において、光源10から
発光された光は、コリメートレンズ12により平行光に
変換される。平行光に変換された光は、ビームスプリッ
タ14を通過して対物レンズ16に向かい、この対物レ
ンズ16でより集光されて情報記録媒体18に照射され
る。この情報記録媒体18は、所謂、光ディスク18で
あり例えば、第2図に示すように基板30及び情報の記
録がなされる記録膜32により構成されている。
基板30は、プラスチック、ガラス又はアルミ等で構成
されている。記録膜32は金属膜、半金属膜、無機膜ま
たは有機膜等で構成されているものである。この基板3
0及び記録膜32には予め凹凸状の記録トラック34が
円心円状あるいはスパイラル状に形成されている。この
記録トラック34に沿って、情報ピット36が形成され
ている。
この光ディスク18への情報の記録の方法としては、記
録膜32に光を照射することにより、記録膜32を蒸発
させてピットを形成する方法、記録膜32を脹らませて
バブルを形成する方法、又は記録膜32の物理変化を生
じさせることなく化学変化を生じさせる方法等がある。
この光デイスク18上に照射された光は、光ディスク1
8で反射し、再び対物レンズ16に向かい、この対物レ
ンズ16を透過した後にビームスプリッタ14に照射す
る。ビームスプリッタ14に照射した光は、平行ガラス
平板20の方向に導かれ、平行ガラス平板20を透過し
、検出レンズ22及び円筒レンズ24を介して光検出器
261;照射される。平行ガラス平板20に照射する光
は、光ディスク18のビットとその周辺部とで反射する
光が干渉の影響を受は不均一な光量分布となっている。
すなわち、平行ガラス平板20に照射する光の光軸37
に直交する平面での光量分布は、第3図に示すように、
光軸37を中心とした対称形の境界線38の内側の領域
38aで光量が減少し暗くなるが、外側の領域38bは
内側の領域38aに比較して明るくなるものである。こ
の境界線38に沿って形成される内側の領域38aの形
状は、光ディスク18の記録トラック34に沿う方向に
対称に形成されている。また、光ディスク30の記録ト
ラック34に沿う方向に直交する方向に対しても、この
境界線38に対して内側の領域38aの形状は対称とな
る。
そのため、記録トラック34に沿う方向を仮にa軸と設
定し、記録トラック34に沿う方向に直交する方向を仮
にb軸と設定して、平行ガラス平板20.検出レンズ2
2及び円筒レンズ24の光学系の配置関係を説明する。
平行ガラス平板20は、光ディスク18の記録トラック
34に沿った方向に配置されている第1及び第2の領域
19a及び19bを有している。
この第1及び第2の領域19a及び19bは、各々遮光
部20c及び20dと光透過部20b及び20aを有し
ている。また、遮光部20c及び20dはa軸及びb軸
のそれぞれに非対称であり、a軸に沿う第1及び第2の
領域19a及び19bそれぞれに一部分づつ形成されて
いる。遮光部20c及び20dには遮光膜21が付加さ
れている。
この遮光膜21としては、例えば、アルミ膜、クロム膜
、炭素膜またはインジウムの酸化物や窒化物などの無機
物で形成される多層膜等の使用が考えられる。このうち
炭素膜または多層膜を用いると遮光膜21での反射が少
なく、光学系に迷光を与えにくい点で効果がある。第1
図及び第4図に示す遮光部20c及び20dを含む平行
ガラス平板20にビームスプリッタ14から導かれる光
が照射されると、光透過部20a及び20bに照射した
光が平行ガラス平板20を透過し、検出レンズ22に向
かって導かれる。検出レンズ22は、照射した光を均一
に集光させる作用を有する。この検出レンズ22を通過
した光は、この円筒レンズ24に照射される。円筒レン
ズ24は、その母線方向23と母線方向23に直交する
方向とで、それぞれ集光する焦線を生じ、光に非点収差
を導入するものである。この円筒レンズ24は、a軸に
対して、母線方向23が平行になるように配置されてい
る。この円筒レンズ24を通過した光は、母線方向23
では円筒レンズ24の作用、を受けずに、円筒レンズ2
4の照射前と同じ方向に光は集光し、集光位置Hで集光
するが、母線方向23に直交する方向では円筒レンズ2
4の作用を受け、母線方向23よりも近い集光位置Gで
集光する。
そこで、このような集光特性を有する円筒レンズ24を
通過した光は、集光位置Hに配置されている光検出器2
6に照射される。光検出器26は、4個の光検出セル2
6a 、26b 、26c及び26dより構成されてお
り、各々は同程度の光検出特性を有するものである。光
検出セル26a、26b、26c及び26dは、a軸に
平行に設定されるa軸及びb軸に平行に設定されるd軸
にそれぞれが接するように配置されており、光検出器2
6は正方形状に組合されている。この光検出器26上で
の像は、光デイスク18上の像に対する結像点に配置さ
れているため、光の回折の影響を受けにくくい。
次に、このような構成を具備した光検出装置におけるフ
ォーカス誤差検出、トラック誤差検出並びに光ディスク
18からの情報再生の検出方法について説明する。
まず、フォーカス誤差検出の方法に関して第5図及び第
6図を参照して説明する。上記に説明した構造を有する
光検出装置においては、光デイスク18上において、対
物レンズ16から照射された光が合焦状態にある場合、
光検出器26でのビームスポット28の形状は、第5図
(a)に示すようになる。すなわち、合焦状態にある場
合に光ディスク18から平行ガラス平板20の光透過部
20aを透過した光は、光検出器26の光検出セル26
a及び26bへ向けて照射される。これら光検出セル2
6a及び26bに照射される光量はほぼ等しく、かつd
軸方向にある程度幅をもった形状となる。また同様に光
透過部201)を透過した光は、光検出器26の光検出
セル26c及び26dへ向けて照射される。これら光検
出セル26C及び26dに照射される光量はほぼ等しく
、かつd軸方向にある程度幅をもった形状となる。これ
に対し、対物レンズ16に対して光ディスク18が、合
焦時に比べ近付いている場合には、第5図(b)に示す
ようになる。すなわち、平行ガラス平板20の光透過部
20aを透過した光は、母線方向23に直交する方向で
の集光位置が合焦時の集光位置Gに比べ光検出器26に
近付く。従って、光検出セル26上でのビームスポット
28の幅がd軸方向で狭くなる。また母線方向23では
ビームスポット28の幅が広くなった状態で、光検出器
26の光検出セル26aに照射される。また同様に、光
透過部20bを透過した光も、母線方向23に直交する
方向での集光位置が合焦時の集光位置Gに比べ光検出器
26に近付きビームスポット28の幅がd軸方向で狭く
なる。また母線方向23ではビームスポット28の幅が
広くなった状態で、光検出器26の光検出セル26cに
照射される。更に、対物レンズ16に対して光ディスク
18が合焦時に比べ遠ざかっている場合には、第5図(
C)に示すようになる。平行ガラス平板20の光透過部
20aを透過した光は、母線方向23に直交する方向で
の集光位置が合焦時の集光位置Gに比べ光検出器26か
ら遠ざかる。従って、光検出器26上でのビームスポッ
ト28の幅がd軸方向で広くなる。また、母線方向23
では、集光したのち光検出器26に照射するため、光デ
ィスク18が近付いた場合とはd軸に対して反対側にビ
ームスポットが移動し光検出器26の光検出器セル26
bに照射する。また同様に、光透過部20bを透過した
光も母線方向23に直交する方向での集光位置が合焦時
の集光位置Gに比べ光検出器26から遠ざかる。従って
、光検出器26上でのビームスポット28の幅がd軸方
向で広くなる。また、母線方向23では集光したのち光
検出器26に照射するため、光ディスク18が近付いた
場合とはd軸に対して反対側にビームスポット28が移
動し光検出器26の光検出セル26dに照射する。
つまり、光検出器26上でのビームスポット28の形状
は、光ディスク18が対物レンズ16に対して合焦位置
にある場合を基準にすると近付いている場合と遠ざかっ
ている場合とでは光検出器26上のd軸に対して反対側
にビームスポットが移動する。
上述したように、光ディスク18と対物レンズ16との
位置関係に応じて、光検出器26上に照射されるビーム
スポット28の形状が変化する。
この形状を検出することによりフォーカス誤差信号を生
成する。このフォーカス誤差信号に生成する信号処理回
路の構成を第6図に示す。
光検出器26に照射された光は、光検出セル26aと2
6cの各出力信号を加算器40で加算し、光検出セル2
6bと26dの各出力信号を加算器42で加算する。こ
れら加算器40.42で得られた信号を減算器50によ
り減算することにより、フォーカス誤差信号を得ること
ができる。このフォーカス誤差信号を対物レンズ駆動回
路56に供給し、対物レンズ駆動部58を制御すること
により、対物レンズ16を光軸方向に移動させて、フォ
ーカス・サーボを行なう。このように、光検出セル26
a及び26cの和信号と光検出セル26b及び26dと
和信号とを比較することにより、フォーカス信号の検出
を行なうため、光軸ずれ等でビームスポット28がC軸
又はd軸方向に移動した場合においても誤差なく検出す
ることができる。
また、トラック誤差を検出する時は、光ディスク18の
記録トラック34に沿う方向、円筒レンズ24の母線方
向23並びに光検出器26のC軸方向とが一致して配置
されているとする。トラック誤差を検出する際には、光
ディスク18に照射する照射光と、記録トラック34に
沿う方向との相対関係により、光ディスク18で反射す
る光の回折分布が変化することを利用する。照射光の光
束中心が記録トラック34の中心線上にあるときに、光
検出器26に照射する光は、光検出器26のC軸に対し
対称となる。すなわち、光検出セル26a及び26b、
26c及び26dにはそれぞれ同等の光量が照射される
。これに対し、照射光の光束が記録トラック34の中心
線上からずれたときに、光検出器26に照射する光は、
光検出器26のC軸に対し非対称となる。すなわち、光
検出セル26a及び26b、26c及び26dにはそれ
ぞれ異なる光量が照射される。照射された光は、それぞ
れ光検出セル26a及び26bの各出力信号が加算器4
6で加算され、光検出セル26C及び26dの各出力信
号が加算器48で加算される。この加算器46.48で
加算された加算器46.48の出力信号は、光検出セル
26a及び26b、26c及び26dに照射された光量
に応じた出力信号となり、減算器54で差を取ることに
より、従って、光検出セル26a及び26b。
26c及び26dに照射される光量差に応じたトラック
誤差信号が得られる。
このトラック誤差信号を対物レンズ駆動回路60に供給
して駆動部62を制御することにより対物レンズ16を
駆動させトラッキング・サーボを行なうものである。こ
のように光検出セル26aと26bに対し光検出セル2
6cと26dというように隣接関係で検出することによ
り、例えば、光デイスク18上の記録トラック34から
対物レンズ16を通過した光がずれた場合においても誤
差なく検出することができる。
さらに、例えば光デイスク18上の記録信号を検出する
時は、光検出セル26a、26b、26C及び26dの
各出力信号の和を加算器46.48及び52で加算する
。この加算信号を記録信号として取出せば光ディスク1
8に記録された情報の再生を行なうことができる。また
、フォーカス検出を行なう際、第5図(b)及び(C)
に示すように、光ディスク18と対物レンズ16との位
置関係が合焦状態にない場合に、ビームスポット28が
光検出セル26aと260.光検出セル26bと26d
というように対角に分割されてそれぞれが光検出器26
に照射するために、検出感度が大きくなり誤検出のない
安定したフォーカス検出が得られる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
まず、第1図の平行ガラス平板20の他の構成について
、第7図及び第8図を参照して説明する。
またこのとき、光検出器26を第1図での合焦時におけ
る、母線方向23に直交する方向での集光位置Gと母線
方向23での集光位置Hとの間の位置に配置してみる。
第7図に示すように、平行ガラス平板20′は、第1及
び第2の領域19a及び19bのどちらも全体の領域に
対してb軸に近い半分の領域25aと、第1の領域にお
いてはb軸よりも光の照射方向から向かって上側領域2
5b、第2の領域においてはb軸よりも光の照射方向か
ら向かって下側領域25cが光透過部25a。
25b及び25cである。また、第1の領域19aの光
の照射方向から向かって、b軸の下側でありかつb軸か
ら遠い半分の領域に遮光膜21が付与されている。遮光
膜21は、また、第2の領域19bの光の照射方向から
向かって、b軸の上側でありかつb軸から遠い半分の領
域に付与されている。第8図においてビームスポット2
8゛は曲線内部に外部よりも明るく照射している。対物
レンズ16を通過した光が光デイスク18上で合焦状態
にある場合、光検出器26上でのビームスポット28′
の形状は第7図の平行ガラス平板20′のa軸に非対称
で第1及び第2の領域の各領域から長方形に抜出された
光で形成される。光透過部25a、25b及び25cを
透過した光は、母線方向23に直交する方向で集光した
のち母線方向23で集光する前に光検出器26に照射し
、第8図(a)に示すように光検出器26の4つの領域
にまたがり、直交する2軸C及びdそれぞれに対称な形
状となる。この形状を第7図に示す平行ガラス平板20
″を用いた場合の合焦時の形状と設定する。このとき光
検出器26へのビームスポット28″による照射光量を
光検出セル26a。
26b、26c及び26dにそれぞれ等しくなるように
光検出器26を光軸を中心として回転させている。この
合焦時に比較し、対物レンズ16に対して光ディスク1
8が近付いている場合には、第8図(b)に示すように
第8図(a)の合焦時の形状に比較し、ビームスポット
28′の形状はd軸方向で幅が狭くなり、C軸方向で反
対に長く幅をもった形状となる。また、合焦時に比較し
対物レンズ16に対して光ディスク18が遠ざかってい
る場合には、第8図(C)に示すように第8図(a)の
合焦時の形状に比較し、ビームスポット28′の形状は
d軸方向では幅が広くなるがC軸方向では、反対に狭く
なっている。
さらに、第1図の平行ガラスの平板20の他の構成につ
いて、第9図及び第10図を参照して説明する。またこ
の時、光検出器26を第1図での合焦時における、母線
方向23での集光位置Hよりも光の進光方向に距離を長
くした位置に配置してみる。第9図に示すように、平行
ガラス平板20“は、第1及び第2の領域19a及び1
9bでa軸及びb軸に対し非対称に遮光膜21が付与さ
れている。光透過部27の形状は、略楕円形でありかつ
この略楕円形の長軸がa軸またはb軸に対して約45″
傾いており、また略楕円形の長軸と短軸の交点はa軸と
b軸の交点とほぼ一致している。第10図においてビー
ムスポット28″は曲線内部に外部よりも明るく照射し
ている。対物レンズ16を通過した光が光デイスク18
上で合焦状態にある場合、光検出器26上でのビームス
ポット28”の形状は、第9図の平行ガラス平板20”
のa軸とb軸との交点に対称な略楕円状の光透過部27
を透過した光は、母線方向23に直交する方向で集光し
たのち、母線方向23で集光し、その後光検出器26に
照射し、第10図(a)に示すように集光状態になく光
検出器26の光検出セル26a 、26b 、26c及
び26dにまたがる略楕円形の形状になる。この形状を
第9図に示す平行ガラス平板20“を用いた場合の合焦
時の形状と設定する。この時光検出器26へのビームス
ポット28”による照射光量を光検出セル26a、26
b、26c及び26dにそれぞれに等しくなるように光
検出器26を光軸を中心として回転させている。
この合焦時に比較し、対物レンズ16に対して光ディス
ク18が近付いている場合には、第10図(b)に示す
ように第10図(a)の合焦時の形状に比較し、ビーム
スポット28”の形状は長い軸及び短い軸の長さがそれ
ぞれ小さくなっている。また、合焦時に比較し対物レン
ズ16に対して光ディスク18が遠ざかっている場合に
は、第10図(c)に示すように、第10図(a)の合
焦時の形状に比較し、略楕円状のビームスポット28″
の長軸が傾き、また、長い軸及び短い軸共に長さが大き
くなっている。
上述したように、光検出器26を第1図での合焦時にお
ける母線方向23での集光位置Hの前後に配置した場合
においても、光検出器26を集光位置Hに配置した場合
と同様の検出効果が得られる。つまり、対物レンズ16
と光ディスク18とが合焦位置にある場合を基準にそれ
らが近付いている時と遠ざかっている時とでは光検出器
26上でのビームスポット28の形状は、光検出セル2
6a及び26cと光検出セル26b及び26dとで、検
出する場合に検出感度を高めるような形状で移動する。
すなわち、第6図における信号処理は、光検出器26を
集光位置Hの前後に配置した場合にも適用することがで
きる。
平行ガラス平板20に付与させる遮光膜21を、記録ト
ラック34に沿って配置される第1及び第2の領域19
a及び19bにおいて不均一な光量を抜出し、かつそれ
ぞれ第1及び第2の領域19a及び19bが記録トラッ
ク34に沿って非対称な光量を抜出すように付与させる
。この光学手段において、合焦時に光検出器26に照射
するビームスポット28の形状を基準とし、対物レンズ
16と光ディスク18との相対距離が合焦時に比較し大
きい場合と小さい場合とで、ビームスポット28の光検
出器26上での形状は、光検出器26に照射する光量が
光検出セル26a及び26cから光検出セル26b及び
26dあるいは光検出セル26b及び26dから光検出
セル26a及び26cと変化する。これにより、光検出
セル26a及び26cと光検出セル26c及び26dと
での光量検出の差か大きくなり、誤検出のない安定した
検出を行なうことができる。また、光軸が記録トラック
34方向、あるいは、記録トラック34方向に直交する
方向にずれた場合でも、このように検出することにより
正確にフォーカスを検出することができる。
本発明の実施例においては、検出レンズ22を具備する
構成としたがこの検出レンズ22は光検出器26で小さ
なビームスポット28を得るために使用されるものであ
り、光検出器26が充分に広い検出領域を有するもので
あればこの検出レンズ22は不用である。また、光検出
器26を配置する位置であるが、本実施例においては、
集光位置H及びその前後に配置したが集光位置G及びそ
の前後であっても同様の効果を得ることができる。
また、光ディスク18からの光を反射光として取扱った
がこれは透過光に関しても同様のことが言える。また、
記録トラック34に沿う方向に平行な軸をa軸とし、a
軸に直交する軸をb軸としたがこれは略直交関係にあれ
ばよい。また、a軸に平行な軸をa軸及びb軸に平行な
軸をd軸としたがこれも略平行関係にあれば良い。さら
に、平行ガラス平板20に遮光膜21を付与するとした
が、遮光する必要はなく明暗に不均一な光量を抜出す部
材であれば良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、温度変化等による
光軸ずれ等の影響を受けることなく正確な焦点検出を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図であり、第2図
は記録トラック形成例であり、第3図は光ディスクから
の反射光量分布図であり、第4図、第7図及び第9図は
本実施例の遮光部を含む平行ガラス平板の図であり、第
5図、第8図及び第10図は実施において光検出器での
ビームスポットの形状であり、第6図は光検出器の出力
信号の信号処理を示す図である。 6・・・対物レンズ、 20・・・平行ガラス平板、 24・・・円筒レンズ、 8・・・先ディスク、 6・・・光検出セル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 情報トラックが設けられている情報記録媒体に光を集光
    させる第1の集光手段と、 前記情報記録媒体に設けられている記録トラックに沿っ
    て配置されている第1及び第2の領域を有し、前記情報
    記録媒体から前記第1及び第2の領域に照射される光に
    対して、前記第1及び第2の領域において不均一な光量
    を抜出しかつ前記第1及び第2の領域において互いに前
    記記録トラックに沿って非対称な光量を抜出す光学手段
    と、互いにほぼ直交する直線によって分離されて配置す
    る4個の検出素子を有し、隣り合わない2つの検出素子
    及び他の隣り合わない2つの検出素子でそれぞれの出力
    の和を演算する第1及び第2の演算器並びに前記第1及
    び第2の演算器の出力の差を取り出す第3の演算器の出
    力をの差を取り出す第3の演算器を有し、前記第2の集
    光手段により集光される光による照射面積の増減に関連
    して前記情報記録媒体と前記第1の集光手段との相対的
    な位置を検出する検出手段と、 この検出手段に応答して前記第1の集光手段の前記情報
    記録媒体に対する位置を調節する調節手段と、 を具備することを特徴とする光検出装置。
JP63327580A 1988-12-27 1988-12-27 光検出装置 Pending JPH02173938A (ja)

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JP63327580A JPH02173938A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 光検出装置
US07/456,427 US5036185A (en) 1988-12-27 1989-12-26 Optical apparatus for detecting a focusing state
KR1019890019862A KR930001432B1 (ko) 1988-12-27 1989-12-27 광 검출장치
EP19890313629 EP0376708A3 (en) 1988-12-27 1989-12-28 Light detecting apparatus

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