JPH02173422A - 錠止装置付き同期継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ；　の１ 本発明は、「特許請求の範囲」第１項の上位概念の記載
による鎖錠部材を備えた同期継手に関するものである。

従ｊ！口支韮− 例えば、スイス特許第４９９．７３５号から公知である
ような機械的同期歯車継手により、駆動機械が、回転数
、又は、回転モーメントを監視しなければならないこと
無しに、自動的に連結及び解放されることが出来る。こ
の場合、同期作動の間、同期スリーブが、つめ両歯車の
歯によって軸方向にしゆう動され、また、解放の際には
、ねじ込み運動が、つめを介して継手スターへ伝達され
る。これにより、はすば歯車を有するねし込み歯車が、
かみ合い、軸方向の止めによって、回転モーメントを伝
達する。

被駆動部材の回転方向の変更、又は、加速の際には、解
放過程が、それ自体で導入される。しかしなから、この
解放過程が、継手スター及び被駆動軸が、それぞれ、平
歯車として実施されている調整歯車及び鎖錠歯車を介し
て積極的に相互に連結される時に、阻止されることがあ
り得る。

しかしながら、この場合、鎖錠歯車が、機械的な意味に
おいて、一つの継手を形成していることは、欠点である
。これにより、逆運転の場合に、回転モーメントが、機
械的に不確定な、鎖錠歯車及び継手歯車から形成される
二重継手を介して伝達される。

それ故、この運転様式は、単に、短期間許されるだけで
ある。規則正しく現れる交替する運転回転モーメントは
、歯車及び同期スリーブ軸受の摩耗の危険のために、許
されることは出来ない。

更に、ドイツ公開特許節２４３０６１５号公報から、軸
方向に相互に可動である２個の継手部分及び回転モーメ
ントを伝達する１個の中間部材から成り立っている軸継
手において、中間部材と、両方の継手部分のそれぞれと
の間に、それぞれ、異なったピッチを有すると共に回転
モーメントの伝達の際に、継手部分を一緒に引っ張る力
を生成するように配置されたはすば歯車を設けることが
、公知となっている。この場合、中心法めは、継手部分
における対応する円すい面を介して行われる。回転モー
メントは、単に、一つの方向に可能であるだけである。

それ故、本発明の課題は、簡単な構造で、問題無く、交
替する回転モーメントにより駆動される「特許請求の範
囲」第１項記載の上位概念による同期継手を得ることに
あるものである。

た この課題は、「特許請求の範囲」第１項記載の下位概念
による構成により解決される。

本発明の他の実施態様は、以下の説明及び「請求項」２
〜５の記載から分かるところである。

このような同期継手は、例えば、組み合わせ駆動装置又
は逆転駆動装置を有する船舶駆動装置において利用可能
である。なぜならば、駆動の種類（発進運転、クルージ
ング運転、低速運転、又は、スクリューの逆転）に関係
して、２個の直列に接続された同期継手が、回転方向に
は無関係に、回転モーメントを伝達ないしは自由に作動
することが出来なければならないからである。また、こ
のようなあ同期継手は、呼称荷重運転においては、機械
的に短絡される水力駆動継手に関連して使用されること
も出来る。

去−」虹−」を 以下、本発明を、その実施例を示す添付図面に基づいて
、詳細に説明をする。

図示された継手は、内側に平歯車２を有している駆動側
継手ボス１を含んでいるが、この平歯車２に、継手ホス
１に対して軸方向にしゆう動可能な継手スター３が、対
応する平歯車４を介してかみ合っている。継手スター３
の内部には、それに対して回転可能に同期スリーブ５が
あるが、このスリーブ５は、継手スター３に、つめ車歯
車６を介してかみ合っている。同期スリーブ５は、継手
スター３を軸方向に支持している。同期スリーブ５は、
被駆動軸８の中空軸部分７の上に回転自在に配置されて
おり、また、被駆動軸８と、粗ねじ９を介して係合して
いる。中空軸部分７は、継手スリーブ５に隣接してフラ
ンジ１０及び対向している端部に、止め１１を有してお
り、これらのフランジ１０及び止め１１は、同期スリー
ブ５及び継手スター３のある予定された長さの全体の軸
方向行程を限定している。中空軸部分７と、同期スリ−
ブ５との間には、環状室１２かあるが、この環状室１２
は、穴１３を介して、中空軸部分７の内部に連結されて
おり、また、その中に油を供給される。

継手スター３は、周辺の上に分割された１個、又は、多
数の室を含んでおり、これらの室の中には、つめ１４が
、緩く、又は、はね張力の下に、入れられている。

つめ１４の鼻は、つめ型歯車６の上に、遠心力作用及び
（又は）はね張力により、軽く押圧されている。同期ス
リーブ５が、継手ボス１よりも、より速く回転している
限りは、つめ型歯車６は、つめ１４の下を自由に離れる
ように滑る。しかしながら、相対回転が逆にされると、
すなわち、継手ボス１が、同期スリーブ５よりも、より
速く回転し始めると、つめ１４の一つを、直ちに、つめ
型歯車６に引っ掛け、継手ボス１と、同期スリーブ５と
の間に積極的な係合を生成する。

更に、鎖錠ソケット１５が、設けられているが、この鎖
錠ソケット１５は、被駆動軸８に対して軸方向にしゆう
動自在ではあるが、放射方向には固定されている。鎖錠
ソケット１５は、はね１６の予張力に抗して、被駆動軸
８の止め１７ａに向かってしゆう動可能であると共に、
例えば、流体的に操作可能な切り換えフォーク１８、又
は、流体的に操作可能なエキセンによって働かせられる
外部の操作力により、反対方向に止め１７ａに向かって
、ある予定された行程を軸方向にしゆう動可能となって
いる。鎖錠ソケット１５は、被駆動軸８に、調整歯車１
９を介して、係合している。その上、鎖錠ソケット１５
は、それに対して軸方向に間隔を置いて、鎖錠歯車２０
を有しているが、この鎖錠歯車２０は、継手スター３の
対応する歯車２１とかみ合い可能となっている。

追加して、継手スタ一体３は、その被駆動軸８に向いて
いる端部に、ねし込み歯２２を有しているが、このねじ
込み歯２２は、被駆動軸８の、対応している、正面側を
面取りされているねし込み歯２３を、止め１１に隣接し
て設けられている。

鎖錠歯車２０．２１及び調整歯車１９は、次のように、
すなわち、鎖錠歯車２０．２１及びねじ込み歯２２．２
３が、鎖錠状態において、ヘリングボーン歯車を形成す
るように、はず歯を設けられている。

被駆動軸８が、継手ホス１により静止しており、継手ス
ター３が押圧されていない、すなわち、ねじ込み歯２２
．２３が、かみ合っていないものと仮定する。

つめ１４を有している継手スター３は、同様に、回転し
ない。被駆動軸８は、同期スリーブ５と一緒に回転する
が、同期スリーブ５は、つめ１４の下部を自由に回転す
る。環状室１２の中は、被駆動軸８の回転により生成さ
れて油圧が支配しており、また、同期スリーブ５を介し
て、継手スター３を係合から解放した状態に保持する。

今や、駆動軸が、既に回転している被駆動軸８に結合さ
れるべきであるならば、駆動機械は、対応して加速され
る。同期及び結合は、継手ボス１及び継手スター３が、
つめ１４により回転されることにより、行われる。継手
ボス１か、被駆動軸８よりも、より速く回転し始めるや
否や、つめ型歯車６と、つめ１４との間の相対的回転数
が、逆となる。つめ１４の一つは、つめ型歯車６のいず
れかの歯に引っ掛かり、継手ホス１と、同期スリーブ５
との間の積極的な連結を作り、それ故、粗ねじ９を介し
て、同期スリーブ５、従って、継手スター３の、止め１
１の方向へのねし運動を生じさせる。継手スター３は、
止め１１に向かって強固に進む。ねじ運動の軸方向の成
分は、直接的にか、又は、弾性的部材を介してか、継手
スター３に伝達される。

上記の仮定された最初の状態においては、第２ａ図に示
されるように、鎖錠ソケッ）・１５は、その」二に作用
をしているばねの予張力のために１、止め１７ｂに接し
ている。駆動装置が、被駆動装置を追い越し始め（第２
ｃ図）、継手スター３がねじ状に動かされる時は、ねじ
込み歯車２２．２３は、かみ合い、一方、鎖錠歯車２０
，２］の歯は、端面側において相互に接触し、これによ
り、調整歯車１８を介して案内された鎖錠ソケット１５
は、継手スター３に対して反対のねじれ線の上を動かさ
れるようにする（第２ｃ図）。ねじ込み歯車２２か、止
め１１に到達した時は、鎖錠歯車２０２１においては、
歯が、歯溝に向かっている。それ故、ばね力に抗して後
方へ押圧された鎖錠ソケット１５は、はね力の下にばち
んと掛かり、これにより、鎖錠歯車２０．２１が、かみ
合うようになる（第２ｄ図）。

鎖錠状態においては、ねし込み歯車２２．２３は、鎖錠
歯車２０．２１と一緒に、ヘリングボーン歯車を形成す
る。前進駆動の際には、回転モーメントの伝達は、本質
的に、ねじ込み歯車２２．２３及びそれらの端面側の止
め１１を介して行われる。後進駆動の際には、回転モー
メントは、両方のへリングボーン歯車２０．２１及び２
２．２３の上に分割され、この場合、ねじれ角度の対応
する選択の下に及び歯車の異なった大きさのピッチ直径
を考慮の下に、はぼ−様な分割が、達成されることが出
来る。

同一のねじれ角度においては、継手スター３は、軸方向
に自由に調節されることが出来る。歯のねじれにより生
成される軸方向力は、反対方向に働く。それらの軸方向
力は、後進駆動においても、また、継手の駆動側と強固
に連結されたままである継手スター３を、中心決めする
。形成された、ヘリングボーン歯車の自動的な中心決め
作用は、継手スター３を、放射方向において固定して置
く。つめ車歯車６の領域内に設けられる滑り軸受は、負
荷を釈放される。

係合の解放過程は、ねじ込み歯車及び鎖錠歯車２０．２
］−，２２，２３の負荷を解放された後部の歯面におい
て、導入される。鎖錠ソケット１５は、外部の操作力（
切り換えフォーク１８）により解放される（第２ｅ図）
。駆動側の加速の際には、継手スター３は、つめ車歯車
６を介して解放される（第２ｆ図）。外部の操作力の解
除の後、鎖錠ソケット１５は、再び、運転の準備状態に
ある。

１１α肱１ 本発明は、上記のような構成及び作用を有しているので
、簡単な構造を有し、しかも、問題無しに、交替する１
〜ルクを伝達することが可能である同期継手を提供する
ことが出来るという効果を、発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、鎖錠装置を備えた歯車継手を、自由回転状態
において示ず略断面図、第２ａ〜Ｚｆ図は、第１図に示
す継手における結合過程なしは解放過程を示す略図であ
る。 １・・・継手ボス、３　継手スター、５・・・同期スリ
ーブ、６・・つめ車歯車、８・・・被駆動軸、９・粗ね
じ、１５・・・鎖錠ソケット、１８・・・操作装置、１
９・・・調整歯車、２０．２１・・・鎖錠歯車、２２．
２３・・・ねじ込み歯車。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、平歯車を有する継手ボス（１）と、これに対して軸
   方向にしゆう動可能であり且つそれと係合する継手スタ
   ー（３）と、継手スター（３）の中に軸方向に保持され
   ると共にこれとつめ歯歯車車の歯（６）を介してかみ合
   っている同期スリーブ（５）とを有しており、同期スリ
   ーブ（５）は、粗ねじ（９）を介して被駆動軸（８）に
   軸方向にしゆう動自在に係合しており、この場合、鎖錠
   歯車（２０）が、継手スター（３）の対応する歯車（２
   １）とかみ合い可能に且つ駆動軸側及び継手スター側に
   、かみ合い可能である鎖錠歯車（２２、２３）を設けら
   れている同期継手において、被駆動軸（８）に調整歯車
   （１９）を介して、被駆動軸（８）に対して、ある予定
   された軸方向の行程だけ調節可能にかみ合っている鎖錠
   ソケット（１５）が設けられており、この場合、調整歯
   車（１９）及び鎖錠歯車（２０、２１）は、はすば歯車
   として次ぎのように、すなわち、鎖錠歯車（２０、２１
   ）及びねじ込み歯車（２２、２３）が、一緒に、鎖錠状
   態において、ヘリングボーン歯車を形成するように形成
   されていることを特徴とする同期継手。 ２、ヘリングボーン歯車（２０、２１及び２２、２３）
   の傾斜角度が、異なった大きさのピッチ直径を考慮して
   、次ぎのように、すなわち、逆運転の場合に、回転モー
   メントが、はすば歯車の上に一様に分割されるように選
   択されている請求項１記載の同期継手。 ３、ヘリングボーン歯車（２０、２１及び２２、２３）
   の傾斜角度が、同一である請求項１又は２記載の同期継
   手。 ４、鎖錠ソケット（１５）が、被駆動軸（８）に対して
   、継手スター（３）の方向に弾性的に張力を加えられて
   いる請求項１、２又は３記載の同期継手。 ５、鎖錠ソケット（１５）の軸方向のしゆう動のための
   外部の操作装置（１８）が、係合を外すために設けられ
   ている請求項１〜４のいずれかに記載の同期継手。